電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

【高校古典文法】形容詞・形容動詞を図解で総まとめ—ク活用・シク活用・ナリ・タリ活用と語幹の用法|武蔵野個別指導塾

【高校古典文法】形容詞・形容動詞を図解で総まとめ—ク活用・シク活用・ナリ・タリ活用と語幹の用法のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

「高し」と「うれし」の見分けから、補助活用、ナリ・タリ活用、語幹の感動表現まで、3枚の図と例題で順に確かめ、文中の形を根拠つきで判断できる力を養います。

よくあるのは、夕方の台所のテーブルで古文の課題を開き、「高し」と「うれし」はどちらも「し」で終わるのに、どうして活用の種類が違うのかと手が止まる場面です。横に置いた活用表には「く」と「から」が並び、「同じ形容詞なのに、覚える列が2つあるのはなぜだろう」と疑問が増えます。そこに「静かなり」まで出てくると、現代語で知っている形容詞と形容動詞の区別も、急に頼りなく感じられるかもしれません。

この単元の入り口は、語尾だけを見続けることではありません。もとの語を確かめ、何に続く形なのかを調べることです。「高き山」と「高からず」では、後ろの語の性質が違うため、同じ「高し」でも使う形が変わります。表と短い文を往復すれば、活用を答える問題だけでなく、景色や心情を表す語のつながりも読めるようになります。

この単元で身につけること

中学で学んだ「用言は活用し、名詞を修飾するときは連体形になる」という考え方が土台になります。ただし、古文では終止形と連体形が異なる語が多いため、現代語の語尾をそのまま当てはめずに学び直します。

基本の考え方

形容詞は連用形から活用の種類を確かめます

形容詞は、ものの性質・状態や人の感情などを表し、単独で述語になれる用言です。古文では「高し」「白し」「うれし」「美し」などがあります。現代語の「高い」に当たる古文の終止形は「高し」であり、「山高し。」は「山が高い。」という意味です。まず意味をつかみ、そのあとで語がどう変化するかを見ます。以下の短い文は、学習のために作った文です。

ク活用とシク活用の区別には、連用形を作る方法が役立ちます。「高し」を「高くなる」、「うれし」を「うれしくなる」の形にしてみます。終止形の末尾の「し」が「く」に替わる「高し」はク活用で、末尾が「しく」となる「うれし」はシク活用です。「美し」は「うつくし」と読み、ここでは「かわいらしい」という意味で扱います。「美しく」の形になるためシク活用です。現代語の「美しい」と意味まで同じだと決めつけないことも必要です。

活用表では、変わらない部分を語幹、変わる部分を活用語尾と呼びます。学校文法の一般的な表記では「高し」の語幹は「高」、「うれし」の語幹は「うれ」です。シク活用の終止形の「し」は、表の上では活用語尾に含めます。語幹を使う特別な表現では扱いに注意が必要なので、後で改めて確かめます。

活用形の並びは、未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形です。次の表では語幹を除いた部分を示します。「なし」は、その系列ではその活用形を使わないことを表します。

活用の系列 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ク活用の本活用 く く し き けれ なし
ク活用の補助活用 から かり なし かる なし かれ
シク活用の本活用 しく しく し しき しけれ なし
シク活用の補助活用 しから しかり なし しかる なし しかれ

本活用の未然形「く・しく」は用法が限られるため、文法書によって括弧を付けて示されることがあります。表に「く」が2回あるからといって、文中の「高く」を見ただけで未然形か連用形か決めることはできません。後ろへの接続を確かめます。また、シク活用はク活用に「し」を加えた形が多いものの、終止形を「しし」とはしません。「うれし」が正しい終止形です。

図1のように、終止形から連用形へ動かし、その変化を見れば2種類を比較できます。図は見分け方を示したものなので、実際の活用形を答えるときは、問題文にある形へ戻って判断します。

図1 連用形への変化でク活用とシク活用を見分ける

補助活用と形容動詞は「あり」との関係で整理します

形容詞の補助活用は、連用形の「く」に「あり」が結び付いて生じた系列です。「高く+あり」が縮まって「高かり」となる関係を押さえると、「から・かり・かる・かれ」にラ行変格活用とのつながりが見えてきます。補助活用は、主に助動詞へつなぐときに使います。ただし「助動詞が後ろにあれば、どんな場合も補助活用」と覚えるのは正確ではありません。助動詞ごとに要求する接続があるためです。

たとえば、打消の助動詞「ず」は未然形に付きます。「高くず」とせず、「高からず」とします。「山高からず。」は「山は高くない。」です。過去の助動詞「けり」へは連用形の「かり」を使い、「山高かりけり。」なら「山は高かった。」となります。一方、推量の助動詞「べし」には本活用の終止形から「高し+べし」と続く形もあります。まず頻出する「からず」「かりけり」の組み合わせを確かにし、接続の例外を一律の暗記で消さないようにします。

形容動詞も性質や状態を表す用言ですが、活用の仕方が形容詞とは異なります。ナリ活用の代表に「静かなり」、タリ活用の代表に「堂々たり」があります。「庭は静かなり。」は「庭は静かだ。」、「その姿、堂々たり。」は「その姿は堂々としている。」です。ナリ活用は「に+あり」、タリ活用は「と+あり」との関係で説明されます。語幹はそれぞれ「静か」「堂々」です。

活用の種類 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
ナリ活用 なら なり・に なり なる なれ なれ
タリ活用 たら たり・と たり たる たれ たれ

「静かなる庭」は「静かな庭」、「堂々たる姿」は「堂々とした姿」です。名詞へ続くとき、ナリ活用の「なり」は「なる」に、タリ活用の「たり」は「たる」に変わります。一方、「静かに歩む。」は「静かに歩く。」、「堂々と歩む。」は「堂々と歩く。」であり、「に」「と」は動作の様子を説明する連用形です。「静かなりけり。」なら「静かだった。」となり、助動詞「けり」の前では連用形「なり」を使います。

ここで「なり」という文字だけを切り離すと、断定などの助動詞と混同します。「静かなり」全体が1語の形容動詞であるのに対し、「人なり」は「人」という名詞に断定の助動詞「なり」が付いた形で、「人である」という意味です。タリ活用でも同じ注意が必要です。「堂々たり」は形容動詞ですが、「咲きたり」は動詞「咲く」に助動詞「たり」が付いた形で、「咲いている」などと訳します。見えている末尾より、どこまでが1語かが先です。

語幹の用法と連用形の用法を区別します

語幹は活用語尾を付けずに使われることもあります。ク活用なら「あな、高。」のような言い方があり、「ああ、高いなあ。」と感動を表します。「あな」は感動詞です。通常の「高し」で言い切る場合と異なり、形容詞の語幹「高」だけを取り出して感情を強く示しています。形容動詞でも「あな、静か。」で「ああ、静かだなあ。」という表現ができます。

語幹に「の」を添えた「あな、高の山や。」は「ああ、なんと高い山だなあ。」、語幹に「を」を添えた「あな、高を。」は「ああ、高いなあ。」と訳せます。これらの「の」「を」は感動を表す働きを持ちます。普通の所有の「の」や、動作の対象を示す「を」と同じように訳すと、意味がつながりません。語幹の直後にあること、全体が感動の表現になっていることを合わせて確かめます。

シク活用には特に注意してください。語幹の用法と呼ばれる表現でも「あな、うれし。」のように終止形と同じ形を使い、「ああ、うれしいなあ。」と訳します。活用表の語幹が「うれ」だからといって「あな、うれ。」にしません。表の語幹欄を埋める作業と、実際の語幹の用法で使われる形を区別する必要があります。

また「山を高み、道をかへる。」は「山が高いので、道を変える。」という意味になります。「名詞+を+形容詞の語幹+み」は、原因・理由を表す型です。「み」は接尾語であり、感動を表す「高を」とは語順が違います。「を」を見つけた段階で訳を決めず、その先に「高み」があるところまで読むのが判断の分かれ目です。

