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共通テスト前日の過ごし方—勉強は何時までか、何時に寝るか、眠れないとき|武蔵野個別指導塾

問題集を閉じるのは布団に入る2時間前で、23時に寝る人なら21時です。1月15日は金曜で本番は土曜なので、電車は本番の日付で調べてください。
| 聞きたいこと | 答え |
|---|---|
| 勉強は何時までか | 布団に入る2時間前に閉じます。23時に寝る人なら21時です。 |
| 何を勉強するか | 自分の字で直した間違いだけを読みます。解いたことのない問題は開きません。 |
| 何時に寝るか | いつもの時刻です。普段が遅い人でも、早めるのは1時間までにします。 |
| 何時に起きるか | いつもの時刻です。最初の科目が13:00でも、朝寝坊の予定は立てません。 |
| 眠れないとき | 眠ろうとするのをやめて、目を閉じて横になります。翌朝の予定は何も変えません。 |
よくあるのは、1月15日の夕方、自室の机で手が止まるという場面です。窓の外はもう暗く、机の上には受験票と、何度も開いた問題集があります。昨日まで平気だった古文の助動詞が急にあやしく見えて、まだ解いていない1年分に手が伸びます。もう1回解けば、あと1点取れるのではないか。落ち着かないままスマートフォンを取り、「共通テスト 前日 過ごし方」と打ち込みます。知りたいのは心構えではなく、今から何時まで何をして、何時に電気を消すかのはずです。その順番は、明日の最初の科目の時刻から逆に決まります。
前日の時間割は、最初の科目の時刻から逆に組みます
1日目の始まりは、登録した科目で変わります。最初が9:30になるのは地理歴史・公民を2科目受ける人で、1科目なら10:40、受けない人は国語の13:00です。国語も受けないなら、英語リーディングの15:20になります。どれに当たるかは、受験票の登録科目で確かめてください。図1のように、9:30と13:00では3時間30分の差がありますが、英語リスニングまで受ける人の終わりはそろって18:20です。

図1の英語Rはリーディング、英語Lはリスニングで、赤い枠がその人の最初の科目です。ここから決まることが2つあります。1つ目は、13:00から始まる人も朝寝坊の予定を立てないことです。午前が空いているからと夜ふかしをすると、2日目の朝に響きます。2日目は理科を2科目受ければ9:30に始まるので、1日目だけ遅く起きる体にしておく意味がありません。2つ目は、いちばん早い9:30の人にとって、1日目は18:20まで8時間50分あるということです。前夜の目的は最初の1問を解くことではなく、最後のリスニングの音が聞こえる頭を残すことです。
そのうえで、1月15日の時間割を図2のように組みます。23時に寝る人の例で、上の段が学校のない日、下の段が学校のある日です。

| 時刻 | 学校がない日 | 学校がある日 |
|---|---|---|
| 9:00〜12:00 | 見直し | 学校(8:30〜15:30) |
| 13:00〜15:00 | 下見 | 学校 |
| 16:00〜18:00 | 見直し | 見直し |
| 18:30〜19:30 | 夕食 | 夕食 |
| 19:30〜21:00 | 見直し | 見直し |
| 21:00〜23:00 | 支度 | 支度 |
見直しは1日目の科目から先に置きます。2日目の科目は1月16日の夜にも読めますが、1日目の科目を読めるのは今日で最後だからです。寝る時刻が違う人は、21時の線をそのままずらしてください。0時に寝る人なら22時、22時に寝る人なら20時です。2時間の内訳は、荷物の確認に30分、入浴に30分、残りの60分は何もしない時間です。
解いたことのない問題を開かない理由
理由は気合いの問題ではなく、時間の計算です。もう1回解けば1点取れるという読みは、その1回で間違えた問題を直す時間まで含めて初めて成り立ちます。国語を1年分解けば90分かかり、丸付けと直しに同じだけかければ180分が消えます。図2の学校がある日なら、夕食の前後の見直しは2時間と1時間30分で、合わせて210分しかありません。1年分を解いた時点で、ほかの科目に残るのは30分です。
それだけではありません。前日に初めて見た問題で間違えると、直しきれないまま夜を迎えます。布団の中で思い出すのは、解けた問題ではなく、解けなかった問題です。新しい解き方を覚えるのも危うい話で、本番で手順が2つ浮かぶと、選ぶだけで時間がかかります。しかも明日出るのはその問題ではありません。
では何を読むのか。基準は1つで、自分の字が入っている物だけです。模試の直し、間違いノート、自分で書いた公式や語句のメモ。そこには、あなたが実際につまずいた場所だけが残っています。活字しかないページは、どれだけ不安でも開きません。古文の助動詞があやしく見えたなら、文法の本を最初から読み直すのではなく、模試で間違えた1か所に戻ります。
それでも手を動かさないと落ち着かない人は、一度解いて間違えた大問を1つだけ解き直してください。時間は計らず、点数も付けません。前日に知りたいのは解く手順を体が覚えているかどうかで、いまの実力ではないからです。
下見は土曜の時刻表で、夕食はいつもの時刻に
下見で確かめるのは、乗り換えのホームと駅の出口、駅から門までの道と歩く時間の2つです。構内や建物に入れるかどうかは会場によって違うので、入れなくてもかまいません。門の前まで歩ければ、朝の迷いはほとんど消えます。行くなら明るいうちに済ませ、図2のように15時には戻ります。寒い中を歩き回って夕方の見直しを削っては本末転倒です。
見落としやすいのは曜日です。1月15日は金曜日で、本番の1月16日は土曜日、1月17日は日曜日です。平日と土日では電車の本数が変わることがあるので、金曜に乗った電車が土曜にも同じ時刻で来るとは限りません。乗り換えの検索は必ず日付を本番の日に合わせ、乗る電車とその1本前を紙に控えてください。2日目は最初の科目の時刻が変わる人もいるので、1月17日の分も別に調べます。
学校があって行けない人は、地図で駅の出口から門までをたどり、道順を紙に書いてかばんに入れれば足ります。夕方から出かけて暗い道を確かめても、得られるものは多くありません。
夕食は普段どおりが軸です。時刻もいつもと同じにし、験担ぎで普段食べない物を並べる必要はありません。食べ慣れない物や傷みやすい物を避ける程度で十分で、今夜のひと皿で点数は動きません。ご家族にできるのも、特別な献立ではなく、いつもの時刻に食卓を用意することです。お子さまの箸が進まなくても、その場で追いかけないでください。
何時に寝るか、眠れない夜をどう受け止めるか
寝る時刻はいつもと同じです。早く寝れば得だと考えて2時間も3時間も早く布団に入ると、目がさえたまま天井を見ることになり、眠れなかったという記憶だけが残ります。普段1時に寝ている人でも、今夜動かせるのは0時までです。先に決めるのは起きる時刻で、こちらもいつもと同じにし、目覚ましを2つ、手の届かない場所に置きます。
問題集を閉じてからの2時間は、明日のための時間ではなく、今日を終わらせるための時間です。荷物をかばんに詰め、湯冷めしないうちに寝る部屋へ戻ります。残りの60分は、問題を解くこと以外なら何でもかまいません。ただしスマートフォンは机に置きます。友人の「あと1年分やる」という投稿は、2日目が終わるまで読まなくて困りません。
それでも眠れない夜はあります。大事な試験の前に眠れないのは失敗ではなく、明日を大事にしている人に起きることです。図3の順に動いてください。

まず時計を見ません。残りの時間を計算すると、焦りが増えるだけです。次に、眠ろうとするのをやめて、目を閉じて横になります。苦しくなったら一度布団を出て、暗めの部屋で座り、眠くなったら戻ります。この間も問題集は開きません。そして図3のいちばん下がすべてです。眠れなかった朝も、起きる時刻、朝ごはん、乗る電車を変えません。二度寝で取り返そうとする朝がいちばん危ないからです。目覚ましが鳴ったら起きて、控えた電車に乗ります。試験が始まれば、意識は目の前の問題に引っ張られていきます。
学校がある日の組み方
1月15日は金曜日なので、授業や登校日が入っている高校もあります。扱いは学校ごとに違うので、まず学校の予定を確かめ、休むかどうかは担任の先生に相談してから決めてください。行く日には利点もあります。いつもの時刻に起き、いつもの電車に乗り、朝から体を動かす流れが、そのまま本番の朝の予行になります。
学校での過ごし方は単純です。授業は受け、休み時間に自分の字のメモを1枚読みます。「何年分解いた」「全然やっていない」という話には加わりません。どちらも、聞いたところで明日の点は動かないからです。せきをしている人の近くに長くいない、帰ったら手を洗う、といった当たり前のことも、この日は普段より丁寧に行います。
帰る前に確かめたいのが、机とロッカーです。筆箱、鉛筆削り、時計、上着を学校に置いたまま帰ると、夜の玄関で探し回ることになります。学校から持ち帰るように言われている物があれば、それもかばんに入れます。放課後は寄り道をせず、友人と集まって勉強する約束も入れません。
家に着いてからは、図2の下の段のとおりです。使える時間は16:00〜18:00と19:30〜21:00で、読むのは1日目の科目だけに絞ります。下見は切り、地図で済ませます。学校のない人は、図2の上の段をそのまま使ってください。下見に行かなかったことで点は減りませんが、帰宅後に出かけて見直しと眠りの時間を削れば、減る恐れがあります。
よくある質問
共通テストの前日は勉強しないほうがいいですか
勉強はします。ただし解くのではなく読みます。普段机に向かっている人が丸1日手を止めると、空いた時間に不安が流れ込みます。布団に入る2時間前までは、自分の字で直した物を読んでいるほうが、かえって落ち着きます。過去問も、解いたことのない年度は開かず、すでに解いた年度の大問1つまでにします。点数で気持ちを確かめたくなる夜ほど、点数は出さずにおきます。
前日に熱が出たらどうすればいいですか
熱があるときや、何日も続けて眠れないときは、医療機関を受診して、明日受けられるかどうかも含めて相談してください。欠席するしかないと決まったら、受験票に載っている問合せ先の大学へすぐ連絡し、追試験の申請をします。追試験は2027年1月23日(土)・24日(日)です。
受験票が夜になって見つからないときは
夜中まで探し続けないでください。受験票を忘れたり無くしたりしても、試験場本部で仮の受験票の交付を受けられます。かばんと机を一度ずつ確かめて見つからなければ、マイページからもう一度印刷します。印刷できなければ、翌朝は少し早く家を出て、会場に着いたら試験場本部へ向かいます。眠りを削ってまで探す必要はありません。
1日目が終わった夜も同じでいいですか
同じです。1月16日の夜も、閉じる時刻と起きる時刻を変えません。2日目の始まりは、理科2科目が9:30、理科1科目が10:40、数学①が13:00です。1日目の答え合わせは2日目が終わるまで待ちます。いま点を知っても、直せる問題はもう1問もないからです。
チェック表
寝る前に印刷して、上から印を付けてください。持ち物の細部は年度で変わるので、受験票と一緒に必ず読む『受験上の注意』が最優先です。ここに載っていない物が書かれていれば、そちらに従います。
| 場所 | 確かめること | 印 |
|---|---|---|
| かばん | 印刷した受験票と顔写真つきの身分証を入れた | □ |
| かばん | 黒鉛筆(H・F・HB)を削って入れた | □ |
| かばん | プラスチックの消しゴムと鉛筆削りを入れた | □ |
| かばん | 時計(時計の機能だけのもの)を入れた | □ |
| かばん | 駅の出口から門までの道順と、控えた電車の紙を入れた | □ |
| 台所 | 昼食と飲み物の用意を決めた | □ |
| 玄関 | 上着を出した。上履きは受験票の表示を確かめた | □ |
| 机 | 1日目と2日目の最初の科目の時刻を紙に書いた | □ |
| 机 | 電車を1月16日と1月17日の日付で調べた | □ |
| 机 | 問題集を閉じる時刻(布団に入る2時間前)を書いた | □ |
| 机 | 目覚ましを2つ、いつもの起きる時刻に合わせた | □ |
| 机 | スマートフォンを手の届かない場所に置いた | □ |
今夜できることと個別指導で確かめること
今夜できることは2つです。1つ目は、受験票で自分の最初の科目を確かめ、問題集を閉じる時刻と起きる時刻を紙に書いて机の前に貼ること。2つ目は、模試の直しと間違いノートから、1日目の科目で自分の字が残っているページに付せんを貼り、前日に読むのはそこだけと決めることです。どちらも問題を解く作業ではないので、今夜の眠りを削りません。個別指導では、直前に出た質問ほど新しい解き方を足さず、その問題を最初に間違えた日の直しまで戻って、どの行で手が止まったのかを確かめます。
まとめ
問題集を閉じても、あなたの力は減りません。直した間違いは自分の字で残っていて、鉛筆は削ってあり、受験票はかばんの中にあります。眠れたかどうかは、朝になって数えなくてかまいません。目覚ましで起き、控えた電車に乗り、席に着いてください。最初の1問を開く手は、昨夜何時間眠ったかを覚えていません。
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