冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

小学生の数検—何年生で何級か、低学年からの始め方|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

小学生が受ける算数検定は11級から6級まで、学年と級が1つずつ対応し、9〜11級は40分20問、6〜8級は50分30問、合格は70%程度です。小2のノートから始める級の決め方と、1日5問を4週間続ける8週間の進め方を手順で示す。

小学生が受けるのは、公益財団法人 日本数学検定協会の実用数学技能検定のうち「算数検定」と呼ばれる 6〜11級です。級と学年は 1 つずつ対応していて、11級が小学校 1 年程度、10級が 2 年程度、9級が 3 年程度、8級が 4 年程度、7級が 5 年程度、6級が 6 年程度です。どの級も 1 次と 2 次の区分はなく、1 回の検定で合否が決まります。

級 目安の学年 検定時間 出題数 合格基準 検定料(個人受検)
11級 小学校 1 年程度 40 分 20 問 全問題の 70%程度 2,700 円
10級 小学校 2 年程度 40 分 20 問 全問題の 70%程度 2,700 円
9級 小学校 3 年程度 40 分 20 問 全問題の 70%程度 2,700 円
8級 小学校 4 年程度 50 分 30 問 全問題の 70%程度 3,200 円
7級 小学校 5 年程度 50 分 30 問 全問題の 70%程度 3,200 円
6級 小学校 6 年程度 50 分 30 問 全問題の 70%程度 3,200 円

算数検定の 6〜11級は、個人受検で残っている 5 回のどれでも受けられます。2026 年 12 月 5 日(土)は申込が締め切られているので、これから選ぶのは 2027 年の 1 月 16 日(土)か、2 月 12 日(金)か 13 日(土)か、3 月 6 日(土)です。かず・かたち検定は今年度の 3 回が終わっています。会場は回によって違うので、申し込む前に協会の案内を開きます。初めて受ける級は「いまの学年と同じ級」が基本で、先取りは 1 つ上までにとどめます。

よくあるのは、小学 2 年生の算数のノートを親が何気なく開いて、筆算の繰り上がりの小さな 1 が全部きちんと書いてあるのを見つけ、「この子は算数が好きなのかもしれない」と思う夕方の場面です。学校のテストは満点に近いけれど、それが学年の外でどれくらい通用するのかは見えません。そこで思い浮かぶのが数検です。ただ、案内を開くと級が 13 もあって、何年生がどれを受けるのか、低学年で受けて意味があるのか、どこまで親が手を出してよいのかがすぐにはわかりません。この順番で整理します。

試験のかたちと範囲

算数検定の 6〜11級は、どの級も 1 次と 2 次に分かれていません。中学生以上が受ける 1〜5級は計算技能の 1 次と数理技能の 2 次を別々に受けますが、小学生の級は 1 枚の検定で計算も文章題も図形もまとめて出ます。図1のように、9〜11級は 40 分で 20 問、6〜8級は 50 分で 30 問です。合格基準はどの級も全問題の 70%程度なので、20 問なら 14 問、30 問なら 21 問が目安になります。満点を取る検定ではなく、7 割を安定して取る検定だと最初に伝えておくと、お子さまの肩の力が抜けます。

図1 学年と級の対応と、検定時間と出題数の階段

出題の範囲は、協会の各級の案内に「その学年程度」と「1 つ下の学年程度」の内容が並んで書かれています。たとえば 10級(小学校 2 年程度)なら、かけ算の意味と九九、百の位までのたし算・ひき算、簡単な分数、三角形・四角形、長さ・水のかさと単位、時間と時計の見方、表やグラフが 2 年程度の内容で、そこに 1 年程度の内容である個数や順番、整数のたし算・ひき算、長さや広さの比較、時計の見方、身の回りの形が加わります。9級(3 年程度)なら、2 けたの数をかけるかけ算、1 けたの数でわるわり算、小数・分数の意味、長さ・重さ・時間の単位と計算、円と球、二等辺三角形・正三角形、表や棒グラフが中心です。8級(4 年程度)になると整数の四則混合計算、概数、長方形・正方形の面積、角の大きさ、平行・垂直、折れ線グラフが入り、7級(5 年程度)で約数・倍数、分数の加減、三角形・四角形の面積、平均、単位量あたりの大きさ、割合や百分率、6級(6 年程度)で分数を含む四則混合計算、円の面積、角柱・円柱の体積、拡大図・縮図、比、比例と反比例、文字と式まで進みます。

ここで押さえておきたいのは、「1 つ下の学年の内容も出る」という点です。小 3 の秋に 9級を受けるなら、3 年生で習ったかけ算の筆算だけでなく、2 年生の九九や時計の読み方も問われます。学年が上がって忘れている単元が、意外に失点のもとになります。11級だけは 1 年程度の内容だけで構成されていて、数の数え方、たし算・ひき算、長さ・広さ・水の量の比べ方、時計、身の回りの形が範囲です。初めての検定で「問題用紙の名前の欄に自分で名前を書き、40 分座って解く」こと自体が 1 年生には経験になります。

検定の内容には「身近な生活に役立つ算数技能」という項目もあり、10級なら代金やおつりの計算、まとまりの数から全体を求めること、リボンの長さや水のかさを単位で表すこと、7級なら消費税の計算や円グラフ・帯グラフの読み取りが挙げられています。教科書の計算問題がそのまま出るのではなく、買い物や地図の場面に置き換えた問題が混じると思っておくと、文章題の練習に身が入ります。

合格までの進め方

小学生の数検は、量を積むより「順番」で決まります。図2のように、検定日から逆算して 8 週間を 4 つの区間に分けると、無理なく届きます。最初の 2 週間は教科書の復習です。受ける級の学年と、その 1 つ下の学年の教科書を本棚から出して、単元の見出しを親子で一緒に眺めます。ここで「習ったけれど自信がない単元」に付箋を貼ります。小 2 なら時計と長さ、小 3 ならわり算のあまりと単位の換算、小 4 なら角度と面積の単位に付箋が集まりやすいです。

図2 検定日までの8週間を4つの区間に分けた進め方

次の 4 週間は毎日 5 問です。1 日 15 分、問題を 5 問と決めて、平日 5 日続けます。1 週間で 25 問、4 週間で 100 問になります。協会が公開している過去の検定問題を使うなら、9〜11級は 1 回 20 問なので、4 週間で 5 回分の量に相当します。たくさん解くことより、5 問のうち間違えた問題に印を付けて、翌日の 5 問の最初に同じ型の問題をもう一度置くことが大切です。間違いを翌日にまたぐと、「昨日できなかったことが今日はできた」という小さな手応えが毎日生まれ、低学年の子はそれで続きます。

7 週目は時間を測ります。過去の検定問題を 1 回分、本番と同じ 40 分または 50 分で通して解きます。小学生の多くは最初の通しで時間が余るか、逆に 1 問に 10 分かけて最後まで届かないかのどちらかです。前者なら見直しの練習、後者なら「わからない問題は印を付けて次へ進む」練習が要ります。20 問で 14 問、30 問で 21 問が合格の目安なので、全部解けなくてもよいと知っておくだけで、当日の心の持ち方が変わります。

最後の 1 週間は見直しです。新しい問題はほとんど解きません。付箋を貼った単元と、印を付けた問題だけをもう一度解き、受検証と筆記用具をそろえ、会場までの道のりと時間を確かめます。検定の前日に新しい問題集を開くと、できない問題が目について不安が増えるだけです。

親の関わり方は、学年で変えます。小 1 と小 2 は横に座って、問題文を一緒に声に出して読みます。この時期の失点の多くは、計算ではなく「何を聞かれているか」の読み落としです。小 3 と小 4 は、問題を解く時間は離れて、答え合わせだけ一緒にします。間違えた問題は「どこで間違えたの」ではなく「どうやって解いたの」と聞くと、子どもは自分の手順を言葉にする中で誤りに気づきます。小 5 と小 6 は、進み具合を週に 1 回確かめるだけにして、解き方には口を出しません。割合や比は、親が自分の習った解き方で教えると学校の教え方と混ざって、かえって混乱します。

例題で確かめる

級ごとの問題の感触を、自作の例題 3 問で確かめます。10級、9級、7級の順です。

例題 1(10級・時間と時計の見方)。午前 9 時 40 分に家を出て、公園まで 35 分歩きました。公園に着いた時刻は午前何時何分ですか。

手順。9 時 40 分から 10 時ちょうどまでは 20 分です。35 分のうち 20 分を使うと、残りは 35 − 20 = 15 分です。10 時から 15 分進めて、答えは午前 10 時 15 分です。低学年の子は 40 + 35 = 75 として「9 時 75 分」と書きがちなので、「60 分で 1 時間」という区切りを、時計の絵を描きながら確かめます。

例題 2(9級・かけ算とわり算)。1 箱に 24 個入ったあめが 13 箱あります。あめは全部で何個ありますか。また、そのあめを 7 人で同じ数ずつ分けると、1 人分は何個で、何個あまりますか。

手順。全部の数は 24 × 13 です。24 × 3 = 72、24 × 10 = 240、合わせて 72 + 240 = 312 個です。次に 312 ÷ 7 を計算します。7 × 44 = 308 なので、312 − 308 = 4 で、1 人分は 44 個、あまりは 4 個です。確かめとして 7 × 44 + 4 = 312 に戻ることを見ます。あまりが割る数の 7 より小さいことも確かめます。わり算の問題で「1 人分」と「あまり」の 2 つを聞かれているのに、片方しか書かない誤りが多いです。

