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【中学受験国語】選択肢問題の解き方を図解で総まとめ—消去法 部分の照合 紛らわしい選択肢|武蔵野個別指導塾

【中学受験国語】選択肢問題の解き方を図解で総まとめ—消去法 部分の照合 紛らわしい選択肢のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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選択肢を主語・内容・理由に分け、本文と照らす手順を学びます。照合表の図と理由・心情・内容一致の例題を使い、最後の2択で迷うときの確かめ方まで家庭で練習できます。

よくあるのは、塾の玄関の傘立ての前で、お子さまが解き直したプリントを広げ、「アもウも、本文に書いてある」と立ち止まる場面です。迎えに来た保護者が選択肢を読むと、確かにどちらにも本文と同じ言葉が入っています。それでも答えが分かれるのは、同じ言葉の有無だけでは、文全体の意味が合っているかを判断できないからです。

選択肢には、合っている部分と違っている部分が一緒に入ることがあります。前半は本文どおりでも、後半で人物が入れ替わったり、理由が付け足されたりします。「見覚えのある言葉が多い」から一歩進んで、「誰が、何を、なぜ、どこまで」を確かめることが必要です。

選択肢問題を学ぶと、答えの記号だけでなく、選ぶ理由と外す理由を説明できるようになります。文章を全部読み直す前に、何が食い違っているかを短く言えることを目指しましょう。読み方の手順ができれば、最後の2択でも、同じ文をただ眺め続ける状態から抜け出せます。

この単元で身につけること

主語と述語、指示語、接続語を読む学習が土台になります。たとえば「そのため」の前後をつなぐ力は、理由と結果の取り違えを見抜く場面で使います。選択肢だけを読む技術として切り離さず、本文の一文を正確に読む力と結びつけましょう。

基本の考え方

最初に「何を答えるか」を決める

選択肢を読む前に、設問の中心を短く言い直します。「花がすぐ帰らなかった理由」なら、探すものは帰らなかったわけです。花の性格全体でも、その後に起きた出来事でもありません。傍線がある問題なら、傍線の言葉と前後の文を確かめ、誰のどの場面について聞いているかを定めます。

たとえば本文に「花は弟が来るまで門のそばで待った」とあれば、帰らなかった理由の中心は弟を待つことです。選択肢に「門のそばにいたから」と書かれていても、それは場所の説明です。本文にある内容でも、設問に答えていなければ選べません。「本文と合うか」と「問いに答えているか」は、両方必要な確認です。

また、「最も適切なもの」を選ぶ問題では、本文の一部分と合うだけでは足りない場合があります。筆者の考え全体を問うなら、具体例だけを述べた選択肢より、具体例を支える考えまで表した選択肢が適切です。一方、ある一文の内容を問うなら、関係のない結論まで広げる必要はありません。答えに必要な範囲は、設問から決まります。

「適切でないもの」を選ぶときは、設問の否定の言葉に印を付けます。本文に合わない選択肢を見つけたのに、いつものようにそれを外してしまうことがあるためです。判断の手順は使えますが、最後に選ぶ対象が反対になります。2つ選ぶなど個数の指示があれば、その条件も先に確認します。

選択肢を部分に分けて本文へ戻る

長い選択肢は、文の意味が切れるところに区切りを入れて読みます。「花は/弟を待つために/門のそばに残った」なら、人物、理由、行動の3つです。区切りの数をいつも同じにする必要はありません。「すべて」「まだ」「だけ」など、意味を狭めたり広げたりする語は、近くの内容と一緒に残します。

図1のように、選択肢の部分ごとに本文との対応を確かめると、どこが問題なのかを説明しやすくなります。図の「根拠」は、選択肢の言葉がそのまま書かれた場所だけを指すわけではありません。会話や行動を組み合わせれば、その内容だと読み取れる場所も根拠になります。

図1 選択肢を人物と理由と行動に分けて本文と照合する図

照合では、3つの状態を区別すると便利です。「一致」は本文が支えている状態、「矛盾」は本文と両立しない状態、「保留」はまだ根拠を確かめられていない状態です。見つけられていないだけなのに「本文にない」と決めつけると、言い換えられた正解を消してしまいます。保留にした部分は、指示語の指す先や前後の文まで見てから判断します。

