
武蔵野個別指導塾の特徴
日本史の年表—旧石器から令和まで、主な出来事を一枚で|武蔵野個別指導塾

打製石器の時代から令和まで、出来事と年を1つの表に並べた年表です。鎌倉の始まりが1185年とも1192年とも言われる理由も押さえて、並べ替え問題に備えましょう。
| 時代 | 年 | 出来事 | 範囲 |
|---|---|---|---|
| 旧石器 | 約3万8000年前ごろから(諸説あり) | 日本列島で人が暮らし始める。打製石器を使う(岩宿遺跡) | 中 |
| 縄文 | 約1万数千年前から(諸説あり) | 縄文土器、竪穴住居、貝塚。狩りと採集の暮らし(三内丸山遺跡) | 中 |
| 弥生 | 紀元前4世紀ごろから(諸説あり) | 稲作と金属器が広まる(吉野ヶ里遺跡) | 中 |
| 弥生 | 57 | 奴国の王が後漢に使いを送り、金印を受ける | 中 |
| 弥生 | 107 | 倭国王の帥升らが後漢に使いを送る | 高 |
| 弥生 | 239 | 邪馬台国の卑弥呼が魏に使いを送る | 中 |
| 古墳 | 3世紀後半ごろ | 前方後円墳が造られ始める。大和政権が力を広げる | 中 |
| 古墳 | 5世紀ごろ | 大仙古墳が造られる | 中 |
| 古墳 | 478 | 倭王武が宋の皇帝に手紙を送る(倭の五王の一人) | 高 |
| 古墳 | 538 | 百済から仏教が伝わる(552年とする説もあり、諸説あり) | 中 |
| 古墳 | 587 | 蘇我馬子が物部守屋を滅ぼす | 高 |
| 飛鳥 | 593 | 聖徳太子(厩戸王)が推古天皇の政治を助け始める | 中 |
| 飛鳥 | 603 | 冠位十二階を定める | 中 |
| 飛鳥 | 604 | 十七条の憲法を定める | 中 |
| 飛鳥 | 607 | 小野妹子を遣隋使として送る。このころ法隆寺が建てられる | 中 |
| 飛鳥 | 630 | 第1回の遣唐使を送る | 中 |
| 飛鳥 | 645 | 中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒す(大化の改新の始まり) | 中 |
| 飛鳥 | 663 | 白村江の戦いで唐と新羅の軍に敗れる | 中 |
| 飛鳥 | 670 | 全国の戸籍である庚午年籍を作る | 高 |
| 飛鳥 | 672 | 壬申の乱。勝った大海人皇子が天武天皇となる | 中 |
| 飛鳥 | 694 | 藤原京に都を移す | 中 |
| 飛鳥 | 701 | 大宝律令を定める | 中 |
| 飛鳥 | 708 | 和同開珎を造る | 中 |
| 奈良 | 710 | 平城京に都を移す | 中 |
| 奈良 | 712 | 古事記ができる | 中 |
| 奈良 | 720 | 日本書紀ができる | 中 |
| 奈良 | 723 | 三世一身法を定める | 中 |
| 奈良 | 729 | 長屋王の変 | 高 |
| 奈良 | 741 | 聖武天皇が国分寺を建てる詔を出す | 中 |
| 奈良 | 743 | 墾田永年私財法を定める。大仏を造る詔を出す | 中 |
| 奈良 | 752 | 東大寺の大仏の開眼供養 | 中 |
| 奈良 | 753 | 鑑真が日本に着く(翌年に平城京へ) | 中 |
| 奈良 | 784 | 長岡京に都を移す | 高 |
| 平安 | 794 | 平安京に都を移す | 中 |
| 平安 | 797 | 坂上田村麻呂が征夷大将軍となる | 中 |
| 平安 | 9世紀初め | 最澄が天台宗を、空海が真言宗を開く | 中 |
| 平安 | 866 | 藤原良房が正式に摂政となる | 高 |
| 平安 | 887 | 藤原基経が関白となる | 高 |
| 平安 | 894 | 菅原道真の提案で遣唐使を停止する | 中 |
| 平安 | 901 | 菅原道真が大宰府へ左遷される | 高 |