例題 3(7級・割合と百分率)。定員 40 人のバスに 34 人が乗っています。乗っている人数は定員の何%ですか。

手順。もとにする量は定員の 40 人、比べる量は 34 人です。割合は 34 ÷ 40 = 0.85 で、百分率にすると 0.85 × 100 = 85%です。「何%」と聞かれたら、小数の割合を出してから 100 倍する、という 2 段階を毎回同じ順で書きます。40 ÷ 34 と逆に割ってしまう誤りは、「定員の」という言葉がもとにする量を示していると気づけば防げます。

3 問に共通するのは、計算そのものより、問題文の中の「60 分で区切る」「2 つのことを聞かれている」「の」がもとにする量を示す、という読み取りで差がつくことです。小学生の数検は計算力の検定というより、算数の言葉を正しく読む検定だと感じます。

まちがえやすいところ

1 つ目は、先取りで級を上げすぎることです。図3のように、受ける級が学年と同じか 1 つ上までなら、学校で習ったことの上に少し背伸びをする形で届きます。2 つ上の級になると、習っていない単元を家庭で一から入れることになり、わり算を知らない小 2 に 9級のわり算を教える、というような無理が生じます。合格しても、その先の学年の授業が「もう知っていること」になって退屈になる子もいます。小 2 のノートがきれいでも、まずは 10級で「40 分座って 20 問解く」経験を積み、その手応えで次を決めるほうが長く続きます。

図3 学年に対して受ける級の幅と、先取りの注意

2 つ目は、単位と時間の計算です。時計は 60 進法で、長さは 1 m = 100 cm、1 cm = 10 mm、かさは 1 L = 10 dL = 1000 mL です。10 進法のたし算に慣れた子ほど、45 分 + 30 分 = 75 分と書いたままにしたり、2 m 30 cm を 230 cm に直さずに足したりします。単位の換算は、検定の直前に覚えるのではなく、毎日 5 問のうち 1 問を単位の問題にして、4 週間かけて体に入れます。

3 つ目は、答えの書き方です。「何個で何個あまりますか」と 2 つ聞かれているのに 1 つしか書かない、「cm²」と単位を書くべきところを数字だけで終える、問題文の途中で答えが出た気になって最後の 1 行を読まない。どれも計算は合っているのに点にならない誤りです。答え合わせのときに、合っているかどうかの前に「問題文の最後の 1 行をもう一度読んで、聞かれたものを全部書いたか」を親子で確かめる習慣を作ると、この種の失点は減ります。

確かめの問題

例題とは違う数で、3 問を解いてみます。級は 10級、8級、6級です。

問 1(10級)。折り紙が 125 枚あります。工作で 38 枚使いました。残りは何枚ですか。

問 2(8級)。たて 6 cm、よこ 15 cm の長方形の面積は何 cm² ですか。

問 3(6級)。赤と青の色紙が合わせて 48 枚あり、赤と青の枚数の比は 3 : 5 です。赤と青はそれぞれ何枚ですか。

答えと解説

問 1 の答えは 87 枚です。125 − 38 を筆算で計算します。一の位は 5 から 8 が引けないので十の位から 1 繰り下げて 15 − 8 = 7、十の位は 2 が 1 になって 1 から 3 が引けないので百の位から繰り下げて 11 − 3 = 8、百の位は 0 なので答えは 87 です。繰り下がりが 2 回続く問題は、繰り下げた印を筆算の上に小さく書く習慣があるかどうかで正答率が変わります。

問 2 の答えは 90 cm² です。長方形の面積は たて × よこ なので、6 × 15 = 90 です。単位は cm と cm をかけるので cm² になります。数字の 90 だけ書いて単位を落とすと、聞かれたことに答えたことになりません。

問 3 の答えは赤 18 枚、青 30 枚です。比が 3 : 5 なので、全体は 3 + 5 = 8 の割合に分けられます。1 つ分は 48 ÷ 8 = 6 枚、赤は 6 × 3 = 18 枚、青は 6 × 5 = 30 枚です。確かめとして 18 + 30 = 48 に戻ることと、18 : 30 を 6 で割ると 3 : 5 になることを見ます。

次に受ける級と入試での扱い

同じ学年の級に合格したら、次は 1 つ上の級を、学年が上がった秋以降に受けるのが自然な流れです。6級まで進んだら、その先は数学検定の 5級(中学校 1 年程度)で、ここから 1 次と 2 次に分かれます。算数検定の合格が中学受験や高校受験でどう扱われるかは学校ごとに違い、出願の要項や学校への問い合わせで確かめるものなので、ここでは断定しません。武蔵野個別指導塾の個別指導では、受ける級の学年だけでなく、その 1 つ下の学年の単元まで戻って、時計や単位の換算のように抜けやすいところを先に確かめてから、検定日までの 8 週間を組みます。

まとめ

小学生の数検は、学年と同じ級を 8 週間かけて準備し、そのうち 4 週間を 1 日 5 問でつなげば届く検定です。小 2 のノートの小さな 1 を見つけたなら、10級の申し込みが、その丁寧さを形にする最初の 1 歩です。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828