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【中学受験国語】語彙と漢字の勉強法を図解で総まとめ—毎日の量 復習の間隔 辞書の使い方 家庭での声かけ|武蔵野個別指導塾

漢字を見ずに書く復習と、文に合う意味を辞書で選ぶ練習を、自作例題と3枚の図でたどります。毎日の量の決め方や語彙ノートの作り方を、家庭で試せる手順にまとめました。
よくあるのは、放課後の廊下の掲示板の前で「係の仕事を分担する」というお知らせを読み、「分担は漢字の練習で書いたのに、何をすることだろう」と立ち止まる場面です。字の形に見覚えがあっても、文の中での意味まで思い出せるとは限りません。反対に、話の内容はわかっているのに、「ぶんたん」を漢字で書こうとすると手が止まることもあります。
語彙と漢字の勉強は、同じ言葉を扱いながら、確かめる内容が少し違います。読む、意味を説明する、文に使う、漢字で書くという働きを分けてみると、どこを練習すればよいかが見えてきます。「もっとたくさん書こう」と量を増やす前に、今できることと、助けが必要なことを見分けましょう。
毎日の量も、復習する日も、全員が同じである必要はありません。ここでは短い文を手がかりに、辞書の引き方、ノートへの残し方、翌日以降の確かめ方をつなぎます。お子さまが言葉に出会ったその場から、家庭で次にすることを決められるようにしていきます。
この単元で身につけること
- 言葉を知っている状態を分けます。読みが言えるだけでなく、意味を説明できるか、合う場面で使えるか、必要な漢字を書けるかを別々に確かめます。
- 毎日の量を決めます。新しい語だけで予定を埋めず、前に学んだ語を見ずに答える時間と、間違いを直す時間を残します。
- 復習の間隔を調整します。その場でできた語を後日もう一度確かめ、止まった語は早めに、続けてできた語は少し間を空けて確認します。
- 辞書の意味を文と結びつけます。最初に載っている意味をそのまま写さず、もとの文に戻して合うものを選びます。
- 語彙ノートを使います。言葉、文中での意味、短い用例、確かめた日を残し、答えを隠して練習できる形にします。
- 家庭の会話と読書を学習につなげます。知らない語を責めず、どの言葉が手がかりになるかを一緒に探します。
これまでに学んだ漢字の読み書きと、主語・述語を手がかりに一文を読む学習が、この単元の土台になります。小学校で習った易しい言葉も、使われる場面が変わると説明しにくくなるため、難しい語ばかりを集める必要はありません。
基本の考え方
語彙は言葉と使い方を結びつけて増やします
語彙とは、ある人が知っている言葉や、ある文章などで使われる言葉の集まりをいいます。語彙を増やすときは、言葉の数だけでなく、その言葉をどのくらい確かに理解しているかにも目を向けます。「慎重」を読めても、「急いで決めること」と覚えていたら、文章の意味を取り違えてしまいます。慎重とは、よく注意して、軽々しく行動しない様子です。
たとえば「妹は、割れたガラスに触れないよう慎重に歩いた」という文では、ただ歩く速さが遅いことだけを表しているのではありません。危ないところに注意して歩いている点が中心です。語の意味を説明するときは、もとの文のどこにその意味が表れているかを確かめると、似た言葉との違いも見えます。
漢字の練習では、読みと字の形だけでなく、使う熟語を一緒に覚えます。「担」は「分担」「担当」のような言葉に使われます。「仕事を分担する」なら、仕事を分けて受け持つことです。字を1つずつ書くだけで終えず、「何を分担するのか」と問い、文に戻してみましょう。ただし、漢字それぞれの意味を足せば、どの熟語も正しく説明できるわけではありません。熟語全体の意味は辞書でも確認します。
図1のように、文で出会った言葉を調べたら、その文に合う意味を選び、自分でも使い、あとで見ずに確かめます。この流れは毎回長く行う必要はありません。すでに使える語なら確認を短くし、意味があいまいな語に時間をかけます。

図1の「見ずに答える」は、漢字を書く場合だけを指していません。「どんな意味だったかな」と口で説明したり、別の文の空所に入れたりするのも確かめ方です。見本を見ながら言えた状態と、見本なしで取り出せた状態を分けて記録しましょう。