たとえば本文の「何度やってもうまくいかず、唇をかんだ」は、選択肢では「思いどおりにならず、悔しさを感じた」と表されることがあります。「悔しい」という語が本文にないことだけで外すことはできません。反対に、本文に「笑った」とあるからといって、いつも「喜んだ」と決められるわけでもありません。照れ隠しや相手を安心させるための笑いもあるので、きっかけと会話を合わせて読みます。

消去法は「残したものの確認」まで行う

消去法は、本文や設問と合わない選択肢を、理由を付けて外していく方法です。本文との明確な矛盾が見つかったら、その箇所を手がかりに候補を減らせます。ただし、1つの単語が違うというだけで消すのではなく、その違いによって意味が変わるかを見ます。「再び」と「もう一度」は、表現が違っても同じ意味で使えます。

紛らわしい選択肢には、主に次のようなずれがあります。人物のずれは「兄の考え」を「妹の考え」にすることです。範囲のずれは「ある場所では」を「どこでも」にすることです。程度のずれは「少し不安」を「何もできないほどの恐怖」にすることです。因果のずれは、原因と結果を反対にしたり、本文にない目的を付けたりすることです。場面のずれは、初めの気持ちを結末の気持ちとして答えることです。

こうした型は、確認する場所を見つける道具です。「必ず」があれば機械的に消す、といった規則ではありません。本文が「必ず」と言い切っていれば、その強さを保った選択肢が正しい場合もあります。同様に、長いものが正解、最後にあるものが正解という見た目の決まりもありません。

候補が1つになったら、その選択肢を設問の答えとして読み直します。理由を聞かれているなら、本文の出来事に対して「この理由だから」とつながるかを確認します。候補を減らす作業と、答えを確かめる作業を続けて行うことで、最初の読み違いに気づく機会ができます。

例題で解き方を確かめる

例題1 本文の範囲を広げない

次の文章を読んで、問いに答えましょう。

学級文庫では、先週から一部の本に、読んだ人の短い紹介文を添えている。紹介文を読んで、それまで手に取らなかった本を借りる人が出てきた。ただ、紹介文のない本も、題名や表紙に引かれて借りられている。

問 本文の内容に合うものを1つ選びましょう。

ア 学級文庫のすべての本に紹介文が付き、借りる人が増えた。

イ 紹介文が、本を初めて手に取るきっかけになった人がいる。

ウ 紹介文のない本は、誰からも借りられなくなった。

エ 借りる人が減ったので、すべての紹介文を取り外した。

  1. 問いを「本文に合う内容を選ぶ」と整理します。理由を想像して補う問題ではないため、書かれた出来事の範囲を保ちます。
  2. アの「すべて」と本文の「一部」を照合します。対象の範囲が変わっているので、アは外せます。借りる人の総数が増えたかどうかも、本文は述べていません。
  3. ウを最後の文と比べ、エを最初の文と比べます。紹介文のない本も借りられており、紹介文は添え始めたところなので、どちらも本文に反します。
  4. イの「きっかけ」を第2文と結びつけます。紹介文を読んだことと、それまで手に取らなかった本を借りたことがつながるため、表現が違っても意味は合っています。

アは「紹介文」という同じ言葉で目を引きますが、その前の「すべて」が判断を変えます。イの「人がいる」は、全員がそうしたとは言っていません。人数や範囲を勝手に広げない読み方が決め手です。

答え:イ。

例題2 理由と結果をつなぐ

次の文章を読んで、問いに答えましょう。

花は、掲示に使う大きな紙を机の上に広げた。そこへ、ぬれた筆を持った弟が近づいてきた。花は紙を丸め、棚の上に置いた。「まだ使う紙だから、水がはねたら困るの」と弟に言った。

問 花が紙を棚の上に置いた理由として、最も適切なものを1つ選びましょう。

ア まだ使う紙だったが、弟と掲示を作るのが嫌で、作業をやめたかったから。

イ 紙がすでにぬれていて、棚の上で乾かしたかったから。

ウ 弟の筆から水がはねて、これから使う紙がぬれるのを防ぎたかったから。

エ 掲示が完成し、使い終わった紙を片付けたかったから。

  1. 「棚の上に置いた理由」に注目し、行動の直前と直後を読みます。直前にはきっかけ、直後には本人の説明があり、理由を確かめる材料になるからです。
  2. 花の発言から「まだ使う」「水がはねたら困る」の2点を取り出します。この2点が、紙を移動した目的を支えています。
  3. 選択肢を、紙の状態と花の目的に分けます。イは「すでにぬれた」と変え、エは「使い終わった」と変えているため外せます。アの「弟と作るのが嫌」は、この文章から支えられません。
  4. ウがきっかけと目的を両方保っているか確認します。弟がぬれた筆を持って近づいたことと、水から紙を守りたいという発言が対応します。

