
武蔵野個別指導塾の特徴
【中学受験国語】記述問題②理由 心情 要約を図解で総まとめ—理由説明 心情説明 要約の手順|武蔵野個別指導塾

理由・心情・要約の書き分けを、実験の記録や友達との会話を題材にした例題と3枚の図で確かめます。模範解答と表現が違うときも、根拠と必要な内容を比べて答案を直せます。
よくあるのは、理科室の実験台の脇で班の記録を読み返し、「なぜ、もう一度確かめたのですか」と聞かれたお子さまが、「もう一度確かめたいと思ったからです」と答えて止まる場面です。行動は言えていますが、その行動が必要になった事情はまだ伝わりません。「何が起きて、何を確かめる必要があったのか」と尋ね直すと、説明すべき中身が見えてきます。
国語の記述でも、理由、心情、要約は、同じ文章を材料にしていても答えの中心が違います。理由なら行動や判断を生んだ事情、心情なら人物の気持ち、要約なら文章全体の大事な内容を残します。本文の言葉をたくさん集めるだけでは、この違いを表せません。
長い答えを一度に完成させようとせず、まず「何を答えるか」と「どこを根拠にするか」を決めましょう。そこから短い文を組み立てれば、模範解答と表現が違っても、自分の答えに必要な内容が入っているかを確かめられます。
この単元で身につけること
- 問いの種類を見分けます。「なぜ」「どのような気持ち」「要約しなさい」の指示から、答えの中心を決めます。
- 理由を結果からさかのぼって探します。問われた行動を繰り返さず、その行動につながる事情や目的を本文から選びます。
- 心情をきっかけと結びます。「うれしい」「悲しい」だけで終えず、人物が何をどう受け止めたのかを添えます。
- 要約で残す内容を選びます。文章の話題と中心となる考えを押さえ、それを支える理由や対比を必要に応じて残します。
- 模範解答と意味のまとまりを比べます。同じ単語の数ではなく、必要な内容、内容どうしの関係、設問の条件を確かめます。
これまで学んだ主語と述語のつながり、指示語の指す内容、段落の要点が、記述の材料を整理する土台になります。答えを書く前に口で説明する練習も役立ちます。ただし、話せたことをそのまま全部書くのではなく、読み手が本文のどの場面を指しているか迷わない文に整えます。
基本の考え方
理由は「その行動をした事情」を説明します
理由説明は、ある行動や判断について「どうしてそうしたのか」を明らかにする答え方です。「結衣は記録を見直した」という文に対し、「記録を見直したから」と答えても理由にはなりません。見直す前に起きたことや、見直すことで確かめようとしたことを探す必要があります。
たとえば、本文に「2枚の記録には違う数が書かれていた。このままではどちらが正しいか決められない。結衣は元のメモを開いた」とあれば、元のメモを開いた理由は、記録に食い違いがあり、正しい数を確かめる必要があったことです。「元のメモがあったから」では、使える物の説明にとどまり、開く必要を説明できません。
理由の材料には、原因となる事情と、目指す目的があります。設問と本文に応じて、片方だけで十分な場合も、両方が必要な場合もあります。「数が違っていたため、正しい数を確かめたかったからです」のように、事情から目的へつなぐと行動の筋道がはっきりします。ただし、本文にない目的を自分で付け足してはいけません。
文末を「〜から。」にしただけで理由が完成するわけではありません。書いた理由の後ろに「だから、問われた行動をした」と続けて、筋が通るかを読みます。また、実際の問題に文末や文の形の指定があるときは、その指定を優先します。
心情は「きっかけをどう受け止めたか」まで読みます
心情とは、人物の心の中の思いや気持ちです。本文に「安心した」と書かれていれば、その言葉が有力な手がかりになります。直接書かれていない場合は、会話、行動、表情と、その前後の事情を合わせて考えます。同じ「涙」でも、悔しさ、悲しさ、喜びでは説明が違います。
「発表を終えて涙が出た」という一文だけから、「失敗して悲しい」と決めることはできません。その前に何を心配し、実際に何が起きたかが必要です。「最後まで話せないと思っていたが、仲間に励まされて話し終えた」という流れなら、話し終えた安心や、仲間への感謝を考えられます。どの気持ちまで答案に入れるかは、設問の範囲と本文の根拠で決めます。
