
武蔵野個別指導塾の特徴
巣鴨中学校の入試と準備—試験の日程と科目、家庭で進める順番|武蔵野個別指導塾

2月1日の4科と午後の算数選抜、2月2日と4日の計4回。2026年度の募集要項で確かめた日程と配点を土台に、小4の計算から小6の過去問まで家庭で進める順番を追えます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都豊島区上池袋1-21-1(武蔵境駅から直線で約16km) |
| 最寄り駅 | JR山手線 大塚駅(北口)・池袋駅(東口)・JR埼京線 板橋駅(東口)。各駅から徒歩約10〜20分 |
| 共学・別学 | 男子校。中高6年一貫 |
| 試験の回と日程 | 第1期 2月1日・算数選抜 2月1日午後・第2期 2月2日・第3期 2月4日 |
| 科目と配点 | 第1期・第2期・第3期は算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・50点)の300点満点。算数選抜は算数のみ(60分・100点) |
| 確かめた年度 | 2026年度の生徒募集要項(2026年2月実施分)。2027年度の要項は公開され次第、必ず原本で確かめてください |
よくあるのは、文化祭の帰り道で、お子さまが急に歩くのが速くなるという場面です。校舎の中で見た展示の話を、駅までの坂で立て続けにしゃべります。親のほうは、帰ってから出願のページを開き、2月1日の午前と午後に試験が2つあることに気づいて、しばらく画面を見つめます。午前の4科と午後の算数だけの試験が同じ日に並ぶ形は、準備の順番を決めるうえで大きな意味を持ちます。その意味を、確かめた事実から順に書いていきます。
入試のかたち
巣鴨中学校の入試は、2026年度の募集要項によると、第1期・算数選抜・第2期・第3期の4回です。試験日は第1期が2月1日、算数選抜が同じ2月1日の午後、第2期が2月2日、第3期が2月4日です。募集人数は第1期80名、算数選抜20名、第2期100名、第3期40名で、合わせて240名の募集です。図1のように、2月1日に2回、2月2日に1回、1日空けて2月4日に1回という並びになっています。要項では期をローマ数字で書き分けています。

第1期・第2期・第3期の科目は共通で、算数と国語が各50分・100点、理科と社会が各30分・50点、合計300点満点です。算数選抜だけは算数1科目で、60分・100点です。配点を見ると、算数と国語の2科目で200点、理科と社会で100点ですから、4科の試験でも算数と国語の比重が3分の2を占めます。算数選抜まで含めると、2月1日のうちに算数を2回解く日程になります。
試験の時間割は、4科の回はいずれも集合が8時30分まで、算数が8時50分から9時40分、国語が9時55分から10時45分、理科が11時から11時30分、社会が11時45分から12時15分です。算数選抜は集合が15時10分まで、試験が15時30分から16時30分です。午前の4科が12時15分に終わってから午後の集合までは3時間弱あり、昼食をとって戻る時間は確保されています。要項には、算数選抜の開始時刻に間に合わない受験者のために、16時5分から17時5分の別の教室を用意すると書かれていて、事前の届け出は不要です。この教室があるとしても、15時30分の回に間に合う動き方を第一に考えておくほうが落ち着いて受けられます。
出願は全期ともインターネットで、受付の始まりはいずれも1月10日9時です。締め切りは第1期と算数選抜が1月31日18時、第2期が2月1日23時50分、第3期が2月3日23時50分です。第2期と第3期は前日の深夜まで出願できますから、2月1日の結果を見てから翌日の出願を決める形が日程のうえでは成り立ちます。受験料は第1期・第2期・第3期が各25,000円、算数選抜が10,000円で、算数選抜を含む複数の期に出願した場合、合格した期より後の未受験分は入学後に返金されると要項に明記されています。
合格発表はすべて学校のホームページの専用サイトで行われ、第1期が2月1日18時、算数選抜が同じ日の21時45分、第2期が2月2日18時、第3期が2月4日18時からです。掲示による発表はなく、電話での合否の問い合わせにも応じていません。繰り上げ合格を出すときは、算数選抜を含めて複数の期を実際に受験した人を優遇すると要項にあり、この一文は併願の組み方を考えるときに効いてきます。
試験当日の注意として公表されている事柄も、前もって家で話しておくとよい内容です。受験教室に時計はなく、時計以外の機能が付いていないものを各自で持ち込みます。定規・コンパス・分度器は使えず、下敷きは無地のものに限られます。上履きは不要です。付き添いの人は校舎内に入れず、控え室が7時から使えます。2月1日は控え室が17時まで開いていて、午前と午後の間に受験生と一緒に昼食をとる場所として使えると案内されています。海外帰国子弟の特別入試制度があり、書類を出せば算数選抜を除く回で合計点に10点が加えられます。
学校が公表している方針
