専修大学の総合型選抜・公募制推薦 完全対策2027年度——日東駒専で唯一、全方式が「他大学と併願できる」

【3分でわかる要約】高校生のみなさんへ

① 専修大学の総合型選抜・公募制推薦は、すべて「他大学と併願できます」。 要項の文言が全方式で共通しています。

他大学・他学部との併願を認めますが、本入学試験制度で合格した場合は、本学部に入学することを前提とします

つまり「条件つき併願可」。 受験は自由、ただし専修に受かったら入学する。日東駒専4大学のなかで、この形を全方式で採っているのは専修だけでした。

② 実施しているのは4つの学部です。 総合型選抜は経済学部(国際経済学科のみ)・経営学部・ネットワーク情報学部・国際コミュニケーション学部(異文化コミュニケーション学科)。公募制推薦は商学部・ネットワーク情報学部

③ 経営学部の総合型は「資格で出す」入試です。 簿記・英語・情報処理・数学・統計の5領域のうち、どれか1つの指定資格を持っていれば出願できます。英語は必須ではありません。

④ 商学部の公募制推薦は、英検準2級(CSE1728)で出せます。 評定3.8以上が必要ですが、英語の基準は本シリーズで最も低い部類です。

⑤ ネットワーク情報学部の公募制推薦には「数学の3ルート」があります。 ①数学検定2級以上、②数学(Ⅰ・Ⅱ・・A・B・C)の評定3.3以上、③数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B・C)の評定3.6以上数Ⅲまでやっていれば3.3で足りる。

⑥ 経済学部国際経済学科には3つの型があります。 英語資格型/発想力型/探索力型。合計20名。1つしか選べません。

⑦ 英語資格型には「評定で補う」ルートがあります。 CSE2150以上、または CSE1980〜2150未満かつ英語の評定4.2以上

⑧ 国際コミュニケーション学部の二次は「講義を受けてから小論文」です。 課題図書に基づく40分の講義を聞き、その後60分の小論文、午後に面接。評定も英語資格も必須基準がありません。

⑨ 経営学部ビジネスデザイン学科はプレゼンがあります。 小論文60分+プレゼン発表10分+質疑(1人30分程度)

⑩ 日程は2系統。 総合型は出願9月1日〜11日、二次10月10日/17日/31日、発表11月2日〜13日。公募制推薦は出願10月26日〜11月6日、試験11月14日/21日、発表12月1日。

この記事について

本記事は、専修大学が公開している2027年度入学試験要項PDFの原本(総合型選抜/公募制推薦入学試験/外国人留学生入学試験)および大学公式の概要PDF・入試日程PDFにあたって作成しています。

一次資料で確認できなかった項目には「要確認」と明記し、出典を示します。推測で埋めることはしません。

なお、全国商業高等学校長協会推薦・教育交流提携校推薦・教育課程指定連携型推薦・スポーツ推薦・付属高等学校推薦の要項本文はパスワード保護されており、公開されている概要PDFの範囲でのみ記載しています。これらは本記事で「要確認」として扱います。

1. 専修大学の「一般選抜・指定校推薦以外」の全方式

方式 実施学部 確証
総合型選抜 経済(国際経済学科)・経営・ネットワーク情報・国際コミュニケーション(異文化コミュニケーション学科) 要項PDFで確認
公募制推薦入学試験 商学部(マーケティング・会計)・ネットワーク情報学部 要項PDFで確認
全国商業高等学校長協会推薦入学試験 商学部・経営学部 概要PDFのみ(要確認
教育交流提携校推薦入学試験 (要確認) 概要PDFのみ(要確認
教育課程指定連携型推薦入学試験 ネットワーク情報学部 概要PDFのみ(要確認
スポーツ推薦入学試験 (要確認) 概要PDFのみ(要確認
スポーツ推薦Ⅱ期入学試験 (要確認) 「詳細は12月上旬頃公開予定」要確認
付属高等学校推薦入学試験 (要確認) 概要PDFのみ(要確認
外国人留学生入学試験 全学部 要項PDFで確認
編入学試験 文学部・人間科学部 概要PDFのみ(要確認
学士入学試験 法学部・文学部・人間科学部 概要PDFのみ(要確認

重要な注意経済学部の編入学試験・学士入学試験は「2027年度入試では実施しません」と概要に記載されています。

そして、法学部・文学部・人間科学部・商学部(公募制を除く)には、2027年度の総合型選抜が公式一覧に掲載されていません。(「実施しない」と明記されているわけではありませんが、当塾が確認した一次情報では方式として列挙されていません/要確認

専修大学を総合型選抜で狙えるのは、実質4学部ということになります。

2. 最重要——専修は「条件つき併願可」

2-1. 要項の文言

専修大学の総合型選抜・公募制推薦は、全方式で共通の併願ルールを持っています。

他大学・他学部との併願を認めますが、本入学試験制度で合格した場合は、本学部に入学することを前提とします。

整理すると、

  • 他大学を受験してよい
  • 他学部を受験してよい(学内でも)
  • ただし専修に合格したら、専修に入学する

これは明治学院大学と同じ型です(「他大学との併願は可能です。ただし、本学に合格した場合は入学していただくことが条件です」)。

2-2. 日東駒専4大学の併願ルール比較

本シリーズで調べた結果です。

大学 併願の扱い
専修大学 全方式で条件つき併願可(合格したら入学)
日本大学 ほとんどが専願。例外は法学部CL方式の他大学併願型(3名)と危機管理学部のキャリア型(併願可)
東洋大学 AO型推薦・自己推薦・学校推薦・独立自活は専願基礎学力テスト型のみ併願可
駒澤大学 (調査中)

