「もう一年やり直す」は効くのか——原級留置の研究100年

「もう一年やり直せば、追いつけるのか」

成績が振るわないまま学年が上がっていく。このとき、「もう一年、同じ学年をやり直したほうがいいのではないか」という発想が出てきます。

日本の義務教育で原級留置(留年)はほとんど行われませんが、浪人、大学の留年、学年をまたいだ学び直しという形で、同じ問いは身近にあります。

この問いは、教育研究のなかで100年近く議論されてきた主題です。そして——いまだに決着していません。

一言でいうと(この記事の結論)
84の方法論的に健全な研究を統合したメタ分析の答えは「平均ゼロ」 [1]
そして——研究デザインの質が高いほど、負の効果は小さくなりました [2]
比較対象を「同じ年齢の子」から「同じ学年の子」に変えると、結論が反転します [3]
さらに2026年、この分野の主力である回帰不連続デザインそのものに、重大な疑義が提起されました [4]

結論を先に7点書きます。

  1. 84研究の統合で、留置の平均効果はゼロ。留置した子としなかった子は、平均して同じように伸びていました [1]
  2. 研究の質が上がるほど負の効果は消え、中〜高品質のデザインではゼロと有意差がありませんでした [2]
  3. 同学年の子と比べれば効果は10年生まで残り、同年齢の子と比べると完全に消えます [3]。同じデータ、同じ子どもです。
  4. 因果推論の研究は割れています。3年生での留置は学力を上げ [5] [6]、中学以降の留置は中退を増やしました [7] [8]
  5. 反証。回帰不連続デザインの推定が、除外制約の違反によって歪んでいる可能性が指摘されました [4]
  6. 反証。ドイツの6年縦断研究では、10のアウトカムのほぼすべてで正の効果が報告されています [9]
  7. そして——効いていたのは「もう一年」ではなく、「留置されそうな子に注がれた追加の支援」かもしれません [4] [10]

1. なぜこの問いが、これほど難しいのか

留置された子と、されなかった子を比べればいい。——そう考えたくなりますが、ここに最大の落とし穴があります。

留置される子は、もともと成績が低い子です。だから数年後に比べて成績が低くても、それが留置のせいなのか、もともとの差なのかが分かりません。これを選択バイアスといいます。

この大きさを推定した研究があります。スペインのPISA 2009のデータを用い、内生的な選択を明示的にモデル化したものです [11] [12]

比較 推定された差
観察された、留置者と非留置者の差 実際より約14%小さく見えていた
留置したことによる、PISAスコアへの効果 非留置者の平均の−10%
反実仮想:非留置者が仮に留置されていたら その平均の−24%

一言でいうと(見えている差は、本当の差ではない)
選択バイアスは、効果を大きく見せることも、小さく見せることもあります。
この研究では、観察された差が本当の差より14%小さく見えていました——つまり留置の害を過小評価する方向にバイアスがかかっていた、ということです。
——だから、単純な比較の研究はいくら集めても答えになりません。

2. メタ分析の答えは「平均ゼロ」

2021年、Educational Research Review に、この分野で最も新しく、最も厳密な統合が公表されました [1]

世界各国の、方法論的に健全な84研究を対象に、幼稚園から高校までの留置効果を推定しています。学年比較と年齢比較を切り分け、投票計数分析と3水準のメタ回帰分析を行いました。

結論——「留置は平均してゼロの効果を持つ。留置者と非留置者は、平均して同じような発達を示すように見える。」

ただし同研究は、効果が条件によって変わることも示しています。

効果が小さく出る条件 効果が大きく出る条件
留置とトラッキング(進路分離)を併用する国 能力別編成・習熟度別指導で生徒の多様性に対処する国
同じ年齢の非留置者と比べたとき 年下の同学年生と比べたとき
長期の効果を見たとき 短期の効果を見たとき
—— 心理社会的機能を見たとき
—— 回帰不連続法で評価したとき

最後の行は、6節で扱います。手法を変えると結論が変わる、という事実が、この分野の中心的な問題だからです。

なお、2001年の古典的なメタ分析(611件に引用)は、20研究を統合して明確に否定的な結論を出していました [13]。著者は「社会的進級か留置かという論争を放棄し、より生産的な道筋に向かうこと」を研究者・教育関係者・立法者に求めています。