| 平安 | 905 | 古今和歌集ができる | 中 |
| 平安 | 939 | 平将門の乱と藤原純友の乱が起こる(941年まで) | 中 |
| 平安 | 1000ごろ | 枕草子と源氏物語が書かれる | 中 |
| 平安 | 1016 | 藤原道長が摂政となる | 中 |
| 平安 | 1051 | 前九年合戦が始まる | 高 |
| 平安 | 1053 | 藤原頼通が平等院鳳凰堂を建てる | 中 |
| 平安 | 1083 | 後三年合戦が始まる | 高 |
| 平安 | 1086 | 白河上皇が院政を始める | 中 |
| 平安 | 1156 | 保元の乱 | 中 |
| 平安 | 1159 | 平治の乱 | 中 |
| 平安 | 1167 | 平清盛が太政大臣となる | 中 |
| 平安 | 1180 | 源頼朝が挙兵する(源平の争乱) | 中 |
| 鎌倉 | 1185 | 壇ノ浦の戦いで平氏が滅ぶ。守護と地頭を置く | 中 |
| 鎌倉 | 1192 | 源頼朝が征夷大将軍となる | 中 |
| 鎌倉 | 1203 | 北条時政が執権となる | 高 |
| 鎌倉 | 1221 | 承久の乱。六波羅探題を置く | 中 |
| 鎌倉 | 1232 | 北条泰時が御成敗式目を定める | 中 |
| 鎌倉 | 1274 | 元寇(文永の役) | 中 |
| 鎌倉 | 1281 | 元寇(弘安の役) | 中 |
| 鎌倉 | 1297 | 永仁の徳政令を出す | 中 |
| 鎌倉 | 1333 | 鎌倉幕府が滅ぶ | 中 |
| 建武 | 1334 | 後醍醐天皇が建武の新政を始める | 中 |
| 室町 | 1336 | 後醍醐天皇が吉野へ移り、南北朝の分裂が始まる | 中 |
| 室町 | 1338 | 足利尊氏が征夷大将軍となる | 中 |
| 室町 | 1392 | 足利義満が南北朝を合一する | 中 |
| 室町 | 1397 | 足利義満が金閣を建てる | 中 |
| 室町 | 1404 | 勘合貿易(日明貿易)が始まる | 中 |
| 室町 | 1428 | 正長の土一揆 | 中 |
| 室町 | 1429 | 尚巴志が琉球王国を建てる | 中 |
| 室町 | 1457 | コシャマインの戦い | 高 |
| 室町 | 1467 | 応仁の乱が始まる(1477年まで) | 中 |
| 室町 | 1485 | 山城国一揆 | 中 |
| 室町 | 1488 | 加賀の一向一揆 | 中 |
| 室町 | 1489 | 足利義政が銀閣を建てる | 中 |
| 室町 | 1543 | 種子島に鉄砲が伝わる(1542年とする説もあり) | 中 |
| 室町 | 1549 | ザビエルがキリスト教を伝える | 中 |
| 室町 | 1560 | 桶狭間の戦い | 中 |
| 室町 | 1573 | 織田信長が足利義昭を追放し、室町幕府が滅ぶ | 中 |
| 安土桃山 | 1575 | 長篠の戦い | 中 |
| 安土桃山 | 1576 | 織田信長が安土城を築き始める | 中 |
| 安土桃山 | 1582 | 本能寺の変。太閤検地が始まる。天正遣欧少年使節が出発する | 中 |
| 安土桃山 | 1587 | バテレン追放令 | 中 |
| 安土桃山 | 1588 | 刀狩令 | 中 |
| 安土桃山 | 1590 | 豊臣秀吉が全国を統一する | 中 |
| 安土桃山 | 1592 | 朝鮮への出兵(文禄の役) | 中 |
| 安土桃山 | 1597 | 朝鮮への出兵(慶長の役) | 中 |
| 安土桃山 | 1600 | 関ヶ原の戦い | 中 |
| 江戸 | 1603 | 徳川家康が征夷大将軍となり、江戸幕府を開く | 中 |
| 江戸 | 1615 | 大坂夏の陣で豊臣氏が滅ぶ。武家諸法度を定める | 中 |
