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【高校英語 読解】比較表現の読み方を図解で総まとめ—no more than・比較の省略・倍数・最上級の言い換え|武蔵野個別指導塾

【高校英語 読解】比較表現の読み方を図解で総まとめ—no more than・比較の省略・倍数・最上級の言い換えのアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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比較の相手と尺度を補う手順を、数量の図と空所補充・並べ替えで確かめます。2本の短い英文を読み、倍数や否定を含む比較から、本文が述べている範囲を正確につかみましょう。

よくあるのは、定期テスト前の自習室の白板の前で、比較を含む英文を訳せたつもりなのに、「何と何を比べているのですか」と聞かれると手が止まるという場面です。「より」「同じくらい」と訳語を当てても、比較する相手を取り違えると、本文とは違う内容になります。否定語が加われば、数字が実際の数量なのか上限なのかまで見失いがちです。

比較の読解で先に決めたいのは、日本語の言い回しではなく、対象と尺度です。対象は比べる2つのもの、尺度は長さ・時間・便利さなどの比べる観点を指します。この2つをそろえてから、省かれた語と否定の働きを確かめれば、長い英文でも意味を順に組み立てられます。

この単元では、比較表現を含む一文から短い段落へと読み進めます。数量を小さく評価する表現と上限を示す表現を区別し、倍数の基準を取り出し、最上級の言い換えがどこまで同じ意味になるかを説明できるようにしましょう。

この単元で身につけること

前の単元で扱う不定詞と動名詞の読み分けと同じく、語の形を見つけた後に、そのまとまりが文全体で何を述べているかへ戻ることが出発点です。比較表現だけを丸で囲んで終えるのではなく、前後の名詞と、評価される性質まで結び付けて読みましょう。

基本の考え方

比べる相手と、補う内容を先に決める

比較級は性質の程度に差をつける形、原級は比較級に変化させる前の形です。中学で習った than と as … as を見つけたら、まず前後の対象を探します。ただし、後半が短いからといって、目に見える名詞だけを機械的に対応させてはいけません。

Ken reads faster than Yuki does.

ケンはユキより速く読みます。

後半の does は、前半の reads に対応します。比べているのはケンという人とユキという人の大きさではなく、2人が読む速さです。頭の中では後半を「ユキが読む速さより」と広げれば十分です。英文を書き直すために語を足すのではなく、比較の中身を見えるようにしているのです。

This room is larger than the one upstairs.

この部屋は上の階の部屋より広いです。

one は前に出た名詞の繰り返しを避ける代名詞で、ここでは room を受けます。「上の階」そのものと部屋を比べるのではありません。the one upstairs 全体が「上の階の部屋」という一方の対象です。修飾語を先に日本語へ移そうとせず、何を説明する部分なのかを押さえましょう。

The width of this desk is greater than that of the old desk.

この机の幅は古い机の幅より大きいです。

that は width の繰り返しを避けています。左が「この机の幅」なら、右も「古い机の幅」にそろえます。人・物だけでなく、その性質や数値が比較の対象になることに注意してください。「何の何」を比べているかを日本語で短く書くと、対応がずれにくくなります。

Emma likes tea more than Tom does.

エマはトムよりもお茶が好きです。

この文では、トムがお茶を好きな程度よりも、エマがお茶を好きな程度のほうが高いと読めます。次の文では後半の内容が変わります。

Emma likes tea more than she likes coffee.

エマはコーヒーよりもお茶が好きです。

今度はエマ1人について、2種類の飲み物への好みを比べています。than の直後に誰が何をするのかが示されていれば、そこを読み飛ばさないことが決め手です。省略がある英文でも、前後の文脈で相手が決まらなければ、1つの読みを勝手に確定させず、続く説明を待ちます。

数量の上限と「少ない」という評価を分ける

The box contains no more than five cards.

その箱にはカードがたった5枚しか入っていません。

この文を、実際の枚数を報告する文脈で読むと、5枚という数量に「それだけしかない」という評価が加わります。一方、次の文は規則としての上限を述べています。

Each box may contain not more than five cards.

