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大学受験の英単語—語の増やし方と、共通テストと二次で必要な語|武蔵野個別指導塾

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maintain は維持するだけでなく主張するでもある。模試の長文で止まる抽象語 200 語の表と語源の部品、1 日 10 語を 34 日で回す予定、共通テストと二次で違う語の鍛え方がそろうので、今夜から始められます。

番号 語 品詞 意味 組
1 assume 動 想定する、(責任を)引き受ける A 思考
2 perceive 動 知覚する、〜だと受け取る A 思考
3 recognize 動 認識する、認める(英 recognise) A 思考
4 conceive 動 思いつく、想像する A 思考
5 comprehend 動 理解する A 思考
6 infer 動 推論する A 思考
7 deduce 動 論理的に導き出す A 思考
8 speculate 動 推測する、投機する A 思考
9 contemplate 動 じっくり考える A 思考
10 conclude 動 結論を下す、終える A 思考
11 concept 名 概念 A 思考
12 notion 名 考え、観念 A 思考
13 hypothesis 名 仮説(複数形 hypotheses) A 思考
14 assumption 名 想定、前提 A 思考
15 perception 名 知覚、受け止め方 A 思考
16 intuition 名 直感 A 思考
17 insight 名 洞察 A 思考
18 cognitive 形 認知の A 思考
19 rational 形 理性的な、合理的な A 思考
20 abstract 形・名 抽象的な、要約 A 思考
21 claim 動・名 主張する、主張 B 主張
22 argue 動 論じる、主張する B 主張
23 assert 動 断言する B 主張
24 contend 動 強く主張する、争う B 主張
25 maintain 動 維持する、主張する B 主張
26 advocate 動・名 提唱する、支持者 B 主張
27 propose 動 提案する B 主張
28 suggest 動 提案する、示唆する B 主張
29 imply 動 暗に意味する B 主張
30 indicate 動 示す B 主張
31 illustrate 動 例や図で説明する B 主張
32 justify 動 正当化する B 主張
33 refute 動 誤りだと証明する B 主張
34 dispute 動・名 異議を唱える、論争 B 主張
35 criticize 動 批判する(英 criticise) B 主張
36 emphasize 動 強調する(英 emphasise) B 主張
37 acknowledge 動 (事実だと)認める B 主張
38 evidence 名 証拠 B 主張
39 controversy 名 論争 B 主張
40 bias 名 偏り、偏見 B 主張
41 transform 動 一変させる C 変化
42 alter 動 変える、変わる C 変化
43 modify 動 修正する C 変化
44 adapt 動 適応する、適応させる C 変化
45 adjust 動 調整する、慣れる C 変化
46 evolve 動 進化する、発展する C 変化
47 decline 動・名 減少する、断る、減少 C 変化
48 diminish 動 減る、減らす C 変化
49 expand 動 広げる、広がる C 変化
50 enhance 動 高める C 変化
51 accelerate 動 加速する C 変化
52 fluctuate 動 変動する C 変化
53 shift 動・名 移す、変わる、変化 C 変化
54 trend 名 傾向、流行 C 変化
55 transition 名 移り変わり、移行 C 変化
56 revolution 名 革命、回転 C 変化
57 gradual 形 少しずつの C 変化
58 dramatic 形 劇的な C 変化
59 steady 形 着実な、安定した C 変化
60 reform 動・名 改革する、改革 C 変化
61 cause 動・名 引き起こす、原因 D 因果
62 consequence 名 結果、重要性 D 因果
63 outcome 名 結果、成果 D 因果
64 factor 名 要因 D 因果
65 derive 動 引き出す、(derive from で)由来する D 因果
66 contribute 動 貢献する、一因となる D 因果
67 attribute 動・名 (原因を)〜に帰する、属性 D 因果
68 stem 動 (stem from で)〜から生じる D 因果
69 trigger 動・名 引き起こす、きっかけ D 因果
70 induce 動 誘発する、〜するよう仕向ける D 因果
71 correlation 名 相関関係 D 因果
72 relevant 形 関連のある D 因果
73 mutual 形 相互の D 因果
74 dependent 形 依存している D 因果
75 influence 動・名 影響を与える、影響 D 因果
76 implication 名 含意、予想される影響 D 因果
77 interact 動 相互に作用する D 因果
78 constitute 動 構成する、〜に等しい D 因果
79 comprise 動 〜から成る D 因果
80 component 名 構成要素 D 因果
81 institution 名 制度、機関 E 社会
82 authority 名 権威、当局 E 社会
83 policy 名 政策、方針 E 社会
84 regulation 名 規制 E 社会
85 legislation 名 法律、立法 E 社会
86 democracy 名 民主主義 E 社会
87 inequality 名 不平等 E 社会
88 welfare 名 福祉 E 社会
89 citizen 名 市民 E 社会
90 community 名 地域社会、共同体 E 社会
91 diversity 名 多様性 E 社会
92 norm 名 規範、標準 E 社会
93 ideology 名 イデオロギー、思想の体系 E 社会
94 majority 名 大多数 E 社会
95 minority 名 少数派 E 社会