| 江戸 | 1635 | 徳川家光が参勤交代を制度にする。日本人の海外への渡航と帰国を禁じる | 中 |
| 江戸 | 1637 | 島原・天草一揆 | 中 |
| 江戸 | 1639 | ポルトガル船の来航を禁じる | 中 |
| 江戸 | 1641 | オランダ商館を出島に移す(鎖国の体制が固まる) | 中 |
| 江戸 | 1685ごろ | 徳川綱吉が生類憐みの令を出し始める(諸説あり) | 中 |
| 江戸 | 1716 | 徳川吉宗が享保の改革を始める | 中 |
| 江戸 | 1772 | 田沼意次が老中となる | 中 |
| 江戸 | 1774 | 杉田玄白らが解体新書を出す | 中 |
| 江戸 | 1787 | 松平定信が寛政の改革を始める | 中 |
| 江戸 | 1792 | ラクスマンが根室に来る | 中 |
| 江戸 | 1825 | 異国船打払令 | 中 |
| 江戸 | 1837 | 大塩平八郎の乱 | 中 |
| 江戸 | 1841 | 水野忠邦が天保の改革を始める | 中 |
| 江戸 | 1853 | ペリーが浦賀に来る | 中 |
| 江戸 | 1854 | 日米和親条約 | 中 |
| 江戸 | 1858 | 日米修好通商条約。安政の大獄が始まる | 中 |
| 江戸 | 1860 | 桜田門外の変 | 中 |
| 江戸 | 1866 | 薩長同盟 | 中 |
| 江戸 | 1867 | 大政奉還。王政復古の大号令 | 中 |
| 明治 | 1868 | 戊辰戦争が始まる。五箇条の御誓文。明治に改元 | 中 |
| 明治 | 1869 | 版籍奉還 | 中 |
| 明治 | 1871 | 廃藩置県。岩倉使節団が出発する | 中 |
| 明治 | 1872 | 学制。新橋と横浜の間に鉄道が開く。富岡製糸場が開く | 中 |
| 明治 | 1873 | 徴兵令。地租改正 | 中 |
| 明治 | 1874 | 民撰議院設立の建白書 | 中 |
| 明治 | 1875 | 樺太・千島交換条約 | 中 |
| 明治 | 1876 | 日朝修好条規 | 中 |
| 明治 | 1877 | 西南戦争 | 中 |
| 明治 | 1881 | 国会開設の勅諭。板垣退助が自由党を作る | 中 |
| 明治 | 1885 | 内閣制度ができ、伊藤博文が初代の内閣総理大臣となる | 中 |
| 明治 | 1889 | 大日本帝国憲法の発布 | 中 |
| 明治 | 1890 | 第1回帝国議会 | 中 |
| 明治 | 1894 | 領事裁判権の撤廃。日清戦争が始まる | 中 |
| 明治 | 1895 | 下関条約。三国干渉 | 中 |
| 明治 | 1901 | 八幡製鉄所が操業を始める | 中 |
| 明治 | 1902 | 日英同盟 | 中 |
| 明治 | 1904 | 日露戦争が始まる | 中 |
| 明治 | 1905 | ポーツマス条約 | 中 |
| 明治 | 1910 | 韓国併合 | 中 |
| 明治 | 1911 | 関税自主権の回復 | 中 |
| 大正 | 1912 | 大正に改元。第一次護憲運動が始まる | 中 |
| 大正 | 1914 | 第一次世界大戦が始まり、日本も参戦する | 中 |
| 大正 | 1915 | 中国に二十一か条の要求を出す | 中 |
| 大正 | 1918 | シベリア出兵。米騒動。原敬の政党内閣 | 中 |
| 大正 | 1920 | 国際連盟に加盟する | 中 |
| 大正 | 1923 | 関東大震災 | 中 |
| 大正 | 1925 | 普通選挙法。治安維持法 | 中 |
| 昭和 | 1927 | 金融恐慌 | 中 |
| 昭和 | 1929 | 世界恐慌が始まる | 中 |
| 昭和 | 1931 | 満州事変 | 中 |
| 昭和 | 1932 | 五・一五事件。満州国の建国の宣言 | 中 |
