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【高3英文法】句動詞と群動詞を図解で総まとめ—put off・look up to・take … for granted(高校英語・句動詞・群動詞・目的語の位置)|武蔵野個別指導塾

put it off の語順と群動詞の受け身を3枚の図で整理し、頻出40表現を使い方ごとに確かめます。並べ替え・空所補充・和文英訳と短文読解で、意味と語順を結びつけて学べます。
よくあるのは、塾の教材棚の脇で熟語を調べ、put off に「延期する」と書いてあるのを見つけたのに、「それを延期する」を英語にしたところで手が止まるという場面です。put と off を離してよいのか、it をどこに入れるのか。意味は覚えているのに文にできないのは、単語の知識が足りないからとは限りません。まとまりの意味と、そのまとまりが許す語順を別々に確かめる必要があります。
句動詞や群動詞を学ぶと、「調べる」「世話をする」「楽しみに待つ」などを、身近な動詞の組み合わせで表せます。同時に、英文を読むときも、動詞のすぐ後ろだけを見て意味を決めず、少し離れた語まで目を配れるようになります。目標は、訳語だけの暗記から一歩進み、目的語の位置、受け身で残る語、文脈に合う意味を自分で説明できることです。
この単元で身につけること
- 複数の語を1つの働きとして読みます。look up to のような表現は、各語の訳を順番につなぐだけでは全体の意味を取りにくいため、まとまりを見つけます。
- 自動詞型と他動詞型を区別します。「何を」「誰を」に当たる語を伴うかどうかを確かめると、文の骨組みが見えます。
- 目的語の位置を選びます。名詞なら2通りの語順が可能な型でも、it や them では位置が決まることがあります。
- 受け身でも必要な語を残します。be 動詞と過去分詞だけに注目せず、元の表現の前置詞や副詞まで確認します。
- out・up・off のイメージを推測の手掛かりにします。ただし、イメージから決めつけず、目的語や前後の内容で意味を絞ります。
前の単元の主語と動詞の一致・時制の一致で確かめた「主語に合う動詞の形を選ぶ」という考え方は、複数語の表現でも変わりません。過去を表すなら、まとまり全体をばらばらに変えるのではなく、中心の動詞を過去形にします。まず意味の単位をつかみ、次に語順、最後に動詞の形を見る順で進めましょう。
基本の考え方
まとまりの意味と目的語の有無を分ける
句動詞は、動詞に副詞などが結びつき、まとまった意味を表す表現です。群動詞は、複数の語がまとまって1つの動詞のように働く表現を指します。呼び方の範囲には文法書による違いがあるため、ここでは動詞と副詞、動詞と前置詞、さらに長い慣用表現までを扱い、実際の語順で区別します。
目的語とは、動作の対象などを表す名詞や代名詞です。目的語を取らずに成り立つものを自動詞型、目的語を伴うものを他動詞型として整理します。ただし、前置詞の後ろの名詞を含むまとまりは、厳密には動詞が直接目的語を取る構造とは異なります。読解では全体を「誰を・何をどうする」と捉え、語順を調べるときにその違いを意識します。
英文1: Our bus broke down near the park. 訳: 私たちのバスは公園の近くで故障しました。
break down は、この文では「故障する」という自動詞型です。near the park は場所を加える部分で、故障させる対象ではありません。動詞の後ろに名詞が見えたら何でも目的語、とは考えないことが大切です。
英文2: We put off the picnic because of the rain. 訳: 私たちは雨のためにピクニックを延期しました。
put off は「延期する」で、the picnic が対象です。put の「置く」だけで訳を決めると、off の働きと文全体の意味を見失います。because of the rain は理由のまとまりなので、まず put off と the picnic の関係をつかみます。
英文3: Yuki looks after her little brother on Saturdays. 訳: ユキは土曜日に弟の世話をします。
look after は「世話をする」で、after の後ろに世話をする相手が続きます。ここで after を単独で「後に」と訳しても、自然な意味になりません。また、主語が Yuki で習慣を述べる現在形なので、look に s を付けます。after の形は変わりません。
間に入れられる型と入れられない型
put off のように、目的語の名詞を動詞と副詞の間に置ける型を「分離できる型」と呼びます。副詞とは、動詞などに意味を添える語で、この型の off は後ろに必ず名詞を従える前置詞とは違います。次の2文は、同じ会合を延期することを表します。
英文4: We put off the meeting. 訳: 私たちはその会合を延期しました。
英文5: We put the meeting off. 訳: 私たちはその会合を延期しました。
ところが、the meeting を it に置き換えると、put it off の順になります。分離できる型で、目的語が it・them などの人称代名詞なら、動詞と副詞の間に置きます。名詞のときに選べた2通りを、そのまま代名詞にも広げないでください。
英文6: We put it off until Friday. 訳: 私たちはそれを金曜日まで延期しました。
図1のように、目的語が普通の名詞なら2か所が候補になりますが、it の位置は間に決まります。図の語列は、上から「まとまりの後ろに名詞」「間に名詞」「間に代名詞」です。

一方、look after は after の後ろに目的語を置く型です。代名詞になっても、look と after の間に移動させません。見た目が「動詞と短い語」で似ていても、同じ入れ替えを使えるとは限らないのです。
