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英検準1級の英作文の添削の受け方と書き直し|武蔵野個別指導塾
添削された英文を写すだけで終わらせず、修正の理由を説明して別の課題に生かす手順を紹介します。意見論述と要約の解答例で、内容・構成・文法を点検できます。

英検準1級の英作文の添削の受け方と書き直し
よくあるのは、授業後の自習机で、返ってきた英作文の赤字をノートに写し終え、「これで復習できました」と答案を閉じる場面です。文法の誤りは直り、表現も整っています。ところが、翌週に違う話題で書くと、また同じ主語と動詞の不一致が出たり、理由の後に説明が続かなかったりします。前の答案をきれいにすることと、次の答案を自分で書けるようになることの間には、もう一段階の練習が必要です。
英検準1級では、社会的な話題について主張と根拠を明確にしながら伝える力が求められます。単語を難しくすれば十分というわけではありません。書いた人には筋が通って見える文章でも、読む人には「なぜそう言えるのでしょうか」という空白が残ることがあります。添削は、その空白と、意味を正しく運ぶための英文上の問題を見つける機会です。
受験する本人も、保護者も、赤字の多さだけで出来を判断する必要はありません。大切なのは、どの指摘を受け、何を考えて直し、次に何を確かめるかがつながっていることです。ここでは、添削を頼む前の準備から、意見論述と要約の書き直し、家庭でできる再確認までを順に扱います。英語が得意な人に全面的に書き換えてもらわなくても、一人で進められる確認の仕方があります。
準1級では、文章の種類に合わせて添削を受けます
要約と意見論述で、確かめる内容が違います
準1級の一次試験には、英文要約が1問、指定されたトピックについて意見を論述する英作文が1問あります。リーディングとライティングを合わせた試験時間は90分です。英文要約の指定は60〜70語、意見論述の長さの目安は120〜150語です。意見論述ではPOINTSから2つを使い、導入・本論・結論の構成で書きます(日本英語検定協会・2026)。添削を受けるときも、この違いを最初に確認してください。
要約では、原文のどの内容を残し、どの細部を省くかを判断します。読みやすい英文でも、原文にない解決策を付け加えれば、元の文章を短く伝える目的から外れます。反対に、意見論述では、自分の立場を支える理由と説明を作ります。要約で避けたい「自分の意見の追加」が、意見論述では必要になるという違いです。同じ添削用のチェック欄を使う場合も、最初の欄は分けましょう。
添削者には答案だけでなく、設問と、要約なら原文も渡します。「不自然な英語を直してください」だけでは、題意とのずれを見落とすかもしれません。意見論述なら選んだPOINTS、要約なら残そうとした要点も短く添えると、書き手の判断まで検討できます。辞書を使ったか、途中で例文を見たかも記録してください。助けがある状態で書けた文章と、何も見ずに書けた文章は、次の課題の決め方が違います。
訂正には効果がありますが、受け取り方まで考えます
添削の示し方を選ぶ際には、正解を書くか、誤りの場所を示すか、説明を添えるかという違いが気になります。52研究を統合したベイズ的メタ分析では、この3つの方法による効果の差は小さく、英作文への訂正には中程度の効果があり、長期的にも続くと報告されています(Brownほか・2023)。対象は複数の学習条件を扱う52研究であり、特定の国・年齢の準1級受験者だけを調べた結果としては扱えません。ここから、赤字で正解を示す方法だけが唯一の方法だとは考えなくてよいでしょう。
一方、文法の正確さに注目して35研究をまとめた分析では、添削の効果を左右する要因のうち、学習者の習熟度が最も強く関わっていました。訂正による改善は中程度で、正しい形を直接示す方法の効果がやや大きいという結果でした(Lim・Renandya・2020)。対象は35研究の学習者であり、この結果だけから、年齢や国を問わず同じ訂正方法が全員に最適だとは言えません。2つの研究の要旨を踏まえると、訂正方法に固定した優劣をつけるより、本人が指摘から修正できるかを見て方法を選ぶことが大切だと考えられます。
たとえば、単数の主語に合う動詞を知っている人なら、該当箇所に下線を引くだけでも考え直せます。そもそも文の主語がどこかを捉えられない人には、下線だけでは手がかりが足りません。その場合は、主語と動詞を示し、修正文を読んでから別の文を作る順番にします。以下で紹介する手順は、こうした研究を踏まえた学習上の提案です。研究が、ここに示す分数や練習の順番そのものを検証したわけではありません。
内容への質問と英文の訂正を分けます