連用形にも複数の働きがあります。「風強く、波高し。」は「風が強く、波が高い。」で、「強く」がいったん意味を区切り、次の内容へ続きます。これを中止法と呼びます。「花美しく咲く。」は、ここでは「花がかわいらしく咲く。」の意味で、「美しく」が動詞「咲く」を修飾します。どちらも連用形ですが、文の中の役割は同じではありません。「連用形」と答えることと、「何を説明しているか」を読むことを分けて考えます。

例題で解き方を確かめる

例題1 終止形だけに頼らず活用の種類を答える

次の文の「高き」「うれしき」について、終止形・活用の種類・活用形を答えましょう。「高き山を見る。」「うれしき知らせを聞く。」現代語訳は「高い山を見る。」「うれしい知らせを聞く。」です。いずれも後ろには名詞がありますが、それだけではク活用かシク活用かは決まりません。

  1. 問題の形から終止形を戻します。「高き」は「高し」、「うれしき」は「うれし」です。活用の種類は、語のもとの形を確かめてから判断するためです。
  2. 連用形に変え、「高く」「うれしく」を比べます。どちらも終止形は「し」で終わるので、違いが現れる連用形を使います。「高し」はク活用、「うれし」はシク活用です。
  3. 問題文の形へ戻り、後ろに「山」「知らせ」という名詞が続くことを確認します。名詞を修飾する形で、活用表の「き・しき」と一致するため、両方とも連体形です。

途中で連用形を作ったからといって、解答を連用形にしてはいけません。見分けるために一時的に作った形と、設問が尋ねる文中の形は別です。「終止形に戻す、種類を調べる、元の文へ戻る」という順序を残しておくと、この取り違えを防げます。

答え:「高き」は「高し」・ク活用・連体形、「うれしき」は「うれし」・シク活用・連体形です。

例題2 助動詞の接続に合わせて形を作る

括弧内の語を適切な形に直しましょう。「この山は〔高し〕ず。」「昨日は〔寒し〕けり。」現代語訳は「この山は高くない。」「昨日は寒かった。」です。打消と過去の意味を表す助動詞が続くため、ただ語尾を短くするのではなく、それぞれの接続に合う形を選びます。

  1. 後ろの語を先に確認します。「ず」は未然形接続、「けり」は連用形接続です。後ろから必要な活用形を決めると、候補が絞れます。
  2. 「高し」「寒し」はどちらもク活用であると確かめます。「高く」「寒く」という連用形が作れるためです。ここでは補助活用から、「ず」の前に「から」、「けり」の前に「かり」を選びます。
  3. 語幹とつないで「高からず」「寒かりけり」とし、文全体を読み直します。打消と過去が、それぞれ現代語訳の「ない」「た」に対応することまで確認します。

図2のように、後ろの助動詞から必要な形へたどると、「未然形を答えたつもりなのに『高くず』と書く」という誤りを防げます。活用表の同じ列に候補が2つあるときも、実際の接続まで見て選ぶことが大切です。

図2 ずとけりの接続から補助活用の形を選ぶ手順

なお、品詞分解で「高からず」を説明するなら、「高から」が形容詞「高し」の未然形、「ず」が打消の助動詞です。「高」だけを形容詞、「から」を助動詞と区切るのではありません。語幹と活用語尾を分けることは、文を単語に分けることとは違います。

答え:「高し」は「高から」、「寒し」は「寒かり」に直します。

例題3 形容動詞の2つの連用形を使い分ける

次の形容動詞について、活用の種類と活用形を答えましょう。「静かに歩む。」「静かなりけり。」「堂々たる姿を見る。」現代語訳は「静かに歩く。」「静かだった。」「堂々とした姿を見る。」です。調べる語は順に「静かに」「静かなり」「堂々たる」とします。

  1. 語全体の終止形を確かめます。最初の2つは「静かなり」、最後は「堂々たり」です。「に」「たる」だけでは品詞を判断できないため、語幹とつなげて確認します。
  2. 終止形から活用の種類を決めます。「静かなり」はナリ活用、「堂々たり」はタリ活用です。形容詞のク活用・シク活用の表とは別の表を使います。
  3. 後ろとの関係を読みます。「静かに」は動詞「歩む」を修飾し、「静かなり」は連用形接続の「けり」に続くので、ともに連用形です。「堂々たる」は名詞「姿」を修飾するので連体形です。