英文7: Please look after him this afternoon. 訳: 今日の午後、彼の世話をしてください。
英文8: Ken looks up to his older sister. 訳: ケンは姉を尊敬しています。
look up to は「尊敬する」で、相手を to の後ろに置きます。up が入っているから分離できる、と判断してはいけません。look up には「情報を調べる」という別の使い方がありますが、look up to は to まで含めて覚えます。
頻出40表現を語順と一緒に覚える
次の40表現は、表に示した意味で使うときの型です。「分離可」は普通の名詞なら後ろか間、人称代名詞なら間に置く型、「後置」は示したまとまりの後ろに対象を置く型です。「自動」は、その意味では目的語を取らない型を表します。「固定」は、表に示す特有の並びで覚える表現です。1つの表現に別の意味や型がある場合もあるので、表の分類をあらゆる用法へ広げないようにしましょう。
| 番号 | 表現 | ここでの意味 | 型 |
|---|---|---|---|
| 1 | put off | 延期する | 分離可 |
| 2 | put on | 身に着ける | 分離可 |
| 3 | take off | 脱ぐ | 分離可 |
| 4 | turn on | 電源を入れる | 分離可 |
| 5 | turn off | 電源を切る | 分離可 |
| 6 | turn up | 音量などを上げる | 分離可 |
| 7 | turn down | 音量などを下げる | 分離可 |
| 8 | pick up | 拾い上げる | 分離可 |
| 9 | give up | やめる、断念する | 分離可 |
| 10 | look up | 情報を調べる | 分離可 |
| 11 | find out | 情報を知る、突き止める | 分離可 |
| 12 | work out | 問題を解決する | 分離可 |
| 13 | carry out | 計画などを実行する | 分離可 |
| 14 | fill out | 書類に記入する | 分離可 |
| 15 | hand in | 提出する | 分離可 |
| 16 | bring up | 話題を持ち出す | 分離可 |
| 17 | set up | 設置する、設立する | 分離可 |
| 18 | throw away | 捨てる | 分離可 |
| 19 | wake up | 目を覚ます | 自動 |
| 20 | get up | 起きる | 自動 |
| 21 | grow up | 成長する | 自動 |
| 22 | break down | 機械などが故障する | 自動 |
| 23 | show up | 現れる | 自動 |
| 24 | run out | 物などが尽きる | 自動 |
| 25 | look after | 世話をする | 後置 |
| 26 | look for | 探す | 後置 |
| 27 | look into | 調査する | 後置 |
| 28 | deal with | 対処する | 後置 |
| 29 | depend on | 頼る、依存する | 後置 |
| 30 | belong to | 所属する | 後置 |
| 31 | look up to | 尊敬する | 後置 |
| 32 | look forward to | 楽しみに待つ | 後置 |
| 33 | put up with | 我慢する | 後置 |
| 34 | catch up with | 追いつく | 後置 |
| 35 | keep up with | 遅れずについていく | 後置 |
| 36 | get along with | 仲良くやっていく | 後置 |
| 37 | come up with | 考えなどを思いつく | 後置 |
| 38 | run out of | 使い果たす | 後置 |
| 39 | take A for granted | Aを当然のことと思う | 固定 |
| 40 | make use of A | Aを利用する | 固定 |
take A for granted の A は目的語の位置を示します。take for granted を1列に覚えるだけでは、書くときに対象を入れる場所が見えません。make use of A は、of の後ろに対象を置きます。どちらも、見慣れた単語の並びの中に空席があるつもりで覚えると文を作りやすくなります。
英文9: We should not take clean water for granted. 訳: 私たちはきれいな水を当然あるものと思うべきではありません。
英文10: You can make use of the empty room. 訳: あなたはその空いている部屋を利用できます。
表の wake up は自動詞型ですが、wake someone up なら「誰かを起こす」という分離できる他動詞型になります。また、take off は服を「脱ぐ」だけでなく、飛行機が「離陸する」という自動詞型にもなります。単語帳に分類の記号を1つ付けて終えるのではなく、意味と型を一組にして記録することが必要です。
例題で使い方を確かめる
例題1 代名詞の位置を並べ替えで決める
「寝る前に、それを消してください」という意味になるように、括弧内の語を並べ替えましょう。it は直前に話題になったランプを指します。
問題: Please (off / it / turn) before you go to bed. 訳: 寝る前に、それを消してください。
- 「消す」に対応する turn off を見つけます。今回はランプを消すので、turn の向きの意味ではなく、電源を切る用法です。
