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【高3英文法】否定を図解で総まとめ—部分否定・全体否定・二重否定・準否定語・否定の慣用表現(高校英語・否定・部分否定・全体否定)|武蔵野個別指導塾

not allとnoneの違いを人数の図で比べ、not untilの並べ替えや否定疑問への応答を練習します。2本の英文読解を通じて、否定される範囲を根拠に訳を選ぶ力を養えます。
よくあるのは、夕食を待つ台所で英語の課題を開き、「全員が好きなわけではない」と「誰も好きではない」を同じ意味に訳してしまうという場面です。料理の好みを話す英文にnotとallが見えると、否定の印だけを拾って「全員嫌い」と書きたくなります。ところが、それでは好きな人がいる余地まで消してしまいます。単語の意味を知っていても、否定がどこまで届くかを確かめなければ、書き手の判断を強くしすぎることがあるのです。
否定の読み方では、「何を否定しているか」と「どこまで言い切っているか」を分けると整理できます。全員なのか、いつもなのか、始まる時刻なのかという対象をつかみ、その後で自然な日本語に直します。notがない否定表現や、否定の形から肯定の意味になる表現も同じ手順で読めます。ここでは短い例文からまとまった文章へ進み、答えを選ぶ理由まで自分で説明できる状態を目指します。
この単元で身につけること
- 部分否定と全体否定を区別します。not allは「全員というわけではない」、no oneは「誰もいない」であり、両者が述べる範囲は同じではありません。
- 否定語をまとまりで見つけます。notだけでなく、none、few、little、hardly、seldomにも注目し、数量や頻度を肯定側に読み違えないようにします。
- 否定の慣用表現を動作と結びつけます。not … untilではいつまで動作が起きなかったか、cannot … tooではどの性質を強く勧めているかを確かめます。
- 二重否定を意味の組み合わせから読みます。never fail toでは、失敗する場合がないことから「必ずする」という肯定の内容を取り出します。
- 否定疑問への返答を事実から決めます。日本語の「はい」「いいえ」を先に置かず、肯定文で答えるのか否定文で答えるのかを判断します。
前の単元で学ぶ否定語の倒置は、否定表現が文頭に出たときの語順に関係し、この単元ではその否定表現自体の意味を掘り下げます。読解で目標にするのは、否定語の数を数えることだけではありません。選択肢に「全員」「一度も」「必ず」とあれば、英文の強さと一致するかまで照らし合わせます。
基本の考え方
部分否定は「全部」という判断を否定する
否定文の基本は、be動詞や助動詞の後ろにnotを置き、一般動詞ではdoなどを使う形です。高校の読解では、その形に加えて否定の範囲、つまり打ち消される意味のまとまりを確かめます。
Not all the students like this soup.
訳:その生徒たち全員がこのスープを好きなわけではありません。
allは「全員」を表します。not allでは「全員が好きだ」という判断を否定するので、少なくとも好きではない生徒がいるとわかります。このように「全部」「いつも」などが成立することを打ち消す表現を部分否定といいます。会話では好きな生徒もいることをにおわせやすいのですが、この文だけから好きな人数を確定することはできません。好きな人が0人の場合も、論理上は「全員が好き」の否定に含まれます。
No one in the group likes this sauce.
訳:そのグループには、このソースが好きな人は誰もいません。
こちらは、好きな人が1人もいないことを明示しています。対象全体について例外なく打ち消す表現を全体否定といいます。no oneは人について使い、普通は単数として動詞を続けるので、現在形の肯定の形をしたlikesになります。否定の意味はno oneに含まれており、動詞にnotを足す必要はありません。
None of the four bowls is empty.
訳:その4つの器のうち、空のものは1つもありません。
noneは、前後の内容からわかる人や物について「1人もない」「1つもない」「少しもない」を表します。none ofの後ろにはthe four bowlsのように範囲を示すまとまりを置けます。複数のものを指すnoneには複数形の動詞が続くこともありますが、上の文では1つ1つを見る単数形isを使っています。no oneは人に限られるのに対し、noneは器や材料にも使える点を押さえましょう。
図1のように、「全員」と「誰も」を人数に置き換えると違いが見えます。丸1つを1人とし、緑を好きな人、灰色を好きではない人としています。中央の3人が好きな状態はnot allが当てはまる一例であり、not allが必ず3人を意味するわけではありません。

図1の下段では好きな人が0人なので、no oneが当てはまります。読解では「全員ではない」から勝手に「半分」「ほとんど」と数量を付け加えないことも必要です。書かれていない人数は決めずに残しておきます。
Yuki does not always eat breakfast at home.
訳:ユキはいつも家で朝食を食べるとは限りません。
alwaysは「いつも」です。not alwaysは、家で食べるという習慣に例外があることを表します。家で一度も食べないと言っているわけではありませんが、この1文から家で食べる日の割合までは決まりません。
Tom never eats breakfast on the train.
訳:トムは電車の中では決して朝食を食べません。
neverは「一度もない」「決してない」という頻度の否定です。not alwaysとneverを取り違えると、例外があるという判断を、機会がまったくないという判断に変えてしまいます。また、allを主語にして後ろにnotを置く形は、文脈によって否定の範囲が取りにくいことがあります。自分で書くときは、部分否定ならNot allを文頭に置き、全体否定ならno oneやnoneを選ぶと意図が伝わりやすくなります。
notが見えなくても否定の意味を持つ語
準否定語とは、完全なゼロと言い切らずに「ほとんどない」「めったにない」という否定に近い意味を表す語です。代表的なのがfew、little、hardly、seldomです。notの見落としだけを点検しても、これらを肯定として読めば文意が逆方向にずれます。
Few students brought their own spoons.
訳:自分のスプーンを持ってきた生徒はほとんどいませんでした。
A few students stayed to wash the dishes.
訳:皿を洗うために何人かの生徒が残りました。
fewは数えられる名詞の複数形に付き、少なさを前面に出します。a fewは「少数はいる」と存在を肯定的に述べる表現です。fewも人数が厳密に0人とは限らず、a fewにも決まった人数はありません。aの有無で、書き手が不足に注目するか、存在に注目するかが変わります。
There is little milk left in the fridge.
訳:冷蔵庫には牛乳がほとんど残っていません。
We have a little time before dinner.
訳:夕食まで少し時間があります。
littleはmilkやtimeのように、その意味では数えない名詞に使います。a littleなら少量の存在を認める言い方です。可算名詞とは個数で数える名詞、不可算名詞とはその使い方で個数として数えない名詞を指します。fewとlittleの選択では、量が少ないという意味だけでなく、後ろの名詞の種類も見ます。
Ken can hardly hear the timer.
訳:ケンにはタイマーの音がほとんど聞こえません。
Emma seldom cooks alone.
訳:エマが1人で料理することはめったにありません。
hardlyはこの文では聞こえる程度がほとんどないことを示し、助動詞canの後ろに置かれています。seldomは起きる頻度が低いことを示し、一般動詞cooksの前にあります。hardlyを「一生懸命に」というhardの意味にしないこと、seldomを「ときどき」と軽く読み流さないことが注意点です。
二重否定と慣用表現は途中の意味をたどる
二重否定は、否定の意味を持つ表現が2つ組み合わさることです。標準的な英語では、その組み合わせによって肯定に近い意味を表す場合があります。ただし、否定語が2つならどんな形でも自然な肯定文になる、という作文の規則ではありません。
Yuki never fails to thank the cook.
訳:ユキは必ず料理をした人にお礼を言います。
fail toは「しない」「しそこなう」という意味です。neverがその不実行を打ち消すので、お礼を言わずに終わることがない、つまり必ずお礼を言うと読めます。neverだけを見て「決してお礼を言わない」としないように、fails to thankまでつなげます。
It is not impossible to finish this task today.
訳:この作業を今日終えることは不可能ではありません。
impossibleは「不可能な」という否定の意味を含む形容詞です。not impossibleは可能性を認めますが、「必ず終わる」という成功の保証ではありません。「できる」と強く言い切らず、控えめに可能性を示す場合もあるため、二重否定の訳には語調も残します。
You cannot be too careful when you measure the ingredients.
訳:材料を量るときは、いくら注意してもしすぎることはありません。
cannot … tooは、注意などの望ましい性質について「いくらしてもしすぎることはない」と強く勧める慣用表現です。「注意しすぎる状態にはならない」と考えると、注意を控える指示ではないことがわかります。ただし、cannotとtooが同じ文にあれば常にこの訳になるわけではありません。何について述べ、前後で何を勧めているのかも確認します。
例題で使い方を確かめる
例題1 部分否定になるように空所を埋める
日本語に合うよう、空所にall、noneのどちらかを入れましょう。
Not ( ) the guests wanted tea.