学園のサイトによると、巣鴨中学校は1910年(明治43年)に文学博士の遠藤隆吉が開いた私塾「巣園学舎」を始まりとする学校です。学校長の挨拶には、創立から今日まで「硬教育(努力主義)による男子英才教育」を実践してきたとあります。硬教育という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、学校自身が括弧書きで努力主義と言い換えていて、努力を続けることで生徒自身が力を伸ばすという考え方を指しています。同じ挨拶の中に「少年は可能性の塊です」という一文があり、可能性を開くのは本人の努力だという筋が一貫しています。
カリキュラムについては、中高6年の一貫した計画のもとで英才早教育を行うと説明されています。大学受験に対応するだけでなく、将来を見据えて、実社会で活躍できる学力・人間力・国際力を育てるという書き方です。年間の行事には8月の巣鴨サマースクールが載っていて、学園のサイトの行事一覧から日程の流れを追うことができます。文化祭と体育祭は巣園祭という名で特設のページが設けられていて、秋の見学の入り口として案内されています。
この方針を保護者の目で読み直すと、入試の形との結びつきが見えてきます。4科の試験に加えて算数1科目の午後入試を置いていること、繰り上げ合格で複数の期を受けた人を優遇すると明記していることは、努力を続けて何度でも挑む姿勢を学校側が受け止めるという意思表示と読めます。説明会では、努力主義という言葉を日々の授業や生活の中でどう具体化しているのかを、学校の言葉で聞いておくと、家庭での準備の方向がはっきりします。
準備の進め方
準備の順番は、配点と科目の形から逆算して決めます。4科の300点のうち算数と国語で200点、さらに午後に算数だけの試験がある以上、算数に軸を置き、国語を並走させ、理科と社会は小5から型を作るという組み立てが自然です。図2のように、小4は毎日の計算と漢字、小5は4科を週の型に組み込む段階、小6は過去問を本番の時間割で解く段階と、学年ごとに重心を移していきます。

小4では、机に向かう時間を長くするより、毎日同じ時刻に短く続ける習慣を先に作ります。算数は計算を1日10分、筆算の桁をそろえて書き、答えを出したら必ず検算するところまでを一つの動作にします。試験では定規が使えませんから、直線や図形をフリーハンドで整えて書く癖も、この時期から付けておくと後で効きます。国語は漢字を書いて終わりにせず、その漢字を使った短い文を1つ作る形にすると、語彙が読解に結びつきます。読書は量を競わず、読んだあとに「誰が、何をして、どうなったか」を一言で言う練習を家族の会話に混ぜます。理科と社会は教科書の範囲で十分で、台所や散歩の途中で見たものを名前で呼べるようにしておくことが、小5以降の暗記の土台になります。
小5は、4科を1週間の型に落とし込む学年です。算数は単元ごとの解き方を覚えるだけでなく、解き方を選んだ理由を口に出して説明させます。説明できない問題は、解けたように見えても本番で崩れます。文章題では、線分図や表を自分で書き起こし、問題文の数字をすべて図の上に置くところまでを採点の対象にします。国語は、設問の種類ごとに答えの作り方を分けます。理由を問われたら文末を「から」で結ぶ、心情を問われたら行動の前後を本文から拾う、といった手順を家庭でも同じ言葉で繰り返します。理科は計算を含む単元を算数と同じ週に置くと相乗効果があり、社会は地図帳を開いて位置と名前を一緒に覚える形にします。この学年の終わりまでに、1週間の学習が親の声かけなしで回るところまで持っていくのが目標です。
小6の前半は、4科すべての単元を一巡し直し、解けない単元を一覧にして潰す期間です。算数は、午前の50分と午後の60分という2つの時間で解く練習を分けて行います。50分の4科の算数では、解ける問題から確実に得点する判断が要り、60分の算数選抜では、時間をかけて1問を最後まで書き切る粘りが要ります。同じ算数でも求められる動きが違いますから、週の中で両方の形の演習を意識して配置します。
小6の秋からは過去問の季節です。過去問は、学校が公表している時間割をそのまま家庭で再現して解きます。朝8時50分に算数を始め、9時55分に国語、11時に理科、11時45分に社会という順で、休憩の長さも本番に合わせます。採点は点数を記録するだけでなく、落とした問題を「知らなかった」「知っていたが時間が足りなかった」「計算や写し間違い」の3つに分けて、次の週の勉強の内容を決めます。3つ目の種類が多い場合は、新しい問題を増やすより、見直しの手順を固定するほうが点に結びつきます。算数選抜の過去問は、午後の15時30分という時刻に合わせて、昼食の後に解く練習を少なくとも数回は入れておきます。午前に4科を解いた後の午後に60分の算数を解くという一日の流れを、本番の前に体で知っておくためです。
直前の1月は、新しいことを増やさず、出願の手続きと持ち物の確認に家庭の時間を使います。出願の日付は2026年度の要項では1月10日9時から始まり、第1期と算数選抜は1月31日18時が締め切りでした。2027年度の日付は出願する年度の要項で確かめます。受験票と願書は受験料を納めた後に出願サイトから印刷し、縦4cm横3cmの顔写真を貼って当日持参します。写真のデータを出願時にアップロードすれば自動で貼り付けられると要項にあります。時計は時計以外の機能がないものを用意し、下敷きは無地のものを選びます。
併願の考え方
