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英検2級の英作文を自己採点する方法―内容・構成・語彙・文法の見直し方|武蔵野個別指導塾

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書いた英作文のどこを直すか迷う方へ、内容・構成・語彙・文法を順に確認する手順を紹介します。意見論述と要約の解答例で、修正の理由と次の練習課題を自分で確かめられます。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

英検2級の英作文を自己採点する方法―内容・構成・語彙・文法の見直し方

英検2級の英作文を書き終えたとき、英文が埋まっていることと、問いに答えられていることは別々に確かめる必要があります。単語のつづりを直しても、理由が問いからずれていれば、そのずれは残ります。一方、伝えたい内容が明確でも、主語と動詞の関係が崩れていれば、読み手が意味を取りにくくなります。自己採点では、この2つを同じ作業として扱わないことが出発点になります。

よくあるのは、自習机で消しゴムを持ったまま、最後の文を何度も読み返し、「間違いはなさそうです」とノートを閉じてしまう場面です。自分の頭には言いたかったことがあるため、紙の上に書かれていない説明まで補って読んでしまいます。翌日、理由を日本語で説明してみると、英文には肝心のつながりが書かれていなかったと気づくことがあります。

そこで、採点者の点数を予想する前に、答案のどこを根拠に判断したのかを残しましょう。「よく書けました」だけで終わらせず、「意見を示す文に線を引けました」「2つ目の理由は1つ目と重なっていました」と言える状態を目指します。この記事では、内容・構成・語彙・文法の4つに分けて、1人でも実行できる見直し方を説明します。受験する本人にも、添削を手伝いたい保護者にも、次の1回で何を練習するかが見える方法です。

自己採点では、点数より先に問いとの対応を確かめます

日本英語検定協会の案内では、英検2級の目安は高校卒業程度です。一次試験ではリーディングとライティングを合わせて85分で解き、ライティングには英文要約が1問、意見を論述する英作文が1問あります。書く作業だけに使える時間が85分あるわけではないため、普段から書いた後の確認まで含めて練習しておく必要があります。

意見論述では、指定されたトピックについて意見とその理由を2つ書き、語数の目安は80-100語です。POINTSは理由を考える参考となる観点であり、それ以外の観点でもかまいません。英文要約では、原文の内容を45-55語の英語で要約します。この違いを自己点検にも反映させます。意見論述では「自分の立場と理由がつながっているか」を見ますが、要約では「原文の情報を保っているか」を見ます。要約に自分の賛否を加えると、原文の内容をまとめるという目的から外れてしまいます。

ここで使う4つの観点と確認表は、家庭学習で修正箇所を見つけるための道具です。自分でつけた印を公式の得点や合否に換算するものではありません。まず内容で問いへの答えを確認し、構成で読み手が筋道をたどれるかを確認します。その後、語彙で意味に合う語の組み合わせを、文法で文としての関係を確かめます。最初から4つを同時に見ようとすると、つづりのように目につく箇所だけを直して、内容の不足を残しやすいため、この順番を練習に採用します。

内容の点検では、問いの中心となる語を答案にも対応させます。たとえば学校図書館の開館時間を延ばすべきかという問いなら、読書が大切だという説明だけでは、時間を延ばす理由がまだ伝わりません。部活動の後でも利用できる、家庭に静かな場所がない生徒が勉強できる、といった説明があれば、変更することの意味が見えてきます。知っている話題について長く書くことと、尋ねられた判断を支えることを分けてください。

構成の点検では、接続語の数よりも各文の役割を見ます。最初の文が意見、次が理由、その次が理由の説明というように、読者が前の文との関係を追えるかを確かめます。FirstやSecondを書いていても、その後がほぼ同じ理由なら、内容の重なりは解消されません。反対に、理由を具体的に説明できているなら、難しい接続表現を増やす必要はありません。

語彙の点検では「難しい語を使いましたか」ではなく、「その意味をその語で表せますか」と尋ねます。文法の点検では、まず各文の主語と動詞を取り出します。意味が通じそうだから正しい、見慣れた単語だから正しい、という判断を避けて、実際に書かれた形を確認するためです。判断できない箇所には疑問符を付けて残し、辞書や授業で確かめる対象にします。

