
武蔵野個別指導塾の特徴
共通テストの受験上の注意とは—12月上旬に出る文書の読む所と、印刷して持つか|武蔵野個別指導塾

令和8年度の版はA4で26ページ、入室終了の時刻は3ページ、所持品チェック欄と問合せ先は最後のページでした。12月上旬に令和9年度の版を落とし、前の晩に読む3か所を決めておきましょう。
共通テストの受験上の注意とは、大学入試センターが本番の前の12月に出す、試験の2日間に守る決まりと時刻をまとめた文書です。入室を締め切る時刻、追試験の申し込み方、正しくマークされていない答案の採点の扱いは、令和9年度試験(2027年1月16日・17日)の分がこの文書で初めて示されます。受験票と一緒に冊子が郵便で届く物ではなく、12月上旬にセンターの令和9年度試験の頁へ置かれるPDFを、自分でダウンロードして読みます。印刷は決まりではありませんが、自分の時刻と朝の連絡先が載ったページだけは紙にして、家にも残しておくのが確実です。
| 確かめたいこと | 文書に書かれていること | どの文書か |
|---|---|---|
| いつ、どこに出るか | 12月上旬、センターのウェブサイトに載せると予告 | 令和9年度 受験案内 |
| どう手に入れるか | ダウンロードして入手する形式で、印刷は必要に応じて | センターの令和8年度試験の頁 |
| 令和9年度の版で初めてわかること | 入室終了の時刻・追試験の申請の方法・正しくマークされていない場合の採点の扱い | 令和9年度 受験案内 |
| 受験上の配慮が決まった人 | 「受験上の配慮決定者用」の版が別にある | センターの令和8年度試験の頁 |
| 令和8年度の版の作り | A4で26ページ。1ページ目に特に留意する5点、最後のページに所持品チェック欄と問合せ先 | 令和8年度 受験上の注意 |
よくあるのは、12月上旬の夜、印刷したばかりの受験票を机に置いたまま、「注意の冊子はいつ届くのか」と家じゅうを探している場面です。郵便受けには通販の封筒と電気料金の明細しかなく、高校から持ち帰った書類の束をめくっても、それらしい表紙は出てきません。先輩には「注意の冊子は前の晩に読み返せ」と言われていたので、焦りは増すばかりです。スマートフォンで「共通テスト 受験上の注意 冊子」と打ち込んで、やっと気づきます。探していた物は郵便では来ません。センターの頁に置かれるPDFを、自分で取りに行く文書でした。
センターの頁に置かれる文書と、令和8年度の版の作り
令和9年度の受験案内には、受験上の注意を名指ししている所が6か所あります。5ページの日程の表では、12月4日(金)10時からの受験票の取得・印刷の行のすぐ下で、受験上の注意もダウンロードして読むよう求めています。8ページは入室終了の時刻、48ページはこの先に出てくる連絡事項、49ページは電子機器の電源を切っておく期限になる入室終了の時刻と、正しくマークされていない場合の採点の扱い、53ページは追試験の申請の方法です。連絡事項については、センターのウェブサイトのほかに、メールと出願サイトのマイページの「お知らせ」でも知らせるとしています。受験案内が骨組みを決め、その年の時刻と手順を受験上の注意が埋める、という分担になっています。
手に入れ方は、令和8年度試験から変わりました。センターの令和8年度試験の頁には、この年度からWeb出願になったため受験上の注意はダウンロードして入手する形式になる、と書かれ、PDFの案内に「ダウンロード(必要に応じて印刷)」と添えられていました。同じ頁には、受験上の配慮が決まった人のための「受験上の配慮決定者用」の版が、別のPDFとして並んでいます。いまの高3と既卒生が受ける令和9年度試験の版は、2026年11月8日にセンターの令和9年度試験の頁を開いたときには、まだ載っていませんでした。
