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【小5英語】できることを伝えるを図解で総まとめ—I can / can’t と Can you …?|武蔵野個別指導塾

できることを伝えるcanの文を、語順の図と質問・返事の例題で確かめます。友達を紹介するHeやSheの使い方、家庭で取り組める練習まで順に学べます。
よくあるのは、保健室の前の長椅子で待っている間に英語の発表カードを見直し、「泳ぐことができる」と「泳ぐことが好き」をどちらも同じ言い方にしてしまうという場面です。泳ぐ絵を見て単語は思い出せても、その単語を使って何を伝えるのかが決まらないと、文の初めで手が止まります。
できることを伝えるときにはcanを使います。好きなことと、できることは重なる場合もありますが、同じ意味ではありません。まず日本語で伝えたい内容を選び、次に英語の言い方を選ぶと、単語をただ並べる状態から一歩進めます。
この単元では、自分のできることとできないことを伝え、相手にたずね、その答えを聞いて友達を紹介するところまで練習します。最初から長い発表にする必要はありません。だれのことか、何ができるのか、聞いているのか答えているのかを、一つの短い文で区別できるようにしていきましょう。
この単元で身につけること
- 自分のできることを伝えます。I canのあとに動作を表す言葉を置き、たとえば走ることや歌うことを短い文にします。
- 自分のできないことを伝えます。canをcan’tに替えると意味が変わるので、似た見た目でも読み飛ばさずに確かめます。
- 相手にできるかをたずねます。Can youで始め、動作を続け、書くときには最後に疑問符を付けます。
- 質問に合う返事をします。Yesだけ、Noだけで終えず、I canやI can’tまで続ける形を練習します。
- 友達のできることを紹介します。HeやSheでだれのことかを示しても、canとその後ろの動作の形は変わらないことを確かめます。
前に学んだ自己紹介のIや、好きなことを伝える言い方が、ここで自分の力を紹介する表現につながります。ただし、好きなスポーツの名前を知っているだけでは、できることの文にはなりません。スポーツなら「する」、楽器なら「演奏する」という動作まで考えます。お子さまが答えに迷ったときは、英語の前に「何ができると伝えたいのかな」と日本語で内容を確かめると、どこで止まっているかを見つけやすくなります。
基本の考え方
だれが、できる、何をする、の順に置きます
canは、この単元では「〜することができる」という意味で使います。自分の話ならIから始め、そのあとにcan、さらに動作を続けます。英語では「私は、できる、泳ぐ」という順番になる、とまとまりで捉えましょう。日本語の「できる」が文の終わりにあるからといって、英語でもcanを最後へ動かすわけではありません。
I can swim.(私は泳ぐことができます。)
I can run.(私は走ることができます。)
I can jump.(私は跳ぶことができます。)
I can sing.(私は歌うことができます。)
この4つの文では、I canまでが共通です。最後の動作を替えると、伝える内容が変わります。書く練習ではまず一つを読み、その日本語の意味を確かめてから、次の動作に入れ替えます。英文だけを何行も写すより、どこを替えたら何の意味が変わったかを指で示せることを目指します。
図1のように、文を「だれ」「できるか」「動作」の3つの箱に分けると、canと動作の置き場所が見えます。下の列では中央だけをcan’tに替えています。箱の高さや並びを同じにしたのは、意味が反対になっても、文を組み立てる順番は同じだからです。

図1の右端には文の終わりを示すピリオドも入っています。箱は言葉の役目を見るための区切りであり、実際に書くときには箱を描く必要はありません。単語の間を空け、一つの文として書きます。
I can’t swim.(私は泳ぐことができません。)
I can’t skate.(私はスケートをすることができません。)
can’tには、canのあとに小さな記号のアポストロフィとtが付きます。cannotを短くした形なので、この小さな部分を落とすと意味が逆になります。今できないことを表す文を作っても、その人が将来もずっとできないと決める意味にはなりません。英語の練習で本人が話したくないことを無理に選ばず、問題の登場人物について答える方法も使えます。
動作の言葉をひとまとまりで選びます
動作には、swimのように一つの単語で言えるものと、play soccerのようにいくつかの単語がまとまっているものがあります。soccerだけでは「サッカー」という名前なので、「サッカーをする」ならplay soccerまでを動作のまとまりにします。ここでのplayは、スポーツをする場合にも楽器を演奏する場合にも使えます。
I can play soccer.(私はサッカーをすることができます。)
I can play baseball.(私は野球をすることができます。)
I can play the piano.(私はピアノを弾くことができます。)
I can ride a bike.(私は自転車に乗ることができます。)