96 discrimination 名 差別、識別 E 社会
97 privilege 名 特権 E 社会
98 obligation 名 義務 E 社会
99 consensus 名 合意、総意 E 社会
100 globalization 名 グローバル化(英 globalisation) E 社会
101 economy 名 経済、節約 F 経済
102 commerce 名 商業 F 経済
103 industry 名 産業、勤勉 F 経済
104 resource 名 資源 F 経済
105 consumption 名 消費 F 経済
106 distribution 名 分配、分布 F 経済
107 demand 名・動 需要、要求する F 経済
108 supply 名・動 供給、供給する F 経済
109 income 名 収入 F 経済
110 revenue 名 歳入、収益 F 経済
111 investment 名 投資 F 経済
112 labor 名 労働(英 labour) F 経済
113 poverty 名 貧困 F 経済
114 wealth 名 富 F 経済
115 sustain 動 維持する、支える F 経済
116 allocate 動 割り当てる F 経済
117 exploit 動 活用する、搾取する F 経済
118 scarce 形 乏しい F 経済
119 abundant 形 豊富な F 経済
120 efficient 形 効率がよい F 経済
121 analyze 動 分析する(英 analyse) G 研究
122 evaluate 動 評価する G 研究
123 interpret 動 解釈する、通訳する G 研究
124 investigate 動 調査する G 研究
125 examine 動 調べる、診察する G 研究
126 observe 動 観察する、(規則を)守る、述べる G 研究
127 identify 動 特定する、同一視する G 研究
128 verify 動 正しいと確かめる G 研究
129 classify 動 分類する G 研究
130 estimate 動・名 見積もる、見積もり G 研究
131 measure 動・名 測る、手段、尺度 G 研究
132 phenomenon 名 現象(複数形 phenomena) G 研究
133 theory 名 理論 G 研究
134 principle 名 原理、原則 G 研究
135 criterion 名 基準(複数形 criteria) G 研究
136 variable 名・形 変数、変わりやすい G 研究
137 statistics 名 統計、統計学 G 研究
138 evolution 名 進化、発展 G 研究
139 procedure 名 手順 G 研究
140 precise 形 正確な G 研究
141 motivate 動 動機づける H 心
142 attitude 名 態度、考え方 H 心
143 behavior 名 ふるまい、行動(英 behaviour) H 心
144 emotion 名 感情 H 心
145 anxiety 名 不安 H 心
146 conscious 形 意識している H 心
147 instinct 名 本能 H 心
148 tendency 名 傾向 H 心
149 preference 名 好み H 心
150 identity 名 自分らしさ、身元 H 心
151 empathy 名 共感 H 心
152 isolation 名 孤立 H 心
153 reluctant 形 気が進まない H 心
154 willing 形 進んで〜する H 心
155 hesitate 動 ためらう H 心
156 cope 動 (cope with で)うまく対処する H 心
157 overcome 動 克服する H 心
158 pursue 動 追い求める H 心
159 ethical 形 倫理的な H 心
160 moral 形・名 道徳的な、教訓 H 心
161 significant 形 重要な、かなりの I 評価
162 substantial 形 かなりの、実質的な I 評価
163 considerable 形 かなりの I 評価
164 crucial 形 きわめて重要な I 評価
165 essential 形 不可欠な I 評価
166 fundamental 形 根本的な I 評価
167 inevitable 形 避けられない I 評価
168 obvious 形 明らかな I 評価
169 apparent 形 明らかな、見かけの I 評価
170 explicit 形 はっきり示された I 評価
171 implicit 形 暗黙の I 評価
172 ambiguous 形 あいまいな I 評価
173 complex 形 複雑な I 評価
174 sophisticated 形 洗練された、高度な I 評価
175 adequate 形 十分な、適切な I 評価
176 appropriate 形 適切な I 評価
177 valid 形 妥当な、有効な I 評価
178 objective 形・名 客観的な、目的 I 評価
179 subjective 形 主観的な I 評価
180 neutral 形 中立の I 評価
181 achieve 動 成し遂げる J 行為
182 obtain 動 手に入れる J 行為
183 acquire 動 身につける、獲得する J 行為
184 retain 動 保つ、保持する J 行為
185 restrict 動 制限する J 行為
186 prohibit 動 禁止する J 行為
187 impose 動 課す、押しつける J 行為
188 enable 動 可能にする J 行為
189 ensure 動 確実にする J 行為
190 prevent 動 防ぐ J 行為
191 promote 動 促進する、昇進させる J 行為
192 encourage 動 励ます、促す J 行為
193 reinforce 動 強化する J 行為
194 undermine 動 徐々に損なう J 行為
195 resolve 動 解決する、決心する J 行為
196 implement 動 実行する J 行為
197 participate 動 参加する J 行為
198 cooperate 動 協力する(英 co-operate とも) J 行為
199 compensate 動 埋め合わせる、補償する J 行為
200 eliminate 動 取り除く J 行為