一言でいうと(20年で、結論は「負」から「ゼロ」へ動いた)
2001年の統合は明確に否定的、2021年の統合は平均ゼロ
——変わったのは留置のやり方ではなく、研究のやり方です。次節がその話です。

3. 研究の質が上がるほど、負の効果は消えた

この記事でいちばん重要な所見です。

2009年、Educational Evaluation and Policy Analysis に掲載されたメタ分析は、1990年から2007年に公表された22研究・207の効果量を多水準モデルで分析しました [2]。研究水準の変数として「デザインの質」を投入しています。

研究デザインの質 留置の効果量
低い
中〜高 ゼロと統計的に有意差なし。低品質の研究より 0.34 高い(より正の方向)

著者らの結論は、そのまま引きます——「結果は、留置が学力に負の影響を与えるという広く共有された見方に異議を唱えるものである。」

同研究は、留置後の経過年数が長いほど効果が負の方向に動き、その傾向は年齢比較より学年比較で強いことも報告しています。

一言でいうと(「留年は有害」という通念の出どころ)
質の低い研究ほど、留置を有害に見せていました。
これは選択バイアスの残りで説明できます——統制が甘い研究ほど、「もともと成績が低かった」分が留置のせいに見えるからです。
——「留年は有害」という広く共有された通念は、方法論の弱い研究群に支えられていた可能性があります。

4. 比較対象を変えると、結論が反転する

留置の研究には、他分野にない固有の難問があります。誰と比べるのか。

比較の型 何を問うているか
同学年比較(留置後のクラスメート=1歳年下) 「いま在籍している学年の中で、どの位置にいるか」
同年齢比較(留置しなかった同い年の子) 「同い年の子と比べて、どこまで到達したか」

フロリダ州の学力テスト連動型の進級政策を、回帰不連続デザインで分析した研究が、この違いを鮮明に示しました [3]

  • 学力に大きな正の効果が観察された
  • ただし、留置された生徒を同い年の生徒と比べると、その効果は完全に消えた
  • 同学年の生徒と比べると、10年生まで実質的な効果が残った
  • 成績評定(GPA)は上がり、高校での補習科目の履修は減った
  • しかし、卒業する確率には効果がなかった

同じ政策、同じ生徒、同じデータです。比較対象を変えただけで、「大きな効果がある」と「効果はない」の両方が出てきます。

一言でいうと(どちらが正しい比較か、は価値判断)
1年多く学校にいるのだから、同学年の子より知識が多いのは当たり前です。それを「効果」と呼ぶかどうかは、統計ではなく目的の問題です。
——「同い年の子に追いつくこと」が目的なら、答えは「追いつかなかった」。
——「その学年の内容を身につけること」が目的なら、答えは「身についた」。
数字を読むときは、どちらの問いに答えているのかを先に確認してください。

5. 因果推論の研究は、割れている

選択バイアスを回避する方法として最も使われてきたのが、回帰不連続デザインです。「テストが○点未満なら留置」という明確な基準がある場合、基準のすぐ上とすぐ下の生徒はほぼ同じ集団とみなせる、という考え方です。

この手法を使った研究が数多くありますが、結論は割れています。

研究 対象 結果
シカゴ(605引用)[5] 3年生・6年生 3年生では学力が上昇。6年生では算数にほとんど効果なし。「従来の通念と先行研究に反して」
インディアナ [6] 3年生 国語・算数が即座に大幅に上昇し、中学まで持続。出席・懲戒への悪影響なし
シカゴ・高校修了 [14] 年長/年少 年長の生徒で中退確率が緩やかに増加。年少では有意な効果なし
ニューヨーク市 [7] 中学段階 高校の単位取得を減らし、中退を増やし、特別支援への配置を増やした
ルイジアナ [8] 8年生 留置寄りの配置ほど、学歴到達が低い。効果は大学進学にまで及んだ

ルイジアナの研究は設計が特に興味深いものです。同州は、8年生での留置・9年生への進級のほかに、「8.5年」——仲間と一緒に高校へ進むが、高校で8年生の内容を受けるという中間的な配置を設けていました。

