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【高2英文法】名詞と冠詞を図解で総まとめ—可算・不可算・a the の意味と無冠詞(高校英語・名詞・冠詞・可算・不可算)|武蔵野個別指導塾

【高2英文法】名詞と冠詞を図解で総まとめ—可算・不可算・a the の意味と無冠詞のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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paperとa paperの意味の違いから、冠詞が示す読み手との情報共有まで、3枚の図と空所補充・並べ替えで確かめます。集合名詞や無冠詞も、短い英文の文脈に沿って判断する力を養えます。

よくあるのは、美術室の床のタイルに落ちた紙を拾いながら、英語なら「紙1枚」をa paperと書いてよいのか迷う場面です。目の前の紙は1枚、2枚と数えられます。それなのに辞書にはpaperを数えられない名詞として扱う説明があり、英作文の手が止まります。さらに、その紙を次の文でも話題にするとき、aをtheに変える理由まで考えると、規則がばらばらに見えてきます。

ここで必要なのは、現実の物が数えられるかどうかだけで判断しないことです。英語では、同じ物でも材料として話すのか、まとまりのある品物として話すのかで名詞の扱いが変わります。また、話し手にとって特定の物であることと、聞き手にもどれか伝わることは別です。この2つを分けると、冠詞は訳に出ない飾りではなく、読み手を導く目印になります。短い文から始め、段落の中で同じ名詞がどう姿を変えるかまで追っていきましょう。

この単元で身につけること

前の単元で扱う名詞節が文全体の中で名詞の働きをするのに対し、ここでは名詞の前後の小さな形から意味を読み分けます。名詞節とは、主語と動詞を含み、全体で名詞の働きをするまとまりです。長い文を読む際も、まず名詞が何を指しているかを確かめる姿勢は共通しています。

基本の考え方

数えるのは物そのものではなく、その文での意味です

可算名詞は単数形と複数形を使い分け、不可算名詞はその意味では通常aや複数形の-sを取りません。たとえば、机という品物を表すdeskと、水という物質を表すwaterでは、数量の示し方が違います。

We need paper for the art project.

日本語訳:私たちは美術の制作に紙が必要です。

Ken wrote a paper about colors.

日本語訳:ケンは色についての論文を1本書きました。

Emma picked up a piece of paper.

日本語訳:エマは紙を1枚拾いました。

最初のpaperは材料としての紙で、量を問題にしています。2つ目のa paperは、内容のまとまった論文を1本のものとして数えています。a paperには新聞1部という意味もありますが、ただの紙1枚を指すために機械的にaを付けることはできません。3つ目のようにa piece of paperとすれば、paperを不可算名詞のままにして、数える単位をpieceで補えます。紙の薄い1枚という形を明確にしたいときはa sheet of paperも使えます。

図1のように、紙の材料を表す面と、論文を表す独立したまとまりを分けてみてください。右側の図形は「紙の枚数」ではなく「内容のまとまった論文1本」を表しています。paperの前にaがあるかだけで訳を決めず、writeやreadなどの動詞、about以下の内容も手掛かりにします。

図1 紙という材料と論文というまとまりの区別

There is some glass on the table.

日本語訳:テーブルの上にガラスがいくらかあります。

There are two glasses on the shelf.

日本語訳:棚の上にコップが2つあります。

glassは材料なら不可算、飲み物を入れるコップなら可算です。ただし、どの不可算名詞にも自由にaを付けて品物の意味にできるわけではありません。informationやadviceは普通、情報がいくつかあっても不可算名詞として扱います。日本語の「1つの情報」をそのまま英語の「aと名詞」に置き換えないことが大切です。

Yuki gave me two pieces of advice.

日本語訳:ユキは私に2つの助言をしてくれました。

この文では複数になるのはpiecesで、adviceではありません。名詞の意味を確認し、直接数えられない場合は単位を補うという順で考えます。飲み物の注文でtwo coffeesと言えば、通常はコーヒー2杯を指しますが、それは注文の場面で容器や1人分が補われる使い方です。すべての場面でcoffeeを可算名詞として扱ってよいという規則ではありません。

aは1つを導入し、theはどれかを示します

aまたはanを不定冠詞、theを定冠詞といいます。冠詞とは、名詞の前に置いて、その名詞がどのような対象を表すかを示す語です。不定冠詞は、聞き手がまだどれと特定できない1つを示すときに使います。定冠詞は、前後の文やその場の状況から、聞き手がどれか特定できる対象に使います。

I found a brush near the door.

日本語訳:私はドアの近くで筆を1本見つけました。

The brush had a blue handle.

日本語訳:その筆には青い柄が付いていました。

最初は筆を話題に持ち込み、次は同じ筆だと読み手がわかるのでthe brushになります。一方、最初の文のthe doorは、話し手と聞き手がどのドアか共有している状況を想定しています。「初めて出る名詞は必ずa」という覚え方では、この違いを説明できません。

Please close the window beside you.

日本語訳:あなたのそばの窓を閉めてください。

この窓が会話に初めて出ても、beside youという説明と目の前の状況によって、どの窓か特定できればtheが使えます。反対に、話し手が昨日買った筆を頭に思い浮かべていても、聞き手がまだどの筆か知らなければa brushと紹介できます。「自分が特定している」と「相手も特定できる」を取り違えないようにしましょう。

anは、直後の語が母音の音で始まるときの形です。つづりの最初の文字だけで決めず、an hourとa useful toolのように発音で選びます。aと名詞の間に形容詞が入ったら、その形容詞の最初の音を見ます。theについては、対象が特定できるならthe brushesやthe paperのように複数名詞や不可算名詞にも付けられます。

種類全体・集団・名前を区別します

Cats need clean water.

日本語訳:猫には清潔な水が必要です。

The cats in this room need fresh water.

日本語訳:この部屋の猫たちには新しい水が必要です。

最初のCatsは、冠詞のない複数形で猫という種類全体を表します。2つ目のThe catsは、この部屋にいると特定された猫の集団です。冠詞のないwaterも、最初の文では清潔な水という物質を広く指しています。「複数形だからtheを付けない」のではなく、特定の集まりに絞っているかを判断します。

A cat is a mammal.

日本語訳:猫は哺乳類です。

The tiger is an endangered species.

日本語訳:トラは絶滅のおそれのある種です。

aと単数名詞で代表的な1個体を取り上げ、その種類に通じる性質を述べる総称もあります。また、theと単数名詞で種全体を表す表現もあります。ただし、3つの形はいつでも交換できるわけではありません。絶滅の危険は1頭の性質ではなく種全体の問題なので、最後の文をa tigerに変えると同じ意味の総称にはなりません。自分で一般的な性質を述べるときは、まず無冠詞の複数形で表せるか考えると整理しやすくなります。

familyやteamのように人々の集まりを表す語を集合名詞といいます。集団全体を1つとして扱えば、単数形の名詞に単数の動詞を合わせます。

Our team is ready for the game.

日本語訳:私たちのチームは試合の準備ができています。

My family are all early risers.

日本語訳:私の家族は全員早起きです。

後の文は、家族の一人ひとりに注目した、特にイギリス英語で見られる形です。アメリカ英語ではfamilyに単数の動詞を合わせる傾向が強く、一人ひとりを明確に表すならfamily membersのように書けます。集合名詞なら常に複数の動詞になる、と決めつけてはいけません。peopleが「人々」の意味なら複数扱いになることも、teamの単数扱いと分けて覚えます。

固有名詞とは、人や場所などの個別の名前です。Kenのような人名は通常無冠詞ですが、名前だから必ずtheがないとは限りません。山や湖の名では、MountやLakeが名前の前に付く場合、普通theを付けません。一方、川や山脈の名にはtheを付けるのが基本です。実際の地名を読むときは、その名称に定着した形を確認します。姓の複数形の前のtheが「その一家」を表す用法もあり、名前のどの対象を指すのかが関わります。

例題で使い方を確かめる

例題1 空所補充で初出と再登場を区別する

次の2文は、筆について初めて知らせる場面です。空所にaまたはtheを入れてください。

Emma bought (1) brush yesterday. She used (2) brush to paint a leaf.