I can speak English.(私は英語を話すことができます。)
I can cook.(私は料理をすることができます。)
play soccerにはtheを入れず、ピアノを弾く言い方はplay the pianoと覚えます。すべての動作をplayで言えるわけではなく、自転車ならride a bike、言語を話すならspeak Englishという組み合わせです。単語帳の言葉を一つずつ拾うより、動作全体を短い札にして並べると文にしやすくなります。
また、できることと好きなことは分けて伝えます。次の文は好みの話であり、泳げるかどうかを直接答えてはいません。
I like swimming.(私は泳ぐことが好きです。)
泳ぐことが好きでもまだ一人では泳げない人もいれば、泳げても特に好きとは言わない人もいます。日本語で「好き」「できる」のどちらを伝えたいかを選んでから、英語にすることが大事です。canのあとには、この文のswimmingをそのまま持ってくるのではなく、最初に確かめたswimを置きます。
たずねるときと友達を紹介するとき
相手にたずねるときはCan youから始めます。Canを先頭に置き、youで話しかけている相手を示し、そのあとに動作を続けます。書くときは文の終わりがピリオドから疑問符に変わります。
Can you swim?(あなたは泳ぐことができますか。)
Yes, I can.(はい、できます。)
No, I can’t.(いいえ、できません。)
質問のyouは、質問を受けている人です。その人が自分について返事をするときにはIになります。短い返事の中でswimを繰り返さなくても、直前に泳げるかを聞かれているので、何について答えているかわかります。返事だけを切り離して読むのではなく、質問と組にして練習しましょう。
友達を紹介するときには、男の子をHe、女の子をSheで指す言い方も学びます。聞き手がだれを指しているかわかるよう、最初に名前を伝えたり、紹介カードを示したりします。だれのことか曖昧なままHeやSheだけを言わないことも、会話では必要です。
He can dance.(彼は踊ることができます。)
She can draw pictures.(彼女は絵を描くことができます。)
He can’t cook.(彼は料理をすることができません。)
She can’t play baseball.(彼女は野球をすることができません。)
IからHeやSheに替わっても、canはcanのままです。後ろに続くdanceやdrawにも、余分な文字を付け足しません。初めは「だれ」の部分だけを入れ替えて読んでみると、残る部分が同じであることを確かめられます。
例題で解き方を確かめる
例題1 絵の内容から自分の文を作ります
場面は自己紹介カード作りです。カードには踊っている人の絵と、「私は踊ることができる」という日本語のメモがあります。danceを使い、Iで始まる一つの英文にしましょう。絵の人物の気分や好き嫌いは書かれていないので、メモにある「できる」という内容をそのまま伝えます。
- だれについて話すかを決めます。自分の紹介なので、最初はIです。絵に人が描いてあるからといって、友達を指すHeやSheにはしません。
- できるのか、できないのかを読み取ります。メモは「できる」なのでcanを選びます。ここでcan’tを選ぶと、動作が合っていても伝える内容が反対になります。
- 動作を最後に置きます。踊ることを表すdanceを続け、大文字で始まっていることとピリオドを確かめます。伝える文なので、疑問符は付けません。
答え:I can dance.(私は踊ることができます。)
解き終えたら、I、can、danceを指しながら、それぞれが何を表すかを日本語で確かめます。全文を暗記できたかだけでなく、canを選んだ理由が言えれば、次に別の動作が出ても同じ考え方が使えます。
例題2 質問を読み、カードに合う返事を選びます
場面は友達とのインタビューです。あなたの役のカードには「料理はできる」とあります。友達からCan you cook?(あなたは料理をすることができますか。)と聞かれました。Yesから始まる短い返事で答えましょう。実際の自分が料理をできるかではなく、この問題では役のカードを根拠にします。
図2のように、一つの質問に対して、できるならYesの側、できないならNoの側へ進みます。どちらの返事でも、答える本人を表すIを使うところは共通です。

- 質問で聞かれている動作を探します。cookがあるので料理の話です。前の例題に踊る絵があっても、その内容を持ち込まず、今回の質問を読みます。
- カードの情報と照らします。「料理はできる」なので、図2の左下へ進み、Yesを選びます。答えは質問文の見た目だけで決めず、場面の情報で決まります。
- 答える人の立場で続けます。友達の質問のyouは自分を指しているため、返事ではI canにします。Yesのあとにはコンマを入れ、最後をピリオドにします。
答え:Yes, I can.(はい、できます。)
同じ質問でも、カードが「料理はできない」に替わればNo, I can’t.(いいえ、できません。)になります。質問と返事を別々に暗記するだけでなく、カードを入れ替えて答えを変えると、意味を読んでいるかを確かめられます。
例題3 言葉を並べ替えて質問を作ります
場面は音楽の時間の準備です。隣の人にピアノを弾けるかを聞きたいとします。次の言葉をすべて1回ずつ使い、英文を作りましょう。使う言葉は「the piano / you / play / Can」です。最後には疑問符を付けます。
- 伝える文か、たずねる文かを決めます。「弾けますか」と聞くので、Canを先頭にします。大文字の札を機械的に先頭に置くだけでなく、質問だからこの順番になると結びつけます。
- 話しかける相手を置きます。相手に聞くので、Canのすぐあとにyouを続けます。自分のことを言うIは、今回の札にも内容にもありません。
- 動作のまとまりを作ります。ピアノを弾く言い方はplay the pianoなので、この順に残りを並べます。the pianoを先に置いてplayを文末にすると、動作のまとまりが崩れます。
- 文の終わりを確かめます。相手から返事をもらう質問なので、最後は疑問符です。札を全部使えたかも数え、theを落としていないか見直します。
答え:Can you play the piano?(あなたはピアノを弾くことができますか。)
この問題では「たずねるためのCan you」と「動作のplay the piano」の二つに分けると見通しが立ちます。長めの文でも、英単語を一つずつばらばらに動かす必要はありません。使い慣れたまとまりをつなぐことで、語順の迷いを減らせます。
例題4 紹介カードから友達の文を作ります
場面は友達のできることの紹介です。女の子のミナさんのカードに「自転車に乗ることができる」とあります。聞き手にはすでにミナさんを紹介しているものとして、Sheで始め、ride a bikeを使って伝えましょう。カードにないことまで加えず、一つの文で答えます。
- だれの話かを確かめます。自分でも聞き手でもなく、紹介するミナさんの話です。問題で指定されたSheを文の先頭に置きます。
- カードの「できる」をcanで表します。Sheになっても、canにsなどを付け足す必要はありません。自分の文で使ったcanがそのまま使えます。
- 自転車に乗る動作を続けます。ride a bikeをまとまりのまま置きます。bikeという物の名前だけを置くのでは、何ができるかが十分に表せません。
- 日本語に戻して内容を照らします。「彼女は自転車に乗ることができる」なら、カードと一致しています。語順だけでなく、だれが何をできるのかまで確認します。
答え:She can ride a bike.(彼女は自転車に乗ることができます。)
紹介する相手が変わっても、動作の部分はそのまま使える場合があります。反対に、人物が同じでもカードの内容が変われば、canかcan’tか、動作は何かを読み直さなければなりません。人と内容を別々に確認する習慣を付けましょう。
つまずきやすいところと直し方
動作の代わりに物の名前だけを置いてしまいます
誤った書き方:I can soccer.(「私はサッカーをすることができます」と書こうとした文です。)
どこが違うか:soccerはスポーツの名前であり、「する」という動作が抜けています。日本語では「サッカーができる」と短く言えるため、そのまま英語に置き換えようとすると抜けやすいところです。canの後ろを見て、何をするのかを表す言葉があるか確かめます。
正しい書き方:I can play soccer.(私はサッカーをすることができます。)
直すときは、playだけを小さく書き足して終えず、play soccerのまとまりを読みます。ほかの動作でも、物の名前だけで止まっていないかを見ると、ride a bikeなどの表現にもつなげられます。
canのあとに余分なsを付けてしまいます
誤った書き方:He can swims.(「彼は泳ぐことができます」と書こうとした文です。)
どこが違うか:canのあとでは、ここで練習する動作はswimの形を使います。文の先頭がHeでも、swimsにはしません。別の場面で見た言い方を混ぜてしまったときは、その文全部が同じ決まりかどうかを考える前に、今回はcanのすぐ後ろだと確かめます。
正しい書き方:He can swim.(彼は泳ぐことができます。)
図3のように、左の箱だけがI、He、Sheに替わっても、右側のcan swim.は変わりません。横の列を読み、次に縦に見比べると、入れ替える部分とそのまま使う部分を分けられます。

図3の3列を一度に覚えにくいときは、下の列を紙で隠し、Iの列とHeの列だけを比べます。違いを一つに絞ると、全部を新しい文として覚え直す負担を小さくできます。
質問のyouをそのまま返事に使ってしまいます
誤った書き方:Yes, you can.(「はい、私はできます」と自分の返事を書こうとした文です。)
どこが違うか:この英文自体は、相手に「あなたはできます」と伝える別の場面なら使えます。しかし、自分ができるかを聞かれた返事としては、だれのことかが合いません。質問にある言葉をそのまま写すのではなく、今しゃべっている自分を表す言葉を選びます。
正しい書き方:Yes, I can.(はい、できます。)
