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故事成語の一覧—由来の話と意味、高校の漢文につながる語|武蔵野個別指導塾

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矛盾も蛇足も、もとは一つの話でした。代表の50語を読みと意味、由来の1行で並べ、「他山の石」の取り違えや漢文の句形とのつながりまで、ここで押さえてください。

先に一覧を置きます。代表の50語を五十音順に並べました。由来の末尾のかっこは、その話が載っている書物や詩の名前です。

語 読み 意味 由来
圧巻 あっかん 全体の中で最も優れた部分 科挙で最優秀の答案を、他の答案の上に載せた(文章弁体序説)
烏合の衆 うごうのしゅう 規律もまとまりもない寄せ集め カラスの群れのようにばらばらな兵をいった言葉(後漢書)
温故知新 おんこちしん 昔のことを調べ直し、新しい理解を得ること 孔子の「故きを温ねて新しきを知る」(論語)
隗より始めよ かいよりはじめよ 大きなことは身近なことから始めよ。言い出した人から始めよ 燕の昭王に賢者の集め方を問われた郭隗が、まず私を厚く遇せよと答えた(戦国策)
臥薪嘗胆 がしんしょうたん 目的のために長く苦労に耐えること 呉王夫差は薪の上に寝て、越王勾践は苦い肝をなめて、恨みを忘れなかった(十八史略)
鼎の軽重を問う かなえのけいちょうをとう 権威ある人の実力を疑うこと 楚の荘王が周の宝の鼎の大きさと重さを尋ね、天下への野心を見せた(春秋左氏伝)
画竜点睛 がりょうてんせい 最後に加える肝心な仕上げ 梁の張僧繇が寺の壁の竜に瞳を入れると、竜が天へ飛び去った(歴代名画記)
邯鄲の夢 かんたんのゆめ 人の世の栄華ははかないこと 盧生が邯鄲で借りた枕で栄華の一生を夢に見たが、目覚めると粟がまだ炊けていなかった(枕中記)
完璧 かんぺき 欠けたところがないこと 藺相如が名玉「和氏の璧」を秦から傷一つなく持ち帰った(史記)
杞憂 きゆう 無用の心配をすること 杞の国の人が、天が落ちてくるのではと寝食を忘れて心配した(列子)
漁夫の利 ぎょふのり 両者が争う間に第三者が利益を得ること シギと貝が争っているところを、漁師が両方とらえた(戦国策)
鶏口牛後 けいこうぎゅうご 大きな集団の末端より小さな集団の長がよい 蘇秦が韓の王に「鶏の口となっても牛の尻となるな」と説いた(史記)
蛍雪の功 けいせつのこう 苦労して学問に励んだ成果 晋の車胤は蛍の光で、孫康は雪明かりで書を読んだ(蒙求)
鶏鳴狗盗 けいめいくとう 取るに足りない技の持ち主。つまらない技も役に立つこと 孟嘗君が鶏の鳴きまねと犬のようなこそ泥の働きで秦を逃れた(史記)
逆鱗に触れる げきりんにふれる 目上の人を激しく怒らせること 竜のあごの下の逆さのうろこに触れた者は殺される、という話(韓非子)
呉越同舟 ごえつどうしゅう 仲の悪い者が同じ場にいること。共通の難事に協力すること 敵どうしの呉と越の人も、同じ舟で嵐にあえば助け合う(孫子)
虎穴に入らずんば虎子を得ず こけつにいらずんばこじをえず 危険を冒さなければ大きな成果は得られない 後漢の班超が、敵の使者の陣へ夜襲をかける前に部下へ言った(後漢書)
五十歩百歩 ごじっぽひゃっぽ 少しの違いはあっても大差がないこと 戦場で五十歩逃げた者が百歩逃げた者を笑っても、逃げたことは同じ(孟子)
五里霧中 ごりむちゅう 手がかりがなく、どうしてよいか迷うこと 後漢の張楷が術で五里にわたる霧を起こした(後漢書)
塞翁が馬 さいおうがうま 人の幸不幸は先が読めないこと とりで近くの老人の馬が逃げて名馬を連れ帰り、息子は落馬で足を折ったが、そのため戦を免れた(淮南子)
三顧の礼 さんこのれい 目上の人が礼を尽くして人を迎えること 劉備が諸葛亮の草庵を3度訪ねて軍師に迎えた(三国志)
四面楚歌 しめんそか 周りが敵ばかりで孤立すること 垓下で囲まれた項羽が、四方の漢軍から楚の歌を聞いた(史記)