訳:客全員がお茶を欲しがったわけではありません。
- 日本語が「誰も欲しがらなかった」ではなく、「全員というわけではない」と述べている点を確認します。必要なのは部分否定です。
- 「全員」を表すallをnotの直後に置きます。not all the guestsで、客全員がお茶を望んだという判断を打ち消せます。
- noneをそのままthe guestsの前に置く形は使えません。また、none of the guestsなら「客の誰も」という全体否定に変わるため、求められた意味と違います。
答え:all。
ここでの判断材料は、単にnotがあることではなく、日本語が何を否定しているかです。客が5人いたとして、4人がお茶を欲しがった場合にはこの英文が成り立ちますが、5人全員が欲しがった場合には成り立ちません。人数を具体化する操作は、文の意味を確かめるために使い、訳文へ架空の人数を書き足すためには使いません。
例題2 not … untilの語順を組み立てる
次の語をすべて1回ずつ使い、日本語に合う文を作りましょう。文頭を大文字にし、文末にピリオドを付けます。
語群:Ken / did / not / open / the / box / until / seven
訳:ケンは7時になって初めてその箱を開けました。
- 主語Kenと動作open the boxをつなぎ、誰が何をしたかという文の骨組みを決めます。過去の否定にはdid notを使います。
- didの後ろでは動詞を原形にするため、openedではなくopenを置きます。否定されるのは箱を開ける動作です。
- until sevenを後ろに置き、「7時までその動作は起きなかった」という時間の境目を示します。この文では7時に開けたことが伝わるので、「7時になって初めて」と訳せます。
Ken did not open the box until seven.
訳:ケンは7時になって初めてその箱を開けました。
答え:Ken did not open the box until seven.
図2のように、7時より前の「開けない」区間と、7時の「開ける」点を分けると、not untilを「7時まで開け続けた」と読み違えずに済みます。矢印は時間が後へ進む向きを表し、動作がずっと続くことを表すものではありません。

Ken waited in the kitchen until eight.
訳:ケンは8時まで台所で待ちました。
この肯定文では、waitedという継続できる動作が8時まで続きます。一方、例題2ではopenという動作が起きない状態が7時まで続きます。untilだけに日本語を当てはめるのではなく、その手前にある動作と否定をまとめて読むことが必要です。
例題3 never fail toを使って和文英訳する
「エマは必ずレシピを注意深く読みます」を、neverとfailを使って英語にしましょう。レシピはthe recipe、注意深くはcarefullyを使います。
- 主語をEmma、中心となる動詞をfailにします。習慣を述べる現在形で、主語が3人称単数なのでfailsにします。
- failの前にneverを置き、読まずに済ませることが一度もないという意味にします。neverは一般動詞の前に置く形です。
- failの後ろはto read the recipe carefullyとします。fail toの後ろでは動詞の原形を使い、読み方を表すcarefullyを添えます。
Emma never fails to read the recipe carefully.
訳:エマは必ずレシピを注意深く読みます。
答え:Emma never fails to read the recipe carefully.
文を見直すときは、neverの有無だけでなくfailsのsとto readを確かめます。「必ず」という日本語からalwaysを使う道もありますが、ここでは指定された語が作る否定の組み合わせを練習しています。語を1つずつ置き換えるより、never fails toを意味のあるまとまりとして組み立てましょう。
例題4 短い英文から否定の範囲を説明する
次の文章を読み、最後の確認問題の空所にalways、neverのどちらかを入れましょう。本文を先に訳しきるより、人数、頻度、時刻を表す語の横に、それぞれ何を否定しているかを書いてみると読み筋が見えます。
On Saturday, Yuki and Ken prepared dinner for four friends. Not all the friends liked hot food, so Yuki made a mild soup. Ken wanted to add more salt, but there was little salt left in the jar. He did not open a new bag until Yuki tasted the soup. She said that it needed only a little more. Ken usually followed a recipe, but he did not always measure every ingredient. That evening, he measured the salt carefully. No one asked for extra salt, and everyone finished the soup.