向かい合って交代で質問すると、同じ人が、聞かれる側ではyou、返事をする側ではIで表されることに気づきやすくなります。ご家庭では、自分を指さしてIの意味を確かめてもよいでしょう。can’tの聞き取りで迷う場合も、音の一部だけから急いで決めず、YesかNoかを含む返事全体を聞く練習に戻ります。
練習問題
ここからは、答えを見る前に場面の情報へ線を引いて取り組みます。「だれ」「できるか」「動作」の順に確認し、質問ならCanを先頭に置きましょう。声で答えたあと、英文を書いて、大文字と文の終わりも確かめます。
練習1
自己紹介カードに「私は絵を描くことができる」とあります。draw picturesを使い、Iで始まる英文を一つ書きましょう。「絵が好き」とは書かれていない点にも注意します。
練習2
あなたの役のカードは「野球をすることができない」です。Can you play baseball?(あなたは野球をすることができますか。)と聞かれたとき、Noで始まる短い返事を書きましょう。
練習3
相手に英語を話すことができるかをたずねます。「English / you / Can / speak」をすべて1回ずつ使って並べ替え、最後に疑問符を付けましょう。言語名のEnglishは大文字で始めます。
練習4
男の子のケンさんを紹介しています。カードには「歌うことができる」「スケートをすることができない」とあります。Heで始まる英文を二つ書き、singとskateを使って両方の情報を伝えましょう。
答えと解説
練習1の答え:I can draw pictures.(私は絵を描くことができます。)
「できる」なのでcanを選び、draw picturesを続けます。picturesだけでは「絵」という名前になってしまうので、描く動作のdrawが必要です。Iのあとに何を置くかを、カードの日本語と照らして確かめます。
練習2の答え:No, I can’t.(いいえ、できません。)
カードにある「できない」が根拠です。Noに続ける部分もI can’tにして、前半と後半の意味をそろえます。自分が答えるので、質問にあるyouをそのまま使わないことも確認しましょう。
練習3の答え:Can you speak English?(あなたは英語を話すことができますか。)
Can youでたずね、speak Englishで動作を表します。先頭のCanと、言語名のEnglishの両方が大文字で始まります。文の途中だからといってEnglishの最初を小文字に直さないようにします。
練習4の答え:He can sing.(彼は歌うことができます。) / He can’t skate.(彼はスケートをすることができません。)
同じケンさんの話でも、歌うこととスケートでは、できるかどうかが違います。それぞれの情報を読んでcanとcan’tを選びます。二つともHeで始めてよく、canのあともcan’tのあとも、singやskateに余分な文字は付けません。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
できることの表現は、友達の紹介や自己紹介にそのまま使えます。今後、したいことやなりたいものを話すときには、今できることと、これから望んでいることを区別して伝える土台にもなります。「できる」を覚えたらすべての自己紹介がcanになるわけではなく、伝えたい内容ごとに言い方を選ぶことが続いていきます。
家庭での確かめ方の一つ目は、動作の札を使う方法です。紙にswim、sing、cookの3つを書き、日本語で意味を確認します。5分の中で札を1枚ずつ選び、自分か問題の役について、できる文を一つ作ります。慣れたら、できない文にも替えます。動作を決める時間と文を作る時間を分けるので、単語を思い出せないのか、語順に迷っているのかを見つけやすくなります。
二つ目は、質問役と返事役を交代する方法です。別の5分で動作を二つ選び、Can youから始まる質問と短い返事を交互に言います。大人が先に答えを示し続けず、お子さまが質問する番も作ると、Canを前に出す形と、返事でIにする形を両方確かめられます。できないという返事も、問題に合っていれば正しい英語です。
個別指導では、止まった場所に応じて、動作の言葉の意味まで戻るのか、Iとyouが指す人を確認するのかを選びます。書く段階だけで迷っていれば、まず口で言えた文と見本を照らし、単語の間、大文字、can’tの記号、文末の順に見直します。
まとめ
英語で自分を紹介するとき、立派な特技を探してからでないと話せないわけではありません。走る、歌う、絵を描くといった身近な動作にも、canを使って伝えられる内容があります。友達の答えを聞くときも、できるかどうかを比べるためではなく、その人について知るための質問として使いましょう。
長い文を急いで作る前に、一つの動作を選び、だれのことかが伝わる文に整えます。できないことも含めて内容に合う言葉を選べたら、それは相手に情報を届けたことになります。canの一文に必要なのは、特技の大きさではなく、だれが何をできるのかという確かな中身です。
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