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【高3英文法】倒置・強調・省略を図解で総まとめ—否定語の倒置・It is … that・so do I(高校英語・倒置・強調・省略)|武蔵野個別指導塾

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否定語やonlyによる倒置、強調構文と形式主語の違い、省略の補い方を3枚の図で整理します。並べ替えや誤文訂正、自作の短い英文で、語順を戻して意味を確かめる練習ができます。

よくあるのは、塾の自習室の白板の前で、文頭のNeverを見て「一度もない」と訳せたのに、その次のhaveと主語の位置が逆になっているため、疑問文なのかと手が止まる場面です。単語は知っていても、いつもの語順と違うだけで、主語と動詞のつながりが見えにくくなります。さらに、短い応答では動詞の中身が見当たらず、長い文ではItとthatの間に何が入っているのか判断できないこともあります。

倒置・強調・省略は、書き手が伝えたい部分を目立たせたり、すでに伝わっている部分を短くしたりするための仕組みです。見慣れない形を丸ごと暗記するだけでは、文中の人や時制が変わるたびに迷います。通常の語順ならどうなるか、どの部分を特に伝えているか、何を補えば意味が通るかを順に考えると、短い応答からまとまった文章まで読めるようになります。

この単元で身につけること

前の単元で学ぶ前置詞句は、only after the meetingのように倒置のきっかけになるまとまりにも現れます。語順を動かす前に、前置詞から名詞までを一つのまとまりとして取る力が役立ちます。用語を答えるだけで終えず、「いつ」「誰が」「何をした」の関係を説明できることを目標にしましょう。

基本の考え方

否定語とonlyの倒置は、動かす範囲を確かめます

倒置とは、通常とは異なる語順にすることです。ここでは主に、助動詞やbe動詞が主語の前に出る形を扱います。主語は動作や状態の主体を表し、助動詞はcanやwillのほか、完了形のhave、疑問や否定を作るdoなども含めて考えます。

英文1: I have never seen snow.

訳: 私は一度も雪を見たことがありません。

英文2: Never have I seen snow.

訳: 私は一度も雪を見たことがありません。

英文1では主語Iの後ろにhaveがあります。英文2では否定を表す副詞neverが文頭に出て、haveがIの前に移ります。意味の中心は同じですが、英文2は「一度もない」という点を強く打ち出す書き方です。疑問を尋ねているわけではないので、文末はピリオドです。図1のように、haveとIの順が変わっても、seenの動作を経験していない人はIのままです。

図1 否定語が文頭に出たときの助動詞と主語の順序

図1では、neverを前に出す動きと、haveを主語の前に置く動きを分けて追ってください。文頭だけを移して終えると、倒置が必要な位置を見落とします。完了形ではhaveと過去分詞の関係が保たれるので、seenを原形に変えてはいけません。

英文3: Rarely does Ken eat breakfast alone.

訳: ケンが一人で朝食を食べることはめったにありません。

rarelyは「めったに〜ない」という否定に近い意味の副詞です。通常の語順なら、Kenを主語にして動詞はeatsとなりますが、文頭にrarelyを置くとdoesを使って倒置し、後ろの動詞を原形eatにします。過去ならdidを使います。否定語があるから常に倒置するのではなく、文全体にかかる否定語句が文頭に置かれたことがきっかけです。

英文4: Only after lunch did Emma open the letter.

訳: エマがその手紙を開けたのは、昼食の後になって初めてでした。

英文5: Only Emma opened the letter.

訳: その手紙を開けたのはエマだけでした。

英文4ではonlyがafter lunchという時を表す句を限定し、そのまとまりが文頭に出ています。そのため主語Emmaの前にdidが必要です。一方、英文5ではOnly Emma全体が主語です。「エマだけ」という主語を作っているので、助動詞を前に出す倒置は起こりません。onlyを見つけたらすぐ倒置する、という覚え方は避けましょう。

英文6: Only when the room became quiet could I hear the music.

訳: 部屋が静かになって初めて、私はその音楽を聞き取れました。

節とは主語と動詞を含むまとまりです。英文6ではwhenで始まる節の中のthe room became quietは通常の語順で、後ろの主節、つまり文の中心となる部分がcould Iの順になります。onlyに続く節まで疑問文のように入れ替えないことが大事です。not untilで始まる時の表現でも、倒置するのは後ろの主節です。

強調は「選び出す部分」と「本当だと押す部分」を分けます

強調構文は、It isまたはIt wasとthatで、元の文の一部を挟んで目立たせる形です。名詞だけでなく、時や場所を表す語句も挟めます。基本の形では、強調する部分をthat以下の適切な位置に戻すと、普通の文になります。

英文7: It was in the library that I met Ken.