結果は、8年 対 8.5年、8.5年 対 9年、8年 対 9年——すべての境目で、留置寄りの配置のほうが学歴到達が低いというものでした [8]

回帰不連続デザイン以外の手法でも、同じ方向の分かれ方が見られます。

ベルギーの大規模縦断データを、共変量バランシング傾向スコア重み付けで分析した研究は、早期に留置された子は、毎年進級していたほうが算数の成績は高かっただろうと推定しました。ただしその差は長期では縮小し、あるいは消失しました。また幼稚園での留置と比べ、1年生での留置のほうが、年少の子どもの算数の発達にとってより有害でした [18]

コロンビアの9年生を、傾向スコア・粗い正確マッチング・エントロピーバランシングの3手法で分析した研究では、留置が数学で標準偏差の23%、言語で20.4%の低下と関連していました。ただし女子生徒の言語だけは、逆に5.6%の有意な上昇でした [19]

——教科・性別・年齢・国によって、符号すら変わります。「留置の効果」という単一の数値は、存在しないと考えたほうが実態に近いはずです。

一言でいうと(年齢で、符号が変わる)
低学年(3年生あたり)では正、中学以降では負。この傾向は、複数の独立した研究で一致しています。
——「やり直し」が効くかどうかは、何年生でやるかに強く依存します。そして仲間から切り離される年齢ほど、代償が大きくなると読むことができます。

6. 反証——回帰不連続デザインそのものが疑われている

2026年、Journal of Public Economics に、この分野の土台を揺さぶる論文が出ました [4]

ミシガン州の2学年分のデータを検討したところ、次のことが分かりました。

  • 留置の対象としてフラグが立つと、読解の成績が約 0.05 SD 上がった——控えめだが意味のある効果
  • しかし、フラグが立つことで実際に留置される確率は、3.4パーセントポイントしか上がらなかった
  • 標準的な仮定のもとでこの2つから留置の効果を逆算すると、1.3 SD という非現実的に大きな値になる
  • 調査によれば、フラグが立った生徒は、留置されなくてもより手厚い読解支援を受けていた——これは除外制約の違反である
  • そして、生徒を一人も留置しなかった学区でも、同様の効果が推定された

最後の行が決定的です。誰も留置していない場所で「留置の効果」が検出されるなら、それは留置の効果ではありません。

著者らの結論——「これらの結果は、これまでに推定された留置効果に潜在的なバイアスがあるという懸念を提起し、多面的な教育介入の分析において除外の仮定を注意深く検討することの重要性を強調する。」

一言でいうと(何を測っていたのか)
「留置の基準に引っかかった」ことと「留置された」ことは、別のことです。
基準に引っかかった子には、補習・個別指導・読解支援が投入されます。その効果が、留置の効果として計上されていた可能性があります。
——この記事の5節に並べた数字も、この疑義の射程に入ります。

7. 反証——「ほぼすべて正」という6年追跡

もうひとつ、通念に反する報告を置きます。

ドイツの中等学校の生徒1,325名を、中等教育の最初の5年間、毎年測定した縦断研究です [9]。最初の4学年それぞれで留置した4つの独立した群(計103名)を設け、性別・年齢・社会経済的地位・小学校の成績・IQ、そして留置前の各アウトカムを統制しています。

測定したアウトカム(10種) 結果
数学の自己概念、自己効力感、不安、教師・親・仲間との関係、成績、標準化された学力テスト など 広範に正の効果
留置の翌年に見られた正の効果 その後の学年でも維持された

著者らは「これらの結果が、学校での留置についての受け入れられている通念の少なくとも一部に反することを特に考慮すると、この知見は教育研究者・政策立案者・保護者にとって重要な含意を持つ」と書いています。

ただし、留置群の合計は103名です。そしてドイツは、上の2節で「効果が大きく出る条件」として挙げられた能力別編成・トラッキングを行う国にあたります。

一言でいうと(制度が違えば、結果も違う)
留置が何を意味するかは、その国の学校制度によって変わります。
進路が早くから分かれる制度では、留置は「同じ進路に留まるための調整」になりえます。
一方、単線型の制度では「遅れた子」という位置づけが強くなります。——数字を輸入する前に、制度を確認する必要があります。

