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英検準1級の一次試験の時間配分—要約と意見論述に時間を残す|武蔵野個別指導塾

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90分の中で要約と意見論述の時間を確保するために、読解の終了時刻と遅れたときの切り替え方を決めます。配分表、英文演習、振り返りの手順を使い、自分に合う時間の使い方を確かめられます。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

英検準1級の一次試験の時間配分—要約と意見論述に時間を残す

よくあるのは、自習机の端に時計を置いて準1級の問題を解き、難しい長文を読み終えたところで、要約と意見論述の両方がまだ残っていると気づく場面です。語句の問題では迷った選択肢を何度も比べ、長文では意味を取り切れない1文に戻ります。1問ずつ丁寧に取り組んでいたつもりでも、残り時間を見ると、英文を組み立てて見直す余裕がほとんどありません。

このとき「次はもっと速く読む」とだけ決めても、次の演習で同じ場所に時間を使いやすくなります。必要なのは、速くする対象を具体的にすることです。知らない語を考え続ける時間なのか、選択肢を比較する時間なのか、作文の冒頭を考え直す時間なのかによって、練習の仕方は変わります。

英検準1級の時間配分では、読解が終わった残りを作文に回す考え方から離れ、要約と意見論述に使う時間を先に置いてみてください。文章を読む力を伸ばすことと、限られた時間の中で次の課題へ移ることは、分けて練習できます。ここでは90分の配分案を出発点に、途中で遅れた場合の動き方、短い英文での練習、結果の記録までをつなげます。目標は、時計に追われて全部を急ぐことではなく、必要な作業に必要な時間を渡せるようになることです。

90分を共有する課題を先に把握します

日本英語検定協会の案内では、一次試験のリーディングとライティングは合わせて90分、リスニングは約30分です。リーディングには短文の語句空所補充18問、長文の語句空所補充6問、長文の内容一致選択7問があります。ライティングには英文要約1問と、指定されたトピックについて意見を論述する英作文1問があります。読む問題だけに90分を使えるわけではない点が、配分を考える出発点です。

英文要約の指示は60〜70語でまとめるものです。意見論述では提示されたPOINTSから2つを使い、導入、本論、結論の構成で書きます。意見論述の語数は120〜150語が目安です。要約では元の文章の要点を選び、関係を保って短くします。意見論述では自分の立場と理由をつなぎます。同じ「書く」でも準備の中身が異なるため、2問をひとまとめにして「作文に少し残す」と決めるだけでは、作業の不足が見えにくくなります。

特に要約は、筆を動かす前に読む時間が必要です。本文を読んでいる間も要約の作業は進んでいますが、時計上は英文がまだできていません。この状態で焦ると、最初の段落だけを短くして終えたり、後半の課題や懸念を落としたりしやすくなります。時間配分表には「要約を書く時間」だけでなく、「読み、要点を選び、書き、確かめる時間」をまとめて確保します。

意見論述でも、立場が決まらないまま書き始めると、途中で理由を取り替えることになります。最初に使う2つの観点を決める短い時間と、最後に理由と結論の一致を見る時間を入れておくと、どこで遅れたのかを振り返れます。以下の分数は公式の指定でも合格を保証する基準でもなく、自分の演習で調整するための提案です。

「急ぐ」と「配分する」を区別します

時間を意識すれば必ず速く正確に解ける、とは考えないでください。推論課題を用いた実験では、軽い時間制限でも最初の問題から必要以上に急ぎ、自信や方略の使用が低下し、正答率が下がることが報告されています(Gonthier・2023)。この結果は推論課題の実験を対象とするため、英検準1級の読解や作文に同じ影響が生じると断定したり、最適な配分を導いたりすることはできません。

それでも、制限時間を見て最初からすべてを急ぐ方法を見直す手がかりにはなります。読解で主語と動詞の関係を見失うほど速く進むより、区切りの時刻を決め、その区切りまでに何を終えるかを明確にします。時計を見るたびに「遅い」と評価するのではなく、「次の段階に移る時刻か」を判断する使い方です。

