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漢検の日程と申し込み—2027年2月14日の検定と締切、受検のしかた|武蔵野個別指導塾

2026年度第3回の検定は2027年2月14日(日)で、個人の紙の受検の受付は2026年12月4日 9:00 に始まります。先着順なので、締切を待たない人から席が決まっていきます。
| 項目 | 2026年度 第3回(公開会場の紙の受検) |
|---|---|
| 検定日 | 2027年2月14日(日) |
| 個人の受付の始まり | 2026年12月4日 9:00(先着順) |
| 個人の受付の終わり | 2027年1月10日 23:59 |
| 合否の公開 | 3月中旬の予定 |
| 検定料(税込) | 8〜10級 3,200円/5〜7級 3,700円/準2級・3級・4級 4,200円/2級 5,200円/準1級 6,200円/1級 6,700円 |
動く日は 12月4日です。1月10日まで待つ理由はありません。先着順の受付では、早い人から席が決まっていきます。学校や塾を通して受ける団体の受検は、この表の受付期間ではなく、窓口が示す日に従ってください。
よくあるのは、冬休み前の学校の掲示板の前で足が止まる、という場面です。部活の予定表と保健だよりのあいだに、漢検のお知らせが画びょうで留めてあります。友だちに「受ける?」と聞かれ、帰り道にスマートフォンで「漢検 日程」と打ちます。知りたいのは 3 つだけです。いつ受けるのか、いつまでに申し込むのか、いくらかかるのか。紙の端がめくれて読みにくかった 2 文字は「締切」で、その「締」は 3級の範囲に入る字です。
試験のかたち
図1は、受付の始まりから合否の公開までを、実際の日数の比で並べた時間軸です。受付は 12月4日 9:00 に始まり、1月10日 23:59 に終わります。そのあいだが 37日です。締切から検定日までは 35日で、ちょうど 5週間にあたります。

下の 2 本の帯を見比べてください。12月4日に申し込んだ人には検定まで 72日あり、1月10日に申し込んだ人には 35日しかありません。同じ検定なのに、持ち時間はほぼ 2倍違います。受付期間の長さに気を取られると、この差が見えなくなります。
級ごとの条件は次の表のとおりです。検定料は税込で、公開会場の紙の受検の値です。
| 級 | 検定料 | 検定時間 | 合格基準 | 目安の程度 |
|---|---|---|---|---|
| 1級 | 6,700円 | 60分 | 200点満点の 80%程度 | 約 6000字が対象 |
| 準1級 | 6,200円 | 60分 | 200点満点の 80%程度 | 約 3000字が対象 |
| 2級 | 5,200円 | 60分 | 200点満点の 80%程度 | 高校卒業〜大学・一般程度 |
| 準2級 | 4,200円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 高校在学程度 |
| 3級 | 4,200円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 中学校卒業程度 |
| 4級 | 4,200円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 中学校在学程度 |
| 5級 | 3,700円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 小6 |
| 6級 | 3,700円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 小5 |
| 7級 | 3,700円 | 60分 | 200点満点の 70%程度 | 小4 |
| 8級 | 3,200円 | 40分 | 150点満点の 80%程度 | 小3 |
| 9級 | 3,200円 | 40分 | 150点満点の 80%程度 | 小2 |
| 10級 | 3,200円 | 40分 | 150点満点の 80%程度 | 小1 |
この表で見てほしい境目は 2 か所です。8級から 7級へ上がると、検定時間は 40分から 60分へ、満点は 150点から 200点へ延びます。同時に、検定料は 3,200円から 3,700円になり、合格基準は 80%程度から 70%程度へ変わります。条件が一度に動くので、小学生が級を上げるときは、まず 60分座って解けるかを家で試してみる価値があります。もう 1 か所は準2級と 2級のあいだで、検定料が 4,200円から 5,200円に、合格基準が 70%程度から 80%程度に上がります。基準に「程度」とついていることも、読み落とさないでください。点の線がぴたりと書かれているわけではなく、目安として示された数字です。