書いた文章を仲間に読んでもらう活動にも、書き直しに役立つ手がかりがあります。26研究をまとめた分析では、仲間から指摘を受けることで作文が改善し、とりわけ内容を見直すことや、指摘後に文章を書き直すことに効果が示されています(Vuogan・Li・2022)。対象は26研究の作文活動であり、準1級の得点上昇や、仲間による文法訂正の正確さを直接保証する結果ではありません。友人や保護者には、文法の正解を決めてもらうより、「この理由が結論につながるのはなぜですか」と読み手の疑問を伝えてもらう使い方ができます。
添削後の文章を受け取ったら、まず「内容の追加や削除」「段落や文の順番」「語句や文法」の3種類に印を分けます。これは公式の採点区分を再現するものではなく、復習の順番を決めるための分類です。主張を支えない段落を残したまま、その中の冠詞だけを何度直しても、説明のずれは残ります。先に何を伝える文章にするかを定め、その後で文の形を整えましょう。

添削前から書き直しまでを、3つの練習で進めます
練習1: 訂正の理由を言葉にしてから、別の1文を作ります
次の2文について、動詞の形と名詞の数を確認してください。意図的に誤りを含めているので、そのまま覚えず、後の修正文と比べます。
A public library provide useful informations about local services.
Online lessons allows students to study at home.
修正文は次のようになります。
A public library provides useful information about local services.
Online lessons allow students to study at home.
最初の文では、主語が単数のA public libraryなのでprovidesにします。informationは、この意味では数えない名詞として扱うので、複数形のsを付けません。2つ目の文では、主語のOnline lessonsが複数なのでallowにします。「sを忘れた」とだけ記録すると、付ける場合と外す場合が混ざります。「動詞を決める前に主語の数を確認する」と、使う手順として残してください。
時間は、最初の2分で自分の修正案を書き、次の3分で理由を説明し、最後の3分で別の文を作るように区切ります。これは家庭での練習用の配分です。たとえば「地域の交通は高齢者の移動を支える」と言いたい場合、次の文が考えられます。
Reliable public transport helps older people travel independently.
自分で確かめるときは、修正文を隠して、主語を丸で囲み、動詞に下線を引きます。なぜhelpsなのかを説明できるか、別の意味を伝える文でも同じ判断ができたかを見ます。元の文を暗記して再現できただけなら、話題を変えてもう1文書きましょう。確認対象を主語と動詞に絞ることで、何ができたかを判断しやすくなります。
なお、添削された表現がすべて文法上の誤りとは限りません。より簡潔にする提案や、語の重複を避ける提案もあります。「元の表現は誤りですか。それとも、こちらの方が意図を伝えやすいのですか」と聞いてください。修正の性質がわかると、使ってはいけない表現を必要以上に増やさずに済みます。
練習2: 意見論述では、理由と結論の間を補います
次の自作課題に取り組んでください。POINTSから2つを選び、120〜150語を目安に、導入・本論・結論を含む文章を書きます。
TOPIC: Should local governments spend more money on public libraries?
POINTS: Access to information / Community connections / Building costs / Digital services
まず、「図書館には本があるので重要です」という説明を点検します。
Libraries have many books, so they are important.
文法だけなら大きな問題はありません。しかし、この文だけでは、本があることが自治体の支出を増やす理由にどうつながるのか、読み手に十分伝わりません。Access to informationを使うなら、「誰が」「何に困っていて」「図書館によって何が可能になるか」を補います。Community connectionsを使うなら、人が集まる事実からさらに進めて、交流によってどのような意味が生まれるかを説明します。
解答例を読む前に、5分で立場と2つの理由を日本語で整理し、15分で英文を書き、5分で理由と説明のつながりを点検してください。この25分は書き直し練習のための設定で、試験が指定する時間ではありません。書き終わってから、次の解答例と比べます。
I believe local governments should invest more in public libraries because they improve access to information and strengthen community connections.