守株 しゅしゅ 古いやり方にこだわり融通がきかないこと 切り株にぶつかって死んだウサギをもう一度得ようと、宋の農民が畑仕事をやめて見張り続けた(韓非子)
出藍の誉れ しゅつらんのほまれ 弟子が師より優れること 藍から取った青は藍より青い、という言葉(荀子)
食指が動く しょくしがうごく 食欲がわくこと。転じて、ほしくなること 鄭の子公の人さし指が動くと、必ずごちそうにありつけた(春秋左氏伝)
助長 じょちょう 力を添えて伸ばすこと。多くは悪い傾向を強める場面で使う 宋の人が苗の生長を助けようと引っぱり、枯らした(孟子)
水魚の交わり すいぎょのまじわり 離れられないほど親しい間柄 劉備が諸葛亮との仲を魚と水にたとえた(三国志)
推敲 すいこう 文章を何度も練り直すこと 賈島が「推す」か「敲く」かで悩み、韓愈に「敲」をすすめられた(唐詩紀事)
杜撰 ずさん いい加減で誤りが多いこと 宋の杜黙の詩が定型に合わなかった(野客叢書)
切磋琢磨 せっさたくま 学問や人格を磨くこと。仲間と励まし合うこと 骨や玉を切って磨き上げる細工のたとえ(詩経)
漱石枕流 そうせきちんりゅう 負け惜しみが強いこと 孫楚が「石に枕し流れに漱ぐ」を言い誤り、こじつけで押し通した(晋書)
他山の石 たざんのいし 他人のよくない言動も自分を磨く材料になること よその山の粗い石でも、玉を磨くのに役立つ(詩経)
蛇足 だそく 余計なつけ足し 楚で蛇の絵の速さを競い、足まで描いた者が酒を逃した(戦国策)
断腸の思い だんちょうのおもい はらわたがちぎれるほど悲しいこと 子猿を奪われた母猿が舟を追って息絶え、腹の腸がちぎれていた(世説新語)
朝三暮四 ちょうさんぼし 目先の違いにとらわれ結果が同じと気づかないこと。口先で人をごまかすこと 宋の狙公が猿に木の実を朝三つ暮れ四つと言うと怒り、朝四つ暮れ三つと言うと喜んだ(列子)
登竜門 とうりゅうもん 成功や出世への難しい関門 黄河の急流「竜門」を登りきった鯉は竜になるという言い伝え(後漢書)
虎の威を借る狐 とらのいをかるきつね 権力者の力を頼っていばること 虎を従えて歩く狐を見て獣が逃げたが、実は虎を恐れていた(戦国策)
泣いて馬謖を斬る ないてばしょくをきる 規律のために愛する部下も罰すること 諸葛亮が、命令に背いて敗れた馬謖を涙ながらに処刑した(三国志)
背水の陣 はいすいのじん 退路を断ち、必死の覚悟で臨むこと 韓信が川を背に陣を敷き、兵を奮い立たせて趙軍を破った(史記)
白眼視 はくがんし 冷たい目で見ること 阮籍が気に入らない客を白い目で迎えた(晋書)
馬耳東風 ばじとうふう 人の意見を聞き流すこと 「東風の馬耳を射るが如し」という一句から(李白の詩)
破竹の勢い はちくのいきおい 止められないほど激しい勢い 晋の杜預が、竹は数節割れば下まで裂けると言って呉へ攻め進んだ(晋書)
百聞は一見に如かず ひゃくぶんはいっけんにしかず 何度聞くより一度見るほうがよくわかること 漢の趙充国が討伐の策を問われ、現地を見たいと答えた(漢書)
覆水盆に返らず ふくすいぼんにかえらず 一度してしまったことは取り返しがつかないこと 呂尚が、去った妻の復縁の願いに盆の水をこぼして答えた(拾遺記)
刎頸の交わり ふんけいのまじわり 首を斬られても悔いないほど固い友情 趙の藺相如と廉頗が結んだ友情(史記)
傍若無人 ぼうじゃくぶじん 人前をはばからず勝手にふるまうこと 荊軻が市中で友と酒を飲み、歌って泣き、周りに人がいないかのようだった(史記)
矛盾 むじゅん つじつまが合わないこと 楚の商人が、何でも突き通す矛と何も通さない盾を並べて売り、答えに詰まった(韓非子)
孟母三遷 もうぼさんせん 子の教育には環境が大切なこと 孟子の母が、墓地のそば、市場のそば、学校のそばと住まいを移した(列女伝)
羊頭狗肉 ようとうくにく 見かけだけ立派で中身が伴わないこと 店先に羊の頭を掲げて犬の肉を売る、という言葉(無門関)
李下に冠を正さず りかにかんむりをたださず 疑われるような行いは避けよ スモモの木の下で冠を直せば、実を盗むように見える(古楽府「君子行」)

