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【中学受験社会】日本の地形を図解で総まとめ—山地 山脈 川 平野 盆地 海岸の名前と特徴|武蔵野個別指導塾

扇状地と三角州の模式図や川の長さを比べる例題を通して、山地・平野・盆地・海岸の特徴を整理します。地形と農業・漁業のつながりまで、理由を添えて説明できる力を育てましょう。
よくあるのは、夕方の台所のテーブルで地図帳を開いたお子さまが、「信濃川は長い川だから、三大急流にも入るのかな」と手を止める場面です。川の名前は覚えていても、長さと流れの速さを同じものとして考えると、選ぶ答えが変わってしまいます。隣のページにある扇状地と三角州も、どちらも川が運んだものからできるため、形だけで区別しようとすると迷います。
地形の学習では、名前を言えることに加えて、「どこにあるか」「何の働きでできたか」「暮らしにどう使われるか」をつなぐことが必要です。山から海へ川の流れをたどると、ばらばらだった地名に順序が生まれます。平野の米づくりや盆地の果樹栽培も、その土地の水や傾きから考えられます。まずは山・川・海の位置関係を押さえ、その上に代表的な地名を置いていきましょう。
この単元で身につけること
- 山地と山脈を区別し、日本の主な山地・山脈の位置を説明します。名前の暗記だけで終わらせず、東西や南北の並びを確かめます。
- 川の長さ、流域面積、流れの急さを分けて考えます。同じ川についての説明でも、比べているものが違えば答えが変わることを理解します。
- 平野と盆地を周囲の地形から見分けます。平らな土地という共通点と、山に囲まれるかどうかという違いを整理します。
- 扇状地と三角州のできる場所を説明します。川の働き、積もる土砂、水はけを順につなぎ、土地利用の理由を考えます。
- 海岸の形と産業の関係を読み取ります。リアス海岸の入り江と養殖、砂浜海岸と砂丘などを、でき方とともに押さえます。
学校で学んだ「川の上流と下流」「地域の土地利用」が土台になります。都道府県の位置がまだあいまいな場合は、地形名を覚えるときに県名も一緒に指すと、場所を確かめながら進められます。すべてを一度に書き出すより、川1本と、その川が流れる平野1つを組にして説明するところから始めると取り組みやすくなります。
基本の考え方
山の並びを日本の骨組みとして見る
山地は、山が集まって広がる地域です。山脈は、山々が列のように連なるものをいいます。ただし、地名としての呼び方は見た目だけで自由に変えられません。「奥羽山脈」を「奥羽山地」と書き換えず、地図にある正式な地名で覚えます。山地や山脈は川の水源になり、雨や雪の降り方、交通路の通り方にも関わります。
日本の山の位置は、北から南へたどると整理しやすくなります。北海道の日高山脈は、北海道の中央より南東側に延びています。東北地方では、奥羽山脈が中央部を南北に延び、その東側に北上高地や阿武隈高地があります。地図で高地という言葉を見たときも、平野と取り違えず、山がちな地域として位置を確かめます。奥羽山脈の東と西のどちらを見ているのかを意識すると、後で川や気候を学ぶときの手がかりになります。
本州の中央部では、飛驒山脈・木曽山脈・赤石山脈をまとめて日本アルプスと呼びます。飛驒山脈は北アルプス、木曽山脈は中央アルプス、赤石山脈は南アルプスです。この「北・中央・南」という呼び名だけから、3つが南北に一直線に並ぶと考えないようにしましょう。大まかに西から東へ見ると、飛驒・木曽・赤石の順になります。漢字と通称を組にし、位置は別に地図で確かめます。
西日本では、中国山地と四国山地がそれぞれの地方を東西に延び、九州には九州山地があります。中国山地を境にした日本海側と瀬戸内海側の違いは、気候の学習にもつながります。山の名前に加えて「どの海の側か」を言えると、山をただの点ではなく、地域を分けるまとまりとして捉えられます。
川の3つの働きと、比べ方の違い
