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【中学受験国語】読解の基本②段落と構成を図解で総まとめ—段落の要点 意味段落 文章の型|武蔵野個別指導塾

形式段落と意味段落の違いを、まとまりの図と自作の例題で確かめます。要点のまとめ方から序論・本論・結論の対応まで、本文のどこを根拠に読むかを親子で練習できます。
よくあるのは、習い事の帰りの自転車置き場で、お子さまが保護者に「段落ごとには読めたのに、文章全体で何を言っているのか答えられなかった」と話す場面です。止めた自転車の横で思い出してみると、花の例も、道具の説明も覚えています。それでも、その例が何のために書かれていたのかを尋ねられると言葉が止まります。
このとき必要なのは、覚えている内容を増やすことだけではありません。段落ごとの短いまとめを作り、そのまとまりが前後とどうつながるかを確かめることです。「何について書いているか」と「それについて何を述べているか」を組にすると、細かな例に埋もれていた文章の道筋が見えてきます。
段落と構成を学ぶと、長い文章をいくつかのまとまりとして読み、設問に必要な場所へ戻りやすくなります。ここでは説明文や論説文を中心に、目に見える段落の区切りから、内容による区切り、文章全体の問いと答えへと読みを広げます。
この単元で身につけること
- 形式段落を見分けます。行を改め、ふつう最初を1字下げて示されるまとまりを、見た目の区切りとして数えます。
- 意味段落をとらえます。続く形式段落が同じ内容や役割でまとまっているかを調べ、文章の大きな区切りを作ります。
- 段落の要点をまとめます。中心となる話題と、それについて述べている大事な内容を結びつけて短く表します。
- 序論・本論・結論の働きを読みます。初め・中・終わりという場所だけで決めず、問いかけ、説明、考えのまとめという役割を確かめます。
- 話題と結論を対応させます。初めに取り上げた問題に、終わりの考えがどのような答えを出しているかを説明します。
前の学習で扱う主語と述語、指示語、接続語による一文どうしのつながりが、段落を読む土台になります。「それ」が何を指すかを確かめられると、隣の段落へ話が続いているのか、新しい内容へ移ったのかも判断しやすくなります。小学校で学んできた「はじめ・中・おわり」を、内容の働きまで踏み込んで読む学習です。
基本の考え方
形式段落は見た目、意味段落は内容のまとまりです
形式段落とは、文章の形の上で区切られた段落です。ふつうは改行と冒頭の1字下げが目印になります。ただし、紙面の幅に合わせて行が折り返されただけのところは、新しい段落ではありません。長い形式段落が何行にもわたっていても、行数を段落数として数えないようにします。
問題文に段落番号がある場合は、その番号を手がかりにできます。番号がない場合は、区切りを確かめてから余白に小さく番号を付けると、根拠を探し直すときに便利です。引用や会話の示し方などで見た目が変わることもあるため、実際の問題で段落の指定があれば、その指定を確かめて読みます。
一方、意味段落は、内容の上でひとまとまりになる部分です。複数の形式段落が集まって1つの意味段落になることもあれば、1つの形式段落だけで1つの意味段落になることもあります。意味段落を分けるときには、「どこで話題や説明の役割が変わったか」を探します。段落の長さが同じになるように区切るものではありません。
たとえば、5つの形式段落からなる文章を考えます。第1段落で問いを出し、第2段落と第3段落でその問いに関係する別々の例を挙げ、第4段落と第5段落で例に共通することと筆者の考えを述べているとします。この場合は、内容によって「1」「2・3」「4・5」の3つの意味段落として整理できます。図1のように、形式段落の数と意味段落の数は一致するとは限りません。

図1の上の5つの箱は形式段落を、下の3つの箱は意味段落を表しています。この組み合わせは一例です。どの文章も同じ位置で区切れるわけではなく、同じ5段落でも、第1・第2段落が問いの説明になっている文章なら別の分け方になります。図の箱を先に当てはめず、各段落を短く説明してから集める順序を守ります。
要点は「話題」と「述べていること」をつなぎます