心情説明は、「きっかけ+心情」を基本にします。もう少し詳しくすると、「出来事→人物の受け止め→気持ち」です。友達が待っていたという出来事に対し、「見放されていなかった」と受け止めるなら安心につながります。「自分のせいで待たせた」と受け止めるなら申し訳なさにつながります。出来事だけで気持ちを自動的に決めないことが大切です。
図1のように、理由と心情では、材料をつないだ先が違います。理由は行動を説明し、心情は人物の気持ちを説明します。答えを読むときは、矢印の先に設問で求められた内容があるかを確かめましょう。

心情が変化する場面では、最初と最後の気持ちを分けます。「不安だったが、友達がうなずくのを見て安心した」のように、変化のきっかけを間にはさみます。ただし、「このときの気持ち」とだけ問われた場合に、常に前の気持ちまで長く書く必要はありません。問われた時点を説明するのに必要な範囲を選びます。
要約は「短い文章への組み直し」です
要約とは、文章の大事な内容を残し、全体を短くまとめることです。好きな一文を抜き出したり、各段落の最初をつないだりするだけでは、要約にならない場合があります。どの話題について、何を伝えている文章なのかをつかみ、そのつながりを保って書き直します。
説明的な文章なら、「話題」「中心となる考え」「それを支える理由や対比」を区別すると整理できます。例がいくつも出てくる場合は、共通する内容をまとめます。たとえば、鉢の置き場所、葉の色、土の乾き方を記すという例は、文脈に合えば「植物の様子や育つ条件を記録する」とまとめられます。ただし、その具体的な条件自体が結論を支える重要な情報なら、消してはいけません。
物語の要約では、主な人物、問題となった出来事、その後の行動や変化、結末を追います。説明文と同じように、筆者の主張を無理に探す必要はありません。どちらも、文章にない感想や評価を足さない点は共通しています。
長さを調整するときは、まず重複や細かな例を見直します。最初から語尾や助詞ばかり削ると、「誰が何をしたか」が読みにくくなります。本文が「役立つことがある」と述べているのに、「必ず役立つ」と強めることも避けます。短くしても、もとの文章の意味の強さは保ちます。
例題で解き方を確かめる
以下の文章と問題は、考え方を確かめるために作ったものです。解答例の表現だけを覚えず、どの言葉を根拠にしているかを一緒に確認してください。答案の長さを指定した問題では、句読点も1字として数えます。
例題1 行動の繰り返しを理由に直す
本文:班の記録用紙には、同じ時刻の水温が別々の数で書かれていた。結衣は「このままでは結果をまとめられないね。元のメモで正しい数を確かめよう」と言い、2人のメモを並べた。
設問:結衣が2人のメモを並べたのはなぜですか。記録用紙の状態と結衣の目的を入れ、50字以内で説明しなさい。
- 問われた行動を「2人のメモを並べた」と押さえます。何の理由を書くのかを固定すると、結果をまとめる方法だけを答えるずれを防げます。
- 行動の前にある事情を探します。同じ時刻の水温なのに数が違っていたことが、確かめ直す必要を生んでいます。
- 会話から目的を取ります。「正しい数を確かめよう」が、そのまま行動の目的の根拠になるからです。
- 事情と目的を1文につなぎます。「水温の記録が食い違い、正しい数を確かめたかったから。」なら、問われた行動まで筋が通ります。
「結果をまとめたいから」だけでは、設問が求める記録用紙の状態が入りません。一方、「間違えた友達を注意したかったから」は、本文にない意図を足しています。何のために確かめたかは、会話に示された範囲で説明します。
答え:水温の記録が食い違い、正しい数を確かめたかったから。
例題2 安心と喜びを区別してつなぐ
本文:航は、話し合いで出した案を誰にも使ってもらえないのではないかと心配していた。翌日、美咲が「航の図を使うと説明しやすいね」と言った。航は肩の力を抜き、その図をみんなに見える所へ置いた。