訳:土曜日に、ユキとケンは4人の友人のために夕食を準備しました。友人全員が辛い食べ物を好きなわけではなかったので、ユキは辛さの控えめなスープを作りました。ケンはもっと塩を加えたかったのですが、容器には塩がほとんど残っていませんでした。ユキがスープの味見をして初めて、彼は新しい袋を開けました。彼女は、もうほんの少しだけ塩が必要だと言いました。ケンは普段レシピに従っていましたが、いつもすべての材料を量るとは限りませんでした。その晩は塩を注意深く量りました。追加の塩を求める人は誰もおらず、全員がスープを飲み終えました。
確認問題:Ken did not ( ) measure every ingredient.
訳:ケンはいつもすべての材料を量るとは限りませんでした。
- 本文前半のNot allが否定しているのは、友人全員が辛いものを好むという判断だと確認します。友人全員が辛いものを嫌うとは書かれていません。
- 問いに関係する文では、notの後ろにalwaysが続いています。量らないこともあるという例外を示し、量る機会が一度もないとは述べていません。
- That evening以降では実際に塩を量っています。neverにすると単なる語の違いを超えて否定の組み合わせも変わり、元の部分否定を表せません。
答え:always。
little saltとa little moreも読み比べてみましょう。前者は残量の少なさ、後者は追加する少量に注目しています。単語が似ていても同じ塩の状態を言い換えているとは限りません。誰の判断か、残っている量か、これから足す量かを追うと、否定語の学習が文章全体の理解につながります。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 no oneがあるのに動詞も否定する
× No one does not know the answer.
訳:答えを知らない人は誰もいません。
どこが違うか:「誰も答えを知らない」のつもりで書くと、no oneとdoes notの二重否定によって「全員が知っている」という別の内容になります。
○ No one knows the answer.
訳:誰も答えを知りません。
最初の文は、文として絶対に成り立たないという意味での誤りではなく、表したい意味との不一致です。標準的な英文では、no oneにnotを追加して全体否定を強めることはできません。正文ではno oneが否定を担当し、単数の主語に合わせてknowsを置きます。「日本語に『ない』があるからnotを足す」という作り方から離れましょう。
誤り2 fewを量の名詞に付ける
× We have few water left.
意図した訳:私たちには水がほとんど残っていません。
どこが違うか:waterはこの文では数えない名詞なので、数えられる名詞の複数形に付くfewは使えません。
○ We have little water left.
訳:私たちには水がほとんど残っていません。
「ほとんどない」という意味が合っているだけでは十分ではありません。水の入った容器の本数なら数えられますが、この文は水そのものの量を述べています。また、littleをa littleに直すと「少しは残っている」という見方に変わるため、名詞の種類を直す作業と、肯定的に述べる作業を混同しないようにします。
誤り3 否定疑問に日本語の相づちで答える
次は「スープはまだできていない」という事実を伝えたい場面です。質問の否定の形に同意するつもりでも、Yesの後ろに否定文をつなぐことはできません。
Isn’t it ready?
訳:それはまだできていないのですか。
× Yes, it isn’t.
意図した訳:はい、まだできていません。
どこが違うか:この返答では肯定のYesと否定文it isn’tの内容が食い違うので、できていない事実にはNoを使います。
○ No, it isn’t.
訳:まだできていません。
Yes, it is.
訳:もうできています。
否定疑問とは、isn’tやdon’tなどの否定の形で尋ねる疑問文です。相手の予想や驚きがにじむこともありますが、返答は実際の状態から決めます。図3のように、できていれば肯定の文とYes、できていなければ否定の文とNoを組み合わせます。

図3を使うときは、先に左右の状態を選び、その下の英語を読みます。日本語の「はい」に合う英単語を探す順番にすると、同じ間違いに戻りやすくなります。読解で会話文が出てきたときも、YesやNoだけで止めず、後ろの主語と動詞まで読み切りましょう。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
練習1 部分否定の空所補充
日本語に合うよう、空所にalways、neverのどちらかを入れましょう。
This method is not ( ) the best choice.
訳:この方法がいつも最善の選択とは限りません。
練習2 not … untilの並べ替え
次の語をすべて1回ずつ使い、日本語に合う文を作りましょう。文頭を大文字にし、文末にピリオドを付けます。
語群:We / did / not / start / dinner / until / six
訳:私たちは6時になって初めて夕食を始めました。
練習3 cannot … tooの和文英訳
「この問題については、いくら注意してもしすぎることはありません」を、Youを主語にして英語にしましょう。cannot、too、careful、about this problemを使います。「あまり注意できない」という能力の制限にしないように、慣用表現全体の意味から組み立ててください。
練習4 文章中の準否定語を読む
次の文章を読み、後の2つの空所に合う語を語群から選びましょう。
Emma joined a small cooking club last month. At first, she could hardly follow the instructions because everyone spoke quickly. She seldom asked questions during a demonstration, but she always wrote them down. After each lesson, she asked Ken to explain the difficult steps. He never failed to give her a clear example. One day, Emma made bread for the group. Few pieces were left after lunch. She was pleased, but she did not think that every recipe would be easy. She knew that she still had a lot to learn.
