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【高3英文法】使役動詞と知覚動詞を図解で総まとめ—make have let get と see hear feel(使役動詞・知覚動詞・原形・受動態)|武蔵野個別指導塾

【高3英文法】使役動詞と知覚動詞を図解で総まとめ—make have let get と see hear feelのアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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誰が動作をするかを語順の図で整理し、使役・知覚の原形、現在分詞、過去分詞を比べます。空所補充や和文英訳、自作の短文読解を通して、受動態の to まで根拠を持って選べるようにしましょう。

よくあるのは、放課後の廊下の掲示板の前で、展示の準備を振り返る英文を読み、「先生が生徒にポスターを貼らせた」のか「先生が生徒の貼るところを見た」のかで手が止まるという場面です。どちらも人の後ろに動詞が続くため、目についた単語を順番に訳すだけでは、働きかけた人と実際に作業した人を取り違えてしまいます。

さらに、動詞の前に to がある文とない文、最後が ing の形になる文が並ぶと、全部別の決まりに見えてきます。しかし、最初に確かめるのは「後ろの動作をするのは誰か」です。その関係が見えれば、原形を置くのか、途中の様子を表すのか、動作を受ける形にするのかを順に判断できます。

この単元では、相手にしてもらうこと、相手に許すこと、目や耳でとらえた出来事を区別します。日本語の「させる」だけに頼らずに形を選び、長い英文でも人と動作のつながりを保って読めるようにしていきましょう。

この単元で身につけること

前の単元で扱う形式目的語の it と同じように、この単元でも「目的語の後ろが、目的語について何を説明しているか」を追うと文の骨組みをつかめます。丸暗記する組み合わせを増やす前に、文中の人や物と動作の関係を言葉にしてみましょう。

基本の考え方

使役は「働きかける人」と「動作する人」を分けます

使役動詞は、人に何かをさせる、してもらう、することを許すなどの意味を表す動詞です。目的語は動詞が直接向かう相手や対象、補語は主語や目的語の内容を補って説明する語です。この単元の中心は、主語・動詞・目的語・補語が並ぶ第5文型で、記号では S V O C と表します。

E01: The teacher made Ken rewrite the title. 訳:先生はケンに題名を書き直させました。

文の主語は the teacher ですが、rewrite するのは Ken です。made は make の過去形で、文全体が過去の出来事だと示しています。後ろの rewrite まで過去形にする必要はありません。このように to を伴わず、動詞の原形のままで補語になる形を原形不定詞と呼びます。

make は相手に動作をさせる働きかけや、ある反応を引き起こすことを表します。人が相手なら強制の意味になることがありますが、すべて「無理やり」と訳すわけではありません。次の文は、楽しさから自然に笑ったという関係です。

E02: The funny picture made us laugh. 訳:そのおもしろい絵を見て、私たちは笑いました。

E03: I had Tom carry the box. 訳:私はトムに箱を運んでもらいました。

have は依頼や指示によって人に動作をしてもらうときに使います。相手が仕事として引き受ける場合にもよく合う表現です。ただし have という語だけで「相手が喜んで引き受けた」とまでは決まりません。語順と中心的な意味を押さえ、細かな気持ちは文脈から読み取ります。

E04: My parents let me use their camera. 訳:両親は私に自分たちのカメラを使わせてくれました。

let は、その動作をしてよいと認めたり、妨げずにさせたりする表現です。図1のように、let の後ろに目的語の me、その後ろに use が並びます。主語が複数の my parents でも、use の動作主は me です。let の現在形と過去形は同じつづりなので、この文では日本語訳のような過去の文脈を想定しています。

図1 許可する人と実際に動作する人を語順で区別する図

図1では、後ろの矢印を me から use へ向けています。「私が使う」という小さな関係を先に読み、それを「両親が許した」という大きな関係に戻すと、訳の主語を取り違えにくくなります。make・have の文でも、目的語とその後ろの動詞の間に同じ関係を見つけられます。

E05: Yuki got her brother to check the list. 訳:ユキは兄に頼んで一覧を確認してもらいました。

get の場合は、目的語の後ろに to check が必要です。頼む、説得する、手配するなどして、相手が動作する状況を実現する感じがあります。ただし、常に長時間の説得があったとは限りません。make・have・let と get は、意味が近くても補語の形が異なると覚えます。

「する側」と「される側」で後ろの形が変わります

過去分詞は、受動態や完了形などに使われる動詞の形です。ここでは、目的語がその動作を受けるという関係に注目します。過去分詞という名称に「過去」があっても、その語だけで文全体の時を過去にするわけではありません。

E06: I had my bicycle repaired yesterday. 訳:私は昨日、自転車を修理してもらいました。

この文で repaired の前にある my bicycle は、修理する人ではなく、修理される物です。そのため、have + 目的語 + 過去分詞の形になります。修理した人を示さなくても「自転車の修理をしてもらった」と言えます。一方、E03 の Tom は運ぶ側だったので、原形の carry が続いていました。「have の後ろはいつでも原形」という覚え方では、この違いを扱えません。

E07: Emma had her bag damaged during the trip. 訳:エマは旅行中にかばんを傷つけられてしまいました。

同じ have + 目的語 + 過去分詞でも、頼んだことではなく、望ましくない出来事を受ける場合があります。これを被害の用法と呼びます。E07 はエマがかばんを傷つけるよう依頼したという意味ではありません。サービスを頼んだ場面か、思わぬ出来事に遭った場面かを、名詞・動詞・周りの文から判断します。

E08: We got the window cleaned before lunch. 訳:私たちは昼食前に窓を掃除してもらいました。

get も、目的語が動作を受けるなら過去分詞を続けられます。get + 人 + to do と get + 物 + done を見分ける中心は、単純な「人か物か」ではなく能動・受動の関係です。人でも動作を受けることがありますし、機械などの物が動作することもあります。能動とはその対象が動作をする関係、受動とは動作を受ける関係です。

知覚では「どんな場面をとらえたか」を選びます

知覚動詞は、見る、聞く、感じるなど、感覚で出来事をとらえる動詞です。see・hear・feel の後ろにも、目的語と、その目的語の動作や状態を示す補語が続きます。現在分詞は動詞の ing 形のうち、ここでは進行中の動作を説明する働きのあるものです。

E09: I saw Ken cross the street. 訳:私はケンが通りを渡るのを見ました。

E10: I saw Yuki crossing the bridge. 訳:私はユキが橋を渡っているところを見ました。

原形の cross は、渡るという出来事を全体としてとらえる言い方です。現在分詞の crossing は、進行中の場面に焦点を当てます。E10 だけから、ユキが最後まで渡らなかったとは言えません。渡り終えたかどうかに焦点を置いていない、という違いです。また、原形を選んだら必ず一瞬も目を離さず見ていたとまで考える必要はありません。

E11: We heard Tom play the piano. 訳:私たちはトムがピアノを弾くのを聞きました。

E12: We heard Emma singing in the next room. 訳:私たちはエマが隣の部屋で歌っているのを聞きました。

E13: I heard my name called in the hall. 訳:私は廊下で自分の名前が呼ばれるのを聞きました。

E13 では my name が呼ぶのではなく、呼ばれます。そのため called という過去分詞が続きます。heard が過去形だから後ろも過去形にそろえたのではありません。規則動詞では過去形と過去分詞が同じつづりになるので、語形だけでなく、目的語との関係も調べる必要があります。

E14: I felt the floor shake. 訳:私は床が揺れるのを感じました。

E15: I felt the bus moving slowly. 訳:私はバスがゆっくり動いているのを感じました。

feel でも、原形なら動作を出来事としてとらえ、現在分詞なら続いている様子に焦点を当てます。see・hear・feel を日本語の訳だけで覚えず、後ろにある名詞が「する」のか「される」のか、その次に「全体」か「途中」かという順で読みましょう。

例題で使い方を確かめる

例題1 使役動詞に合う形を補います

次の空所に、括弧内の語を必要なら形を変えて入れましょう。1つ目は原形、2つ目は to を含む形で答えます。

My sister made me ( smile ). 訳:姉は私を笑顔にしてくれました。

I got Ken ( help ) me with the display. 訳:私はケンに展示を手伝ってもらいました。

  1. 文全体の動詞を見つけます。1つ目は made、2つ目は got で、どちらもすでに過去の時を示しています。
  2. 後ろの動作主を確かめます。笑顔になるのは me、手伝うのは Ken なので、どちらも目的語が動作をする関係です。
  3. 最初の動詞に合わせて補語の形を選びます。make は原形不定詞、get は to 不定詞を続けます。意味が似ていても同じ形にはしません。

答え:1つ目は smile、2つ目は to help です。

例題2 修理される物を目的語にします

次の語をすべて1回ずつ使って並べ替え、「私は先週、時計を修理してもらいました」という文を作りましょう。文頭は大文字にし、最後にピリオドを置きます。

語群:last / repaired / I / week / watch / had / my

  1. 日本語の主語「私」を I にし、「してもらった」を had で表します。時を示す last week は、まず文の最後に置く候補としてまとめます。
  2. 修理の対象である「私の時計」を my watch という1つのかたまりにします。my と watch を離すと、所有の関係が崩れます。
  3. 時計は修理される側なので、後ろに過去分詞 repaired を置きます。I had repaired と先に並べると、過去完了の別の構造になり、依頼の意味を作れません。

答え:I had my watch repaired last week.(私は先週、時計を修理してもらいました。)

例題3 知覚した出来事を受動態にします

次の文を、Ken を主語とする受動態にしましょう。受動態は「される側」を主語にし、be 動詞と過去分詞を中心に組み立てる形です。

We saw Ken enter the room. 訳:私たちはケンが部屋に入るのを見ました。

  1. 元の目的語 Ken を主語にします。「私たちが見た」から「ケンが見られた」へ、同じ出来事を見る向きを変えます。
  2. saw を was seen にします。主語 Ken は単数で、元の文が過去形だから was を使います。see の過去分詞は seen です。
  3. 原形の enter を to enter にします。see + 目的語 + 原形の受動態では、この to が必要になります。元の主語は by us として最後に示せますが、ここでは省きます。

答え:Ken was seen to enter the room.(ケンが部屋に入るところを目撃されました。)

図2のように、saw を was seen に変えるだけでは変換が終わりません。後ろの enter に to が現れるところまで確認しましょう。「to の復活」と呼ばれることがありますが、能動態の本文に見えない to を書き足して読めという意味ではなく、受動態で必要になる形を表す言い方です。

図2 知覚動詞を受動態にすると現れる不定詞の形

図2では、能動態の Ken が受動態の文頭へ移っています。一方、入室する人が Ken であるという関係は変わりません。語順を変えても同じ出来事を表せているかを、日本語でも確かめると形だけの変換を防げます。

E16: Ken was made to clean the desk. 訳:ケンは机を掃除させられました。

make + 目的語 + 原形も、受動態では be made to do になります。see や hear の原形を伴う形でも同様に to が現れます。ただし let にこの変換を機械的に当てはめず、許可の意味なら be allowed to do を使います。have や get の使役構文も、そのまま be had to do や be got to do に直す練習の対象ではありません。

E17: Yuki was allowed to leave early. 訳:ユキは早く帰ることを許されました。

現在分詞を伴う知覚構文は、受動態になっても ing 形を保てます。つまり、to が現れる規則は「後ろに原形があった形」を中心に使うものです。また、feel の受動態は使える場面が限られるため、see・hear の書き換えと同じ感覚でどの文にも当てはめるのは避けます。

E18: Emma was heard singing outside. 訳:エマが外で歌っているのが聞こえました。

例題4 依頼を和文英訳します

「私は兄に頼んで、この写真を印刷してもらいます」を、get と my brother を使って英語にしましょう。これから行う予定として will を使います。

  1. 主語を I にし、これからの働きかけを will get で表します。will の後ろの get は原形です。
  2. 印刷する人を my brother として get の直後に置きます。写真を先に置くと、写真を動作主とする別の組み立てになってしまいます。
  3. get + 人 + to do の形に合わせ、to print this photo を続けます。「印刷してもらう」でも、ここでは印刷する人を目的語にしたので過去分詞を選びません。

答え:I will get my brother to print this photo.(私は兄に頼んで、この写真を印刷してもらいます。)

短い英文で動作の担当を追います

次は、掲示板の展示を準備する場面です。最初の短文では、先生・生徒・印刷される物を区別して読みましょう。英文は自作で、まとまりの中で形がどう働くかを確かめるためのものです。

After class, our teacher had Ken bring a box of photos to the notice board. She let us choose the order of the pictures, but she made us check every name before we put them up. I got Yuki to write a short title for each group. We also had two large photos printed at a shop because our printer was too small. When the display was ready, I saw a student stop in front of it and read the titles. His smile made me feel proud of our work.