申し込みの手順と日程の最新は、協会の案内で確かめてください。
合格までの進め方
やることは 5 つで、順番に意味があります。受ける形によって締切が変わるので、級より先に形を決めます。
1. 受ける形を決める
図2のように、個人と団体では、窓口と会場と受付の日がそれぞれ違います。個人の紙の受検は、自分で申し込んで公開会場へ行きます。公開会場とは、個人で申し込んだ人が集まる会場のことです。団体の受検は、学校や塾が窓口になり、会場と締切もその窓口が示します。

最初に、担任か国語の先生に「この学校で受けられますか」と聞いてください。答えが「はい」なら、学校が示す日付と手順に従えば足ります。「いいえ」なら、個人の受付に回ります。先ほどの検定料の表は公開会場の紙の受検の値ですから、団体で受けるときの金額も窓口で聞きます。
2. 級を決める
級は、受けたい級のひとつ下の字で決めます。範囲は下の級の字を含んで積み上がるので、下が崩れていると上の級の準備が進まないからです。ひとつ下の級の字から 20 字を選んで書き、書けた数を見ます。目安として 15 字に届かないなら、その下の級から受けるほうが、2月14日までの計算が合います。受かりそうな級を探す作業ではなく、72日で届く級を探す作業だと考えてください。
3. 受付の朝を決める
12月4日は金曜日で、9:00 は多くの学校で授業が始まっている時間です。お子さまが受ける場合は、保護者が朝に手続きをするのか、帰宅後にするのかを前の週に決めておきます。級、受検する人の名前、希望する会場を 1 枚のメモにまとめておくと、当日に手が止まりません。手続きの最後には、受付が済んだことを示す知らせを確かめてください。途中でやめた申し込みは、申し込みに数えられません。
4. 72日を週に割る
12月4日から 2月14日までの 72日は、10週と 2日です。初めの 8週で新しく出る字を覚え、残りの 2週を直しに使うと、1 週の量が決まります。次の表の右の列は、1月10日に申し込んでから始めた場合です。35日のうち 2週を直しに残すと、覚える時間は 3週しかありません。
| 受ける級と新しく出る字 | 12月4日から 8週で割る | 1月10日から 3週で割る |
|---|---|---|
| 7級 202字 | 1 週 約 25字 | 1 週 約 67字 |
| 5級 191字 | 1 週 約 24字 | 1 週 約 64字 |
| 4級 313字 | 1 週 約 39字 | 1 週 約 104字 |
| 3級 284字 | 1 週 約 36字 | 1 週 約 95字 |
同じ字の数でも、始める日だけで 1 週の量は 2.7倍ほどに増えます。ここに、下の級で忘れた字が足されます。覚える順は、読みを先に、書きを後にします。読めない字を書く練習は、形をなぞるだけで終わるからです。週の終わりに、その週の字を何も見ずに書いて、書けなかった字だけを翌週の頭に送ります。
5. 当日の流れを前夜までに通す
図3は、前夜から合否の公開までの流れです。受検票で読む箇所は 3 つあります。会場名、集まる時刻、持ち物の欄です。持ち物は記憶で決めず、記載を上から読みながら 1 つずつ袋へ入れます。使える筆記具に決まりがあるか、写真を貼る欄があるか、時計をどうするかも、ここで確かめます。受検票が手元に無いまま検定の週に入ったら、すぐに問い合わせてください。

きょうだいで級が違うときは、始まる時刻が同じとは限らないので、1 枚ずつ読みます。会場までの道も前夜に地図で引いておきます。朝は家を出る前に時刻と会場名をもう一度見て、筆記用具が袋に入っているかを確かめます。初めての会場では、建物の入口を探すのに思ったより時間がかかるものです。着いたら受付を済ませて席を確かめ、説明を聞いてから解き始めます。終わったら、自信のなかった字をその日のうちにノートへ書き出してください。3月中旬まで待つあいだに、どの字で迷ったかは驚くほど早く消えます。
テストでの出方
掲示板の紙は、そのまま漢検の教材になります。お知らせに並ぶ語を級ごとに引くと、小学校の字と中学以降の字が、1 枚の紙に混ざっていることがわかります。
| 語 | 注目する字 | その字が入る級 | 習う時期 |
|---|---|---|---|
| 掲示 | 掲 | 3級 | 中学以降 |
| 締切 | 締 | 3級 | 中学以降 |
| 申し込み | 込 | 4級 | 中学以降 |
| 届く | 届 | 5級 | 小6 |
| 検定 | 検 | 6級 | 小5 |
| 受検票 | 票 | 7級 | 小4 |
| 先着 | 着 | 8級 | 小3 |
