電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

友だちと英語で話す練習—ペアの会話で伸びるものと中学生のつまずき|武蔵野個別指導塾

片方ばかりが話すペア練習では、役割交代と聞き返しを課題に加えます。一人で質問を準備し、相手の答えから足りない情報を尋ねる練習へ進めば、会話に自分の出番を作れます。

武蔵野個別指導塾の自習室 武蔵野個別指導塾

友だちと英語で話す練習—ペアの会話で伸びるものと中学生のつまずき

友だちの返事を待つと、用意した英語が止まる

よくあるのは、放課後の昇降口のベンチで、友だちと英語の質問を出し合おうとしたのに、最初の返事のあとで顔を見合わせてしまうという場面です。「好きな食べ物は」と聞く英文は言えました。相手も答えました。でも、その先に何を言えばよいのか浮かばず、「次、そっちね」と日本語に戻ります。質問の順番は回っていても、会話がつながった感じは残りません。

一人で読むときには、次に口にする文が紙にあります。ペアでは、相手の答えによって次の一言が変わります。用意した文を言うことに加え、聞く、意味を受け取る、返し方を選ぶという仕事が入るのです。そこで止まったことだけで、英語が苦手だと決める必要はありません。

友だちとの練習では、話した長さだけでなく、相手の言葉を受けて自分から何ができたかを見ます。質問できた、聞き返せた、足りない情報を確かめられた。その小さな動作を、準備と役割の工夫で練習しやすくしていきましょう。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

ペアになると練習できることと、止まりやすい理由

仲間と学ぶ方法には、学習を助ける可能性があります。英語学習者を対象とする28の実験・準実験研究をまとめた分析では、仲間どうしで学ぶ方法は、個別や教師中心の学習より大きな効果を示しました。ただし、中学生の伸びは小学生や高校生よりかなり小さいという結果でした(Cole、2014)。この分析は複数の学校段階の英語学習者の学習成果を扱っており、日本の中学生の自由な会話の上達だけを直接確かめた結果としては扱えません。この結果を踏まえて家庭で練習を組む際の判断としては、「誰と組むか」に加えて「何を持ち寄り、何を確かめるか」に目を向けたいところです。

たとえば、同じ英文を交互に読む活動なら、主に練習するのは書かれた英語を声にする動作です。一方、相手だけが知っている予定を聞く活動では、答えを聞かなければ自分の作業を進められません。「土曜日に何をするか」を聞いてから、一緒にできることを探すなら、聞いた内容が次の質問に関わります。どちらも使い道がありますが、会話を練習したい日は、相手の答えを使う用事を入れると目的が明確になります。

ペアの会話で取り組めるのは、まず、自分の伝えたいことを手持ちの英語にすることです。「おいしくて、手軽に食べられて」と細かく説明しようとして止まるなら、まず好きだと伝え、その理由を短く加えます。難しい日本語を丸ごと英語に置き換えようとせず、伝える内容を小さく分ける練習です。友だちがどこまで受け取ったかを見て、次の文を足すこともできます。

次に、聞いた答えに応じて動くことです。相手がサッカーをすると答えたら、場所や一緒にする人を聞けます。水泳の話なら、同じ質問が合うかを考え直します。用意した質問を全部読むことを目標にすると、答えを聞きながら次の質問を探すだけになりがちです。会話のあとに相手の話を日本語で短く言えるかを確かめると、聞く役割がはっきりします。

さらに、わからないまま進めず、やりとりを立て直す動作も練習できます。声が聞こえなければもう一度頼み、聞いた語に自信がなければその語を言って確かめます。これは発言を失敗として取り消すことではありません。相手と意味をそろえるための発言です。最初から聞き返してよい約束があると、うなずくだけで順番を終える以外の選択肢が生まれます。

つまずきには、英語以外の事情も混ざります。親しい友だちなら答えをすでに知っていて、最後まで聞かずに補えてしまいます。得意な側が気を利かせて全文を作ると、もう片方は読むだけになります。また、間違いを指摘する係が固定されると、話す練習が相手の評価を待つ時間に変わります。こうした場合は、単語を増やす前に役割や課題を変える余地があります。

無言になったときにも、理由を分けてみてください。質問の意味がわからなかったのか、答えの内容が思いつかなかったのか、内容はあるのに英語にできなかったのかで、必要な準備が違います。「止まらず話そう」とまとめるより、止まった場所に合う小さな支えを用意するほうが、次に試す行動を選びやすくなります。

一人で準備し、短い会話を持ち帰る手順

1. 今日の用事を1つ決める

まず、一人でノートに「相手の休日の過ごし方を知る」など、今日の会話の用事を書きます。「英語で楽しく話す」だけでは、終わったあとに何を確かめればよいか迷います。「相手がすることと、その場所を知る」まで絞れば、聞き取る情報が具体的になります。話したくない私生活の話題は避け、食べ物、動物、遊びなど答えやすいものを選んでください。

最初の2分では、話題と聞きたいことだけを決めます。次の3分で、学校で使っている教科書や授業のノートから、使えそうな質問の形を探します。さらに1分、紙を伏せて質問を声にします。この時間配分を出発点として、探すのに時間がかかる日は質問を減らしましょう。準備が長引いて、実際に声にする時間がなくなるのを防ぐための区切りです。

教材からは長い会話をそのまま移すより、使う部分を選びます。休日なら“What do you do on Sundays?”、場所なら“Where do you play?”のように、習った形を確かめます。例文を読んだあと、何を尋ねる文なのか日本語で言ってください。意味を説明できたら、話題に合う語だけを入れ替えて、自分の質問にします。

2. 答えと聞き返しを別々に用意する

質問を用意したら、自分が同じことを聞かれた場合の答えも作ります。“I play soccer.”に“I play in the park.”を加える程度から始めて構いません。まず教科書の文の形を見ながら言い、次に「サッカー、公園」という短いメモだけで言い、最後に何も見ずに言います。見本を読めることと、自分で取り出せることを分けて確かめる使い方です。

答えを長く書きすぎたときは、伝えたいことを日本語で1つに絞ってください。「何をするか」が伝わればよい段階で、頻度や理由まで無理に盛り込まなくても練習は始められます。逆に余裕があれば“I play with my brother.”のように情報を足します。相手より長く話すことではなく、自分の用事に必要な内容を言えることを基準にします。

聞き返し用には“Please say that again.”を、ゆっくり話してほしいときには“Please speak slowly.”を声にしておきます。聞き取れた候補を確かめるなら“In the park?”のように短く返せます。友だちの前で初めて使おうとするより、一人のときに言っておくほうが、使う場面を想像できます。紙の端に残しておけば、練習中に見ても構いません。

3. 聞く人にも作業を渡す

友だちと始める前に、「聞き取ったことをメモして、最後に確かめる」と約束します。最初の会話は2分ほどに区切り、片方が質問し、もう片方が答えます。聞く側は全文を書こうとせず、「すること」「場所」だけを残してください。答えの途中で筆記に追われるなら、まず聞き、会話が終わってから書く方法に変えます。

終わったら1分ほど使い、メモした内容が合っているか相手に確かめます。ここは日本語を使っても構いません。「公園で弟とする、と聞こえた」と具体的に言えば、どこが伝わったかが双方にわかります。「よかった」「上手だった」だけで終えるより、話した内容と受け取った内容を照らし合わせられます。そのあと役割を替え、同じ流れを行います。

聞く役は、答えを先に言って助ける係にはしません。止まったときには少し待ち、相手がメモを使うか、短い文にするかを選べるようにします。どうしても続かないときは「何を言いたいか」を日本語で確かめ、必要な語を教科書で一緒に探します。英語に戻る場所を「質問をもう一度言うところ」と決めてから再開すると、日本語の相談で終わりにくくなります。

4. 相手の答えから質問を1つ選ぶ

次の会話では、最初の答えを受けて追加の質問を選びます。休日にスポーツをすると聞いたら、場所を尋ねる。食べ物の好みを聞いたら、自分の好みも伝える。相手の話題から外れない一言を足すことが狙いです。質問の数をそろえるために関係のない文を続ける必要はありません。

一人で準備するときは、ノートの左に想定する答え、右にそれを受ける質問を書きます。たとえば左を“I like cats.”、右を“Do you have a cat?”とします。右だけを暗記するのでなく、左の答えを読んでから右を選んでください。別の答えなら何を聞くかも考えます。実際の相手が用意したものと違う答えをしたら、まず自分が理解した内容を確かめれば十分です。

ここでの確認点は、予定した英文を全部使えたかではありません。「相手の返事に合う質問だったか」です。相手に「さっきの答えの続きとして聞けたか」を尋ねてもよいでしょう。自分だけで振り返るときは、質問の前に相手が何と言ったかを思い出します。それが出てこない場合は、次回は質問を増やさず、答えを聞くことに集中します。

5. 情報を少し変えて、もう一度試す

同じやりとりを確かめたら、場所や好きなものなどを変えて試します。教材の絵を使うなら、片方は動物、もう片方は物の位置に注目し、相手に伝える内容を決めます。絵を説明する文を丸ごと写すのではなく、習った語で言える部分を選んでください。細かい描写が難しければ、指すものを減らします。

紙を使えるなら、それぞれが簡単な部屋の絵を描き、相手には見せずに物の場所を説明する練習もできます。“The book is on the desk.”と聞いた側が絵を描き、最後に見比べます。絵の上手さではなく、説明した位置が伝わったかを見ます。わからなかった場所は指で示して終わらせず、使う前置詞を教材で確かめ、短い文で伝え直しましょう。

見比べた結果が違っていたら、「相手が聞けなかった」とすぐに決めず、自分がどの言葉で説明したかを思い出してください。机の上と言うつもりで別の場所を言っていなかったか、物の名前が聞き取りやすかったかを順に確かめます。聞く側も、聞こえた語を伝えれば、やり直す箇所を一緒に探せます。正解した絵の数を競うより、ずれた場所を言い直すところまでを課題に含めましょう。

会話のあとに返す感想も、内容に結びつけます。「公園という場所は伝わった」「最後の文はもう一度聞きたい」のように言えば、話した側が次にすることを選べます。相手の話し方をまねて笑ったり、人柄を評価したりする言葉は避けてください。安心して聞き返せるよう、練習の前に「伝わった内容と、確かめたい内容を返す」と決めておくと、感想を言う側も迷いにくくなります。

6. 終わったら、自分の口で確かめる

最後の2分は一人で振り返ります。「自分から質問した」「相手の情報を聞き取った」「困ったときに聞き返した」のうち、今日実際にできた動作に印をつけます。聞き返す必要がなかった場合は、未実施と書けば十分です。使う機会がなかったことを、できなかったことと同じにしないでください。

次に、相手に助けてもらった文を1つ選び、教材で形を確かめてから、紙を伏せて言います。さらに内容の語を替えて言えれば、その文を別の話にも使えるか試せます。まだ読まないと言えなければ、次回の準備に残します。友だちと会えない日も、質問を声にする、違う答えを作る、前回の文を言い直す、という形で続きを進められます。

武蔵野個別指導塾の教室 武蔵野個別指導塾

個別指導で確かめたい支えと、家庭の役割

ペア練習について塾に相談するときは、「会話が苦手です」に加えて、どこで止まったかを持っていくと相談の焦点が定まります。質問は言えたが答えを聞き取れなかったのか、聞けたが次に聞くことがなかったのか、友だちが作った答えを読むだけだったのか。ノートに短く残した記録で構いません。友だちの名前や詳しい私生活を書く必要はありません。

また、得意な友だちが話し続ける問題を、本人の積極性だけの問題にしないでください。質問する番と答える番が両方あったか、答えを待つ時間があったか、先回りして文を作られていなかったかを見ます。本人が話せる短い内容を用意し、役割を交代するだけでも、試せる動作は変わります。相手を悪者にするのでなく、会話の進め方を相談できるとよいでしょう。

指導側に見てほしいのは、まず課題と本人の英語の釣り合いです。自由に話す前に質問の形が必要な場合もあれば、形は言えていて、相手の返事に注意を向ける練習が必要な場合もあります。単語を覚え直すだけで済むのか、質問を短くするのか、聞く情報を減らすのかを整理します。

次に、正しい英語を確かめる責任を友だちに背負わせないことです。仲間どうしでは、伝わったかどうかを返し合えますが、文法の判断に迷うこともあります。疑問が出た箇所は印をつけ、教科書や授業のノートに戻ります。それでも迷う文については、学校の先生や相談先の指導者に尋ねましょう。会話の相手が自信を持って言ったという理由だけで、正しい形だと決めない姿勢も必要です。

相談する際には、本人が実際に言った短い文と、言いたかった日本語を並べると伝わりやすくなります。「全部直してほしい」ではなく、「この文で場所が伝わるか」「この質問は相手の答えに合っているか」と聞きます。

進み具合は、「日付」「会話の用事」「自分でできたこと」「助けが必要だったこと」「次に試すこと」を1行ずつ書く形にすると見返せます。たとえば「休日を聞く。場所を質問できた。相手の答えはもう一度言ってもらった。次は聞き返しを英語で言う」と残します。うまくいかなかった箇所も、次の行動とつながれば役に立つ情報です。

別の日に同じ観点で見て、自分から始める質問が言えたか、相手の答えを前より具体的に思い出せたかを確かめます。話題や相手が変わった日は、その違いも添えてください。前回より止まったとしても、初めての内容に取り組んでいたのかもしれません。印の数だけを比べず、どんな条件で何ができたかを読み取る記録にします。

家庭から相談先へ伝える場合も、この記録から困っている点を短く抜き出せます。「質問は自分で言えますが、返事のあとに止まります。次の質問を選ぶ練習を相談したいです」という形です。返事の後で会話が止まるとき、次の質問を選ぶ練習をどう組むか、武蔵野個別指導塾の体験授業や面談で確かめてください。

家庭が持つ役割は、英語の正誤をすべて判断することより、本人が練習を準備し、終えて、次に残すことを整理できるよう支えることです。「今日は何を聞く予定なの」「相手について何がわかったの」と日本語で尋ねられます。返ってきた答えが「楽しかった」だけなら、「どの話が印象に残ったの」と内容へ戻してみてください。話した時間の長さだけを聞くより、何を受け取ったかに目が向きます。

お子さまが記録を見せたがらない場合は、全文を読ませてもらおうとせず、次に試したいことだけを尋ねる方法もあります。「次は聞き返してみる」と言えたら、その目標を本人の言葉で残せば十分です。友だちとの会話を家庭で再現させる必要もありません。本人が一人で確認したい文を選び、その練習のための短い時間を相談しましょう。

ペア練習で迷いやすい3つのこと

Q1. 英語が得意な友だちと組めば、自然に話せるようになりますか

相手が得意だと、表現を知る機会はあります。ただ、全部答えを作ってもらえば、自分で言葉を選ぶ場面が少なくなります。最初は相手に見本を言ってもらっても、そのあと自分の内容に替えて言う番を取りましょう。質問役も交代し、聞くことと答えることを両方経験します。

得意さが違う場合は、同じ長さの英文を求めず、共通の用事を持つと取り組みやすくなります。場所を聞き取る課題なら、片方は短い文で答え、もう片方は理由を添えても構いません。相手の英語を再現できたかだけでなく、自分の伝えたい情報が届いたかを確かめてください。

Q2. 途中で日本語が出たら、その練習は失敗ですか

日本語が出た理由を見てください。話題が難しくて内容を相談したのか、単語を確かめたのか、目的を忘れて雑談に移ったのかで対応は変わります。必要な相談を短くしてから、質問か答えのどちらかを英語でもう一度言えば、練習を再開できます。

ただし、英語で問いかけても答えがいつも日本語になるなら、答えを短くする工夫が必要です。長い説明を求めず、まず好きなものだけを言う形にします。「英語だけで最後まで」と約束するより、戻る場所を決めておくと、自分たちでやり直しやすくなります。

Q3. 一緒に練習する友だちがいない日は、何をすればよいですか

次に会話するための質問と、自分の答えを準備できます。紙に質問を書いて伏せ、1枚ずつ見て答えたり、前回言えなかった文を教材で確かめたりしてください。自分の答えに対して、どんな質問が続くか考えることもできます。相手を探すことだけを練習の開始条件にしなくて構いません。

一人の練習では用意した内容を言えるかを確かめ、友だちと話す機会には相手の返事に応じられるかを確かめます。別々の目的を持たせれば、会えない日の準備も次のやりとりに使えます。友だちの都合に合わせて、無理のない短い約束から始めましょう。

次の会話に、小さな用事を持っていく

友だちとの英語は、用意した質問を全部言い終えたところで完成するものではありません。返事を聞き、足りない情報を尋ね、伝わった内容を確かめるところに練習する動作があります。今日はそのうち1つを選び、短い会話で試してみてください。

帰ってからは、助けてもらった文を自分でも言えるか確かめます。聞き取れた返事と、次に尋ねたいことを家で話せば、会話の続きを考えるきっかけになります。友だちの前で止まった一言にも、次の練習を決める手がかりが残っています。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット