勉強する場所の選び方|武蔵野個別指導塾が薦める学習の仕方

「どこで勉強させればいいですか」は、保護者から最も多く受ける質問の一つである。自分の部屋か、リビングか、図書館か、塾の自習室か。検索すれば「リビング学習がよい」「いや自室で一人になるべきだ」という正反対の主張が同じ顔つきで並び、どちらにも自信たっぷりの理由がついている。

先に言っておく。この四つを直接比べて優劣をつけた研究は、ほとんど存在しない。積み上がっているのは「場所」という塊についての知見ではなく、場所に含まれる測れる要素——音の大きさ、空気、温度、光、視界に入る物の量——についての知見である。場所の名前は、その要素の束につけられたあだ名にすぎない。同じ「図書館」でも、空調の効いた静かな閲覧室と、混雑した開架のテーブルとでは別物である。

だからこの記事は「どこがよいか」を決めない。測れる要素をどう点検し、自分の子にとってどこがましかを二週間で見つけ出すか、その手順を書く。研究が答えを持っていないところでは、持っていないと書く。

この記事の結論

  • 「自室とリビングのどちらがよいか」に答えた研究は見つからない。場所の名前ではなく、音・空気・温度・光・視界に入る物の量という、測れる要素で選ぶ。
  • 「勉強した場所とテストの場所を揃えると成績が上がる」は、期待するほど頼りにならない。効果が出る条件は限られ、1985年には「環境文脈の変更は記憶に確実な影響を与えない」という題の反証論文が出ている。場所を揃えることに労力を使わない。
  • 騒音は、はっきり測れる害である。英国の中高生 976 名の実験では 70 dB の教室騒音で全員の読解成績が落ち、64 dB では年長の生徒だけが落ちた。
  • 空気と温度は見落とされやすく、しかも効果が確認されている。米国の小学校では 100 教室のうち 87 教室が推奨換気量を下回っていた。窓を開けることは、机を買い替えるより先にできて、費用もかからない。
  • 決め方は「試して記録する」。候補を二つか三つに絞り、14日間、同じ項目で比べる。感想ではなく、終わった量と中断の回数で判断する。

「どこがよいか」を決めた研究は、ほとんど無い

調べた限り、自室・リビング・図書館・自習室を無作為に割り当てて成績を比べた試験は見当たらない。理由は想像がつく。子どもがどこで勉強するかを研究者がくじ引きで決め、何か月も守らせることは現実にはできない。家庭の間取りも、図書館までの距離も、家族の生活時間も家ごとに違う。

残るのは観察研究、つまり「実際に図書館で勉強している子」と「自室で勉強している子」を後から比べる形になる。ここには避けがたい交絡がある。図書館に通える子の家庭は、図書館が近く、保護者が送り出す余裕があり、静かな時間を確保できる家庭である可能性が高い。成績の差が場所によるものか、その場所を選べる家庭の条件によるものかを、観察研究は分離できない。

だから「リビング学習で成績が上がった」という話を見たときは、比べている二群が場所以外でどれだけ違うかを考えるとよい。ここから先で紹介するのは、場所の名前ではなく、場所に含まれる要素を実験的に操作した研究に限る。そのほうが、家でそのまま使えるからでもある。

場所と記憶——有名な実験と、その後の反証

「勉強した場所と同じ場所で思い出すと、成績がよくなる」という話を聞いたことがあるかもしれない。出どころは、潜水クラブの会員を陸上と水中に分けて単語を覚えさせ、同じ場所と違う場所で思い出させた 1975 年の実験である。覚えた場所と思い出す場所が一致したほうが成績がよかった、という結果が有名になり、「試験会場に近い環境で勉強せよ」という助言として広まった。

Godden DR, Baddeley AD. Context-dependent memory in two natural environments: on land and underwater. British Journal of Psychology. 1975;66(3):325-331.

ところが、この効果は思ったほど頑丈ではなかった。2001 年のメタ分析は、全研究をまとめると環境文脈の効果は確かに認められるとしたうえで、その効果が小さくなったり消えたりする条件を三つ挙げている。学習中に場所以外の手がかりを使ったとき、テスト中に場所以外の手がかりが使えるとき、そして「あの部屋で覚えた」と頭の中で思い浮かべるだけで済ませたときである。

Smith SM, Vela E. Environmental context-dependent memory: A review and meta-analysis. Psychonomic Bulletin & Review. 2001;8(2):203-220.