8. 浪人・大学の留年に、いちばん近い研究

日本の読者にとって最も参照しやすいのは、初等教育ではなく高等教育の研究でしょう。

スイスの大学で、1年目に所定の成績要件に達しなかった学生が1年目の全科目を再履修してからでないと2年目に進めないという制度を、シャープな回帰不連続デザインで分析した研究があります。サンプルは5,000名です [15]

アウトカム 結果
1年目終了後の中退確率 約10パーセントポイント上昇
成績評定(GPA) 約 0.5 SD、持続的に上昇
履修ペース・専攻選択 影響なし

やり直した人の成績は確かに上がる。しかし、そこに到達する前に降りる人が10ポイント増える。

一言でいうと(成功した人だけを見てはいけない)
「もう一年やって伸びた人」は実在します。0.5 SD は小さくない上昇です。
しかし同じ制度が、10パーセントポイント分の「降りた人」も生んでいます。そして降りた人は、成績の集計から消えます。
——浪人や留年の体験談が明るいのは、続けられた人しか語らないからです。

9. 効いていたのは「もう一年」なのか

ここまでを踏まえて、いちばん実用的な問いに進みます。仮に効果があるとして、何が効いているのか。

手がかりが2つあります。

ひとつめ。上で見たミシガンの研究は、フラグが立った生徒が、留置されなくてもより手厚い読解支援を受けていたことを示しました [4]。効果の一部は、留置ではなく支援から来ています。

ふたつめ。ブラジル・リオデジャネイロの市立学校を、生徒固定効果つきの差分の差分法で分析した研究です [10]。短期の学力は有意に改善しましたが、著者らはその改善が「留置への恐れと、留置の危機にある生徒に提供された追加の支援によって部分的に駆動されている」と述べています。

因果推論を用いた実証研究を系統的にレビューした論文の結論も、同じ方向を向いています [16]

「留置は効率的な政策ではありそうにない。政策に伴う費用が、留置の(弱い)潜在的便益を容易に上回りうるからである。低学力層、とりわけ低い能力プロファイルを持つリスクのある生徒の成績を高めるには、留置に代わる政策、あるいは留置と組み合わせて使える政策を検討することが必要である。」

ベルギーの高校を動的離散選択モデルで分析した研究も、長期的には、留置もその代替であるトラック降格も、学校教育の成果に悪影響を与え、能力の低い生徒ほどその傾向が強いと報告しています [17]

一言でいうと(この記事の実務的な結論)
「もう一年」という時間そのものに、効果の根拠は乏しい。
効果があったとされる場面でも、そこには追加の支援が伴っていました。
——だとすれば、「もう一年やるか」ではなく「どんな支援を、どれだけ足すか」が本当の問いです。

10. この記事で言えないこと

  • 「留年は有害だ」とは言えません。最新のメタ分析の答えは平均ゼロであり、研究の質が高いほど負の効果は消えました [1] [2]
  • 「留年は有効だ」とも言えません。中学以降を対象とした因果推論研究では、中退と学歴到達の低下が繰り返し報告されています [7] [8]
  • この分野の推定値そのものに、疑義が提起されています [4]。5節に並べた数字は、今後修正される可能性があります。
  • 日本の原級留置についての研究を、この記事は扱っていません。引用はほぼすべて米国・欧州・中南米のものです。制度が違えば、留置の意味も変わります(7節)。
  • 浪人についての研究ではありません。8節のスイスの研究が最も近いものですが、大学1年の再履修であり、入試のやり直しとは別の設定です。
  • 個人にとってどうかは、この記事からは決まりません。すべての数字は集団の平均であり、あなたのお子さんに何が起きるかを述べるものではありません。

当塾の立場

この記事の内容は、塾に来なくても実行できます

この記事から取り出せる実務的な指針は、次の3点です。いずれも家庭で実行できます。

  1. 「もう一年」を検討する前に、「どんな支援を足すか」を先に決める。効果が出た研究では、ほぼ例外なく追加の支援が伴っていました(9節)。
  2. 比較対象を意識する。「同学年の中での位置」と「同い年の中での位置」は別の指標です(4節)。どちらを目標にするのかを、先に家族で言葉にしてください。
  3. 年齢を考慮する。やり直しが正の効果を示したのは低学年です。年齢が上がるほど、仲間から切り離される代償が大きくなります(5節)。