図2は、この問題の選択肢を「紙の状態」と「目的」に分けて比べたものです。丸は本文に合う部分、ばつは矛盾する部分、三角は本文からその内容を支えられない部分を表します。ここでの三角は、直前直後まで確認したうえでの判断です。

図2 紙の状態と花の目的を分けて四つの選択肢を比べる表

アは、これから掲示を作るという場面とは合っていても、花の目的がずれています。イは「水」という話題が共通していても、これから起きることを、すでに起きたことに変えています。選択肢の一部が合っていることと、全体が答えになることを区別しましょう。

答え:ウ。

例題3 心情の言い換えを確かめる

次の文章を読んで、問いに答えましょう。

発表の順番を待つ直人は、原稿の端を何度も折り直していた。「最初の一文が出てこなかったら、どうしよう」と小さく言うと、隣の友人が「昨日は最後まで言えたよ」とうなずいた。直人は原稿から顔を上げ、前を向いた。「そうだった。昨日のように、ゆっくり話してみる」

問 最後の直人の気持ちとして、最も適切なものを1つ選びましょう。

ア 友人の言葉で練習を思い出し、落ち着いて発表に向かおうとしている。

イ 友人に失敗を指摘され、腹を立てて発表をやめようとしている。

ウ 練習が足りなかったと気づき、発表を誰かに任せようとしている。

エ 自分が必ず一番になると確信し、友人に勝つことだけを考えている。

  1. 「最後の」という条件を確かめます。最初の不安だけで答えると、会話の後の変化を取り落とすからです。
  2. 「昨日は最後まで言えた」と「そうだった」をつなぎます。友人の言葉で、直人が練習でできたことを思い出したと読めます。
  3. 「前を向いた」「ゆっくり話してみる」を合わせます。発表をやめたり任せたりする方向ではなく、自分で取り組む方向への変化が表れています。
  4. アの内容を確かめ、エの強さと比べます。本文には勝敗も一番になる確信もなく、不安が完全に消えたとも書かれていません。アの「向かおうとしている」は、これから取り組む姿を適切に表しています。

心情を選ぶときは、うれしい、悲しいといった感情の名前だけを探す必要はありません。「落ち着いて取り組もうとする」のように、行動に向かう気持ちを表すこともあります。行動だけで断定せず、きっかけとなる会話と本人の言葉が同じ方向を示しているかを確かめます。

答え:ア。

例題4 もっともらしい付け足しを見抜く

次の文章を読んで、問いに答えましょう。

道具は、使い方が決められているからこそ、初めての人にも使いやすい。しかし、決まった使い方だけが役に立つとは限らない。紙を留めるクリップを、本の読みかけのページの目印にすることもできる。大事なのは、決まりを知ったうえで、目の前の目的に合う使い方を考えることだ。

問 筆者の考えとして、最も適切なものを1つ選びましょう。

ア 道具の決まった使い方は役に立たないので、覚える必要はない。

イ 初めて使う人は、自分で考えず、いつまでも同じ使い方だけを守るべきだ。

ウ 目的に合う使い方を考えればよいので、決まった使い方は知らなくてもよい。

エ 決まった使い方を理解し、それを踏まえて目的に合う使い方を考えることが大事だ。

  1. 筆者が何を大事だと述べたかを探します。最後の文が、その前の説明と具体例をまとめています。
  2. 「決まりを知ったうえで」と「目的に合う使い方」の両方を押さえます。後半だけを拾うと、ウを選びやすくなるためです。
  3. アとイを、それぞれ最初と2番目の文に照らします。アは決まった使い方のよさを否定し、イは別の使い方が役立つ可能性を否定しています。
  4. ウとエの違いに絞って比べます。ウの後半は、本文の「知ったうえで」と逆です。エの「理解し」「それを踏まえて」は、その条件を保った言い換えになっています。

「しかし」の後だけ読めば答えが出るとは限りません。この文章は、前半をすべて取り消したのではなく、よさを認めたうえで別の使い方も考えようと述べています。残った2択が似ているときは、共通する部分ではなく、異なる条件を本文へ戻して比べましょう。

