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【中学受験国語】読解のよくあるつまずきと直し方を図解で総まとめ—主観で読む 本文に戻らない 設問を読み違える|武蔵野個別指導塾

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答えを選んだ理由を本文で確かめる方法を、自作の例題と3枚の図で整理します。主観による決めつけ、設問の条件の見落とし、時間切れを、家庭での短い読み直しから直していきましょう。

よくあるのは、塾の教材棚の脇で答え合わせをしているお子さまが、「自分だったら悲しいから」と選んだ答えを、なかなか直せないという場面です。本文を読むと、登場人物はほっとしているようにも見えます。それでも、どの言葉を確かめれば自分の読みを変えられるのかがわからず、正解の記号だけを書き写して終わってしまいます。

読解の間違いをすべて「読みが浅い」で片づけると、次にすることが決まりません。自分の経験を人物に重ねたのか、本文の場所を探せなかったのか、問いの条件を見落としたのかで、直す動作は違います。まずは、答えにたどり着く途中のどこでずれたかを見つけましょう。

この単元で練習するのは、答えを思いつく速さではなく、答えのよりどころを確かめる手順です。短い文章でも、問いを読む、本文に戻る、答えを点検するという順序をたどれます。正解を知ったあとに、その順序を自分で再現できるところまで進めます。

この単元で身につけること

これまで学んだ主語と述語、指示語、接続語の読み取りは、本文に戻ったときに確かめる土台になります。新しい解き方を次々に覚える前に、「誰がどうしたか」「前後がどうつながるか」を使える状態にします。保護者の方も、正誤だけでなく、お子さまがどの言葉を使って説明したかを聞くと、必要な練習を絞れます。

基本の考え方

自分の気持ちを人物の気持ちに置き換えない

物語を読んで「自分にも似た経験がある」と感じるのは自然です。その経験は、場面を思い浮かべる助けになります。ただし、読解問題では、読んでいる人物の気持ちを説明します。読者が悲しいと思う出来事でも、その人物には望んでいた結果かもしれません。経験から思いついた気持ちは、本文に合うかをこれから確かめる候補として扱います。

たとえば、「順番が最後になり、健は胸をなで下ろした」という文を考えます。「最後は嫌だから、健はがっかりした」と答えると、自分の好みを加えています。「胸をなで下ろす」は、心配や不安がなくなって安心することを表します。健については、最後になったことを安心につなげて読めます。ただし、「練習する時間が増えたので安心した」とまで答えるには、その理由が前後に書かれている必要があります。

ここで分けたいのは、本文の言葉、そこから読み取れる気持ち、まだ確かめられない想像の3つです。気持ちが直接書かれていなくても、行動や会話、状況を合わせて読み取ることはできます。一方、もっともらしい事情を自由に補ってよいわけではありません。推測する場合も、どの描写がその推測を支えるのかを示します。

説明文でも、主観によるずれは起こります。自分が便利だと思う道具について筆者が問題点を述べていると、便利さの話だけを強く覚えてしまうことがあります。筆者の考えを問われたら、賛成か反対かという自分の意見をいったん脇に置き、筆者がどの条件で何を述べているかをたどります。

本文に戻るとは、関係を確かめること

「本文に戻って」と言われて最初から読み直しても、探すものが決まっていなければ同じところで迷います。先に問いの中心となる言葉を決めましょう。理由を問うなら、何という行動や考えの理由なのかを押さえます。指示語を問うなら、その言葉が何を受けているのかを探します。戻る目的が決まると、確認する範囲も絞れます。

まず、問われた言葉のある文と、その前後を読みます。そこだけでは主語、出来事の原因、指示語の内容などがわからないときに、段落や場面へ広げます。物語で前の場面の約束が理由になることもあれば、説明文で前段落の内容がまとめられていることもあります。答えは必ず直前にある、という決まりにはしません。

図1のように、問いから出発して本文の根拠を見つけ、最後に答えの条件を照合します。本文の言葉を見つけただけでは、作業は終わりません。「この言葉があるので、この気持ちだと読める」のように、根拠と答えを一続きで説明できるかを確かめます。