設問:図をみんなに見える所へ置いたとき、航はどのような気持ちでしたか。きっかけがわかるように、60字以内で説明しなさい。
- 問われた時点を確認します。答えるのは、美咲の発言を聞いた後の気持ちであり、初めの心配だけではないからです。
- 心配の中身を読むと、「案を使ってもらえないのではないか」とあります。何を気にしていたかがわかると、その後の変化を説明できます。
- 美咲の発言と「肩の力を抜き」を合わせます。図が役立つと認められ、心配が薄れたことが安心の根拠です。図を見える所へ置く行動も、自分の図が使われることを前向きに受け止めた様子に合います。
- きっかけと気持ちをつなぎます。「みんなにほめられて得意になった」まで広げず、本文が支える安心と喜びにまとめます。
「うれしい気持ち」だけでも方向は合っていますが、何がうれしいのかが伝わりません。また、図が完成したことへの喜びと、図が役立つと認められた喜びは別です。本文の出来事を添えると、この違いがはっきりします。
答え:自分の図が役立つと認められて安心し、うれしく思う気持ち。
例題3 具体例を整理して要約する
本文:観察したことは、その日のうちに記録しておきたい。日がたつと、どの鉢の葉が黄色くなったのか、土がどれくらい乾いていたのかを取り違えることがあるからだ。ただし、様子だけを書けば十分というわけではない。置き場所や水やりの時刻などの条件も添えると、後から変化の理由を考える手がかりになる。
設問:この文章を70字以内で要約しなさい。記録する時期、条件を書くこと、それぞれの理由を入れること。
- 話題を「観察の記録の残し方」と決めます。植物を育てる方法そのものが中心ではないことを確かめるためです。
- 大事な内容を2つに分けます。「その日のうちに記録する」と「条件も添える」が、残すべき行動です。
- それぞれの理由をつけます。前者は後で記憶を取り違えることを防ぐため、後者は変化の理由を考える手がかりにするためです。
- 例をまとめて文をつなぎます。葉や土の詳しい例を省いても、記録の方法とその理由が伝われば、中心の内容は残せます。
図2のように、要約では、例を小さくする前に何を残すかを決めます。この問題では設問が求める4つの内容が明確なので、書き終えた文をその4つに分けて点検できます。

「観察では記録が大切だ」では短すぎて、時期も条件も消えています。逆に葉の色の話を詳しく残すと、条件を書く理由を入れる余地がなくなります。また、「条件を書けば変化の理由が必ずわかる」とすると、本文の「手がかりになる」より強い意味になってしまいます。
答え:記憶の取り違えを防ぐため観察はその日のうちに記録し、変化の理由を考える手がかりとして条件も書き添える。
例題4 模範解答と違う言葉の答案を比べる
本文:莉子は、友達に本を返す約束を忘れていた。友達は「次でいいよ」と笑ったが、莉子はその本を楽しみにしていると聞いていた。莉子は帰宅すると、忘れないように本をかばんへ入れた。
設問:莉子が帰宅すると本をかばんへ入れたのはなぜですか。友達の事情と莉子の目的を入れて説明しなさい。
比較する解答例は「本を楽しみにしている友達に、今度は忘れずに返したいと思ったから。」です。これに対して、ある答案が「友達が読むのを待っている本を、次は忘れず返せるようにしたかったから。」だったとします。
- 設問の必要な内容を分けます。「友達の事情」と「莉子の目的」の2つが書かれているかを見るためです。
- 両方の答えで対応する部分を探します。「本を楽しみにしている」と「読むのを待っている」は、この場面では対応します。「今度は忘れずに返したい」と「次は忘れず返せるようにしたい」も対応しています。
- 本文と食い違う追加がないかを調べます。「友達に怒られるのが怖い」という内容は、本文からは読み取れないため加えません。
- 文末と主語のつながりを見直します。事情と目的がつながり、理由として読めれば、表現が違うだけで誤りとは決められません。
実際の採点は問題ごとの基準によりますが、復習では同じ言葉を何個使ったかより、必要な意味が残っているかを先に見ます。「友達に本を返すためだから」では、友達の事情が抜け、忘れないように準備したという場面の特徴も弱くなっています。