もう1つ必要なのは、自分の所要時間を感覚だけで見積もらないことです。大学生201名と111名について調べた研究では、練習テストの受験回数は本試験の成績だけでなく、自分がどれほど理解できているかを的確に捉えることとも関連していました(Naujoksほか・2022)。対象は大学生であり、この関係だけで練習回数を増やすことの因果効果や、準1級での最適な分数までは示せません。

そこで本稿では、練習前の予想時間と実際の時間を並べて記録する方法を提案します。これは研究が示した特定の英検対策手順ではありません。自分の見積もりを検証するための使い方です。「読解が遅い」という大きな評価を、「内容一致の最後の2問で予定を超えた」という次に直せる情報へ変えます。

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要約と意見論述から逆算する配分案

まずは、要約に18分、意見論述に22分、最後の確認に5分を残す案で試します。書く課題と最終確認に45分を確保するので、読む課題にも45分を使えます。開始から何分たったかで管理すると、練習を始める時刻が毎回違っても比べやすくなります。

課題 使う時間の案 開始からの終了目標
短文の語句空所補充 12分 12分
長文の語句空所補充 13分 25分
長文の内容一致選択 20分 45分
英文要約 18分 63分
意見論述 22分 85分
全体の確認 5分 90分

最初の演習では、この通りにできたかだけで良しあしを決めません。各課題の終了時刻、正答状況、要約で抜けた要点、意見論述で説明し切れなかった理由を残します。例えば読解を45分で終えられても、内容をほとんど確かめずに選んでいたなら、配分が合っているとはいえません。逆に、要約を15分でまとめられても、原文の懸念を落としていれば、3分余ったという評価にはできません。

読解にもう少し時間が必要で、書く作業が安定している方は、読解48分、要約17分、意見論述20分、全体確認5分という案も試せます。反対に書く時間が足りない方は、読解42分、要約20分、意見論述23分、全体確認5分という案もあります。どちらも合計90分です。数字だけを選ぶのではなく、書いた内容と読解の結果を一緒に見て決めてください。

変更するときは、課題の順番と配分の両方を一度に変えないほうが、何が影響したかを比べやすくなります。最初は順番を固定し、要約へ移る時刻だけを3分早めてみます。その結果、要約が完成し、読解の根拠確認も保てたなら、次の別の問題でも試します。同じ問題を解き直すと内容を覚えている分だけ速くなるため、初めて読む問題と同じ条件として扱わないことも大切です。

遅れたときの切り替えを決めておきます

開始から25分の時点で長文の空所補充が終わらず、内容一致に入るのが3分遅れたとします。この場で「作文を3分短くすればよい」と自動的に決めると、遅れが出るたびに作文の時間が削られます。最初に決めた要約開始の45分をいったん守り、内容一致では判断が止まった設問を記録して次に移る方法を試します。

その際、飛ばした設問と解答欄の対応を確かめてください。後で戻れるように設問番号を把握し、1問飛ばしたために次の答えを別の欄へ書くことがないようにします。特定の印を実際の試験でどこに残せるかは、その場の指示に従います。練習では別紙に「戻る設問」を書けば、何に時間を預けたかがわかります。

判断の基準は「考えた秒数」だけにしないでください。選択肢を2つに絞り、本文の根拠となる箇所も見つかっているなら、比較する作業が残っています。一方、同じ段落を繰り返し読んでも根拠の位置が変わらないなら、新しい情報が増えていません。練習中にこの違いを言葉にし、後者では次の設問へ移る練習をします。

3つの英文演習で作業を区切ります

以下の英文は自習用に書き下ろしたものです。短い読解、要約、意見論述を別々に練習してから、通しの90分で組み合わせます。短い教材で速くできた時間を、そのまま本番全体の所要時間へ置き換えず、まず作業を止めたり切り替えたりする感覚をつかんでください。

練習1: 根拠が見つかったら比較を終えます

この練習は4分で区切ります。最初の1分で設問と本文を読み、次の2分で答えと根拠を決め、最後の1分で「なぜ別の答えではないか」を確かめます。

英文

A town extended its public library hours to accommodate residents who worked late. Although evening visits increased, the library struggled to cover the additional staffing costs. Officials therefore decided to retain the longer hours on only two weekdays while collecting more information about demand.

設問

図書館が開館時間の延長を週2日に絞った主な理由として、本文に合うものを選んでください。

A. Residents stopped visiting the library in the evening.

B. The library needed to manage the cost of extra staff.

C. Officials had already collected enough information about demand.

解答例

B. The library needed to manage the cost of extra staff.

正解はBです。夕方以降の利用は増えていますが、追加の人員に必要な費用を賄うことが難しくなっています。Aは利用が増えたという本文と反対です。Cは今後さらに情報を集めるという部分と合いません。この練習の3択は短時間の根拠確認用であり、本試験の読解は4肢選択です。

自分で確かめるときは、Bを選べたかに加え、追加費用に当たる部分を示せるかを見ます。正解していても「図書館はお金がかかりそうだから」という一般知識で選んでいたら、本文との照合をやり直します。反対に根拠が見つかり、AとCのずれも説明できたなら、同じ英文を最初から読み直さず終了します。見直しを増やすことと、確かさを増やすことが同じかを点検する練習です。

練習2: 要約は読む段階にも締め切りを置きます

次の英文を60〜70語で要約してください。この練習では18分を使い、読む作業を5分、要点のメモを2分、英文を書く作業を8分、確認を3分に区切ります。短い本文なので早く終わる場合もありますが、余った時間に自分の意見を足す必要はありません。

要約する英文

Some cities have started allowing schools to open their sports grounds to local residents on weekends. Supporters say the policy gives families more places to exercise without requiring the construction of new facilities. It may be particularly useful in crowded neighborhoods where public parks are small or far away.

However, school administrators have raised concerns about the policy. More visitors can mean additional cleaning and repairs, and schools may need to hire staff to supervise activities. If schools must pay these costs from their existing budgets, less money may remain for educational materials.

To address these concerns, some cities are considering shared funding arrangements. Under these plans, local governments would help cover operating costs, while community organizations would assist with supervision. Supporters believe this cooperation could keep the grounds accessible without placing the entire burden on schools.

読む5分の中では、個別の語をすべて日本語に置き換えるよりも、各段落が何をしているかを確かめます。第1段落は施設を開放する利点、第2段落は運営上の負担、第3段落は負担を分ける提案です。メモの2分では「運動場所が増える」「清掃費と人手が必要」「自治体と地域組織が協力する」の3点を残します。混雑した地域や公園の距離は利点を説明する細部として区別します。

解答例: 65語

Some cities let residents use school sports grounds on weekends, providing exercise spaces without building new facilities. However, schools face extra costs for cleaning, repairs, and supervision, which could reduce funds for educational materials. To ease this burden, proposed partnerships would have local governments contribute funding and community organizations help supervise activities, allowing public access while sharing responsibility for the facilities with the schools involved.

確認の3分では、語数、要点、原文にない断定の順に見ます。特に、この英文では負担を分ける仕組みが検討されています。すでにすべての都市で導入されて成功した、と書き換えると原文から離れます。提案段階であることを残しているかを確かめてください。

時間を超えた場合は、全文を書き直す前に、どの区切りで超えたかを残します。メモが終わっているのに英文が出てこなければ、次は「費用が増える」「負担を分ける」といった内容を自分が使える語で言う練習をします。例えば、Schools face additional costs. や Local groups can share the responsibility. と短く表せます。これは要点を言い換えるための部分練習です。反対に、書き始めるまでに10分かかったなら、表現を増やす前に段落の役割を拾う練習を戻します。

練習3: 意見論述は理由を決めてから書きます

次のTOPICについて、POINTSから2つを使い、導入、本論、結論を含む120〜150語を目安に英文を書いてください。

TOPIC

Should cities encourage more people to commute by bicycle?

POINTS

22分のうち、最初の3分で立場と2つの観点を決め、次の15分で書き、最後の4分で確認します。「賛成、環境と健康」のように観点だけを決めるのではなく、「車の移動が減れば排出が減る」「通勤の時間を運動に使える」と因果関係まで短くメモします。これで本文中に何を説明するかが決まります。

解答例: 132語

I believe cities should encourage more residents to commute by bicycle because this can benefit both the environment and public health.

First, cycling can reduce pollution when it replaces car journeys. Many people drive relatively short distances to work, so providing practical alternatives could reduce the number of vehicles on busy roads. Over time, this change could make urban neighborhoods cleaner and more pleasant.