First, libraries provide resources that some residents cannot afford. Students can use reference books, and job seekers can access computers to prepare applications. Without these services, people with limited incomes may have fewer opportunities to learn or find work.
Second, libraries offer places where residents can meet and exchange ideas. Reading groups and public talks can bring together people of different ages. Such activities help residents understand one another and may encourage them to cooperate on local projects.
Although maintaining libraries requires public money, these benefits justify additional support. Local governments should therefore treat libraries as an important part of community development rather than simply as places to store books.
この解答では、情報へのアクセスという理由を、参考図書や応募書類を準備するためのコンピューターにつなげています。次の段落では、交流という理由を、読書会や講演、人々の相互理解へ展開しています。例示した活動を実在の自治体の実績として主張しているわけではなく、論点を説明するために置いています。数値や調査結果を思いつきで加える必要はありません。
自分で確かめる方法は3段階です。まず、選んだPOINTSに対応する理由へ印を付けます。次に、各理由を説明する文がどれかを指で追います。最後に、結論だけを読み、導入と立場が一致するかを見ます。英語を日本語に置き換えたとき、「便利だから良い、良いから必要です」という循環になっていたら、単語の置き換えよりも説明の追加が先です。
添削者には「難しい表現にしてください」より、「支出を増やす理由として説明が足りない箇所を教えてください」と頼みます。返却後は、指摘された段落だけを書き直した後、全文につなげます。段落だけではうまく直っていても、導入で予告した理由や結論とずれることがあるからです。完成したら語数を数え、説明を足した分だけ、重複した文を削る必要がないかを確認してください。
練習3: 要約では、原文と修正案を照合します
次の自作の練習文を読み、60〜70語で要約してください。意見論述の練習とは違い、原文の計画、利点、懸念、対応を整理します。
Some towns are considering converting unused shops into shared workspaces. These spaces would offer desks and internet access to residents who usually work from home. Supporters argue that working near home could reduce long journeys to city offices. They also believe that people using the spaces would buy lunch and other goods from nearby businesses. However, critics worry that public money would be needed to prepare and maintain the buildings. They point out that demand may be too low to cover these costs. To examine this concern, some local officials propose opening a small workspace for a limited period. They would record how many people use it before deciding whether to create more spaces.
書き始める前の4分で、計画に一本線、利点に二本線、懸念と対応にそれぞれ印を付けます。続く8分で要約し、最後の4分で原文との照合と語数の確認をします。合計16分も、ここで取り組みやすくするための練習時間です。時間内に終わらない場合は、どの段階で止まったかを記録してください。
解答例は次のとおりです。
Some towns may turn empty shops into shared workspaces. Supporters expect shorter commutes and increased spending at local businesses. Critics, however, question the cost of preparing and maintaining the spaces, especially if few residents use them. Some officials therefore suggest a limited trial to measure demand before expanding the project. This would provide information about actual use before a decision on further development.
この要約では、机やインターネットなどの細部を省き、計画と賛否、その後の判断につながる試行を残しています。最後の文も、利用状況を記録してから拡大を判断するという原文の内容をまとめています。単に短くしたかだけでなく、文同士の関係が維持されているかを点検してください。
たとえば、途中に次の文を加えるとどうでしょうか。
The project will solve unemployment in these towns.
原文は失業の解決を述べていないので、この文は要約から外します。また、提案されている段階の計画を、すでに実施されている事実に変えるのも避けます。Some towns may turnという書き方は、検討段階を残すためのものです。言い換えの際には単語の意味だけでなく、可能性や確実さも確認しましょう。
自己点検では、要約の各文から原文の対応箇所へ線を引きます。対応箇所が見つからなければ、自分の推測を混ぜた可能性があります。次に、原文の懸念が要約にも残っているかを見ます。最後に、語数を減らすために、計画とその利点を混同していないかを確かめます。この3つを済ませてから、単数・複数や冠詞の点検へ進んでください。
添削を受けた翌日と、その後の確認を予約します
書き直しは、添削を見ながら完成させた段階と、添削なしで判断した段階を分けて記録します。たとえば当日は、意味のずれを1つ、文法上の課題を1つ選び、8分で修正します。翌日は修正文を閉じ、5分で「どこを、なぜ直したか」を書き、その判断を使う別の文を作ります。3日後には、10分で違う話題の1段落を書きます。ここでの間隔と分数は、復習を予定に入れるための提案です。
別の話題には、「自治体は公共交通への支出を増やすべきですか」を使えます。図書館の解答を語だけ入れ替えるのではなく、交通に関する理由を考え直してください。情報へのアクセスの説明をそのまま残していないか、移動の負担や利用機会の話へ切り替えられたかが確認点です。前の添削で学んだのが「理由と結果をつなぐこと」なら、その関係を新しい話題でも作れたかを見ます。
記録には、提出日、課題、指摘、修正理由、別の課題での結果の5項目を残します。結果は「できた」だけでなく、「主語に印を付ければ動詞を直せました」「結論とのずれには一人で気づけませんでした」のように、助けの有無まで書いてください。自分で修正できなかった箇所は、次の添削でそのまま質問できます。
個別指導では、本人の判断が残る添削を組み立てます
個別指導でまず確かめたいのは、答案の誤りが、知識不足によるものか、知っているのに確認できなかったものかという違いです。完成答案だけでは区別しにくいので、「この文で言いたかったことを日本語で説明してください」「この動詞の主語はどれですか」と尋ねます。説明できるのに英文で崩れたなら、表現や点検の練習へ進みます。日本語でも理由と結論がつながらないなら、英文を増やす前に論拠を整理します。
武蔵野個別指導塾の個別指導で大切にしたいのは、講師が整えた英文と、本人が使える英文を区別することです。講師が難しい語に置き換えれば、見た目の水準は上がるかもしれません。しかし、本人が意味や使い方を説明できなければ、別の話題で使うときに迷います。元の表現でも意味が通る場合は、その表現を残す選択肢を検討します。修正文を示す場合にも、なぜその形を選ぶかの説明を伴わせます。
塾が持つべき役割は、題意との一致を点検し、優先する修正箇所を選び、次に本人の力でできるかを確かめる課題を用意することです。全ての誤りを見つけることと、その日に全てを練習することは分けて考えます。たとえば今回は理由の説明と主語・動詞の対応を練習し、ほかの指摘は記録して次の機会に扱います。取り組む項目を絞るときも、残りが正しかったと誤解されないようにします。
本人が持つ役割は、最初の答案を残すこと、修正を選んだ理由を説明すること、助けを使った箇所を正直に記録することです。書けなかった箇所を空欄にして相談してもかまいません。意味のわからない英文で埋めてしまうと、どこに支援が必要なのかが見えにくくなります。「理由はありますが、英語にできません」とわかれば、そこから必要な表現を探せます。
家庭では、お子さまの英文を全て直そうとせず、修正の理由を1つ聞いてください。「前よりきれいに書けましたね」だけで終えず、「今回、自分で判断できたところはどこですか」と尋ねると、練習の中身を共有できます。英語の正誤を判断しにくければ、本人の日本語の説明を聞くだけでもかまいません。本人が説明に困った点をメモし、授業で確認する材料にしてください。社会人の受験者なら、この問いを復習ノートに書いて自問できます。
進み具合は、赤字の数ではなく、同じ条件でどこまで自力でできたかを並べます。初稿、添削を見た書き直し、別の話題で書いた答案の3つを比べれば、直後にはできても次の課題では崩れる箇所が見えてきます。練習時間や辞書の使用が違う答案は、その条件も併記します。要約では原文との対応、意見論述では理由と説明のつながりをそれぞれ追い、同じ物差しで混ぜないようにします。
この記録は、保護者への見通しにもつながります。「英作文が苦手です」という大きな報告では、何を待てばよいのかわかりません。「理由を2つ選べるようになり、次は各理由を説明する文を自力で足せるか確かめます」と伝えれば、今後の確認点が具体になります。合否を約束するための記録ではなく、次の学習を選ぶための記録として扱います。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

添削と書き直しについて、よくある3つの疑問