答え:本を楽しみにしている友達に、今度は忘れずに返したいと思ったから。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 理由の中に問われた行動を戻してしまう
誤った書き方:「メモを並べようと思ったから。」→どこが違うか:並べようと思った事情が説明されておらず、「なぜ並べたか」という問いが残ります。→正しい書き方:「水温の記録が食い違い、正しい数を確かめたかったから。」
直すときは、文末の「から」を一度隠して読みます。その部分だけで、行動が必要になった事情が伝わるかを見てください。「そうしたかった」という意欲だけを答えている場合は、直前の会話や状況に戻ります。ただし、理由が必ず直前の1文にあるとは限りません。段落をまたいで説明されているときは、その内容も合わせます。
誤り2 心情の代わりに行動を書いてしまう
誤った書き方:「肩の力を抜いて、図をみんなに見える所へ置いた気持ち。」→どこが違うか:行動の末尾に「気持ち」を付けても、心の中の思いにはなりません。→正しい書き方:「自分の図が役立つと認められて安心し、うれしく思う気持ち。」
行動は気持ちを考えるための根拠です。答案に入れるときは、その行動が前後の流れの中でどんな気持ちを表すかを言葉にします。「肩の力を抜く」だけなら体の動きとも読めますが、心配していた航が美咲の言葉を聞いた後なので、緊張が和らいだと読み取れます。気持ちの言葉を難しくする必要はありません。「安堵」という語を知らなくても、「安心した」と正確に書けます。
図3のように、答案は必要な内容、本文の根拠、設問の条件を別々に照合します。気持ちの方向が合っていても、きっかけを問われているのに書かなかった場合は、その不足を直します。

誤り3 要約で結論だけを残してしまう
誤った書き方:「観察したら条件を書けばよい。」→どこが違うか:例題3で指定された記録の時期と2つの理由が消えています。「条件も添える」という意味も、「条件だけでよい」に近づいています。→正しい書き方:「記憶の取り違えを防ぐため観察はその日のうちに記録し、変化の理由を考える手がかりとして条件も書き添える。」
要約で削るのは、設問が求める中心の内容ではありません。書く前に、残す内容を短いメモで並べておけば、長さを調整した後にも点検できます。とくに「ただし」「一方」「そのため」の前後は、補足、対比、理由と結果のつながりを示すことがあります。接続語をそのまま残さない場合も、関係まで消えていないかを確かめましょう。
模範解答を写して終えると、どの不足を直したのかが見えなくなります。自分の答案に「理由の事情がない」「心情が行動のまま」「要約の時期がない」のように、直す場所を短く書き添えます。その後で本文を見ながら書き直すと、次に同じ種類の問題を解くときの確認点が残ります。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
各問題を読み、本文から答えの材料を選んでください。完成したら、解答例を開く前に「問いに合う中心があるか」「本文に根拠があるか」「指定された内容がそろうか」の順に確かめます。
練習1 事情と目的をつないで理由を書く
本文:学級の棚には、読み終えた本が戻されず、空いた場所が目立っていた。直人は「どの本を誰が持っているのか、今はわからないね」と言い、貸し出すときに名前を書く紙を用意した。
設問:直人が名前を書く紙を用意したのはなぜですか。棚の状態を並べるだけでなく、わからないことと確かめたいことが伝わるように、50字以内で答えなさい。
練習2 気持ちの変化を読む
本文:紬は、育てていた花のつぼみがいつまでも開かず、このまま枯れるのではないかと心配していた。朝、窓辺を見ると、つぼみの先から花びらがのぞいていた。紬はほっと息をつき、家の人を呼んだ。
設問:花びらを見たときの紬はどのような気持ちですか。心配していたことと、気持ちが変わったきっかけを入れ、60字以内で答えなさい。
練習3 対比を保って要約する
本文:道順を伝えるとき、曲がる回数だけを伝えても、初めて来る人は迷うことがある。似た交差点が続けば、どこで曲がるのか区別しにくいからだ。そこで、公園や郵便局などの目印を曲がる場所と一緒に伝えると、場所を確かめやすくなる。