図1 問いから本文の根拠をたどり答えを照合する手順

たとえば「うれしかった理由」を聞かれているのに、うれしそうな表情だけを写しても理由にはなりません。表情は気持ちの根拠にはなりますが、その気持ちを生んだ出来事とは役割が違います。図1の最後の照合では、見つけた言葉が、問いの求める種類の答えになっているかを確認します。

問いの条件と本文の内容を別々に点検する

答えの内容が本文に合っていても、条件を満たさなければ設問への答えとしては不十分です。「理由を2つ」とあるのに1つしか書かない、「本文から抜き出す」とあるのに自分の言葉でまとめる、といったずれです。文章を理解する点検と、答え方を守る点検を分けると、直す場所がはっきりします。

設問を読むときは、「対象」「聞かれていること」「答え方」を短く確かめます。対象は誰や何についてか、聞かれていることは理由なのか内容なのか、答え方は選ぶのか抜き出すのか説明するのか、ということです。「適切でないもの」を選ぶ場合の否定や、指定された数にも印を付けます。何もかも囲むのではなく、答えを変える条件を残します。

時間切れを防ぐためにも、書き始める前の条件確認が役立ちます。長い答えを書いてから違う問いに答えていたと気づくと、大きく戻ることになるからです。ただし、最初にすべてを完全に整理しようとして止まり続ける必要はありません。迷ったときには「次は理由のある場面を探す」のように、次の動作を1つ決めます。

例題で解き方を確かめる

例題1 自分の経験と本文を分ける

次の文章を読み、問いに答えましょう。

美咲は、発表する順番が最後だと知って、小さく息を吐いた。原稿の結びをまだ覚えられていなかったのだ。「これなら、もう一度確かめられる。」美咲は原稿を開いた。

美咲が小さく息を吐いたときの気持ちとして、最も適切なものを選びましょう。

ア 最後まで待つのが退屈で、発表するのが嫌になった気持ち。 イ 発表前に原稿を確かめる余裕ができて、安心した気持ち。 ウ 原稿を全部覚えたので、発表の成功を確信した気持ち。

  1. 問われている場面を決めます。「小さく息を吐いたとき」なので、発表後の気持ちを想像する必要はありません。
  2. その動作の前後を読みます。「結びをまだ覚えられていなかった」と「もう一度確かめられる」を合わせると、心配していた点と、その心配が軽くなる事情がわかります。
  3. 選択肢の理由と気持ちを照合します。イは原稿を確かめられることと安心がつながります。アの退屈は本文に根拠がなく、ウの「全部覚えた」は本文と食い違います。

「息を吐く」という動作だけを見て、安心だと決めるのも避けます。同じ動作が、疲れや落胆を表す場面もあるためです。この文章では、後ろの会話が動作の意味を絞っています。前後を確かめたうえで選ぶことで、別の文章にも使える読み方になります。

答え:イ。

例題2 筆者の意見と、紹介された意見を分ける

次の文章を読み、問いに答えましょう。

花壇の案内板は、説明が長いほど親切だという意見がある。しかし、歩きながら読む人には、長い説明は伝わりにくい。案内板には花の名前と見分ける特徴を短く示し、詳しい説明は別の紙に載せるとよい。

この文章で筆者がよいと考えている案内の方法として、最も適切なものを選びましょう。

ア 案内板の説明をできるだけ長くし、すべてを1枚で伝える方法。 イ 案内板には花の名前だけを書き、詳しい説明は用意しない方法。 ウ 案内板には名前と特徴を短く示し、詳しい説明は別の紙で伝える方法。

  1. 設問の対象を確かめます。聞かれているのは「筆者がよいと考えている方法」であり、最初に紹介された意見そのものではありません。
  2. 接続語と文末をたどります。「しかし」で前の意見に対する問題点が示され、「とよい」で筆者の提案が示されているため、最後の文を中心に照合します。
  3. 方法を部品に分けます。「案内板には名前と特徴」「短く示す」「詳しい説明は別の紙」という内容がそろうものを選びます。

