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英検2級の長文空所補充: つなぎの言葉と論理を読む練習|武蔵野個別指導塾

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対比・因果・具体例の練習問題3題で、空所の前後から選択肢を絞る読み方を学べます。選んだ理由と捨てた理由を確かめながら復習できます。

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英検2級の長文空所補充: つなぎの言葉と論理を読む練習

長文の空所補充で、選択肢の日本語訳は全部わかるのに答えが決まらないことはありませんか。空所の直前に環境の話があれば環境に関係しそうな語句を選び、次の文に別の話が出てくると選び直す。その往復が続くと、文章を読んだ時間のわりに根拠が残りません。

よくあるのは、自習机で英文に単語の意味を書き込んだあと、空所の前の1文だけを指で押さえ、「この話題ならこれです」と答えを決めてしまう場面です。訳語は丁寧に調べています。それでも、後ろの文が前の説明を否定しているのか、理由を加えているのかまで見ていないと、話題の近い選択肢に引っ張られます。

英検2級の長文空所補充では、知っている単語を増やす学習に加えて、文と文の関係を説明する練習を用意したいところです。前が利点で後ろが問題点なら、同じ話題のまま評価の向きが変わっています。前が出来事で後ろがその影響なら、原因から結果へ進んでいます。どちらも「内容がつながっている」だけでは、違いを表せません。

ここでは、空所をはさんだ前後を読み、関係を短い日本語で置き、選択肢を入れて確かめる手順を扱います。最初から全文をきれいに訳す必要はありません。ただし、接続表現だけを目印に答えを決めることもしません。本人が1人で練習し、保護者も答えを教えずに確認できるよう、正解の根拠と不正解の理由を具体的に示します。

何を問われる問題なのかを先に押さえます

日本英語検定協会は、2級の目安を「高校卒業程度」としています。試験内容では、長文の語句空所補充は説明文を用いる6問で、解答形式は4肢選択です。リーディングとライティングの試験時間は合わせて85分です。この85分を空所補充だけに使えるわけではありませんので、学習では読む精度と時間の使い方を分けて点検します。

長文の語句空所補充という名称のとおり、注意する対象は接続語だけではありません。空所に入る語句の意味が、説明文の展開と合うかを確かめます。たとえば、前で困りごとが述べられ、後ろで解決策の効果が説明されているなら、途中にはその解決策に当たる内容が必要になります。単語1つの訳が合っても、前後を含めた説明が成り立たなければ選べません。

練習では、関係をまず3種類に分けてみてください。「前と向きが変わる」「前から結果が出る」「前を具体的にする」です。これは試験問題を網羅する公式の分類ではなく、読み方を整理するための出発点です。慣れてきたら、理由を後ろから説明する関係、出来事を順番に述べる関係、別の情報を追加する関係も区別します。分類名を覚えるだけでなく、実際にどの内容同士が対応しているかを言えるようにします。

話題が同じでも、論理が同じとは限りません

「学校」「タブレット」「宿題」が並んでいると、教育についての文章だと見当をつけられます。しかし、それだけでは「タブレットで宿題を出しやすくなった」のか、「機器が使えず提出できなかった」のかは決まりません。同じ名詞を含む選択肢でも、起きたことが逆なら本文に合いません。

そこで、名詞だけでなく動詞と否定に目を向けます。増えたのか減ったのか、できたのかできなかったのか、全員なのか一部なのかを読みます。また、「計画した」と「実際に行った」を区別してください。計画の段階なのに成功したと述べる選択肢は、本文に書かれた範囲を越えています。自分の常識で自然に見える話と、英文が実際に述べている話を分ける作業です。

指示語にも注意が必要です。「この変化」と書いてあるなら、その前に変化の内容があるはずです。「その問題」と続くなら、何が問題なのかを前へ戻って探します。指示語の直前にある名詞が、いつでも答えになるわけではありません。前の文全体で述べた出来事を受けている場合もあります。指示語を具体的な内容に置き換え、意味が通るか確かめると、空所の後ろを読む目的がはっきりします。

語彙の学習と、前後を結ぶ練習を組み合わせます

空所の前後を読むには、そこにある語の意味を捉える力も必要です。語彙と読解の関係を調べた研究では、語を自分で思い出す力と、目にした語の意味を理解する力の両方が読解力を予測し、後者の予測力がやや強いと報告されています(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名で、英検2級の受験者全体や特定の空所補充の解法に、そのまま当てはめられる結果ではありません。

この知見から、接続表現さえ覚えれば読めると結論づけることはできません。前後の文の重要な動詞がわからなければ、対比か因果かを決める材料も不足します。学習の組み立てとしては、まず文の骨組みを読めるかを確かめ、読めるのに答えがずれる場合に関係の整理へ進むと、直す場所を見つけやすくなります。

空所の前後で読み取れなかった語を復習するときは、練習形式に加えて、再び取り組む間隔にも目を向けます。英単語学習を調べた研究では、穴埋めとカードによる成績の違いは小さく、1日あけて練習することが2週間後の成績に有効でした(Kimほか・2023)。対象は韓国の150名で、単語学習の結果から長文空所補充の得点向上まで保証することはできません。

この結果を踏まえた学習案として、練習問題で止まった語をその場で調べたあと、1日あけて意味を思い出す時間を設けます。長文を同じ日に何度も眺めるだけで終わらず、重要な語を読めるか、前後の関係も説明できるかを別々に確かめます。以下の解き方と時間の区切りは、研究で直接検証された一式の方法ではなく、自分のつまずきを点検するための練習手順です。

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空所の前後を読む手順を固定します

最初に文章を読み、何について何を説明しているかを大まかにつかみます。空所に来たら、直前と直後の文を一組として見ます。直前には「費用が高い」、直後には「導入を見送った」と短く書くようにすると、文を丸ごと訳さなくても材料が残ります。直後に指示語があるなら、指している内容まで戻ります。そこでも意味が決まらなければ、段落全体へ読む範囲を広げます。

次に選択肢を見る前に、「このあと結果が来る」「前の利点に問題点を足す」など、必要な関係を日本語で予想します。ここで英文そのものを作る必要はありません。予想の目的は、最初に見た選択肢を正解だと思い込み、その選択肢に合う箇所ばかり探すのを防ぐことです。

そのあとで4つの選択肢を比べます。文の形に入るか、意味が前後と合うか、段落の話と矛盾しないかの順に確認します。最後に選んだ語句を入れ、空所の前から後ろまで続けて読みます。「どこかで見た表現だから」ではなく、「前のこの内容と、後ろのこの内容を結ぶから」と説明できれば、判断の根拠が残ります。

以下の英文は、この記事のために書き下ろした練習問題です。実際の試験と同じ文章量を再現する課題ではありません。まず短い文章で読み方を確かめ、その後に長い説明文へ広げてください。各問には、復習で使う英文の解答例も付けます。試験で英語の理由を書く必要があるという意味ではありません。

練習1: 利点のあとに出てくる問題点を読みます

空所には、前後の関係に合う表現を選んでください。

A town library began lending tools as well as books. Residents could borrow a drill instead of buying one for a single repair. This service helped them save money. ( A ), some tools were returned with broken parts. The library therefore decided to check every tool before lending it again.

  1. For example
  2. However
  3. As a result
  4. In addition to these tools

前半では、住民が工具を借りれば1度の修理のために買わずに済み、お金を節約できると述べています。空所の後ろでは、壊れた部品のある工具が返ってきたと述べています。利点の説明から運営上の問題へ向きが変わるので、正解は2のHoweverです。

1のFor exampleを入れると、「節約できた」ことの具体例として「壊れた工具が返った」ことを挙げる形になります。しかし、後者は節約の具体的な姿を説明していません。3のAs a resultでは、節約できたことが破損につながったという因果を置いてしまいます。本文には、その因果を支える説明がありません。4は「これらの工具に加えて」という意味で、後ろに別の追加対象を述べる流れが必要になりますが、ここでは返却された工具の問題を述べています。

最後の文のthereforeは、図書館が点検を決めた理由を探す手がかりになります。その理由は、工具を貸したこと自体や住民の節約ではなく、壊れた部品が見つかったことです。1つの段落にも、対比と因果が続けて出てきます。「この段落は対比です」と全体に1つの札を付けて終わらず、どの文とどの文の関係なのかを確かめてください。

英文の解答例1:

However is correct because the passage moves from a benefit of the service to a problem with it.

自分で確かめるときは、利点の文と問題の文にそれぞれ印を付けます。その2か所を指しながら「節約できる一方で、破損の問題が出ました」と言えれば、対比の根拠が示せています。Howeverの訳だけを言えた場合は、もう1度内容同士を比べます。

練習2: 原因に対応する結果を選びます

次は接続語ではなく、空所に入る内容を選びます。

A company used to send fresh fruit to its offices every Monday. Much of the fruit was left uneaten because many employees worked from home on that day. The company moved the delivery to Wednesday, when more employees were in the office. After the change, ( B ). This reduction meant that the company was throwing away less food.

  1. fewer employees came to the office
  2. the company stopped offering fresh fruit
  3. less fruit remained at the end of the day
  4. deliveries became more frequent each week

前半の困りごとは、月曜日には在宅で働く人が多く、果物が食べられずに残ることです。会社は、出社している人がより多い水曜日へ配達を移しました。空所の直後には「この減少」によって捨てる食品が少なくなったとあります。正解は3です。残る果物が減ることと、捨てる食品が減ることがつながります。

1は、出社する人が減ったという内容です。配達を水曜日に移した理由は、その曜日には出社している人が多いことですので、改善として説明される流れに合いません。2は果物の提供をやめたという意味ですが、本文にあるのは配達日の変更です。4は配達回数が増えたという意味で、曜日を変えたことを回数の増加に置き換えています。

この問題では、最後のThis reductionを見落とすと、空所の前だけで答えを探すことになります。「何が減ったのですか」と自分に問いかけてください。出社する人、果物の残り、配達回数を区別すれば、同じ会社の話でも本文に合わない選択肢を外せます。reductionの意味がわからなかった場合は、論理の読み違いだけでなく語彙の課題として記録します。

英文の解答例2:

Less fruit remained at the end of the day, so the company had less food to throw away.

自己確認では、This reductionの指す内容を具体的な日本語で答えます。次に「配達日を変えた」と「配達回数を増やした」の違いを説明します。この2つが言えれば、正解の根拠と誤答のずれを両方確認できています。答えの番号だけを覚え直す復習にしないことが大切です。

練習3: 具体例が何を説明しているかを探します

空所のあとに続く内容が、前の説明とどう対応するか考えてください。

A museum wanted visitors to take an active part in learning about local history. It therefore created activities that required visitors to make decisions. In one room, ( C ). By comparing the costs and benefits of different routes, visitors could understand why planning transport was difficult in the past.

  1. visitors read a notice saying the museum would close early
  2. visitors were told that all local roads had the same history
  3. visitors listened to a recording about the director’s childhood
  4. visitors chose where to build a railway on a map

博物館が目指したのは、来館者が地域の歴史を学ぶ活動に主体的に参加することです。そのために、来館者自身が決定をする活動を用意しました。さらに後ろでは、複数の経路の費用と利点を比べたと述べています。正解は4です。地図上のどこに鉄道を造るかを選ぶ活動なら、自分で決定をすることと、経路を比較することの両方に合います。

1は閉館の案内を読むことで、経路の比較につながりません。2は道路という関連する話題を含みますが、説明を聞くだけでは、自分で経路を選ぶ活動になりません。すべての道路の歴史が同じだという内容も、本文から支えられていません。3は録音を聞くことで、館長の子ども時代という話題が後ろの交通計画につながりません。

前の「決定を必要とする活動」と、後ろの「経路の比較」の両側から条件をかけることがポイントです。片側だけなら、歴史に関係しそうな活動を広く選べてしまいます。空所の前から必要な条件を1つ、後ろから必要な条件を1つ取り出すと、選択肢を比べる軸が具体的になります。

英文の解答例3:

Choosing a railway route required visitors to make decisions and helped them understand the difficulty of planning transport.