話題は、その段落が何について述べているかという対象です。要点は、その対象について述べている中心的な内容です。「読書」は話題になり得ますが、それだけでは要点になりません。「読書では、気になった言葉を確かめると内容を深く理解できる」とすると、読書について何を述べているのかまで伝わります。
まず、繰り返し出てくる語や、指示語が指している内容に目を向けます。次に、その話題についてどんな説明や考えが述べられているかを探します。最後に、細かな例をいったん外しても段落の内容が伝わるかを試します。この3段階で読むと、目立つ言葉を抜き出しただけのメモから一歩進めます。
段落の中心をよく表す文を、中心文と呼ぶことがあります。中心文は初めにある場合も、終わりにある場合も、途中にある場合もあります。また、1つの文をそのまま選ぶだけでは要点にならず、いくつかの文を結びつける必要がある段落もあります。「最初の文に線を引けば必ず正解」という決まりはありません。
具体例は、中心的な内容をわかりやすくするために置かれます。たとえば、玄関の傘、机の本、台所の道具をそれぞれ決まった場所に置く例が続くなら、「物の置き場所を決める」という共通点を探せます。ただし、「便利だ」「よいことだ」まで本文にないのに足してはいけません。例をまとめることと、自分の感想を付け加えることは別です。
短くするときも、反対の意味になるほど削らないことが重要です。「雨の日にも使える」と「雨の日だけ使える」では、伝わる範囲が違います。「いつも」「場合によっては」「だけ」「とは限らない」などは、筆者がどこまで言っているかを決める語です。要点の文ができたら、元の段落より強く言い切っていないかを戻って確かめます。
文章の型は内容を整理する手がかりです
序論は、話題を示したり、考える問題を出したりする部分です。本論は、具体例、理由、比較などを用いて話を進める部分です。結論は、それまでの説明を受けて筆者の考えや答えをまとめる部分です。これらは文章全体の中での働きを表す名前であり、形式段落の番号の別名ではありません。
結論が初めに示される文章を頭括型、終わりに示される文章を尾括型、初めと終わりの両方に示される文章を双括型と呼ぶことがあります。頭括型では、先に示された考えを後の説明が支えます。尾括型では、具体例や説明を積み重ねて考えにたどり着きます。双括型では、終わりで初めの考えを言い換えたり、説明を経て詳しく示したりします。
ただし、すべての文章が明確にこの型に分かれるわけではありません。文章の一部だけが示される問題もあります。型の名前を当てることよりも、「この段落は、前のどの内容を説明しているのか」「この考えは、どの問いに答えているのか」を言えることが大事です。初めに疑問文がなくても、話題の提示から筆者が考える問題を読み取れる場合があります。
問いと結論を対応させる際には、共通する言葉だけを探すのでは足りません。「なぜ必要なのか」という問いには必要な理由が、「どうすればよいか」という問いには方法が対応します。同じ「掲示」という語があっても、問いが方法を尋ねているのに結論が場所の名前だけでは、答えとしてつながりません。言葉の一致に加えて、問いの種類と答えの中身を確かめます。
例題で解き方を確かめる
例題1 段落の要点を1文で表します
次の文章は1つの形式段落です。要点として最も適切なものを、ア〜ウから選びましょう。
図書室では、読み終えた本を返却用の箱に入れることになっています。係の人が、本の番号を確かめてから棚に戻すためです。利用する人が思い思いの棚に戻すと、次に読む人が本を見つけにくくなります。返却用の箱は、本を決まった場所に戻し、探しやすくするために役立っています。
ア 本を探しやすくするには、利用する人が好きな棚に戻すとよい。
イ 返却用の箱は、本を決まった場所に戻して探しやすくするために役立つ。
ウ 図書室には、本の番号を確かめる係の人がいる。
- 話題を確かめます。初めと終わりに「返却用の箱」が出てくるので、段落全体が何について説明しているかをつかめます。
- 話題についての中心的な説明を探します。途中に係の作業と困る場合の説明があり、最後に箱の役割がまとめられているため、最後の文を中心として読めます。
- 選択肢を段落全体と照らします。アは「見つけにくくなる」という説明に反し、ウは係の存在という一部の事実だけなので、箱の役割を表すイを選びます。