毎日の量と復習日は答えた様子から決めます
毎日何語がよいかは、その日の語の難しさと、すでに覚えている程度によって変わります。始めるときの一案は、新しい語を3語、前に学んだ語を3語にし、10分ほどで取り組めるかを見ることです。これは全員に必要な量ではなく、家庭で調整するための出発点です。6語を急いで終えることより、それぞれの意味と書き方を確かめられることを優先します。
最初に前の語を確かめると、その日の新しい語の量を決めやすくなります。前の3語のうち2語で止まったなら、新しい語を1語にして直しに時間を使ってもかまいません。逆にすぐ答えられても、一度に大量に増やす前に、翌日も同じように答えられるかを見ます。学習量は書いた回数だけでなく、あとで答えられた語の数でも振り返ります。
復習日は、学んだ当日、翌日、そこから少し間を空けた日、さらに後の日という順で予定を置けます。具体的には、学習した日を0日後として、1日後、3日後、7日後に確かめる方法があります。この日程は練習用の例であり、決まった正解の間隔ではありません。3日後に書けなければ、7日後まで待たず、直した翌日などにもう一度確かめます。
答えを見た直後に書けたときは「直しができた」と考えます。別の語を練習したあとや、次の日に見ずに書けたときに、覚えているかを改めて判断します。同じページに10回書く方法を使う場合も、見本を写すだけの10回になっていないかを見直してください。形を確かめる練習と、思い出して書く練習には、それぞれ役割があります。
休んだ日の分を翌日にすべて上乗せすると、直す時間がなくなりがちです。再開する日は、まず前に止まった語を少数確かめます。できるようになっていれば次へ進み、まだ難しければそこに戻ります。予定表は学ぶ順番を助ける道具ですから、実際の答えに合わせて書き換えてよいのです。
辞書と語彙ノートを読書の途中でも使います
辞書を引く前に、まずわからない言葉を含む1文を読みます。「何となく悲しい意味らしい」と予想できても、その予想を答えにせず、確かめるための手がかりにします。紙の辞書では読みをもとに五十音順で探し、動詞や形容詞が文の中で形を変えているときは、見出しの形に戻します。たとえば「支えた」なら「支える」を探します。
見出しが見つかったら、読み、漢字、意味、用例を確かめます。意味が複数載っている場合は、どの説明をもとの文に入れると通じるかを比べます。辞書ごとに意味の並びや説明の言い方が異なるため、「2番を覚える」のではなく、選んだ説明そのものを理解することが必要です。説明に知らない語があれば、そこも調べるか、前後の例を読んで確かめます。
語彙ノートには、調べた説明を丸ごと写す代わりに、その文での意味を短く残します。「慎重/よく注意して軽々しく行動しない様子/足元を確かめながら慎重に進む」のように、語と説明と用例を対応させます。漢字も練習したい語には読みを添え、読みと用例を見て漢字を書く欄を別に設けます。意味の欄と漢字の欄を隠せる配置にすると、復習にも使えます。
読書では知らない語のすべてで止まる必要はありません。出来事や人物の気持ちを理解するうえで欠かせない語はその場で調べ、内容を追える語には印をつけて、区切りまで読んでから戻る方法もあります。ただし、意味がわからず話の筋を取り違えているのに、そのまま読み進めないようにします。読み終えたあと、印をつけた語から1語を選び、自分の文で使えば、読書での出会いが語彙の練習につながります。
例題で解き方を確かめる
例題1 意味から漢字と使い方を確かめる
文章を読み、問いに答えましょう。
「花だんの世話を1人でするのは大変です。そこで、水やりは兄、草取りは私が受け持ち、仕事をぶんたんすることにしました。」
問。「ぶんたん」を漢字で書き、この文での意味を次のア〜ウから選びましょう。アは「仕事を分けて受け持つこと」、イは「仕事の順序を逆にすること」、ウは「全員が同じ仕事をすべて行うこと」です。
- 何をどうしているかを読みます。「水やりは兄、草取りは私」という部分が手がかりです。誰が何をするかを分けているので、音だけから漢字を当てるより意味を確かにできます。
- 受け持ち方と選択肢を比べます。アは本文と合い、イの順序やウの全員同じという説明は合いません。知っている言葉でも、文と照らして選びます。
- 「ぶんたん」を「分担」と書きます。「担」の左側は手へんです。書いたあとに見本と比べ、形があいまいなら、その部分を確かめてから見本を隠してもう一度書きます。
この語のノートには、「分担」の下に水やりと草取りの分け方を短く添えると、意味を具体的に思い出せます。ただし、「水やりと草取りをすること」だけを意味として覚えると、掃除や準備の分担に使えません。場面の例と、ほかの場面でも通じる意味を区別して残しましょう。
答え:分担、ア。
例題2 辞書の説明を文に戻して選ぶ
文章を読み、問いに答えましょう。
「失敗して練習をやめようと思ったとき、友達の励ましの言葉が私を支えた。私はもう一度やってみようと顔を上げた。」
問。「支えた」を辞書で探すときの見出しの形を書きましょう。また、この文に合う意味をア〜ウから選びましょう。アは「物が倒れたり落ちたりしないようにする」、イは「苦しい状況の人を助け、力づける」、ウは「費用を出して生活を成り立たせる」です。ここでの選択肢は、意味を比べるために短くまとめた説明です。
- 文の中で形が変わった言葉を戻します。「支えた」は「支える」を探します。文中の形のまま探して見つからないときは、この確認が役立ちます。
- 何が何を支えているかを確かめます。支えるものは「友達の励ましの言葉」で、支えられるのは「私」です。棒が体を支える場面でも、お金を渡す場面でもありません。
- あとの行動まで読みます。「もう一度やってみよう」と思っているので、言葉によって力づけられたことがわかります。イの説明を入れると、前後がつながります。
図2のように、同じ言葉に意味の候補がいくつかあっても、文にある手がかりから選びます。辞書で見つけることと、文に合う意味を決めることは続けて行う作業です。

図2では、励ましという手がかりと、人を力づける意味が結びついています。ノートには「友達の言葉に力づけられた」と残し、復習では「柱が屋根を支える」との違いを説明すると、意味の使い分けを確かめられます。
答え:見出しは「支える」、意味はイ。
例題3 復習の予定と実際の答えを結びつける
文章を読み、問いに答えましょう。
「ある月の10日に『準備』を学びました。学んだ日を0日後として、1日後、3日後、7日後に見ずに書く予定です。3日後の確認では『備』が書けず、見本で形を確かめました。」
問。予定した3つの日付を書きましょう。また、3日後の確認で書けなかったあとにすることを選びましょう。アは「7日後まで一度も確かめない」、イは「見本を確かめて直し、翌日など早めに見ずに書く」、ウは「見本を見て書けたので、今後の確認をすべてやめる」です。日付は同じ月の中で考えます。
- 基準の日と何日後かを分けます。10日が0日後なので、1日後は11日、3日後は13日、7日後は17日です。学んだ日を1日後と数えると、すべての日付がずれてしまいます。
- 13日の答えから、まだ確かでない部分を見つけます。この場合は「備」の字の形です。意味がわかっているかも一度確認しますが、直しの中心は書けなかった形に置きます。
- 直したあと、答えを隠して書く機会を早めに設けます。予定どおり待つことより、実際に止まった語を確かめることが必要なので、イを選びます。たとえば14日に確認し、その結果を見て次の予定を決めます。
予定表に丸をつける基準も決めておきましょう。「練習した」印と「見ずに正しく書けた」印を同じにすると、あとで何を復習すべきかがわかりません。13日は「直した」、14日に書けたら「見ずに書けた」と短く書く方法なら、記号の意味を覚える負担も小さくなります。
答え:11日・13日・17日、イ。
例題4 語彙ノートに残す説明を選ぶ
文章を読み、問いに答えましょう。
「遠足の出発前、空に黒い雲が広がりました。雨が降らないか気がかりで、私は何度も窓の外を見ました。」
問。「気がかり」の説明として、ノートに残すのに適するものを選び、本文の手がかりを1つ書きましょう。アは「気になること」、イは「気にかかって心配なこと」、ウは「楽しみで待ちきれないこと」です。
- 何を気にしているかを確かめます。「雨が降らないか」とあるので、心配している内容が見つかります。人物の気持ちを、自分の遠足の思い出だけで決めないようにします。
- 説明に必要な意味が含まれるかを比べます。アは短いものの、心配という点がはっきりしません。ウは楽しみにしている説明で、本文とは合いません。イがこの語の意味を表しています。
- 選んだ説明と本文を結びつけます。「雨が降らないか」を手がかりにし、「天気が気がかりだ」のような短い用例も残せます。用例だけで済ませず、心配の意味も併記します。
ノートの説明は短ければよいというものではありません。「気がかりは気がかりなこと」のように同じ語を使い直しても、意味の確認になりません。お子さま自身の言葉で説明するときも、元の意味の中心が残っているかを確かめましょう。
答え:イ、手がかりは「雨が降らないか」。
つまずきやすいところと直し方
見ながら書けたことを、覚えたことにしてしまいます
誤った書き方 → ノートに「慎重」を見ながら何回も写し、確かめずに「もう書ける」と記録します。形をまねることはできても、読みだけを見て字を思い出せるかは、この段階ではまだ別の問題です。
どこが違うか → 見本がある条件でできたことを、見本がない条件でもできると扱っています。「しんちょうに運ぶ」という文だけを見せたときに止まるなら、写した回数を増やす前に、どの字のどの部分が出てこないかを調べます。
正しい書き方 → 見本を閉じ、「しんちょう」を漢字で書いてから照合します。間違えた部分は見本で確認し、意味を言ってから書き直します。その場で直せた印と、後日自力で書けた印を分ければ、次に確認する語も選べます。
辞書の最初の意味だけを写してしまいます
誤った書き方 → 「友達の言葉が私を支えた」のノートに、「物が倒れないようにする」とだけ書きます。この意味は別の文には合いますが、ここでの説明としては不十分です。
どこが違うか → 辞書に載っている正しい説明でも、今読んでいる文に合うとは限りません。励ましの言葉が人にどんな変化を与えたかを読まないまま、調べる作業を終えています。
正しい書き方 → 「苦しいときに力づける」と、文に合う意味を残します。さらに「柱が屋根を支える」と並べて、何が何を支えているかを比べましょう。図3のように、つまずいた場所が違えば、戻る先も違います。

図3の「形」は漢字の形です。意味を説明できるのに字だけ書けない場合と、字は書けるのに文で使えない場合を分けると、同じ練習を一律に繰り返さずに済みます。
語彙ノートを長く写して終わりにします
誤った書き方 → 「慎重」の説明を何行も写し、用例を作らずにページを閉じます。きれいに埋まったページでも、意味を自分で説明できるかはまだ確かめられていません。
どこが違うか → 残す作業に時間を使い、思い出して使う作業が抜けています。翌日にノートを開いて全部読めたことだけでは、言葉を使えるようになったかの判断が難しくなります。
正しい書き方 → 「よく注意して軽々しく行動しない様子」と中心の意味を残し、「割れやすい皿を慎重に運ぶ」と用例を添えます。翌日は説明の欄を隠して意味を言い、別の用例を口で作ります。意味がずれたら、長く書き足す前に、元の文と説明に戻りましょう。
家庭で声をかけるときも、つまずいた場所を言葉にします。「昨日もやったでしょう」では、次にすることが見えません。「読みは言えたね。意味は前の文から探そう」「右側の形だけ見本と比べよう」のように、できた部分と、確かめる部分を短く伝えます。すぐに答えを教える前に待つ時間を取り、手がかりを出した場合は、あとで手がかりなしでもう一度確かめます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
最初はノートや辞書を閉じて答え、迷ったところに印をつけましょう。答え合わせのあとに必要なところを調べます。選択肢が当たっただけで終わらず、本文のどこを手がかりにしたかも口で説明してみてください。
練習1
「発表の前に、使う写真を並べ、話す順序を確かめました。これでじゅんびが整いました。」
問。「じゅんび」を漢字で書き、意味を選びましょう。アは「あとで使う物を捨てること」、イは「物事を行う前に必要なものや態勢を整えること」、ウは「終わった出来事を忘れること」です。
練習2
「妹は絵を描くことに夢中で、時計を見るのも忘れていました。」
問。この文の「夢中」の意味を選びましょう。アは「眠って夢を見ていること」、イは「怖くて何もできないこと」、ウは「あることに心を奪われ、ほかのことを忘れるほどになること」です。また、手がかりになる部分を書きましょう。
練習3
「ある月の6日に『確認』を学びました。学んだ日を0日後として、1日後、3日後、7日後に復習します。1日後は意味を説明できましたが、『認』を書けませんでした。」
問。予定した3つの日付を書きましょう。また、直しとして適切なものを選びましょう。アは「意味は説明できたので漢字の確認も終わりにする」、イは「『認』の形を見本で確かめ、隠して書き、翌日などにも確認する」、ウは「間違えた字を見ないで、すぐ新しい10語に進む」です。日付は同じ月の中で考えます。
練習4
「発表の順番が近づき、失敗しないか気がかりでした。となりの友達がうなずいてくれて、少し落ち着きました。」
問。「気がかり」を別の場面で使った文として適切なものを選びましょう。アは「留守番をしている弟が気がかりだ」、イは「気がかりを3枚切って貼った」、ウは「楽しくて何の心配もなく、気がかりだ」です。選んだ文で何を心配しているかも説明しましょう。
答えと解説
練習1の答え:準備、イ。写真や話す順序を、発表より前に整えていることが手がかりです。「じゅんび」と読めても字が書けなかった場合は、意味の練習とは分けて、止まった字の形を確かめます。
練習2の答え:ウ、手がかりは「時計を見るのも忘れていました」。「夢」の字が含まれるからといって、眠っている意味とは限りません。「絵を描くことに」ともつなげて読むと、何に心を奪われているかがわかります。
練習3の答え:7日・9日・13日、イ。6日にそれぞれ1日、3日、7日を加えます。「認」が書けないという結果に合わせて、直したあとに見ずに書く機会を作ります。意味がわかったことを、漢字も書けることと一緒にしないのが要点です。
練習4の答え:ア、留守番をしている弟のことを心配しています。イは物のように扱っており、ウは心配がないという内容と食い違います。アの文だけでは、弟がけがをした、病気になったなどの具体的な事情までは言えません。説明するときも、書かれていない出来事を付け足さないようにしましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
言葉の意味を文から確かめる力は、説明文の言い換えや、物語文の心情を表す語の理解につながります。漢字を意味と結びつけて書く練習は、記述や作文で適切な語を選ぶときにも役立ちます。読書量を増やすだけで漢字の書き取りまでできると考えず、読む中で出会った語と、書いて確かめる語をつないでいきます。
家庭での確かめ方の1つ目は、5分間の「1語の説明」です。ノートから1語を選び、最初の1分で答えを見ずに読みと意味を言います。次の2分で元の文と照らし、残りの2分で別の用例を作ります。たとえば「慎重」を使った文なら、何に注意しているのかまで尋ねると、言葉を入れただけの文かどうかを確かめられます。
2つ目は、別の日に行う5分間の「3語の書き取り」です。意味がわかっている3語を選び、読みを示して漢字で書きます。見本と比べて1か所ずつ直し、最後に見本を閉じて確かめます。時間内に直しきれないときは語数を減らし、正解を急いで写すだけにしないようにします。
個別指導では、漢字が出てこないときに、読みが言えるか、熟語の意味を説明できるか、字のどの部分まで書けるかに戻って確かめます。語の意味を取り違えたときは、辞書の説明だけでなく、主語と述語を含む元の1文を読み直すところまで戻ります。
まとめ
ノートのページが埋まっていても、翌日に言葉が出てこない日はあります。そのときは努力が足りないと決めず、読み、意味、使い方、漢字の形のどこで止まったかを確かめましょう。次の練習をその1か所に合わせると、家庭で伝える言葉も具体的になります。
掲示板で読んだ「分担」を、自分の役割を説明するときに使えたなら、その語は紙の上から生活の中へ移っています。覚えた言葉の確かさは、書いた行の長さではなく、必要な場面に合う意味で使えるかに表れます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