- 目的語が it であることを確認します。turn off は分離できる型なので、人称代名詞を動詞と副詞の間に置きます。
- turn it off のまとまりを Please の後ろに入れます。命令文では動詞の原形を使い、before 以下の語順は変えません。
答え: Please turn it off before you go to bed.(寝る前に、それを消してください。)
例題2 前置詞の後ろの形を空所補充で選ぶ
「私はあなたにまた会うのを楽しみにしています」となるように、括弧内の動詞を適切な形にしましょう。
問題: I am looking forward to (see) you again. 訳: 私はあなたにまた会うのを楽しみにしています。
- look forward to で「楽しみに待つ」というまとまりを見つけます。この to は、不定詞を作る to ではなく前置詞です。
- 前置詞の後ろには名詞に相当するものを置くと判断します。動作を名詞のように扱う形を動名詞と呼び、see を seeing にします。
- looking は進行形を作る部分、seeing は前置詞の目的語となる部分として区別します。ing が2つあっても、同じ役割とは限りません。
答え: I am looking forward to seeing you again.(私はあなたにまた会うのを楽しみにしています。)
to を見た瞬間に「次は原形」と決めると、まとまりの知識が働かなくなります。look forward to the trip のように、後ろへ名詞を置けることを思い出すと、前置詞だと判断する助けになります。訳語の「楽しみ」だけでなく、to の後ろの形まで確かめましょう。
例題3 群動詞の受け身を和文英訳で作る
「その子犬はエマに世話をされています」を英語にしましょう。look after を使い、現在の事実として述べます。
- まず世話をする人を主語にした文を考えます。Emma looks after the puppy. なら、「エマはその子犬の世話をしています」です。look after と対象の関係がはっきりします。
- 受け身、つまり動作を受ける側を主語にする形に変えます。the puppy は単数なので、現在形の be 動詞は is、look の過去分詞は looked です。
- after を残し、動作をする人を by Emma で添えます。look だけでは元の「世話をする」という意味を保てないため、after は削れません。
答え: The puppy is looked after by Emma.(その子犬はエマに世話をされています。)
図2のように、受け身では世話をされる子犬が主語へ移ります。中心の動詞が looks から is looked に変わっても、after は残ります。図の下段は、動作をする人を省いた「その子犬は世話をされています」という文の形です。

群動詞はすべて機械的に受け身にできるわけではありません。たとえば belong to は所属関係を述べる表現で、通常は受け身にしません。「後ろに名詞がある」という形だけで変換せず、その表現で自然な受け身が使われるかも覚えます。
例題4 固定した表現を代名詞で英訳する
「私たちはそれを当然のことと思うべきではありません」を、take と granted を使って書きましょう。それまでの話に出た家族の支えを it で受けます。
- 「当然のことと思う」に当たる take A for granted を選びます。A の場所が判断の対象を入れる位置です。
- A を it に置き換え、take it for granted にします。これは put it off と表面上は似ていますが、分離できる副詞の規則だけで作った形ではなく、この慣用表現の語順です。
- 「すべきではない」を should not で表し、その後ろに take の原形を続けます。主語が We でも助動詞の後ろの動詞は原形です。
答え: We should not take it for granted.(私たちはそれを当然のことと思うべきではありません。)
固定した表現では、語を1つずつ日本語の順に並べ直そうとするほど迷いやすくなります。「対象を take の直後に入れる」と説明できれば、family support のような名詞が来ても同じ位置を選べます。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 代名詞でも後ろに置いてしまう
× Please pick up it. 訳の意図: それを拾ってください。
どこが違うか: 「拾う」の pick up は分離できる型なので、人称代名詞 it は pick と up の間に置きます。
○ Please pick it up. 訳: それを拾ってください。
普通の名詞なら pick up the pen と pick the pen up の両方が可能です。間違いを直すときは up だけを移動するのではなく、目的語の種類を確認します。こうすると、別の分離できる句動詞に出会ったときも同じ判断を使えます。
誤り2 分離できない表現も切り離す
× I look my teacher up to. 訳の意図: 私は先生を尊敬しています。
どこが違うか: 「尊敬する」の look up to はこの形では分離できず、相手を to の後ろに置きます。
○ I look up to my teacher. 訳: 私は先生を尊敬しています。
図3のように、look up to の後ろに相手を続けます。相手を代名詞に変える場合も、to の後ろという位置は同じです。「up を含むから名詞を挟める」という覚え方をやめ、まとまり全体で確認しましょう。

誤り3 受け身で副詞を落とす
× The plan was carried by our team. 訳の意図: その計画は私たちのチームによって実行されました。