図2のように、選択肢ウを2つのまとまりに分け、本文の提案と対応させると確かめやすくなります。アは紹介された意見を筆者の提案にすり替えています。イは短くするという方向だけは似ていますが、特徴を除き、別の紙による説明までなくしているため合いません。

図2 本文と選択肢を案内板と別の紙に分けて照合する図

「自分なら長い説明がうれしい」と感じても、その感想で選択肢を決めないようにします。本文では、歩きながら読む人への伝わり方を考えています。読み手の条件を外さずに提案をとらえることが、筆者の考えを読むときの要点です。

答え:ウ。

例題3 理由の数と抜き出しの条件を守る

次の文章を読み、問いに答えましょう。

直人は、校庭で予定していた読み聞かせを教室に移すことにした。風が強くて本のページがめくれてしまううえ、道路の工事の音で声が聞こえにくかったからだ。教室には、全員が座れるだけの椅子もあった。

直人が読み聞かせを教室に移すことにした理由を、本文から2つ抜き出しましょう。それぞれ「風が」「道路の」で始め、「うえ」「からだ」と句読点は含めずに答えましょう。

  1. 答えの条件を整理します。「理由」「2つ」「抜き出す」に加え、始まりと含めない部分が指定されているので、意味の合う言い換えを作る問題ではありません。
  2. 移す原因を探します。「うえ」は理由を加える働きをしており、風による問題と音による問題の2つが「からだ」につながっています。
  3. 指定された範囲を切り出します。最初は「風が」から「しまう」まで、次は「道路の」から「聞こえにくかった」までとし、表現を変えずに写します。

椅子があったことは、教室を使える事情として書かれています。しかし、この設問では2つの書き出しが指定されています。関連する情報を見つけたからといって、指定を外して椅子の話を答えに足すことはできません。問いと本文の両方から範囲を決めましょう。

また、「声が聞こえにくかった」を「声が聞こえなかった」に変えると、抜き出しの条件に反するだけでなく、意味も強くなります。写し終えたら、文末を含めて一語ずつ戻って比べると、こうした変化に気づけます。

答え:風が強くて本のページがめくれてしまう/道路の工事の音で声が聞こえにくかった。

例題4 離れた根拠をつないで理由を書く

次の文章を読み、問いに答えましょう。

朝、悠は、転校してきた陸が休み時間も1人で席にいるのを見た。自分も前の学校では、最初の数日、誰に声をかければよいかわからなかった。昼休み、悠は友達と遊びに出かけようとしたが、戸口で足を止めた。そして、陸の席へ引き返した。「いっしょに行こう。」

悠が陸の席へ引き返したのはなぜですか。悠自身の経験と、陸に対してしようとしたことの両方を入れ、文末を「から。」にして説明しましょう。

  1. 答えに必要な2つの内容を決めます。「悠自身の経験」と「陸に対してしようとしたこと」が必要なので、誘うためとだけ答えて終わらないようにします。
  2. 前の場面に戻ります。戸口の場面のすぐ前だけでは経験が見つからないため、朝に陸を見た場面と、そのあとの自分の経験を確かめます。
  3. 経験と行動をつなぎます。悠にも誰に声をかければよいかわからなかった経験があり、1人でいる陸を遊びに誘おうとした、とまとめます。
  4. 言い過ぎと文末を点検します。本文には陸に頼まれたとはないので、その事情は加えません。最後は理由を表す「から。」にします。

ここでは、悠の行動の理由が1文で直接説明されているわけではありません。経験が書かれた部分と、陸にかけた言葉を組み合わせて読み取ります。「寂しかったに違いない」と気持ちを強く決めつけるより、本文にある経験を具体的に使うと、答えの根拠がはっきりします。

答え:自分も転校したばかりのころは誰に声をかければよいかわからなかったので、1人でいる陸を遊びに誘おうと思ったから。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 本文より強い言葉で答える

誤った書き方は、例題2を読んで「長い説明は、誰にも伝わらないので不要だ」と書くことです。どこが違うかというと、本文の「歩きながら読む人」という条件が消え、「伝わりにくい」が「誰にも伝わらない」に変わっています。さらに、詳しい説明を別の紙に載せる提案も落ちています。