復習では、正解の選択肢を隠して「自分で何かを決め、経路を比べる活動です」と日本語で答えてみてください。次に4を戻し、どの語がそれぞれの条件に対応するかを指します。正解を見たときだけ納得する状態と、自分で必要な内容を取り出せる状態を区別できます。

時間は解く・説明する・思い出すに分けます

最初の練習では、3つの時間を別々に取ります。以下は家庭学習のための区切りで、試験の公式な推奨時間ではありません。読み終わらなければ延長し、どこで止まったかを記録してください。急いで番号を付けることより、手順のどこに時間が必要かを知ることを優先します。

  1. 最初の4分は、1題の英文を読み、空所の前後の要点と必要な関係を書きます。選択肢の確認まで進めたかを記録します。
  2. 次の3分は、正解の根拠を2か所示し、誤りの選択肢を少なくとも1つ選んで、本文とのずれを説明します。解説を見るのは自分の説明を残したあとです。
  3. 1日あけたあとの3分は、前回調べた重要語の意味と、空所に必要だった関係を思い出します。すぐに答えを開かず、思い出せなかった部分だけ戻って確かめます。

たとえば練習2でreductionを調べたなら、翌回はその語の意味を先に言い、続けて何が減ったのかを答えます。意味は言えるのに対象を答えられない場合は、単語を覚え直す量を増やすより、指示語を具体化する練習が必要です。意味そのものが出ない場合は、その語を復習する対象に残します。

間違いの記録は次の行動まで書きます

ノートに残す項目は、「選んだ答え」「見た根拠」「見落とした根拠」「次にすること」の4つで十分です。「ケアレスミス」とだけ書くと、次に何を変えるかが決まりません。練習1なら「利点の文だけ見て3を選びました。破損は節約の結果と書かれていません。次は後ろの文の役割も先に書きます」と残せます。

別の日の確認では、正解したかに加え、理由を言えたかを分けて記録します。正解していても理由が「何となく」の場合は、根拠を探し直す対象です。一方、答えを間違えても、空所の前後を正確に読めているなら、選択肢の意味を取り違えた可能性があります。結果の丸とばつだけで、自分の読み方のすべてを評価しないでください。

短い文章で手順が安定したら、長い説明文でも同じ確認を行います。各段落の横に「取り組みの目的です」「起きた問題です」「変更後の結果です」と短く書き、空所が文章のどの位置にあるかをつかみます。わからない箇所が出たときには、前後2文から段落、必要ならさらに前の説明へと戻ります。読み返す範囲を理由なく広げず、探している情報を決めて戻る練習です。

個別指導では、答えを選ぶまでの読み方を確かめます

武蔵境で英検2級の学習を相談されるとき、武蔵野個別指導塾が大切にしたいのは、正答数の報告だけで面談を終わらせないことです。空所補充で同じ1問を間違えていても、語の意味が出てこなかった人と、後ろの文を読まずに選んだ人では、次に練習する内容が違います。ここを分けずに「もっと長文を解きましょう」と宿題を増やすだけでは、本人も家庭も何を直すのか見えません。

指導では、まず本人に、読んだ順番と選んだ理由を説明してもらいます。講師はすぐ正解を伝えず、「その語句を入れると、この指示語は何を指しますか」「前の出来事から、その結果が出たと書いてありますか」と、本文に戻れる問いを出します。問いに答えるために必要な語が読めない場合は、そこで語彙や文の構造を確認します。説明を聞けば理解できるのか、別の短い文でも自分で読めるのかまで見ることが必要です。

塾が持つべきなのは、つまずきの整理と、次の練習を選ぶ責任です。語彙が原因なら、その問題で重要だった動詞や名詞を絞ります。文の構造が原因なら、誰が何をしたかを取り出せる短い文に戻ります。前後の関係が原因なら、対比や結果などの関係を日本語で説明する課題にします。時間だけがかかる場合も、すぐに制限を短くせず、同じ箇所を何度も読んでいる理由を確かめます。

本人が持つのは、自分の判断の跡を残すことです。下線や短いメモで構いません。間違えた答えを消して正解だけに直すと、講師にも本人にも、最初にどう考えたかが見えなくなります。選んだ番号を残し、訂正と理由を別に書けば、次の授業で前回との違いを話せます。完璧な復習ノートを作るより、次の練習を決められる記録を目指してください。

家庭が持つ役割は、英文の正誤を判定することとは限りません。「前と後ろでは、何が変わっていますか」「答えを決めた場所を2つ指せますか」と、お子さまが本文に戻るきっかけを作るだけでも、練習の進み具合を共有できます。説明が難しい日は、保護者が代わりに理由を作らず、「どの語で止まったか」を記録して次の指導へ渡してください。社会人の方が1人で学ぶ場合は、この問いをノートの余白に書いて使えます。

