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【小学国語】古典に親しむを図解で総まとめ—竹取物語・枕草子・論語・百人一首の冒頭と音読|武蔵野個別指導塾

昔の言葉の読みと意味を分ける例題、論語の読む順の図、百人一首の音数と札遊びを通して、家庭で短い古典を声に出して楽しめます。
よくあるのは、体育館の隅のタイム表を見ながら音読発表の出番を待ち、「今は昔」の次にある「いふ」をどう読めばよいのか迷って、声が止まってしまうという場面です。周りの声が聞こえると、早く続きを言わなければと思うかもしれません。しかし、その止まった場所には、昔の文章を読むための大事な手がかりがあります。書かれた文字と、今の音読で声にする音が、いつも同じとは限らないのです。
古典は、昔から読み継がれてきた作品です。最初から全ての言葉を覚える必要はありません。短い部分を読み、意味を確かめ、もう1度声に出すところから始められます。物語の始まり、朝の景色、学ぶことについての言葉、短い歌では、それぞれ違う響きが聞こえます。
ここでは、古い言葉を今の言葉と比べながら、音読する場所と意味をつかむ場所を確かめます。保護者の方も、お子さまの読みを一度に全て直すのではなく、今日確かめる言葉を1つ選んでみてください。
この単元で身につけること
- 代表的な古典の入り口を知ります。『竹取物語』『枕草子』『論語』と百人一首を通して、物語、随筆、学びについての言葉、和歌に触れます。全てを同じ調子で読む必要はありません。
- 原文と音読の仕方を分けます。「いふ」と書かれた原文を勝手に直さず、声にするときの読みを別に確かめます。書き写す問題と読みを書く問題に、それぞれ合った答えを出せるようにします。
- 昔の言葉の意味をつかみます。今も見かける言葉でも、同じ意味とは限りません。前後の言葉を手がかりにして、何のことを述べているのか考えます。
- 意味のまとまりと音のまとまりを感じます。文では内容の切れ目、和歌では5・7・5・7・7の音のまとまりに注目し、ただ速く読むことから一歩進みます。
- 百人一首の札を使って遊びます。読む札と取る札の違いを知り、歌の前半と後半をつなげて聞く経験を重ねます。札を取れたかに加えて、歌の景色を一言話してみます。
これまで学んだ、句読点に気をつける音読や、文中の言葉から場面を思い浮かべる読み方が、古典でも土台になります。知らない言葉があることと、文章が全く読めないことは別です。
基本の考え方
古典にも文章の種類があります
『竹取物語』は、かぐや姫が登場する物語です。作者はわかっていません。冒頭の原文は「今は昔、竹取の翁といふものありけり。」です。現代語訳は「今ではもう昔のことですが、竹取の翁という人がいました。」となります。出典は『竹取物語』の冒頭です。「今は昔」を、今と昔が同時に起こっているという意味に取らず、これから昔の話が始まる合図として受け止めます。
「翁」は、年を取った男性を表す言葉です。この文では「おきな」と読みます。「もの」は品物ではなく、人を指しています。今の言葉で「ものがある」と聞いたときの受け取り方をそのまま当てはめると、人が登場したことを見落とします。短い1文でも、「いつの話か」「だれが登場したか」を押さえると、物語の入り口が見えてきます。
『枕草子』は清少納言の随筆です。随筆では、見聞きしたことや、それについて感じたり考えたりしたことが書かれます。冒頭の短い原文「春はあけぼの。」は、現代語では「春は、夜が明けはじめるころがよい。」という意味です。出典は『枕草子』の冒頭です。原文に「よい」という言葉がそのままあるわけではありませんが、春の中で心ひかれる時間を挙げていることを補って訳しています。
『論語』には、中国の孔子や弟子たちの言葉などが収められています。昔の中国語で書かれた文章を、日本語の言い方に合わせて読む学習につながります。日本語の古い物語と同じように、漢字を上から順に読むだけでよいわけではありません。詳しい決まりを暗記する前に、例題3で短い1句の順を確かめましょう。
百人一首は、100人の歌人の和歌を1首ずつ集めたものです。一般にかるたで親しまれている小倉百人一首は、藤原定家が選んだとされています。1つの長い物語ではなく、作者も歌の場面も異なる歌の集まりです。図1のように入口を分けると、「古典は全部、昔話だ」という思い込みを直せます。

図1の4つの入口から、好きなものを1つ選んでも構いません。物語の続きが気になる人も、短い歌の響きが好きな人もいます。作品名だけを覚えるよりも、「人が登場する」「朝の景色を選ぶ」と、読んだ内容を添えて話すと違いを確かめやすくなります。
書かれた形、声にする音、意味を分けます
昔の文章には、今と異なる仮名の使い方が出てきます。これを歴史的仮名遣いといいます。「いふ」は、その一例です。原文を写すときには「いふ」と書き、今の学校で音読するときには「いう」と読みます。今の読み方を使う音読は、その作品が生まれた時代の発音を全て再現することとは違います。
「けふ」は「きょう」、「やうやう」は「ようよう」と読む例があります。ただし、目に入った「ふ」を何でも「う」に変えればよい、という決まりではありません。知らない形に出会ったら、教材についている読みの説明を確かめます。最初は、今読んでいる短い部分に出てくる言葉だけ扱えば十分です。
読みがわかっても、意味がわかったとは限りません。「やうやう」は、ここで扱う『枕草子』の春の景色では「だんだん」という意味です。「ようよう」と読めても、「やっと」と思い込むと、少しずつ明るくなる景色を捉えにくくなります。読みを聞く問いには音を、意味を聞く問いには今の言葉での説明を答えます。
説明用に作った今の文「空がだんだん明るくなる。」なら、変化が少しずつ進む様子を思い浮かべられます。これは古典の引用ではなく、意味を確かめるための短い文です。古い語の意味をつかんだら、身近な今の文に置いてみると、音だけ覚えている状態から進めます。
リズムは速さよりもまとまりで楽しみます
物語や随筆を読むときは、意味がつながる言葉をひとかたまりにします。「竹取の翁」を「竹取の」と「翁」に大きく切り離すと、だれのことかわかりにくくなります。「今は昔」で小さく間を置き、そのあとに登場人物の名前を続けると、話が始まる感じを声にできます。読むたびに同じ長さの間を置く必要はありません。
和歌には5・7・5・7・7を基本とする音の調子があります。前の5・7・5を上の句、後ろの7・7を下の句と呼びます。ここで数えるのは、印刷された漢字の数ではありません。「秋」は1文字ですが「あ・き」の2音として数えます。「ん」や、つまる音もそれぞれ1音です。「きょ」のような小さい「ゃ・ゅ・ょ」と組み合わさる音は、合わせて1音として扱います。
ただし、和歌の音の区切れと、意味の区切れは必ずしも同じではありません。5音読んだら必ず長く休む、と決めてしまうと、意味の続きが切れることがあります。まず指で音数を確かめ、次に意味を思い浮かべながら続けて読んでみます。音数の確認と、自然な音読を分けて練習すると取り組みやすくなります。また、実際の歌には基本の音数より多い「字余り」もあります。例題4では、その例を確かめます。
例題で解き方を確かめる
例題1 『竹取物語』の書き方と読みを分けます
問題です。冒頭にある「いふ」を、原文のまま書き写す場合と、今の音読に合わせた読みをひらがなで書く場合では、どう答えますか。また、「竹取の翁といふもの」は、人と品物のどちらを指していますか。
- 問いの動作を確かめます。「書き写す」は、見えている文字を残すことです。読みやすくするつもりで文字を変えると、原文を写したことにならないためです。
- 音読の読みを別の欄に置きます。「いふ」は「いう」と読みます。原文と読みを同じ欄に書き直してしまうと、どちらを答えたのかわからなくなるためです。
- 「もの」の前の言葉を見ます。「竹取の翁という」と名前を示しているので、ここでは人を指すと判断できます。今の「もの」という響きだけで決めず、文の中のつながりを確かめるためです。
原文を声に出すとき、頭の中では「いう」と読んでも、目は「いふ」の場所を追っています。この対応ができれば、原文の文字を消して直す必要はありません。「翁」を「おきな」と読んだうえで、年を取った男性と説明できるかも確かめてみましょう。
答え:書き写しは「いふ」、音読の読みは「いう」、「もの」は人を指します。
例題2 『枕草子』の景色を今の言葉で捉えます
問題です。「春はあけぼの。」は、春のどのような時間がよいという意味ですか。また、そのあとの春の景色に使われる「やうやう」の意味を、「だんだん」「急に」「やっと」の中から選んでください。
- まず「あけぼの」が表す時間を確かめます。夜が明けはじめるころのことです。知らない言葉を飛ばして「春の朝」とだけ覚えると、どのような明るさなのかが曖昧になるためです。
- 文が何を選んでいるか考えます。「春は」と季節を示して、その季節によいと感じる時間を挙げています。全ての朝が同じだという説明ではなく、書き手の見方が表れているためです。
- 「やうやう」を景色の変化と結び付けます。ここでは「だんだん」が合います。「急に」は一度に変わる様子、「やっと」は待った末に実現する感じなので、少しずつ明るくなる変化とは区別します。
この問題では「ようよう」と書くだけでは、意味の答えになりません。音読の読みを聞いているのか、言葉の意味を聞いているのかを分けます。意味がつかめたら、窓の外が少しずつ明るくなる様子を思い浮かべてから、冒頭を声に出してみてください。
答え:春は夜が明けはじめるころがよいという意味で、「やうやう」は「だんだん」です。
例題3 『論語』の短い1句を日本語の順で読みます
問題です。『論語』の冒頭部分にある「学而時習之」を、図2の順に読んで書き下し文にしてください。「習」と「之」のどちらを先に読むかも答えます。出典は『論語』学而です。この句の現代語訳は「学んで、折にふれてそれを復習する。」です。
白文:学而時習之。
訓読文:図2に示します。元の漢字を縦に並べ、送り仮名と、読む順を示す返り点の「レ」を添えています。

図2では、送り仮名を漢字の右側に、「レ」を「習」の左下に置いています。左の数字は学習用に加えた読む順で、返り点そのものではありません。「而」はこの読み方では独立した音として読まず、「学びて」と続けます。全ての漢字に、別々の日本語の音を付けるわけではない点に気をつけます。
- 図の「学」と右側の「ビテ」を合わせ、「学びて」と読みます。次に「時」と「ニ」を合わせて「時に」と読みます。送り仮名も使って、日本語としてつながる形にするためです。
- 「習」の左下に「レ」があるので、すぐ下の「之」を先に読み、それから「習」に戻ります。「之」は「これ」と読み、「之を習ふ」の順になります。日本語では「それを復習する」のように、何をするかの「何を」が先に来るためです。
- 読んだ順に漢字とひらがなを並べ、返り点を外します。これが書き下し文です。原文にある漢字の並びと、日本語として読んだ並びを区別するためです。
書き下し文:学びて時に之を習ふ。
書き下し文の「習ふ」は、声にするときには「ならう」と読みます。「時に」はここでは「折にふれて」と捉えます。細かな読みのきまりを一度に増やす前に、「学んだことを繰り返して確かめる」という内容をつかみましょう。白文は元の漢字の文、訓読文は読むための印を添えた文、書き下し文は読んだ日本語の順に書いた文です。
答え:書き下し文は「学びて時に之を習ふ。」で、「之」を「習」より先に読みます。
例題4 百人一首の音数と取る札を確かめます
問題です。次の歌の5つのまとまりの音数を数え、一般的な百人一首かるたの取り札に書かれる下の句を答えてください。
原文:秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ
出典は小倉百人一首の第1番、天智天皇の歌です。現代語訳は「秋の田にある仮小屋の、屋根をふく苫の編み目が粗いので、私の着物の袖は露にぬれ続けている。」です。「苫」は屋根などをおおうために草を編んだものです。「庵」はここでは「いほ」と書かれる古い語に当たり、音読では「いお」と読みます。「衣手」は着物の袖を表します。
- 漢字を音に直します。「秋」は「あき」、「庵」は「いお」、「苫」は「とま」、「衣手」は「ころもで」、「露」は「つゆ」と読みます。漢字の個数では和歌の音数を数えられないためです。
- 「あきのたの/かりおのいおの/とまをあらみ/わがころもでは/つゆにぬれつつ」と、音読のまとまりを並べます。「かりほ」は「かりお」と読みます。それぞれを指で数えると、5・7・6・7・7になります。3つ目の「と・ま・を・あ・ら・み」は6音です。基本の5音より1音多い、このような形を字余りと呼びます。基本の調子と実際の歌を比べるために、1音ずつ確かめます。
- 最後の2つのまとまりを取り出します。そこが下の句です。一般的な取り札には下の句が書かれているので、上の句だけを探しても札を見つけられません。
「苫をあらみ」は、苫の編み目が粗いので、という理由を表します。袖がぬれることと結び付けて読むと、屋根があるのになぜぬれるのかがわかります。歌の中の「私」を、作者本人がその場にいたという事実の証明と決め付ける必要はありません。まず歌が描いている場面を味わいます。
答え:音数は5・7・6・7・7で3つ目が字余り、下の句は「我が衣手は 露にぬれつつ」です。
つまずきやすいところと直し方
原文を書き写すのに読み方へ変えてしまいます
誤った書き方は、原文を写す問題で「いふ」を「いう」とすることです。違うのは、音読の読みを原文の表記に置き換えている点です。正しい書き方は、原文を求められた欄では「いふ」、読みを求められた欄では「いう」です。原文の形が間違っているから直すのではなく、昔の書き方を保ちながら読むと考えます。
お子さまが「いふ」と声にしたときも、まず文字をよく見たことは確かめられます。そのあとで「書いてある形はこれで合っています。音読ではどう読むのでしたか」と、直す対象を音に絞ります。書くことと読むことを同時に否定すると、何を残せばよいのかわからなくなりがちです。
意味を聞かれて読みだけを書いてしまいます
誤った書き方は、「やうやうの意味」を聞かれて「ようよう」と答えることです。違うのは、音を示していて、内容を説明していない点です。この春の景色での正しい書き方は「だんだん」です。「あけぼの」の意味を「あけぼの」と繰り返しても説明にならないことと同じです。
図3のように、原文・読み・意味を別々に置いてみます。原文を見て読めるか、読めた言葉を今の言葉で説明できるか、2つに分けて確認できます。読むところで止まるのか、意味のところで止まるのかがわかれば、次に練習する内容も絞れます。

図3の矢印は、昔の文字を消して書き換える指示ではありません。同じ言葉を別の観点から確かめる順です。「ようよう」の音を繰り返すだけで終わらず、「空がだんだん明るくなる」と今の文で言えれば、意味とのつながりも見えてきます。
和歌の文字数を数えて音数だと思ってしまいます
誤った書き方は、「秋の田のは4文字だから4音」とすることです。違うのは、漢字の数と音の数を混ぜている点です。正しい書き方は「あ・き・の・た・の、5音」です。「我が衣手は」も「わ・が・こ・ろ・も・で・は」と分ければ7音になります。最後の「は」は音読では「わ」と発音しますが、音数は1音のままです。
直すときは、最初から歌全体を数え直すより、1つのまとまりだけをひらがなにします。5音が聞こえたら、次の7音へ進みます。音数を確かめたあとには、必ず歌を続けて読んでみてください。数える練習だけで終わると、景色や理由のつながりを聞き取る時間がなくなってしまいます。
練習問題
ここからは、例題で扱った短い部分を使って確かめます。原文を答えるのか、読みなのか、意味なのかを先に見てください。解けないときは、同じ作品の説明に戻って構いません。覚えている量を競う練習ではなく、答えに合う手がかりを選ぶ練習です。
練習1
『竹取物語』の冒頭にある「いふ」を原文のまま写してください。続けて、音読するときの読みをひらがなで書いてください。また、「竹取の翁」が指すものを「年を取った男性」「竹で作った道具」のどちらかで答えてください。
練習2