訳: 私がケンに会ったのは、図書館でのことでした。

ここで伝えたいのは、ケンに会った場所が図書館だったということです。in the libraryをmet Kenの後ろに戻すと、「私が図書館でケンに会った」という普通の文の関係が見えます。場所を強調していても、基本形を作る接続語はthatです。人を強調する場合にはwhoを使う形もあります。

英文8: It is surprising that Ken finished the work alone.

訳: ケンがその仕事を一人で終えたことは驚きです。

英文8のitは形式主語です。形式主語とは、本来の主語となる長いまとまりを後ろに置くとき、先に主語の場所を埋めるitのことです。後ろのthat節が「ケンがその仕事を一人で終えたこと」を表し、それ全体についてsurprisingという評価をしています。surprisingをthat以下の主語や目的語の位置に戻すことはできません。It isとthatがあるという見た目だけでは、強調構文と決められないのです。

英文9: I do understand your idea.

訳: 私はあなたの考えを確かに理解しています。

英文10: Yuki did finish the report yesterday.

訳: ユキは昨日、確かにそのレポートを仕上げました。

一般動詞の前のdo・does・didは、「本当にそうする」「確かにそうした」という強調にも使います。英文9なら、理解していないと思われた場面で理解していると押し出せます。過去の出来事にはdidを使い、その後ろの動詞はfinishのように原形です。強調構文が人物や場所などを選び出すのに対して、このdoは動詞で述べる内容が事実だという点を強めます。

短い応答では、前の文から内容を受け取ります

英文11: I enjoy reading short stories.

訳: 私は短編小説を読むのが好きです。

英文12: So do I.

訳: 私もそうです。

英文13: I cannot solve this puzzle.

訳: 私はこのパズルが解けません。

英文14: Neither can I.

訳: 私も解けません。

英文12は英文11を受けた別の人の発言です。soに助動詞と主語を続けて、「別の人にも同じ肯定内容が当てはまる」と表します。英文14は英文13の否定内容を受けています。neither自体に否定の意味があるので、canにnotは付けません。neitherをnorに替えることもできますが、いずれも助動詞を主語の前に置きます。

英文15: Tom was tired after practice.

訳: トムは練習の後、疲れていました。

英文16: So was Emma.

訳: エマもそうでした。

前の文がbe動詞ならbe動詞を、canならcanを受け継ぎます。一般動詞ならdo・does・didを選び、新しい主語との一致も確認します。「私も」を全部so do Iと決めると、英文16のような状態や過去の文を正しく受けられません。

一方、soの後ろが「主語、助動詞」の順になる形もあります。たとえば相手がケンの早起きについて述べた後のSo he does.は「確かに彼はそうですね」という確認です。この場合は別の人を加えていません。soの有無だけでなく、その後ろの語順と、誰について話しているかを一緒に読みましょう。

例題で使い方を確かめる

例題1 否定語から始める並べ替え

「私はそれまでその規則を一度も聞いたことがありませんでした」となるように、次の語句を並べ替えましょう。文頭はNeverとし、すべて1回ずつ使います。

語句: heard / I / that rule / had / Never / before

  1. 「それまで」という過去の基準時より前の経験を表すので、hadと過去分詞heardを組み合わせます。現在完了ではなく過去完了を使う根拠を先に押さえます。
  2. Neverを文頭に置くため、助動詞hadを主語Iの前に移します。疑問文ではなく、経験が一度もなかったことを述べる文です。
  3. heardの後ろに目的語that ruleを置き、beforeを文末に置きます。heardはすでに過去分詞なので、hadを前に移したことを理由に形を変えません。

答え: Never had I heard that rule before.(私はそれまでその規則を一度も聞いたことがありませんでした。)

この並べ替えでは、hadとheardが離れていても完了形として結び付いている点が要になります。語順を元に戻したときに「I、had、never、heard」という骨格を説明できれば、単語の列を暗記していなくても再現できます。

例題2 人物を選び出す和文英訳

「その鍵を見つけたのはユキでした」を、Itで始める強調構文で書きましょう。「見つけた」という過去の出来事と、見つけた人物がユキだという点を表します。

  1. 元の文の骨格を作ります。主語Yuki、動詞found、目的語the keyの順です。目的語とは動作の対象になる語句で、ここでは見つけた物を表します。
  2. 強調するのは人物Yukiなので、その部分をIt wasとthatの間に置きます。過去の場面を述べるため、この問題ではwasを選びます。
  3. thatの後ろにはfound the keyを残します。元の主語に当たるYukiをすでに前に取り出しているので、that以下にsheを足す必要はありません。

答え: It was Yuki that found the key.(その鍵を見つけたのはユキでした。)

図2のように、Yukiを囲む枠を見つけると、強調されているのが鍵ではなく人物だと確かめられます。日本語を「ユキは鍵を見つけました」だけで済ませると、英文が人物を選び出している点が薄れるので、訳でも「〜したのは」を使うと違いが見えます。

図2 鍵を見つけた人物を挟んで目立たせる強調構文

図2のthat以下には主語に当たる部分が残っていません。形式主語の文では、that以下がそれ自体で主語と動詞を備えた内容を表します。ただし、時や場所を強調した文ではthat以下に主語と動詞が両方残るので、空所の有無だけに頼らず、強調部分を元の位置に戻せるかも調べてください。

例題3 短い応答の空所補充

次の発言に「ケンもそうです」と応じるとき、空所に入る語を考えましょう。

発言: I have finished my homework.(私は宿題を終えました。)

応答: So ( ) Ken.(ケンもそうです。)

  1. 発言は肯定文なので、同じ内容を加えるsoを使います。ここでは否定を受けるneitherは選びません。
  2. 前の文はhave finishedという現在完了形なので、受ける助動詞はhaveの仲間です。finishedだけを見て、一般動詞の過去を受けるdidにしないようにします。
  3. 応答の主語はKenで3人称単数です。そのためhaveをhasに替え、so、助動詞、主語の順に置きます。

答え: has。完成文はSo has Ken.(ケンも宿題を終えています。)

短い応答では前の文をそのまま写すのではなく、新しい主語に合わせて形を選び直します。時制や肯定・否定は引き継ぎますが、主語の人称・数が変わることはあります。「何を省略しているか」と「残る助動詞はどの形か」は、別々に確認しましょう。

例題4 if anyを文脈から補う

次の英文のif anyが表す内容を、日本語で答えましょう。

英文17: Please mark any unclear points, if any, in the margin.

訳: わかりにくい点がもしあれば、余白に印を付けてください。

  1. anyが受けている名詞を探します。ここでは直前のunclear pointsという複数の「わかりにくい点」です。別の新しい物を指しているわけではありません。
  2. 条件を表すifの後ろに、存在を表すthere areとその名詞を補って考えます。if there are any unclear pointsなら「わかりにくい点が何かあれば」です。
  3. 「ある」とは断定していないことを訳に反映します。if anyは、該当する物がまったくない可能性も残す表現です。

答え: 「わかりにくい点がもし何かあれば」という条件です。

省略を補う目的は、長い形を唯一の正解として丸暗記することではありません。この文で何の有無を条件にしているかを確かめることです。単数の物を受ける文脈なら、補う動詞の数も変わるため、if anyを見ただけでいつもthere areに決めないようにしましょう。

短い英文で、語順の変化を続けて読みます

読解Aでは、読書会の準備の途中で考えが変わる流れを読みます。最初のonlyの倒置が示す「気づく時点」と、その後の強調構文が示す「助言した人」を分けて取ってください。

I thought our reading group needed a longer list of books. Only after I spoke with Emma did I realize that we needed more time for discussion. It was Emma who suggested choosing just one story each week. At first, I doubted her plan, but I did agree to try it. We read the same story twice and brought one question to the next meeting. Never had I heard so many different ideas about a short story. Some members wanted to discuss the ending, and others the main character. By the end, everyone had something to say.

訳: 私たちの読書会には、もっと長い本のリストが必要だと私は思っていました。エマと話して初めて、話し合いのための時間をもっと取る必要があると気づきました。毎週物語を一つだけ選ぶことを提案したのはエマでした。初めは彼女の計画に疑問を持っていましたが、試してみることには確かに同意しました。私たちは同じ物語を2回読み、次の集まりに質問を一つ持ち寄りました。短い物語について、それほど多くの異なる意見を聞いたことは、それまで一度もありませんでした。結末を話し合いたい人もいれば、主人公を話し合いたい人もいました。最後には、全員に話したいことができていました。

Only afterで始まる文は、I spokeの順を保ち、主節をdid I realizeとしています。did agreeは疑問や否定のためのdidではなく、疑問を持ちながらも試すことには同意した、という対比を支えています。また、and others the main characterでは、othersの後ろにwanted to discussを補えます。主語が別の人々に変わっても、「話し合いたい」という動作は前から引き継いでいるのです。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 倒置する節を取り違えます

× Only when did the lesson end I understood the rule.

意図した意味: 授業が終わって初めて、私はその規則を理解しました。

どこが違うか: onlyに続くwhen節を倒置してしまっているので、when節を通常の語順に戻し、主節のI understoodをdid I understandに直します。

○ Only when the lesson ended did I understand the rule.

訳: 授業が終わって初めて、私はその規則を理解しました。

文頭から主語と動詞を一組見つけただけで止めず、when節がどこで終わるかに区切りを入れてください。倒置は文の中のどの主語にも起きるわけではなく、前に出したまとまりを受ける主節の語順に起きます。

誤り2 強調のdidの後ろを過去形にします

× Ken did finished the task on time.

意図した意味: ケンは確かに時間どおりにその課題を終えました。

どこが違うか: 過去の情報はdidが表しているため、後ろのfinishedを原形finishに直します。

○ Ken did finish the task on time.

訳: ケンは確かに時間どおりにその課題を終えました。

doによる強調でも、疑問文や否定文で学んだ「do・does・didの後ろは原形」という関係は変わりません。ただし、完了形のhaveを使う倒置とは区別してください。haveに続く過去分詞を原形に戻してしまうのは、別の仕組みを混ぜた直し方です。

誤り3 否定の応答でnotを重ねます

× Nor can’t I.

意図した意味: 私もできません。

どこが違うか: norがすでに否定を表すので、「私もできない」という通常の応答ではcan’tをcanに直します。

○ Nor can I.

訳: 私もできません。

否定を表す語の位置を見失うと、短い応答なのに何を否定しているのかわからなくなります。neitherやnorの後ろでは肯定形の助動詞を使い、前の発言の否定内容を受けます。肯定文への同意なのか、否定文への同意なのかを最初に決めると、語順の判断も安定します。

省略は、消えている内容を具体的に戻します

英文18: Ken can swim, and Emma can too.

訳: ケンは泳ぐことができ、エマも泳ぐことができます。

図3のように、Emma canの後ろにはswimという内容を補えます。canは「できる」という意味だけで完結しているのではなく、前に出た動作を受けているのです。図の淡い枠は、元の英文には書かれていないが、読むときに補える語を示します。

図3 助動詞の後ろで省かれた動詞を前の節から補う

図3の2段目ではtooを文末に置いたまま、canとtooの間にswimを補います。読解ではこの補い方を使い、英作文では文脈から確実に伝わるときだけ省略しましょう。省略されているから好きな動詞を入れてよい、という意味ではありません。

英文19: I would like to join the walk, but I may not be able to.

訳: 私はその散歩に参加したいのですが、参加できないかもしれません。

この文の最後のtoは不定詞のtoで、後ろのjoin the walkが省かれています。to不定詞とは、toと動詞の原形を組み合わせる形です。文末にtoだけが残っていても書き忘れとは限らず、前に出た動詞句が受けられているかを確認します。

英文20: This notebook is, so to speak, a map of my ideas.

訳: このノートは、いわば私の考えの地図です。

so to speakは「いわば」という決まった挿入表現で、たとえとして述べていることを示します。if anyのように前の名詞を補う表現と同じ手順で、自由に省略を復元するものではありません。ノートが本当の地図なのではなく、考えの関係をたどる助けになるという意味です。speakを文全体の中心の動詞と誤解せず、中心はThis notebook is a mapだと押さえます。

英文21: Yuki bought and read a book about trees.

訳: ユキは木についての本を1冊買って読みました。

共通関係とは、並列された複数の語句が、同じ語句につながる関係です。英文21ではYukiがboughtとreadの両方の主語で、a book about treesが両方の目的語です。andの前後に動詞が二つあるからといって、主語や目的語も別々に探す必要はありません。何が並んでいるかを決めてから、両方に共通する部分を結び付けます。

読解Bでは、展示の準備で役割を分ける様子を読みます。短い応答を含む文章なので、発言している人を途中で取り違えないようにしてください。

Our group was preparing a small exhibition of drawings. Ken could arrange the pictures, and Yuki could too. I could not choose a title for the exhibition. “Neither could I,” Emma said, looking at my list. We decided to ask the other members for ideas. If any suggestions arrived before Friday, we would discuss them together. The list became, so to speak, a bridge between people who usually worked alone. Only then did I understand why Emma wanted everyone to contribute. Some members wrote short notes, and others longer ones. We did find a title that suited all the drawings.

訳: 私たちのグループは小さな絵の展示会の準備をしていました。ケンは絵を配置でき、ユキもできました。私は展示会の題名を選べませんでした。「私も選べなかった」とエマは私のリストを見ながら言いました。私たちはほかのメンバーにも案を求めることにしました。金曜日より前に何か提案が届けば、一緒に話し合うことにしました。そのリストは、普段一人で作業する人たちの間をつなぐ、いわば橋になりました。そのとき初めて、エマが全員に参加してほしかった理由がわかりました。短いメモを書いた人もいれば、より長いメモを書いた人もいました。私たちは確かに、すべての絵に合う題名を見つけました。

Yuki could tooではarrange the picturesを、Emmaの発言ではchoose a title for the exhibitionを補います。どちらにもcouldがありますが、受ける内容は近くの文脈によって違います。If any suggestions arrivedは主語と動詞が明示された条件節で、挿入的なif anyだけの形とは区別できます。and others longer onesではwroteを補い、onesがnotesを受けると考えると、誰が何を書いたかが明確になります。

練習問題

練習1 onlyから始める並べ替え

「説明を受けて初めて、私はその違いを理解しました」となるように並べ替えましょう。全語句を1回ずつ使い、文頭はOnlyとします。

語句: the difference / I / Only / understand / did / after the explanation

練習2 過去の強調を表す空所補充

「エマは昨日、確かに私たちを助けてくれました」となるように、空所に1語を入れましょう。

Emma ( ) help us yesterday.

訳: エマは昨日、確かに私たちを助けてくれました。

練習3 強調構文で書く和文英訳

「トムがこの写真を撮ったのは、公園でした」をItで始めて書きましょう。「公園で」はin the parkを使い、場所を強調してください。

練習4 省略された語句を補う

次の英文で、Emmaの後ろに省略された動詞を答えましょう。

Ken chose the blue notebook, and Emma the green one.

訳: ケンは青いノートを選び、エマは緑のノートを選びました。

答えと解説

練習1の答え: Only after the explanation did I understand the difference.(説明を受けて初めて、私はその違いを理解しました。)

onlyが限定するafter the explanationを先頭にまとめ、その後ろをdid I understandの順にします。説明を受けた時点と理解できた時点のつながりを表すので、onlyをIだけに付ける文とは意味が異なります。

練習2の答え: did。完成文はEmma did help us yesterday.(エマは昨日、確かに私たちを助けてくれました。)

yesterdayと出来事の意味から過去と判断し、強調のdidを使います。Emmaが3人称単数でも、過去ではdoesを使いません。helpが原形であることも確認してください。

練習3の答え: It was in the park that Tom took this photo.(トムがこの写真を撮ったのは、公園でした。)

強調する場所のまとまりin the parkをIt wasとthatの間に挟みます。that以下にはTom took this photoという主語・動詞・目的語が残りますが、in the parkを文末に戻して元の文を作れるので、形式主語ではありません。

練習4の答え: chose。補った後半はEmma chose the green one.(エマは緑のノートを選びました。)

andの前後で「人、選んだノート」という関係が対応しています。前半の過去形choseを補い、oneがnotebookを受けると考えます。主語がEmmaに変わっても、ここでは過去形なので動詞の形は変わりません。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に否定を学ぶときは、否定語がどの範囲にかかるかが焦点になります。neverが文頭に出ても否定される内容は元の文から引き継がれ、neitherの応答では前の否定内容そのものを受けます。この対応が見えると、単語ごとに「ない」を足す訳し方から抜け出せます。

家庭で5分使えるなら、まず2分ほど、英文1と英文2を順に声に出して読み、主語Iと助動詞haveの位置を指で示してください。訳がほぼ同じでも、英文では最初に示す情報が変わることを確かめます。続く3分ほどで、練習3の場所をin the libraryに入れ替え、どこまでを一つのまとまりとして動かすかを説明してみましょう。場所を変えても人物と動作の関係は保たれます。

個別指導で確かめる際には、倒置の規則を増やす前に、通常の語順で主語・助動詞・動詞を区別できるところまで戻ります。省略で止まる場合も、補った語句が前のどの部分と同じなのかを、英文に線を引いて確かめます。

まとめ

見慣れない語順に出会ったら、すぐ日本語を当てはめる前に、元の文の骨格を一つ作ってみましょう。誰の動作か、何を選び出しているか、前からどの内容を受けるかが定まれば、文が長くなっても判断の出発点を失いません。省略された言葉まで説明できたとき、短い英文にも必要な情報が詰まっていると気づけます。

助動詞の位置を戻し、強調の枠を外し、省かれた動詞を補えば、変則的に見える英文にも主語と動作の道筋が通ります。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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