Q1. 赤字が多い答案ほど、英作文の力が低いのでしょうか
赤字の数だけでは判断できません。同じ答案でも、文法上の誤りだけを示す場合と、簡潔さや語の重複まで提案する場合では、書き込みの量が変わります。また、自分で新しい説明に挑戦したために誤りが増えることも考えられます。まず、指摘の種類を分けて、文章の目的を損なう問題と、改善の提案を区別してください。
見るべきなのは、指摘を受けた後の判断です。自分で理由を説明して修正できたか、別の文章でも同じ点に気づけたかを確かめます。赤字が少ない答案でも、理由の説明が不足していれば内容の練習が必要です。反対に、赤字が多くても、立場と理由のつながりを保てているなら、その部分は次の答案にも残せます。答案全体を「良い」「悪い」でまとめず、維持する点と変える点を分けましょう。
Q2. 正しい解答を全部覚えれば、書き直しは省けますか
覚えた表現が使えることはありますが、課題に合わせて内容を選ぶ判断まで省けるわけではありません。図書館の解答にある理由が、公共交通の課題をそのまま支えるとは限りません。要約では、覚えた結論が原文にない内容を付け足してしまうこともあります。全文を覚えた後には、何の役割を持つ文なのかを確認してください。
「理由を提示する文」「理由から生じる結果を説明する文」のように役割を説明し、違う話題で作り直します。難しい表現を再現できなくても、意味が通る表現で同じ関係を作れれば、次に使える手順が残ります。書き直しでは、元の解答との一致より、今の設問に必要な説明がそろっているかを優先しましょう。
Q3. 毎回、全ての誤りを直してから次へ進むべきですか
完成させるための修正と、身に付いたかの確認を分けると進めやすくなります。提出する文章は、指摘の意味を確かめながら最後まで整えます。その上で、次の課題で重点的に確認する項目を絞ります。一度に多くの項目を扱い、どれも自分では説明できない状態で終えるより、何を練習したかを明確に残しましょう。
たとえば、内容面では「理由に具体的な説明を足す」、英文面では「動詞の前に主語を確認する」を選びます。次の答案でできたかを確認し、できなければ例を変えて取り組みます。ただし、意味が逆になる誤りや、原文にない内容の追加を放置してよいという意味ではありません。文章として直す必要のある箇所は修正し、繰り返し練習する焦点を絞るという区別です。
次の答案で使える判断を、1つ持ち帰ります
添削を受けた日に目指すのは、赤字のない紙を作ることだけではありません。「なぜ、この説明を足したのですか」「なぜ、この表現を削ったのですか」に、自分の言葉で答えられる状態を作ります。そして、答案を閉じた後に、違う話題でも同じ判断を試します。修正した文章が手元になくてもできるかを確かめて、復習の区切りにしてください。
今日から始めるなら、直近の答案から指摘を1つ選び、元の文、修正文、直した理由を並べましょう。次に、別の意味を伝える文を作り、同じ点を確認します。意見論述なら理由と説明、要約なら原文との対応も忘れずに見ます。うまくできなかった部分は、次の添削に持っていく具体的な質問になります。
武蔵境で準1級に取り組む方にも、家庭で書き直しを見守る方にも、完成答案の見栄えだけでは見えない変化を確かめてほしいと思います。自分で説明できる修正が増えれば、次に何を練習すべきかも選びやすくなります。英作文の添削は、本人が書き直しの理由を説明し、次の答案でその判断を使えるところまで確かめます。
参考文献
- 日本英語検定協会(2026年10月14日参照)「準1級」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/
- 日本英語検定協会(2026年10月14日参照)「準1級の試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/solutions.html
- 日本英語検定協会(2026)「2026年度第2回一次試験・準1級問題冊子」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p1kyu.pdf
- Brownほか(2023)。Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックに関するベイズ的メタ分析、52研究。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Lim・Renandya・2020。書いた英文への訂正と文法の正確さに関するメタ分析、35研究。https://consensus.app/papers/details/866c5fde73635e3cae1a001589b62a1d/
- Vuogan・Li・2022。TESOL Quarterly。仲間からの指摘と作文に関するメタ分析、26研究。https://consensus.app/papers/details/374d7b4400955cf09dd378a99e9ba165/
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