冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

物理の公式一覧—力学・熱・波・電気・原子を分野別に|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

力学から原子まで 166 本の公式を、文字の意味と単位、物理基礎か物理かの区別まで表で確かめられます。最初に覚える 25 本と導く順番も示すので、丸暗記の量は減らせます。

力学の公式(1〜52)です。右端の「基礎」は物理基礎、「物理」は物理で習う式を指します。どちらで習うかは、教科書によって前後するものがあります。

番号 公式 式 文字の意味と単位 科目
1 等速直線運動 x = vt x 変位 m、v 速度 m/s、t 時間 s 基礎
2 速度の合成 v = v₁ + v₂ 直線上では向きを符号で表す。単位 m/s 基礎
3 相対速度 vAB = vB − vA A から見た B の速度 m/s 基礎
4 加速度の定義 a = Δv/Δt a 加速度 m/s²、Δv 速度の変化 m/s 基礎
5 等加速度直線運動の速度 v = v₀ + at v₀ 初速度 m/s 基礎
6 等加速度直線運動の変位 x = v₀t + ½at² v-t グラフの面積が x 基礎
7 等加速度直線運動の時間なしの式 v² − v₀² = 2ax 5 と 6 から t を消した式 基礎
8 自由落下 v = gt、y = ½gt²、v² = 2gy g 重力加速度 m/s²、y 落下距離 m 基礎
9 鉛直投げ上げ v = v₀ − gt、y = v₀t − ½gt²、v² − v₀² = -2gy 上向きを正とする 基礎
10 重力 W = mg W 重力の大きさ N、m 質量 kg 基礎
11 フックの法則 F = kx k ばね定数 N/m、x 伸び m 基礎
12 最大摩擦力 F₀ = μN μ 静止摩擦係数、N 垂直抗力 N 基礎
13 動摩擦力 F′ = μ′N μ′ 動摩擦係数 基礎
14 圧力 p = F/S p 圧力 Pa、S 面積 m² 基礎
15 水圧 p = p₀ + ρhg p₀ 大気圧 Pa、ρ 密度 kg/m³、h 深さ m 基礎
16 浮力 F = ρVg ρ 液体の密度、V 物体が押しのけた体積 m³ 基礎
17 力のつり合い F₁ + F₂ + … = 0 力は向きを含めて足す 基礎
18 作用反作用の法則 FAB = -FBA 2 物体が及ぼし合う力は同じ大きさで逆向き 基礎
19 運動方程式 ma = F F 合力 N 基礎
20 仕事 W = Fx cos θ W 仕事 J、θ 力と移動の向きの角 基礎
21 仕事率 P = W/t = Fv P 仕事率 W(ワット) 基礎
22 運動エネルギー K = ½mv² K 運動エネルギー J 基礎
23 重力による位置エネルギー U = mgh h 基準からの高さ m 基礎
24 弾性力による位置エネルギー U = ½kx² x ばねの伸びか縮み m 基礎
25 運動エネルギーと仕事 ½mv² − ½mv₀² = W W 物体がされた仕事 J 基礎
26 力学的エネルギー保存 ½mv² + mgh + ½kx² = 一定 重力と弾性力だけが仕事をするとき 基礎
27 水平投射 x = v₀t、y = ½gt² 横は等速、縦は自由落下 物理
28 斜方投射 x = v₀cos θ·t、y = v₀sin θ·t − ½gt² θ 投げ上げる角、上向きを正 物理
29 力のモーメント M = Fl M モーメント N·m、l 軸から力の作用線までの距離 m 物理
30 剛体のつり合い 力の和 = 0、モーメントの和 = 0 2 つの条件がどちらも要る 物理
31 重心 xG = (m₁x₁ + m₂x₂)/(m₁ + m₂) 質量で重みをつけた位置の平均 物理
32 運動量 p = mv p 運動量 kg·m/s 物理
33 力積と運動量 Ft = mv − mv₀ Ft 力積 N·s 物理
34 運動量保存 m₁v₁ + m₂v₂ = m₁v₁′ + m₂v₂′ 外力がはたらかないとき 物理
35 反発係数 e = -(v₁′ − v₂′)/(v₁ − v₂) 0 ≦ e ≦ 1。e = 1 が弾性衝突 物理
36 慣性力 F = -ma a 観測者の加速度。見かけの力 物理
37 角速度と速さ v = rω ω 角速度 rad/s、r 半径 m 物理
38 等速円運動の周期 T = 2πr/v = 2π/ω T 周期 s 物理
39 向心加速度 a = rω² = v²/r 向きは円の中心 物理
40 向心力 F = mrω² = mv²/r 39 に質量を掛けた式 物理
41 単振動の変位 x = A sin ωt A 振幅 m、ω 角振動数 rad/s 物理
42 単振動の速度と加速度 v = Aω cos ωt、a = -ω²x 振動の中心で速さが最大 物理
43 復元力と周期 F = -Kx、T = 2π√(m/K) K 比例定数。K = mω² 物理
44 ばね振り子の周期 T = 2π√(m/k) 振幅によらない 物理
45 単振り子の周期 T = 2π√(l/g) l 糸の長さ m。振れが小さいとき 物理
46 単振動のエネルギー ½mv² + ½Kx² = 一定 x 振動の中心からの変位 m 物理
47 万有引力 F = Gm₁m₂/r² G 万有引力定数、r 距離 m 物理
48 万有引力による位置エネルギー U = -GMm/r 無限遠を基準にする 物理
49 ケプラーの第 2 法則 ½rv sin θ = 一定 面積速度が一定。θ は太陽からの向きと速度の角 物理
50 ケプラーの第 3 法則 T²/a³ = 一定 a 楕円の半長軸 m 物理
51 第 1 宇宙速度 v = √(gR) ≒ 7.9 km/s R 地球の半径 m 物理
52 第 2 宇宙速度 v = √(2gR) ≒ 11.2 km/s 地表から無限遠まで届く速さ 物理

