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農芸高校の令和9年度入試|3つの科の作文の推薦と7対3の一般入試|武蔵野個別指導塾

園芸科学・食品科学・緑地環境の入試配点を整理し、換算内申39・当日320点から総合得点を計算します。5年分の作文を比べると、学科への関心に加え、理由や行動まで書く練習の必要性が見えてきます。

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農芸高校の令和9年度入試|3つの科の作文の推薦と7対3の一般入試

学科名が気になったら、入試の方法も並べてみる

よくあるのは、ベランダの鉢に水をやりながら「植物に関わることを学んでみたい」と話したお子さまに、保護者が農芸高校の名前を挙げるという場面です。植物への興味から調べ始めても、園芸科学・食品科学・緑地環境のどこを志望するかは、まだ決めていないかもしれません。関心が芽生えた時点で入試方法も読んでおくと、学科について調べたいことと、今の学校で取り組む勉強を区別できます。

農芸高校は武蔵境駅から直線で約5.8kmです。学科は園芸科学、食品科学、緑地環境の3つがあります。3つの名前を見ながら、自分の興味に近い言葉と、その理由を挙げてみてください。

ただし、入試の仕組みが共通でも、志望する学科への関心を説明する言葉は、お子さま自身のものになります。一般入試では点数の組み立てを、推薦では問いに答える文章と受け答えを確かめていきましょう。武蔵境で受験を考えるご家庭に向けて、配点と過去の出題を、今日から確認できることに結び付けます。

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園芸科学・食品科学・緑地環境で共通する一般の条件

園芸科学・食品科学・緑地環境の3学科では、令和9年度の一般入試と推薦入試の方法・配点は全学科で同じです。一般で受けるのは国語・数学・英語・社会・理科の5教科になります。学力検査と調査書の比率は7:3で、学力検査が700点、調査書が300点の配点です。一般では面接も実技検査も課さない方法が採られます(都教委, 令和9年度・農芸欄, 『専門教育を主とする学科・総合学科』1 頁)。受験勉強の予定を考える際は、まずこの5教科の答案と学校の評定を手元にそろえることから始めます。

7:3という比率は、5教科で取った点をそのまま調査書の数字に足すという意味ではありません。学力検査の得点を700点満点に換算し、評定から求めた調査書点を300点満点に換算します。この2つを合わせた1000点にESAT-Jの点を加え、総合得点は1020点満点になります。換算内申は、学力検査の対象となる5教科の評定を1倍、残る4教科の評定を2倍して合計する65点満点の数値です(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。

通知表を見ながら計算するときは、先に9教科の評定を書き出してください。5教科の欄と4教科の欄を分けてから重みを付けると、9教科を単純に足した数字との混同を防げます。また、換算内申と調査書点は同じものではありません。前者は65点満点、後者は一般入試で使う300点満点の点です。メモの数字の横に満点も添えておくと、親子で別の数字を見ながら話す行き違いが減ります。

ESAT-Jは評価がFなら0点、Eなら4点で、D・C・Bと上がるごとに8点・12点・16点、Aで20点になります。ESAT-Jの点は、学力検査と調査書の合計へ足します(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。英語の学力検査の素点へ混ぜ込まず、独立した欄に置いておくと、計算の順序を追いやすくなります。

ここで、換算内申39、5教科の素点合計320点、ESAT-JがCの場合を計算します。学力検査は500点満点の素点を700点満点へ、換算内申は65点満点から300点満点へ移します。計算は次の順です。

この640点は、示した条件を入れたときの計算結果です。学習計画を立てるためには、最後の数字だけを書き写すより、学力検査点と調査書点がそれぞれどこから来たかをたどれるようにしておきましょう。模擬試験の成績表と通知表を見比べるときも、素点なのか、換算後の点なのかをそろえてから考えます。

5教科の合計は入試の計算に必要ですが、次に取り組む問題は合計だけでは決められません。国語なら設問に合う箇所を探せたか、数学なら途中の式を自分で再現できるか、英語なら文の意味を取り違えていないかを、実際の答案で確認します。社会と理科も、知識を思い出せなかった問題と、資料や条件の読み取りで止まった問題を分けると、やり直す内容が具体的になります。これは出題内容の予想ではなく、今ある答案を次の練習に使うための見方です。

調査書の準備では、評定の数字だけを見て終わらず、学校から返された評価や課題の指摘を読み直してください。何を直す必要があるのかが曖昧なら、学校の先生に確認する事項を短くまとめます。家庭の判断で評定の上がり方を決め付けず、授業や課題で実際に求められていることに戻るほうが、取り組む内容を選びやすくなります。

一般入試の準備を点数に結び付けるには、「勉強時間を増やす」という予定だけでなく、次に確認する答案を決めておくことも必要です。やり直した問題を後日もう一度解く、読めなかった資料の説明を自分の言葉で書くなど、できたかどうかを確かめられる形にしてください。計算で現在の位置を整理し、答案で次の作業を選ぶ。この2段階に分けると、総合得点の数字を見たあとにも手を動かせます。

推薦の作文は、学びたいことと自分の行動をつなぐ

令和9年度の推薦は、募集人員に対する割合が35%で、調査書点は450点、個人面接は360点で、作文に100点を配分します。推薦では評定を基に調査書を評価します(都教委, 令和9年度・農芸欄, 『専門教育を主とする学科・総合学科』1 頁)。一般入試の調査書300点とは配点が異なるため、準備のメモも分けておきましょう。作文を整えることに加え、面接で自分の考えを話せるかも確かめる必要があります。

学校が示す生徒像には、志望学科への関心と実習・実験に意欲的に取り組む姿勢、規範意識と自他の人権を大事にする姿勢、学校生活への積極的な参加が挙げられています。また、農業関連の進学や就職を見据えた学び、地域での活動などを続けようとする姿勢も示されています。原文の「環境教育実践宣言校」「基礎学力を向上できる生徒」という言葉にも目を向けてください。特に推薦では、農業に関する学習内容を理解し、将来の農業関連の進学や就職への希望が明確な生徒が望ましいとしています(都教委, 令和9年度・農芸欄, 『期待する生徒の姿』19 頁)。

この生徒像を読むときは、書かれた言葉を志望理由に並べるだけにしないことが大事です。どの点に自分の関心があるか、その関心が生まれた経験は何かを分けて書き出します。立派に見える経験を探す必要はありません。自分で説明できる事実から始めると、学びたいことと、入学後に取り組みたい行動とのつながりを確かめられます。

過去の作文は、年度の古い順に読むと、問われた内容の違いを整理できます。令和4年度の作文は、日常生活で環境に配慮している行動、または入学後に取り組みたい行動を理由とともに述べ、さらに高校で学びたいことと将来の進学・就職の希望を書く課題でした。2つの内容を合わせて541-600字、時間は50分です(都教委, 令和4年度・農芸欄, 『推薦の小論文・作文テーマ一覧』6 頁)。環境への考えだけで終えず、学びと将来の希望にも答える必要がある問いです。

令和5年度の作文は、入学後に特に力を入れて学びたいことと、将来の進学・就職の希望について、それぞれ理由を付けて述べる内容でした。理由も含めて541-600字にまとめ、時間は50分という条件でした(都教委, 令和5年度・農芸欄, 『推薦の小論文・作文テーマ一覧』7 頁)。この課題で練習するなら、「学びたい」「希望する」と書いた後に、その理由まで説明しているかを見直します。希望を挙げるだけの文章と、なぜその希望を持ったかが伝わる文章を読み比べてみてください。

令和6年度の作文は、志望する学科で入学後に学びたいことを具体的に書き、それを将来、社会でどのように役立てたいかを述べる内容でした。学びと将来をつなぐ説明を541-600字で行い、制限時間は50分間の課題でした(都教委, 令和6年度・農芸欄, 『推薦の小論文・作文テーマ一覧』6 頁)。学ぶ対象と社会で役立てる場面を別々に並べず、学びたいことがその先の考えにどう結び付くのかを説明する練習に使えます。

令和7年度の作文は、綱領の誠実・勤勉・自主・協調から言葉を2つ選び、それぞれを守るために必要なことや、農芸高校の生徒としてどのような学校生活を送るかを述べる課題でした。選んだ2語を扱う文章全体で541-600字となり、50分で取り組む設定です(都教委, 令和7年度・農芸欄, 『推薦の小論文・作文テーマ一覧』7 頁)。選んだ言葉の意味を説明するだけで終えず、自分が取る行動まで書くことを練習の課題にできます。

令和8年度の作文は、基礎学力が必要な理由を自分の経験などを踏まえて説明し、卒業後に考えている進路と、そのためにどのような高校生活を送るかを具体的に述べる内容でした。分量の指定は541-600字、取り組む時間は50分でした(都教委, 令和8年度・農芸欄, 『推薦の小論文・作文テーマ一覧』6 頁)。経験を求める部分と、将来に向けた行動を求める部分の両方に答えているかが、練習時の確認点になります。

この5年分は、過去の問いとして練習に使います。令和9年度も同じ問いになると決めて文章を暗記するのではなく、課題文の指示に応じて材料を選ぶ練習をしてください。理由を求められたら理由、具体的な行動を求められたら行動を示します。面接の練習では、作文に書いた経験について「そのとき何をしたのか」を聞いてもらい、文章の外でも説明できるか確かめるとよいでしょう。

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応募倍率は学科と年度をそろえて読む

農芸高校の一般入試を考える際は、学校名だけで倍率をひとまとめにせず、志望する学科の列を見てください。下の表は、一般の第一次募集・分割前期募集における令和4年度から令和8年度までの最終応募倍率です。数字はそれぞれの年度の応募状況を示しています(都教委, 令和4-8年度・農芸欄, 『最終応募状況』各4 頁)。

年度 園芸科学 食品科学 緑地環境
令和4年度 0.96倍 0.93倍 0.7倍
令和5年度 1.35倍 1.17倍 0.91倍
令和6年度 1.35倍 0.96倍 0.87倍
令和7年度 1.22倍 1.11倍 0.96倍
令和8年度 1.26倍 0.89倍 0.83倍

縦に読むと、同じ学科の年度ごとの数字を確かめられます。園芸科学では令和5年度と令和6年度に同じ倍率が並んでいます。食品科学には1倍を超えた年度と1倍を下回った年度があり、緑地環境の掲載した5年度はいずれも1倍未満です。このように表にある範囲を言葉にすることと、次の年度の数字を予想することは分けて考えましょう。

横に読むと、同じ年度でも学科ごとに応募状況が異なることを確認できます。ただし、数字の大小から学科への関心まで決めることはできません。ご家庭で表を見る前に、お子さまがどの学科を考えているかを聞いておくと、低い数字を探すだけの読み方になりにくくなります。志望の理由と応募状況は、それぞれ別の確認事項として扱ってください。

応募倍率は募集人員に対する応募人員の割合を表す数字であり、個人の得点や答案の内容まではわかりません。1倍を境に、学力検査や推薦の準備を省いてよいと判断することも避けましょう。この表は一般入試の応募状況なので、推薦入試について話すときに、そのまま推薦の倍率として使うこともできません。

武蔵境の家庭で、学年ごとに確認しておくこと

中1の段階では、志望理由の完成を急ぐより、どんなことに関心を持ったかを短く残していくことを勧めます。農芸高校の学科名を見て気になった言葉や、環境について日常で疑問に思ったことを、自分の言葉で書いてみます。保護者は内容を立派に整えず、「何を見てそう思ったのか」を聞く役に回ってください。推薦の過去の問いにある経験や理由を考える際にも、実際にあったことに戻れるメモになります。

評定については、通知表が返されたときに9教科を一緒に確かめます。点数への換算を何度も行うより、本人が評価の内容を理解しているかを聞いてみましょう。授業で困った場面、課題の指摘、次に直すことを分けておくと、次の学期に確かめる事項が残ります。入試の5教科だけに目を向けて、残る4教科の振り返りを飛ばさないことも必要です。

中2では、学科への関心をもう少し具体的な問いにします。学科名から連想したことと、自分が知りたいことを区別し、学校について確かめたい項目を整理してください。その際、学科名だけから授業の中身を決め付けず、聞きたいことを疑問文にしておくと、志望理由を書く前に何を確かめるべきかがはっきりします。関心が変わったときも、以前のメモを消さず、変わった理由を添えておきましょう。

同じ時期の学力面では、定期テストを返されたあとに、できなかった問題を選び直します。解説を読んで理解したつもりの問題と、何も見ずに解き直せた問題を分けておくことが大事です。国語や英語の記述は、答えに必要な条件を落としていないか、数学や理科は途中の考え方を説明できるか、社会は用語と内容が結び付いているかを見ます。苦手教科という大きな名前だけで予定を立てず、次にやる作業まで小さくしてください。

中3で一般入試の準備を進めるときは、5教科の得点、換算内申、ESAT-Jを別々の欄にまとめます。模擬試験などの点を試算に使った場合は、いつの答案かも残しておきましょう。前回との違いを見直す際、数字が変わった理由を実際の答案に戻って確かめられます。合計が気になるときほど、解けたはずなのに落とした問題と、まだ学習が必要な問題を分けてください。

ESAT-Jは、申込みなど学校からの案内を受け取った段階で、家庭で必要な確認事項をそろえます。学習では、英語の問いを聞いて何を答えるべきかを捉え、声に出して返す練習を予定に入れましょう。自分の音声を聞き直す際は、まず問いに答えているかを確認します。これは練習のための確認であり、家庭での聞き直しから評価段階を決めるものではありません。

推薦を考える中3は、書類の準備を始める前に、学校から示された記入事項や提出に関する案内を確認します。志望する学科、関心を持った理由、自分の経験、入学後に取り組みたいことを、それぞれ短く書き出してください。書類の欄に合わせて文章を整えるのは、そのあとです。保護者が言い換えた表現を本人が説明できない場合は、本人が普段使う言葉まで戻して考え直しましょう。

作文の練習では、最初に課題文の「何について」「どのように述べるか」を区切って読みます。次に使う経験を選び、書いたあとで問いへの答えが抜けていないかを見直してください。過去の課題の条件で取り組む日には、構想、執筆、読み直しまでを時間内に行ってみます。途中で止まった場合は、材料が足りなかったのか、順序を決められなかったのかを分けると、次の練習で直す点を絞れます。

推薦の準備と5教科の勉強を同時に進めるときは、その週に確認するものを具体的に決めます。作文の下書き、面接で説明する経験、解き直す答案をそれぞれ選び、取り組んだあとに何が残ったかを見直してください。学校が求める基礎学力について作文で考えながら、日々の学習でも自分の課題を確かめると、書く内容と行動を切り離さずに準備できます。

農芸の配点に評定と答案の点を当てはめる作業には、塾の「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」も役立ちます。学校ごとの比率で出した結果を見て、換算内申の記録に抜けがないか、答案をどこから直すかを検討してください。

学科を選ぶ理由を、次の準備に結び付ける

農芸高校を考えるときは、一般入試の得点の組み立てと、推薦で自分の考えを伝える準備を、それぞれ具体的にしていきましょう。志望する学科への関心を聞き、過去の作文の問いに照らし、学校での学習や日常の行動とのつながりを探します。今の段階で言葉にしきれない部分は、次に調べることや考えることとして残せます。

学科への関心はあるものの、評定と答案のどこから手を付けるか迷う場合は、武蔵野個別指導塾の入塾前カウンセリングで、今お持ちの疑問をお聞かせください。

言い直しの多い志望理由にも、まだ答えにできない疑問にも、準備の出発点があります。「なぜその学科なのか」を本人が説明できて初めて、整えた文章に経験の裏付けが生まれます。

参考文献

学校ごとの比率で総合得点を試算するには「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」を、7対3の学校の計算だけなら「都立高校入試 総合得点計算機」を使えます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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