Second, bicycle commuting allows people to include exercise in their daily routines. Workers who have little time for sports can still stay active while traveling to their workplaces. Regular physical activity may also help them feel more energetic during the day.

For these reasons, encouraging bicycle commuting is a worthwhile goal. Cities should make it a practical choice by developing routes that connect residential areas with major workplaces.

確認では、環境と健康の2つが本論にあるか、それぞれに説明が続いているか、結論が賛成の立場を保っているかを先に見ます。その後で、主語と動詞、単数と複数、つづりを確認します。残り4分のすべてを難しい言い換えに使うより、読者が理由をたどれる状態を優先します。この練習の英文は意見を組み立てる教材であり、本文の研究紹介とは区別して読んでください。

書く途中で別の観点が思いついても、すでに決めた理由で説明できるなら、そのまま完成させます。例えば費用の観点へ変えると、導入、本論、結論をまとめて調整する必要が出ることがあります。良い案が浮かんだことと、残り時間で書き換える価値があることを分けて判断します。別案は演習後の書き直しで試せます。

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通し練習では時間と内容を同じ紙に残します

部分練習を終えたら、90分を途中で止めずに通す練習をします。辞書を引く時間や答えを調べる時間は演習後に分け、途中で気になった語は終わってから調べます。終了時刻になったら、未完成の場所も含めてそのままの状態を残してください。後から完成させた答案と、90分時点の答案を区別すると、実際に確保できた書く時間が見えます。

記録は、課題名、終了予定、実際の終了、止まった理由、次に変えることの5項目で十分です。例えば「要約、63分、68分、導入を2回書き直した、次は要点の順をメモしてから書く」と残します。「全体的に集中が足りない」のような記録では、次に何をするかが決まりません。手が止まった場面を1つに絞ってください。

自分で確かめる観点は3つあります。1つ目は、要約と意見論述の両方に必要な内容が入ったかです。2つ目は、読解で根拠を確かめたうえで選べた問題がどこかです。3つ目は、予定を超えたときに決めておいた切り替えができたかです。すべてを速さの評価へまとめず、内容、根拠、行動を別々に見ます。

同じ問題の解き直しでは、前回の遅れを生んだ作業が改善したかを確かめます。別の問題では、同じ配分で2つの英文を完成させられるかを確かめます。この役割を分けると、内容を覚えていて速く解けた結果を、本番で使える速度と取り違えにくくなります。練習テストの回数だけを増やすよりも、毎回の記録から次の変更点を1つ選ぶ形にしてください。

最後の5分は、書き残した文の完成、解答欄の対応、要約の要点、意見論述の理由と結論の確認に使います。順番は未完成の有無に合わせて決めます。すでに完成した冒頭の言い回しだけを整えている間に、結論の文が途中で終わったままにならないようにします。リスニングは別に約30分ありますので、この90分の配分表へ含めて計算しません。

個別指導では止まった場所を一緒に確かめます

時間配分の相談で塾が持つべきものは、完成した答案の正誤だけではありません。どの課題へ何分で移ったか、どこで手が止まったか、止まっている間に何を考えていたかを確認し、次の練習を具体化する役割があります。「もっと速く」と繰り返すだけでは、語彙の不足と、判断を終えられないことの違いが残ったままになります。

よくあるのは、授業後の小さな面談机で答案と時間メモを並べると、長文よりも、作文の最初の1文を消して書き直す時間が長かったと気づく場面です。家庭では「読むのが遅い」と話していても、記録を見れば改善したい作業が変わることがあります。実際の確認では、本人の記憶だけで決めず、下書きの跡や区切りの時刻も手がかりにします。

塾では、要約なら残した要点と落とした要点、意見論述なら選んだ観点と説明のつながりを見ます。そのうえで、時間を短くする前に必要な練習を選びます。要約のメモに重要な対比がなければ段落の役割を取る練習を行い、メモは十分でも書き直しが多ければ、短い文で最後まで書く練習を行います。時間不足を1つの原因として扱わず、答案に残った作業から考えます。

本人が持つのは、実際の終了時刻を記録することと、止まった理由をできるだけ具体的に伝えることです。予定を守れなかったことを隠す必要はありません。「2つの選択肢で迷った」「第2の理由に合う具体が出なかった」と言えると、次の練習の入口ができます。毎回の記録が負担になる場合は、まず要約開始と意見論述開始の2つの時刻だけでも残します。