各箱に入れてよいカードは多くても5枚です。

こちらは1枚でも4枚でも5枚でも規則に収まります。6枚は収まりません。「5枚以下」と読めても、実際に何枚入っているかは決まりません。no more than はしばしば only に近い「たった」の意味を表しますが、常に実数がちょうどその数だと決めるのは危険です。規則や許可の文では、no more than も上限を示せます。

You may take no more than five cards.

カードは5枚まで取ってかまいません。

may take が許可を述べているため、これは「必ず5枚取る」という指示ではありません。語句の対応を暗記した後、報告なのか、制限なのかを動詞や前後の文で確認するところまでが読解です。設問で実数を問われたら、上限しか書かれていないのに数字を確定させないようにします。

図1のように、上限5枚を表すときは、5を含む小さい側を示します。塗られた範囲は許される枚数の範囲で、実際の枚数を示す点ではありません。カードの枚数なので取り得る値は整数ですが、図では範囲の向きを見やすくするために帯で示しています。

図1 カードの枚数の上限と許される範囲を示す数直線

2つを否定する比較と、集団の中の比較

A whale is no more a fish than a horse is.

馬が魚でないのと同様に、クジラも魚ではありません。

これは高校英語でクジラ構文と呼ばれる代表的な形です。後半の is の後ろには a fish が省かれています。「馬が魚である」という成り立たない内容を基準にして、クジラについても同じ分類を否定しています。クジラと馬のどちらが魚に似ているかを比べているのではありません。

A picture of a meal is no more a real meal than a map is a real road.

地図が実際の道路ではないのと同様に、食事の写真も実際の食事ではありません。

このように、後半の明らかに成り立たない内容を確認してから、前半にも否定を戻すと読めます。ただし、no more … than を見つけるたびに両方を否定するわけではありません。数字が続く上限の表現と、性質や分類の成立を否定する表現を、文の中身によって区別します。

No other room in this building is as quiet as this room.

この建物のほかのどの部屋も、この部屋ほど静かではありません。

これは原級を使って最も程度が高いことを表す文です。no other room で比較対象からこの部屋自身を外し、そのほかの部屋が同じ静かさに達していないと述べています。範囲は in this building なので、町中のすべての部屋まで広げることはできません。最上級はある集団の中で程度が最も高いことを表す形ですが、順位だけでなく集団の範囲を読む必要があります。

例題で使い方を確かめる

例題1 比較される性質を空所に戻す

空所に that または those を入れてください。どちらを選ぶかだけでなく、何の代わりに使うのかも考えましょう。

The height of this shelf is greater than (____) of the shelf by the door.

この棚の高さは、ドアのそばの棚の高さより大きいです。

  1. 前半の比較対象を取り出します。The height of this shelf なので、比べる性質は棚の高さです。
  2. 後半も高さにそろえます。of the shelf by the door はどの棚の高さなのかを説明し、空所には height に対応する語が入ります。
  3. height はこの文では単数の名詞なので、複数に対応する those ではなく that を選びます。

解き終えたら、「この棚はドアより高い」と読んでいないか確かめます。by the door は後半の棚を説明する語句です。長い名詞のまとまりを最後まで取るだけで、比較の相手がすり替わるのを防げます。

答え: that

例題2 倍数の基準をそろえて並べ替える

次の語句をすべて1回ずつ使い、「このリボンはあのリボンの3倍の長さです」という英文を作ってください。最初の語は大文字にします。

語句: this ribbon / is / three times / as long as / that one

  1. 主語と動詞を先に置きます。比べたい側は this ribbon で、その長さを述べるので is を続けます。
  2. 倍数を表す three times を as long as の前に置きます。「どれほどの長さか」を先に示し、比較の基準へつなぎます。
  3. 基準となる that one を後ろに置きます。one は ribbon を受け、あのリボンの長さを1として読めます。

完成した英文の日本語訳は「このリボンはあのリボンの3倍の長さです」です。図2のように、基準のリボンが20 cm、このリボンが60 cm なら、60を20で割って3になります。長さの差は40 cm で、比とは別の量です。

図2 基準のリボンとその長さの3倍のリボンの対応

図2では横棒の長さを同じ縮尺で描いています。as long as がそろえているのは長さなので、幅や重さには何も述べていません。また、「3倍長い」という日本語だけでは増加分を指すのか総量を指すのか迷うことがあるため、ここでは「長さが3倍」と整理します。英文の基準側を1に戻せば、差と比の混同を避けられます。

答え: This ribbon is three times as long as that one.