よくあるのは、高 2 の冬の模試の長文で、3 段落目から急に読めなくなる場面です。教室の暖房は乾いて、時計だけが進む。significant も implication も確かに見たことがあるのに、意味が出てきません。線を引いた語の数だけ話の筋が切れ、設問に戻ると本文の中身が消えている。返ってきた答案を見ると、文法の問題は取れているのに長文だけが白い。足りないのは根性ではなく、抽象語の手持ちです。

一覧の読み方

表の右端の組は全部で 10 あり、どの組も 20 語です。10 組 × 20 語で 200 語になります。番号は通し番号で、上から順に覚えてほしいという意味ではありません。品詞の欄の動は動詞、名は名詞、形は形容詞です。動・名のように 2 つ並ぶ語は、どちらの姿でも長文に出てきます。意味の欄に訳が複数あるときは、先頭の訳をまず持ち、残りは文の中で出会うたびに足してください。

図1のように、10 組は 2 つの山に分かれます。A 思考、B 主張、C 変化、D 因果、G 研究、I 評価、J 行為の 7 組 140 語は、文章の話題が何であっても出てくる論理の語です。筆者が何を主張し、何が何を引き起こし、それをどれほど重要と見ているのか。ここが抜けると、文の骨が読めません。E 社会、F 経済、H 心の 3 組 60 語は話題の語で、環境、教育、言語、技術を論じる文章の肉になります。先に固めるのは 140 語の側です。

図1 200 語を論理の語 140 語と話題の語 60 語に分けた地図

表の中の決まりは 4 つあります。

  1. 綴りはアメリカ英語でそろえ、イギリス英語で違う語は「英」として並べました。recognize、criticize、emphasize、globalization の z は、イギリスでは s で書かれることが多く、analyze はイギリスでは analyse です。behavior と labor には、イギリスでは u が入ります。どちらも正しい綴りなので、1 枚の答案の中ではどちらかにそろえてください。
  2. hypothesis、phenomenon、criterion の 3 語は、複数形で語尾が変わります。hypotheses、phenomena、criteria を見て、別の語だと思わないでください。
  3. evidence は数えない名詞で、an evidence とは書きません。1 つの証拠と言いたいときは a piece of evidence です。
  4. stem と cope は、stem from、cope with の形で出会うことがほとんどなので、組み合わせのまま載せました。

共通テストと二次で必要な語

語の数の見取り図から始めます。学習指導要領の範囲では、高校で 1800〜2500 語程度が新しく扱われます。その手前に、中学校で 1600〜1800 語程度、さらに小学校で 600〜700 語程度があり、足すと 4000〜5000 語程度です。入試の長文には、この範囲を超える語が注つきで出ることもあります。200 語はその全部ではなく、長文の論理を支える芯の部分です。

同じ語でも、試験によって求められる力は違います。次の表は傾向の話で、年度と大学によって変わります。最新の問題を 1 年分解いて、自分の目で確かめてください。

見るところ 共通テスト 二次の個別試験
文章 記事、ブログ、掲示、報告など実用の文章も多い 論説や評論を中心にする大学が多い
問い方 読んで選ぶ。語の意味を直接問うことは少ない 和訳、内容説明、要約、英作文など大学で違う
語に求めること 見た瞬間に意味が出ること 文脈に合う訳語を選べること、自分で書けること
鍛える重点 読む速さ、話題の語、日常の語 多義語、語と組む形、綴り

