
武蔵野個別指導塾の特徴
受験生の冬休みスケジュール—高3の12月後半から1月15日まで|武蔵野個別指導塾

12月23日から1月15日までの24日を3つに割り、1月9日・10日は本番と同じ時刻で2日通します。過去問と苦手の置き場所も、予定が崩れた日の戻り方も、枠で決めれば迷いません。
12月23日から1月15日までは24日あります。この24日を3つに割り、毎日の時間割には共通テスト本番の時間帯をそのまま写してください。本番は2027年1月16日(土)・17日(日)です。
| 期間 | 日数 | 中心にすること | 過去問の枠 |
|---|---|---|---|
| 第1期 12月23日〜12月31日 | 9日 | 全科目の過去問を1周し、穴を洗い出す | 1日1枠。大みそかは予備日 |
| 第2期 1月1日〜1月8日 | 8日 | 穴を絞り、2周目を解く | 三が日は1日1枠。1月4日からは1日2枠 |
| 第3期 1月9日〜1月15日 | 7日 | 1月9日・10日に本番の時間割で2日通し、残りで直す | 通しの後は1日1枠。1月15日は解かない |
よくあるのは、12月23日の朝の台所で、冷蔵庫に貼ったカレンダーの1月16日までを指で数えている、という場面です。「あと24日」とつぶやいて牛乳を飲みほすと、フライパンの前の親が「冬休みの予定は立てたの」と聞きます。返事は「だいたい」。トーストが焼けるころには、話は終わっています。「だいたい」の中身は「英語をやる」「数学をやる」「苦手をなくす」の3つです。書いてあるのは科目の名前だけで、いつ開くかはどこにもありません。だから毎朝、机に座ってから今日の順番を考えることになり、その迷いが午前を削っていきます。
24日を3つに割ります。区切りの日は動かしません
冬休みを1つのかたまりのまま計画すると、遅れはすべて後ろに積もり、最後の週が破裂します。目的の違う3つの期間に割ると、今日やらなくてよいことが決まります。図1のように、第1期は9日、第2期は8日、第3期は7日です。いちばん長いのが第1期なのは、穴を埋める作業だけは短くできないからです。

第1期は洗い出す期間です。全科目の過去問を本番の試験時間で1回ずつ解き、どこで点を落とすかを紙の上に出します。穴が見つかったときに教科書まで戻る余裕があるのは、この9日だけです。第2期は絞る期間です。第1期で見えた穴のうち、2周目でも同じように落ちるものだけを残します。全部を埋めようとすれば、どれも埋まらないまま1月の半分が過ぎます。
第3期は合わせる期間です。知識を増やすのではなく、本番の時刻に頭が動き、昼食の後も眠くならず、夕方の60分を最後まで解ける体に整えます。最後の1月15日は問題を解かず、見直しと持ち物の確認だけにします。
区切りは12月31日と1月8日の2本です。遅れても後ろへずらしません。ずらした分は第3期から削られ、本番の時刻に体を合わせる日が真っ先に消えるからです。遅れたら、区切りを動かさずに中身を減らします。高校の始業日は学校によって違うので、学校の案内で確かめ、授業がある日は授業を1つの枠として扱います。
毎日の4枠に、過去問と苦手の置き場所を決めます
1日の骨組みは、本番の時間帯です。本番の1日目は9:30〜11:40、13:00〜14:30、15:20〜16:40、17:20〜18:20の4つ。2日目は9:30〜11:40、13:00〜14:10、15:00〜16:10、17:00〜18:00の4つです。これを1日おきに入れ替えて使います。4枠の合計は1日目の型で360分、2日目の型で330分です。第1期の8日間は、各科目を本番と同じ時間帯に1回ずつ解きます。
| 日付 | 型 | 過去問を解く枠 |
|---|---|---|
| 12月23日 | 1日目 | 地理歴史・公民 9:30〜11:40 |
| 12月24日 | 2日目 | 理科 9:30〜11:40 |
| 12月25日 | 1日目 | 国語 13:00〜14:30 |
| 12月26日 | 2日目 | 数学① 13:00〜14:10 |
| 12月27日 | 1日目 | 英語リーディング 15:20〜16:40 |
| 12月28日 | 2日目 | 数学② 15:00〜16:10 |
| 12月29日 | 1日目 | 英語リスニング 17:20〜18:20 |
| 12月30日 | 2日目 | 情報Ⅰ 17:00〜18:00 |
| 12月31日 | 予備 | 解けなかった枠を埋める |
地理歴史・公民と理科が1科目の人は、本番と同じ10:40〜11:40に解き、9:30からの70分を苦手に回します。受けない科目の枠も苦手の枠です。解いたら次の枠で直し、その日の最後の枠で解いたときは翌朝の枠で直します。
残りの枠の置き場所は、図2のように期間で変えます。第1期は穴を探すので苦手に2枠、第2期は解く量を増やして過去問に2枠、第3期は通しの後始末で直しに2枠です。三が日と通しの2日は別の形なので、後の節で扱います。

苦手は感覚で選びません。直しの枠で、落とした問題を「穴の一覧」に1問1行で書き、原因を「知らなかった」「時間切れ」「読み違い」の3つに分けます。苦手の枠で教科書まで戻るのは「知らなかった」だけです。「時間切れ」は解く順番を変え、「読み違い」は設問に線を引く手順を足します。穴が枠に収まらないときは、配点の大きいところから取ります。国語は200点あり、古文と漢文だけで90点です。
過去問の枠は合計33枠です。第1期は8枠、第2期は三が日の3枠と1月4日から5日間の10枠で13枠、第3期は通しの8枠と1月11日から4日間の4枠で12枠です。全科目を3年分解き、点の低い科目にさらに9枠を足した数字で、これ以上は直しの時間を食います。同じ年度は続けて解かず、出題の形式が変わった科目は新しい形式のものから解きます。本数が足りない科目は、模試の問題で代えてください。
1月9日と10日は、本番の時間割で2日通します
1月9日(土)と10日(日)は、本番のちょうど1週間前で、曜日の並びも同じです。ここを体を合わせる日にします。図3のように、2日とも4つの枠が並び、昼食の位置は同じです。図の英語Rは英語リーディング、英語Lは英語リスニングです。地理歴史・公民と理科を1科目で受ける人は、図の9:30を10:40に読み替えてください。

朝は本番と同じ時刻に起きます。起きる時刻は試験場までの時間から逆算するので、受験票で試験場と、集合や入室の時刻を先に確かめておきます。机には本番で使う物だけを置きます。鉛筆は黒のH・F・HBのどれか、消しゴムはプラスチックのもの、ほかに鉛筆削りと、時計の機能だけの時計です。何を机に出してよいかは年度で細部が変わるので、家で練習するときも受験票と一緒に必ず読む『受験上の注意』が最優先です。
昼食は11:40から13:00までの80分の中でとります。本番で持っていくつもりの、普段どおりの物を食べ、午後の最初の問題で頭が動くかを確かめます。休み時間は、1日目が50分と40分、2日目が50分と50分です。ここで採点をしてはいけません。本番の休み時間に答え合わせはできないので、採点はその夜にまとめて行います。
2日通して初めて見えるのは、午前の力ではなく夕方の力です。2日の枠を足すと690分になります。1日目の最後は60分の英語リスニング(うち解答時間30分)、2日目の最後は60分の情報Ⅰで、どちらも疲れが一番たまった時刻に置かれています。手が止まった時刻を問題用紙の端に書いておき、1月11日から14日までの4日間で直します。この4日間は、直しに2枠、点の低い科目の過去問に1枠、苦手に1枠です。
大みそかと三が日は、起きる時刻だけ動かしません
年末年始を「全部休む」か「全部やる」かで悩むのは、枠が決まっていないからです。大みそかは第1期の予備日で、解けなかった枠を埋め、埋まっていれば残りは休みます。大掃除を手伝っても、年越しそばを家族で食べても構いません。休むと決めて休んだ半日と、なんとなく流れた半日では、翌朝の顔が違います。
三が日は9:30の枠と13:00の枠の2つだけを使い、過去問を1枠、直しを1枠にします。終わるのは1日目の型で14:30、2日目の型で14:10です。そこから後を空けておき、初詣も親戚の集まりもここに入れます。朝に初詣へ行くのが家の決まりなら、その日は9:30の枠を午後の枠と入れ替えてください。3日で空く6枠は、年内の遅れを受け止める余白にもなります。泊まりがけの帰省があるなら、移動の日は枠を使わず、戻った翌朝から再開します。抜けた過去問は取り返そうとせず、点の高い科目から減らしてください。
動かさないのは起きる時刻です。夜に家族と起きていた日でも、朝は同じ時刻に起きます。ここが3日ずれると、1月4日の9:30に頭が動きません。三が日にも2枠を残すのは、量を稼ぐためというより、4日目の朝に机へ戻る重さを作らないためです。「正月くらい休みなさい」と「正月もやりなさい」がぶつかる家は、枠を書いた紙を冷蔵庫に貼ってください。お子さまが書いた紙を家族の予定と突き合わせるだけで、午前は勉強、午後の途中からは家族の時間と見えるようになり、言い合いの種がひとつ減ります。
予定が崩れた日は、足さずに捨てて戻します
予定は崩れます。問題は崩れた翌日です。昨日の分を今日へ足すと、今日の予定は8枠に膨らみ、終わらず、明日へまた足すはめになります。足し算を始めた予定は、数日で誰も見なくなります。戻し方は、崩れ方ごとに先に決めておきます。
| 崩れ方 | 戻し方 |
|---|---|
| 朝の枠を寝過ごした | 次の枠から入る。朝の分は取り返さない |
| 1日まるごと潰れた | 翌日は予定どおり。過去問の枠だけ予備に移し、苦手の枠は捨てる |
| 2日続けて崩れた | 4枠を3枠に減らす。減らすのは苦手の枠 |
| 3日以上遅れた | 区切りは動かさず、残りの過去問を点の低い科目から解く |
| 通しの後に崩れた | 新しい問題をやめ、通しの直しだけにする |
枠で組んでおく利点はここにあります。昼まで寝てしまった日でも13:00の枠から入れるので、「今日はもう終わり」で閉じずに済みます。捨てる順番も決めておきます。先に捨てるのは苦手の枠、次に過去問の枠で、最後まで残すのが直しです。解きっぱなしの過去問は、穴の場所を教えてもらったのに埋めずに帰るのと同じです。
体調を崩した日は別です。予定の話をする前に寝てください。熱が続くときや、つらさが引かないときは、医療機関に相談してください。どうしても本試験に行けないとわかったら、連絡先は受験票に書かれた問合せ先の大学です。すぐに連絡して、追試験を申請してください。追試験は1月23日(土)・24日(日)です。
よくある質問
受験生の冬休みは1日何時間のスケジュールを組めばよいですか
本番の4枠をそのまま使うと、1日目の型で360分、2日目の型で330分、つまり5時間半から6時間です。これに夜の1枠を足すかどうかは、翌朝の9:30に頭が動いているかで決めます。動いていなければ夜を削ります。起きる時刻を遅らせて帳尻を合わせることだけはしないでください。本番で試されるのは積んだ時間数ではなく、決まった時刻に頭が動くかどうかです。
学校の補習や講習がある日はどう組みますか
授業と重なった枠を、そのまま授業の枠に置き換えます。午前に授業があれば午後の枠で過去問を解き、午後に授業があれば9:30の枠で解きます。枠が足りない日は苦手の枠を捨てて、直しを残します。区切りの日は動かさないので、授業が多い人は第1期の過去問を点の低い科目から解き、全科目の1周にこだわらなくて構いません。
二次試験や私立の勉強はいつ入れますか
第1期は苦手の2枠のうち1枠を回し、第2期は苦手の1枠を1日おきに回します。第3期は共通テストに寄せ、記述の手が鈍らないよう、2日に1問だけ解きます。共通テストを受けない人は、1月16日の代わりに第一志望の試験日を置いて逆算し、枠をその試験の時間割に差し替えてください。試験日と試験時間は各校の募集要項で確かめます。
12月23日を過ぎてしまいました。今から組み直せますか
組み直せます。今日から1月15日までの日数を数え、減らすのは第1期からです。第2期と第3期の形はそのまま残し、短くなった第1期は、過去問を点の低い科目から解きます。1月9日と10日の通しだけは、どれほど遅れても消さないでください。本番の時刻を一度も経験しないまま1月16日の席に座ることが、この冬いちばん避けたい形です。
チェック表
印刷して、カレンダーの横に貼ってください。終わった行から印をつけます。
12月23日にすること
- □ 受ける科目を確かめ、8つの枠のうち自分の枠に丸をつけた
- □ 地理歴史・公民と理科が1科目か2科目かを確かめた(開始は10:40か9:30か)
- □ カレンダーの12月31日と1月8日に区切りの線を引いた
- □ 本番で使う時計で、過去問の時間を計ることにした
第1期の終わり(12月31日)
- □ 全科目の過去問を1周した
- □ 落とした問題を「穴の一覧」に1問1行で書いた
- □ 穴を「知らなかった」「時間切れ」「読み違い」に分けた
第2期の終わり(1月8日)
- □ 2周目でも落ちる穴だけを残した
- □ 受験票で試験場と、集合や入室の時刻を確かめた
- □ 起きる時刻と家を出る時刻を決めた
通しの2日(1月9日・10日)
- □ 本番の朝と同じ時刻に起きた
- □ 11:40から13:00の間に昼食をとった
- □ 手が止まった時刻を書きとめた
- □ 採点はその日の夜にした
前日(1月15日)
- □ 新しい問題を開いていない
- □ 印刷した受験票と顔写真つきの身分証をかばんに入れた
- □ 黒鉛筆(H・F・HB)と鉛筆削りを筆箱に入れた
- □ プラスチックの消しゴムと、時計の機能だけの時計を入れた
- □ 上着、昼食、飲み物の用意を確かめた
- □ 上履きの要否を、受験票の表示で見た
今夜できることと個別指導で確かめること
今夜は2つだけ手を動かします。まず、カレンダーの12月31日と1月8日に線を引き、1月9日と10日を丸で囲みます。線を2本引くだけで、残りの日数が3つのかたまりに見えます。次に、8つの枠の中から自分が受ける枠を選び、受けない枠に斜線を入れます。斜線の入った枠が、そのまま苦手の置き場所になります。
個別指導では、過去問で落とした1問を解説で終わらせず、どの単元のどの段階でつまずいたかまで戻って確かめます。高3の範囲とは限らず、中学の計算や文法まで戻ることもあります。
まとめ
カレンダーの数字は誰にとっても同じ24個です。違いが出るのは、その1つ1つに科目の名前と時刻が書いてあるかどうかです。書いてあれば、崩れても次の枠から戻れます。12月23日の朝、牛乳を飲み終えたら、鉛筆を持ってカレンダーの前に戻ってください。1月16日、最初の枠が始まる時刻を、あなたの体はもう何度も知っています。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
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