設問:この文章を60字以内で要約しなさい。曲がる回数だけでは不十分な理由と、伝え方の工夫を入れること。
練習4 答案の不足を見つけて直す
本文:悠は紙の橋を作ったが、中央が折れてしまった。友達が折り目を増やす方法を教えると、橋は重りを支えられた。悠は「1人では思いつかなかったよ。教えてくれて助かった」と言った。
設問:橋が重りを支えられたときの悠の気持ちを、友達への思いも含めて説明しなさい。「橋が重りを支えられて、うれしい気持ち。」という答案に不足する内容を補って書き直してください。
答えと解説
練習1の答え:誰がどの本を借りているかわからず、借りた人を確かめられるようにしたかったから。
「本が戻らないから」だけでは、名前を記録することとのつながりが十分に示されません。直人の会話にある「誰が持っているのかわからない」を受け、名前を残す目的まで書きます。「借りた人を罰するため」は、本文にない内容です。
練習2の答え:枯れるのではないかと心配していた花が咲き始めたのを見て、安心して喜ぶ気持ち。
「ほっと息をつき」が安心を示し、花びらを見つけて家の人を呼ぶ行動から喜びも読み取れます。「花が満開になった」と書くと、つぼみの先から花びらがのぞいた段階を越えてしまいます。変化のきっかけも、本文の様子に合わせます。
練習3の答え:道順は曲がる回数だけでは似た交差点を区別しにくいため、目印と曲がる場所を一緒に伝えると確かめやすい。
公園と郵便局は「目印」にまとめられます。一方、「回数だけでは区別しにくい」という問題点と、「目印と場所を一緒に伝える」という工夫は両方残します。「回数を伝えてはいけない」と断定すると、本文が示す「回数だけでは不十分」という意味からずれます。
練習4の答え:橋が重りを支えられてうれしく、方法を教えて助けてくれた友達に感謝する気持ち。
元の答案には喜びが入っていますが、設問の「友達への思い」がありません。「教えてくれて助かった」という会話を根拠に、感謝を足します。単に「友達がいた」と加えるだけでは、友達に対する気持ちを説明したことにはなりません。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
理由と心情を書き分ける力は、長い文章の内容説明にもつながります。要約で要点を選ぶ力は、意見文を書く前に資料の内容を整理するときにも使えます。どちらも、材料を多く集めることと、必要な材料を選ぶことを分けて考える練習です。
家庭では5分で、次の2つの確かめ方ができます。1つ目は、例題1の答えを紙で隠し、「どんな困り事があったか」「何を確かめたかったか」をお子さまに1つずつ話してもらう方法です。2つの答えをつないでから、文章にします。最初から完成した1文を求めないことで、どちらの材料を見落としているのかが見えます。
2つ目は、練習3の本文を読み、「消しても中心が残る具体例」と「消すと説明が足りなくなる内容」を1つずつ選ぶ方法です。選んだ理由も話してもらってください。保護者の方が正解の文を先に言うより、残す内容を選んだ根拠を一緒に本文で確かめると、直す場所が具体的になります。
個別指導では、文が長く書けないという結果だけを見ず、問いの意味、根拠の箇所、主語と述語の対応のどこで止まったかまで戻って確かめます。口では説明できる場合は、必要な内容を短く書き出し、その内容どうしを1文につなぐ段階から整えます。
まとめ
模範解答を見て「同じ文が書けなかった」と感じたときこそ、単語を比べる前に、答えに必要な内容を分けてみてください。表現が違っても意味がそろっている部分と、本文の根拠を拾い直す部分は区別できます。不足を1つ見つけて直せれば、次の問題で確かめる場所も定まります。
理由の文末や心情の言葉は、内容を運ぶための形です。その形の内側に、本文から選んだ事情とつながりがあるかを読み返しましょう。記述の説得力を決めるのは、長さではなく、本文と答えを結ぶ根拠の確かさです。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