『枕草子』の「あけぼの」の意味を、今の言葉で説明してください。さらに、春の景色で使われる「やうやう」について、音読の読みと意味を分けて書いてください。
練習3
図2の「習」と「之」を、日本語として読む順に並べてください。次に「之を習ふ」を音読するときの読みを、ひらがなで書いてください。「レ」を書き下し文に残すかどうかも答えてください。
練習4
例題4の歌について、「秋の田の」を声に出したときの音数と、下の句の2つのまとまりの音数を答えてください。次に、取る札に書かれているのは「秋の田の」で始まる上の句か、「我が衣手は」で始まる下の句かを選んでください。
答えと解説
練習1の答え:原文は「いふ」、音読の読みは「いう」、竹取の翁は「年を取った男性」です。書かれた文字を保つことと、声にする読みを区別します。「翁」は道具の名前ではありません。
練習2の答え:「あけぼの」は「夜が明けはじめるころ」、読みは「ようよう」、意味は「だんだん」です。読みの欄に「だんだん」と書くと、言い換えた意味を答えたことになります。欄の名前まで見直しましょう。
練習3の答え:読む順は「之、習」、読みは「これをならう」、「レ」は残しません。返り点は元の漢字の並びから読む順を示すための印です。読んだ順に並べた書き下し文では、その印は外します。
練習4の答え:「秋の田の」は5音、下の句は7音・7音、取り札は「我が衣手は」で始まる下の句です。歌の初めと札の初めが同じとは限りません。上の句を聞いて、つながる下の句を探します。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
中学校では、古文の言葉の決まりや、漢文を日本語の順に読む決まりをさらに学びます。そのとき、小学校で経験した「原文を残す」「読みを確かめる」「意味をつかむ」という分け方が役立ちます。昔の言葉に出会ったらすぐ全文を今の言葉に直そうとせず、今わかる部分と、説明が必要な部分を見分けられるようにしておきましょう。
家庭での1つ目の確かめ方は、5分の交代音読です。最初の1分で『竹取物語』か『枕草子』の短い冒頭を選び、次の2分で大人とお子さまが交代して読みます。続く1分で「だれが出てきましたか」「どの時間の景色ですか」と内容を1つ確かめ、最後の1分でもう1度読みます。読んだ速さを測る必要はありません。最初に止まった言葉が、最後にはつながったかを見ます。
2つ目は、5分の百人一首遊びです。最初の1分で、手元のかるたから知っている歌を3組だけ選び、下の句を見ながら並べます。次の3分で読み手が歌全体を読み、取り手はつながる下の句を探します。まだ覚えていなければ、下の句が聞こえてから探して構いません。最後の1分で、取った歌の場面を1つ話します。ここでの3組は家庭で始めやすくするための数で、正式な競技の決まりではありません。
一般的な百人一首かるたの読み札には歌全体などが、取り札には下の句が書かれています。慣れてきたら使う札を少し増やし、上の句から続きが思い浮かぶか試します。同じ歌を何度か聞くうちに、言葉の響きと札が結び付いてきます。初めから100首全てを暗記することを遊びの条件にしないでください。
個別指導で確かめるときは、止まった場所に応じて、仮名の読み、言葉の意味、文の中のつながりまで戻ります。『論語』で順が混ざるなら「何を、どうする」という今の短い文に戻してから、返り点のある句に進みます。
まとめ
タイム表の前で「いふ」に止まったとしても、そこから「いう」と読めること、さらに「という」の意味がつながることへ進めます。短い言葉の中に、文字を見る力、音を聞く力、場面を考える力を働かせる場所があります。歌の札が取れた日には、その歌がどんな景色を描いていたかも、一言添えてみてください。
古典を読めたという手応えは、覚えた作品名の数だけでは測れません。原文の1語を今の言葉で説明できれば、遠く感じた文章に、自分でたどれる道ができています。
「いふ」を「いう」と読み、その意味をつかむ小さな一歩が、昔の言葉を自分の声に変えます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