熱の公式(53〜74)です。53〜59 が物理基礎で、60 から先が物理の気体の範囲です。

番号 公式 式 文字の意味と単位 科目
53 絶対温度 T = t + 273 T 絶対温度 K、t セルシウス温度 ℃ 基礎
54 熱容量 Q = CΔT Q 熱量 J、C 熱容量 J/K、ΔT 温度変化 K 基礎
55 比熱 Q = mcΔT m 質量 g、c 比熱 J/(g·K) 基礎
56 熱容量と比熱の関係 C = mc 物体全体か 1 g あたりかの違い 基礎
57 熱量の保存 高温側が失う熱量 = 低温側が得る熱量 外へ熱が逃げないとき 基礎
58 熱力学第 1 法則 ΔU = Q + W ΔU 内部エネルギーの変化、Q 吸収した熱、W 気体がされた仕事 基礎
59 熱効率 e = W/Q₁ = (Q₁ − Q₂)/Q₁ W 外へした仕事、Q₁ 吸収した熱、Q₂ 放出した熱 基礎
60 ボイルの法則 pV = 一定 温度が一定のとき 物理
61 シャルルの法則 V/T = 一定 圧力が一定のとき 物理
62 ボイル・シャルルの法則 pV/T = 一定 物質量が一定のとき 物理
63 理想気体の状態方程式 pV = nRT n 物質量 mol、R 気体定数 J/(mol·K) 物理
64 分子運動から見た圧力 p = Nm(v² の平均)/(3V) N 分子の数、m 分子 1 個の質量 kg 物理
65 分子の平均運動エネルギー ½m(v² の平均) = (3/2)kT k ボルツマン定数 J/K 物理
66 単原子分子の内部エネルギー U = (3/2)nRT 二原子分子では係数が変わる 物理
67 定圧で気体がする仕事 W′ = pΔV W′ 気体がした仕事 J、ΔV 体積の変化 m³ 物理
68 定積モル比熱 Q = nCVΔT、単原子分子は CV = (3/2)R CV 定積モル比熱 J/(mol·K) 物理
69 定圧モル比熱 Q = nCpΔT、単原子分子は Cp = (5/2)R Cp 定圧モル比熱 J/(mol·K) 物理
70 マイヤーの関係 Cp = CV + R 理想気体で成り立つ 物理
71 定積変化 ΔU = Q W = 0 のとき 物理
72 等温変化 Q = -W ΔU = 0 のとき 物理
73 断熱変化 ΔU = W Q = 0 のとき 物理
74 定圧変化 ΔU = Q − pΔV W = -pΔV のとき 物理