| 昭和 | 1933 | 国際連盟からの脱退を通告する | 中 |
| 昭和 | 1936 | 二・二六事件 | 中 |
| 昭和 | 1937 | 日中戦争が始まる | 中 |
| 昭和 | 1938 | 国家総動員法 | 中 |
| 昭和 | 1939 | 第二次世界大戦がヨーロッパで始まる | 中 |
| 昭和 | 1940 | 日独伊三国同盟。大政翼賛会 | 中 |
| 昭和 | 1941 | 太平洋戦争が始まる | 中 |
| 昭和 | 1945 | 沖縄戦。広島と長崎に原爆。ポツダム宣言を受け入れる。女性の参政権 | 中 |
| 昭和 | 1946 | 日本国憲法の公布(11月3日) | 中 |
| 昭和 | 1947 | 日本国憲法の施行(5月3日)。教育基本法 | 中 |
| 昭和 | 1950 | 朝鮮戦争が始まる。警察予備隊 | 中 |
| 昭和 | 1951 | サンフランシスコ平和条約。日米安全保障条約 | 中 |
| 昭和 | 1954 | 自衛隊の発足 | 中 |
| 昭和 | 1955 | 自由民主党の結成(55年体制の始まり) | 中 |
| 昭和 | 1956 | 日ソ共同宣言。国際連合に加盟する | 中 |
| 昭和 | 1960 | 日米安全保障条約の改定。所得倍増計画 | 中 |
| 昭和 | 1964 | 東海道新幹線が開く。東京オリンピック | 中 |
| 昭和 | 1965 | 日韓基本条約 | 中 |
| 昭和 | 1968 | 小笠原諸島の返還 | 中 |
| 昭和 | 1972 | 沖縄の返還。日中共同声明 | 中 |
| 昭和 | 1973 | 石油危機 | 中 |
| 昭和 | 1978 | 日中平和友好条約 | 中 |
| 平成 | 1989 | 平成に改元。消費税が始まる | 中 |
| 平成 | 1991ごろ | バブル経済の崩壊 | 中 |
| 平成 | 1992 | PKO協力法 | 中 |
| 平成 | 1995 | 阪神・淡路大震災。地下鉄サリン事件 | 中 |
| 平成 | 2002 | 初の日朝首脳会談 | 中 |
| 平成 | 2011 | 東日本大震災 | 中 |
| 平成 | 2016 | 選挙権が18歳以上となる | 中 |
| 令和 | 2019 | 令和に改元(5月1日) | 中 |
| 令和 | 2020 | 新型コロナウイルス感染症が世界に広がる | 中 |
| 令和 | 2021 | 東京オリンピック・パラリンピック(1年延期して開催) | 中 |
| 令和 | 2022 | 成年年齢が18歳となる | 中 |
| 令和 | 2025 | 高市早苗が初の女性の内閣総理大臣となる(第104代) | 中 |
| 令和 | 2026 | 「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録される | 中 |
範囲の列は、中が中学で覚える出来事、高が高校で足す出来事の目安です。
よくあるのは、試験1週間前の夜に歴史のノートを開き、赤ペンの年号が1ページに30個も並んでいるのを見て手が止まるという場面です。どれも大事に見えて、どれから覚えるかが決まりません。前のページをめくると、今度は奈良と平安のどちらが先だったかまであやしくなり、机の上の時計だけが進みます。必要なのは、ばらばらの年号をつなぎ直す一枚です。上の年表を、その一枚として使ってください。
一覧の読み方
この年表は、上から下へ時代の順に並んでいます。ただ、行を目でなぞるだけでは頭に残りません。見るのは隣の行との間隔です。1853年のペリーの来航から1867年の大政奉還までは14年しかありません。その前の江戸幕府は250年続いていたのに、最後は14年で終わります。間隔が詰まっている場所は世の中が急に動いた場所で、なぜ急に動いたのかを問う問題もそこに集まります。