併願は、巣鴨中学校の日程そのものの中に、すでに4回の組み合わせがある点から考え始めます。図3のように、2月1日に第1期と算数選抜、2月2日に第2期、2月4日に第3期があり、それぞれの合格発表は当日の夕方か夜、入学手続きの締め切りは発表の翌日15時です。第1期と算数選抜は2月2日15時、第2期は2月3日15時、第3期は2月5日15時が手続きの期限ですが、出願のときに「納付期限の区分」で延期を選んでおけば、どの期でも2月6日15時まで手続きを延ばせます。延期を選んでも追加の手続金は不要と要項に書かれています。

この日程の並びから、同じ学校の中での組み立てが見えます。2月1日の午前に第1期を受け、午後に算数選抜を受ければ、1日のうちに2回の機会があり、夕方18時に第1期、夜21時45分に算数選抜の結果が出ます。第2期の出願は2月1日23時50分まで受け付けていますから、2月1日の結果を見てから第2期に出願するかどうかを決めることが、時間のうえでは可能です。ただし、夜遅くに結果を見てから出願の操作をするのは家族にとって負担が大きいので、第2期まで先に出願しておき、未受験分の受験料が入学後に返金される仕組みを使うほうが、当日の判断を軽くできます。
要項には、繰り上げ合格を出す際に、算数選抜を含む複数の期を実際に受験した人を優遇すると書かれています。また、合格判定の線上にある場合には、出願時に手続延期を選んでいない受験者と複数期の実受験者を優遇するとも書かれています。この2つの一文は、同じ学校を続けて受けることに制度上の意味があることを示しています。手続延期を選ぶかどうかは、他の学校の発表日と照らし合わせて家庭で決める事柄ですが、延期を選ばないことが判定の線上で有利に働くと学校が明記している点は、出願前に家族で共有しておくべき事実です。
他の学校との組み合わせを考えるときは、2月1日の午後の算数選抜が15時30分に始まり、間に合わない人のために16時5分からの教室が用意されている点を、移動の計画に組み込みます。2月3日に巣鴨中学校の試験はありませんから、この日を別の学校の受験に充てるのか、休養に充てるのかを、お子さまの体力と相談して決めます。2月4日の第3期は、2月1日と2日の結果が出そろった後の回ですから、そこまでを一つながりの日程として見ておくと、途中の結果に左右されずに過ごせます。
説明会と学費で確かめること
2026年度の中学校説明会は、5月9日・6月20日・10月3日・10月31日・12月5日の5回で、いずれも土曜日の10時に始まり、会場はギムナシオンと呼ばれる体育館です。上履きの持参が案内されていて、予約は各回のおよそ3週間前から学校のサイトの申込みの入り口で受け付けます。個別の学校見学は電話での予約になります。文化祭と体育祭をまとめた巣園祭にも特設のページがありますから、秋の見学の予定を立てるときに日程を確かめてください。
説明会では、次の事柄を聞いておくと、帰ってからの準備が具体的になります。算数選抜の問題はどのような力を測るつもりで作られているか。4科の理科と社会は30分・50点という形ですが、記述の分量はどの程度か。合格発表の後、手続延期を選んだ場合と選ばなかった場合で、学校からの連絡に違いはあるか。繰り上げ合格の連絡は電話と書かれていますが、どの時間帯に、どの番号にかかってくるか。海外帰国子弟の制度を使う場合、書類の様式に指定はないとありますが、学校として望ましい記載はあるか。巣鴨サマースクールのような行事の参加の仕組みと費用はどうなっているか。
学費は、要項に次のとおり公表されています。入学手続きのときに納める入学金が350,000円で、入学金を納めた時点で手続き完了となり、返金はされません。入学後の4月中に納める金額が合計263,000円で、内訳は施設費200,000円、図書費2,500円、生徒会入会金1,000円、生徒会費4,500円、巣園会費25,000円、教育充実費30,000円です。授業料は月額43,000円で、原則として学期ごとに一括で納め、申請すれば月ごとの分納もできます。年額として図書費・生徒会費・巣園会費・教育充実費を合わせた62,000円が別に示されています。このほか、中学と高校の2年と3年に進級するときに施設費として年額100,000円を納めること、高校へ進むときにその年度の高校の入学金と施設費の半額を納めること、入学後に1口100,000円の任意の寄付金のお願いがあることも要項に書かれています。学費は年度によって改定される場合があると要項自身が断っていますから、出願する年度の要項で必ず確かめてください。
個別指導で確かめること
算数で点を落とす原因の多くは、小6の単元ではなく小4の計算と小5の割合・速さにあります。個別の授業では、過去問の答案を3種類に分けたうえで、どの学年のどの単元まで戻る必要があるのかを一緒に特定し、戻った先の単元を解き直してから過去問に帰るという往復を繰り返します。午前の50分と午後の60分で解き方の判断が変わる点も、答案の時間配分を本人に書き出してもらいながら確かめます。
まとめ
2月1日の午後に算数だけの60分がもう一度あるという事実が、巣鴨中学校の準備のすべてを決めます。小4の計算の検算から小6の過去問の時間割まで、家庭で積み上げた一つ一つの手順が、その60分で1問を最後まで書き切る力に変わります。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