答え:エ。

つまずきやすいところと直し方

同じ言葉があるだけで選ぶ

誤った書き方:「水と紙のことが書いてあるので、例題2はイ。」→どこが違うか:話題は共通していますが、本文はぬれる前に紙を守る場面です。イはすでにぬれた紙を乾かす場面に変えています。→正しい書き方:「まだぬれていない紙を、水から守ろうとしたのでウ。」

直すときは、選択肢の名詞だけでなく、述語と時間を表す言葉に印を付けます。「ぬれる」と「ぬれた」は同じ出来事を含むように見えても、起きたかどうかが違います。原因が共通でも、すでに起きた出来事への対応と、これから起きる出来事の予防は区別する必要があります。

強い表現を見つけたら必ず消す

誤った書き方:「『すべて』とある選択肢は、いつも外す。」→どこが違うか:本文が全体について述べている場合まで外してしまいます。言い過ぎかどうかは、本文の範囲と比べて初めて決まります。→正しい書き方:「例題1の本文は『一部』なので、それを『すべて』に広げたアを外す。」

「だけ」「全く」「必ず」は、確かめる目印として使います。たとえば本文に「箱に入れた色紙はすべて青だった」とあれば、「箱の色紙はどれも青かった」は合っています。逆に、本文が「青い色紙もあった」なら、同じ選択肢は選べません。強い言葉そのものを嫌うのではなく、筆者が述べた範囲を守ります。

最後の2択を交互に読み続ける

誤った書き方:「ウもエも目的に合う使い方だから、長いほうを選ぶ。」→どこが違うか:共通部分しか見ておらず、本文が大事にしている条件を比べていません。→正しい書き方:「決まった使い方を知る必要があるかを比べ、『知ったうえで』に合うエを選ぶ。」

図3のように、最後の2択では、まず異なる部分を取り出してから、その違いを確かめられる本文へ戻ります。「どちらが何となく自然か」という比べ方を続けるより、調べることが具体的になります。共通する語に印を重ねても、新しい判断材料は増えません。

図3 最後の二つの選択肢の違いを取り出して根拠へ戻る手順

時間を使う場所も、この違いに合わせて決めます。たとえば主語だけが違うなら、本文のその動作をした人物を確認します。理由だけが違うなら、出来事の前後を読みます。文章全体の主張が違うなら、結論とそこへ至る説明を見ます。いつも全文を初めから読み直す必要があるわけではありません。

それでも根拠が見つからないときは、設問の条件をもう一度見ます。人物や時点を取り違えていると、いくら探しても対応する根拠に届きません。同じ箇所を読み返しても判断が進まない場合は、問題用紙に「ウ・エ、決まりを知るか」のように候補と争点を残して次へ進み、後で戻ります。解答欄への記入は問題の指示に従い、迷いのメモと答えの記号を混同しないようにしましょう。

見直しで答えを変えるときも、「最初の答えが不安になったから」だけでは変えません。見落としていた「まだ」を見つけた、主語が別人だと気づいたなど、新しく確かめた根拠があるかを問います。早く決めることだけを目標にせず、判断の材料が増えたかを目印にすると、時間をどこに使うか考えやすくなります。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

練習1

菜月は、雨の日には窓辺の鉢に水をやらない。雨が当たる場所に鉢を置いているからだ。ただし、晴れの日にも、土が湿っていれば水をやらない。

問 本文の内容に合うものを1つ選びましょう。

ア 菜月は、晴れの日には必ず鉢に水をやる。

イ 菜月は、雨の日でも土が湿っていれば水をやる。

ウ 菜月は、晴れの日でも土の状態によっては水をやらない。

エ 菜月は、雨が当たらないように鉢を室内へ移している。

選んだら、天気と土の状態を分け、本文のどの条件と対応するかを口に出してみましょう。

練習2

図書係の悠は、返された本をすぐには棚に戻さなかった。ページの間にしおりが挟まっていないか、1冊ずつ確かめていた。「借りた人が大切にしていたものかもしれないからね」と悠は言った。

問 悠が本をすぐに棚へ戻さなかった理由として、最も適切なものを1つ選びましょう。

ア 置き忘れられた大切なものがないか、確かめたかったから。

イ 本の内容をすべて覚えてから、ほかの人に貸したかったから。

ウ すべての本にしおりを挟んでから、棚に並べたかったから。

エ 借りた人が本を破ったので、その人に注意したかったから。

行動の説明だけで止めず、その行動を取った目的が選択肢に表されているかも確認しましょう。

練習3

初めて焼いたパンは、形がふぞろいだった。里子は皿を見つめて肩を落とした。弟が一口食べ、「外はかりっとしていて、中は柔らかいね」ともう1つ取った。里子は小さく笑い、「次は形もそろえてみる」と言った。