ウに書かれた内容そのものは、本文と食い違っていません。それでも要点を問われた答えには足りません。「本文にあること」と「段落全体をまとめること」を区別するのが、この例題の大切なところです。
答え:イ。
例題2 形式段落を意味段落にまとめます
次の文章の①〜④は形式段落を表します。「問い」「例」「まとめ」の3つの意味段落に分け、それぞれの段落番号を答えましょう。
① 物の置き場所を決めると、なぜ探す手間が減るのでしょうか。
② 玄関の鍵をいつも同じ小皿に置けば、出かける前に家中を探さずにすみます。
③ 工作で使うはさみも、使った後で決まった引き出しに戻せば、次に使うときにすぐ取り出せます。
④ このように、置き場所を決めて戻しておくと、探す場所を一つにしぼれるため、探す手間が減るのです。
- 各形式段落の役割を短く書きます。①は理由を問う部分、②は鍵の例、③ははさみの例、④は手間が減る理由のまとめなので、内容の違いを見渡せます。
- 隣り合う段落の共通点を探します。②と③は物の種類が違っても、置き場所を決める例という働きが共通するため、1つにまとめられます。
- まとまりの境目を確かめます。①から②では問いから例へ、③から④では例から全体のまとめへ働きが変わるため、その間を区切ります。
③の「も」は、②と同じことが別の物についても成り立つと示しています。④の「このように」は、②と③の両方を受けています。こうした語は区切りを考える手がかりですが、語だけで自動的に区切らず、その後に何が述べられているかも読みます。
答え:問いは①、例は②・③、まとめは④。
例題3 問いに対応する結論を選びます
次の文章を読み、③の空所に入る結論として最も適切なものを選びましょう。
① 図書室の新しい本を知らせる掲示は、どう作れば読みたい本を選ぶ手がかりになるでしょうか。
② 本の題名だけを並べても、どんな内容か想像しにくい場合があります。「身近な鳥の鳴き声を調べられる本」のように内容の特徴を短く添えると、自分の関心に合うか考えやすくなります。
③ したがって、〔 〕。
ア 新しい本の掲示には、題名だけでなく内容の特徴も短く添えるとよい
イ 新しい本の掲示には、すべての本の内容を最初から最後まで書くとよい
ウ 図書室では、鳥について書かれた本だけを選ぶとよい
- ①の問いの種類を確かめます。「どう作れば」と尋ねているため、結論には掲示を作る方法が必要だとわかります。
- ②で示される方法と効果を結びつけます。内容の特徴を短く添えると関心に合うか考えやすくなるので、その方法が問いの答えを支えています。
- 選択肢の範囲を比べます。イの「最初から最後まで」は「短く添える」と異なり、ウの「鳥について書かれた本だけ」は具体例を全体の条件に変えているため、アが適切です。
図2のように、問いから結論へまっすぐ対応を確かめる読み方と、途中の説明が結論を支えているかを確かめる読み方を組み合わせます。結論が問いに合っていても、途中に根拠のない方法を加えた選択肢なら選べません。

図2の下の線は、①の問いと③の結論を対応させて読むことを表しています。②を読み飛ばすという意味ではありません。説明から結論へ進んだ後、最初の問いに答えているかをもう一度確かめるための線です。
答え:ア。
例題4 中心文がない段落の要点を作ります
次の文章は1つの形式段落です。「係の引き継ぎでは、」に続けて、要点を1文で書きましょう。
前の係は、道具をしまう箱の場所を次の係に伝えました。それだけでなく、使い終えた筆を洗ってから乾かすことや、絵の具のふたを閉めることも伝えました。次の係はその説明を聞き、道具がどこにあるかに加えて、どう手入れするかも理解できました。
- 話題を確かめます。係が交代するときに何を伝えたかが書かれているため、係の引き継ぎについての段落として読みます。
- 伝えた内容を2つに分けます。箱の場所は「保管場所」、筆を洗うことやふたを閉めることは「手入れの方法」にまとめられるので、細かな例を整理できます。
- 2つを結ぶ関係を残します。「それだけでなく」「加えて」は両方が伝えられたことを示すため、片方だけを選ばず、「場所と手入れの方法を伝えた」とまとめます。