波の公式(75〜97)です。音までの 75〜81 が物理基礎で、光の式は物理に入ります。

番号 公式 式 文字の意味と単位 科目
75 振動数と周期 f = 1/T f 振動数 Hz、T 周期 s 基礎
76 波の基本式 v = fλ = λ/T v 波の速さ m/s、λ 波長 m 基礎
77 空気中の音の速さ V = 331.5 + 0.6t V 音速 m/s、t 気温 ℃ 基礎
78 うなり N = f₁ − f₂ N 1 秒あたりのうなりの回数。大きい方から小さい方を引く 基礎
79 弦の固有振動 λ = 2L/m、f = mv/(2L) L 弦の長さ m、m 腹の数 1, 2, 3, … 基礎
80 閉管の固有振動 λ = 4L/m、f = mV/(4L) L 管の長さ m、m は奇数 1, 3, 5, … 基礎
81 開管の固有振動 λ = 2L/m、f = mV/(2L) m は 1, 2, 3, … 基礎
82 正弦波の式 y = A sin 2π(t/T − x/λ) x 軸の正の向きに進み、x = 0 で y = A sin(2πt/T) の波 物理
83 同位相の波源の干渉 経路差 = mλ で強め合い、(m + ½)λ で弱め合い m は 0, 1, 2, … 物理
84 反射の法則 i = j i 入射角、j 反射角 物理
85 屈折の法則 n₁₂ = sin θ₁/sin θ₂ = v₁/v₂ = λ₁/λ₂ n₁₂ 媒質 1 に対する媒質 2 の屈折率 物理
86 絶対屈折率 n = c/v c 真空中の光の速さ m/s、v 媒質中の光の速さ m/s 物理
87 絶対屈折率で書いた屈折の法則 n₁ sin θ₁ = n₂ sin θ₂ n₁ と n₂ はそれぞれの媒質の絶対屈折率 物理
88 全反射の臨界角 sin θ₀ = n₂/n₁ 屈折率の大きい n₁ の側から入射するとき 物理
89 音のドップラー効果 f′ = f(V − u)/(V − v) V 音速、u 観測者の速さ、v 音源の速さ。音源から観測者への向きを正 物理
90 レンズの写像公式 1/a + 1/b = 1/f a 物体までの距離、b 像までの距離、f 焦点距離。虚像は b が負、凹レンズは f が負 物理
91 像の倍率 倍率 = b/a の大きさ a と b は 90 と同じ 物理
92 球面鏡の写像公式 1/a + 1/b = 1/f、f = R/2 R 鏡の半径 m。凸面鏡は f が負 物理
93 ヤングの実験 dx/l = mλ で明線、間隔 Δx = lλ/d d スリットの間隔 m、l スクリーンまでの距離 m 物理
94 回折格子 d sin θ = mλ で明線 d 格子定数 m、θ 回折角 物理
95 薄膜の干渉 2nd cos r = (m + ½)λ で明 n 膜の屈折率、d 膜の厚さ m、r 屈折角。反射で位相が変わるのが片方の面だけのとき 物理
96 くさび形空気層の干渉 しまの間隔 Δx = λL/(2D) L ガラスの長さ m、D 開いた側のすきま m 物理
97 ニュートンリング 反射光の明環 r = √((m + ½)λR) R レンズの曲率半径 m、r 環の半径 m 物理