例題3 短い英文を読み、数量の空所を埋める

次の英文を読み、展示机にあるランプの数と、机の長さの比を確かめてください。空所には数字を入れます。単語ごとの訳を並べるより先に、実際の展示と、安全上の制限を分けておきましょう。

Ken and Yuki are preparing a display of small lamps. The new table is twice as long as the old one, but it is no wider. Ken expects to see many lamps on it. When he arrives, however, the table holds no more than four lamps. He thinks the display looks rather empty. Yuki explains that each lamp needs space around it. For safety, visitors may place not more than six lamps on the table. This limit does not mean that six lamps must always be there. The longer table gives them room to show the lamps clearly, rather than a reason to fill every corner.

ケンとユキは小さなランプの展示を準備しています。新しい机は古い机の2倍の長さですが、幅はそれより広くありません。ケンはその上にたくさんのランプがあるだろうと期待しています。しかし、彼が到着すると、机にはたった4個のランプしか置かれていません。彼は展示がかなり空いて見えると思います。ユキは、それぞれのランプの周りに空間が必要だと説明します。安全のため、来場者が机に置いてよいランプは多くても6個です。この制限は、いつも6個のランプがなければならないという意味ではありません。長くなった机は、隅々まで埋める理由ではなく、ランプを見やすく展示するための余裕を与えてくれます。

設問: 到着時のランプは(ア)個、規則上の最大数は(イ)個、古い机の長さを1とすると新しい机の長さは(ウ)です。

  1. アは到着時の実際の展示を述べる文から取ります。期待より少なく、空いて見えるという前後の説明があるため、no more than four を「たった4個」と読みます。
  2. イは may place と For safety に着目します。置くことのできる上限を示すので6個です。展示されている数と同じとは限りません。
  3. ウは twice as long as を読みます。基準は the old one ですから、古い机の長さの2倍になります。

no wider は「幅も2倍」という意味ではありません。新しい机の幅が古い机の幅を超えないことを示し、この一文だけでは等しいのか狭いのかまでは決まりません。長さの比が読めても、面積の比を同じ2倍と即断しないことが必要です。結末では、空間を埋めることではなく見やすく展示することに話が戻ります。数値だけを拾わず、それが段落の目的とどう結び付くかまで読みましょう。

答え: ア4、イ6、ウ2

例題4 原級を使って和文英訳する

「この3つの箱のうち、ほかのどの箱も赤い箱ほど重くありません」を、No other box で始め、as … as を使って英語にしてください。比較の範囲が3つの箱であることも文に入れます。

  1. No other box を主語にします。other によって、基準となる赤い箱以外の箱を取り上げます。
  2. among these three を添えます。比べているのが目の前の3つだと示し、すべての箱についての主張に広げません。
  3. is as heavy as the red box を続けます。主語の否定と合わせて、ほかの箱が赤い箱と同じ重さに達しないという意味になります。

読み直すと、赤い箱より重い箱がないだけでなく、同じ重さの別の箱もないことが読み取れます。単に「最も重い」と述べる文は文脈によって同率も許すため、言い換えでは同率に関する情報が増えていないかも確かめます。試験問題の定型を使うときにも、この意味の差を知っておくと内容一致の判断が安定します。

答え: No other box among these three is as heavy as the red box.

つまずきやすいところと直し方

比較の左側と右側で、ものの種類がずれる

× The color of this bag is darker than that bag.