訳:エマは先月、小さな料理クラブに入りました。最初は全員が早口で話したため、指示をほとんど理解できませんでした。実演の間に質問することはめったにありませんでしたが、質問はいつも書き留めていました。毎回のレッスンの後、彼女は難しい手順を説明してほしいとケンに頼みました。彼は必ずわかりやすい例を示してくれました。ある日、エマはそのグループのためにパンを作りました。昼食後にはパンがほとんど残っていませんでした。彼女はうれしかったのですが、どのレシピも簡単だとは考えていませんでした。まだ学ぶことがたくさんあるとわかっていたのです。
語群:hardly / seldom / few / little
空所A:実演中に質問する頻度の低さを示す語は( )です。
空所B:昼食後に残ったパンの個数の少なさを示す語は( )です。
答えと解説
練習1の答え:always。not alwaysで「いつもというわけではない」となります。「最善でない場合がある」という意味であり、「どんな場合も最善でない」とは述べていません。
練習2の答え:We did not start dinner until six.
訳:私たちは6時になって初めて夕食を始めました。
did notの後ろはstartの原形です。6時より前は夕食を始めておらず、6時が開始の境目になります。語群を並べた後、until sixだけを切り離さず、not startと合わせて意味を確認します。
練習3の答え:You cannot be too careful about this problem.
訳:この問題については、いくら注意してもしすぎることはありません。
carefulは形容詞なので、その前にbeが必要です。cannotの後ろを原形beにし、程度を表すtooをcarefulの直前に置きます。carefulを動作そのものと誤解してbeを落とさないようにしましょう。
練習4の答え:Aはseldom、Bはfewです。
seldomは質問する頻度、fewはpiecesという数えられるものの個数を表します。hardlyは冒頭で指示を理解できる程度に関係しています。パンそのものをbreadとして量で述べるならlittleも使えますが、本文はpiecesとして切り分けた個数を数えているのでfewです。
さらに文章の流れを確認すると、エマは実演中に質問することが少なくても、レッスン後には質問しています。seldom askedだけから「一度も質問しなかった」とまとめることはできません。また、Few pieces were leftはパンをあまり食べてもらえなかったという意味ではなく、残ったものが少ないという意味です。否定の強さとともに、何が少ないのかまで読み取る必要があります。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の単元で扱う主語と動詞の一致では、no oneのように複数の人を思い浮かべても単数の動詞を続ける主語が役立ちます。また、発言を過去の時点から伝え直す場面では、「いつもではない」という否定の範囲を保ったまま時制を変える必要があります。否定語を拾う読み方を、主語と動詞の組み合わせを確かめる読み方へつなげましょう。
家庭では5分を2つの作業に分けられます。最初の2分は、本文のnot alwaysの例とneverの例を声に出し、それぞれ「例外がある」「一度もない」と日本語で添えます。次の3分は、図3の問いに対して、できている場合とできていない場合を交互に想定し、YesまたはNoの後ろまで省かずに答えます。慣れたらitをthe soupに置き換えて、質問の意味が変わらないことも確かめます。
個別指導で読み違いを確かめるときには、notの位置だけでなく、allが誰を含むか、fewの後ろの名詞を数えられるかという地点まで戻ります。保護者がお子さまの説明を聞く場合は、訳の正誤だけを尋ねるより、「この文から人数は決まるか」と問いかけると、根拠を持って読めているかが見えやすくなります。
まとめ
台所で開いた課題の「全員ではない」を、人数を決めつけずに読めたら、その先の文章でも判断の強さを保てます。料理の好み、残った材料、動作が始まる時刻は違っていても、書き手が否定しているまとまりを確かめる姿勢は共通です。訳が自然に聞こえるかに加えて、元の英文より強く言い切っていないかを最後に点検しましょう。
「全員ではない」を「誰もいない」に変えない、その小さな訳し分けが英文の主張を守ります。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
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