時代の長さを目で見るために、奈良時代の710年から令和までを同じ縮尺で帯にしました。図1のように、上の段は古代・中世・近世・近代・現代の5つの区分、下の段は時代の名前です。平安は391年で帯のいちばん広い場所を取り、大正は14年で細い線に見えます。それなのに年表の行数は、明治から後のほうがずっと多くなります。右へ行くほど帯は細く、出来事は濃くなります。全体の形は、この一言でつかめます。

図1の上の段にある1185年、1573年、1868年、1945年は、教科書でよく見る区切りです。古代と中世の境を院政の始まった時期に置く見方もあり、ここは一つに決まっていません。下の段の時代の名前は、都や幕府の場所から付いたものが多くあります。奈良、平安京、鎌倉、室町(京都の通りの名)、江戸と並べると、政治の中心がどこへ動いたかも一緒に読めます。奈良より前は、縄文だけで1万年を超えて桁が違うので、図1には入れていません。時代ごとの始まりの目安は、次の表のとおりです。
| 時代 | 始まりの目安 | 区切りになる出来事 |
|---|---|---|
| 旧石器 | 約3万8000年前ごろ(諸説あり) | 打製石器を使う暮らし |
| 縄文 | 約1万数千年前(諸説あり) | 土器を使い始める |
| 弥生 | 紀元前4世紀ごろ(諸説あり) | 稲作と金属器が広まる |
| 古墳 | 3世紀後半ごろ | 前方後円墳が造られ始める |
| 飛鳥 | 6世紀末 | 推古天皇の時代の政治 |
| 奈良 | 710 | 平城京に都を移す |
| 平安 | 794 | 平安京に都を移す |
| 鎌倉 | 1185(1192とする説もあり、諸説あり) | 守護と地頭を置く |
| 室町 | 1336(1338とする説もあり) | 足利尊氏が京都で新しい天皇を立てる |
| 安土桃山 | 1573 | 室町幕府が滅ぶ |
| 江戸 | 1603 | 徳川家康が将軍となる |
| 明治 | 1868 | 明治に改元 |
| 大正 | 1912 | 大正に改元 |
| 昭和 | 1926 | 昭和に改元 |
| 平成 | 1989 | 平成に改元 |
| 令和 | 2019 | 令和に改元 |
年に「ごろ」や「諸説あり」と付く行は、年を一つに絞って覚える必要がありません。旧石器から弥生の始まりは、発掘や測定の方法によって年代が動くので、時代の順と暮らしの変化を押さえます。538年の仏教の伝来や1543年の鉄砲の伝来にも別の年を挙げる説がありますが、テストでは教科書に載っている形で答えます。
中学と高校の違いは、行の数より、つなげ方にあります。中学では「中」の行を時代の順に言えれば土台ができます。高校では、必履修の歴史総合で18世紀以降の世界と日本を合わせて学び、選択の日本史探究で古代からもう一度通します。そのとき「高」の行が間に入り、たとえば887年の関白と901年の左遷が、藤原氏が力を伸ばす流れの中に並びます。学校によって太字の場所は違うので、最後は自分の試験範囲に合わせて印を付け替えてください。
覚え方
覚える順番を3段に分けます。帯、柱、枝の順です。上から順に全部を暗記しようとすると、1週間では終わりません。
1段目の帯は、時代の名前を順に言えるようにする作業です。旧石器、縄文、弥生、古墳、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成、令和の16個を、何も見ないで白紙に縦に書きます。童謡の節に乗せて歌う覚え方もよく使われます。ここを飛ばすと、年号をいくら覚えても、順番を問う問題で手が止まります。なお、1334年の建武の新政は鎌倉と室町の間の短い期間なので、帯には入れず、室町の入口に置きます。
