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【高3英文法】入試頻出の文法問題の型を図解で総まとめ—語法・整序・正誤の解き方(入試・英文法・問題・解き方)|武蔵野個別指導塾

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空所補充は前後の形から候補を絞り、整序は主語と動詞から組み立てます。時制・準動詞・関係詞・比較の判断、suggestとpreventの語法を、3枚の図と例題・練習問題で確かめましょう。

よくあるのは、駅のホームのベンチで問題集を開き、空所の選択肢を眺めながら「どれも見たことがある形なのに、1つに決められない」と手が止まる場面です。意味を日本語にしても候補が残り、答えを見れば納得できるのに、次の問題になると同じところで迷ってしまいます。そこで必要なのは、新しい熟語を一度に増やすことだけではありません。文のどこを、どの順番で調べるかを決めることです。

空所補充、整序英作文、正誤問題は見た目が違いますが、文が成り立つ条件を確かめる点ではつながっています。空所の後ろに名詞があるのか、動詞に必要な相手がそろっているのか、出来事の順序はどうなっているのか。根拠を短い言葉で言えるようにすると、正解した問題も復習の材料になります。身近な語でできた英文を使って、形と意味の両方から答えを決める練習をしていきましょう。

この単元で身につけること

前の単元で扱う和文英訳の「主語と動詞から組む」考え方は、選択肢のある文法問題にもそのまま使えます。今回は自分で文を作る力を、与えられた文の形を確かめる力へつなげます。

基本の考え方

空所の前後を見てから、文全体へ戻ります

空所のすぐ近くには、答えの形を決める手がかりがあります。たとえば前置詞の後ろに動詞の意味を置くなら、通常は動名詞という「動詞の原形に-ingを付け、名詞の働きをさせる形」を考えます。ただし、近くの語だけで判断を終えると、否定や時間の前後関係を落とすことがあります。図1のように、形の条件を集めてから、文全体の意味へ戻る順序を決めておきます。

図1 空所の前後から形を絞って文意で確かめる手順

図1の最後に文意の確認があるのは、「文法的には入るが、この場面には合わない」という候補があるためです。最初からすべてを日本語に置き換えるより、空所の役割を先に押さえた方が、訳の曖昧さに引かれにくくなります。選択肢を見るときも、つづりの印象ではなく、原形・過去形・過去分詞など、何が違っている組なのかを言葉にします。

基本例1: I enjoy reading after dinner.

日本語訳: 私は夕食後に読書をすることを楽しんでいます。

enjoyは、動作を目的語にするときに動名詞を取ります。目的語とは動作の対象を示す語句です。readingを選ぶ根拠は「楽しむことだから」ではなく、enjoyの後ろに動作を置くときの語法にあります。

基本例2: I want to read this book tonight.

日本語訳: 私は今夜この本を読みたいです。

wantではto readという不定詞を使います。不定詞は、ここではtoと動詞の原形を組み合わせ、したい動作を表す形です。日本語ではどちらも「読むこと」と言えますが、enjoyとwantで後ろの形が変わります。選択問題では空所の直前の動詞まで戻る必要があります。

基本例3: Thank you for helping me.

日本語訳: 私を手伝ってくれてありがとう。

forは前置詞なので、その後ろのhelpingは動名詞になります。一方、toが見えたら必ず不定詞だと決めるのは早すぎます。toには前置詞の働きもあり、「後ろが原形なのか、名詞や動名詞なのか」を、前の語との組み合わせで確かめます。

基本例4: I look forward to seeing you.

日本語訳: 私はあなたに会うのを楽しみにしています。

look forward toのtoは前置詞です。この表現ではseeingを使います。覚える際には日本語の意味だけでなく、動作を続けた完成形まで声に出すと、問題の中で形を取り出しやすくなります。

時制・関係詞・比較は、判断する場所が違います

時制では、基準になる時点と出来事との関係を調べます。「過去の話だから全部過去形」とまとめず、ある過去の時点より前に完了していたことかどうかを読み取ります。過去完了形はhadと過去分詞で作り、過去の基準点より前の出来事や、そこまでの継続を示します。

基本例5: When I arrived at the station, the train had already left.

日本語訳: 私が駅に着いたとき、電車はすでに出発していました。

基準はarrivedが示す到着時です。出発は到着より前で、到着した時点ではすでに済んでいるのでhad leftと表しています。alreadyだけを見て完了形を選ぶのではなく、何の時点までに済んだのかを確かめます。過去完了を使わずに別の文脈で出来事を述べることもあるため、単語1つと時制1つを固定して結びつけないようにします。

関係詞では、説明される名詞である「先行詞」と、その後ろの節を分けて読みます。節とは主語と動詞を中心にしたまとまりです。関係代名詞は後ろの節の中で主語や目的語などの役割を持ち、関係副詞は場所や時などの関係を表します。

基本例6: This is the park which we visited yesterday.

日本語訳: ここは私たちが昨日訪れた公園です。

visitedには「何を訪れたのか」という目的語が必要です。その役割をwhichが担っています。parkが場所だからという理由でwhereを選ぶと、visitedの目的語が埋まりません。先行詞の意味だけでなく、後ろの動詞が何を必要としているかが決め手です。

基本例7: This is the park where we played tennis yesterday.

日本語訳: ここは私たちが昨日テニスをした公園です。

we played tennisには主語・動詞・目的語がそろっています。whereは「その場所で」という関係を加えています。場所の名詞には必ずwhere、という覚え方をやめ、後ろの節で空いている役割を調べると、この2文を区別できます。

比較では、比較級という「より〜」の形なのか、asとasで同じ程度を示す原級比較なのかを確かめます。形容詞・副詞のもとの形を原級と呼びます。比較する2つが同じ種類のものかも、最後まで読む必要があります。

基本例8: This bag is much lighter than that one.

日本語訳: このかばんはあのかばんよりずっと軽いです。

lighterは比較級で、muchが差の大きさを強めています。veryは通常の形容詞を強められても、そのまま比較級を強める語としては使いません。またthat oneは別のかばんを指しており、かばんと人など、違う対象を比べていないことも確かめます。

基本例9: Ken is as tall as Tom.

日本語訳: ケンはトムと同じくらい背が高いです。

2つのasの間には原級のtallが入っています。日本語の「同じくらい」だけでなく、asとasが文中にそろっていることを確認してください。空所が形容詞の位置なのか、比較の相手を導く位置なのかでも選ぶ語は変わります。

語法は、意味のまとまりと一緒に覚えます

基本例10: Emma suggested that Ken take a break.

日本語訳: エマはケンが休憩することを提案しました。

「提案する」という意味のsuggestに続くthat節では、動詞を原形にする形があります。このtakeは、主語がKenだからtakesにする、suggestedが過去だからtookにする、という変化を受けません。提案内容を表すこの用法は仮定法現在と呼ばれ、現在の事実を普通の現在形で述べる文とは区別します。shouldと原形を使う形もあり、特にイギリス英語でよく用いられます。

基本例11: Emma suggested taking a break.

日本語訳: エマは休憩することを提案しました。

suggestは動名詞を続けて提案内容を表すこともできます。この文では、誰が休憩するのかは文脈に任されています。人を明示したい場合は、先ほどのthat節の形が役立ちます。「suggestの次はいつでも原形」と短くしすぎず、that節の中の動詞についての規則だと理解します。

基本例12: The rain prevented us from playing tennis.

日本語訳: 雨のために私たちはテニスができませんでした。

preventは「妨げる」という意味で、preventと人とfrom doingのつながりを押さえます。usは妨げられる人、playingは妨げられた動作です。日本語訳では「雨が私たちを妨げた」と直訳するより、「雨のためにできなかった」とすると、自然に状況を表せます。fromの後ろは前置詞の目的語なので、動詞の原形ではなく動名詞になります。

例題で使い方を確かめる

例題1 時の前後関係から空所を埋めます

次の空所に最も適切なものを選びましょう。

By the time we arrived, the game ( ) already started.

日本語訳: 私たちが到着するまでに、試合はすでに始まっていました。

選択肢: has / had / is / will

  1. arrivedを見つけ、到着した時点が過去だと確認します。by the timeは「〜する時までに」を表し、ここでは到着が基準になります。
  2. already startedの部分が、到着より前に始まっていたことを述べていると読み取ります。過去の基準点までに済んでいることなので、過去完了の形を候補にします。
  3. hadと過去分詞startedを組み合わせます。hasでは現在を基準とする完了形になり、isやwillでも、ここで必要な形と意味にはなりません。

答え: had

完成文: By the time we arrived, the game had already started.

日本語訳: 私たちが到着するまでに、試合はすでに始まっていました。

時制の問題では、訳した日本語が自然かどうかだけでなく、基準の動詞に印を付けてから判断します。この文のstartedは規則動詞の過去形と過去分詞が同形なので、語尾だけでは役割が決まりません。前にhadが付くことで、文全体として過去完了形になります。

例題2 preventのまとまりで整序します

「雪のために私たちは早く出発できませんでした」という意味になるように、語句をすべて1回ずつ使って並べ替えましょう。文頭の語を大文字にし、最後にピリオドを付けます。

語句: from / us / early / the snow / leaving / prevented

  1. 出発を妨げた原因が雪なので、主語をThe snowにします。英語では原因となるものを主語にする表し方ができます。
  2. 主語の後ろに動詞preventedを置き、妨げられた人を表すusを続けます。usは目的語の形なので、主語として先頭に置く候補にはしません。
  3. from leavingをひとまとまりにし、その後ろにearlyを置きます。fromの後ろに動名詞が必要で、earlyは出発する時を説明します。
  4. 図2と照らし合わせて語順を確認し、語句を数え直します。日本語の順に「私たちは」から始めようとすると、与えられた動詞とうまくつながりません。
図2 雪を主語にして妨げられた人と動作を並べる語順

図2の矢印は、左から主語、動詞、妨げられた人、妨げられた動作へと進みます。from leaving earlyの内側をばらばらにせず、前置詞とその後ろの動名詞を一緒に置くと、全体の並びが安定します。

答え: The snow prevented us from leaving early.

日本語訳: 雪のために私たちは早く出発できませんでした。

整序では、最初から全文を一息に作ろうとしなくてかまいません。主語と動詞の骨組みを置き、動詞が求める語句を足していきます。余った語を適当に文末へ置くのではなく、その語の役割が説明できるまで、ひとつ前のまとまりを点検します。

例題3 提案を表すthat節の誤りを直します

次は提案内容を「that節の動詞を原形にする形」で表す問題です。誤っている動詞の形を1か所直しましょう。

× Our teacher suggested that Tom joins the team.

日本語訳: 私たちの先生はトムがチームに入ることを提案しました。

  1. suggestedが、事実の説明ではなく「提案した」という意味で使われていることを確認します。問題で指定された形は、提案内容をthat節で表す形です。
  2. that節の主語Tomと動詞joinsを対応させます。普通の現在形なら単数の主語にjoinsを使いますが、ここは仮定法現在を使う位置です。
  3. joinsを原形joinに直します。問題の指定があるため、shouldを加える別の表し方ではなく、動詞1語の形を直します。

どこが違うか: 提案を表すthat節で原形を使う指定なのに、joinsが三人称単数現在の形になっています。

○ Our teacher suggested that Tom join the team.

日本語訳: 私たちの先生はトムがチームに入ることを提案しました。

答え: joinsをjoinに直します。

実際の英語には、提案のthat節で直説法を用いる用例もあります。この問題は「原形にする形」と条件を明示しているので、その条件に従って訂正します。すべてのsuggestの後ろを無条件に原形にする、という覚え方にしないことが大切です。

例題4 関係詞と比較を組み合わせて確かめます

2つの空所に入る語をそれぞれ選びましょう。

The book ( A ) I bought yesterday is ( B ) cheaper than this one.

日本語訳: 私が昨日買った本は、この本よりずっと安いです。

Aの選択肢: which / where / who

Bの選択肢: much / very / as

  1. Aの後ろをI bought yesterdayと読みます。boughtの目的語が欠けているので、bookを受けて目的語の役割をするwhichを選びます。
  2. 主語の中心がThe bookで、その説明が終わった後のisが文全体の動詞だと確認します。boughtだけを見て文の動詞を見失わないようにします。
  3. Bの後ろのcheaper thanに注目します。比較級を強める位置なのでmuchを選び、veryや原級比較のasとは区別します。

答え: Aはwhich、Bはmuchです。

完成文: The book which I bought yesterday is much cheaper than this one.

日本語訳: 私が昨日買った本は、この本よりずっと安いです。

空所が2つあっても、同時に解く必要はありません。Aは関係詞の後ろの不足、Bは比較級の前の修飾というように、判断する範囲を分けます。最後に全体を読み、bookとthis oneがどちらも本を指す比較になっているかまで確かめます。

つまずきやすいところと直し方

1 fromの後ろを原形のままにしてしまいます

× The noise prevented me from slept.

日本語訳: 騒音のために私は眠れませんでした。

どこが違うか: fromの後ろに過去形sleptを置いているので、眠る動作を表す動名詞sleepingに直します。

○ The noise prevented me from sleeping.

日本語訳: 騒音のために私は眠れませんでした。

preventedが過去形でも、後ろにある動作の形をすべて過去形にするわけではありません。ここではprevent me from doingというつながりを作り、meが行う動作をsleepingで示します。文の時制を担う動詞と、前置詞の後ろで名詞の働きをする動名詞を分けて考えることが必要です。

2 suggestが「示唆する」場合にも原形にしてしまいます

× The dark clouds suggest that it rain soon.

日本語訳: その黒い雲を見ると、まもなく雨が降りそうです。

どこが違うか: このsuggestは提案ではなく証拠からの見込みを示しているので、原形rainではなく未来の見込みを表すwill rainにします。

○ The dark clouds suggest that it will rain soon.

日本語訳: その黒い雲を見ると、まもなく雨が降りそうです。

雲が誰かに雨を降らせるよう提案しているわけではありません。suggestには「示唆する」という意味もあるため、that節の動詞は内容に合う通常の時制で表します。「suggestを見たら原形」という合図だけでは、この文を正しく扱えません。主語が誰なのか、何を伝える文なのかまで確かめます。

3 終わった過去の時を現在完了と結びつけます

× I have seen Ken yesterday.

日本語訳: 私は昨日ケンに会いました。

どこが違うか: yesterdayで終わった過去の時を特定しているので、現在完了have seenではなく過去形sawを使います。

○ I saw Ken yesterday.

日本語訳: 私は昨日ケンに会いました。

現在完了形はhaveまたはhasと過去分詞で作り、過去から現在へのつながりを表します。図3のように、この例では「会った」点を昨日に置き、現在とは分けて描きます。yesterdayを消して現在完了にすれば同じ意味が保たれるわけではなく、いつ会ったかという情報が変わってしまいます。

図3 昨日会った出来事を過去形で表す時間軸の対応

図3の点が示すのは、昨日という過去の範囲にある出来事です。正誤問題では誤りらしい語を探し回るより、「動詞の形」「動詞と後続語の組み合わせ」「時間を表す語との関係」の順に確認すると、見落としの場所を説明できます。訂正後には、日本語で与えられた意味を保てているかも読み直してください。

練習問題

練習1 関係詞の空所補充

次の空所にwhichまたはwhereを入れましょう。

This is the room ( ) we study after school.

日本語訳: ここは私たちが放課後に勉強する部屋です。

先行詞が場所だと確認したあと、studyの後ろに必ず目的語が必要なのかを考えます。すべての動詞が同じ形で目的語を取るわけではありません。

練習2 整序英作文

「ユキは私たちが昼食後に始めることを提案しました」という意味になるように並べ替えましょう。すべての語句を1回ずつ使い、文末にピリオドを付けます。

語句: start / that / after lunch / Yuki / we / suggested

suggestedの目的語になる内容が、that以下のまとまりです。そのまとまりの中にも主語と動詞があることを意識しましょう。

練習3 比較の誤文訂正

× This box is very heavier than that one.

日本語訳: この箱はあの箱よりずっと重いです。

「ずっと重い」という意味を保つように、誤っている1語を直しましょう。thanだけでなく、その前の形容詞がどの形なのかを確認します。

練習4 文脈を読んで時制を選びます

次の自作の短文を読み、空所にhasまたはhadを入れましょう。文全体を先に読み、到着した時点で何が済んでいたかを調べます。

Last Sunday, Ken went to the library to meet Emma. He arrived at ten, but she ( ) already found three books for their project. They sat near a window and read the books together. Ken wrote down some ideas in his notebook. Before they left, Emma suggested that they ask their teacher a question the next day. They wanted to learn more about trees in their town.

日本語訳: この前の日曜日、ケンはエマに会うために図書館へ行きました。彼は10時に着きましたが、彼女は2人の課題のための本をすでに3冊見つけていました。2人は窓の近くに座って一緒に本を読みました。ケンはいくつかの考えをノートに書き留めました。帰る前に、エマは翌日先生に質問しようと提案しました。2人は自分たちの町の木についてもっと知りたいと思っていました。

答えと解説

練習1の答え: where

完成文: This is the room where we study after school.

日本語訳: ここは私たちが放課後に勉強する部屋です。

studyはこの文では目的語を置かずに「勉強する」という意味で使われています。we study after schoolで主語と動詞がそろっており、whereが「その部屋で」という場所の関係を表します。roomという名詞だけから決めず、後ろの形を根拠にする練習です。

練習2の答え: Yuki suggested that we start after lunch.

日本語訳: ユキは私たちが昼食後に始めることを提案しました。

Yuki suggestedを先に作り、thatの後ろにwe startを続けます。提案を表すthat節の動詞startは原形です。主語がweの場合は通常の現在形と見た目が同じなので、形だけでなくsuggestedとの関係から理解します。

練習3の答え: veryをmuchに直します。

どこが違うか: 比較級heavierの差を強める位置なので、veryではなくmuchを使います。

○ This box is much heavier than that one.

日本語訳: この箱はあの箱よりずっと重いです。

heavierをheavyに変えるだけでは、thanを含めた文全体が正しくつながりません。訂正する語の数が指定されているときも、変更した1語の周囲を読み直し、残した部分まで自然につながるかを確認します。

練習4の答え: had

完成文: He arrived at ten, but she had already found three books for their project.

日本語訳: 彼は10時に着きましたが、彼女は2人の課題のための本をすでに3冊見つけていました。

過去の日曜日の到着が基準点で、本を見つけたのはそれより前です。hasでは現在を基準とする現在完了になり、この場面には合いません。後半のsuggested that they askではaskが原形になっており、同じ短文の中でも、動詞ごとに形を決める理由が違うとわかります。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次の会話と口語の文法では、文の一部が省かれた表現も扱います。そのときも、もとの主語と動詞の関係や、動詞が求める形を思い浮かべる力が役立ちます。短い会話ほど見えている語が少ないため、この単元で身につけた「形を確かめ、場面へ戻る」という読み方を使います。

家庭での5分は、前半に声に出す確認、後半に語を入れ替える確認をすると使いやすくなります。まず次の短文を読み、preventedに続くまとまりとsuggestedに続くまとまりを1つずつ探してください。見つけたら、その1文と訳を続けて声に出します。

Yuki and Tom planned to play tennis on Saturday. The rain prevented them from using the court, so they stayed at home. Yuki suggested that they make lunch together. Tom found a recipe which looked easy, and they cooked some soup. After lunch, they talked about a park where they could play on a sunny day. They decided to check the weather before making their next plan.

日本語訳: ユキとトムは土曜日にテニスをする予定でした。雨のためにコートを使えなかったので、2人は家にいました。ユキは一緒に昼食を作ろうと提案しました。トムは簡単そうなレシピを見つけ、2人はスープを作りました。昼食後、2人は晴れた日に遊べる公園について話しました。2人は次の計画を立てる前に天気を確認することにしました。

後半は、次の入れ替え例を使います。原因・人・動作の3つを指で追い、先ほどの雨とテニスの文から何が変わったかを説明してください。形を変えずに語だけを替えられる範囲がわかると、熟語を新しい場面へ移せます。

入れ替え例: The wind prevented Tom from opening the door.

日本語訳: 風のためにトムはドアを開けられませんでした。

個別指導では、選択肢で迷った位置から、主語と動詞の区別や前置詞の後ろの形まで戻って確かめます。お子さまが正解した場合も、「どの語が根拠になったか」を聞くと、偶然の正解なのか、別の文でも使える理解なのかを見分けやすくなります。

まとめ

答えを直して終えると、ノートには正しい英文だけが残ります。しかし、次の問題で役立つのは、その英文を選んだ判断です。「後ろに目的語がない」「到着より前に済んでいた」「fromの後ろに動作を置く」といった根拠を1つ添えれば、間違いは確認すべき場所を教えてくれます。正解した問題についても同じように根拠を探すと、曖昧な理解を見つけられます。

英文法の答案を支えるのは、選んだ1語と周囲の語を結ぶ、説明できる根拠です。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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