専修だけが、全方式で最初から併願を認めています。日大と東洋は「一部の方式だけ」。

これは受験生にとって大きな違いです。専修の総合型・公募制は、他大学の総合型や一般選抜と並行して進められます。

2-3. ただし、学内の併願には制限がある

学部・学科によって、学内併願の制限が置かれています。

商学部

本学商学部マーケティング学科と会計学科の両方の学科への出願はできません

経営学部

本学経営学部が実施する入学試験制度のうち、総合型選抜における両学科への出願、および学校推薦型選抜との併願は認めません

ネットワーク情報学部

本学の学校推薦型選抜との併願は認めませんが、総合型選抜との併願は可能です

ネットワーク情報学部だけ、学内で公募制推薦と総合型選抜の両方に出せます。これは重要な利点です(具体的な組み合わせは要項で必ず確認してください/要確認)。

3. 経営学部の総合型選抜——「資格で出す」入試

3-1. 5領域のうち1つ

経営学部の総合型選抜は、指定資格の取得が出願条件です。

出願条件として簿記・英語・情報処理・数学・統計の5領域いずれかの指定資格取得が必要。複数領域は加点。加点のみの下位資格だけでは出願不可。

英語が必須ではないところが重要です。

英語で出す場合の基準

実用英語技能検定(英検)2級以上またはCSE2.0 1980以上(英検S-CBT、英検S-Interview含む)/TOEIC L&R 500点以上/TOEFL iBT 従来スコア49以上(2026年1月20日以前)またはバンドスコア3.0以上(2026年1月21日以降)<br><br>加点対象として準2級プラス・準2級またはCSE2.0 1728〜1979全商英語検定試験第1級あり

「加点対象」に注意してください。準2級(CSE1728〜1979)は加点にはなるが、それだけでは出願できません。別の領域の資格が必要です。

簿記・情報処理・数学・統計の具体的な資格名は、要項原本でご確認ください(要確認)。獨協大学の経済学部Bグループ(簿記2級・ITパスポート・基本情報・数検2級)と近い発想と考えられます。

当塾の見解商業高校・情報科・工業高校の生徒にとって、この入試は非常に相性がいい。簿記1級や情報処理の資格を持っているなら、英語を問われずに出願できます。

3-2. 経営学科とビジネスデザイン学科

学科 募集 評定 二次選考
経営学科 15名 全体4.0以上 面接(9:30〜)
ビジネスデザイン学科 10名 全体3.8以上 小論文(9:30〜10:30)+プレゼンテーション(11:00〜)

経営学科は評定4.0と高い。しかし二次は面接だけです。

ビジネスデザイン学科は評定3.8と少し低く、その代わり小論文とプレゼンの両方

小論文はビジネス関連テーマ。プレゼンは発表10分程度+質疑で一人あたり30分程度。

プレゼン10分+質疑20分=30分。ICU理数探究利用(プレゼン10分)、東洋AO型(5分)、獨協Q入試(10分+質疑20分)と比べても、獨協Q入試と同じ最長クラスです。

面接の注意(経営学科):

面接では高校生活・本学への志望理由に限らず、社会情勢・時事問題などに関する基礎知識を問う場合もある

時事問題が出ます。新聞・ニュースを日常的に追っておく必要があります。

4. 経済学部国際経済学科の総合型選抜——3つの型

4-1. 英語資格型/発想力型/探索力型

募集20名(学科全体。型別の内訳は要項に記載なし/要確認)。

『英語資格型』『発想力型』『探索力型』のいずれか1つの方式でのみ出願可

1つしか選べません。

4-2. 英語資格型——評定で補えるルートがある

これが専修でいちばん巧妙な設計です。

実用英語技能検定試験(英検):1級・準1級・2級のいずれかを受験し<br>『CSEスコア2.0が2150点以上』<br>または<br>『CSEスコア2.0が1980点以上2150点未満 かつ 出身高等学校の英語の学習成績の状況が4.2以上』

2段階になっています。

ルート 英検CSE 英語の評定
A 2150以上 不問
B 1980〜2150未満 4.2以上

CSE2150に届かなくても、英語の評定4.2があれば1980で出せる。

逆に言えば、英語の評定が低くても、CSE2150を取れば出せる。

この「どちらかで補える」設計は、本シリーズで初めて見た形です。獨協は「専願なら低い基準/併願なら高い基準」、日大法学部は「全体の評定か1科目群か」でしたが、専修は「資格スコアと評定を交換できる」

その他の英語資格

TOEFL iBT 従来スコア42以上(2026年1月20日以前)またはバンドスコア3.0以上(2026年1月21日以降。My Best Scores不可)/TOEIC L&R 550点以上/IELTS(Academic)4.0以上/ケンブリッジ英語検定140以上/GTEC(オフィシャルスコアに限る)930点以上

「My Best Scores不可」——TOEFLの複数回のベストスコア合成は使えません。1回の試験のスコアが必要です。

4-3. 面接は英語と日本語

英語資格型の面接は、自己紹介・志望動機等を英語および日本語で説明できるかを重視。

英語で自己紹介と志望動機を言える準備が必要です。

対策

  • 自己紹介(30秒)を英語で。暗記ではなく、キーワードで話せるように
  • 志望動機(1分)を英語で
  • 「なぜ国際経済学科か」を英語で言えること
  • 日本語に切り替わったときに慌てない練習

4-4. 一次に「課題小論文」がある

第1次選考(書類審査・課題小論文)

一次の段階で小論文を提出します(出願時提出と考えられます/提出方法・字数は要項でご確認ください/要確認)。

二次は面接のみ(10:00〜)。

4-5. 日程

段階 日程
WEB出願登録 2026年9月1日(火)9:00〜9月11日(金)17:00
出願書類提出(郵送) 2026年9月7日(月)〜9月11日(金)(締切日消印有効
第1次選考 合格発表 2026年10月9日(金)11:00
第2次選考 2026年10月17日(土)
最終合格発表 2026年11月2日(月)11:00

5. ネットワーク情報学部——公募制と総合型の両方がある

5-1. 学内で併願できる唯一の学部

本学の学校推薦型選抜との併願は認めませんが、総合型選抜との併願は可能です

ネットワーク情報学部は、公募制推薦と総合型選抜の両方に出せます。具体的な扱いは要項で必ず確認してください/要確認

5-2. 公募制推薦入学試験(10名)——数学の3ルート

評定

高等学校最終学年1学期までの全体の学習成績の状況が3.5以上

英語

一般選抜前期入学試験で利用している英語外部試験の基準スコア80点換算以上(2024年12月1日以降に受験したものに限る)

そして数学の要件が3ルート用意されています。

実用数学技能検定2級以上(2024年12月1日以降に1級・準1級・2級のいずれかを受験し1次・2次検定の両方に合格)<br>②数学(数学Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ, A, B, C のすべてを含む)の評定が3.3以上<br>③数学(数学Ⅰ, Ⅱ, A, B, C のすべてを含む)の評定が3.6以上

②と③の違いは、数学Ⅲを履修しているかどうかです。

数Ⅲまでやっていれば3.3で足りる。数Ⅲをやっていなければ3.6が要る。

これは非常に合理的な設計です。数Ⅲを履修している生徒は、そもそも数学の負荷が高い。だから基準を0.3下げている。

当塾の見解理系クラスで数Ⅲを履修していて、数学の評定が3.3〜3.5という生徒にとって、この②のルートは見落とされがちです。「3.5もないから無理」と思っている生徒が、実は出願できるケースがあります。

選考は面接のみ

第1次選考(書類審査)。第2次選考(面接・個人面接、一人あたり20〜30分程度

筆記がありません。20〜30分の個人面接。かなり長い面接です(一般的には10〜15分)。深く掘られると考えてください。

日程:WEB出願10月26日〜11月6日、試験11月21日(土)、一次発表11月13日、最終発表12月1日。

既卒者も出願可能(調査書および学校長の推薦書を提出できる者に限る)。

5-3. 総合型選抜(10名)——3つの型と記述式総合問題

出願条件として探究学習アピール型・自己アピール型・海外留学チャレンジ型の少なくともいずれか1つに該当

海外留学チャレンジ型の英語基準(80点換算相当):

試験 基準
英検 2級またはCSE2.0 1980〜2303
ケンブリッジ英語検定 140〜149
TEAP 225〜252
GTEC 930〜1049
IELTS(Academic) 4.0〜4.5
TOEFL iBT 従来42〜56 またはバンドスコア3.0
TOEIC L&R+S&W 740〜865

受験時期英検・ケンブリッジは不問、TEAP・GTEC・IELTS・TOEFL・TOEICは2024年11月1日以降。

英検の受験時期が問われないのは珍しい。高1で取った2級も使えます。

二次選考が重い

第2次選考(面接・記述式総合問題)。面接一人あたり20〜30分程度。記述式総合問題は情報に関する思考力・判断力・表現力や関心・意欲を問う問題を3題程度。<br><br>時間割:受験上の注意10:00〜10:25、記述式総合問題10:30〜11:40面接13:00〜

記述式総合問題70分+面接20〜30分。朝10時から午後までの長丁場です。

「情報に関する思考力・判断力・表現力」——情報Ⅰの内容(情報デザイン、データの活用、プログラミング、ネットワーク)が基礎になると考えられます(出題範囲は要項に明示がなく要確認)。

日程:WEB出願9月1日〜11日、二次10月31日(土)、最終発表11月13日。

要項には「高等学校卒業者・既卒・高認・留学生・社会人等にも門戸を開く」旨の記載があります。

6. 商学部の公募制推薦入学試験——英検準2級で出せる

6-1. 募集と評定

学科 募集人員 評定
マーケティング学科 20名 全体3.8以上
会計学科 15名 全体3.8以上

合計35名。専修の公募制・総合型のなかで最大の枠です。

両学科への出願はできません。どちらか一方を選びます。

6-2. 英検準2級(CSE1728)が使える

推薦基準の資格検定の一つとして、実用英語技能検定(英検)準2級以上またはCSE 2.0 1728点以上(英検S-CBT、英検S-Interview含む。CSE 2.0は準2級以上を受験した場合のスコアに限る)を選択可

CSE1728は英検準2級の合格基準スコアです。

本シリーズでの比較

大学 最も低い英語基準
獨協 法学部 CSE1728
専修 商学部 公募制 CSE1728(準2級)
東洋 AO型・自己推薦 CSE1800
日大 法学部CL方式 CSE1980(合否不問)/TOEIC L&R 500
明治学院 CSE1980(2級以上の試験に限る)

獨協法学部と並んで、本シリーズ最低水準です。

ただし注意:「準2級以上を受験した場合のスコアに限る」——3級を受けてCSE1728を取っても使えません。

そして「資格検定の一つとして」とあるように、英語以外の資格でも出願できます対象資格は要項でご確認ください/要確認)。商学部なので、簿記・情報処理系の資格が想定されます。

6-3. 選考——新聞の論説を読む小論文

書類審査、小論文および面接。<br><br>小論文は新聞の論説などの文章を読んだうえで内容について論述する問題が2題程度。<br><br>面接は高校生活・本学への志願理由に限らず、社会情勢・時事問題などに関する基礎知識を問う場合もある。<br><br>試験時間割:受験上の注意9:15〜9:30、小論文9:30〜11:00面接11:20〜

小論文は90分で2題。1題あたり45分。

「新聞の論説などの文章を読んだうえで」——課題文型の小論文です。テーマ自由の作文ではありません。

対策が明確です。

  1. 新聞の社説・論説を毎日1本読む(朝日・読売・日経の社説欄)
  2. 要約する練習(200字)
  3. それに対する自分の意見を書く練習(400〜600字)
  4. 週2本、90分で2題を解く通し練習

そして面接でも時事問題が出ます。小論文対策がそのまま面接対策になります。

経済・経営・商業に関わるテーマを特に押さえてください——物価、賃金、円安、人手不足、DX、キャッシュレス、サプライチェーン、インバウンド、企業の不祥事とガバナンス。

日程:WEB出願10月26日〜11月6日、試験11月14日(土)、合格発表12月1日。

7. 国際コミュニケーション学部の総合型選抜——講義を受けてから書く

7-1. 異文化コミュニケーション学科 12名

出願条件に、評定も英語資格も必須基準がありません。

出願条件に評定・英語外部検定の必須数値基準の記載なし(任意で外国語能力等の証明書類提出可)

これは専修で唯一、数値要件のない方式です(当塾が確認した範囲。要項原本で必ずご確認ください/要確認)。

7-2. 二次選考が独特——課題図書と講義

第1次選考(書類審査・課題小論文)。<br><br>第2次選考(小論文および面接):課題図書に基づく講義受講後、関連小論文と面接。<br><br>面接は1人20分程度、場合により得意とする外国語の応答が入ることも。<br><br>時間割:受験上の注意9:30〜9:40、講義9:40〜10:20小論文10:35〜11:35面接13:00〜

流れを整理します。

  1. 事前に課題図書を読んでおく
  2. 当日9:40〜10:20、その本に基づく講義を40分聞く
  3. 10:35〜11:35、講義に関連する小論文を60分で書く
  4. 13:00〜、面接20分

これは「大学の授業をその場で受けて、理解できるか」を測る入試です。東洋大学の「模擬授業型」「Web体験授業型」、日大工学部の「模擬授業型」と同じ発想ですが、課題図書の事前読書が加わる点が違います。

対策

  1. 課題図書を3回読む。1回目は通読、2回目は線を引きながら、3回目は要約を書きながら
  2. 著者の主張と、その根拠を紙1枚にまとめる
  3. 疑問点を10個書き出す(講義で解消されるか、面接で聞かれるか)
  4. 講義を聞きながらノートを取る訓練——これが最も重要です。40分の講義でメモが取れないと、60分の小論文が書けません
  5. 「聞いた内容+自分の考え」を60分で書く練習

ノートの取り方:講義の「主張」「根拠」「例」「疑問」を分けて書く。話されたことをすべて書こうとしない。構造を取る。

「得意とする外国語の応答が入ることも」——英語に限りません。中国語、スペイン語、韓国語などを学んでいるなら、それを面接で使える可能性があります(対象言語は要確認)。

日程:WEB出願9月1日〜11日、二次10月10日(土)、最終発表11月2日。専修の総合型で最も早い試験日です。

8. 確認できなかった項目——要確認リスト

項目 状況 出典・備考
全国商業高等学校長協会推薦入学試験(商・経営)の詳細 要項本文がパスワード保護 検定料、提出書類、英語以外の資格の細目が不明。公開は概要PDFのみ
教育交流提携校推薦入学試験の詳細 要項DLがHTTP 401 概要PDFのみ
教育課程指定連携型推薦入学試験(ネットワーク情報)の詳細 概要PDFのみ
スポーツ推薦入学試験の詳細 概要PDFのみ
スポーツ推薦Ⅱ期入学試験 「詳細は12月上旬頃公開予定」 ほぼ未公開
付属高等学校推薦入学試験の詳細 概要PDFのみ 在籍校を通じて確認を
法・文・人間科学・商(公募制以外)の総合型選抜 公式一覧に掲載なし 「実施しない」と明記されているわけではないが、一次情報上は列挙されていない
経済学部の編入学・学士入学 2027年度は実施しない(概要に明記)
経営学部の簿記・情報処理・数学・統計の指定資格名 未確認 要項原本で確認を
経済学部国際経済学科の型別募集内訳 要項に記載なし 20名は学科全体
ネットワーク情報学部 記述式総合問題の出題範囲 記載なし 「情報に関する思考力・判断力・表現力」とのみ
国際コミュニケーション学部の課題図書 未確認 要項または大学サイトで公表されるはず
各方式の共通テスト要否 要項に明示なし 「不要」と推測して書いていない
学士入学試験・編入学試験の2027年度要項 リンク先が2026年度版 2027の日程・実施学部は概要PDFに拠った

編集方針について。当塾の入試データベースは「推測や二次情報で埋めた項目は載せない」を原則としています。本記事では、確証が取れない項目は出典を示したうえで「要確認」と明記しました。専修大学は一部の要項がパスワード保護されているため、上記の方式については内容を確認できていません。

8-5. 小論文対策——専修は「型」が3つある

専修大学の小論文は、方式によって求められる能力がまったく違います。まとめて対策できません。

型①:課題文型(商学部 公募制推薦)

小論文は新聞の論説などの文章を読んだうえで内容について論述する問題が2題程度。9:30〜11:00(90分)

90分で2題=1題45分。短時間で読み、短時間で書く訓練が要ります。

練習の手順

  1. 新聞の社説(1,000字前後)を10分で読む
  2. 筆者の主張を1文で書く(20分の練習を毎日)
  3. 週2回、45分で「要約200字+意見400字」を書く
  4. 月1回、90分で2題の通し演習

押さえるべきテーマ(商学部なので経済・ビジネス寄り):

  • 物価上昇と賃金
  • 人手不足と外国人労働者
  • キャッシュレス化
  • インバウンドと地域経済
  • 企業のガバナンスと不祥事
  • サブスクリプションとサービスの変化
  • 生成AIとビジネス
  • サプライチェーンの分断

注意:「内容について論述する」とあるので、課題文の理解を示すことが前提です。課題文を無視して自説を書くと、点になりません。

型②:講義聴取型(国際コミュニケーション学部)

課題図書に基づく講義受講後、関連小論文。講義9:40〜10:20(40分)、小論文10:35〜11:35(60分)

これは「大学の授業を受けられるか」のテストです。

訓練すべきは、小論文を書く力ではなく、聞いてノートを取る力です。

練習方法

  1. NHKの解説番組や大学のオープン講義(YouTubeにあります)を40分聞き、ノートを取る
  2. ノートは「主張/根拠/例/疑問」の4欄に分ける
  3. 直後に、ノートだけを見て60分で1,000字書く
  4. これを週1回、4週間

課題図書の読み方

  • 1回目……通読。全体の流れを掴む
  • 2回目……線を引きながら。著者の主張と根拠を特定
  • 3回目……要約を書きながら。紙1枚にまとめる
  • 疑問を10個書き出す(講義で答えが出るか確認できます)

講義は課題図書に「基づく」ので、本を読んでいれば理解が速い。読んでいないと、40分でついていけません。

型③:課題小論文(出願時提出/経済学部国際経済学科・国際コミュニケーション学部)

第1次選考(書類審査・課題小論文

出願時に提出する小論文です(提出方法・字数は要項でご確認ください/要確認)。

当日書くものと違い、時間をかけて作り込めます。

だからこそ、差がつきます。

  1. 8月中に初稿を書く
  2. 添削を受けて3回書き直す
  3. 志望学科の学びと接続させる
  4. 出典を明記する(引用・データを使うなら)

出願は9月1日〜11日。8月が勝負です。

型④:ビジネス関連テーマ(経営学部ビジネスデザイン学科)

小論文はビジネス関連テーマ。9:30〜10:30(60分)

60分1題。ビジネスの課題について書きます。

押さえるべきテーマ:新規事業、マーケティング、DX、スタートアップ、地域ビジネス、サステナビリティ経営、Z世代と消費、SNSマーケティング。

そして同日11:00からプレゼンテーション。小論文で書いたことと矛盾しないよう、自分の考えを一貫させる必要があります。

8-6. 面接対策——専修で必ず問われること

全方式に共通するもの

  • なぜ専修大学か
  • なぜこの学部・学科か
  • 高校時代に力を入れたこと
  • 入学後に学びたいこと
  • 卒業後の方向

専修に特有のもの

① 時事問題(商学部・経営学部)

面接は高校生活・本学への志願理由に限らず、社会情勢・時事問題などに関する基礎知識を問う場合もある

要項に明記されています。「基礎知識を問う」——つまり知っているかどうかを聞かれます。

準備

  • 新聞を毎日読む(最低でも1面と社説)
  • 経済ニュースを週3本、内容を説明できるようにする
  • 「最近気になったニュースは」に30秒で答えられるようにする

② 英語での応答(経済学部国際経済学科 英語資格型)

自己紹介・志望動機等を英語および日本語で説明できるかを重視

英語で自己紹介30秒、志望動機1分。暗記ではなく、キーワードで話す練習を。

③ 得意な外国語での応答(国際コミュニケーション学部)

場合により得意とする外国語の応答が入ることも

英語に限りません。中国語、スペイン語、韓国語などを学んでいるなら、そのことを出願書類に書いておくと、面接で活かせる可能性があります。

④ 長い面接(ネットワーク情報学部)

面接一人あたり20〜30分程度

20〜30分は長い。一般的な入試面接(10〜15分)の2倍です。深く掘られます。

準備

  • 志望理由を3段階の深さで用意する(30秒版/2分版/5分版)
  • 「なぜ」を5回重ねられるようにする
  • 情報分野への関心を具体的に(作ったもの、触れた技術、読んだ本)
  • 沈黙を恐れない。考えてから答えてよい

模擬面接は3回以上

1回目は形式に慣れるため、2回目は内容を詰めるため、3回目は本番想定で。うち1回は、初対面の大人にやってもらってください。

9. 戦略——専修大学をどう使うか

9-1. 「併願できる」ことの価値

専修は全方式で他大学と併願できます。これは戦略上、大きな意味があります。

組み方の例

パターンA:専修を軸に、他大学の総合型も併願

  • 9月1日〜11日 専修(経済国際経済/経営/ネットワーク情報/国際コミュニケーション)に出願
  • 同時期に明治学院(9/14〜24)、東洋(9/7〜10)にも出願
  • 10月〜11月に順次受験
  • 専修に受かったら専修に入学(これが条件)

パターンB:専修の公募制を「後半戦」に置く

  • 9月の総合型が終わってから、10月26日〜11月6日に商学部公募制・ネットワーク情報学部公募制に出願
  • 11月14日/21日に受験、12月1日発表
  • 一般選抜の勉強を続けながら受けられる

パターンC:ネットワーク情報学部で学内2回

  • 9月に総合型(10名)、10月末に公募制(10名)
  • 同一学部で2回チャンス(要項で併願可と明記)

9-2. 資格・評定別の推奨

あなたの状況 狙うべき方式
評定3.8+英検準2級 商学部 公募制推薦(35名・最大枠)
評定4.0+簿記や情報処理の資格 経営学部 経営学科 総合型(15名・面接のみ)
評定3.8+資格+プレゼンが得意 経営学部 ビジネスデザイン学科 総合型(10名)
英検CSE2150以上 経済学部国際経済学科 英語資格型
英検CSE1980+英語の評定4.2 同上(評定で補うルート)
評定3.5+数Ⅲ履修+数学の評定3.3 ネットワーク情報学部 公募制(見落とされがち)
数学検定2級 同上
評定に自信がない/読んで書くのが得意 国際コミュニケーション学部 総合型(数値要件なし・講義型)
留学経験がある ネットワーク情報学部 総合型 海外留学チャレンジ型

9-3. 日東駒専のなかでの位置づけ

大学 併願 総合型の性格
専修 全方式で条件つき併願可 資格型・講義型・プレゼン型。数値要件のない方式もある
日本大学 大半が専願(例外2方式) 学部ごとに独立。法学部CL方式は学力型
東洋大学 基礎学力テスト型のみ併願可 学力2教科で受ける総合型がある
駒澤大学 (調査中) (調査中)

日程の重なり

日付 出来事
9/1〜9/11 専修 総合型 出願
9/1〜9/8 日大文理・ICU 出願
9/7〜9/10 東洋 AO型・自己推薦 出願
10/10 専修 国際コミュニケーション 二次
10/17 専修 経済・経営 二次
10/18 日大法学部CL方式・東洋AO型
10/31 専修 ネットワーク情報 二次
11/14 専修 商学部 公募制
11/21 専修 ネットワーク情報 公募制
11/22 獨協・東洋(学校推薦)
11/29 東洋 基礎学力テスト型

9月上旬に出願が集中します。専修・日大・ICU・東洋——すべて9月1日〜11日。夏休み中に書類を完成させておく必要があります。

9-5. 専修大学という学校——志望理由書を書く前に

1880年、日本初の「経済・法律の私学」

専修大学の前身は1880年(明治13年)創立の専修学校相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人がアメリカ留学から帰国して設立しました。

当時、日本の高等教育は英語で行われるのが普通でした。そのなかで専修学校は、日本語で経済学と法律学を教えることを掲げました。これが「日本初の経済科・法律科を持つ私学」と言われる所以です。

建学の精神は「報恩奉仕」。そして教育理念に「社会知性(Socio-Intelligence)の開発」を掲げています。

社会知性=専門的な知識を基礎として、広く社会を見渡し、自分の立場を明確にしながら、他者と協同して問題を解決する力

志望理由書・面接では、この「社会知性」という言葉に触れられると厚みが出ます。ただし言葉をなぞるだけでは意味がありません。自分の経験のなかで、他者と協同して何かを解決した場面と結びつけてください。

キャンパスは2つ

キャンパス 所在地 学部
神田キャンパス 東京都千代田区神田神保町 法学部・国際コミュニケーション学部ほか(学年により異なる場合があります/要確認
生田キャンパス 神奈川県川崎市多摩区 経済・経営・商・文・人間科学・ネットワーク情報ほか(同上

※学部の配置は変更される場合があります。必ず大学公式サイトでご確認ください(要確認)。

神田キャンパスは神保町——世界最大級の古書店街です。国際コミュニケーション学部・法学部の学生は、この環境で学びます。

生田キャンパスは小田急線・向ヶ丘遊園駅から。武蔵境からは中央線→新宿→小田急線で1時間弱。

総合型選抜・公募制推薦は「合格したら入学」が条件です。通学できるかを出願前に確認してください。

オープンキャンパスに行く理由

面接で「本学のどこに魅力を感じたか」は必ず問われます。

行ったことがあるかどうかは、答えの具体性に必ず出ます。「施設が充実していて」ではなく、「〇〇の授業を見学して、△△という進め方に惹かれた」と言えるかどうか。

そして、キャンパスまでの通学路を実際に歩いてみてください。4年間、その道を通います。

9-6. よくある質問

Q. 専修の総合型は本当に他大学と併願できますか。

できます。要項に「他大学・他学部との併願を認めます」と明記されています。ただし「本入学試験制度で合格した場合は、本学部に入学することを前提とします」——専修に受かったら、専修に入学することが条件です。

Q. 専修の中で複数の学部・学科に出せますか。

方式により制限があります。商学部はマーケティング学科と会計学科の両方には出せません。経営学部も両学科への出願不可、かつ学校推薦型選抜との併願不可ネットワーク情報学部だけ、公募制推薦と総合型選抜の併願が可能と明記されています。

Q. 法学部・文学部・人間科学部の総合型選抜はありますか。

当塾が確認した2027年度の公式一覧には掲載がありませんでした。「実施しない」と明記されているわけではないため、大学公式サイトで必ずご確認ください(要確認)。これらの学部を志望する場合、現時点では一般選抜が中心になります。

Q. 英検準2級しか持っていません。

商学部の公募制推薦なら出せる可能性があります(CSE1728以上。準2級以上を受験した場合のスコアに限る)。ただし評定3.8以上が必要です。経営学部の総合型では、準2級は加点対象であって出願資格にはなりません——別の領域(簿記・情報処理・数学・統計)の資格が必要です。

Q. 数学が苦手ですが、ネットワーク情報学部に行きたいです。

公募制推薦には数学の要件があります(数検2級、または数学の評定3.3/3.6)。総合型選抜には数学の数値要件が見当たりません(探究学習アピール型・自己アピール型・海外留学チャレンジ型)。ただし二次で記述式総合問題(情報に関する思考力)70分があります。要項でご確認ください(要確認)。

Q. 数Ⅲを履修していますが、数学の評定が3.4です。

ネットワーク情報学部の公募制推薦、②のルート(数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cのすべてを含む評定3.3以上)に該当する可能性があります。全体の評定3.5以上と英語外部試験80点換算も必要です。諦める前に要項を確認してください。

Q. 課題図書はいつ発表されますか。

要項または大学サイトで公表されます(要確認)。出願が9月1日からなので、それ以前に確認できるはずです。発表されたらすぐ入手して、3回読んでください。

Q. 検定料はいくらですか。

35,000円+サービス利用料1,100円です(全方式共通/要項でご確認ください)。

Q. 既卒者でも出願できますか。

方式により異なります。ネットワーク情報学部の公募制推薦は「既卒者も出願可能」(調査書および学校長の推薦書を提出できる者に限る)、経営学部ビジネスデザイン学科も「既卒者も出願可能」(調査書を提出できる者に限る)。ネットワーク情報学部の総合型は「高等学校卒業者・既卒・高認・留学生・社会人等にも門戸を開く」旨の記載があります。

10. 準備スケジュール

高2の冬(1〜3月)

  • 評定を確認する。全体だけでなく、英語の評定(経済国際経済の補完ルート)、数学の評定と数Ⅲ履修の有無(ネットワーク情報学部)
  • 資格の計画を立てる。英検、簿記、情報処理、数学検定
  • 志望学部を決める。専修の総合型は4学部のみ

高3の4〜6月

  • 英検第1回(5〜6月)、数学検定、簿記検定を受験
  • 要項PDFを入手して通読(2027年度版は6月16日に公開されました)
  • オープンキャンパス(生田キャンパス:理工系・文系の一部/神田キャンパス:法・国際コミュニケーションほか。学部により所在地が違うので必ず確認
  • 商学部志望は新聞の社説を読む習慣を始める
  • 国際コミュニケーション志望は課題図書の発表を待つ

高3の7〜8月

  • 志望理由書の作成(総合型は9月1日出願)
  • 課題小論文の作成(経済国際経済・国際コミュニケーションは一次に課題小論文あり)
  • 調査書を高校に依頼
  • 英検第2回(8〜9月)で最終挑戦

高3の9月

  • 9月1日9:00 WEB出願登録開始
  • 9月7日〜11日 書類郵送(締切日消印有効)
  • 9月11日17:00 WEB登録締切

高3の10月

  • 10月2日 国際コミュニケーション 一次発表
  • 10月9日 経済・経営 一次発表
  • 10月10日 国際コミュニケーション 二次(講義→小論文→面接)
  • 10月14日 ネットワーク情報 一次発表
  • 10月17日 経済・経営 二次
  • 10月26日9:00 公募制推薦 WEB出願開始
  • 10月31日 ネットワーク情報 二次

高3の11月

  • 11月2日 経済・経営・国際コミュニケーション 最終発表
  • 11月2日〜6日 公募制推薦 書類郵送(11月6日17:00 WEB登録締切)
  • 11月13日 ネットワーク情報 総合型 最終発表/商学部公募制 一次発表
  • 11月14日 商学部 公募制 試験
  • 11月21日 ネットワーク情報 公募制 試験

高3の12月

  • 12月1日11:00 公募制推薦 合格発表

11. まとめ——専修は「併願しながら狙える」大学

① 全方式で他大学と併願できる。ただし「合格したら入学する」が条件。日東駒専で唯一、全方式がこの形です。

② 総合型選抜は4学部のみ。経済(国際経済学科)・経営・ネットワーク情報・国際コミュニケーション(異文化コミュニケーション学科)。法・文・人間科学には公式一覧上、掲載がありません。

③ 経営学部は「資格で出す」入試。簿記・英語・情報処理・数学・統計の5領域いずれか。英語は必須ではありません。

④ 商学部の公募制は英検準2級(CSE1728)で出せる。評定3.8が必要ですが、募集35名は専修最大

⑤ ネットワーク情報学部の数学要件は3ルート。数Ⅲを履修していれば評定3.3で足ります。「3.5もないから無理」と諦めている理系生徒は、確認する価値があります。

⑥ 経済学部国際経済学科は「資格と評定を交換できる」。CSE2150以上、またはCSE1980〜2150未満+英語の評定4.2以上。

⑦ 国際コミュニケーション学部には数値要件がない。その代わり、課題図書を読み、当日40分の講義を聞いて、60分の小論文を書く

⑧ ネットワーク情報学部の総合型は記述式総合問題70分。情報に関する思考力を問う問題が3題程度。

⑨ ネットワーク情報学部だけ、学内で公募制と総合型の両方に出せる。同一学部で2回チャンスがあります。

⑩ 商学部の小論文は新聞の論説を読んで論述。面接でも時事問題が出ます。新聞を読む習慣が、そのまま対策になります。

⑪ 出願は9月1日9:00から9月11日17:00まで。WEB登録は17時、書類は11日消印有効。夏休み中に書類を完成させておくことが前提です。

⑫ 教育理念は「社会知性の開発」。専門知識を基礎に、社会を見渡し、他者と協同して問題を解決する力。志望理由書は、自分の経験でこれに答えてください。

専修大学は、「専願を求めない」という点で受験生に優しい大学です。他大学と並行して進められるぶん、戦略の組み立てがしやすい。

ただし、実施している学部が限られています。志望学部が総合型選抜の対象かどうかを、まず確認してください。対象外なら、公募制推薦(商・ネットワーク情報)か、一般選抜に切り替える判断が必要です。

武蔵野個別指導塾からのご案内

武蔵野個別指導塾(JR中央線 武蔵境駅)では、総合型選抜・学校推薦型選抜の対策を、大学・学部・学科ごとに設計しています。

専修大学については、

  • 出せる方式の洗い出し(評定・英語スコア・保有資格・数Ⅲ履修の有無から)
  • 他大学との併願設計(専修は全方式で併願可。9月の出願集中期をどう乗り切るか)
  • 志望理由書・課題小論文の指導(経済国際経済・国際コミュニケーションは一次に課題小論文あり)
  • 商学部公募制の小論文対策新聞の論説を読んで論述する90分2題。要約→意見の型づくり)
  • 時事問題対策(商学部・経営学部の面接で問われます)
  • ビジネスデザイン学科のプレゼン指導(発表10分+質疑。1人30分)
  • 国際コミュニケーション学部の「講義→小論文」対策40分の講義でノートを取る訓練が要)
  • ネットワーク情報学部の記述式総合問題対策(情報Ⅰを基礎とした思考力問題)
  • 英語での面接練習(経済国際経済 英語資格型は自己紹介・志望動機を英語で)

を、一人ひとりの状況に合わせて進めます。

「総合型は専願だから、第一志望の勉強ができなくなる」と思っている方へ。専修大学は全方式で他大学と併願できます。一般選抜の準備を続けながら、進路を1つ確保しにいける。そういう使い方ができる数少ない大学です。

まずは、いまの評定(英語・数学の科目評定も)、英検スコア、持っている資格をお聞かせください。出せる方式を一緒に洗い出します。

無料相談・体験授業のお申し込みはこちら

【出典】

  • 専修大学「2027(令和9)年度 総合型選抜 入学試験要項」(経済学部国際経済学科/経営学部/ネットワーク情報学部/国際コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科)
  • 専修大学「2027(令和9)年度 公募制推薦入学試験 入学試験要項」(商学部/ネットワーク情報学部)
  • 専修大学「2027(令和9)年度 外国人留学生入学試験要項」
  • 専修大学「2027(令和9)年度 学校推薦型選抜・総合型選抜 入試日程」
  • 専修大学 入試制度一覧・要項ダウンロードページ(senshu-u.ac.jp)
  • 専修大学「2027年度 総合型選抜・学校推薦型選抜 要項公開のお知らせ」(2026年6月16日)

【重要なお断り】 本記事は2026年9月時点で公開されている資料に基づいています。募集人員・出願資格・日程・試験内容は変更される可能性があります。出願にあたっては、必ず大学公式サイトで最新の入学試験要項を確認してください。本記事中の「要確認」と記した事項、特に全国商業高等学校長協会推薦・教育交流提携校推薦・教育課程指定連携型推薦・スポーツ推薦・付属高等学校推薦については要項本文を確認できていません。該当する方は在籍校または専修大学入学者選抜課へ直接ご確認ください。

併願しながら進路を一つ確保する——武蔵野個別指導塾

専修大学の総合型選抜・公募制推薦は、全方式で他大学と併願できます(合格した場合は入学することが条件)。日東駒専4大学のなかで、全方式がこの形なのは専修だけでした。一般選抜の準備を続けながら、進路を一つ確保しにいける数少ない大学です。

そして入口が多彩です。経営学部は簿記・英語・情報処理・数学・統計の5領域いずれかの資格で出願可(英語必須ではない)商学部の公募制は英検準2級(CSE1728)で出せて募集35名ネットワーク情報学部は数Ⅲ履修なら数学の評定3.3で足ります国際コミュニケーション学部には評定も英語資格も必須基準がなく、代わりに課題図書の講義を40分聞いてから60分で小論文を書きます。

当塾では、出せる方式の洗い出し(評定・英語スコア・保有資格・数Ⅲ履修の有無)から、他大学との併願設計、志望理由書と課題小論文の指導、商学部公募制の新聞論説型小論文(90分2題)国際コミュニケーション学部の「講義を聞いてノートを取る」訓練、ビジネスデザイン学科のプレゼン(10分+質疑)、ネットワーク情報学部の記述式総合問題、そして時事問題を問う面接まで対応しています。

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