2段目の柱は、節目になる年です。710年の平城京、794年の平安京、1185年の守護と地頭、1333年の鎌倉幕府の滅亡、1573年の室町幕府の滅亡、1603年の江戸幕府、1868年の明治。語呂を使うのはこの柱だけにします。よく使われる語呂には、「なくよウグイス平安京」(794年)、「人の世むなし応仁の乱」(1467年)、「いちごパンツの本能寺」(1582年)、「いやでござんすペリー来航」(1853年)があります。語呂は音で年を固定する道具なので、全部の行に広げると、今度は語呂そのものを取り違えます。
3段目の枝は、出来事を矢印でつなぐ作業です。図2のように、年号を一つずつ覚える代わりに「だからどうなったか」でつなぎます。元寇は国を守る戦いだったので、勝っても新しい土地が手に入らず、恩賞が足りません。御家人は分割相続や戦いの出費でも苦しくなり、1297年に幕府は徳政令を出しますが、混乱は収まりません。1333年の滅亡は元寇だけが原因ではなく、後醍醐天皇の動きや足利尊氏らの離反が直接のきっかけです。それでも、この矢印が言えれば、鎌倉の後半は一本の話として頭に残ります。

自分の年表を作るときは、ノートを見開きにして、試験範囲の柱の年を左端に縦に書きます。その右に出来事を書き、いちばん右に「なぜ起きたか」か「何につながったか」を一言で足します。教科書を写すのではなく、閉じたまま書いて、抜けた所だけ開いて赤で足してください。2回目、3回目と赤が減っていくのが見えれば、覚えた量が自分でわかります。
試験まで1週間あるなら、1日目に帯、2日目から5日目に範囲の柱と枝、6日目に白紙から全部を書き直す、7日目に並べ替えの問題を解く、という配分で足ります。同じ日に3回書くより、今日と明日と3日後に1回ずつ書くほうが、白紙の前で思い出す練習になります。お子さまの年号の暗記を見守る保護者の方は、年号を聞く代わりに「その次に何が起きたの」と一つ聞いてみてください。答えが返ってこない場所が、枝の切れている場所です。
テストでの出方
定期テストで年表が出るときの形は、3つに絞れます。古い順に並べ替える問題、年表の期間を指して「この間に起きたこと」を選ぶ問題、理由を1文で書く問題です。年をそのまま書かせる問題より、この3つのほうが差がつきます。どれも、帯と柱と枝があれば解ける形をしています。
例題1 次の出来事を古い順に並べなさい。ア 平安京に都を移す イ 大宝律令を定める ウ 大化の改新が始まる エ 墾田永年私財法を定める
答え ウ→イ→エ→ア。ウは645年、イは701年、エは743年、アは794年です。4つの年が言えなくても、律令を作るための改革が先で、律令の土地の決まりを変えた法が後、都を京都へ移すのはその先、という順で並びます。並べ替えは、年号の暗記より話の順番を問う問題です。
例題2 年表の1858年(日米修好通商条約)から1871年(廃藩置県)までの間に起きた出来事を、次から1つ選びなさい。ア 日米和親条約 イ 大政奉還 ウ 西南戦争 エ 下関条約
答え イ(1867年)。アの1854年は期間より前で、修好通商条約の前に和親条約があるという順番を知っていれば消せます。ウの1877年は廃藩置県の後に士族の不満が爆発した戦いで、エの1895年は日清戦争の後です。期間の問題は、選択肢を一つずつ「前か、中か、後か」に振り分けると迷いません。
例題3 1297年に幕府が徳政令を出した理由を、「元寇」「恩賞」の2語を使って1文で書きなさい。
答えの例 元寇で戦った御家人に十分な恩賞を与えられず、生活に苦しむ御家人を救う必要があったから。図2の矢印をそのまま文にすれば書けます。土地を取り戻せる決まりだったことまで書ければ、さらに確実です。
高校の試験や入試になると、ここに世界の動きが重なります。1914年の第一次世界大戦と1915年の二十一か条の要求を並べて、ヨーロッパの列強がアジアから目を離した隙に日本が中国へ要求を出した、と説明させる形です。年表の隣の行どうしに理由を書き込む練習が、そのまま答案の練習になります。
