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【小学国語】中学受験の国語の基礎を図解で総まとめ—記述の型・選択肢の切り方・語彙|武蔵野個別指導塾

記述の組み立て方と選択肢の確かめ方を、自作の例題と3枚の図で整理します。長文の読み方、語彙の増やし方、家庭で試せる短い練習まで、本文の根拠に戻る手順を確かめてください。
よくあるのは、学習発表会の練習の合間の音楽室で、開いた国語の問題集を前に「どの選択肢も合っている気がする」と鉛筆が止まるという場面です。物語の出来事は説明できても、答えを1つに決める理由が見つかりません。記述欄には思いついた気持ちを書いたものの、それを表す言葉が本文のどこにあるのかと聞かれると、もう一度最初から読み直してしまいます。
中学受験の国語の基礎は、難しい言葉を知ることだけではありません。本文に書かれていることを確かめ、問われたことに合う形へ整える力が必要です。読むとき、選ぶとき、書くときの作業を分けると、お子さまも「次に何をするか」をつかみやすくなります。
まず短い文章で手順を身につけ、その手順を長文にも使っていきましょう。答えが合ったかどうかに加え、根拠を指して説明できるかまで確かめると、家庭での見直しにも具体的な目標ができます。
この単元で身につけること
- 長文のまとまりをつかみます。説明文では段落の役割を、物語では人物と場面の変化を押さえ、細かな設問で戻る場所を見つけます。
- 設問の条件を読み取ります。何を答えるのか、抜き出すのか自分の言葉で書くのかを区別し、答えの形を決めます。
- 記述の材料を組み立てます。本文の必要な言葉を選び、理由なら「から」、内容なら「こと」など、問いに合う文末につなぎます。
- 選択肢を根拠と照らします。主語、出来事、理由、範囲の違いを確かめ、合わない部分を言葉で説明します。
- 語彙を文の中で増やします。言葉の意味だけでなく、似た言葉との違いと使う場面を短い例文で覚えます。
- 時間を使う順序を考えます。読む、解く、見直すという作業を意識し、止まった問題へ戻れるように印を残します。
これらは、前の学年で学んだ主語と述語、指示語、つなぎ言葉、段落の要点を組み合わせて使う学習です。長文を前にしたときも、1文の意味を正確に取る土台は変わりません。読解の方法を増やす前に、短い文で「誰が、どうした」を確かめることにも意味があります。
基本の考え方
長文はまとまりを作りながら読みます
長文を読むときに、すべての言葉を同じ強さで覚えようとすると、途中で最初の話題を見失いがちです。説明文なら「何についての文章か」を押さえ、段落ごとに何が加わったかを考えます。問いが示されたのか、具体例が出たのか、別の考えが述べられたのかを短い言葉で捉えましょう。
たとえば「道具の工夫を説明する文章」なら、ある段落に「持ち手の例」、別の段落に「使う人に合わせる」とメモできます。メモは文章を書き写すためではなく、あとで戻る場所を見つけるためのものです。すべての段落に長い要約を書く必要はありません。筆者が繰り返している言葉や、問いへの答えになる文も手がかりになりますが、最後の段落に必ず答えがあるとは限りません。
物語では、いつ、どこで、誰が、何をしたかを確かめます。そのうえで、会話や行動が前とどう変わったかを読みます。「声をかけられてうつむいた」と「声をかけられて顔を上げた」では、同じ呼びかけでも受け止め方が異なる可能性があります。ただし、うつむく行動を見つけただけで「悲しい」と決めてはいけません。恥ずかしい場合も、考え込んでいる場合もあるため、前後の出来事と合わせます。
図1のように、説明文と物語では最初に注目するものが少し異なりますが、設問の答えを作るときには、どちらも本文の根拠へ戻ります。文章全体の見取りと、必要な箇所を詳しく読む作業を行き来するのです。

読み始める前には、文章や設問がどこまで続いているか、記述欄がどこにあるかを見渡しておくと、取り組む範囲をつかめます。設問を先に細かく読むか、本文を通してから読むかは、文章やお子さまの読み方によって調整します。細かな設問ばかり気にして話の流れを失うなら、最初は大きな流れを優先しましょう。1つの順序だけを万能な方法にしないことが大切です。