よくあるのは、高1の漢文の最初の授業で、漢字だけが縦に並んだプリントが配られる場面です。先生が黒板に「矛盾」と書いて、この語の話をできる人はいますかと聞きます。意味なら全員が知っているのに、手は挙がりません。矛を売ったのは誰で、誰が問い詰めたのか。その話が今から読むプリントの中にあると聞かされて、教室の空気が少し変わります。知っている語が、読めない漢文への入口になる瞬間です。

一覧の読み方

故事成語は、昔の中国の書物に残った出来事や話から生まれた短い言葉です。四字熟語と重なる語もありますが、呼び名の付け方が違います。四字熟語は字の数で呼ぶ名前で、故事成語は由来で呼ぶ名前です。朝三暮四は両方に入り、蛇足は2字でも故事成語で、虎穴に入らずんば虎子を得ずは文の形でも故事成語です。

表は、左の語から右へ読むより、右の由来から左へ戻るほうが身につきます。図1のように、語はできあがるまでに3つの段を通っています。元の話があり、話の骨組みがたとえになり、たとえが今の意味として残りました。矛と盾を売る商人の話から「両方は成り立たない」という骨組みを抜き出せれば、意味の列の「つじつまが合わない」は暗記しなくても出てきます。まず由来の列を読み、真ん中の段を自分の言葉で言い、それから意味の列と照らしてください。

図1 矛盾を例に、元の話から今の意味へ進む読み方の流れ

かっこの中の書物にも性格があります。史記は漢の司馬遷がまとめた歴史書で、背水の陣も四面楚歌も実際の戦いの場面です。韓非子や孟子は王や人びとに説くための思想の本で、話の多くはたとえです。戦国策は、諸国を渡り歩いて王を説いた人びとの言葉を集めた本です。同じ話が別の書物にも載る語はありますが、表には代表の1つを書きました。

意味の欄に2つ書いてある語は、どちらも辞書にある使い方です。呉越同舟は「仲の悪い者が同じ場にいる」と「共通の難事に協力する」の2つで、鶏鳴狗盗は「取るに足りない技の持ち主」と「つまらない技も役に立つ」の2つです。文の中でどちらの意味かを問われることがあるので、片方だけで済ませないでください。

覚え方

50語を意味から丸暗記すると、途中で必ず混ざります。四面楚歌と背水の陣、五十歩百歩と朝三暮四。意味だけで覚えた語は、似た語が隣に並んだとたんに崩れます。順番は次の4つです。

1つ目は、話を30字ほどで声に出して言うことです。矛盾なら「矛と盾を売った商人が、互いを突いたらと聞かれて黙った」で足ります。人名は後回しで構いません。話の筋が言えれば意味はそこから取り出せますし、筋が言えない語は、意味を知っていても文の中で外します。

2つ目は、本でまとめることです。図2のように、同じ書物の語を束ねます。束ねると話の性格がそろうので、1語を思い出すと隣の語もついてきます。韓非子の矛盾と守株は筋の通らない者を笑う話で、逆鱗に触れるは王に意見する者への警告です。戦国策の蛇足、漁夫の利、虎の威を借る狐は、どれも相手を説き伏せるために語られたたとえ話です。史記の完璧、背水の陣、四面楚歌は、実在の人物が動いた歴史の場面です。

図2 韓非子、戦国策、史記の3つの書物に語を分けた表

本で束ねにくい語は、人でつなぎます。諸葛亮なら、三顧の礼で迎えられ、水魚の交わりと呼ばれ、泣いて馬謖を斬るまでが一つの流れです。藺相如なら、完璧で名を上げ、刎頸の交わりで廉頗と結ばれます。呉と越の争いを背景に、臥薪嘗胆と呉越同舟も並びます。人物の一生に語を置くと、語の順番がそのまま話の順番になります。

3つ目は、今の文に置くことです。「言い出した部長から動くべきだ。隗より始めよだ」「発表の最後に結論の図を足したら、画竜点睛になった」。自分の生活の場面で1文を作ると、語の向きがわかります。誰に向かって使う語なのか、ほめる語なのか、たしなめる語なのか。文が作れない語は、まだ意味がつかめていない語です。

4つ目が、字を書くことです。読みと話と意味が言える語だけ書きます。書くのを最初にすると、話を知らないまま字だけを追うことになり、後で使えません。量の目安は1日5語です。これで10日あれば50語を一回りします。翌日の最初に前の日の5語の話を声で確かめ、言えなかった語だけを次の組に混ぜてください。3日後と1週間後にもう一度、語を見て話を言う時間を取れば、一回りした語が残ります。

テストでの出方

故事成語は3か所で問われます。国語の語句テストでは、文の空欄に入れる形と、正しい使い方を選ぶ形です。現代文では、評論の中の語の意味として聞かれます。高校の漢文では、語の元の話がそのまま本文として出て、句形と一緒に問われます。授業で読む本文と句形の組は、たとえば次のとおりです。

語 本文の一句(書き下し) 習う形
矛盾 子の矛を以て子の楯を陥さば何如 「何如(いかん)」で、どうであるかを問う
蛇足 蛇固より足無し。子安くんぞ能く之が足を為らん 「安くんぞ(いずくんぞ)」の反語
守株 兎復た得べからず 「べからず」の不可能
虎の威を借る狐 天帝我をして百獣に長たらしむ 「使」の使役

本文の楯は盾と同じ意味の字です。語の話を先に知っていれば、初めて見る句形でも筋を見失いません。白文のプリントの前で固まるかどうかは、この差で決まります。では例題を3問、自分で解いてから答えを見てください。

例題1 次の文の( )に入る語を、ア〜エから選びなさい。

「主将は『もう次はない』と言い切った。部員は( )の覚悟で、決勝の朝の練習に集まった。」

ア 背水の陣 イ 四面楚歌 ウ 呉越同舟 エ 五里霧中

答えはアです。自分たちで後がないと決めて臨む場面なので、背水の陣が入ります。四面楚歌は周りが敵ばかりで孤立している状態のことで、覚悟という語とは結びつきません。

例題2 「他山の石」の使い方が正しい文を1つ選びなさい。

答えはアです。よその失敗を自分に役立てる語だからです。イとウは手本にしたい相手に使っていて、相手を粗い石に見立てる失礼な文になります。

例題3 次の書き下し文を読んで答えなさい。

「蛇固より足無し。子安くんぞ能く之が足を為らん。」

答えは、(1) が蛇足です。(2) は「いずくんぞ」で、文全体は「蛇にはもともと足がない。君にどうして足が描けようか、描けるはずがない」となります。酒を横取りした相手の言葉だと話を知っていれば、語気まで読み取れます。

まちがえやすいところ

1つ目は、語の向きの取り違えです。他山の石は手本ではありません。よその失敗や、よくない言動を自分の材料にする語です。尊敬する人の行いに使うと、その人を粗い石に見立てることになります。逆鱗に触れるも向きのある語で、怒らせる相手は目上の人に限ります。友だちやきょうだいを怒らせた話には使いません。呉越同舟を仲のよい者どうしの旅に使うのも同じ誤りです。

2つ目は、字の取り違えです。図3のように、3語はどれも1字で意味が崩れます。完璧の璧は玉のことなので下が玉で、下が土の壁を書くと「かべ」の字になります。五里霧中は五里にわたる霧の中にいることで、夢は関係がありません。温故知新の故は「故きを温ねて」の故で、ふるいことを指しますが、古とは書きません。画竜点睛の睛も、目へんの「ひとみ」の字です。日へんの晴を書く誤りが後を絶ちません。

図3 完璧、五里霧中、温故知新の字の正誤と見分ける手がかり

読みも同じ場所でつまずきます。画竜は「がりょう」で、軽重は「けいちょう」で、逆鱗は「げきりん」です。ふだん使う読みと違う語は、表の読みの列に印を付けて、声に出す回数を増やしてください。

3つ目は、由来と今の使い方のずれを見落とすことです。助長の元の話は、苗を引っぱって枯らした失敗です。今は「不安を助長する」のように、悪い傾向を強める場面で多く使います。そのため「才能を助長する」と書くと、ほめたつもりでも引っかかる文になります。朝三暮四と朝令暮改の混同も多い誤りです。朝令暮改は命令がすぐ変わることで、朝三暮四の猿の話とは別物です。「朝」で始まる2語は、話で分けてください。

確かめの問題

ここまでの内容を、表を見ずに答えてください。答えは語だけで済ませず、話まで言えるかを確かめます。

  1. 「杞憂」の意味を短い言葉で書きなさい。
  2. カンペキの「ペキ」を漢字で書くとき、字の下の部分は「土」と「玉」のどちらですか。
  3. シギと貝の争いから生まれた語は何ですか。
  4. 「画竜点睛」の読みをひらがなで書きなさい。
  5. 次の文の誤りを直しなさい。「友だちの逆鱗に触れて、消しゴムを貸してもらえなかった。」

答え

  1. 無用の心配をすること。杞の国の人が、天が落ちてくるのではと心配し続けた話から来ています。
  2. 玉。璧は宝の玉のことで、藺相如が秦から持ち帰った和氏の璧の字です。
  3. 漁夫の利。争っている両方を、通りかかった漁師がとらえた話です。
  4. がりょうてんせい。竜をふだんの「りゅう」と読まないことが要点です。
  5. 「友だちを怒らせて」などに直します。逆鱗に触れるは目上の人を激しく怒らせるときの語で、友だちには使いません。

次に確かめること

「四字熟語の一覧」では、朝三暮四や臥薪嘗胆のように故事成語でもある語と、由来の話を持たない語を見分けてください。「ことわざの一覧」では、覆水盆に返らずのような中国の話から来た語と、日本で生まれた語が並ぶ様子を確かめられます。「漢検準1級」は故事や諺を問う問題が加わる級で、申し込みと日程の最新は協会の案内で確かめてください。個別指導では、語の意味につまずいたときは表の由来の列まで戻り、話を自分の言葉で言えるかを確かめます。本文で止まるときは、句形の前に返り点の読む順まで戻ります。

まとめ

意味だけ暗記した語は、似た語が並ぶと崩れます。話を覚えた語は、字も使い方も話のほうから戻ってきます。漢文のプリントで初めての句形に出会っても、筋を知っている話なら読み進められます。「何如」も、商人を問い詰めた一言だと思えば忘れません。矛を売った楚の商人は、答えに詰まったまま2000年以上、教室に立ち続けています。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

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