令和8年度の版を開くと、作りは次のとおりです。A4で26ページあり、1ページ目に「試験当日に特に留意してほしい点」として5つの注意が並びます。印刷した受験票を持参すること(スマートフォンの画面では入れない)、受験票に何も書き込まないこと、顔写真つきの身分証明書を持参すること、試験中に監督者が巡視すること、不正行為をしたときの扱いの5つで、そのうち4つには詳しく書いたページの番号が添えてあります。2ページ目は目次で、試験実施期日等から東日本大震災に伴う措置まで12の節が並び、最後の26ページに「試験当日の所持品チェック欄」と問合せ先が置かれています。図1のように、厚いのは9ページから始まる試験時間中の注意事項、14ページからのリスニング、20ページからの追試験の節です。

図1で橙に塗ったのは、令和9年度の受験案内が受験上の注意に任せた3つの事柄、つまり入室終了の時刻、マークの採点の扱い、追試験の申請が載っていた所です。令和8年度の版でそこに書かれた時刻や手順は、令和9年度にそのまま使える保証がありません。12月上旬に令和9年度の版が出たら、真っ先に開くのはこの3つの所です。
令和8年度の版の1ページ目は、センターの頁に載せた資料として、志願者向け説明動画、共通テストQ&A、試験問題冊子の注意事項及び解答用紙の様式、解答科目欄及び出題範囲欄の不適切なマーク例の4つを挙げていました。問題冊子の注意事項の資料は29ページあり、地理歴史・公民から情報までの8つのまとまりごとに、問題冊子の表紙の注意事項と解答用紙の見本が並びます。不適切なマーク例は、地理歴史・公民と理科の解答科目欄と出題範囲欄について、正しいマークと不適切なマークの例を図で並べた資料です。説明動画は「試験当日の注意点」という題で、令和7年12月5日の掲載と書かれ、スライド資料も付いていました。Q&Aのうち受験票や試験当日の留意事項の分は、令和9年度も12月上旬に載せる予定だと、いまのQ&Aの頁に書かれています。
受験票の表示と受験上の配慮で、読むページが変わる
26ページを同じ重さで読む必要はありません。どこが自分に関係するかは、12月4日から取れる受験票の表示と、受験上の配慮を申請したかどうかで決まります。
まず受験票の受験教科名の欄です。丸が付いた教科だけが当日受けられる教科で、令和8年度の版には、登録していない教科の試験時間は試験室に入れないと書かれていました。次に備考欄の登録科目数です。地理歴史・公民と理科は、1科目の登録か2科目の登録かで始まる時刻が違い、令和8年度の版の3ページの表では、入室終了が2科目なら9時、1科目なら10時10分でした。2科目を登録した人は、令和9年度の受験案内にもあるとおり、遅れて入れる限度が9時50分で、それを過ぎるとその時間の試験は一切受けられません。備考欄に上履き持参と出ていれば、持ち物も一つ増えます。
たとえば、1日目に地理歴史・公民を1科目、国語、英語のリーディングとリスニングを受ける人なら、令和8年度の版の表で線を引くのは、10時10分、12時45分、15時05分、17時15分の4つです。それぞれ試験開始までの間は30分、15分、15分、5分で、朝の1本目だけ間が長く、夕方のリスニングは5分しかありません。リスニングの17時15分は令和9年度の受験案内の14ページにも書かれていますが、残りの3つは令和9年度の版で確かめ直します。それでも「自分の行に線を引き、間の長さを見る」という読み方は年度が変わっても使えます。
問題冊子の注意事項の資料も、全部を見る必要はありません。令和8年度の資料は教科のまとまりごとにページが分かれていたので、自分が受けるまとまりの表紙の注意事項と解答用紙の見本だけを開けば足ります。地理歴史・公民や理科を受ける人は、不適切なマーク例も自分の科目の所を一度は目で追っておきます。
次に受験上の配慮です。令和9年度の受験案内では、第2期(8月31日から10月2日まで)に申請した人への審査結果の通知は、出願した人に限って11月下旬に送られます。令和8年度は、配慮の決まった人のための版が通常の版とは別に作られ、同じ26ページでも中身が違いました。読むように挙げる文書に受験上の配慮案内が加わり、受験上の配慮事項決定通知書を持参して受験票と一緒に机の上に置くこと、付添者の同伴は試験室の入口までであること、持参して使う許可を受けた拡大鏡などは試験場では用意しないことが書かれ、所持品チェック欄も7項目から9項目に増えていました。通常の版の第6節にも、配慮の内容に応じた受験上の注意が別にあり、決定通知書に同封する文書で確かめるようにとあります。配慮を申請した人は、頁から取る版を取り違えないことが最初の一歩です。