電気と磁気の公式(98〜145)です。98〜108 が物理基礎で、109 から先が物理です。電場は電界、磁場は磁界とも呼びます。

番号 公式 式 文字の意味と単位 科目
98 電流の定義 I = Q/t I 電流 A、Q 電気量 C 基礎
99 電流と電子の運動 I = envS e 電気素量 C、n 電子の密度 /m³、v 電子の平均の速さ m/s、S 断面積 m² 基礎
100 オームの法則 V = RI V 電圧 V、R 抵抗 Ω 基礎
101 抵抗率 R = ρL/S ρ 抵抗率 Ω·m、L 長さ m 基礎
102 直列の合成抵抗 R = R₁ + R₂ 電流が共通 基礎
103 並列の合成抵抗 1/R = 1/R₁ + 1/R₂ 電圧が共通 基礎
104 電力 P = IV = RI² = V²/R P 電力 W 基礎
105 電力量 W = Pt = IVt W 電力量 J 基礎
106 ジュール熱 Q = IVt = RI²t Q 熱量 J 基礎
107 変圧器 V₁/V₂ = N₁/N₂ N 巻数 基礎
108 電磁波の速さ c = fλ c 光の速さ m/s 基礎
109 クーロンの法則 F = kq₁q₂/r² k 比例定数 N·m²/C²、q 電気量 C 物理
110 電場が電荷に及ぼす力 F = qE E 電場の強さ N/C。V/m と同じ 物理
111 点電荷の電場 E = kQ/r² Q 電荷の電気量 C、r 距離 m 物理
112 点電荷の電位 V = kQ/r 無限遠を基準にする 物理
113 一様な電場と電位差 V = Ed d 電場の向きの距離 m 物理
114 静電気力による位置エネルギー U = qV V その点の電位 物理
115 静電気力がする仕事 W = qV V 動いた 2 点の電位差 物理
116 コンデンサーの電気量 Q = CV C 電気容量 F 物理
117 平行板コンデンサー C = εS/d ε 誘電率 F/m、S 極板の面積 m²、d 極板の間隔 m 物理
118 比誘電率 εr = ε/ε₀ ε₀ 真空の誘電率 物理
119 並列の合成容量 C = C₁ + C₂ 電圧が共通 物理
120 直列の合成容量 1/C = 1/C₁ + 1/C₂ 電気量が共通 物理
121 静電エネルギー U = ½QV = ½CV² = Q²/(2C) U エネルギー J 物理
122 電池の端子電圧 V = E − rI E 起電力 V、r 内部抵抗 Ω 物理
123 キルヒホッフの第 1 法則 流れ込む電流の和 = 流れ出す電流の和 回路の分かれ目で成り立つ 物理
124 キルヒホッフの第 2 法則 起電力の和 = 電圧降下の和 回路を 1 周して成り立つ 物理
125 磁束密度と磁場 B = μH B 磁束密度 T、H 磁場の強さ A/m、μ 透磁率 N/A² 物理
126 直線電流の磁場 H = I/(2πr) r 導線からの距離 m 物理
127 円形電流の中心の磁場 H = I/(2r) r 円の半径 m 物理
128 ソレノイドの磁場 H = nI n 1 m あたりの巻数 /m 物理
129 電流が磁場から受ける力 F = IBL sin θ L 導線の長さ m、θ 電流と磁場の角 物理
130 平行電流が及ぼし合う力 F = μI₁I₂L/(2πr) r 導線の間隔 m 物理
131 ローレンツ力 f = qvB sin θ q 粒子の電気量 C、v 粒子の速さ m/s 物理
132 磁場の中の円運動 r = mv/(qB)、T = 2πm/(qB) 磁場に垂直に入った粒子のとき 物理
133 磁束 Φ = BS Φ 磁束 Wb、S 磁場に垂直な面積 m² 物理
134 ファラデーの電磁誘導の法則 V = -N ΔΦ/Δt N 巻数。負号は変化を妨げる向き 物理
135 導線が磁場を横切るときの電圧 V = vBL v 導線の速さ m/s。速さと磁場と導線が互いに垂直なとき 物理
136 自己誘導 V = -L ΔI/Δt L 自己インダクタンス H 物理
137 相互誘導 V₂ = -M ΔI₁/Δt M 相互インダクタンス H 物理
138 コイルのエネルギー U = ½LI² U エネルギー J 物理
139 交流の電圧 V = V₀ sin ωt、ω = 2πf V₀ 最大値 V、f 周波数 Hz 物理
140 実効値 Ve = V₀/√2、Ie = I₀/√2 最大値を √2 で割った値 物理
141 抵抗で消費される平均の電力 P = IeVe Ie と Ve は実効値 物理
142 リアクタンス XL = ωL、XC = 1/(ωC) 交流に対する抵抗のはたらき Ω 物理
143 直列回路のインピーダンス Z = √(R² + (ωL − 1/(ωC))²) Z インピーダンス Ω 物理
144 共振周波数 f = 1/(2π√(LC)) ωL = 1/(ωC) から出る 物理
145 電気振動の周期 T = 2π√(LC) コイルとコンデンサーの回路 物理

原子の公式(146〜166)です。この分野はすべて物理の範囲です。

番号 公式 式 文字の意味と単位 科目
146 電圧で加速された電子 eV = ½mv² V 加速電圧 V、m 電子の質量 kg 物理
147 光子のエネルギー E = hν = hc/λ h プランク定数 J·s、ν 振動数 Hz 物理
148 光子の運動量 p = h/λ = hν/c p 運動量 kg·m/s 物理
149 光電効果 Kmax = hν − W Kmax 飛び出す電子の最大の運動エネルギー J、W 仕事関数 J 物理
150 限界振動数 ν₀ = W/h これより低い振動数では電子が出ない 物理
151 阻止電圧 eV₀ = Kmax V₀ 電流を止める電圧 V 物理
152 X 線の最短波長 λmin = hc/(eV) V X 線管の加速電圧 V 物理
153 ブラッグの条件 2d sin θ = nλ d 結晶の面の間隔 m、θ 面と X 線の角 物理
154 コンプトン効果 λ′ − λ = (h/mc)(1 − cos φ) m 電子の質量、φ 散乱角 物理
155 ド・ブロイ波長 λ = h/p = h/(mv) 粒子の波としての波長 m 物理
156 ボーアの量子条件 mvr = nh/(2π) n 量子数 1, 2, 3, … 物理
157 ボーアの振動数条件 hν = En − En′ En と En′ は 2 つの準位のエネルギー 物理
158 水素原子のエネルギー準位 En = -13.6/n²(eV) n 量子数 物理
159 水素原子のスペクトル 1/λ = R(1/n′² − 1/n²) R リュードベリ定数 /m、n > n′ 物理
160 原子核の構成 A = Z + N A 質量数、Z 原子番号(陽子の数)、N 中性子の数 物理
161 α 崩壊 A が 4 減り、Z が 2 減る ヘリウムの原子核が出る 物理
162 β 崩壊 A は変わらず、Z が 1 増える 電子が出る 物理
163 γ 崩壊 A も Z も変わらない 電磁波が出る 物理
164 半減期 N = N₀ × (1/2 の t/T 乗) T 半減期 s、N 残っている原子核の数 物理
165 質量とエネルギーの関係 E = mc² c 光の速さ m/s 物理
166 質量欠損と結合エネルギー E = Δm c² Δm 質量欠損 kg 物理

計算で使う定数です。上の 166 本には数えていません。有効数字 2 桁に丸めた値で、問題文に値が指定されていればそちらを使います。

定数 値
重力加速度 g 9.8 m/s²
絶対零度 0 K = -273 ℃
気体定数 R 8.3 J/(mol·K)
アボガドロ定数 6.0×10²³ /mol
ボルツマン定数 k 1.4×10⁻²³ J/K
万有引力定数 G 6.7×10⁻¹¹ N·m²/kg²
真空中の光の速さ c 3.0×10⁸ m/s
電気素量 e 1.6×10⁻¹⁹ C
クーロンの比例定数 k(真空) 9.0×10⁹ N·m²/C²
プランク定数 h 6.6×10⁻³⁴ J·s
電子の質量 9.1×10⁻³¹ kg
統一原子質量単位 1 u = 1.7×10⁻²⁷ kg
電子ボルト 1 eV = 1.6×10⁻¹⁹ J
リュードベリ定数 R 1.1×10⁷ /m

よくあるのは、高校の物理室で、机の天板に誰かが彫った細い傷を指でなぞりながら、小テストの範囲を眺めている場面です。ノートには v² − v₀² = 2ax、P = IV = RI²、f = mV/(4L) が脈絡なく並び、どれがどれの親なのかが見えません。検索して公式の一覧を開いた瞬間に、本数の多さで気持ちが折れます。上の表は、その本数をいったん全部見せるために置きました。折れないための読み方は、ここから先に書きます。