家庭で持つことは、演習時間を確保し、終わったあとに本人の記録を確認する範囲で構いません。横から何分おきにも残り時間を伝えると、自分で時計を使う練習とは条件が変わります。保護者の方は「今日は何分早くなったか」だけでなく、「要約に必要な内容が入ったか」「次は何を変えるか」を尋ねてみてください。お子さまが予定から遅れた場面も、次の練習を選ぶ情報として扱えます。

進み具合は、時間と完成度を並べて見えるようにします。要約開始が45分でも未完成なら、開始時刻だけを達成としません。開始が48分でも両方の内容が整い、確認の時間も残ったなら、その配分を別の問題で試す価値があります。塾では、次の演習までに変える点を本人と共有し、家庭には記録の見方が伝わる形にします。配分表を守ること自体を目的にせず、どの課題に時間を渡せば答案が整うかを確かめていきます。

時間配分についてよくある質問

Q1. ライティングから始めれば時間不足は解消しますか

先に取り組めば、書く課題を後回しにして着手できない事態は避けやすくなります。ただし、作文に予定以上の時間を使えば、今度は読む課題が残ります。順番だけで解決すると考えず、要約と意見論述のそれぞれに終了目標を置くことが必要です。

普段の練習で読む課題を先にしている方が順番を変えるなら、別の問題を使った通し練習で確かめてください。比較するのは最後まで進んだかだけではなく、読解の根拠確認、要約の要点、意見論述の説明が保たれたかです。実際の試験では当日の指示に従い、練習で試していない大幅な変更をその場の焦りだけで決めないようにします。

Q2. 語句の問題は、わからなければすぐ次へ進むべきですか

知らない語があることと、答えを絞る情報がないことは違います。前後の文から意味の方向がわかり、知っている選択肢を外せるなら、短く比較する余地があります。一方、選択肢の意味も文脈の関係もつかめず、同じ語を見続けているなら、その場で使える情報は増えていません。

練習では、迷った問題に使った時間と、追加で考えた結果わかったことを記録してください。「長く考えたから正解した」のか、「長く考えても判断材料は増えなかった」のかを分けます。後者が続く問題は次へ移る候補です。ただし、移る際には設問と解答欄の対応を確かめ、後で戻る場所を把握しておきます。

Q3. いつも要約が長くなります。確認時間を削って書けばよいですか

まず、長くなる原因を要点選びと英文表現に分けてください。段落の具体例をすべて残しているなら、書く前のメモで中心となる内容と補足を分けます。同じ内容を2度述べているなら、英文を書いたあとに重複を探します。要約の60〜70語という範囲へ近づける作業を最後だけに集めないことが大切です。

確認時間を削ると、語数だけでなく、原文と違う内容になっていないかを見る機会も減ります。部分練習では、要点のメモを先に作り、そのメモで短い英文が書けるかを試してください。長い文を途中で無理に切るより、必要な情報が残るように組み直します。通し練習では、読む時間、メモの時間、書く時間のどこが伸びたかを見て、次に直す場所を選びます。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

次の演習では作文へ移る時刻を決めてください

英検準1級の時間配分は、90分を均等に細かく分ける作業ではありません。読む、選ぶ、要点をまとめる、理由を説明するという異なる作業に、自分が必要とする時間を割り当てることです。まずは要約と意見論述の枠を先に確保し、読解の終了目標を決めて通してみてください。

最初の1回で配分がぴったり合う必要はありません。予定と実際の差が見えれば、どこを変えるかが決まります。終わらなかった答案にも、次の練習を選ぶ情報が残っています。速くできたことだけでなく、必要な内容を残して次の課題へ移れたことを記録してください。

次の演習で決めることは、要約へ移る時刻、意見論述へ移る時刻、遅れたときに終える作業の3つです。その判断を繰り返し確かめることで、自分の答案に合う配分へ調整していけます。武蔵境で準1級の学習を相談するときも、答案と時刻のメモがあれば、具体的な話から始められます。時間配分の相談は、答案に残った空白と時計の記録を1問ずつ照らし合わせるところから始めます。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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