正しい書き方は、「歩きながら読む人には長い説明が伝わりにくいので、案内板は短くし、詳しい説明は別の紙に載せるとよい」です。直すときには、「誰にも」「必ず」「すべて」などの言葉を自動的に消すのではなく、それだけ強い内容が本文にあるかを確かめます。本文に強い表現があれば、答えに必要なこともあります。

誤り2 理由と結果を取り違える

誤った書き方は、例題1の美咲が安心した理由を「小さく息を吐いたから」とすることです。どこが違うかというと、息を吐く動作はこの場面では安心した様子を表しており、安心につながった事情を説明していません。原因と、そのあとに表れた様子の向きが逆になっています。

正しい書き方は、「発表までに原稿の結びをもう一度確かめられると思ったから」です。「何が起きたので、その気持ちになったか」と問い直すと、出来事へ戻れます。図3のように、原稿を確かめられる見通しが安心につながり、その安心が動作に表れると整理すれば、理由として答える位置がわかります。

図3 確かめられる見通しから安心と動作へつながる関係

図3は、すべての文章で息を吐く動作が安心を意味するという図ではありません。例題1の前後関係に限って整理したものです。同じ動作が別の気持ちを表す文章に出会ったら、その文章の出来事からつなぎ直します。

誤り3 抜き出しを自分の言葉で整える

誤った書き方は、例題3で「風でページが勝手にめくれる」と答えることです。どこが違うかというと、近い意味にはなっていても、「本文から抜き出す」という条件を守っていません。自分で説明する力と、指定された言葉を正確に取り出す力は、分けて使います。

正しい書き方は、「風が強くて本のページがめくれてしまう」です。本文で始まりと終わりに印を付け、その間を順番に写します。抜き出しでは、助詞や文末を読みやすく直さないことが必要です。説明問題なら言い換えが認められる場合もあるため、いつも本文を丸ごと写せばよいという意味ではありません。

時間切れは、止まった動作を見つけて直す

時間が足りないとき、「もっと速く読もう」だけでは練習が決まりません。文章を読む途中で止まるのか、根拠を探すときに往復するのか、書き始めてから何度も消すのかを分けて見ます。たとえば、主語を見失うなら短い文で人物を確かめる練習、答えを書き直すなら必要な内容を短くメモしてから文にする練習ができます。

同じ選択肢を何度比べても進まないときは、「残った2つの違い」を言葉にします。気持ちは同じでも理由が違うなら、次に探すのは理由の根拠です。本文全体を繰り返し読むよりも、疑問を小さくしてから戻ると、何を確かめ終えたかが見えます。

解答中にその1問だけで進めなくなった場合は、迷っている箇所を短く残して、ほかの問いを先に進める方法もあります。ただし、ただ空けるだけでは、戻ったときに同じ迷いを繰り返します。「理由が違う」「2つ目の根拠を探す」など、再開する動作がわかる目印にしましょう。練習後には、止まった1問を時間の制限なしで解き直し、読むこと自体の難しさか、探し方の難しさかを確かめます。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

答えを出す前に、各問の条件を短く言ってみましょう。読み終えた記憶だけに頼らず、選んだ答えを支える言葉まで戻ってから答えます。

練習1

咲は絵を描き終えると、隣の友達の絵を見た。自分には思いつかなかった色の組み合わせに目を見張った。「その色、どうやって作ったの。」咲は身を乗り出した。

咲の気持ちとして最も適切なものを選びましょう。

ア 自分と違う色の使い方に驚き、作り方を知りたくなった気持ち。 イ 友達より上手に描けたとわかり、得意になった気持ち。 ウ 自分の絵をまねされたと思い、友達を責めたい気持ち。

練習2

町の小さな広場には木が植えられている。夏には木の陰で休めるが、落ち葉を集める手間もかかる。木を増やすときは、休める場所を作ることと、手入れを続けることの両方を考えたい。

本文の内容に合わないものを1つ選びましょう。

ア 広場の木は、夏に休める陰を作っている。 イ 木を増やせば手入れの手間がなくなると、筆者は考えている。 ウ 筆者は、休める場所と手入れの両方を考える必要があるとしている。

練習3

図書室の係は、返された本を置く箱を入口の横に移した。返す人が見つけやすく、係もまとめて運びやすいからだ。新しい箱の横には、返却用と書いた紙を貼った。

箱を移した理由を2つ、本文から抜き出しましょう。それぞれ「返す人が」「係も」で始め、「からだ」と句読点は含めません。

練習4

航は、班の説明を練習したとき、早口になって友達に聞き返された。本番では、教室の後ろにいる人にも顔を向け、言葉の切れ目で少し間を置いた。説明を終えると、後ろの席の友達がうなずいた。

航が本番で言葉の切れ目に少し間を置いたのはなぜですか。練習で起きたことと、本番でのねらいを入れ、文末を「から。」にして説明しましょう。

答えと解説

練習1の答えはアです。「思いつかなかった色の組み合わせ」「どうやって作ったの」が、驚きと、作り方を知りたい気持ちを支えます。「目を見張る」は、驚いたり感心したりして目を大きく開くことです。勝ち負けや、まねされたという事情は書かれていません。

練習2の答えはイです。設問は「合わないもの」を求めています。本文の「落ち葉を集める手間もかかる」に対して、イは手間がなくなると述べており、内容が反対です。アとウが合っていることまで確かめると、否定を読み落としていないかも点検できます。

練習3の答えは「返す人が見つけやすく」と「係もまとめて運びやすい」です。2つの便利さが理由として並んでいます。最初の答えを「見つけやすい」に変えず、本文の「見つけやすく」のまま抜き出す点に気をつけます。紙を貼ったことは、移した理由として示されていません。

練習4の答えの例は「練習では早口になって友達に聞き返されたので、本番では教室の後ろにいる人にも聞き取りやすく伝えようと思ったから。」です。練習での出来事と、本番でのねらいがつながっていれば、表現はこれと同じでなくてもかまいません。「友達がうなずいたから」では、説明が終わったあとの出来事を原因にしてしまいます。

見直しでは、間違えた答えを消す前に、どこを根拠にしたかを1つ残します。練習2でアを選んだなら否定条件、練習3で言い換えたなら抜き出し条件というように、やり直す動作を決めます。正しい答えを覚えるだけで終えず、根拠と条件を自分で言い直せるかを確かめましょう。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

ここで確かめた手順は、長い説明文の要旨や、物語の心情を説明する記述にもつながります。文章が長くなっても、問いの対象を決め、根拠をつなぎ、条件に合わせるという仕事は変わりません。難しい語を覚える学習と並行して、知っている言葉だけの短文でもこの手順を使います。

家庭で5分ほどでできる確かめ方の1つは、例題の答えを隠し、お子さまに「どの言葉が決め手だったか」を示してもらうことです。保護者の方は、正解かどうかを先に告げず、その言葉と答えがどうつながるかを聞きます。説明が止まったら、本文全体を読ませ直す前に、選んだ文の主語や前後関係を一緒に確かめます。

もう1つは、設問だけを読み、答え方を言い直す練習です。本文を解き直さずに「合わないものを1つ選ぶ」「理由を2つ抜き出す」と言えれば、条件の点検に集中できます。2つの練習は別の日に行ってもかまいません。個別指導では、答えのずれに応じて、一文の主語と述語、接続語の前後、語句の意味まで戻って確かめます。

まとめ

正解を見た直後には納得できても、別の文章ではまた迷うことがあります。そのとき残すべきなのは、正解の記号だけではなく、迷いを解いた本文の言葉です。「この言葉を読むと、さっきの考えでは合わない」と気づければ、自分の読みを自分で直せます。

間違えた答えには、どの言葉を強く受け取り、どの条件を落としたかが表れます。その跡を使って、次に戻る場所を決めましょう。読解の答えを支えるのは、選んだときの自信ではなく、本文と問いの両方に示せる根拠です。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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