一覧の読み方

表は力学、熱、波、電気と磁気、原子の 5 分野に分かれ、全部で 166 本あります。図1のように、力学の 52 本と電気と磁気の 48 本だけで 100 本、全体の 6 割を占めます。物理基礎で習うのは 51 本で、残りの 115 本は物理で習います。この表の原子は、物理基礎の行が 0 本です。いま物理基礎を習っているなら、科目の欄が「基礎」の行だけを読めば足ります。

図1 分野別の公式の本数を物理基礎と物理に分けた棒グラフ

並びは教科書の進み方に近く、番号の小さい式が後の式の材料になります。7 番の v² − v₀² = 2ax は 5 番と 6 番から t を消した式で、25 番はその 7 番に質量の半分を掛けて ma = F を入れた式です。番号を追うと、どの式がどの式の親なのか見当がつきます。

文字の欄は、その式で初めて出る文字と、取り違えやすい文字に絞りました。単位は m、kg、s、A、K、mol を組み合わせた形です。比熱だけは g を使う教科書が多いので J/(g·K) で書いています。授業で発展扱いになることが多い断熱変化のポアソンの式や、積分を使う導出は表に入れていません。

いちばん怖いのは、同じ文字が分野ごとに別の量を指すことです。T は周期にも絶対温度にも使い、V は電圧にも体積にも音速にも使います。W は重力、仕事、仕事関数の 3 役で、L は長さと自己インダクタンスの 2 役です。k はばね定数、ボルツマン定数、クーロンの比例定数を指し、p は圧力か運動量、R は抵抗か気体定数かリュードベリ定数です。文字だけ見て式を呼び出すと、ここで崩れます。どの分野の式かを先に決めてから、文字を読んでください。

覚え方

166 本を上から順に暗記しようとすると、力学の途中で止まります。物理の式は親子でつながっているので、親を覚えて子を導く方が短くすみます。最初に覚える根の式は、次の 25 本です。

分野 最初に覚える式 本数
力学 v = v₀ + at、x = v₀t + ½at²、ma = F、F = kx、F′ = μ′N、W = Fx cos θ、a = v²/r、F = Gm₁m₂/r² 8
熱 Q = mcΔT、ΔU = Q + W、pV = nRT 3
波 v = fλ、n = c/v、経路差 = mλ 3
電気と磁気 V = RI、P = IV、F = kq₁q₂/r²、F = qE、V = Ed、Q = CV、F = IBL、V = -N ΔΦ/Δt 8
原子 E = hν、λ = h/p、E = mc² 3

力学の中心は ma = F で、図2のように、ここから枝が伸びます。導く順番は次の 5 段です。

図2 運動方程式からエネルギーや運動量の式が枝分かれする図
  1. 等加速度の式。v = v₀ + at を v-t グラフに描くと、台形の面積が x = v₀t + ½at² です。この 2 本から t を消すと v² − v₀² = 2ax が出ます。
  2. エネルギー。ma = F の両辺に x を掛け、ax に (v² − v₀²)/2 を入れると ½mv² − ½mv₀² = Fx です。F を mg に替えれば mgh が出て、ばねは力と伸びのグラフの三角形の面積から ½kx² が出ます。
  3. 運動量。ma = F の両辺に t を掛け、at に v − v₀ を入れると mv − mv₀ = Ft です。2 つの物体に作用反作用を当てはめて足すと、運動量保存になります。
  4. 円運動。a = v²/r を入れると F = mv²/r です。これを万有引力と等しいと置くと、円軌道でのケプラーの第 3 法則 T²/r³ = 4π²/(GM) と、第 1 宇宙速度 v = √(gR) が出ます。
  5. 単振動。a = -ω²x を入れると F = -mω²x で、K = mω² と置けば T = 2π√(m/K) です。ばね振り子は K に k を入れるだけです。

他の分野も手順は同じです。熱は、W = Fx に F = pS を入れて Sx を ΔV と読むと pΔV が出て、これを ΔU = Q + W に当てれば定積、等温、断熱、定圧の 4 つの変化が並びます。波は、1 秒に f 個の波が通るから v = fλ です。弦や気柱は図に波を描いて L と λ の関係を読み、f = V/λ に入れます。f = mV/(4L) を式のまま覚える必要はありません。

電気は、V = RI を P = IV に入れれば RI² と V²/R が出ます。合成抵抗は「直列は電流が共通、並列は電圧が共通」の 1 行から出ます。コンデンサーは Q = CV に同じ考えを当て、「並列は電圧が共通、直列は電気量が共通」とします。すると、足す式と逆数の式が抵抗と入れ替わります。F = IBL に I = envS を入れ、導線の中の電子の数 nSL で割ると、ローレンツ力 f = evB です。

全部が導けるわけではありません。点電荷の電位 V = kQ/r と万有引力の位置エネルギー U = -GMm/r は積分がないと出せません。直線電流の磁場 H = I/(2πr) も、教科書では実験の結果として示されます。これらは形ごと覚えます。V = kQ/r と U = -GMm/r は 1/r の形で対にし、万有引力はいつも引き合うので負号がつく、と並べておくと崩れません。H = I/(2πr) は、電流を円周の長さで割った形だと読めば忘れません。

練習は白紙で行います。1 枚目に根の式 25 本を見ずに書き、2 枚目に分野を 1 つ選んで枝を書きます。止まったところだけ表で確かめ、翌日と 3 日後と 1 週間後に同じ紙を作り直します。眺めただけの日は数えません。書いた式は単位で確かめます。pV は Pa·m³ で N·m、つまり J です。nRT も mol × J/(mol·K) × K で J になります。両辺の単位が合わない式は、どこかの文字が違っています。

語呂は物理ではほとんど要りません。例外は向きの決まりで、電流が磁場から受ける力の向きを示すフレミングの左手の法則は、中指から順に「電・磁・力」と唱える覚え方がよく使われます。中指が電流、人差し指が磁場、親指が力です。分子と分母を迷うドップラー効果は、救急車が近づく場面を入れて確かめます。音源が近づくと分母が小さくなり、音は高く聞こえます。

テストでの出方

定期テストは、式を選んで数値を代入し、単位をつけて答える問題が中心です。入試に近づくほど数値は減り、文字のまま答えさせる問題、グラフを読ませる問題、式の成り立ちを問う問題が増えます。どちらでも差がつくのは計算力の前に、同じ量を表す式が何本もあるときにどれを選ぶかです。

例題 1。質量 2 kg の物体が、なめらかな水平面で静止しています。水平に 6 N の力を 3 s 加えました。(1) 加速度 (2) 3 s 後の速さ (3) 動いた距離 (4) 力がした仕事と 3 s 後の運動エネルギーを求めてください。

答え。(1) a = 6/2 = 3 m/s² (2) v = 3 × 3 = 9 m/s (3) x = ½ × 3 × 3² = 13.5 m (4) 仕事は 6 × 13.5 = 81 J、運動エネルギーは ½ × 2 × 9² = 81 J です。2 つの値が同じになるのは、表の 25 番そのものです。テストの最後にこの一致を確かめると、検算にもなります。

例題 2。長さ 0.85 m の閉管があり、音の速さは 340 m/s です。開口端の補正を無視して、基本振動の振動数と、その次に高い固有振動の振動数を求めてください。

答え。基本振動は λ = 4L = 3.4 m なので、f = 340/3.4 = 100 Hz です。次は 3 倍振動で 300 Hz になります。200 Hz と書くと誤りです。閉管に 2 倍の振動はありません。同じ長さの開管なら基本振動が 200 Hz で、ここがテストの狙いどころです。

例題 3。電池につないで充電した平行板コンデンサーから電池を切り離し、極板の間隔を 2 倍にしました。電気量、電気容量、極板間の電圧、静電エネルギーは、それぞれもとの何倍になりますか。

答え。電池を切り離したので電気量は変わらず 1 倍です。C = εS/d から電気容量は 0.5 倍、V = Q/C から電圧は 2 倍です。静電エネルギーは、変わらない Q を使う U = Q²/(2C) を選ぶと 2 倍と出ます。½CV² を選んでも (0.5 倍) × (2 倍の 2 乗) で 2 倍です。U の式が 3 本並んでいるのは、変わらない量を残した形をそのつど選ぶためです。

まちがえやすいところ

1 つ目は、垂直抗力を mg と決めつけることです。N = mg が成り立つのは、水平面に置いて上下に他の力がないときだけです。傾きが θ の斜面では N = mg cos θ で、動摩擦力は F′ = μ′mg cos θ になります。水平面でも、斜め上に角 θ で F の力で引けば N = mg − F sin θ です。摩擦の式を書く前に、物体にはたらく力を全部矢印で描き、N はつり合いから求めます。

2 つ目は、閉管と開管の取り違えです。図3のように、閉じた端は空気が動けないので節になり、開いた端は大きく動くので腹になります。開口端の補正を無視すると、基本振動では、閉管の長さ L は波長の 4 分の 1 なので λ = 4L、開管の長さ L は波長の 2 分の 1 なので λ = 2L です。閉管の両端には節と腹を 1 つずつ置くしかなく、そのため 4 分の 1 波長の奇数倍しか入りません。式を思い出そうとせず、管を描いて節と腹を置くと、この間違いは消えます。

図3 閉管と開管の基本振動で節と腹の位置を比べた図

3 つ目は、熱力学第 1 法則の W の符号です。ΔU = Q + W の W は、気体がされた仕事です。気体が膨らむときは外へ仕事をするので、W は負になります。教科書によっては、気体がした仕事 W′ を使って Q = ΔU + W′ と書くものがあり、どちらも同じ関係です。圧力 1.0×10⁵ Pa のまま体積が 2.0×10⁻³ m³ 増え、熱を 500 J 吸収した気体を考えます。外へした仕事は 200 J で、内部エネルギーの増加は 500 − 200 = 300 J です。ここで 700 J と書く人は、W の向きを読み飛ばしています。

確かめの問題

重力加速度は 9.8 m/s²、プランク定数は 6.6×10⁻³⁴ J·s とします。5 問とも、表を見ずに式を書いてから数値を入れてください。

  1. 静かに落とした物体の 2.0 s 後の速さを求めてください。
  2. 比熱 4.2 J/(g·K) の水 200 g の温度を 10 K 上げるのに必要な熱量を求めてください。
  3. 振動数 500 Hz の音が速さ 340 m/s で伝わるとき、波長を求めてください。
  4. 内部抵抗を無視できる起電力 12 V の電池に、2 Ω の抵抗と、6 Ω と 3 Ω を並列にした組を直列につなぎました。電池から流れる電流を求めてください。
  5. 振動数 6.0×10¹⁴ Hz の光子のエネルギーを求めてください。

答え

  1. v = gt = 9.8 × 2.0 = 19.6 m/s です。
  2. Q = mcΔT = 200 × 4.2 × 10 = 8400 J です。
  3. λ = v/f = 340/500 = 0.68 m です。
  4. 並列の部分は 1/R = 1/6 + 1/3 = 1/2 で 2 Ω、全体は 4 Ω なので、I = 12/4 = 3 A です。
  5. E = hν = 6.6×10⁻³⁴ × 6.0×10¹⁴ で、約 4.0×10⁻¹⁹ J です。

次に覚える一覧

原子量の一覧は、pV = nRT の n を質量から出すときに要ります。周期表は、α 崩壊や β 崩壊で原子番号 Z が動いた先の元素を確かめるときに開きます。炎色反応の一覧は、炎の色を hν = En − En′ の光として読み直すと、化学の暗記が物理とつながります。個別指導では、止まった式の 1 つ親まで戻り、その親を白紙に書けるかを確かめてから先へ進みます。お子さまが公式集を前に手を止めているときも、戻る先は同じです。

まとめ

166 本の表は、毎回最初から読むものではありません。書けなかった枝を確かめに戻る場所です。根の 25 本を白紙に書き、そこから枝を伸ばし、止まった枝だけ表で確かめて、もう一度同じ紙に書きます。机の傷を数える時間があるなら、その手で ma = F と書いてください。根から枝を書ける人に、公式集は要りません。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828