研究が支える訂正と、自己点検で気をつけたい範囲

英作文の訂正を受けて学ぶ効果について、ベイズ的メタ分析は、訂正の伝え方による差が小さいことを示しています。正しい形を示す方法、誤りの場所を知らせる方法、解説を添える方法のいずれでも、中程度の効果が長く続くという結果です(Brownほか・2023)。対象は52研究を統合したものであり、ここで扱う知見から特定の国・年齢の英検2級受験者が自己採点だけで同じ効果を得るとは言えません。参考にしたいのは、訂正を受けた後の変化も含めて考える視点です。赤い文字が増えたことを成果とせず、次に同じ誤りを自分で発見できるかを練習の目標にします。

文法をどこまで自分で直せるかを考える際には、訂正の効果が学習者の習熟度によって変わるという知見が参考になります。書かれた英文の訂正を調べたメタ分析では、効果の違いを左右する要因として習熟度が最も強く、文法の正確さへの効果は全体で中程度、正しい形を直接示す方法ではやや大きいと報告されています(Lim・Renandya・2020)。対象は35研究であり、この知見だけから特定の国や年齢、人数に絞った効果や、全員に最適な訂正方法を決めることはできません。自分で直せる部分は理由も説明し、規則自体がわからない部分は正しい形と説明を教わる、という使い分けをここでは提案します。すべてを自力で発見することを自己採点の条件にする必要はありません。

仲間からの指摘を扱ったメタ分析では、作文の改善が見られ、特に書き直しと内容面に効果があると報告されています(Vuogan・Li・2022)。対象は26研究であり、ここから特定の国・年齢・人数の英検受験者への効果や、仲間の文法判断が常に正しいことまでは言えません。他者には「この理由は問いに答えていますか」「どこで説明が途切れましたか」と聞き、正誤の判断が必要な箇所は別に確かめます。自己点検で見つからなかった内容の飛躍を、読み手の反応から探す使い方です。

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4つの観点を、答案に印を付ける作業に変えます

見直し用の紙には、内容・構成・語彙・文法の4つの欄を作ります。それぞれに「確かめた箇所」「残った疑問」「次にすること」を短く書きます。結果の印は「確認できました」「直しました」「質問が残りました」の3種類にします。印だけを並べず、答案の文番号も添えてください。こうすると、先生に見てもらうときにも、どこまで自分で考えたかを示せます。

練習では、内容の確認に3分、構成に2分、語彙と文法に4分、最後の読み直しに1分を使ってみましょう。これは学習用の区切りであり、試験の公式な配分ではありません。慣れるまでは時間を延ばしてかまいませんが、途中で何を調べていたかは記録します。内容を考える時間なのに単語調べを始めていたなら、次は疑問符だけを付けて内容確認に戻します。

内容の3分では、意見に1本、理由に2本の下線を引きます。理由ごとに「だから、なぜその意見になりますか」と問い返し、説明が答案にあるかを探します。構成の2分では、各文の横に「意見」「理由」「説明」「結論」と役割を書きます。どの役割にも当てはまらない文は、必要性を考え直します。語彙と文法の4分では、意味の広すぎる語、主語と動詞、単数と複数の順に確認します。最後の1分は、直したところを含めて最初から読み、結論が当初の立場と食い違っていないかを見ます。

練習1: 意見と理由のつながりを確かめます

次の問いについて、賛成か反対かを決め、理由を2つ書いてください。学習用の語数は公式の目安に合わせて80-100語にします。

Should schools keep their libraries open after classes?

「本は役に立ちます」「読書は大切です」という2つの理由を考えた場合、どちらも読書の価値の説明に寄っています。開館時間を延ばす必要性を伝えるには、放課後に利用できることによって誰にどんな変化があるかを加えます。書き始める前の2分で、理由を「静かな学習場所」「部活動後の利用」と短く分けてみてください。

解答例Aを読んで、意見と2つの理由に線を引きましょう。

I think schools should keep their libraries open after classes. First, students need a quiet place to study. Some students cannot concentrate at home because their families are busy or their rooms are small. A school library gives them another choice. Second, longer opening hours allow students to borrow books after club activities. They can choose books without rushing during lunch breaks. This may help them find stories or topics they really enjoy. For these reasons, I believe keeping school libraries open longer is useful for students.