どこが違うか: 「実行する」は carry out なので、意図した意味の受け身には carried の後ろに out が必要です。
○ The plan was carried out by our team. 訳: その計画は私たちのチームによって実行されました。
誤文は「計画を実行した」という指定の意味に対する誤りです。carry 自体にも別の意味があるため、単語を落としたら必ず文の形そのものが壊れるとは限りません。文法の形が整って見えても、言いたい意味から離れていないかを確かめます。
out・up・off は意味の候補を出す手掛かり
out には「外へ」「表に出る」、up には「上へ」「仕上がる」、off には「離れる」「つながりが切れる」といったイメージがあります。find out なら知らなかった情報が明らかになる、turn off なら機器の働きを止める、と結びつけると覚える助けになります。ただし、イメージは訳語を自動で作る規則ではありません。
英文11: We ran out of paper during the activity. 訳: 私たちは活動中に紙を使い果たしました。
英文12: The paper ran out before lunch. 訳: 昼食の前に紙がなくなりました。
同じ不足の状況でも、run out of では使い果たした人などが主語となり、of の後ろに物を置きます。run out では尽きた物そのものが主語になります。out のイメージだけでは、この主語と語順の違いを決められません。
英文13: Tom worked out the answer on his own. 訳: トムは自力で答えを導き出しました。
英文14: Emma works out at home every morning. 訳: エマは毎朝家で運動します。
work out は、問題や答えが目的語なら「解く・導き出す」と読めますが、目的語がなく運動する場面なら「運動する」です。同じ綴りを見つけたら同じ訳、と固定せず、後ろの語と場面を判断材料にします。
短文読解1 準備の流れから意味を絞る
次の英文では、準備、調査、片づけという流れを追いましょう。すべての句動詞の訳を先に書き込むよりも、誰が何を扱っているかを先に見つけると、意味の候補を絞れます。
Last Saturday, our class set up a small reading corner in an empty room. We looked for books that younger students could enjoy. Ken brought up the idea of adding a shelf for picture books. Before we carried out his plan, we found out how much space we had. We did not throw away the old boxes, because they were useful for sorting the books. When we ran out of labels, Yuki came up with a simple solution. She cut some paper into small cards, and we wrote the book titles on them.
訳: 先週の土曜日、私たちのクラスは空いている部屋に小さな読書コーナーを設けました。私たちは年下の生徒が楽しめる本を探しました。ケンは絵本用の棚を加える案を持ち出しました。彼の計画を実行する前に、私たちはどのくらいの空間があるかを確かめました。古い箱は本の仕分けに役立ったので、捨てませんでした。ラベルを使い果たしたとき、ユキが簡単な解決策を思いつきました。彼女が紙を小さなカードに切り、私たちはそこに本の題名を書きました。
brought up の目的語は the idea なので、ここでは「育てた」ではなく「案を持ち出した」です。found out の後ろには how much space we had という、名詞の働きをする節、つまり主語と動詞を含むまとまりが続いています。代名詞を間に置く規則を、そのような長い節にまで無理に当てはめる必要はありません。came up with は、ラベルが足りないという問題の後にあるため、解決策を「思いついた」と読むのが自然です。
短文読解2 予定の変更と人への態度を読む
次の英文では、雨で予定が変わっても活動を続けたことに注目します。off を一律に「離れて」と訳すのではなく、何が延期され、何を続けたのかを追ってください。
On Sunday, I planned to take photos in the park with Emma. We had to put off the trip because it was raining hard. I was disappointed, but Emma suggested looking up some new camera techniques at home. I look up to her because she always tries to learn from a change of plans. We worked out how to take clear pictures of small objects. Later, we looked after her little brother while he made a paper boat. I realized that I sometimes took quiet afternoons for granted. That afternoon gave us a chance to enjoy simple things together.