ダウンロードから1月15日の夜までの段取り
ここからは、いまの高3と既卒生が12月から本番の前の晩までにすることを、順に並べます。日付は令和9年度試験のものです。
- 12月4日(金)10時に受験票が取れるようになったら、同じ日にセンターの令和9年度試験の頁も開きます。受験上の注意がまだ無ければ、上旬のうちは毎晩一度だけ同じ頁を見に行きます。検索の結果から開くより、頁を決めて見る方が、別の年度のPDFをつかむ心配がありません。
- 載ったら、表紙の年度を確かめてからダウンロードします。見るのは、表紙に令和9年度とあるか、配慮が決まった人は「受験上の配慮決定者用」の方か、の2点です。保存先はスマートフォンと家のパソコンの2か所にし、家の人にもファイルを送っておきます。
- 印刷するかを決めます。決まりの上では刷らなくてもかまいませんが、勧めたいのは全部を一度だけ白黒の両面で刷ることです。令和8年度の版と同じ26ページなら、両面で13枚です。受験票のような紙の大きさや向きの指定は無く、所持品チェック欄の7項目にも受験上の注意そのものは入っていません。全部が多いと感じたら、時刻の表、試験時間中の注意事項、最後の所持品チェック欄と問合せ先の3か所だけでも刷ります。
- 印は、刷った受験上の注意の方に付けます。受験票には書き込みません。令和9年度の受験案内は、余白や裏面に何か書かれた受験票は使えないとしています。時刻の表の自分の行に線を引き、2日分の入室終了の時刻を別の小さな紙に書き出しておくと、当日の朝に見るのはその1枚で済みます。
- 令和8年度と同じように問題冊子の注意事項や不適切なマーク例が並んだら、自分の科目の分を一緒に保存します。
- 冬休みのうちに一度、家の人と通して読みます。令和8年度の版では、受験上の配慮で付添者が許された場合を除き、保護者は試験場に入れないとされていました。お子さまが試験室にいる間、家で頼りになるのは最後のページの問合せ先です。
- 1月に入ったら、センターの頁、メール、マイページの「お知らせ」に追加の連絡が出ていないかを、週に一度は見ます。
- 1月15日(金)の夜に、印を付けた3か所だけを読み直します。

図2のように、上の段はセンターが決めた日付、下の段は家で決める段取りです。紙にする理由は2つあり、前の晩に線を引きながら読めることと、試験の日に家に残る人が同じ紙を見られることです。スマートフォンのPDFだけに頼ると、試験室では使えません。電子機器は入室終了の時刻までに電源を切り、試験中はかばんにしまっておく決まりなので、読むのは家と行きの電車の中までです。
前の晩に読む3か所は、3つの問いで選びます。1つ目は、自分にしか当てはまらない所はどこかです。自分の行の時刻、登録科目数、上履きの表示がこれに当たります。2つ目は、一度間違えると取り返せない所はどこかです。電子機器の電源とアラーム、受験票に書き込まないこと、解答科目欄のマークがこれに当たります。3つ目は、朝に何か起きたとき誰に連絡するかです。最後のページの問合せ先と、追試験の申請を受け付ける時間の表がこれに当たります。令和8年度の版でいえば3ページ、9ページから13ページの一部、20ページから21ページ、26ページでした。
受験上の注意を無くしたときも、慌てることはありません。PDFはセンターの頁から取り直せますし、令和8年度の版はいまもセンターの過去の試験情報の頁で開けます。刷った紙を無くしたら、保存したファイルから刷り直すだけです。試験中に席を立つときの決まりは、特集「共通テストの細かい疑問」の「共通テストの途中退室—試験中にトイレや体調で席を立つと、その科目と追試験はどうなるか」が扱っています。持ち物を一つずつ並べる話は、特集「入試直前と冬休み」に任せます。
「冊子で届く」「去年の版で足りる」が外れる理由
