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英語の基本動詞の一覧—have get take make go come の使い分け|武蔵野個別指導塾

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「80点を取った」を take で書く誤りは、get と take の核の違いで消えます。have から leave まで基本の20語を核の意味と例の表にし、句動詞への広がりと11日の復習の予定までそろえてあります。

番号 動詞 核の意味 例(和訳つき)
1 have 自分のところにある have a cold(かぜをひいている)/have lunch(昼ごはんを食べる)/have a sister(姉か妹がいる)
2 get ない状態からある状態へ移る get a letter(手紙をもらう)/get tired(疲れる)/get home(家に着く)
3 take 手を伸ばして取り、持っていく take a photo(写真を撮る)/take a bus(バスに乗っていく)/take medicine(薬を飲む)
4 make 手を加えて新しく生み出す make a cake(ケーキを作る)/make a mistake(まちがえる)/make friends(友だちを作る)
5 go 話の中心から離れていく go to school(学校へ行く)/go home(家に帰る)/go bad(食べ物が腐る)
6 come 話の中心へ近づいてくる come here(ここへ来る)/come home(家に帰ってくる)/come true(夢がかなう)
7 give 自分のところから相手へ渡す give a present(プレゼントをあげる)/give a speech(スピーチをする)/give him a hand(彼に手を貸す)
8 put ある場所に置く put a book on the desk(本を机に置く)/put on a coat(コートを着る)/put salt in the soup(スープに塩を入れる)
9 keep 同じ状態のまま保つ keep a secret(秘密を守る)/keep quiet(静かにしている)/keep a diary(日記をつける)
10 do 決まった行いをこなす do my homework(宿題をする)/do the dishes(皿を洗う)/do my best(全力を尽くす)
11 bring 話の中心へ持ってくる bring an umbrella(かさを持ってくる)/bring a friend(友だちを連れてくる)/bring good luck(幸運を運んでくる)
12 hold 動かないように支えて持つ hold a bag(かばんを持つ)/hold a meeting(会議を開く)/hold hands(手をつなぐ)
13 turn 向きや状態を変える turn left(左に曲がる)/turn red(赤くなる)/turn the page(ページをめくる)
14 run 止まらず一方向に動き続ける run to the station(駅まで走る)/run a shop(店を経営する)/run through the town(川が町を流れる)
15 break ひと続きのものを断ち切る break a cup(カップを割る)/break a promise(約束を破る)/break a record(記録を破る)
16 look 自分から目を向ける look at the board(黒板を見る)/look happy(うれしそうに見える)/look for a key(かぎを探す)
17 see 自然に目や頭に入る see a bird(鳥が見える)/see a doctor(医者にみてもらう)/see what you mean(言いたいことがわかる)
18 set 決まった場所や形に据える set the table(食卓の準備をする)/set an alarm(目覚ましをセットする)/set a goal(目標を決める)
19 let 止めずに、そうさせておく let me know(私に知らせる)/let him go(彼を行かせる)/let the dog in(犬を中に入れてやる)
20 leave 離れて、そのまま残す leave home(家を出る)/leave a message(伝言を残す)/leave the door open(ドアを開けたままにする)

よくあるのは、英会話の帰り道に、さっき言えなかった一文を駅のホームで思い返す場面です。「週末に友だちと写真を撮った」と言いたかったのに、「撮る」の英語が出てきませんでした。スマートフォンで調べると、答えは take a photo。学校でとっくに習った take です。知らない語につまずいたのではなく、知っている動詞の使い道を1つしか持っていなかっただけでした。上の表は、その使い道を20語ぶん並べたものです。

一覧の読み方

表は左から順に読みます。「核の意味」は、その動詞のどの使い方にも流れている動きや状態で、「例」には日本語に訳すと別々の語に割れてしまう使い方を3つずつ並べました。have は「持つ」と覚えている人が多いのに、have a cold は「かぜをひいている」、have lunch は「昼ごはんを食べる」です。訳語はばらばらでも、かぜは自分の体のところにあり、昼ごはんは自分の前にあります。訳語を3つ覚えるのをやめて、核を1つ覚えて訳語を引き出す。この順番が、一覧の読み方の決まりです。

番号1から6は題名の6語で、ここから固めます。図1のように、6語は矢印の向きで区別できます。have は矢印がなく、すでに自分の円の中にあります。get は外のものが円の中へ入ってきます。take は自分から手を伸ばして取りに行きます。make は材料から別のものが生まれます。go と come の円は「話の中心」で、話している人や聞いている人がいる場所を指します。そこから離れるのが go、そこへ近づくのが come です。

図1 題名の6語の核の意味を矢印の向きで比べた図

20語全体は、動きの種類で4つに分けると見通しがききます。

分類 動詞 語数
持つ・渡す have get give keep hold 5
動く・運ぶ take bring go come leave run turn 7
手を加える make do put set break 5
見る・させる look see let 3

この分類は覚えるための棚で、絶対の区切りではありません。take は「取る」でもあるので、持つの棚に置いてもまちがいではないでしょう。give は have の反対向きの動きで、keep は have を続けることです。bring は come の動きにものを持たせたもの、leave は go の動きに「そこに残す」を足したものと読めます。1語を単独で眺めず、隣の語との差で見ると、20語の表は急に短くなります。

活用は次の表で確かめます。3単現は、主語が he や she で現在の文のときの形です。発音記号はアメリカ英語の形を基本にし、イギリス英語と違うものには「英」を添えました。have と do は文の中で弱く読まれることも多く、ここに載せたのは強く読むときの形です。

動詞 発音記号 3単現 過去形 過去分詞 -ing形
have /hæv/ has had had having
get /ɡet/ gets got got(米は gotten も) getting
take /teɪk/ takes took taken taking
make /meɪk/ makes made made making
go /ɡoʊ/(英 /ɡəʊ/) goes went gone going
come /kʌm/ comes came come coming
give /ɡɪv/ gives gave given giving
put /pʊt/ puts put put putting
keep /kiːp/ keeps kept kept keeping
do /duː/ does did done doing
bring /brɪŋ/ brings brought brought bringing
hold /hoʊld/(英 /həʊld/) holds held held holding
turn /tɜːrn/(英 /tɜːn/) turns turned turned turning
run /rʌn/ runs ran run running
break /breɪk/ breaks broke broken breaking
look /lʊk/ looks looked looked looking
see /siː/ sees saw seen seeing
set /set/ sets set set setting
let /let/ lets let let letting
leave /liːv/ leaves left left leaving

20語のうち規則変化は turn と look の2語だけで、残りの18語は不規則です。put set let の3語は、原形も過去形も過去分詞も同じ綴りです。-ing形では、get put run set let の5語が最後の子音字を重ね、have take make come give leave の6語が e を取ります。see は e を取らず seeing です。

過去分詞の gotten はアメリカ英語の形で、イギリス英語では got を使います。ただしアメリカ英語でも、「持っている」の意味の have got は got のままです。does は /dʌz/、done は /dʌn/ で、カタカナの目安はダズとダンです。do の /duː/ につられて「ドゥーズ」と読まないようにしてください。turn の母音は辞書によって書き方が違い、/təːrn/ と載っているものもあります。音は同じものを指しています。

学校で出会う順は教科書によって前後します。have go come get make take などは小学校から中学校の入り口で、hold set let leave などは中学校で出てくることが多い語です。小学校で新しく扱う語は600〜700語程度、中学校では1600〜1800語程度が加わり、高校でさらに1800〜2500語程度が加わります。語がどれだけ増えても、文の骨にはこの20語が繰り返し顔を出します。

覚え方

「take は取る、連れていく、乗る、飲む、撮る」と訳語を並べても、写真の話をしている最中に5つの中から選ぶ余裕はありません。覚える単位は1語ではなく、take a photo のような2〜4語の塊にします。塊はそのまま口から出せるので、頭の中で日本語を組み立て直す手間がいりません。表の「例」に3つずつ置いたのは、この塊を最初からそろえるためです。