誤文で伝えようとした意味: このかばんの色は、あのかばんの色より濃いです。

どこが違うか: 前半の「色」に対して後半が「かばん」になっているため、後半にも色を表す that を置いて比較対象をそろえます。

○ The color of this bag is darker than that of that bag.

訳: このかばんの色は、あのかばんの色より濃いです。

最初の that は color の代わり、後ろの that は bag を限定する「あの」です。続けて現れると読みづらく感じますが、働きは異なります。読解では that の見た目だけで処理せず、「あのかばんの色」というまとまりに戻します。自分で英文を書くなら、2つのかばんを直接比べる簡潔な形も選べますが、ここでは元の主語を保って対応を修正しています。

倍数の数字だけを見て、比較の形を混ぜる

× This path is twice longer as the other path.

誤文で伝えようとした意味: この道はもう一方の道の2倍の長さです。

どこが違うか: 比較級 longer と原級の比較に使う as を混ぜているため、倍率を明確に示す twice as long as の形にそろえます。

○ This path is twice as long as the other path.

訳: この道はもう一方の道の2倍の長さです。

twice だけ拾って「2倍」とメモしても、何が基準かを落とすと意味が逆になります。後ろの道の長さを1とすれば、この道は2です。逆方向に説明するなら、もう一方の道はこの道の半分の長さになります。数字の見直しでは、割り算の分母にどちらを置いたかまで確認しましょう。

原級で最上級を表すとき、否定を二重に足す

× No other student in the group is not as tall as Ken.

誤文で伝えようとした意味: グループのほかのどの生徒もケンほど背が高くありません。

どこが違うか: No other による否定に not を重ねると「ケンほど高くない生徒はいない」という別の意味になるため、意図する比較では not を取り除きます。

○ No other student in the group is as tall as Ken.

訳: グループのほかのどの生徒もケンほど背が高くありません。

この誤文は、英文として解釈できない並びなのではなく、示したい意味に対する誤りです。否定語を多く置くほど否定が強くなる、と考えないでください。図3のように、ケン170 cm、ユキ160 cm、トム150 cm の3人のグループなら、正文の関係に合います。

図3 3人の身長を同じ基準で比べて最も高い人を示す図

図3の棒は同じ位置を0として伸ばしています。ここで読み取れるのは、この3人の中での関係です。別のグループの人を追加した後まで同じ順位が続くとは限りません。また、別の生徒も170 cm なら、この正文は成り立たなくなります。同率を見落とさないためには、「誰も超えない」と「誰も同じ程度に達しない」を分けて読むとよいでしょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

練習1 比較の対象を補う空所補充

空所に that または those を入れてください。対応する名詞も日本語で答えましょう。

The windows of this room are larger than (____) of the room next door.

この部屋の窓は隣の部屋の窓より大きいです。

練習2 倍数を使う並べ替え

「青いロープは緑のロープの4倍の長さです」となるように、次の語句を並べ替えてください。最初の語は大文字にします。

語句: the blue rope / is / four times / as long as / the green one

練習3 段落を読み、範囲を保って補充する

次の英文を読み、設問の空所を埋めてください。前半と後半では、読み手が最も価値を置く性質が異なる可能性にも注意しましょう。

Emma is choosing a place to read with two friends. They visit three rooms in a small community center. No other room among the three is as bright as the room upstairs. However, brightness is not their only concern. The room downstairs is quieter than the one upstairs, and its chairs are more comfortable. Tom says that no room in the center is better for reading than the downstairs room. Emma does not take this as proof that everyone will prefer it. A room is no more suitable for every reader than a single chair is comfortable for every person. They decide to try the downstairs room before making a final choice.