まちがえやすいところ
1つ目は、世紀の読み違いです。「年の上2桁に1を足す」と習うと、1600年を17世紀と答えてしまいます。世紀は下2桁が01の年から始まり、00の年で終わります。図3のように、1600年の関ヶ原の戦いは16世紀の最後の年で、3年後の江戸幕府は17世紀の出来事です。下2桁が00の年だけは足さない、と決めておけば崩れません。

2つ目は、鎌倉幕府の始まりを1192年と決めつけることです。1185年には守護と地頭が置かれ、源頼朝の支配が全国に及ぶ仕組みができました。1192年は頼朝が征夷大将軍になった年です。どちらも事実で、何を始まりと見るかが違うだけです。ほかの年を挙げる説もあり、ここは諸説あります。だからテストで問われるのは、「1185年に置かれた役職は何か」「1192年に頼朝が任じられた役職は何か」という、年と中身の組み合わせです。「いいくにつくろう」の語呂を覚えている人ほど、年だけで答えないように気をつけてください。
3つ目は、名前の似た出来事の順番の逆転です。版籍奉還(1869年)と廃藩置県(1871年)、日米和親条約(1854年)と日米修好通商条約(1858年)、三世一身法(723年)と墾田永年私財法(743年)、日本国憲法の公布(1946年)と施行(1947年)。これは年号を詰め込んでも直りません。理由で順番を固定します。土地と人民を返させても元の藩主が知藩事として残ったので、次に藩そのものをなくしました。港を開いてから、貿易の約束へ進みました。3代で国へ返す決まりでは開墾が進まなかったので、永久の私有を認めました。憲法は公布してから半年後に施行しました。理由が言える組は、もう逆になりません。
確かめの問題
何も見ないで答えてください。答えられなかった問題は、年表のその行だけでなく、前後の2行も一緒に読み直します。
- 大宝律令が定められたのは何年ですか。
- 鎌倉幕府が滅んだ年と、室町幕府が滅んだ年は、それぞれ何年ですか。
- 大政奉還、版籍奉還、廃藩置県を古い順に並べてください。
- 1900年と、八幡製鉄所が操業を始めた1901年は、それぞれ何世紀ですか。
- 日本国憲法の公布と施行は、それぞれ何年何月何日ですか。
答え
- 701年。平城京の710年より9年前で、律令が先、都が後という順で覚えておくと崩れません。
- 鎌倉幕府は1333年、室町幕府は1573年です。二つの年の間は240年あり、後ろの約100年は戦国の世でした。
- 大政奉還(1867年)→版籍奉還(1869年)→廃藩置県(1871年)。幕府が政権を返し、次に藩が土地と人民を返し、最後に藩がなくなる順です。
- 1900年は19世紀、1901年は20世紀です。下2桁が00の年だけは足しません。
- 公布は1946年11月3日、施行は1947年5月3日です。今の祝日の文化の日と憲法記念日にあたります。
次に覚える一覧
歴史の年号の語呂合わせは、この年表の柱の年を音で固定するための一覧です。江戸幕府の将軍の一覧は、1603年から1867年までの260年余りを15代の名前で区切り直します。歴代総理大臣の一覧は、1885年の内閣制度から先の年表を、人の名前で読み直すためのものです。個別指導では、並べ替えで落とした問題があれば、年号に戻る前に、その時代の帯が白紙に書けるかまで戻って確かめます。
まとめ
試験1週間前に足りないのは、年号の数ではありません。その出来事が時代のどのあたりにあるかを言える、位置の感覚です。今夜は年号を増やす前に、白紙を1枚出して時代の名前を縦に書いてみてください。ノートの赤い字は、そのあとで十分に間に合います。16の帯を何も見ずに引ける人は、年号を一つ忘れても、前後の出来事から取り返せます。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