進み具合は、初めて読む文章で「空所の前後を読めたか」「必要な関係を言えたか」「捨てる選択肢の理由を言えたか」の3点で見ます。たとえば正答数が同じでも、前は勘で選んでいた人が、今回は語彙の取り違いだけで迷っているなら、次に直す場所は狭まっています。逆に、同じ文章で正解が続いても、番号を覚えているだけなら新しい文章で確かめます。本人が説明できる範囲の変化を伝えることが、家庭にとっても具体的な見通しになります。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

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よくある疑問を整理します

Q1. HoweverやThereforeを覚えれば解けますか

意味と基本的な使い方を覚えることは必要ですが、それだけで答えが決まるとは限りません。Howeverがあれば、どの内容からどの内容へ向きが変わるのかを読みます。Thereforeがあれば、どの出来事が理由になり、何が結果になったのかを探します。つなぎの言葉は関係を調べる入口であり、本文の代わりにはなりません。

また、空所に入るものがつなぎの言葉でない場合にも備えます。練習2のように、後ろの指示語が受ける内容を選ぶ問題では、名詞や動詞の意味まで照合する必要があります。復習では接続表現の訳を答えたあと、「この文章では何と何を結んでいますか」と、必ず内容の問いを1つ足してください。

Q2. わからない単語が1つでもあれば、先に全部調べるべきですか

練習の最初は、わからない語に印を付け、前後の関係を考えるのに欠かせない語かどうかを見ます。専門的な物の名前がわからなくても、その物が増えた、減った、壊れたという動きが読めれば、関係を考えられることがあります。一方、増減を表す動詞や否定を読み違えると、文章の向きそのものが変わります。

答え合わせのあとには、判断を止めた重要語を調べてください。全部を先に調べる学習と、何も調べずに推測を続ける学習のどちらか一方に固定する必要はありません。「この語がわからなかったために、何を判断できなかったか」を確かめれば、次に覚える語を選びやすくなります。未知語があっても無視すればよい、という意味ではありません。

Q3. 正解した問題も、理由を説明する必要がありますか

少なくとも、迷った問題や時間がかかった問題では説明を残してください。正解と理解は同じではなく、4つから選んだ結果だけでは読み方を判定できません。正解の理由を言えず、他の選択肢を捨てた理由も出ないなら、次に似た文章が出たときにも迷う部分が残っています。

ただし、毎回長い和訳を書く必要はありません。「前は利点、後ろは問題点です」「この減少は、残った果物が減ったことです」と短く言えれば十分です。慣れた問題では口頭で確認し、迷いの残った問題だけ書きます。すべての問題を同じ重さで復習するのではなく、自分で判断し直せない部分に時間を使ってください。

次の1題で、前後の根拠を2か所残します

長文空所補充を練習するときは、次の1題から、空所の前後の要点を短く残してみてください。前は何を述べ、後ろは何を述べているか。その2つが対比なのか、原因と結果なのか、説明と具体例なのかを考え、選択肢を入れて読み直します。答え合わせでは、正解に丸を付けるだけでなく、選びかけた別の選択肢が合わない理由も1つ確かめます。

読むたびに全部の語を調べ直しているなら、判断に必要だった語を絞って、1日あけて思い出します。訳せるのに迷うなら、問題数を増やす前に文同士の関係を説明します。急ぐと根拠が抜けるなら、まず時間を延ばして手順を整え、そのあとで使った時間を比べます。学習量を増やす前にも、変えられることはあります。

保護者の方も、正答数だけでなく、お子さまがどこを根拠にしたかを聞いてみてください。読み方の変化がわかれば、次に何を練習するかを本人と共有できます。長文空所補充の1問は、正解の番号に加えて、前後を結ぶ根拠まで本人の言葉で確かめます。

参考文献

  1. 日本英語検定協会. 「2級」. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/
  2. 日本英語検定協会. 「2級の試験内容」. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/solutions.html
  3. Laufer・Aviad-Levitzky・2017. Modern Language Journal. 語彙の産出知識・受容知識と読解に関する研究. https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
  4. Kimほか・2023. Modern Language Journal. 英単語学習の間隔練習と課題形式に関する研究. https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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