根拠と答えの形を分けて考えます
根拠とは、答えをそのように判断できる本文の言葉や内容です。根拠は答えと同じ表現で書かれているとは限りません。「持っていた傘を友人に差し出した」という行動から、前後の様子も踏まえて、友人を気遣っていると読み取れる場合があります。本文の言葉をただ探すだけでなく、その言葉が問いにどうつながるかを考えます。
一方、設問の条件は答えの出し方を定めます。「抜き出しなさい」なら、指定された範囲から本文の表現を変えずに取り出します。「説明しなさい」なら、必要な内容をつなぎ直すことがあります。この2つを混ぜると、内容を理解していても条件に合わなくなります。長さの指定や句読点の扱いについて指示がある場合も、先に確認します。
記述では「何について、何を答えるのか」を短く言い直してから材料を探しましょう。「なぜ行ったか」なら行動の理由が必要です。「どのように変わったか」なら、変わる前と後の両方が必要になることがあります。気持ちを問われた場合も、気持ちだけでよいのか、そのきっかけまで求められているのかを設問から判断します。
型は、集めた材料を整理するために使います。理由なら「出来事や事情+から」、変化なら「前の状態から後の状態へ」という組み立てが出発点になります。ただし、どの問題にも同じ言葉を入れればよいわけではありません。「悲しかったから」とだけ書いても、何が起きてそう感じたのかを問われていれば説明が足りません。型を覚えることと、本文の内容を読むことを一緒に進めます。
語彙と時間の使い方も読解を支えます
語彙は、意味を知って使える言葉の集まりです。「慎重」と「消極的」は、どちらもすぐに行動しない様子と結びつくことがあります。しかし、慎重はよく確かめて注意深く進めること、消極的は自分から進んで取り組もうとする姿勢が弱いことを表します。「念入りに確かめてから進んだ」人物を、単に「やりたがらない人物」と読み替えると、文章の意味が変わります。
知らない言葉は、まず前後からおよその意味を考えます。「しかし」の前後なら対照的な内容になっている可能性があり、「たとえば」のあとなら具体的な場面が助けになります。学習後には辞書で、その文に合う意味を確かめましょう。意味だけを書き写すより、本文での使われ方と自分で作った短文を並べると、使い分けを確かめられます。推測した意味が違っていた場合には、どの言葉に引っ張られたかも残します。
時間の使い方では、読む時間を削ることだけを目標にしません。内容が曖昧なまま設問へ進むと、戻って探し直す作業が増えることもあります。練習のあとに「本文で止まった」「選択肢を何度も読み直した」「答えを書き直した」のどこに時間を使ったか振り返ります。時計を使うなら、速さを競うためではなく、止まる場所を見つけるために使います。
取り組むときは、全体を読む、解ける問題を進める、保留した問題に戻る、条件を見直すという流れを考えておきます。途中で保留する場合は、迷った選択肢や根拠の位置を短く残しましょう。再開するたびに最初から考え直すことを減らせます。見直しでは、長さの条件、抜き出しの写し間違い、文末、主語と述語を順に確かめると、何を見るかが具体的になります。
例題で解き方を確かめる
例題1 つなぎ言葉から読み方を切り替えます
次の文章を読んで、問いに答えましょう。
「図書室の案内図には、本棚の位置が細かく描かれている。しかし、初めて来た人には、本の種類ごとに色を分けた簡単な図のほうが、目的の棚を探しやすいこともある。」
問い:「しかし」のあとは、その前に対してどのような内容を述べていますか。次から1つ選びましょう。
ア 細かい図がいつでも探しやすいと強調する内容。 イ 細かい図とは別の図のよさを示す内容。 ウ 図書室に案内図がない理由を述べる内容。
- 「しかし」の前を確かめます。本棚の位置が細かく描かれているという事実が出発点だからです。
- あとにある「簡単な図」「探しやすいこともある」に注目します。細かく描くことだけでは決まらないよさが示されているからです。
- アの「いつでも」と本文の「こともある」を比べます。本文は場合によるよさを述べているので、すべての場合に広げたアは合いません。
- ウの「案内図がない」を本文と照らします。案内図があることを前提としているため、ウも合いません。
「しかし」を見たら、直前の文を全部否定すると覚えるのは行き過ぎです。この文章でも、最初の図に本棚の位置が細かく描かれているという事実は変わりません。読み方を切り替え、どの点について別の見方が示されたのかを確かめます。
答え:イ。
例題2 行動の理由を記述します
次の文章を読んで、問いに答えましょう。
「花は発表の原稿を読み終えた。後ろの席の弟は、地図を指さして首をかしげていた。花は『説明が足りなかったね』と言い、地図の道を指でたどりながら、もう一度話した。」
問い:花がもう一度話したのはなぜですか。弟の様子にふれ、「から。」で終わる1文で説明しましょう。
- 問われた行動を固定します。「もう一度話した」理由を答えるので、地図を使った理由だけに話をずらさないためです。
- 弟の様子を探します。「地図を指さして首をかしげていた」が、花の行動に先立つ手がかりになるからです。
- 花の言葉を合わせます。「説明が足りなかったね」から、花が自分の説明を十分ではなかったと考えたことが読み取れるからです。
- 弟の様子と花の判断をつなぎます。設問は弟の様子にふれるよう求めているため、判断だけで終わらせないようにします。
図2のように、「首をかしげた」という様子から、その場面で花が何を考えたかを押さえ、理由の文へつなぎます。図の矢印は答えを組み立てる順を示します。「首をかしげたら、いつでも説明不足」という決まりを表しているわけではありません。

「弟が怒ったから」では、本文にない気持ちを加えています。また、「地図の道を指でたどったから」では、もう一度話すときの方法を理由に取り違えています。出来事が近くに書かれていても、それが原因なのか、同時に行ったことなのかを見分けましょう。
答え:弟が地図を指さして首をかしげていたため、自分の説明が足りなかったと考えたから。
例題3 選択肢を部分ごとに比べます
次の文章を読んで、問いに答えましょう。
「陸は係の仕事を頼まれたとき、黙って下を向いた。失敗してみんなを困らせるのが心配だった。友人が『最初は一緒にやろう』と言うと、陸は顔を上げ、『それなら、やってみる』と答えた。」
問い:陸の気持ちの変化として最も合うものを1つ選びましょう。
ア 友人への不満から、1人で成功できる自信へ変わった。 イ 失敗への心配から、友人となら取り組んでみようという気持ちへ変わった。 ウ 係への関心から、友人に任せて何もしない安心へ変わった。 エ 失敗への心配から、どんな仕事でも必ず成功するという確信へ変わった。
- 前の気持ちを確かめます。「失敗してみんなを困らせるのが心配だった」と明示されているので、想像で別の気持ちに置き換えないためです。
- 変化のきっかけを確かめます。友人の「最初は一緒にやろう」が、陸の返事を理解する条件になるからです。
- 後ろの気持ちを確かめます。「それなら、やってみる」は条件を受け入れた意欲であり、必ず成功すると言ったわけではないからです。
- 選択肢の前半と後半を別々に比べます。前半が合っていても、後半に本文から読み取れない内容が混ざる場合があるからです。
アは最初の気持ちと、1人で行うという条件が合いません。ウは「やってみる」という発言に反します。エは前半が合っていますが、「どんな仕事でも必ず成功する」は本文の範囲を越えています。イは変化の前後と友人の支えの両方に合います。
消すときには、選択肢全体へ大きく線を引く前に、合わない短い部分を確かめます。「何となく違う」から「この言葉が本文と違う」へ変える練習です。残った選択肢も、消し残しただけで正しいとせず、最後に本文へ戻って確かめましょう。
答え:イ。
例題4 文中の語の意味を言い換えます
次の文章を読んで、問いに答えましょう。
「美緒は慎重に箱を運んだ。中の模型が崩れないように、足元を確かめ、一歩ずつ進んだ。」
問い:この文章の「慎重に」に最も近い意味を1つ選びましょう。
ア 急いで乱暴に。 イ 注意深く確かめながら。 ウ 気が進まず仕方なく。
- 説明になる行動を探します。「足元を確かめ、一歩ずつ進んだ」が、言葉の意味を具体的に示しているからです。
- 行動の目的も確かめます。「模型が崩れないように」という目的があり、運ぶことを嫌がっているとは書かれていないからです。
- 言い換えを元の文に戻します。「注意深く確かめながら箱を運んだ」として、あとの行動とつながるかを確認するためです。
ゆっくりした動作だけを見ると、ウも思い浮かぶかもしれません。しかし、遅いことと、やりたくないことは同じではありません。語の意味を選ぶときも、見た目の似た動作から気持ちまで決めず、理由と様子をそろえて読みます。
答え:イ。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 もっともらしい理由を足します
誤った書き方:「花は弟にほめてほしかったから。」
どこが違うか:例題2の本文には、ほめてほしいという思いはありません。人がもう一度説明する理由として考えられても、この場面の根拠にはなりません。物語の人物を身近に感じることと、設問に答えるために本文を読むことは分けて考えます。
正しい書き方:「弟が地図を指さして首をかしげていたため、自分の説明が足りなかったと考えたから。」
直すときは、想像した部分だけを消して終わりにしません。「弟のどんな様子を見たのか」「花は何と言ったのか」を問い直し、必要な材料を入れ直します。お子さまが自分の答えを説明できる場合でも、その説明に本文の言葉が含まれているかを確かめます。
誤り2 選択肢の一部分だけで決めます
誤った書き方:「『失敗への心配』が本文にあるので、例題3はエです。」
どこが違うか:前半だけが合っていても、後半の「どんな仕事でも必ず成功する」が合いません。選択肢は、主語、気持ち、理由、程度などを組み合わせた文です。本文と同じ単語が含まれていることだけでは、全体が正しい証拠になりません。
正しい書き方:「エは後半が本文の範囲を越えるので消し、友人となら取り組むというイを選びます。」
図3のように、選択肢を本文と照らし、「反する内容があるか」「本文から言える範囲か」を確かめます。「必ず」「全部」といった強い言葉は注意する場所ですが、それだけで消してはいけません。本文自体がすべての場合について述べているなら、強い言葉でも合うことがあります。

誤り3 理由を聞かれて方法を答えます
誤った書き方:「地図の道を指でたどりながら、もう一度話したから。」
どこが違うか:例題2でこの文が説明しているのは、花がどのように話したかです。文末に「から」を付けても、もう一度話すことにした理由には変わりません。形だけを整えると、問われた内容とのずれが残ります。
正しい書き方:「弟の様子を見て、自分の説明が足りなかったと考えたから。」
これは理由の部分を確かめるための短い書き方です。実際の例題2では「弟の様子にふれる」という条件もあるので、「弟の様子」を具体的な行動に書き換えて完成させます。まず内容が理由になっているか、次に設問の条件を満たすかという順に直すと、何を修正したのかがはっきりします。
練習問題
ここでは、答えを書く前に根拠となる部分へ印を付けてみましょう。選択問題では、選ばなかった答えのどこが合わないかも短く言えると、読み方を確かめられます。文章と設問は、すべてこの練習のために作ったものです。
練習1
「種をまいた鉢には、名前を書いた札を立てた。ただし、札の文字が雨で消えると、何をまいたかわからなくなる。そこで、鉢の並びと種の名前をノートにも記録した。」
問い:ノートにも記録した理由に最も合うものを選びましょう。
ア すべての鉢で芽が出なくなったため。 イ ノートの文字を雨で消すため。 ウ 札の文字が消えても、まいた種を確かめられるようにするため。
練習2
「健は近道へ曲がりかけたが、立ち止まった。昨日の雨で坂道の土がぬかるんでいる。健は『荷物を落としたら困るな』と言い、平らな道へ進んだ。」
問い:健が平らな道へ進んだのはなぜですか。坂道の状態と荷物のことを入れ、「から。」で終わる1文で説明しましょう。
練習3
「由衣は自分の絵を見せる前、紙の端を握っていた。友人が『この色、温かく感じるね』と言うと、由衣は手を緩め、『ここは夕方の空なんだ』と説明し始めた。」
問い:由衣の様子の変化に最も合うものを選びましょう。
ア 友人に腹を立て、絵を隠そうとした。 イ 緊張していたが、友人の言葉を受けて安心し、絵について話し始めた。 ウ 初めから自信に満ち、誰の意見も聞かずに説明した。
練習4
「話し合いで、航は提案に賛成した。『その方法なら、みんなで片付けやすいね』と言って、うなずいた。」
問い:「賛成した」を、この文に合う形で言い換えたものを選びましょう。
ア その考えをよいと認めた。 イ その考えに反対した。 ウ 意味がわからず返事をしなかった。
答えと解説
練習1の答え:ウ。札の文字が消える場合への備えとして、ノートへの記録が出てきます。「そこで」が前の問題点と対応する工夫をつないでいます。アの「芽が出なくなった」は本文にない出来事です。イは防ぎたいことを目的に取り違えています。
練習2の答えの例:昨日の雨で坂道の土がぬかるんでいて、荷物を落としたら困ると考えたから。坂道の状態と、健が心配したことの両方を含めます。「ぬかるんでいるから」だけでは、荷物のことを入れるという条件を満たしません。「早く着きたかったから」では、本文の行動の理由と合いません。意味が同じで、必要な内容と文末の条件を満たしていれば、表現がこの例と完全に同じである必要はありません。
練習3の答え:イ。「紙の端を握っていた」から「手を緩めた」への変化と、友人の言葉を受けて説明し始めたことを合わせて読みます。この組み合わせから、緊張が和らいだと考えられます。手を握る動作だけで気持ちを決めているわけではありません。アは友人への反応が逆で、ウは変化の前の様子と合いません。
練習4の答え:ア。航は片付けやすさというよい点を挙げ、うなずいています。言葉と行動の両方が、その提案を受け入れたことを表しています。「うなずいた」は場面によって意味が異なることもありますが、ここでは発言内容も合わせて判断できます。
答え合わせのあとには、間違えた問題をすぐに全文書き直すより、違いが生まれた場所を1つ探します。語の意味を取り違えたなら語彙の練習へ、条件を落としたなら設問の読み直しへ戻ります。正解した問題でも根拠が言えなければ、同じ文章でもう一度理由を説明してみましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
ここで学んだ根拠の取り方は、複数の段落を使う記述や、筆者の考えをまとめる学習につながります。物語で変化の前後を押さえる読み方は、人物同士の関係の変化を説明するときにも使えます。答えを長くする前に、必要な材料を取り違えずに選べるかを確かめましょう。
家庭では、次の2つをそれぞれ5分程度で試せます。1つ目は、解いた問題を使う「根拠探し」です。お子さまが答えを言ったら、保護者は「どの言葉からそう考えたのですか」と聞きます。本文を指してもらい、その言葉と答えのつながりを短く説明してもらいます。正解を先に教える必要はありません。根拠の場所は合っているのに説明がずれるなら、その1か所を一緒に読み直します。
2つ目は、学んだ言葉を使う「短文の入れ替え」です。「慎重に歩く」などの短文を作り、似た言葉に替えると何が変わるかを話します。たとえば「急いで歩く」に替えれば、注意深さを表す文から速さに注目する文になります。知らない言葉を一度に増やすより、その日に出会った1語を、意味と場面をそろえて使ってみましょう。
個別指導では、答えだけでなく、根拠を選んだ場所と設問の受け取り方を確かめます。必要なら長文から1段落へ、さらに主語と述語のわかる1文へ戻り、どこで意味のつながりが切れたかを見ます。
まとめ
答えを消したあとの紙にも、読み方の手がかりは残せます。「本文にない理由を足した」「後半を確かめずに選んだ」と短く書いてあれば、次の文章を読むときの注意が具体的になります。正誤の印だけでは見えなかった考え方が、根拠を指す言葉によって見えるようになります。
迷いが残る問題では、すぐに答えを覚えるのではなく、本文のどの言葉が判断を支えるのかを確かめてください。受験国語の答えを支えるのは、もっともらしさではなく、本文の言葉で説明できる筋道です。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




