学びの意思決定 第5集(第41〜50回)——状態の管理と、行動の設計

どれだけ良い方法を知っていても、緊張しすぎていれば力は出ません。逆に、方法だけを整えても、始められなければ意味がありません。この10本は、状態と行動の管理を扱います。

一貫している立場は、状態を直接変えようとしないことです。緊張は消せませんが、緊張があっても実行できる手順は作れます。意志の量は当てになりませんが、合図と環境は決められます。

最終回では、全50回の結論を1枚にまとめ、導入の順序まで示します。

困りごとから引く

当てはまるものがあれば、そこから読んでください。

状態をめぐる通説を点検する(第41〜42回)

適度な緊張、意志力の残量。どちらも前提にしない。

  1. 第41回「適度な緊張がいい」は本当か——覚醒と成績をめぐる誤用
  2. 第42回意志力は本当に消耗するのか——自我消耗と、知識の更新の仕方

決めて、始めて、続ける(第43〜45回)

目標の条件、始める合図、習慣の作られ方。

  1. 第43回「がんばる」はなぜ目標にならないのか——目標設定理論の条件
  2. 第44回「もし〜したら、〜する」——実施意図という最も簡単な仕掛け
  3. 第45回習慣ができるまでに何が起きているか——文脈と反応の連合

試験の場面で使う(第46〜47回)

直前の10分と、身体の変化の受け取り方。

  1. 第46回試験前の10分に、不安を書き出す——検証された介入
  2. 第47回「ドキドキ」を準備の合図と受け取る——ストレスの再評価

回復と記録、そして総まとめ(第48〜50回)

休憩の中身、記録という介入、そして50回の結論。

  1. 第48回休憩に何をするかで、その後が変わる——注意回復という考え方
  2. 第49回記録をつけると、なぜ続くのか——進捗モニタリングの実証
  3. 第50回【最終回】50回の結論を1枚に——学びの意思決定のまとめ

最終回の結論は5つです。手応えを信じない。判断の回数を減らす。閉じて書き出す。記録して時間を空けて確かめる。条件は本人の外側にもある。

導入の順序も示しています。1週目は環境だけ、2週目に終わり方と記録、3週目に練習の形、4週目から間隔を空けた確認。手応えの悪い変更を最初に置かないことが要点です。

それでも進まないときは、武蔵野個別指導塾へご相談ください。

全50回の総合目次 | 第1集 行動経済学第2集 教育社会学第3集 認知心理学第4集 学習科学

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