1つ目の思い込みは、受験票と一緒に冊子が郵送で届くというものです。令和9年度の受験案内は、受験票そのものをマイページから各自で取得・印刷する物とし、郵送はしないと書いています。受験上の注意も、令和8年度からダウンロードで手に入れる形式です。受験上の配慮の審査結果は送られてきますが、令和8年度の頁は、配慮の決まった人にも決定者用の版をダウンロードするよう案内していました。通知が届く人も、受験上の注意そのものは頁から取る、と考えておけば取り違えません。
2つ目は、令和8年度の版を読めば足りるという思い込みです。11月のうちに令和8年度の版で作りをつかんでおくのは役に立ちます。ただ、令和8年度の版の3ページは1月17日(土)・18日(日)の表で、令和9年度の1月16日・17日とは日付からして違います。入室終了の時刻、追試験の申請、マークの採点の扱いは、令和9年度の受験案内が受験上の注意に任せた事柄です。12月上旬に新しい版が出たら、古い版は手元から外し、ファイル名か表紙で年度を見分けられるようにしておきます。
3つ目は、受験上の注意を刷って持っていかないと受けられない、という思い込みです。紙で持参しなければならないのは受験票の方で、スマートフォンの画面では試験場に入れません。受験上の注意は、必要なら刷ればよいという扱いで、所持品チェック欄にも載っていません。刷るのは決まりのためではなく、前の晩と家族のためです。
ほかに、無くしたら再発行を頼まなければならない、配慮が決まった人も同じ版でよい、という思い違いもあります。前者は頁から取り直せば済み、後者は受験票の表示と配慮について書いた節のとおり、別の版が作られています。図3では、外れる3つの思い込みに×を付け、残る2つは正しい言い方に直して○を付けました。

確かめる先と聞き方
受験上の注意で迷ったときは、どの文書のどこを開くか、誰に何を聞くかを先に決めておくと、12月の夜に家じゅうを探し回らずに済みます。
- センターの令和9年度試験の頁: 受験上の注意が載ったか、表紙が令和9年度か、決定者用の版があるか、説明動画・Q&A・問題冊子の注意事項・不適切なマーク例が同じ頃に並んだか。
- 令和9年度の受験案内の5・8・48・49・53ページ: 受験上の注意に任せた事柄はどれで、自分に関係するのはどれか。
- 自分の受験票(12月4日から取得): 受験教科名の丸、備考欄の登録科目数、上履き持参の表示。この3つで時刻の表のどの行を読むかが決まります。
- 受験上の配慮事項決定通知書(配慮を申請した人): 同封の文書と、許された配慮の中身。決定者用の版と食い違いが無いか。
- 高校の先生: 学校で受験上の注意を読み合わせる日があるか、当日の朝に高校へ連絡する決まりがあるか。
- センター事業第1課の志願者問合せ専用電話(受験案内の裏表紙): 受け付けは9時30分から17時で、土日・祝日と12月29日から1月3日は休みです。PDFが開けない、読み上げソフトで読める形式のデータが欲しい、といった相談はここで、令和8年度の頁もテキストの形式のデータは事業第1課へ連絡するよう書いていました。夜に気づいたことは、まず頁とQ&Aで探し、翌日の受付時間に電話します。
- 受験票に記載の「問合せ大学」(令和8年度の版の問合せ先の書き方): 試験場のことと、追試験の申請のこと。
個別指導で確かめること
武蔵境の教室では、刷った受験上の注意と受験票の写しを机に並べ、お子さまの登録科目数に合わせて時刻の表の行に線を引き、2日分の入室終了の時刻と、それぞれ試験開始までに何分あるかを書き出した小さな紙を一緒に作ります。マークの練習をした答案の解答科目欄と出題範囲欄も同じ日に見直し、前の晩に読む3か所に付箋を貼ってから、紙の束ごと家へ持ち帰ってもらいます。
まとめ
受験上の注意は、待っていても届かない文書です。12月上旬にセンターの頁から令和9年度の版を自分で取り、表紙の年度を確かめ、自分の時刻の行と、取り返せない決まりと、朝の連絡先の3か所に印を付けて家にも紙を残しておけば、1月15日の夜に読み直すのは全体のうちの数ページで足ります。
もう「日東駒専」を目標にしないでください。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