さらに古く、1985 年には Fernandez と Glenberg が「環境文脈の変更は記憶に確実な影響を与えない」という、題名がそのまま結論になっている論文を発表している。効果が出る実験と出ない実験の両方があり、どちらが出るかを事前に言い当てるのが難しい——それが半世紀分の積み重ねの正直な要約である。

実務上の含意は、拍子抜けするほど地味である。試験会場に似た場所を探して遠征する必要はない。自室を教室らしく改造する労力があるなら、その時間を問題を解くことに使うほうがよい。気になるなら、思い出す直前に「どこで、何を見ながら覚えたか」を頭の中で再生してみればよい。メタ分析が言うとおり、頭の中で再現できるなら、物理的に同じ場所へ行く必要はそもそも薄れる。

視界に入る物は、注意を実際に奪う

場所の中で、家庭がいちばん安く変えられるのが「視界に何が入るか」である。幼稚園児を実験用の教室に入れ、理科の授業を六回受けさせた研究がある。壁の装飾を多くした条件と、装飾を外した条件を比べたところ、装飾が多いときのほうが子どもは気が散り、課題から離れている時間が長く、学習の伸びが小さかった。

Fisher AV, Godwin KE, Seltman H. Visual environment, attention allocation, and learning in young children: when too much of a good thing may be bad. Psychological Science. 2014;25(7):1362-1370.

この研究の対象は幼稚園児であって、中学生や高校生ではない。年長の子どもに同じ大きさの効果があるとは言えないし、この抄録には効果の大きさを表す数値が載っていないので、ここでも「何パーセント下がる」とは書けない。それでも方向ははっきりしている。注意を自分で制御する力が弱いほど、視界の情報に引っぱられる。

教室設計の大規模調査でも、「複雑さ」は学習進度に効く要素の一つとして挙がっている。装飾はゼロがよいという話ではなく、多すぎると害になるという話である。家でできる手順は短い。

  1. 勉強を始める前に、机の上にある物を全部いったん床か箱に下ろす。
  2. これから 25 分でやる作業に使う物だけを机に戻す。教科書一冊、ノート、筆記具、必要なら辞書。
  3. 視線を上げたときに正面へ入るもの——ポスター、賞状、写真、積まれた本——を一つだけ減らす。全部外す必要はない。
  4. 終わったら、下ろした物を戻さずに、置き場所を決めてしまう。翌日の「片づけ」を消すため。

狙いは部屋を美しくすることではなく、作業のたびに「何を使うか」を選び直す回数を減らすことである。机の上が毎回同じ形になるなら、装飾の量よりそちらが効いている可能性が高い。

音——どこから害になるか

騒音は、この題材のなかで最も証拠がはっきりしている要素である。英国の高校生 976 名(11 歳から 13 歳が 564 名、14 歳から 16 歳が 412 名)に、ヘッドホンで教室騒音を流しながら理科の文章を読ませ、内容理解と語彙学習を測った実験がある。

Connolly D, Dockrell J, Shield B, Conetta R, Mydlarz C, Cox T. The effects of classroom noise on the reading comprehension of adolescents. The Journal of the Acoustical Society of America. 2019;145(1):372.

結果は二段階だった。70 dB の条件では、全員で解答した問題数と正答率が有意に下がった。64 dB の条件では影響が見えにくく、年長の生徒にだけ悪影響が出た。つまり「うるさいと集中できない」は感覚の問題ではなく、量で線が引ける現象である。70 dB は、賑やかな店内や掃除機の近くをイメージすればよい。

学校を対象にした観察研究もある。Shield と Dockrell はロンドンの小学校で 7 歳と 11 歳の学力テストを調べ、外からの騒音と教室内の暗騒音のどちらも成績と負の関係にあり、その関係が社会経済的な要因で補正しても残ることを報告している。因果は断定できないが、「騒がしい地域の学校は家庭環境も厳しいから成績が低いだけだ」という説明では足りない材料にはなる。

ここで一つ、よく誤用される研究に触れておく。成人を対象にした 2012 年の実験では、中程度(70 dB)の環境音が低い環境音(50 dB)より創造的課題の成績を高め、高い環境音(85 dB)は創造性を損なった。Mehta らのこの結果が「適度な雑音があるほうが集中できる」という助言のもとになっている。

しかし子どもで確かめると、話が変わる。5 歳から 11 歳の 44 名に 64 dB の教室騒音を聞かせてアイデアを出させた研究では、騒音が創造性を高めた条件は一つもなかった。むしろ 5 歳から 8 歳で選択的注意の弱い子は、アイデアの数が減り、独創性の評価も下がった。選択的注意が強い子は、静かなときとほぼ同じ成績を保った。Massonnié らのこの結果は、雑音の是非が子どもによって違うことを示している。

だから運用はこうなる。雑音のある場所を「大人がそう言うから」という理由で選ばない。自分の子が雑音の中でも手が動くかどうかは、後述の記録でしか分からない。そして読解や暗記のように言葉を扱う作業では、どの子でも会話の聞こえる場所を避けるほうが無難である。

空気・温度・光——測れるのに見落とされる

机も椅子も買い替えずに変えられて、しかも効果が数字で出ている要素が二つある。空気と温度である。

米国南西部の小学校 100 校で 5 年生の教室の換気量を二酸化炭素濃度から推定した調査では、100 教室のうち 87 教室が推奨換気量を下回っていた。そして換気量が 0.9 から 7.1 l/s per person の範囲で、換気量と学力テストの合格者割合のあいだに線形の関連が見られた。1 l/s per person 増えるごとに、合格者の割合は算数で 2.9%(95%CI 0.9-4.8%)、読解で 2.7%(0.5-4.9%)増えると見込まれた。

Haverinen-Shaughnessy U, Moschandreas DJ, Shaughnessy RJ. Association between substandard classroom ventilation rates and students’ academic achievement. Indoor Air. 2011;21(2):121-131.

これは観察研究なので、換気の良い学校がほかの面でも恵まれている可能性は残る。ただし換気を実験的に操作した研究をまとめたメタ分析もあり、そちらでも同じ向きの結果が出ている。Kuramochi らは 5 件・計 3,679 名の研究をまとめ、換気量の増加によって作業速度が改善し(SMD 0.18、95%CI 0.10-0.26)、自然単位に換算すると算数課題の速度で 13.7%(95%CI 6.2-20.5%)の改善にあたると報告した。効果量 0.18 は小さい部類だが、窓を開けるだけで得られる改善としては悪くない。

温度も同様に効く。PSAT を再受験した生徒のデータを使った分析では、冷房が無い場合、学年を通じて 1°F 暑いとその年の学習が 1 パーセント減ると推定された。週末や夏休みの気温はほとんど影響しておらず、暑さが授業の時間そのものを壊していることを示唆する。Park らはさらに、暑い日の影響がマイノリティの生徒に偏り、人種間の学力差の 5 パーセント程度を説明すると述べている。

光と全体設計については、英国の 27 校・153 教室・3,766 名を対象にした調査が参考になる。光・温度・空気の質・所有感・柔軟性・複雑さ・色という七つの設計要素が、児童の学習進度の変動の 16% を説明した。うち「自然さ」に関わる要素——光・温度・空気——だけで影響の約 50% を占めている。

Barrett P, Davies F, Zhang Y, Barrett L. The impact of classroom design on pupils’ learning: Final results of a holistic, multi-level analysis. Building and Environment. 2015;89:118-133.

この 16% は教室について得られた数字で、家庭の学習机にそのまま移せるわけではない。それでも順序の参考にはなる。照明器具や家具を検討する前に、窓を開け、室温を調整し、手元が暗くないかを確かめる。費用がかからない順に並べると、たまたま効果の確認されている順になる。

場所を決める手順——14日間の比較

ここからが本題である。研究は「どこがよいか」を教えてくれないので、自分で測るしかない。やり方は単純で、感想を集めないことが肝心である。

  1. 候補を二つか三つに絞る。四つ以上にすると比較にならない。実際に通える場所だけにする。片道 30 分かかる図書館は、机の質が多少よくても候補から外す。移動時間は勉強時間から引かれる。
  2. 記録する項目を三つだけ決める。(1) その日そこで終わらせた分量(問題数・ページ数のような数えられるもの)、(2) 途中で手が止まった回数、(3) 始めるまでにかかった時間。この三つ以外は書かない。
  3. 7 日ずつ、場所を固定して回す。日替わりで変えると、その日の疲れや課題の難しさが混ざる。前半 7 日は場所 A、後半 7 日は場所 B と決めて動かさない。
  4. 作業の種類を揃える。比較する期間で、同じ教科・同じ種類の課題を扱う。片方の週だけ数学の難問、もう片方は英単語では比べられない。
  5. 14 日目に、三つの数字だけを並べて見る。「落ち着く」「集中できた気がする」は判断材料にしない。終わった量と中断の回数が、本人の感想と食い違うことはよくある。
  6. 差が小さければ、近いほう・安いほうを選ぶ。差が出ないのは失敗ではない。その子にとって場所は決定的な要因ではない、という有益な結果である。その場合は音と空気の点検だけして先へ進む。

記録は紙でよい。アプリを導入すると記録そのものが作業になって続かない。ノートの隅に三つの数字を書くだけで足りる。

移動コストは最後に必ず引き算する。往復 40 分の移動で 2 時間勉強できる場所と、移動ゼロで 1 時間 40 分勉強できる場所は、机に向かう時間が同じである。場所の質を比べる前に、そこに着くまでの時間を書き出す。この一手間で候補が減ることが多い。

課題の種類で場所を変える

一つの場所ですべてを済ませる必要はない。ここまでの研究から言えるのは、作業の種類によって環境の効き方が違うということである。言葉を扱う作業ほど、会話の聞こえる環境に弱い。

課題の種類 環境の条件 根拠と注意
読解・音読・記述・英語長文 会話が聞こえない場所を優先する 中高生の実験で 70 dB の教室騒音が読解を有意に下げた。人の声は特に干渉しやすい
暗記(英単語・用語・年号) 静かな場所。短く区切って行う 覚えた場所と思い出す場所を揃える必要はない。場所より回数と間隔が効く
計算練習・反復問題 多少の物音は許容範囲。人の目があるほうが手が動く子もいる 個人差が大きい。14 日間の記録で確かめる以外に判断材料がない
質問が出る単元の学習 すぐ聞ける相手がいる場所 止まった時間を短くするほうが、環境の細かい差より効く

この表は「こうしなさい」ではなく、記録をとるときの仮説である。表と自分の記録が食い違ったら、記録のほうを信じてほしい。

学年別の目安

小学生

注意を自分で制御する力がまだ育っていない時期なので、視界の情報と、始めるまでの時間が問題になりやすい。保護者が声をかけられる距離にいる場所を既定にして構わない。ただし「リビングだから伸びる」のではなく、始めるまでの時間が短くなること、止まったときに気づいてもらえることが理由である。机の上の物を減らす手順は、この年齢でいちばん効きやすい。

中学生

定期テストという締切ができ、勉強時間が長くなる時期である。ここから場所の使い分けを本人に決めさせるのがよい。14 日間の記録を、保護者ではなく本人につけさせる。数字を見て自分で選んだ場所のほうが、押しつけられた場所より続く。同時に、部活からの帰宅時刻によって現実に使える場所が変わるので、候補は「平日用」と「休日用」を分けておく。

高校生

学習時間が長く、扱う課題の種類も増えるので、一つの場所に固定しないほうが現実的である。会話の聞こえない場所を読解と記述に、人の目のある場所を反復練習に割り当てる。騒音の実験で年長の生徒が 64 dB でも影響を受けたことを思い出してほしい。「慣れているから平気」は、成績が落ちていないことの証明にはならない。

この記事で言えないこと

第一に、自室・リビング・図書館・自習室の優劣は言えない。直接比べた無作為化試験を見つけられなかった。この記事に出てくる研究は、教室や実験室で環境の一要素を操作したものか、学校単位の観察研究である。家庭の机に移すときには、必ず当てはまらない部分が出る。

第二に、効果の大きさを家庭向けに換算できない。換気の研究で示された「1 l/s per person あたり 2.9%」は、米国の小学校教室で、標準テストの合格者割合について得られた数字である。日本の中学生が自室の窓を開けたときに何が起きるかは、この研究からは分からない。効果量 0.18 という値も、小さい部類に属する。

第三に、文脈依存記憶の扱いは研究者のあいだでも決着していない。効果を認めるメタ分析と、確実な影響を否定する論文が両方存在する。この記事では「場所を揃える労力は割に合わない」と書いたが、これは効果がゼロだという主張ではなく、労力に対する見返りが読めないという判断である。

第四に、観察研究の交絡は最後まで残る。換気の良い学校も、騒音の少ない地域の学校も、ほかの面で恵まれている可能性があり、統計的な補正は万能ではない。そして机・椅子・照明器具・集中アプリの具体的な商品は一切勧めない。特定の製品を比べた信頼できる研究を確認できていないからである。強い頭痛・眼のつらさ・長く続く不調があるときは、環境の調整より先に医療機関に相談してほしい。

当塾の立場

まず正直に書く。この記事に書いた手順は、塾に通わなくても全部できる。机の上の物を減らすことも、窓を開けることも、14 日間の記録をとることも、家庭で完結する。費用もかからない。実際、この記事で効果が確認されている要素——空気、温度、騒音、視界の物の量——はどれも、家庭のほうが塾より自由に動かせる。まずは家でやってみてほしい。

そのうえで、それでも通う場所を探している方に武蔵野個別指導塾を勧める理由を、この記事の研究に即して二つ書く。一つは、会話の聞こえる環境が読解と記述を妨げるという実験結果に対して、自習の場を「静かな作業用」と「質問できる時間」に分けて用意できることである。同じ部屋で両方をやろうとすると、どちらかが必ず犠牲になる。もう一つは、14 日間の記録を一人で続けるのが難しいことである。終わった量と中断の回数を週ごとに一緒に見る相手がいると、記録が感想に戻らずに済む。

逆に言えば、家庭でこの二つが回っているなら、場所のために通う理由は薄い。場所は、この記事が示したとおり、決定的な要因ではないかもしれないのだから。

出典

  1. Godden DR, Baddeley AD. Context-dependent memory in two natural environments: on land and underwater. British Journal of Psychology. 1975;66(3):325-331.
  2. Smith SM, Vela E. Environmental context-dependent memory: A review and meta-analysis. Psychonomic Bulletin & Review. 2001;8(2):203-220.
  3. Fernandez A, Glenberg AM. Changing environmental context does not reliably affect memory. Memory & Cognition. 1985;13(4):333-345.
  4. Fisher AV, Godwin KE, Seltman H. Visual environment, attention allocation, and learning in young children: when too much of a good thing may be bad. Psychological Science. 2014;25(7):1362-1370.
  5. Barrett P, Davies F, Zhang Y, Barrett L. The impact of classroom design on pupils’ learning: Final results of a holistic, multi-level analysis. Building and Environment. 2015;89:118-133.
  6. Connolly D, Dockrell J, Shield B, Conetta R, Mydlarz C, Cox T. The effects of classroom noise on the reading comprehension of adolescents. The Journal of the Acoustical Society of America. 2019;145(1):372.
  7. Shield BM, Dockrell JE. The effects of environmental and classroom noise on the academic attainments of primary school children. The Journal of the Acoustical Society of America. 2008;123(1):133-144.
  8. Massonnié J, Rogers CJ, Mareschal D, Kirkham NZ. Is classroom noise always bad for children? The contribution of age and selective attention to creative performance in noise. Frontiers in Psychology. 2019;10:381.
  9. Mehta R, Zhu R, Cheema A. Is noise always bad? Exploring the effects of ambient noise on creative cognition. Journal of Consumer Research. 2012;39(4):784-799.
  10. Haverinen-Shaughnessy U, Moschandreas DJ, Shaughnessy RJ. Association between substandard classroom ventilation rates and students’ academic achievement. Indoor Air. 2011;21(2):121-131.
  11. Park RJ, Goodman J, Hurwitz M, Smith J. Heat and Learning. American Economic Journal: Economic Policy. 2020;12(2):306-339.
  12. Kuramochi H, Tsurumi R, Ishibashi Y. Meta-analysis of the effect of ventilation on intellectual productivity. International Journal of Environmental Research and Public Health. 2023;20(8):5576.

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