日本語訳:エマは昨日筆を1本買いました。彼女はその筆を使って葉を1枚描きました。

  1. 最初のbrushは単数の可算名詞です。買った筆について読み手はまだ説明を受けていないので、不定冠詞を選びます。
  2. 2つ目のbrushは、直前に買ったと述べた筆です。どの筆かを読み手が特定できるので、定冠詞を選びます。
  3. 2文目のa leafも確認します。描く対象として1枚の葉を持ち出していますが、それがどの葉かを読み手と共有する説明にはなっていません。

答え:(1) a、(2) the。

図2のように、a brushからthe brushへ進む間に、別の筆が加わるわけではありません。矢印は時間の経過ではなく、初めて紹介された筆が読み手にも特定できるようになる流れを表しています。直前の名詞を見つけるだけでなく、「同じ対象を指している」と説明できることが解答の根拠になります。

図2 初めて紹介した筆を同じ筆として受ける流れ

例題2 並べ替えで数える単位を組み立てる

「私はポスターのために紙が3枚必要です」という意味になるように、語をすべて1回ずつ使って並べ替えてください。

語群:paper / I / three / need / of / pieces / for / the / poster

  1. 「私が必要としている」という骨組みから、I needを先に置きます。needの後ろには必要なものを表す名詞のまとまりが来ます。
  2. 材料の紙を3枚と数えるので、three pieces of paperを作ります。threeが直接数えているのはpiecesであり、paperは複数形にしません。
  3. 用途を表すfor the posterを最後に付けます。語群にtheがあるため、話し手と聞き手がどのポスターかを共有している文として組み立てます。

答え:I need three pieces of paper for the poster.(私はそのポスターのために紙が3枚必要です。)

冠詞と数の問題でも、文の骨組みを先に作ると語順が安定します。threeとpaperを直接つなぐのではなく、three piecesを先に組み、その中身をof paperで示します。訳では単に「紙が3枚」として自然ですが、英語の組み立ては日本語と同じ順序ではありません。

例題3 和文英訳で無冠詞の意味を使う

「トムはいつもバスで学校へ行きます」を英語にしてください。通学の交通手段と、学校に学びに行くことを表します。

  1. ふだんの習慣を表すので、主語Tomに対してgoesという現在形を使います。「いつも」という頻度を表すalwaysは一般動詞goesの前に置きます。
  2. 学校へ学びに行くという本来の活動はgo to schoolで表します。建物そのものを特定して訪問する話ではないため、ここではtheを付けません。
  3. 交通手段として「バスで」はby busです。by a busやby the busではなく、手段を表すまとまりとして無冠詞にします。

答え:Tom always goes to school by bus.(トムはいつもバスで学校へ行きます。)

by busのbusは「どの1台か」を指していません。一方、特定のバスの中にいると述べるon the busではtheが使えます。無冠詞とは、冠詞を置かない形のことです。前置詞の後ろなら何でも冠詞を省くという意味ではないので、前置詞と名詞を含めたまとまりで確認します。

Emma is at school now.

日本語訳:エマは今、学校にいます。

Her father is waiting at the school gate.

日本語訳:彼女の父親はその学校の門で待っています。

at schoolは生徒として学校で活動しているという捉え方です。次の文はschool gateという門を具体的な場所として取り上げています。the schoolのように建物や施設を特定する言い方もありますが、「本人なら無冠詞、保護者ならthe」という人による規則ではありません。何のために、何を指して述べるかが違うのです。

例題4 短い英文の空所を文脈から判断する

次の英文は、美術の制作前の出来事です。空所にはaまたはtheを入れてください。前後の名詞が指すものを結び付けて読んでみましょう。

Before our art lesson, Yuki put a box on the table. There was some paper in the box, but there were no brushes. Ken brought a brush from a shelf and placed it beside the box. Yuki looked at (3) brush and noticed some green paint on its handle. She cleaned the handle with a cloth. Then our teacher asked us to make a small poster about trees. We used two sheets of paper for the poster and kept the remaining paper in the box. After the lesson, we returned the brush to the shelf.