検定で聞かれる形は級によって違いますが、読み、書き取り、部首のように、同じ字を別の角度から確かめる問いが並びます。次の 3 問は、掲示板の語で作った例題です。家で解くときは時計を置き、表の検定時間で区切ってください。
例題 1(読み)。次の文の「掲示板」と「検定」の読みを、ひらがなで書いてください。
掲示板で検定の日を確かめる。
答えは「けいじばん」と「けんてい」です。「掲」の音はケイで、訓は「かかげる」です。掲示の「ケイ」と、目標を掲げるの「かかげる」を組にしておくと、音と訓が一緒に残ります。「定」には音がテイとジョウの 2 つあるので、定規のジョウと取り違えないようにします。
例題 2(書き取り)。次の文のカタカナの部分を、漢字 1 字で書いてください。
1月10日に受付をシめ切る。
答えは「締」です。部首は糸で、訓は「しまる」「しめる」です。同じ「シめる」でも、窓や戸には「閉」を使います。窓を閉め切る、受付を締め切る、と 2 つ並べて書くと、使う場面の違いが手に残ります。ひもを結んで固く留める形を思い浮かべると、糸との結びつきも見えてきます。
例題 3(部首)。「票」の部首を書いてください。
答えは「示」で、部首の名前は「しめす」です。上の形が目に入るので、そちらを答えたくなる字です。部首の問いでは、目立つ部分がそのまま部首とは限りません。「票」のように迷いやすい字は、覚えるときに部首まで一緒に辞書で引いておくと、本番で手が止まりません。音はヒョウで、投票の「票」です。
まちがえやすいところ
1 つ目は、「1月10日まではゆっくりでよい」という読み方です。先着順の受付に、ゆっくりしてよい日はありません。1月10日 23:59 は受付の終わりの時刻であって、希望の席が残っていることを約束する時刻ではないからです。希望の会場が埋まっていたら、遠い会場か次の回を考えることになります。そのうえ、この日まで待つと残りは 35日に縮みます。図1の下の帯が、短いほうです。
2 つ目は、掲示板の日付を個人の締切と読むことです。学校の掲示に書かれた日付は、学校が団体としてとりまとめる日かもしれません。その日を過ぎたからといって個人の受付まで終わったとは限らず、逆に、個人の受付が開いていても学校のとりまとめには間に合わないことがあります。紙の差出人を見てください。差出人が学校なら、それは学校の日付です。迷ったら、図2の「受付」の行に戻って、自分がどちらの列にいるのかを決めます。
3 つ目は、結果を使う日の計算です。合否の公開は 3月中旬の予定です。2月14日に受けても、3月中旬より前に出す書類には結果を書けません。提出物や願書の欄に級を書きたいなら、出す日と 3月中旬をカレンダーに並べてから、受ける回を選びます。しかも「予定」ですから、ぎりぎりの計算は避けてください。
確かめの問題
表と図を見ずに答えてください。
- 2026年度の第3回の公開会場の検定日は、何年何月何日ですか。
- 個人の紙の受検の申し込みは、いつからいつまでですか。受付の順番の決まりも答えてください。
- 準2級と 2級の検定料は、それぞれいくらですか。
- 6級と 9級の検定時間は、それぞれ何分ですか。
- 学校で受けることにしました。学校の掲示の日付と個人の受付の締切が違うとき、どちらに従いますか。
答え
- 2027年2月14日(日)です。
- 始まりは 2026年12月4日 9:00、終わりは 2027年1月10日 23:59 で、先着順です。
- 準2級は 4,200円、2級は 5,200円です。どちらも税込で、公開会場の紙の受検の値です。
- 6級は 60分、9級は 40分です。境目は 7級と 8級のあいだにあります。
- 学校の掲示の日付です。窓口が学校なので、窓口が示す日に従います。
5 問のうち 2 問目で手が止まった人は、手帳の 12月4日の欄に「9:00 受付」と書いて閉じてください。覚えるより、書いておくほうが確かな数字もあります。
次に確かめること
漢検のレベル一覧では、級ごとの程度と字の積み上がりを並べて比べられるので、級の決め直しがすぐに済みます。漢検の合格点では、「程度」と書かれた基準を自分の丸つけの結果とどう並べて読むかを確かめてください。漢検の勉強法では、週に割った字を 1 日の量と書く順番に落とし込み、直しに使う 2週の中身まで決めます。個別指導では、申し込む級のひとつ下の字を読みと書きに分けて抜き取り、崩れていた学年の字まで戻って確かめます。
まとめ
掲示板の紙は、いつかはがされます。手元に残るのは、メモに書いた 12月4日と、その日に動いたかどうかだけです。「締」の字がまだ書けなくても、申し込みはできます。書けない字は、申し込んだ後の 72日で書けるようにすれば足ります。受ける形を決め、級を決め、72日を週に割った人にとって、1月10日はもう関係のない日付です。
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