次に、差のはっきりした語を組にします。go と come、take と bring、look と see、make と do、keep と leave の5組です。片方だけ覚えると、もう片方との境目でまちがえます。「go は離れる、come は近づく」と組で言えば、1回で2語ぶんの練習になります。

声に出す手順は次の3段です。

  1. 表を見ながら、核の意味を日本語で一度言います。take なら「手を伸ばして取り、持っていく」です。
  2. 3つの塊を、1つにつき3回ずつ声に出します。動詞だけを強く読まず、take a photo をひと息で読みます。
  3. 表から目を離し、いま言った塊を3つ思い出して言います。詰まったら見て、もう1度です。

1日の量は多くしません。最初の日は題名の6語、その後は5語、5語、4語と進めると、4日で20語に届きます。1語につき3つの塊を3回ずつなので9回、6語なら54回です。1回を3秒とすると162秒で、3分かかりません。夕食の前や、バスを待つ間で足ります。

同じ語に戻るときは、言い方を1段ずつ難しくします。図2のように、当日は表を見て言います。翌日は例の欄を隠し、動詞だけを手がかりに塊を思い出します。3日後は和訳を見て、英語の塊を返します。7日後は自分のことで1文作ります。I took a photo of my dog. のように実際にあったことで作ると、帰り道に言えなかった一文に近づきます。間は1日、2日、4日と広がります。忘れかけたころに思い出そうとする手間が、語を会話の速さで出せるところまで運びます。

図2 同じ語に戻る4回の日と、回ごとの言い方を示した図

4組を順に始めると、予定は次のようになります。最後の組の7日後が11日目で、そこで20語が一巡します。

日 新しく覚える番号 戻る番号(いつの分か)
1日目 1〜6 なし
2日目 7〜11 1〜6(翌日)
3日目 12〜16 7〜11(翌日)
4日目 17〜20 12〜16(翌日)、1〜6(3日後)
5日目 なし 17〜20(翌日)、7〜11(3日後)
6日目 なし 12〜16(3日後)
7日目 なし 17〜20(3日後)
8日目 なし 1〜6(7日後)
9日目 なし 7〜11(7日後)
10日目 なし 12〜16(7日後)
11日目 なし 17〜20(7日後)

ご家庭で確かめるなら、和訳を1つ読み上げて、お子さまに英語の塊を返してもらうだけで足ります。綴りの書き取りは、口から出るようになった後で十分間に合います。

文の中での使い方

get と take の違い

get は「手元に来るかどうか」だけを言う語で、自分から動いたかどうかは問いません。take は「自分から手を伸ばす」動きそのものを言います。だから1つの出来事の中で、take が先に、get が後に並ぶことがよくあります。

薬を飲むのも始発に乗るのも自分で選んだ行動なので take、よくなるのも学校に着くのも行動の後に来た結果なので get です。ただし、get が自分の意志と無関係という意味ではありません。I got a ticket online.(インターネットで切符を手に入れました。)のように、自分から動いて手に入れたときにも使います。

take と have には、英米の差が見える場面もあります。「シャワーを浴びる」は、アメリカ英語では take a shower、イギリス英語では have a shower と言うことが多く、どちらも通じます。

make と do

いすは、作る前にはなかったものです。皿洗いは毎晩決まってこなす行いで、終わっても新しいものは残りません。残るものがあるかどうかで分けると、ほとんどの場面で迷わなくなります。

go と come、take と bring

1つ目の文では、話している場所から図書館へ離れるので go、相手が自分のほうへついてくるので come です。2つ目は話の中心が「うち」で、そこへ向かう動きなので come と bring がそろいます。3つ目は、いまいる場所から職員室へ離れていくので take です。bring は come の動きに、take は go の動きに、それぞれ荷物を持たせたものと考えると、向きを取り違えません。

keep と leave、look と see

keep は自分がそばにいて状態を保ち、leave は自分が離れた後にものや状態が残ります。だから leave は「置き忘れる」にもなります。look は自分から目を向ける動き、see はその結果として目に入ることで、虹の文では順番どおりに並びます。最後の文の let は、相手に「私が知るのを止めないでほしい」と頼む形で、get home の get もここで働いています。

句動詞への広がり

基本動詞のうしろに up on off out back down などの小さな語を付けると、句動詞になります。新しい語が増えたのではなく、核に向きを足しただけです。小さな語の向きは、up が上へ(またはすっかり)、on がくっつく、off が離れる、out が外へ、back が元へ、down が下へです。

句動詞 意味 核と向きの足し方
get up 起きる 移って、上へ
get on (バスや電車に)乗る 移って、くっつく
get off (バスや電車を)降りる 移って、離れる
take off 脱ぐ、離陸する 取って、離す
take out 取り出す 取って、外へ
go back 戻る 離れて、元の場所へ
come back 戻ってくる 近づいて、元の場所へ
give up あきらめる 渡して、すっかり手放す
give back 返す 渡して、元へ
put on 身につける 置いて、くっつける
put off 延期する 置いて、今の予定から離す
turn on (明かりなどを)つける 変えて、つなぐ
turn off (明かりなどを)消す 変えて、切り離す
run out (時間やものが)なくなる 流れて、外へ出てしまう
break down 故障する 断ち切れて、下へ

この15個は、難しい1語が出てこないときの逃げ道にもなります。postpone が出なければ put off the meeting、return が出なければ give the book back と言えば、話は止まりません。小さな語が to や -ing 形に変わっても同じことができ、arrive が出なければ get to the station、continue が出なければ keep going で通じます。

まちがえやすいところ

3つとも、日本語の訳語につられて起きる誤りです。

「80点を取った」に take を使う

図3 テストを受けるのは take、80点が来るのは get と比べた図

呼ばれて「今行きます」に go を使う

「まちがいをする」に do を使う

確かめの問題

次の( )に入る語を表の20語から選び、文に合う形で書いてください。

  1. 祭りを楽しんできてください。 ( ) a good time at the festival.
  2. 父は毎朝5時に起きます。 My father ( ) up at five every morning.
  3. 雨だったので、空港までタクシーに乗りました。 We ( ) a taxi to the airport because it was raining.
  4. 最後の問いで2つまちがえました。 I ( ) two mistakes in the last question.
  5. 友だちに電話で、いまそちらへ向かっていると伝えます。 I’m ( ) to your house now.

答えと解説

  1. Have です。楽しい時間が自分のところにある、と言う have で、Have a good time. でひとまとまりの塊です。相手に呼びかける命令文なので原形で、文の先頭は大文字にします。
  2. gets です。横になっている状態から起きた状態へ移るので get で、up が「上へ」を足します。主語が my father で毎朝のことなので、s を付けます。
  3. took です。タクシーに乗って空港まで移動するのは、自分で選んだ動きなので take です。過去の話なので took にします。taked とは書きません。
  4. made です。日本語の「まちがえる」に動詞の形が見えないので迷いますが、まちがいは新しく生まれるものなので make です。did と書いた人は「する」に引かれています。
  5. coming です。相手の家が話の中心で、そこへ近づいているので come です。going でも文の形は成り立ちますが、相手のところへ向かっている感じが消えます。be 動詞の後なので -ing形にします。

次に覚える一覧

不規則動詞の一覧へ進むと、20語のうち18語を占める不規則な活用を型で整理できます。前置詞の一覧へ進むと、at in on to の核がわかり、get to と get on の差が自分で読めるようになります。英熟語の一覧へ進むと、take off や put off の先にある句動詞を動詞ごとに束ねて増やせます。

個別指導で基本動詞につまずいたときは、has や took を口で言えるかどうかまで戻って確かめます。ここが怪しいまま句動詞へ進んでも、次のテストで同じ動詞につまずくからです。

まとめ

次の帰り道は、言えなかった一文をメモに1行だけ残して、20語のどれで言えたかを考えてみてください。「撮る」は take、「着く」は get、「続ける」は keep でした。語を増やす前に、口の中にある道具を確かめるだけで、会話の沈黙は短くなっていきます。

言えなかった一文の答えは、もう手の中の20語に入っています。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

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