日本語訳:美術の授業の前に、ユキはテーブルの上に箱を1つ置きました。箱の中には紙がいくらかありましたが、筆はありませんでした。ケンは棚から筆を1本持ってきて、箱のそばに置きました。ユキはその筆を見て、柄に緑の絵の具が付いているのに気付きました。彼女は布で柄をきれいにしました。それから先生は、木についての小さなポスターを作るよう私たちに言いました。私たちはそのポスターに紙を2枚使い、残りの紙は箱の中に取っておきました。授業の後、私たちは筆を棚に戻しました。

  1. 空所より前のa brushを見つけます。筆はそこで初めて紹介され、箱のそばに置かれています。
  2. ユキが見た筆は、そのケンが運んだ筆です。読み手が同じ筆を特定できるため、空所には定冠詞を入れます。
  3. 最後のthe shelfにも目を向けます。a shelfとして出た棚を同じ棚として受けています。paperは材料なので不可算のままですが、残った特定の紙にはthe remaining paperとtheが付きます。

答え:(3) the。

この段落では、名詞に線を引くだけでなく、どの対象を再び指しているかを矢印で結ぶと流れが見えます。the handleは直前に述べた筆の柄、the posterは先生が作るよう頼んだポスターです。不可算名詞にtheが付く箇所まで拾うことで、数えられるかどうかと、特定できるかどうかが独立した判断だと確かめられます。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 日本語で数えられるものにすべてaを付ける

× I need an advice about my drawing.

日本語訳:私は自分の絵について助言が必要です。

どこが違うか:adviceはこの意味では不可算名詞なので、直接anを付けず、ここでは量を限定しないsomeを使います。

○ I need some advice about my drawing.

日本語訳:私は自分の絵について助言が必要です。

1つの助言であることを明示したいならa piece of adviceにできます。someは不可算名詞にも複数名詞にも使えますが、名詞を可算に変える働きはありません。「助言という物事は現実に数えられる」と考えるより、英語でadviceをどう扱うかを確認するほうが誤りを直せます。

誤り2 一般論なのに対象を特定するtheを付ける

ここでは「図書館にある本一般の役割」を述べるつもりだったとします。特定の図書館にある特定の本を指す文ではありません。

× The library books help readers learn about different subjects.

日本語訳:その図書館の本は、読み手がさまざまな分野について学ぶ助けになります。

どこが違うか:theを付けた文自体は文法的に成立しますが、対象を特定する読みになり、図書館の本一般を述べたいという意図とずれます。

○ Library books help readers learn about different subjects.

日本語訳:図書館の本は、読み手がさまざまな分野について学ぶ助けになります。

図3のように、種類全体に開かれた話なのか、場面の中の一定の集まりを囲んだ話なのかを分けます。図のCatsとThe cats in this roomは基本例の対比で、theの有無により話題の範囲が変わります。日本語訳ではどちらも「猫は」「本は」となりやすいため、和訳だけでなく指す範囲を言葉にしてください。

図3 猫一般とこの部屋の猫たちで異なる話題の範囲

誤り3 数える単位ではなく中身を複数形にする

× We bought two pieces of furnitures for the room.

日本語訳:私たちはその部屋のために家具を2点買いました。

どこが違うか:furnitureは不可算名詞であり、数量を表すtwoに対応して複数形になるのはpiecesだけです。

○ We bought two pieces of furniture for the room.

日本語訳:私たちはその部屋のために家具を2点買いました。

末尾の-sを見つけて消すだけでは、次に同じ誤りを繰り返します。two piecesまでで「2点」という数のまとまりを作り、of furnitureでその内容を示していると読み直します。paperやadviceでも同じ組み立てを使えますが、glassesのように名詞自体の意味が変わって数えられる例とは区別しましょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

練習1 空所補充

「エマは学校で働いています」ではなく、「エマは生徒として今学校にいます」という場面です。空所にtheを入れるか、何も入れないかを選んでください。

Emma is studying at (1) school today.