エマは2人の友人と一緒に読書をする場所を選んでいます。3人は小さな地域施設の3つの部屋を見に行きます。その3つの中のほかのどの部屋も、上の階の部屋ほど明るくありません。しかし、明るさだけが気にしている点ではありません。下の階の部屋は上の階の部屋より静かで、椅子もより快適です。トムは、施設内に下の階の部屋より読書に適した部屋はないと言います。エマは、これを誰もがそこを好む証拠だとは受け取りません。1脚の椅子がすべての人にとって快適なわけではないのと同様に、1つの部屋がすべての読み手に適しているわけではありません。3人は最終的に決める前に、下の階の部屋を試すことにします。

設問: 見学した3室の中で最も明るいのは(ア)の部屋です。トムの評価では下の階の部屋よりよい部屋は(イ)が、同程度によい部屋の存在までは否定されていません。

練習4 最上級に相当する意味を和文英訳する

「この庭のほかのどの木も、あの木ほど高くありません」を、No other tree で始め、as … as を使って英語にしてください。「この庭の」という比較範囲を落とさないようにしましょう。

答えと解説

練習1の答え: those、窓。

前半の windows は複数なので、後半も複数を受ける those にします。比較されているのは部屋全体の大きさではなく窓の大きさです。of 以下をそれぞれの窓の説明としてまとめて読むと、比較対象がそろいます。

練習2の答え: The blue rope is four times as long as the green one.

訳: 青いロープは緑のロープの4倍の長さです。

緑のロープの長さが基準です。たとえば緑が15 cm なら青は60 cm になります。青を基準にすると緑は4分の1ですから、倍率を見つけた後には、どちら向きの比較かも言葉で確かめましょう。

練習3の答え: アは上の階、イはいない。

明るさの比較は among the three によって3室に限られます。一方、トムの発言は in the center と述べた範囲での読書への適性です。no room … is better は「それよりよい部屋がない」という意味なので、同程度によい部屋の可能性は残ります。明るさだけの順位を、そのまま読書に適した順位へ置き換えてはいけません。

後半のクジラ構文は、どの部屋も誰にも適していないという意味ではありません。「1つの部屋がすべての人に適する」という全面的な適合を否定しています。人によって静かさや椅子の座り心地への重み付けが変わるので、3人は実際に試そうと決めます。比較の尺度を複数に分けて読むと、この結末も自然につながります。

練習4の答え: No other tree in this garden is as tall as that tree.

訳: この庭のほかのどの木も、あの木ほど高くありません。

other によってあの木自身を除き、in this garden で範囲を決めています。主語に否定があるため、動詞の後ろに not は加えません。この文は、あの木と同じ高さの別の木がある状況にも使えないことを確かめてください。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次の否定表現の読解では、どこまでが否定され、何がまだ成り立つのかを読み分けます。比較に付いた no や not を追う経験は、そのまま否定の範囲を確かめる練習になります。「最もよいと言われた」と「全員に最適だと証明された」の間にも、英文が述べていない情報があります。

家庭では5分を2つに分けて確かめられます。前半は、基本の考え方から1文を選んで音読し、本文を見ながら「対象は何と何か、尺度は何か」を日本語で言ってみます。訳を暗唱するのではなく、than や2つ目の as の後ろを指し、比較の基準を説明することが目的です。

後半は、図2の数値を基準10 cm、比較する側30 cm に入れ替えて、同じ倍率が保たれるか確かめます。その後、比較する側を20 cm に変え、英文の倍数部分も変えると、英語と数量の結び付きが見えてきます。お子さまと一緒に確認する場合も、訳の滑らかさより、基準を指させるかを見てください。

個別指導では、比較語句の意味が出ないのか、代名詞の指す名詞が見つからないのか、比較の範囲が抜けたのかを分けて確かめます。後半を補えないときは前半の主語と動詞へ戻り、どの部分を繰り返すはずなのかを短い一文で確認します。

まとめ

比較を含む段落では、最後の判断に必要なのが数値とは限りません。期待より少ないという気持ち、場所の使い方、読み手ごとの好みが、比較の形を通じて示されることもあります。そのため、計算が合ったところで読むのを止めず、比較を述べた文が次の判断をどう支えているかまで追いましょう。

訳がまとまらないときも、対象・尺度・範囲を短く書き出せれば、本文へ戻る場所は決まります。比較の相手を補った一文には、述べられた差と、まだ決められないことの境目が残ります。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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