共通テストの語の特徴は、難しさより量と速さにあると考えてください。1 語ずつ問われるのではなく、長い文章を時間内に読み切る中で、語の意味が止まらずに出てくるかを試されます。抽象語だけでは足りません。予定、手順、結果、感想を述べる日常の語も同じ重さで要ります。

二次では 1 語の重さが変わります。下線部に observe があれば、観察するのか守るのかで、訳は別の文になります。英作文があるなら、読めるだけの語は武器になりません。emphasize に on を付けないところまで手が覚えて、初めて書ける語です。

自分に要る語の量は、志望校の過去問で測れます。長文を 1 題読み、意味が言えない語に印を付けて、段落ごとに数えてください。1 段落に 3 語以上の印が続くなら、構文より先に語です。印が 1〜2 語なのに読めないなら、語より文の構造を疑ってください。この数は目安で、自分の手応えに合わせて動かして構いません。

覚え方

動詞、名詞、反対の語でつなぐ

1 語ずつ別々に覚えると、語どうしが助け合いません。表の中で形の近い語と反対の語をつないでください。assume と assumption、perceive と perception、imply と implication、evolve と evolution は、動詞と名詞の組です。長文が難しく見える理由のひとつは、動詞で知っている語が名詞の姿で出てくることです。

反対の語は explicit と implicit、objective と subjective、majority と minority、scarce と abundant です。片方を言ったら、必ずもう片方も言います。対にしておくと、片方を忘れても残った方から引き戻せます。

声に出す手順

語は目で見るだけでは、長文の速さについてきません。次の順で声に出します。

  1. 語を見て、電子辞書や辞書アプリの音声で発音を確かめます。アクセントの位置まで聞いてください。
  2. 語を見ながら 3 回、声に出します。
  3. 意味の欄を隠し、語を見て 2 秒以内に日本語を言います。出なければ印を付けます。
  4. 短い句で言います。a significant change、a rational decision、mutual trust のように、語を 1 つ足すだけで十分です。
  5. 最後に日本語から英語を言い、綴りを 1 回書きます。

品詞で読みが変わる語は、ここで耳に入れておきます。estimate と advocate は語尾の母音が変わり、attribute は名詞になるとアクセントの位置が前へ動きます。

語 動詞の読み 名詞の読み
estimate /ˈestɪmeɪt/ /ˈestɪmət/
advocate /ˈædvəkeɪt/ /ˈædvəkət/
attribute /əˈtrɪbjuːt/ /ˈætrɪbjuːt/

attribute の動詞は、アメリカ英語で語尾を軽くして /əˈtrɪbjət/ と読むこともあります。辞書の音声でアメリカとイギリスの両方を聞けるなら、両方を耳に入れておいてください。

間隔のあけ方と 1 日の量

図2のように、同じ語に当日、1 日後、3 日後、7 日後、14 日後の 5 回出会います。間は 1 日、2 日、4 日、7 日とのびていきます。覚えたばかりの語を何度なぞっても、手応えがあるだけで残りません。少し忘れかけたころに思い出そうとする、その手間が語を長文の中で使える場所へ運びます。

図2 同じ語に当日から 14 日後まで 5 回出会う間隔の図

1 日の量は新しい 10 語です。200 語 ÷ 10 語で 20 日かかります。20 日目に覚えた最後の 10 語は、21 日目、23 日目、27 日目、34 日目に確かめるので、全体は 34 日で終わります。200 語に 5 回ずつ、のべ 1000 回の出会いです。いちばん重いのは 15 日目から 20 日目で、新しい 10 語と確かめの 40 語を合わせて 1 日 50 語になります。

時間に直すと、新しい語は 1 語 40 秒で 10 語 6 分 40 秒、確かめの語は 1 語 5 秒で 40 語 3 分 20 秒、合わせて 10 分です。印を付けた語の読み直しを足しても 15 分で収まります。電車の中で声が出せないなら、確かめの語だけ電車で回し、新しい語は家で声に出してください。

高 2 の冬なら、1 日 30 語に増やしたくなります。増やしません。崩れるのは 3 日目ごろで、崩れると確かめの予定まで一緒に倒れます。1 日休んだら、その日の分を翌日へ 1 日ずらすだけで、最初には戻りません。模試の見直しで印を付けた語は、表にない語でも 10 語の枠に入れて同じ予定で回します。語はこうして 200 語の外へ増えていきます。

お子さまの確かめを保護者の方が手伝うなら、英語を読み上げて日本語で答えてもらうだけで足ります。発音は辞書の音声に任せて構いません。

語源で増やす

200 語の次は、知らない語を知っている語から割り出す番です。maintain、sustain、retain、obtain には同じ tain が入っています。図3のように、tain は保つという部品です。手で保つから maintain は維持する、下から保つから sustain は支える、後ろに保つから retain は保持する、と読めます。obtain は少し遠く、手元に保つところから手に入れるへつながります。

図3 保つという部品 tain から 4 つの語が分かれる様子

同じ見方で、表の語を部品ごとに束ねると次のようになります。表の語を 1 つ知っていれば、右の欄の語は半分読めたようなものです。

部品 核の意味 表の語 広がる語
tain 保つ maintain, sustain, retain, obtain contain, entertain
ceive / cept つかむ perceive, conceive, concept, perception receive, deceive, accept
sume / sump 取る assume, assumption, consumption consume, presume, resume
duce 導く deduce, induce produce, reduce, introduce
pose 置く propose, impose expose, suppose, oppose
tribut 割り当てる contribute, attribute, distribution tribute, distribute
stitut 立てる constitute, institution substitute, constitution
plic / ply 折る imply, implicit, explicit, implication apply, complicated
volve / volu 転がる evolve, evolution, revolution involve, revolve
form 形 transform, reform inform, conform, uniform
min 小さい diminish, minority minor, minimum

頭に付く部品も少しだけ持っておくと効きます。con- は共に、re- は再びや後ろへ、ex- は外へ、sub- と sus- は下に、trans- は越えて、inter- は間に、という見当です。implicit は中に折りたたまれて見えない、explicit は外へ開かれて見える。暗黙と明示の違いが、語の形のまま入っています。

気をつけたいのは in- と im- です。中へという意味と、否定の意味の 2 通りがあります。inequality と inevitable は否定で、implicit と impose は否定ではありません。語源はあくまで見当をつける道具で、部品の意味と今の意味が遠い語も、説明に諸説ある語もあります。予想を立てたら、必ず辞書で確かめてください。

多義語は核と形で持つ

受験でいちばん怖いのは、知っているつもりの語です。maintain を維持するとだけ覚えたまま that 節が続く文に出会うと、文ごと崩れます。訳語を並べて暗記するのではなく、後ろに来る形と一緒に持ってください。

語 この形なら 意味 この形なら 意味
maintain 名詞が続く 維持する that 節が続く 主張する
suggest 人が主語で that 節 提案する 資料や事実が主語で that 節 示唆する
decline 目的語なし 減少する an offer が続く 断る
resolve a problem が続く 解決する to 不定詞が続く 決心する
measure 動詞で名詞が続く 測る take measures 手段、対策
apparent 名詞の前 見かけの be 動詞の後 明らかな
exploit 資源が続く 活用する 人が続く 搾取する

どの語も必ずこの形に収まるわけではありません。形で見当をつけ、文脈で確かめる順番を手に覚えさせてください。

文の中での使い方

語は文の中で働いて初めて読めるようになります。次の 8 つの文を声に出し、和訳を確かめたら、続く説明で語の働きを見てください。

  1. The author assumes that readers already know the basic concept. 筆者は、読者が基本の概念をすでに知っていると想定しています。assume は確かめる前にそうだと置く語で、長文では次に「実はそうではない」が続くことがあります。
  2. A rise in prices does not necessarily imply a strong economy. 物価の上昇は、必ずしも経済が強いことを意味しません。imply は言葉に出さずに中身を指す語です。not necessarily は「必ずしも〜ない」で、全部は否定していません。
  3. The committee attributed the decline in visitors to the bad weather. 委員会は、来場者の減少を悪天候のせいだと考えました。attribute の後ろは結果、to の後ろは原因です。この順番を逆に読むと、因果が裏返ります。
  4. Some people are reluctant to change their habits, even when the consequences are obvious. 結果が明らかなときでさえ、習慣を変えたがらない人もいます。reluctant は to 不定詞を連れてきます。consequences は、よくない結果を指すことが多い語です。
  5. The city imposed new rules to restrict the use of plastic bags. 市は、レジ袋の使用を制限するために新しい規則を課しました。impose は上から載せる語で、規則や税や負担が目的語に来ます。
  6. Diversity can enhance a team’s ability to solve problems, but it does not ensure success. 多様性はチームの問題解決の力を高めることがありますが、成功を確実にするわけではありません。can で可能性を述べ、but の後で限界を引く。筆者の慎重さは、こういう組み立てに出ます。
  7. The gap between rich and poor may undermine people’s trust in democracy. 貧富の差は、民主主義への人々の信頼を徐々に損なうかもしれません。undermine は土台を下から崩す語で、信頼、権威、努力のような抽象名詞を目的語にします。
  8. Her explanation was ambiguous, so we could not verify whether the figures were accurate. 彼女の説明はあいまいだったので、数字が正確かどうかを確かめられませんでした。ambiguous は 2 通り以上に読めるという語で、単にわかりにくいという意味ではありません。

長文では、主張の語が地図の役割をします。claim、argue、assert、contend の主語を必ず確かめてください。主語が筆者なら本人の意見で、Some people なら他人の意見です。Some people claim that で始まる段落は、筆者が後で反論するための足場になっていることがよくあります。主語を見ずに読むと、筆者が否定している説を筆者の意見として選んでしまいます。

語と組む形も、文の中で覚えます。二次の英作文では、ここを落とすと語そのものを知っていても文が組めません。

形 意味
attribute A to B A を B のせいにする、A の原因を B と考える
impose A on B A を B に課す
contribute to A A に貢献する、A の一因となる
derive from A A に由来する
stem from A A から生じる
cope with A A にうまく対処する
adapt to A A に適応する
compensate for A A を埋め合わせる
participate in A A に参加する
prevent A from doing A が〜するのを防ぐ
enable A to do A が〜できるようにする
be reluctant to do 〜するのに気が進まない
be willing to do 進んで〜する

まちがえやすいところ

抽象語の誤りは、綴りより読み方と組み方で起きます。答案でよく見る 3 つを、誤りの文、どこが違うか、正しい文の順に並べます。

observe を観察するとしか読まない

図4 observe の意味が後ろの形で 3 通りに分かれる図

emphasize に on を付ける

contribute to の後ろに原形を置く

確かめの問題

答えを見る前に、声に出して読んでから解いてください。問 1 と問 5 は長文で意味を取る力、問 2〜問 4 は書く力を見ています。

問 1 次の文の maintain の意味を日本語で答えてください。 The mayor maintains that the new bridge is unnecessary.

問 2 ( ) に入る前置詞を答えてください。 The delay was attributed ( ) a shortage of staff.

問 3 ( ) の語を正しい形に直してください。 Scientists cannot explain these (phenomenon) yet.

問 4 次の文の誤りを 1 か所直してください。 This program contributed to protect the local forest.

問 5 文脈に合う語を選んでください。 Because the instructions were (abundant / ambiguous / efficient), many people misunderstood them.

答えと解説

問 1 の答えは「主張する」です。市長は新しい橋が不要だと主張しています。maintain の後ろに that 節が続くので、維持するではありません。橋の維持の話に見えるのがこの文のわなで、形を先に見れば迷いません。

問 2 の答えは to です。attribute A to B の受け身で、「遅れは人手不足のせいだとされた」という意味になります。A に結果、B に原因が入る順番は、能動態でも受け身でも変わりません。

問 3 の答えは phenomena です。these が付いているので複数形にします。単数なら this phenomenon で、phenomena を単数の語のように this と組ませる誤りもよく見ます。

問 4 の答えは protect を protecting に直すことです。contribute to の to は前置詞なので、後ろは動名詞です。「この事業は地域の森を守ることに貢献した」という意味になります。

問 5 の答えは ambiguous です。多くの人が誤解した理由になるのは、3 つの中では説明があいまいなことだけです。abundant は量が豊富、efficient は効率がよいで、どちらも誤解の理由になりません。

次に覚える一覧

英熟語の一覧は、attribute A to B のような組み合わせを句動詞まで広げ、読むだけでなく書ける形にしてくれます。接続詞の一覧は、主張と反論の切れ目をつかむ道具で、長文の段落の役割が見えやすくなります。前置詞の一覧は、contribute to や cope with の前置詞をばらばらに覚えずに済ませる近道です。

個別指導では、模試で止まった文を声に出して読んでもらい、語が原因なのか文の構造が原因なのかを分けます。構造が原因なら、中学で習う関係代名詞と不定詞まで戻って確かめます。

まとめ

200 語は暗記の山ではなく、次の語を割り出すための手持ちです。当日から 14 日後まで 5 回の出会いで残し、tain のような部品で増やし、多義語は後ろの形で読み分けてください。共通テストには速さで、二次には訳語と綴りで効かせます。次の模試で線を引くのは、知らない語ではなく筆者の主張です。

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