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都立推薦に受かったら—2月3日の手続の後から3月まで、入学前の課題と中学校の残りの日々|武蔵野個別指導塾

推薦の合格後に待つのは入学確約書と2月8日(月)の入学料、学校ごとに違う入学前の課題、中学校の3学期の提出物です。英語と数学の戻し方まで、2月から3月の順にたどります。
都立の推薦で合格したら、まず終えるのは入学手続です。2月2日(火)と2月3日(水)の手続の期間に入学確約書(推薦)を出し、入学料5,650円を2月8日(月)までに納めます。学校から渡されるその他の書類は、入学確約書を出したときに受け取り、学校が決めた期間に提出します。入学前の課題と合格者向けの説明会の日程は学校ごとに違うので、渡された書類で確かめます。推薦で合格した人は第一次募集に出願できないため、2月から3月は、中学校の3学期と高校の最初の授業への準備にあてる2か月になります。
| いつ | すること |
|---|---|
| 2月2日(火)・2月3日(水) | 入学手続。入学確約書(推薦)を出す |
| 2月8日(月)まで | 入学料5,650円を納める |
| 確約書を出したとき | 学校からその他の書類を受け取る。期限は学校が決める |
| 2月から3月 | 入学前の課題と説明会の予定を、渡された書類で確かめる |
| 3月 | 卒業まで中学校の授業と提出物が続く |
よくあるのは、合格の画面を見た翌日の朝、教室の自分の席で、隣の友達に何と言えばいいか迷う場面です。家では家族が喜んでくれたのに、学校には同じ高校を受けた友達も、これから一般入試を受ける友達もいます。うれしい気持ちと言い出しにくさが同時に来る朝です。
2月3日の手続のあとに残るもの
入学手続は2月2日(火)の午前9時30分から午後3時30分までと、2月3日(水)の午前9時から正午までの2日間です。この期間に出す中心の書類が入学確約書(推薦)で、合格通知書(推薦)もこの手続の期間中に渡されます。発表の時刻と手続の時間の細かい話は、特集「都立高校入試と内申の細かい疑問」の「都立推薦の合格発表は何時か」に書いてあります。
入学料は全日制で5,650円です。納める期限は、合格発表の日の翌日から数えて5日以内です。令和9年度は2月2日(火)の翌日の2月3日(水)が1日目で、5日目が2月7日(日)にあたります。5日目が日曜なので、金融機関などの翌営業日である2月8日(月)が期限です。数え方を先に知っておくと、家族の予定を決めるときに迷いません。募集案内には、合格者には合格発表のときに入学料の納入通知書が配られると書かれています。
入学確約書を手続の期間に出さないと、合格を放棄したものとみなされます。入学料を納めないと、出した入学確約書が無効になります。確約書を出しただけでは終わらないので、2月3日(水)に確約書を出したら、その日のうちに納付の日を決めてカレンダーに書きます。
学校が用意するその他の書類は、入学確約書を出したときに渡され、出す期限は校長が決めます。何が入るかは学校によって違うので、想像で予定を埋めません。渡された日に表紙を開き、書類の名前と期限を1枚の紙に写します。この紙が、2月から3月の予定表の土台になります。
合格した後にコースや科を変えることはできません。推薦で合格した人は第一次募集に出願できません。だから2月から3月は、別の高校を試す期間ではなく、決まった高校に入学するまでの準備の期間です。やむを得ない理由で辞退するときは、中学校長が事情を書いた理由書を高校長に郵送などで速やかに出す決まりです。辞退は自分だけで決めて終われる話ではないので、迷ったら早めに中学校の先生に相談します。

図1のように、2月2日の発表から3月の卒業まで、決まっている日付を並べました。この4つを先に押さえると、あとの予定は学校の書類を見ながら足していけます。
入学前の課題と合格者向けの説明会は、渡された書類で決まる
入学前の課題が出るかどうか、出るなら何をどれだけか、合格者向けの説明会がいつあるかは、学校ごとに決まります。都の要綱には、この2つの中身も日程も書かれていません。「たぶんこれくらい」と予想して予定を立てると外れるので、正本は入学確約書を出したときにもらう書類と、合格のときに渡される案内にします。
書類が届いたら、次の5つを1枚の紙に写します。課題の有無、課題の範囲と量、出す日と出し方、説明会の日時と場所、説明会に持って行く物です。保護者が行くのか本人だけかは、書類に書いてあればそれに従い、書いていなければ学校に聞きます。写した紙は、家族の誰が見ても同じ答えになる場所に置きます。
課題が出たときは、届いた週のうちに全体を開きます。ページ数を期限までの週の数で割って、1週間の分量を決め、期限の3日前に終わる計画にします。解けない問題には付箋を付けて先へ進み、最後にまとめて中学校の先生か塾で聞きます。分からない所で止まって1日が終わるより、印を付けて進むほうが期限に間に合います。
説明会では、書類に書いてあることをもう一度聞かないようにします。聞くのは、書類に書かれていないことです。入学式の日に何を持って行くか、教科書はいつ受け取るか、通学の経路で迷いやすい所はどこか。この3つは書類だけでは分からないことがあるので、質問の欄を先に作ってから行きます。答えはその場で書きます。家に帰ってから思い出そうとすると、細かい数字が抜けます。

図2のように、書類が届いてから予定を決めるまでの順番は3つです。学校の書類を見て、課題と説明会の日を抜き出し、家族のカレンダーに書く。この順番を変えると、聞いた話だけで予定を埋めてしまい、あとで書類と食い違います。
中学校の3学期は、卒業まで続く
推薦で合格しても、中学校の3学期は続きます。授業も提出物も卒業式の練習も、合格の前と同じようにあります。3学期の評定や卒業までの書類の扱いは中学校ごとに決まるので、合格の連絡をしたときに担任の先生へ一緒に確かめます。
2月の半ばに、気持ちが先に抜ける時期が来ます。教室では友達が入試の勉強をしていて、自分だけが別の時間を生きているように感じます。この時期に提出物が止まると、3月になってから一気に戻すことになります。時間割の横に「今週出す物」の欄を1つ作り、月曜に3つだけ書きます。終わったら線を引いて残します。残った線は、3学期に自分がやったことの記録になります。
高校に出す書類と、中学校に出す書類は、同じファイルに入れません。入学確約書の写しや納付の控えは高校のファイル、3学期の提出物と卒業関係の紙は中学校のファイルです。同じクリアファイルに重ねると、出す日にどちらを出すのか分からなくなります。ファイルを2冊に分け、表に「高校」「中学校」と書いておきます。
燃え尽きを防ぐのは、2月に全部を終わらせようとしないことです。入学前の課題、英語と数学の復習、部活を引退して空いた時間、友達との予定。どれも2月に詰めると、3月に何も残りません。1日の中に、学校の時間、課題の時間、何もしない時間の3つを入れて、何もしない時間を先に予定表に書きます。空いた時間を埋めるのではなく、空ける時間を先に決める順番です。
中学校の先生に確かめることは3つあります。推薦の合格後に中学校へ出す書類があるか、3学期の成績がどう扱われるか、卒業式までの日程で休めない日はいつか。どれも中学校ごとに違うので、決めつけずに担任の先生へ聞きます。聞いた日をメモの端に書いておくと、あとで家族に説明するときに困りません。
一般入試を控えた友達と過ごす2月
同じ教室には、2月21日(日)の学力検査を受ける友達がいます。3月1日(月)の発表を待つ友達もいます。自分の合格が決まったことで教室の話題の中心になる必要はありません。友達が聞いてきたら短く答え、聞かれなければ自分から長く話さない。この順番で十分です。
「受かったよ」の一言に続きを足すかどうかで迷うときは、塾の練習で3つの形を試してもらいます。たとえば「受かったよ。ありがとう」とだけ返す形。たとえば「受かった。まだ3学期の提出物が残っている」と自分の今の課題を足す形。たとえば「受かったよ。試験の日は落ち着いて」と相手の予定に触れる形です。どれが正しいというものではなく、相手との距離で選びます。使うときは、自分の言葉と自分の教室の関係に置き換えてから使います。
「もう勉強しなくていいね」と言われたときは、否定も同意もせず、相手の話に戻します。「今日は英単語だけやる」のように、相手が今やっていることを聞く形です。推薦で不合格だった友達、私立に決めた友達、まだ迷っている友達が同じ教室にいます。自分の合格の話を、相手の状況を確かめずに始めないことが、2月の教室でのいちばん静かな配慮になります。
手伝えることはあります。友達が頼んできたら、問題を出し合う、時間を測る、静かな場所を取る。頼まれていないのに教え始めると、相手の勉強の邪魔になります。2月21日(日)の前の週は、自分から長く話しかけない日を作っても構いません。
3月1日(月)は友達の発表の日です。この日に自分の合格の話を出すと、相手の結果によっては、あとまで残る傷になります。3月1日は自分の話をしない日と決めて、家で家族と話します。友達への連絡は、相手から連絡が来た後に返す形が安全です。
高校の最初の授業に向けて、英語と数学を戻す
高校の最初の授業は、中学で習った言葉と記号をそのまま使って進みます。英語と数学はとくにその続き方がはっきりしています。何を戻すかは、入学前の課題と渡された書類を見てから決めます。課題が出ているなら、課題の範囲が戻す単元の一覧になります。課題が無いときは、中学の教科書の目次を開いて自分で印を付けます。
英語で戻す候補は、不規則動詞の活用、関係代名詞、間接疑問文、長めの文章を前から読む練習です。どれも高校の英語でも使う形の土台になる単元で、中学の教科書に載っています。目次を見て、この4つのうち2つを選びます。選んだ単元の例文を声に出して5回読み、書いて1回写します。読めない単語が残ったら、その単元をもう1日やります。
数学で戻す候補は、因数分解、平方根、二次方程式、相似な図形、三平方の定理です。計算の速さより、式の変形の理由を言えるかを確かめます。教科書の例題を1問ノートに書き、途中の式を消さずに残します。あとで見返したときに、どこで止まったかが分かる形にしておきます。
選ぶ手順は3つです。1つ目は、中学の教科書の目次をコピーして、単元ごとに丸、三角、ばつを付ける。2つ目は、ばつと三角の単元を2つだけ選ぶ。3つ目は、選んだ単元を1日20分、週に3日の枠に入れる。全部を戻そうとすると2月中に終わらず、3月に何も残りません。
入学前の課題が出ているときは、課題を先にやります。課題の範囲と戻す単元が重なったら、課題の1問を丁寧にやるほうが、同じ時間で2つ分になります。課題が終わった週から、選んだ単元に移ります。
よくある質問
推薦で合格したら、もう高校の勉強を始めたほうがいいですか
2月は中学校の3学期と入学前の課題が先です。高校の勉強は、中学の教科書の目次に戻って、印を付けた単元から始めれば足ります。先取りの問題集を買う前に、渡された書類に何が書いてあるかを見ます。書類に課題の範囲があれば、それが最初にやる勉強になります。
合格者向けの説明会には、保護者も行きますか
学校ごとに違います。書類に書いてあればそれに従い、書いていなければ学校に問い合わせます。全体の説明会か、少人数の面談のような形かも学校ごとに違うので、日時と場所だけを先に押さえ、誰が行くかは家族で決めます。
入学前の課題が難しくて、期限に終わりそうにありません
期限の3日前に終わる計画に組み直します。全部を同じ深さでやらず、提出する形に合わせて、書く量と読む量を分けます。分からない問題は印を付けて飛ばし、まとめて中学校の先生か塾で聞きます。期限を過ぎる前に、学校へ相談する道も残しておきます。
中学校の友達に、合格をどう伝えればいいですか
聞かれたら短く答え、自分からは長く話しません。教室で全員に言う必要もありません。3月1日(月)は友達の発表の日なので、自分の話を出す日から外します。伝えたい相手には、その人と二人で話せる時に伝えます。
確かめる順番
今週、家で確かめる順番です。1つ目は、入学確約書を出したときにもらった書類を1か所に集める。2つ目は、その中から課題の期限と説明会の日を抜き出して、家族のカレンダーに書く。3つ目は、中学校の3学期の提出物の一覧を担任の先生に見せて、抜けがないか確かめる。4つ目は、英語と数学の教科書の目次をコピーして、戻す単元に印を付ける。
誰に聞くかも決めておきます。入学料と納付の日は家族、課題と説明会の日は高校、3学期の提出物と卒業までの日程は中学校の先生です。聞いた答えは日付と一緒に1枚の紙に書きます。同じことを2回聞かなくて済み、家族の間でも食い違いません。
録音して聞き返すのは、説明会と、中学校の先生に聞いた3つの答えです。メモを取りながら聞くと聞き漏らしが出ます。スマートフォンで録っておけば、家で家族に伝えるときにそのまま使えます。録る前に、録ってよいかを相手に伝えます。

図3のように、順番を決めておくと、書類を集める日、期限を写す日、中学校に見せる日、目次に印を付ける日が、1週間の中で別々の日に分かれます。同じ日にまとめると、どれかが抜けます。
個別指導で確かめること
武蔵野個別指導塾では、推薦の合格後に出た書類を1枚持ってきてもらい、期限と課題の量を一緒に読みます。そのうえで、英語と数学のどの単元から戻すかを、中学の教科書の目次を見ながら決めます。期限から逆算した1週間の予定を紙に書き、次の週にどこまで進んだかを確かめます。合格を約束する場ではなく、2か月の使い方を一緒に決める場です。
まとめ
2月8日(月)の納付と、渡された書類に書かれた期限と、3学期の提出物。この3つを1枚の紙に写して壁に貼った日から、合格は入学の準備に変わります。うれしさをしまわなくても、紙に書いた予定は待ってくれません。
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