川には、土地を削る侵食、削った石や砂などを運ぶ運搬、運んだものを積もらせる堆積の働きがあります。上流の急な斜面では深い谷ができやすく、流れが緩やかになる場所では土砂が積もりやすくなります。ただし、上流には侵食しかなく、下流には堆積しかないという分け方ではありません。川の曲がり方や水の量などによって、同じ区間でも場所ごとの働きが異なります。
日本の川には、大陸の大きな川と比べて短く、傾きが急なものが多いという特徴があります。山から海までの距離が短い場所が多いためです。ここでいう傾きは、進む距離に対して土地の高さがどれだけ下がるかを表します。「短い川は必ず速い」とまではいえず、流れの速さには水量や川幅なども関係します。
川の長さは、水源から河口まで川筋に沿って測る距離です。流域面積は、その川と支流に雨水などが集まる土地の広さです。支流は本流に流れ込む川をいいます。流域を学校の校庭にたとえるなら、排水口までの水の道筋の長さと、その排水口へ水が集まる地面の広さは別のものです。地図上で川が細く描かれていても、流域が狭いとは限りません。
日本で最も長い川は信濃川で、長野県内では千曲川と呼ばれ、新潟県を通って日本海へ注ぎます。長さでは利根川、石狩川が続きます。一方、流域面積が日本で最も広い川は利根川です。最長という言葉を見たら長さ、最大の流域面積という言葉を見たら集水する土地の広さ、と読み分けましょう。
三大急流は最上川・富士川・球磨川です。最上川は山形県を流れて日本海へ、富士川は山梨県と静岡県を通って駿河湾へ、球磨川は熊本県を流れて八代海へ注ぎます。三大急流は、すべての川の速さを同じ条件で測って決めた上位3本という意味ではありません。長さの順位と置き換えず、この3本の組として覚えます。また、三大急流に数えられる川でも、全区間が同じように急な流れになるわけではありません。
平野・盆地・川がつくる地形
平野は、低くて平らな土地が広がる地域です。盆地は、周囲を山に囲まれた比較的平らな土地です。「平ら」という共通点だけでは見分けられないので、周囲の山の有無まで見ます。盆地を流れ出る川もあり、山に囲まれていることは、水の出口がないことを意味しません。台地は、周囲の低地より一段高くなった平らな土地で、平野の中に含まれることもあります。
川が山地から平地へ出たところでは、運ばれてきた土砂が扇の形に積もり、扇状地ができます。河口付近では、川が海や湖へ運んだ砂や泥が積もって三角州ができます。図1のように、山地の出口と河口を先に押さえると、形が似て見えても区別できます。この図は位置関係を示す模式図で、実際の距離や傾きの大きさを表すものではありません。

図1の扇状地には、比較的粒の大きな砂やれきが積もりやすく、特に中央部では水が地下へしみ込みやすい傾向があります。このため、水をため続ける水田より、果樹園などに利用される例が見られます。ただし、扇状地の端では地下水が湧き出すことがあり、用水路が整えられた場所には水田もあります。「扇状地には水田がない」という断定は避けましょう。
三角州は低く平らで、細かな砂や泥が積もりやすい土地です。水を得やすい場所では水田として利用されてきましたが、都市が発達した場所もあります。扇状地も三角州も堆積によってできる点は同じです。違いを問われたら、できる場所や土砂の特徴を比べ、共通点を問われたら川の堆積作用を答えます。
代表的な平野と川は、組にして覚えると役立ちます。北海道の石狩平野と石狩川、十勝平野と十勝川、新潟県の越後平野と信濃川・阿賀野川、山形県の庄内平野と最上川が基本です。関東平野には利根川や荒川などが流れ、濃尾平野には木曽川・長良川・揖斐川の木曽三川が流れます。大阪平野では淀川、筑紫平野では筑後川にも注目します。平野は川1本だけでできるとは限らないので、組合せを唯一の対応だと思わないことも必要です。
盆地では、山梨県の甲府盆地、長野県の長野盆地、山形県の山形盆地、福島県の会津盆地などを押さえます。甲府盆地では周辺の扇状地などでぶどうやもも、長野盆地ではりんごの栽培が見られます。一方、会津盆地には水田が広がります。盆地という名前だけで果樹栽培に決めず、水はけや気温、用水などの条件を合わせて考えます。
例題で解き方を確かめる
例題1 日本アルプスの名前を対応させる
問いは、「北アルプス・中央アルプス・南アルプスの正式な山脈名を、それぞれ答えなさい」です。候補は飛驒山脈・赤石山脈・木曽山脈とします。似た地名を見たときほど、通称と地図上の位置を分けて確認します。
- 問いが求めているのは山脈名だと確かめます。地方名や県名を答えても、問われた種類が違うためです。
- 北アルプスと飛驒山脈、中央アルプスと木曽山脈、南アルプスと赤石山脈を対応させます。通称の一部だけで推測せず、1組ずつ結びつけるためです。
- 北・中央・南の順に並べ直します。候補が並んでいる順と、答える順は同じとは限らないためです。
答え:北アルプスは飛驒山脈、中央アルプスは木曽山脈、南アルプスは赤石山脈です。
地図で確かめるときは、3つの山脈を同時に指すのではなく、西から東へ順にたどります。名称を正しく対応させる作業と、位置を確かめる作業を重ねると、「南アルプスだから中央アルプスの真南」という思い込みを修正できます。答案に書く前には、問題が通称を求めているか、正式な山脈名を求めているかも見直します。
例題2 川の長さのグラフを読む
図2では、信濃川を367 km、利根川を322 km、石狩川を268 kmとして、川の長さを棒グラフで表しています。問いは、「最も長い川の名前と、最も長い川と最も短い川の長さの差を答えなさい。また、この図だけで流域面積が最も広い川を選べますか」です。ここでの「最も短い」は、図に示した3本の中での比較です。

- 図2の横軸の単位がkmであることを確かめます。棒が表すのは川の長さであり、水量や流域面積ではないためです。
- 3本の数値を比べ、最大の367 kmと最小の268 kmを取り出します。差を求めるには、比較する2つの値を先に決める必要があるためです。
- 367 − 268 = 99と計算し、kmを添えます。同じ単位で表された長さどうしなので、そのまま引くことができるためです。
- 流域面積の値が図中にあるかを探します。この図には長さしか示されていないので、流域面積の大小を図から判断することはできません。
答え:最も長い川は信濃川、長さの差は99 kmで、流域面積が最も広い川はこの図だけでは選べません。
知識としては、流域面積が日本で最も広い川は利根川です。しかし、「この図だけでわかること」を問う問題では、覚えている知識と資料が示す内容を分けます。棒が長いという理由で流域面積まで広いと説明すると、根拠が合いません。数字を読む前に、題名と単位を確認する習慣をつけましょう。
例題3 土地の特徴から地形を決める
問いは、「Aは山地から川が平地へ出た場所に広がり、砂やれきが多く、水がしみ込みやすい土地です。Bは河口付近に広がる低く平らな土地です。AとBの地形名を答え、Aで果樹園が見られる理由を水はけに触れて説明しなさい」です。図1をもう一度見て、場所と性質の両方を手がかりにします。
- Aの「山地から平地へ出た場所」とBの「河口付近」に印をつけます。地形のできる位置が、扇状地と三角州を分ける最初の根拠になるためです。
- Aを扇状地、Bを三角州と判断します。どちらも川の堆積作用でできますが、土砂が積もる場所が違うためです。
- Aの砂やれき、水のしみ込みやすさ、果樹園という3点をつなぎます。「果樹園が多いから果樹栽培に適する」では、性質を説明したことにならないためです。
- 「砂やれきが多い」から「水はけがよい」へ進み、その性質を利用した果樹栽培につなげます。理由を問う記述では、土地の性質と利用法の関係を示すためです。
答え:Aは扇状地、Bは三角州で、Aでは砂やれきが多く水はけがよい土地を利用して果樹が栽培されます。
実際の果樹栽培には、日当たりや気温、品種、栽培技術なども関わります。この問いは水はけに触れる指定があるので、まず水のしみ込みやすさを中心に答えます。思いつく条件をすべて並べるより、問題の指定と資料に合う理由を選ぶことが、短い記述を正確にするこつです。
例題4 海岸と産業を理由で結ぶ
問いは、「山地の谷に海水が入り込んでできた、入り江の多い海岸を何といいますか。また、その入り江が養殖に利用される理由を、波の様子に触れて説明しなさい」です。実際の養殖には海水の温度やえさとなるものなどの条件も必要ですが、ここでは海岸の形から考えます。
- 「谷に海水が入り込む」というでき方に注目します。海岸が単に曲がっているだけでは、その成り立ちまで判断できないためです。
- 地形名をリアス海岸と決めます。山地の谷が沈水して、複雑な入り江ができた海岸を指すためです。
- 入り江の内側と外海を比べ、内側では外海の波が届きにくい場所があると考えます。養殖施設を設ける条件を、海岸の形と結びつけるためです。
- 地形名と理由を別々に整えます。名前が合っていても、理由に波との関係がなければ説明が不足するためです。
答え:リアス海岸で、入り江の内側には外海より波が穏やかな場所があり、養殖に利用しやすいためです。
三陸海岸の南部や志摩半島の海岸が代表例です。志摩半島の英虞湾では真珠養殖、三陸海岸の湾ではかきやわかめなどの養殖が見られます。「リアス海岸ならどこでも同じものを養殖する」と広げず、地名と養殖するものを組にして押さえます。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 長い川を三大急流として答える
誤った書き方は、「三大急流は信濃川・利根川・石狩川」です。この3本は長さを比べるときに登場する川で、三大急流の組とは異なります。どこが違うかを直すには、川の名前を眺める前に、「長い」「流域面積が広い」「急流」という問いの言葉を分けます。
正しい書き方は、「三大急流は最上川・富士川・球磨川」です。さらに、信濃川には「長さ」、利根川には「流域面積」という手がかりを添えます。地名カードの裏に特徴をいくつも詰め込むより、「何を比べた答えか」を1つずつ声に出すと、取り違えた場所を確かめやすくなります。
誤り2 盆地なら全部が果樹園だと考える
誤った書き方は、「盆地は水はけがよいので、どこでも果樹園になる」です。盆地という用語が表すのは周囲を山に囲まれた地形であり、内部すべての土の性質ではありません。盆地の中にも、山すその扇状地、川沿いの低地、台地などがあり、水の得やすさは場所によって変わります。
正しい書き方は、「盆地の周辺にある扇状地では、水はけのよさを利用して果樹が栽培される例がある」です。甲府盆地の果樹園と会津盆地の水田を並べて確かめると、「盆地」という一語で農業を決められないことがわかります。平野についても、すべてが水田になるわけではなく、畑・住宅・工場などの利用があります。
誤り3 海岸の形だけを見て名前をつける
誤った書き方は、「入り組んでいる海岸はすべて、波が陸地を削ってできたリアス海岸」です。リアス海岸を説明するときの中心は、もともとあった山地の谷へ海水が入り込んだことです。波が削る働きだけで説明すると、海に沈んだ谷という重要な特徴が抜けます。

図3のように、海水が入る前の谷と、入った後の入り江を対応させます。図3は同じ土地の輪郭を左右に置き、海面が相対的に上がった場合を示した断面の模式図です。実際の海岸線を上から写した図ではありません。正しい書き方は、「リアス海岸は、山地の谷に海水が入り込んでできた、入り江の多い海岸」です。
海岸にはほかにも、砂がたまった砂浜海岸や、波に削られてできた海食崖などがあります。九十九里浜は砂浜海岸の代表例です。鳥取砂丘では、海岸の砂が風によって運ばれ、積もって砂丘ができます。砂浜の砂を運ぶ海の働きと、砂丘をつくる風の働きを分けて覚えます。海の波で削られた比較的平らな面が陸側に現れ、段状になった地形は海岸段丘と呼ばれます。
また、リアス海岸の入り江で通常の波が穏やかなことと、津波の危険が小さいことは同じではありません。湾の形などによって津波が高くなる場合があります。地形は産業に役立つ条件にも災害に関わる条件にもなるので、「利用しやすい」から「安全」と結論づけないようにしましょう。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