そして、体験談を読むときは、8節を思い出してください。語られるのは続けられた人の話であり、降りた人の話は集計から消えています。

それでも塾に通いたい方へ

上の3点を家庭だけで運用するのが難しいと感じる場合——とくに「どんな支援を、どれだけ足すか」の設計は、外から見てもらったほうが早いことがあります。

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まとめ

  • 84研究の統合で、留置の平均効果はゼロ [1]
  • 研究デザインの質が高いほど負の効果は消え、中〜高品質ではゼロと有意差なし [2]。「留年は有害」という通念は、方法論の弱い研究群に支えられていた可能性がある。
  • 同学年比較では10年生まで効果が残り、同年齢比較では完全に消える [3]。同じデータで、結論が反転する。
  • 低学年では正、中学以降では負。複数の独立した因果推論研究で一致している [5] [6] [7] [8]
  • 反証。留置していない学区でも「留置の効果」が推定された [4]。除外制約の違反が疑われる。
  • 反証。ドイツの6年追跡では10のアウトカムのほぼすべてで正 [9]。ただし留置群は103名で、制度が異なる。
  • 大学の再履修では、GPAが0.5 SD上がる一方、中退が10パーセントポイント増えた [15]
  • 効いていたのは「もう一年」ではなく、伴走した追加の支援かもしれない [4] [10]

出典

  1. Goos, M. et al. (2021). Effectiveness of grade retention: A systematic review and meta-analysis. Educational Research Review. DOI: 10.1016/j.edurev.2021.100401
  2. Allen, C. S. et al. (2009). Quality of Research Design Moderates Effects of Grade Retention on Achievement: A Meta-analytic, Multi-level Analysis. Educational Evaluation and Policy Analysis. DOI: 10.3102/0162373709352239
  3. Schwerdt, G. et al. (2017). The Effects of Test-based Retention on Student Outcomes over Time: Regression Discontinuity Evidence from Florida. Journal of Public Economics. DOI: 10.1016/j.jpubeco.2017.06.004
  4. Berne, J. S. et al. (2026). Assessing the impact of grade retention: A cautionary tale of exclusion restriction violations. Journal of Public Economics. DOI: 10.1016/j.jpubeco.2025.105534
  5. Jacob, B. A. & Lefgren, L. (2004). Remedial Education and Student Achievement: A Regression-Discontinuity Analysis. Review of Economics and Statistics. DOI: 10.1162/003465304323023778
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  7. Mariano, L. T. et al. (2024). The Effects of Grade Retention on High School Outcomes: Evidence from New York City Schools. Journal of Research on Educational Effectiveness. DOI: 10.1080/19345747.2023.2287607
  8. Larsen, M. F. et al. (2023). The Long-Term Effects of Grade Retention: Evidence on Persistence through High School and College. Journal of Research on Educational Effectiveness. DOI: 10.1080/19345747.2023.2240323
  9. Marsh, H. W. (2016). Long-Term Positive Effects of Repeating a Year in School: Six-Year Longitudinal Study of Self-Beliefs, Anxiety, Social Relations, School Grades, and Test Scores. Journal of Educational Psychology. DOI: 10.1037/edu0000144
  10. Costa, R. et al. (2025). Grade retention and academic outcomes: evidence from Brazil. Revista de Administração Pública. DOI: 10.1590/0034-761220240242x
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  12. García-Pérez, J. I. et al. (2014). Does grade retention affect students’ achievement? Some evidence from Spain. Applied Economics. DOI: 10.1080/00036846.2013.872761
  13. Jimerson, S. R. (2001). Meta-analysis of Grade Retention Research: Implications for Practice in the 21st Century. School Psychology Review. DOI: 10.1080/02796015.2001.12086124
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  19. Gómez Soler, S. C. et al. (2021). Should students repeat a school year? The case of grade 9 students in Colombia. International Journal of Educational Research. DOI: 10.1016/j.ijer.2021.101886
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ryomiyagawa Founder
早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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