この文章には、「係の引き継ぎでは」で始まる中心文がそのまま置かれているわけではありません。それでも、文どうしの共通点とつながりを使えば要点を作れます。また、「どんな引き継ぎでも必ず同じ方法にするべきだ」という一般的な主張までは書かれていないため、今回伝えた内容としてまとめます。
答え:係の引き継ぎでは、道具の保管場所と手入れの方法を伝えた。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 形式段落が違えば意味段落も違うと考えます
誤った書き方は、例題2を「①/②/③/④の4つの意味段落」とすることです。見た目の区切りをそのまま内容の区切りにしており、「問い・例・まとめ」という指定された役割で整理できていません。
どこが違うかを確かめるには、②と③に共通する短い見出しを付けます。「置き場所を決める例」とすれば、鍵とはさみを両方含められます。物の名前が変わっても、説明の目的が同じなら一緒にまとめられるとわかります。
正しい書き方は「①/②・③/④」です。直すときは区切り線を消すだけでなく、「②と③は同じ働きの例だから」と理由も添えます。意味段落の分け方に迷う文章では、設問が求める分け方の細かさも確認します。大きく3つに分ける場合と、説明の中をさらに細かく分ける場合では、区切りの数が変わることがあります。
誤り2 目立つ具体例だけを要点にします
誤った書き方は、例題4の要点を「筆を洗って乾かす」とすることです。本文にある内容ですが、保管場所や絵の具の扱いを含められず、係の引き継ぎで伝えたことの一部分にとどまっています。
どこが違うかを見るときは、その短いまとめで段落のほかの文も説明できるかを試します。「筆を洗う」だけでは箱の場所の説明が取り残されます。図3のように、細かな例を共通する内容にまとめ、その共通点どうしをつないで要点にします。

図3では、左の箱の場所が保管場所に、筆洗いとふた閉めが手入れにまとまっています。正しい書き方は「係の引き継ぎでは、道具の保管場所と手入れの方法を伝えた」です。短くすることを急いで片方を消さず、段落の中心を支える内容がそろっているかを先に確かめます。
誤り3 最後の段落なら必ず結論だと決めます
誤った書き方は、「最後にあるから筆者の主張である」と、位置だけを理由に答えることです。最後に具体例や補足が置かれる文章もあり、結論が初めに示される場合もあります。末尾にあることだけでは、その部分の役割は確定しません。
どこが違うかを確かめるには、その段落が何に答えているかを説明してみます。例題3の③なら、①の掲示の作り方という問いに対し、内容の特徴を添えるという方法を示しています。さらに②の説明もその方法を支えているので、結論と判断できます。
正しい書き方は「初めの問いに、説明を踏まえた方法を示して答えているため、結論である」です。「したがって」などの語も手がかりになりますが、その語の有無だけで決めません。位置、前後のつながり、内容の働きを一緒に見て、判断の根拠を本文の言葉に戻します。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
練習1
次の段落の要点として適切なものを選びましょう。
観察ノートには、見つけた物の名前だけでなく、見た日と場所も書いておきます。同じ植物でも、日や場所が違えば様子が違うことがあるからです。日と場所の記録は、後で観察したものを比べる手がかりになります。
ア 観察ノートには、植物の名前だけを記録する。
イ 観察した日と場所の記録は、後で比べる手がかりになる。
ウ 同じ植物は、どこで見ても同じ様子である。
練習2
次の①〜④を「問い」「例」「まとめ」の3つの意味段落に分け、番号で答えましょう。
① 説明に図を添えると、どんなことが伝わりやすくなるのでしょうか。
② 折り紙の説明では、折る前と後の図があると、紙の形の変化を確かめられます。
③ 部屋の案内では、入口と机を描いた図があると、二つの位置の関係を確かめられます。
④ このように、図は、形の変化や位置の関係を目で確かめながら理解する助けになります。
練習3
次の文章の構成について、先に結論を示し、その後で例を述べているものとして適切な型を答えましょう。頭括型・尾括型・双括型から選びます。
① 作業の予定は、することの順番がわかるように書くと使いやすくなります。
② たとえば花の種をまく予定なら、「鉢に土を入れる」「種をまく」「水をやる」と、行う順に並べて書きます。
練習4
次の①の問いに答えるように、③の空所を補いましょう。「読み手が」に続けて書き、文末は「ようにする。」とします。
① 掲示の案内文は、どう書けば読み手が行動に移しやすくなるでしょうか。
② 「集まってください」だけでは、時刻と場所がわかりません。「昼休みの初めに図書室の入口へ集まってください」と書けば、いつ、どこへ行くか判断できます。
③ 案内文では、読み手が〔 〕ようにする。
答えと解説
練習1の答えはイです。話題は観察した日と場所の記録であり、中心的な説明は後で比べる手がかりになることです。アは「だけでなく」と反対になり、ウは「違うことがある」という内容を取り違えています。
練習2の答えは、問いが①、例が②・③、まとめが④です。②と③では扱う対象が変わりますが、どちらも図を添えると何が伝わるかを示す例です。④は両方の例を受けて、形の変化と位置の関係を挙げています。②だけを受けたまとめではありません。
練習3の答えは頭括型です。①に「順番がわかるように書くと使いやすい」という考えが先に示され、②がその具体例になっています。最後の文で結論を改めて述べてはいないため、双括型とはしません。この短い文章を、必ず3部分あるはずだと無理に分ける必要もありません。
練習4の解答例は「案内文では、読み手がいつ、どこへ行けばよいかわかるようにする。」です。空所には「いつ、どこへ行けばよいかわかる」が入ります。「集合の時刻と場所を判断できる」でも中心となる内容は同じです。「読み手が楽しくなる」では②の説明との対応がなく、「いつ行けばよいかわかる」だけでは場所の情報が抜けます。
答え合わせでは、正解の言葉だけを覚えるのではなく、どの文から判断したかを指で示して確かめます。記述の表現が解答例と違っても、必要な内容と文どうしの関係が保たれていれば、すぐに誤りとはしません。逆に言葉が似ていても、「だけ」などで意味の範囲を変えていれば直す必要があります。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
段落の要点と役割が読めると、文章全体の要旨をまとめる学習へ進めます。また、理由を説明する問題では理由が詳しく書かれたまとまりへ、具体例の役割を問う問題ではその例が支える考えへ戻れます。段落の番号は、答えの根拠へ戻るための目印になります。
家庭では、次の2つをそれぞれ5分ほどで試せます。一度に長い文章を使わず、すでに読んだ短い文章で、根拠を説明するところまで取り組みます。
- 段落に短い見出しを付けます。初めの2分で読む段落を決めて読み、次の2分で「何について、何を述べているか」を口頭でまとめ、最後の1分で本文と照らします。「道具」だけなら、「道具の何が書かれているかな」と、述べている内容へ目を向けます。
- 初めと終わりを対にします。初めの2分で問いや話題と結論を探し、次の2分でその間の説明を確かめ、最後の1分で「この問いに、この考えで答えている」と話します。対応しないと感じた場合は、無理に結びつけず、結論に当たる部分を探し直します。
個別指導では、意味段落を分けられない場合でも、すぐに全文の構成を教えるのではなく、1文の主語と述語や「このように」が受ける内容まで戻って確かめます。どの大きさのまとまりから読めなくなったのかを見定めることで、必要な読み直しの場所が定まります。
まとめ
長い文章を読む途中で迷ったら、覚えている具体例を順に並べる前に、その例が何の説明だったかを考えてみます。1つの段落を短く言えるようになり、隣の段落とのつながりを説明できれば、文章全体の考えも本文の言葉で確かめられるようになります。
読み終えた後に残したいのは、箱の数や型の名前だけではありません。「なぜここでこの例が出るのか」という問いに、前後を指しながら答えられることです。段落の境目は、行の切れ目だけでなく、考えの進み方を示しています。
段落の役割は、そこに何が書かれているかと、それが前後をどうつなぐかによって決まります。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