訳:放課後、先生はケンに写真の入った箱を掲示板まで持ってきてもらいました。先生は写真の順番を私たちに選ばせてくれましたが、写真を掲示する前にすべての名前を確認させました。私はユキに頼んで、各グループの短い題名を書いてもらいました。また、私たちのプリンターは小さすぎたので、店で大きな写真を2枚印刷してもらいました。展示ができあがると、私は1人の生徒がその前で立ち止まり、題名を読むのを見ました。その生徒の笑顔を見て、私は自分たちの作業を誇らしく感じました。

had Ken bring では Ken が運びますが、had two large photos printed では写真が印刷されます。同じ had を見た時点で訳を決めず、次の名詞と最後の動詞の関係まで見ます。saw a student stop … and read … では stop と read が and で結ばれ、同じ生徒の2つの動作を表しています。

次の短文では、ある瞬間に見えた様子と、その後に見届けた出来事を区別します。英語の形からわかることと、文脈で補われることを混ぜないようにしましょう。

As I walked along the hall, I heard someone calling my name. It was Emma, who was standing near the notice board. She asked me to watch a short practice for her presentation. I saw her pointing at a photo when I returned with a chair. Then I watched her give the whole talk without stopping. Later, her name was heard several times as other students asked questions. Before we left, she had me check the date on the poster. We got the final copy printed and placed it beside the photos.

訳:廊下を歩いていると、誰かが私の名前を呼んでいるのが聞こえました。それは掲示板の近くに立っていたエマでした。エマは、発表の短い練習を見てほしいと私に頼みました。私が椅子を持って戻ると、エマが写真を指しているところが見えました。その後、私はエマが途中で止まらずに発表全体を行うのを見ました。あとで、ほかの生徒たちが質問する間、エマの名前が何度か聞こえました。帰る前に、エマは私にポスターの日付を確認してもらいました。私たちは最終版を印刷してもらい、写真の横に置きました。

heard someone calling は、呼ぶ動作の進行中の場面をとらえています。saw her pointing も、戻ったときに見えた途中の様子です。それに対して watched her give は発表という出来事を全体としてとらえ、the whole talk without stopping がその読みを支えています。watch も知覚を表す動詞ですが、原形を伴う能動態が使えるからといって、受動態の to の規則を無条件に広げないようにします。

her name was heard は普通の受動態で、後ろに動作を示す補語はありません。知覚動詞を見つけたら必ず原形や分詞を探すのではなく、その文がどの形を実際に取っているかを読みます。最後の placed の目的語 it は the final copy を指し、printed と placed を単純に同じ働きとして並べないことも大切です。

つまずきやすいところと直し方

1 make の後ろに to を置いてしまいます

× The coach made us to practice again.

訳そうとした意味:コーチは私たちにもう一度練習させました。

make + 目的語の能動態では、動作を表す補語に to 不定詞ではなく原形不定詞を使う点が違います。

○ The coach made us practice again.

訳:コーチは私たちにもう一度練習させました。

「練習するために」と目的を示しているわけではありません。us が practice するという関係です。E16 の was made to clean と比べ、文全体が能動態なのか受動態なのかを最初に確認すると、to の有無を選べます。

2 have の後ろをいつでも原形にしてしまいます

× I had my shoes polish yesterday.

訳そうとした意味:私は昨日、靴をきれいにしてもらいました。

この意味では靴は磨かれる側なので、動詞の原形 polish ではなく過去分詞 polished を補語にする点が違います。

○ I had my shoes polished yesterday.

訳:私は昨日、靴をきれいにしてもらいました。

ここで練習しているのは、靴を磨く作業を人に頼んだ意味です。形だけを直す前に、「靴が磨く動作をする」と考えていないか確かめます。物の名詞を見て反射的に過去分詞を選ぶのではなく、その動詞との関係を説明できるようにしましょう。

3 知覚動詞の能動態に to を入れてしまいます

× We heard Yuki to sing a song.

訳そうとした意味:私たちはユキが1曲歌うのを聞きました。

hear + 目的語の能動態で動作全体を表すなら、to sing ではなく原形 sing を補語にする点が違います。

○ We heard Yuki sing a song.

訳:私たちはユキが1曲歌うのを聞きました。

歌っている途中の様子に焦点を当てるなら singing が使えます。to の有無と、原形か現在分詞かという2つの判断を一度に済ませず、まず能動態の hear の型を確かめ、その後に場面のとらえ方を選びます。

図3のように、原形と現在分詞の違いは時間の見方で整理できます。ただし過去分詞は、単に「終わった動作」という3つ目の時間を表すのではありません。目的語が動作を受けるという、別の判断を示しています。

図3 知覚する動作の全体と途中および受け身の関係

図3の cross と crossing は、E09・E10 の違いに対応します。my name へ向く矢印は、E13 の called が名前に向かう動作であることを示します。「原形・現在分詞・過去分詞」を過去・現在・未来の順のように覚えると、目的語との関係が見えなくなるので注意しましょう。

練習問題

練習1 原形を選びます

次の空所に、括弧内から適切な語を選んで入れましょう。

The teacher let Emma ( read / to read ) the first sentence. 訳:先生はエマに最初の文を読ませてくれました。

練習2 語順を組み立てます

次の語をすべて1回ずつ使い、「私は弟に机を動かしてもらいました」となる文を作りましょう。文頭は大文字にし、最後にピリオドを置きます。

語群:move / my / I / desk / the / had / brother

練習3 動作を受ける関係を選びます

次の空所に、括弧内から適切な語を選んで入れましょう。

I heard the same question ( ask / asked ) twice. 訳:私は同じ質問が2回なされるのを聞きました。

練習4 受動態へ書き換えます

次の文を Tom を主語とする受動態にしましょう。by us は省いてかまいません。

We saw Tom open the window. 訳:私たちはトムが窓を開けるのを見ました。

答えと解説

練習1の答え:read。let + 目的語 + 原形なので、to は付けません。読むのは the teacher ではなく Emma です。

練習2の答え:I had my brother move the desk.(私は弟に机を動かしてもらいました。)my brother が動かす側なので原形の move を続けます。brother 自体は兄か弟かを区別しませんが、この問題では和文の文脈に合わせて弟と訳します。

練習3の答え:asked。質問は尋ねる側ではなく、尋ねられる内容なので過去分詞を選びます。heard と時制をそろえたのではなく、question と ask の受動の関係から判断します。

練習4の答え:Tom was seen to open the window.(トムが窓を開けるところを目撃されました。)saw が was seen に変わり、原形の open に to が付きます。窓を開けるのが Tom である点は元の文と同じです。

解き直すときは、正解の語だけを隠すのではなく、動作をする人も指さしてみましょう。練習2で my brother を the desk に置き換えて同じ原形を残すと、机が動作主になってしまいます。語順を覚えることと意味を確かめることを、同じ1回の読み直しで結びつけられます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に長い文を読むときは、この単元の「目的語と補語の間にある小さな関係」が役立ちます。目的語の名詞に長い説明が付いても、その名詞が後ろの動作をするのか受けるのかという見方は変わりません。まず文全体の主語と動詞を見つけ、その後で目的語と補語を組にして読むと、途中で別の主語を作ってしまう誤読を防げます。

家庭では5分を2つの確かめ方に分けてみましょう。最初の2分は E03・E05・E06 を声に出し、carry の前に to がない理由、check の前に to がある理由、repaired が過去分詞である理由を1つずつ説明します。口に出す形と意味の根拠を結びつける練習です。

残りの3分は、E09 の Ken を Emma に入れ替えて言い、その文を受動態にします。さらに E10 の Yuki を Tom に入れ替え、crossing を保つことで何に焦点が当たるかを説明します。名前の入れ替えで迷わなくなったら、受動態にした際の be 動詞と to まで確かめましょう。

個別指導では、原形を選べなかった原因が動詞の語法なのか、目的語を取り違えたことなのかまで戻って確かめます。お子さまの説明を家庭で聞く場合も、正解かどうかに加えて「その動作をするのは誰ですか」と確かめると、理解が止まっている場所を見つけやすくなります。

まとめ

掲示板の前で英文を読み直すとき、単語の日本語訳を増やすよりも、1つの動作に担当を割り当ててみましょう。誰かに頼んだ作業なのか、許された行動なのか、目の前で起きた出来事なのかが決まると、同じ「人 + 動詞」の並びにも異なる意味があると見えてきます。

答えの根拠を言うときは、「この動詞の後ろだから」で止めず、「目的語がする側だから」「途中を見ているから」「受動態に変えたから」まで説明します。書けた形に理由が付けば、初めて読む長い文にも同じ確かめ方を持ち込めます。

目的語の後ろの動詞には、誰が動き、誰がその動きを受け止めたかが刻まれています。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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