日本語訳:エマは今日、学校で勉強しています。

練習2 並べ替え

「机の上に水がいくらかあります」となるように、語をすべて1回ずつ使ってください。机は会話の中でどれか特定できています。

語群:water / is / the / some / desk / on / There

練習3 和文英訳

「犬には毎日の運動が必要です」を、犬一般について述べる文として英訳してください。exerciseを「運動」という意味の不可算名詞として使い、主語は冠詞のない複数形にします。

練習4 短い英文の空所補充

英文中の空所にaまたはtheを入れてください。特に、段落の前半で何が決まっているかを読み取ります。

Our class wanted to create a quiet corner for reading. At first, we talked about furniture and light. We needed a chair, a small table, and a lamp. Emma found a chair in an empty room and asked a teacher if we could use it. The teacher agreed, so we carried (2) chair to our classroom. We put some books on the table near the window. Books can help us explore places we have never visited. However, the books in our new corner were all about plants, so we decided to add books about other subjects later.

日本語訳:私たちのクラスは読書のための静かな一角を作りたいと思いました。最初に、家具と明かりについて話し合いました。椅子と小さなテーブルとランプが必要でした。エマは空き部屋で椅子を1脚見つけ、使ってよいか先生に尋ねました。先生が認めてくれたので、私たちはその椅子を教室に運びました。私たちは窓の近くのテーブルに本を何冊か置きました。本は、行ったことのない場所を探る助けになります。しかし、新しい読書の一角にある本はどれも植物についての本だったので、後で別の分野の本を加えることにしました。

答えと解説

練習1の答え:何も入れません。at schoolは学校で学ぶという本来の活動を表し、この文でも生徒として勉強している状況に合います。特定の建物について述べるat the schoolとは、話の焦点が違います。

練習2の答え:There is some water on the desk.(机の上に水がいくらかあります。)waterは不可算名詞なので、存在を表すThere isを使います。some waterという量のまとまりと、on the deskという場所のまとまりを分けて並べます。

練習3の答え:Dogs need daily exercise.(犬には毎日の運動が必要です。)Dogsは総称を表す無冠詞の複数形です。exerciseはこの文では運動全般で、練習課題を1問ずつ数えるときのexercisesとは意味が異なります。

練習4の答え:(2) the。エマが見つけ、先生に使用の許可を求めた椅子を指すので、読み手がどの椅子か特定できます。後半のBooksは本一般で、the books in our new cornerは読書の一角にある本に範囲が限定されています。さらに、furnitureとlightはここでは家具や明かり全体を捉え、a chairとa lampは必要な品物を1つずつ捉えています。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に代名詞を読むときは、itがすでに出た同じ物を指すのか、oneが同じ種類の別の1つを表すのかが問題になります。冠詞を手掛かりに名詞の指す対象を追う練習は、その区別にそのままつながります。単語の訳を知っていても指示対象を取り違えると、登場人物が何を使い、何を選んだのかを読み違えてしまいます。

家庭では5分の中で2つ試せます。最初の2分は例題4を声に出し、a brushの後で一度止まり、次にthe brushが現れるまで同じ筆を頭に置きます。残りの3分はpaperをadviceに入れ替え、数えるときにpieceが必要かを説明しながら短い表現を作ります。その後でa paperの意味がなぜ違うのかを言えれば、単なる形の暗記から一歩進んでいます。

個別指導では、冠詞を選べない原因が名詞の意味にあるのか、前の文とのつながりにあるのかまで戻って確かめます。お子さまの学習をご家庭で見る際も、正解を先に伝えるより「これは何を指しているの」と尋ねると、判断の途中を聞き取れます。

まとめ

美術室で拾った紙を英語にするとき、まず決めるのは材料としてのpaperを話すのか、1枚という単位を示すのかです。その後で、聞き手がどの紙かわかるかを考えます。正解の冠詞だけを書き込むより、その名詞を指さすつもりで前後の文を読むと、選んだ理由まで説明できます。

小さなaやtheを根拠付きで選べた一文には、書き手が見ている物と読み手に見せたい範囲が表れています。冠詞1語の根拠を説明することは、読み手と同じ対象を見つめることです。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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