練習1
次の説明に当てはまる川を答えましょう。アは長野県内で千曲川と呼ばれ、日本で最も長い川です。イは日本で流域面積が最も広い川です。ウは山形県を流れ、三大急流に数えられる川です。それぞれ、判断に使った言葉も説明しましょう。
練習2
図2の数値を使って、信濃川と利根川の長さの差、利根川と石狩川の長さの差を求めましょう。続いて、その2つの差を足すと何kmになるかを答え、例題2の結果と比べましょう。川の名前を計算のそばに書くと、引く数を取り違えにくくなります。
練習3
Aは山地の出口にできる扇形の土地、Bは河口付近に土砂が積もってできる土地、Cは周囲を山に囲まれた平らな土地です。それぞれの地形名を答えましょう。また、AとBに共通する川の働きを、侵食・運搬・堆積のうち、土砂が積もって地形ができることを直接表す言葉で答えましょう。
練習4
「リアス海岸の入り江では、外海より波が穏やかな場所があるため、養殖が行われる」と「鳥取砂丘は、川の河口に泥が積もってできた三角州である」の2文について、正しいものを選びましょう。誤っている文は、砂を運んで砂丘をつくる働きがわかるように直しましょう。
答えと解説
練習1の答えは、アが信濃川、イが利根川、ウが最上川です。アは「千曲川」「最も長い」、イは「流域面積」、ウは「山形県」「三大急流」が手がかりになります。正答できた場合も、特徴をどの言葉で判断したかまで確かめます。
練習2の答えは、信濃川と利根川の差が45 km、利根川と石狩川の差が54 km、2つの差の合計が99 kmです。367 − 322 = 45、322 − 268 = 54、45 + 54 = 99となります。長い順に並んだ3本について隣り合う差を足すと、最長と最短の差に一致します。
練習3の答えは、Aが扇状地、Bが三角州、Cが盆地で、共通する働きは堆積です。運搬も土砂を届けるために関わりますが、問いは「積もって地形ができること」を直接表す言葉を求めています。似た説明を知っているときほど、どの部分を答えるのかを読み直します。
練習4の答えは、正しいのが最初の文です。後の文は、「鳥取砂丘は、海岸の砂が風によって運ばれ、積もってできた砂丘である」と直せます。三角州と砂丘はどちらも物が積もった地形ですが、砂を運ぶ働きとできる場所が違います。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
山地や山脈の位置は、季節風と降水の違いを考える土台になります。平野・盆地・海岸の特徴は、米づくり、果樹栽培、養殖、交通、都市の発達へつながります。地形だけですべてが決まるわけではありませんが、産業の説明を始めるときの重要な条件になります。
家庭では、1つ目の方法として、5分で地図帳の川1本を水源側から河口まで指でたどってみましょう。通る県、平野、注ぐ海のうち、見つけたものを2つ言えれば十分です。最上川なら山形県と庄内平野、日本海をつなげられます。川の名前だけを言った場合との違いを確かめます。
2つ目の方法は、5分で紙に山・川・海を描き、扇状地と三角州を置くことです。保護者の方は「どちらが山の出口か」「なぜそこに土砂が積もるのか」と問いかけ、お子さまの説明に合わせて位置を直します。個別指導で誤答を確かめる際も、地名の暗記に戻る前に、上流と下流、土地の高さ、水がしみ込むという意味まで戻って確認します。どの言葉の理解が途切れているかによって、確かめる場所を変えます。
まとめ
地図の地名を隠しても、山の出口、川の流れ、海との境目を指しながら理由を話せれば、地形の理解は進んでいます。名前が出てこないときは地図で確かめ、理由が続かないときは、水や土砂の動きに戻ります。答えの名前だけを急いで訂正せず、どこまでは説明できているかを聞くと、次に確かめることが具体的になります。日本の地形の理解は、地名の数ではなく、その土地で水と土砂がどう動くかを説明できる言葉に表れます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