問 最後の里子の気持ちとして、最も適切なものを1つ選びましょう。

ア 形がそろわなかったので、パンを焼くことをやめようとしている。

イ 弟に食べてもらっても、失敗したという思いだけに沈んでいる。

ウ 弟が形を直してくれたので、自分では何もしなくてよいと思っている。

エ 弟の反応に励まされ、次は形にも気を配って作ろうとしている。

初めと最後を分け、変化のきっかけを示す部分と、本人の発言を結びつけて答えましょう。

練習4

道順を教えるとき、細かく説明すれば必ず伝わるとは限らない。曲がる場所の目印がはっきりしていれば、短い説明でも相手は進める。必要なのは、言葉を増やすことより、相手が迷う場所を考えることだ。

問 筆者の考えとして、適切でないものを1つ選びましょう。

ア 道順の説明は、細かくすれば必ず伝わるわけではない。

イ 道順の説明は、言葉を増やすほど必ず伝わりやすくなる。

ウ 目印がはっきりしていれば、短い説明でも役に立つ。

エ 道順を教える際には、相手がどこで迷うかを考える必要がある。

この問題は、ほかの練習と選ぶ条件が違います。最後に設問を見直してから記号を決めましょう。

答えと解説

練習1の答え:ウ。本文の「晴れの日にも、土が湿っていれば」が根拠です。アは条件を外して「必ず」にし、イは雨の日には水をやらないという内容に反します。エは、雨が当たる場所に置いていることと逆です。ウの「土の状態によっては」は、湿っている場合を含む言い換えです。

練習2の答え:ア。しおりの確認と「大切にしていたものかもしれない」という発言が、置き忘れを確かめる目的を支えます。イの暗記、ウのしおりを挟む作業、エの本の破損は、本文から読み取れません。アは、実際に忘れ物があったと断定していない点も合っています。

練習3の答え:エ。弟がもう1つ取ったことと、里子が次の工夫を口にしたことを合わせます。アとイは最後の前向きな発言に合わず、ウの形を直す出来事もありません。形への不満が完全に消えたとまでは言えませんが、次も作ろうという方向への変化は読み取れます。

練習4の答え:イ。「必ず伝わるとは限らない」と述べる本文に対し、イは言葉を増やせば必ず伝わりやすくなると断定しています。ア・ウ・エは、それぞれ本文の3つの文に支えられています。「適切でないもの」を選ぶ指示なので、一致するものを見つけただけで解答を終えないようにします。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

部分を照合する読み方は、記述問題の見直しにもつながります。自分が書いた答えを、人物、理由、行動などに分ければ、本文にない説明を足していないかを確かめられます。空所補充でも、空所の前後と選択肢の意味がつながるかを見るときに役立ちます。

家庭で5分ほど使うなら、1つ目は「選ばなかったものを1つだけ説明する」練習です。お子さまに、違う部分を指し、その部分と比べた本文も示してもらいます。説明が「何となく」になったら、人物、範囲、理由のうち何を比べたのか尋ねます。毎回すべての選択肢を詳しく説明させる必要はありません。

2つ目は、本文に合う短い選択肢の一語を変える練習です。練習1の「土の状態によっては」を「必ず」に変え、なぜ合わなくなるかを話します。お子さまが問題を出す役になってもよいでしょう。個別指導では、区切れない場合は主語と述語へ、根拠を探せない場合は指示語や前後の文のつながりへ戻って確かめます。迷った記号だけではなく、どこを比べたかを見て、戻る場所を決めます。

まとめ

選択肢を選ぶ場面には、読んだ内容を確かめる小さな説明の機会があります。正しい記号を書けた日も、「この部分を本文のここで確かめた」と言えれば、自分の判断を後からたどれます。誤った日には、選択肢全部を苦手と考えず、見落とした条件を1つ特定できます。

最後の2択で必要なのは、答えらしい響きを探し続けることではありません。異なる一部分を見つけ、その違いを本文で判断することです。選択肢の正しさは、見覚えのある言葉の数ではなく、本文との対応で決まります。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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