最初の文が賛成の立場を示し、Firstの文が学習場所、Secondの文が本を借りる時間を理由にしています。前者には家庭で集中しにくい場合の説明があり、後者には昼休みに急いで選ばなくてもよいという説明があります。自己点検では、このように理由の後ろにある説明まで指で示してください。「FirstとSecondがありました」だけで確認を終えないようにします。

次は、解答例を伏せて自分の答案を読みます。2つの理由を日本語でそれぞれ短く書き、同じ表現にならないかを確かめます。「便利です」と「使いやすいです」にしか言い換えられないなら、対象となる人や時間を具体化して再確認します。理由を増やすより先に、すでに選んだ2つを読み手に説明できる形に整えてください。

練習2: 結論まで同じ立場を保ちます

次の問いでは、家庭でできることと地域全体の課題を混ぜないように気をつけます。2分で理由を準備し、書き終えた後の2分で各文の役割を確認してください。学習用の語数は80-100語です。

Do you think families should grow vegetables at home?

解答例Bでは、食について学ぶことと、家族が一緒に活動することを理由にしています。

I think families should grow vegetables at home if they have enough space. First, growing vegetables helps children learn about food. When they water plants and watch them grow, they can understand that producing food takes time and effort. Second, gardening gives family members something to do together. They can talk while taking care of the plants, even on busy weekends. A small garden does not need to provide every meal. For these reasons, growing a few vegetables can be a useful activity for families.

最初に置いたif they have enough spaceは、十分な場所がある場合という条件を示します。最後も少量の野菜を育てる活動の価値に戻っており、すべての家庭が食事を自給すべきだという主張には変わっていません。自己点検では、最初と最後の文だけを続けて読み、同じ判断になっているかを確かめます。

この解答の途中に「地域の農家は野菜を売っています」という文を加えたくなったら、前後との関係を説明してみてください。野菜という共通の話題があっても、それだけでは家庭で育てることの理由になりません。必要な説明を足す余地がなければ、その文を外す判断もできます。構成を直す作業には、接続語を加えるだけでなく、問いに関係の薄い文を削ることも含まれます。

最後に、各文を別々の行に書き、1行ずつ役割を付けます。「説明」とした文については、どの理由の説明かを矢印で結んでください。矢印がどこにもつながらない文が残ったら、話題の寄り道が起きていないかを見直します。

練習3: 要約では原文との対応を確認します

次の英文を読み、45-55語で要約してください。意見論述で練習した「意見と理由を2つ」という組み立てを、そのまま持ち込まないようにします。読む時間を3分、要点を並べる時間を2分、書いた後の照合を3分に分けてみてください。

Some towns are creating shared gardens on land that was not being used. Local residents can grow vegetables there, even if they do not have gardens at home. The gardens also give neighbors opportunities to meet and talk. However, shared gardens require regular care. If only a few people do the work, they may become tired and stop participating. To avoid this problem, some groups make schedules so that members can share the tasks. They also discuss how to use the vegetables they grow.

まず、取り組み、利点、課題、対応の4つに分けて日本語でメモします。共同の菜園を作ること、野菜づくりや交流ができること、世話の負担が偏ること、予定を決めて仕事を分けることを拾います。その後、個々の説明をどこまでまとめられるかを考えます。

Some towns provide shared gardens where residents can grow vegetables and meet neighbors. However, maintaining these gardens can be difficult when too few people help. To prevent some members from becoming tired, groups organize work schedules and discuss how to use the vegetables they produce.

解答例Cの各文を、原文のどこから書いたか説明してください。1文目は取り組みと利点、2文目は課題、3文目は対応をまとめています。「共同菜園は必ず食費を下げます」といった説明は、もっともらしくても原文にはありません。要約では、自分の知識で不足を埋める前に、その情報が原文にあるかを確かめます。

自分の要約に含めた情報を原文に戻せない場合は、推測を加えていないかを見ます。反対に、菜園の利点しか残っていない場合は、負担と分担の情報を戻して組み直します。単に語を減らす作業ではなく、何を残すかと、何を付け加えないかの両方を確認する練習です。

練習4: 語彙と文法を小さく切り分けて直します

次の3つの英文は、直す箇所を探すために誤りを含めています。1文につき1分で修正し、その後に理由を説明してください。

  1. Students can saves time by using the library.
  2. This activity gives children many useful informations.
  3. Growing vegetables makes children to understand food production.

修正するなら、次のように書けます。

  1. Students can save time by using the library.
  2. This activity gives children useful information.
  3. Growing vegetables helps children understand food production.

1はcanの後を動詞の原形saveにします。2はinformationをこの意味で数えられない名詞として扱い、manyと語尾のsを外します。3は「理解するのを助けます」という意味に合うhelps children understandへ言い換えています。makeを残すならmakes children understandという形ですが、自分が意図した意味に合う動詞を選ぶことも見直しの一部です。

ここで、正しい文を写しただけで終えないようにします。1ではcanをwillに、2ではchildrenをstudentsに、3ではGrowing vegetablesをReading booksに替えて、自分で別の文を書いてください。たとえばReading books helps children understand other cultures.と書けます。変えた語以外にも修正が必要かを確かめると、文全体を見る練習になります。

語彙を調べるときは、日本語訳だけでなく、その語が名詞か動詞か、どの形と一緒に使うかも確認します。usefulを見つけたなら、a useful activityやuseful informationというまとまりで答案に戻します。辞書の説明を読んでも判断できなければ、疑問の残る元の文と、候補の文を両方残してください。質問が具体的になり、授業で必要な説明を絞れます。

直した答案を、次の答案につなげる記録を残します

自己点検の終わりには、修正前の文、修正後の文、修正理由の3つを並べます。全部を書き写す必要はありません。その日に最も優先した内容の修正を1つ、繰り返している言葉の誤りを1つ選びます。「文法に注意します」では広すぎるので、「canの後の動詞を確認します」のように次の行動がわかる言葉にしてください。

翌日の練習は5分で始められます。最初の1分で修正理由を思い出し、次の2分で別の話題の文を作り、最後の2分で前日の記録と照合します。自分で発見できた誤りと、記録を見るまで気づかなかった誤りを分けます。これは学習の進み具合を確かめる提案であり、この配分自体を研究が検証したという意味ではありません。

語数は内容を直した後に数え直します。意見論述では80-100語を目安に練習し、要約では45-55語に収めます。短すぎるときはveryを繰り返すのではなく、理由の説明が抜けていないかを見ます。長すぎるときは、同じ結論の重複や原文の細かい具体を削れるかを考えます。数を整えた後にも、立場や要点が残っていることを必ず確認してください。

3回分の記録がたまったら、直した箇所の数だけで評価せず、発見の仕方を比べます。最初は指摘されて直した箇所を、次は自分で見つけ、その次は書く段階で避けられたなら、点検する力の変化を具体的に説明できます。同じ誤りが残っていれば、その種類に絞った短文練習へ戻します。長い答案を増やすかどうかは、その後に判断しましょう。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

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個別指導では、本人の判断と英文の根拠を照合します

武蔵野個別指導塾で英作文の自己点検を扱うときに大切にしたいのは、講師が完成文を渡して終えるのではなく、本人がどこを見て判断したかを確認することです。答案を読む前に、本人に「意見はこの文です」「2つ目の理由はここです」と示してもらいます。講師はその説明と実際の英文を照らし合わせ、頭の中にはあるのに書かれていない情報を見つけます。

塾が担うべきなのは、自己判断では確かめきれない英文の正確さと、修正の優先順位です。たとえば、問いから外れた理由と冠詞の誤りが同時にあるなら、まず理由を組み直してから残った文の形を見ます。本人が規則を知っていれば、該当箇所を示して直してもらいます。規則を知らなければ、正しい形を示したうえで、似た文を本人が作れるかを確かめます。訂正の方法を固定せず、何を理解しているかに合わせて調整します。

本人が持つのは、書いた答案、自己点検の印、質問の3つです。「全部わかりません」と感じても、読める文と意図を説明できる文を分けるところから始められます。授業前に美しく清書する必要はありません。消した文や迷った語が残っている方が、どの判断で止まったかを話せます。書き直した後には、講師の表現を借りただけの箇所がないか、意味と修正理由を自分の言葉で説明します。

家庭が持つのは、毎回の正誤判定ではなく、作業を続けられる準備です。保護者が英語を添削できなくても、「今日はどの理由を直しましたか」「次は何を先に見ますか」と聞けます。お子さまの答えが曖昧なら、そのまま質問としてノートに残せば十分です。解答例の英文を保護者が完成させると、本人がどこで困っているかが見えにくくなるため、考えを言葉にする時間を確保してください。

進み具合は、書いた本数だけでなく、同じ観点を継続して確認します。内容なら理由の重複を自分で発見できたか、構成なら各文の役割を説明できたか、語彙なら疑問のある語を調べて選び直せたか、文法なら主語と動詞を見て修正できたかを記録します。講師の指摘で直した箇所にはそのことも書き、自力でできた範囲と分けます。両方を残すことで、次に支援を減らせる部分がわかります。

面談や授業後の共有でも、単に「英作文が苦手です」とまとめません。「理由は2つ出せますが、2つ目の説明が短くなります」「助動詞の後は自分で直せましたが、名詞の数は質問が残ります」と具体化します。次の課題を短い説明文にするか、名詞の使い方にするかが、この記録から決まります。本人の答案から離れた励ましよりも、次にすることが1つわかる説明を大切にします。

自己採点で迷いやすい3つの疑問

Q1. 難しい単語に替えれば、よい答案になりますか。

難しい単語への置き換えを最初の目標にする必要はありません。たとえばgoodを別の語に替えたいときは、「何がどうよいのか」を先に考えます。役に立つという意味ならuseful、時間を減らせるならsave timeのように、伝えたい内容に合わせて選びます。日本語訳が似ている語でも、文の中で同じように使えるとは限りません。

自分で説明できない表現を入れると、直すときにも判断に困ります。まず意味の通る文を書き、語の使い方を確かめてから書き直してください。語彙を増やす練習は大切ですが、その日の答案では、必要な意味を正しく表せているかを優先します。使えた語を記録するときも、単語だけでなく短いまとまりを残すと、次の文に戻しやすくなります。

Q2. 自分で間違いを見つけられないなら、自己採点は無意味ですか。

見つけられない箇所を特定することにも意味があります。「正しいと思います」と「正しいか判断できません」を分ければ、質問すべき場所が見えてきます。内容の対応は自分で確認できても、前置詞や冠詞は迷うことがあります。4つの観点すべてを同じ確かさで判定できなくてもかまいません。

大切なのは、疑問符を消すために推測で決めないことです。辞書で確かめた部分、先生に説明してもらった部分、自分で修正できた部分を分けて記録します。その後、別の文で同じ使い方を確かめます。訂正に関する研究を、すべて独力で直すべきだという主張に読み替える必要はありません。自己点検と他者の確認を組み合わせ、自分で判断できる範囲を広げていきます。

Q3. 模範的な答案と違う意見や構成は、直すべきですか。

解答例と同じ賛否にそろえる必要はありません。意見論述では、自分の立場を示し、その理由を説明できているかを確認します。同じ問いでも、費用や利用の条件に注目して反対することは考えられます。その場合は、解答例の理由を借りて賛成へ戻すのではなく、自分の反対理由が結論を支えているかを点検してください。

構成も、文の数を解答例に合わせることより、読み手が関係をたどれるかが大切です。ただし要約では、原文の内容を保つ必要があります。自分の意見として筋が通っていても、原文にない賛否を加えたなら見直します。解答例との違いを見つけたら、単なる表現の違いか、問いへの答え方の違いか、情報の取り違えかを分けて考えましょう。

次の答案で直したいことを1つ決めて終えます

英作文の自己採点は、書いた英文に自信を持つためだけの作業ではありません。自信のある部分にも実際の根拠があるかを確かめ、迷う部分を次の練習や質問につなげる作業です。内容から構成、語彙、文法へと順に見ていけば、答案全体を一度に評価しようとする負担を小さくできます。

今日の答案から、理由を詳しくする文を1つ選んでもかまいません。主語と動詞を確かめるところから始めてもかまいません。ただし、直した後には、なぜその修正をしたのかを短く説明してください。説明できなければ、そこが次に教わるべき箇所です。完成した答案と、まだ残る質問を一緒に保管すると、次回の練習を具体的なところから始められます。

保護者にとっても、誤りの数だけを見ず、自分で見つけた箇所と質問できた箇所を確かめることが、取り組みの変化を知る手掛かりになります。赤字が減らない日にも、判断の根拠を言えるようになったかを見てください。英作文の自己採点では、本人が修正の理由を言える1文を大切にします。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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