訳: 日曜日、私はエマと公園で写真を撮る予定でした。雨が激しく降っていたので、私たちは外出を延期しなければなりませんでした。私はがっかりしましたが、エマは家でカメラの新しい撮影技術をいくつか調べることを提案しました。彼女はいつも予定の変更から何かを学ぼうとするので、私は彼女を尊敬しています。私たちは小さな物を鮮明に撮る方法を考えてわかるようになりました。その後、彼女の弟が紙の船を作っている間、私たちは弟の世話をしました。私は、穏やかな午後を当然のものと思っていることがあると気づきました。その午後は、ささやかなことを一緒に楽しむ機会を私たちに与えてくれました。
looking up は撮影技術を「調べる」、look up to はエマを「尊敬する」です。1語多いだけで意味も目的語の位置も変わります。また、took quiet afternoons for granted では quiet afternoons が take と for granted の間にあります。長い文でも、まず「何を当然と思ったのか」という対象を押さえれば、固定表現を見失いません。
練習問題
最初は一覧を見ずに解き、答え合わせのときに型を言葉で説明してみましょう。正しい訳が思い浮かぶかだけでなく、代名詞の位置や前置詞を残す理由まで確かめる練習です。
練習1
「使った後は、それらを片づけてください」となるように並べ替えましょう。put away は「片づける」という分離できる型で、them は使った道具を指します。
問題: Please (away / put / them) after use. 訳: 使った後は、それらを片づけてください。
練習2
「私はその旅行を楽しみにしています」となるように、空所へ前置詞を1語入れましょう。
問題: I am looking forward (___) the trip. 訳: 私はその旅行を楽しみにしています。
練習3
「その会合は月曜日まで延期されました」を put off を使って英語にしましょう。主語は The meeting とし、過去の事実を述べます。延期後の日を示す部分には until Monday を使ってください。
練習4
「私たちは牛乳を使い果たしました」を run out of を使って英語にしましょう。主語は We とし、過去形で書いてください。牛乳は、量を数えずに物質として述べます。
答えと解説
練習1の答え: Please put them away after use.(使った後は、それらを片づけてください。)
put away は分離できる型なので、them は put と away の間に入れます。put off を覚えたときの規則を、同じ型の別の表現にも使えるかが確認点です。
練習2の答え: to。完成文: I am looking forward to the trip.(私はその旅行を楽しみにしています。)
look forward to というまとまりを作ります。the trip は名詞なのでそのまま置けます。例題2の seeing は、同じ位置へ動作の内容を入れるための動名詞でした。
練習3の答え: The meeting was put off until Monday.(その会合は月曜日まで延期されました。)
単数の The meeting と過去に合わせて was を使います。put は原形・過去形・過去分詞が同じ形なので、put の見た目だけで現在か過去かを決めず、was と組み合わせて読みます。off も残します。
練習4の答え: We ran out of milk.(私たちは牛乳を使い果たしました。)
run の過去形は ran です。We を主語にして使い果たした物を示すため、of が必要になります。milk はこの意味では数えられない名詞なので、a や複数形の s を付けません。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の it と形式主語・形式目的語の学習では、it が具体的な物や内容を指す場合と、後ろの内容を仮に受ける場合を区別します。今回の put it off の it は、会合や外出など、すでに話題に出た具体的な予定を指しています。「it がある」という見た目だけで判断せず、何を受けているかをたどる姿勢がつながります。
家庭では5分の中で2つ確かめられます。最初の2分は、一覧から分離できる表現を1つ選び、目的語を名詞から it または them に変えて声に出します。残りの3分は、短文読解から表現を1つ選び、動詞・副詞や前置詞・対象に分けて読み、「なぜこの意味になるか」を前後の内容に触れて説明します。訳語だけを隠して答える練習と違い、語順と文脈を同時に確かめられます。
個別指導では、語順で止まったなら名詞と代名詞の違いまで戻り、受け身で止まったなら元の文で誰が何をしているかまで戻って確かめます。お子さまの学習を見守るときも、訳を言えたかに加えて「it はどこに入るか」を聞くと、理解している箇所を具体的に捉えられます。
まとめ
英文の途中で意味が通らなくなったら、知っている動詞の訳を強く当てはめる前に、その先の短い語を見てみましょう。離れた off が動詞につながっていたり、to まで含めて初めて意味が決まったりします。読めなかった原因を「熟語を知らなかった」の一言で終えず、見落とした語と位置を示せれば、次に同じ型を読むときの確認点ができます。
put と off の間に入る小さな it にも、文を組み立てる理由があります。句動詞の理解は、覚えた訳の数ではなく、目的語の居場所を説明できる一文に表れます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