ナリ活用の連用形には「なり・に」の2つがあります。終止形と同じ「なり」であっても、ここでは後ろに「けり」が続くので連用形と判断します。形だけで候補が重なるときには、前後を読む必要があるということです。

答え:「静かに」「静かなり」はナリ活用・連用形、「堂々たる」はタリ活用・連体形です。

例題4 語幹の感動と原因・理由を読み分ける

「あな、高の山や。」「山を高み、道をかへる。」を現代語に訳し、「高」の使われ方の違いを説明しましょう。前者は高い山を見上げる言葉、後者は道を変更する理由を述べる文です。どちらも「高し」の語幹「高」が現れますが、伝えている内容は異なります。

  1. 「高」の前後をまとまりとして読みます。前者は「語幹+の+名詞」で、さらに「あな」「や」があります。後者は「名詞+を+語幹+み」です。1文字だけで判断せず、型を確かめるためです。
  2. 前者は感動、後者は原因・理由として訳の骨組みを作ります。「の」を普通の連体修飾と考えて「高さの山」としたり、「を」を現代語のまま残して「山を高いので」としたりしないようにします。
  3. 骨組みに語の意味を入れます。前者は「なんと高い山だなあ」、後者は「山が高いので、道を変える」となります。後者では「かへる」を現代語の仮名遣いの「変える」に直します。

語幹を答える問題では同じ「高」でも、現代語訳の問題ではそのまま同じ答えになりません。語の意味と構文の働きを別々に確かめ、最後に合わせて訳すことで、感情の強さや理由の関係を落とさずに読めます。

答え:前者は「ああ、なんと高い山だなあ。」という感動、後者は「山が高いので、道を変える。」という原因・理由の表現です。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 語尾の「し」だけでシク活用にする

誤った書き方は「『高し』は『し』で終わるのでシク活用」です。どこが違うかというと、ク活用の終止形も「し」で終わるため、その特徴では2つの型を分けられないのです。「し」という文字を見つけることと、活用の種類を見分けることを混同しています。

正しい書き方は「『高し』は連用形が『高く』となるのでク活用」です。「うれし」なら「うれしく」となるのでシク活用です。初めは終止形と連用形を横に並べ、変わった部分を確かめます。意味が感情だから必ずシク活用、という判定も避けます。意味には傾向があっても、活用の種類の最終的な根拠は形の変化です。

誤り2 同じ連体形なら自由に置き換えられると思う

誤った書き方は「高かる山」です。どこが違うかというと、「かる」も連体形だから名詞の前ならいつでも使える、と考えている点です。基本的な名詞修飾には本活用の「き」を使います。補助活用の連体形は、たとえば助動詞へつながる場面で学ぶ形であり、本活用との区別を消してはいけません。

正しい書き方は「高き山」で、意味は「高い山」です。一方、「高からず」なら未然形の補助活用を使い、「高くず」にはしません。「連体形」「未然形」という列を当てるだけで終えず、後ろに来る語まで含めて形を選ぶのが直し方です。図3のように、もとの語、接続先、活用形を順に確かめる習慣を付けます。

図3 もとの語と後ろへの接続を確認して活用形を決める

誤り3 文の終わりにある形をすべて終止形にする

誤った書き方は「『庭こそ静かなれ。』の『静かなれ』は文末だから終止形」です。現代語訳は「庭はまさに静かだ。」です。どこが違うかというと、「終止形」を文末に置かれた語の総称だと考えている点です。古文では係り結びなどのため、終止形以外の形でも文が終わります。

正しい書き方は「『静かなれ』はナリ活用の已然形」です。係助詞「こそ」があるので、結びが已然形になります。活用表では「なれ」が已然形と命令形の両方にありますが、この文は静かであることを述べており、静かであれと命令しているのではありません。形・接続・文の意味の3つを合わせると、同じ形の候補を区別できます。

練習問題

練習1

「白き花を見る。」の「白き」と、「悲しき知らせを聞く。」の「悲しき」について、終止形・活用の種類・活用形を答えてください。現代語訳は「白い花を見る。」「悲しい知らせを聞く。」です。解答の前に、それぞれの連用形も声に出して確かめます。

練習2

「夜は〔寒し〕ず。」「庭は〔静かなり〕けり。」の括弧内を適切な形に直してください。現代語訳は「夜は寒くない。」「庭は静かだった。」です。後ろの助動詞が要求する活用形を、答えの横に添えてください。

練習3

「堂々と歩む。」「庭こそ静かなれ。」の「堂々と」「静かなれ」の活用の種類と活用形を答えてください。現代語訳は「堂々と歩く。」「庭はまさに静かだ。」です。形容動詞の連用形と、係り結びの結びの違いを確かめます。

練習4

「あな、高を。」「山を高み、道をかへる。」を現代語に訳し、感動と原因・理由のどちらを表すか答えてください。さらに「風強く、波高し。」の「強く」の活用形と用法を答えてください。最後の文の現代語訳は「風が強く、波が高い。」です。

答えと解説

練習1の答えは、「白き」が「白し」・ク活用・連体形、「悲しき」が「悲し」・シク活用・連体形です。「白く」「悲しく」と変化させれば種類が決まり、名詞「花」「知らせ」へのつながりから活用形が決まります。

練習2の答えは「寒から」「静かなり」です。「寒から」はク活用の形容詞「寒し」の未然形で、打消の「ず」に続きます。「静かなり」はナリ活用の形容動詞「静かなり」の連用形で、「けり」に続きます。「静かにけり」とはしません。

練習3の答えは、「堂々と」がタリ活用・連用形、「静かなれ」がナリ活用・已然形です。「堂々と」は歩き方を説明し、「静かなれ」は「こそ」の結びになっています。文末という位置だけで活用形を答えないことが要点です。

練習4の答えは、前者が「ああ、高いなあ。」で感動、後者が「山が高いので、道を変える。」で原因・理由です。「高+を」と「山+を+高+み」の並びを比較します。「強く」はク活用の形容詞「強し」の連用形で、用法は中止法です。風の状態をいったん述べ、波の状態へ文を続けています。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

形容詞と形容動詞の活用がわかると、助動詞の接続を調べるときに、直前の語を正しく見つけられます。また、「静かなり」の「なり」が語の一部なのか、「人なり」のように助動詞なのかという識別にもつながります。読解では、状態の説明と、語幹を使った感動の表現を分けることで、書き手の気持ちが強く現れる箇所を拾えます。

家で5分だけ確かめるなら、1つ目は「高し」「うれし」「静かなり」「堂々たり」を紙に書き、それぞれ名詞に続く形へ直す方法です。「高き山」「うれしき知らせ」「静かなる庭」「堂々たる姿」とし、順に「高い山」「うれしい知らせ」「静かな庭」「堂々とした姿」と訳します。表を見ずに答えたあと、迷った箇所だけ表と照合します。

2つ目は、「高からず」「静かなりけり」を単語に分け、後ろから必要な活用形を説明する方法です。意味は「高くない」「静かだった」です。口頭で「ずが未然形を求めるから」と言えるかを確かめます。個別指導で確認するときも、活用表の暗唱だけで判断せず、必要なら名詞と用言の区別、1語の範囲まで戻って確かめます。

まとめ

課題の文に見慣れない形が出てきたときは、すぐに表全体を唱え直す必要はありません。その語が何を表し、どこまでが1語で、後ろに何が続くのかを短い言葉で説明してみます。説明の途中で止まった場所こそ、次に表を開いて確認する場所です。

「高き」の「き」や「高からず」の「から」を選ぶ根拠が言えれば、暗記した表は文章を読む道具になります。古文の語尾は、景色を述べるのか、気持ちを響かせるのか、否定へつなぐのかを示す、意味の分かれ目です。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット