
武蔵野個別指導塾の特徴
模試の勉強計画は成績表を待たずに作るか—解答公開と返却が離れるときの二段階の直し|武蔵野個別指導塾

模試の答案を封筒にしまう前に、解いた順と迷った箇所を書き残す手順を扱います。解答を読める日と成績表が届く日が離れていても、高1が失点を二段階で直せる進め方を、答案に残す印から始めます。
模試の答案を封筒に入れたまま、成績表が届くのを待っていませんか。返却までの日数は模試によって違い、その間に「あの問題で何に迷ったか」という記憶は薄れます。結論から書くと、勉強計画は成績表を待たずに作り始められます。待つ代わりに、試験の直後に解いた順と迷った箇所を紙へ移しておくのです。最初に確かめるのは、いま手元に何があるかです。
| 手元にあるもの | その日のうちにやること |
|---|---|
| 問題用紙と自分の答案 | 解いた順、迷った問題番号、手応えの三つを別の紙へ写す |
| 解答も読める | 答えを伏せて解き直し、失点を三種類に分ける |
| 成績表が届いた | 決めた予定のうち一か所だけを書き換える |
この三つはこの順に来るとは限りません。解答より成績表が先に届くこともあります。だから日付を決め打ちにせず、手元に増えたものに合わせて、その日の作業を選びます。
よくあるのは、成績表が来るまで模試の問題を封筒にしまった高1という場面です。試験が終わった開放感のまま封をして、返ってきた点数だけを見て終わりにする。答案を開けるのは成績表と同時だと思っているので、その間は模試のことを考えません。けれど、点数が伸びなかった理由は、試験場でどこに時間を使い、どこで迷ったかに残っています。封筒を閉じた時点で、その記録は薄れ始めます。
封筒にしまう前に答案へ残す三つの記録
まず、答案をしまわずに、問題用紙の表紙か一枚の白い紙へ三つのことを写します。答案そのものに書き込むと、返却されたときに自分の字が正解の判断を邪魔することがあるので、問題用紙か別紙に書きます。
一つ目は解いた順です。問題番号を、実際に触った順に並べます。大問3を飛ばして大問6へ進み、最後に大問3へ戻ったなら、その順をそのまま書きます。順番を残すと、失点が知識の問題なのか、時間の使い方の問題なのかが見分けやすくなります。
二つ目は迷った箇所です。問題番号の横に小さな印を付け、理由を一語で添えます。「語の意味」「文のつながり」「計算の途中」「時間」のどれかで足ります。ここで答えや解説の内容を書かないでください。答えを書くと、後で解き直すときに自分の考えではなく、書き写した答えを読んでしまいます。
三つ目は手応えです。各問の番号の下に「すぐ」「迷った」「勘」のどれかを書きます。正誤だけでは、当たったのか、わかって当たったのかが分かりません。勘で当たった問題は、次に同じ形で出たら落とす可能性があります。
記録は鉛筆で書きます。解き直しの後で理由の言葉を変えたくなったとき、消して書き足せるからです。問題用紙が手元に残るかどうかは場合によるので、試験が終わった直後の数分で写しておくと確実です。席を立つ前に、表紙へ順番だけでも書いておくのも一つの方法です。
図1のように、この三つは一枚にまとめます。解いた順は表紙の上部、迷った印と手応えは各問題の番号のそば、という置き方にすると、後で一覧へ写すときに見落としません。

三つの記録がそろったら、次の見方をします。迷った印が多く、その多くが不正解なら、原因は知識より手順にあります。逆に、迷いの印が少ないのに失点が多いなら、解く順か時間配分に原因があります。勘で当たった問題が多い場合は、知識の穴が点数に出ていないだけで、次の模試で表に出ます。どれが多かったかを一つ選ぶところまでを、その日に決めます。
解答を読める日の自己確認と、成績表が届いた日の修正
解答を読めるようになった日と、成績表が届いた日は別の作業日です。前者で自分の答案を直し、後者で予定を書き換えます。順番を混ぜると、点数という結果だけで原因を決めてしまいます。
最初の作業は、記録の一覧づくりです。問題番号、解いた順、迷いの理由、手応え、正誤を横に並べた表を一枚作ります。この時点ではまだ解説を読みません。記録だけを写すので、五分もかかりません。
次に、印の付いた問題だけを、答えを伏せて解き直します。解答を紙で覆い、白い紙に解きます。たとえば、迷った印の付いた三問に10分と決めて始めます。時間が来たら手を止め、どこで止まったかを一行で書きます。解き切ることより、止まった場所を残すことが目的です。
この順番を守る理由は二つあります。一つは、解説を先に読むと「わかった」という感覚だけが残り、次に白い紙で解けるかどうかを確かめられないことです。もう一つは、止まった場所が分からないと、知識の不足と手順の不足を分けられないことです。
解き直しが終わったら、失点を三種類に分けます。知らなかった問題、知っていたが解けなかった問題、解けたが間に合わなかった問題です。迷った理由が「語の意味」なら知識、「文のつながり」なら手順、「時間」なら時間配分に置きます。どれにも置けない問題は、無理に決めずに保留の欄へ移します。
保留の欄には、問題番号と「どちらか決められない」とだけ書きます。答えを推測して埋めると、次に同じ問題を見たときに、自分の判断と人の答えの区別がつかなくなります。保留は次の指導の日に回します。
分類ができたら、種類ごとに次の一手を一つだけ決めます。知らなかった問題は、該当する教科書の頁へ戻り、同じ問題を後日もう一度解きます。知っていたが解けなかった問題は、解説の最初の一手だけを写し、答えを閉じてその一手を再現します。時間の問題は、次に解く順を変えるか、見直しを始める位置を決めます。
図2のように、この作業は四つの手順で終わります。印の一覧を作る、答えを伏せて解き直す、失点を三つに分ける、次の一手を一つ決める、の順です。どれかを飛ばすと、次の段階で点数と記録がかみ合わなくなります。

成績表が届いた日は、この分類と成績表の内訳を突き合わせます。大問ごとの失点や観点ごとの評点が、自分の分類と同じ場所を指していれば、決めた一手をそのまま続けます。食い違ったときは、数字ではなく、答えを伏せて解き直したときの止まり方を優先します。成績表はまとめた結果で、止まった場所は自分にしか分からないからです。
予定を書き換えるのは一か所だけにします。三種類のうち、印が最も多かった種類の一手を差し替えます。全部を直すと、次に何を確かめればよいかが分からなくなります。書き換えた日付と、次に同じ問題を解く日を、記録の紙の下に一行で足します。
予定の紙には、日付、問題番号、戻り先、確認する日の四つを横に並べます。一行に一問だけ書き、三行を超えたら、その週はそこまでにします。多くを詰めると、確認する日が来たときに手が回らず、記録だけが残ります。
この段階で、成績表の数字を予定の出発点にしないようにします。数字は前回の結果で、次の一手を選ぶ材料ではありません。材料は、答えを伏せて解いたときに手が止まった場所と、その問題に使った時間です。数字は、その材料が正しい方向を指しているかを確かめるために使います。
記録が残らなかったとき、順番が入れ替わったとき
試験の直後に印を付ける余裕がなかったこともあります。その場合は、当日のうちに白い紙へ思い出せるだけ書きます。触った問題の番号と、手が止まった場所を二つだけでも残せば、最初の一覧の代わりになります。何も残せなかったときは、一覧づくりを飛ばして、成績表の内訳から同じ三種類の分け方へ進みます。
解答が読めないまま成績表が先に届くこともあります。このときは、成績表の大問ごとの内訳だけを使い、正解を推測して書かないでください。解き直しは問題用紙だけで行い、教科書やノートで確かめられる範囲に限ります。解答が読めるようになった日に、解き直しの紙と照らし合わせます。
点数が予想より良かった場合も、そのまま喜んで終わりにしないでください。勘で当たった印が多いなら、実力で取れた分と偶然で取れた分が混ざっています。逆に予想より悪かった場合は、時間切れで白紙になった問題がなかったかを見ます。点数ではなく、印の分布で判断します。
返却が長引くときは、計画に区切りを置きます。解答を読める日までに終える作業と、成績表が届いてから決める作業を、別の紙に分けて書きます。前者には日付を書きますが、後者には書かず、成績表が届いた日に書き足します。届く日を自分で決めないことが、計画を空振りさせないこつです。
図3のように、記録がない場合、順番が入れ替わった場合、点数の印象が違った場合の三つに分けて、それぞれの入口を決めておくと迷いません。どの入口から入っても、最後は答えを伏せて解き直す作業へ戻ります。

できたと判断する条件は、同じ問題を、印を見ずに、答えを伏せて、同じ手順で解けることです。正解したかどうかより、止まらずに最後まで進めたかを見ます。説明を声に出して言えたなら、その問題は次の確認へ進めます。点数が上がる時期は約束できませんが、止まった場所を言える問題は増えていきます。
やり直しの日は、予定を立てた日に決めます。その日が来たら、記録の紙を裏返し、同じ問題を白い紙で解きます。解けなかったときは、分類のどこがずれていたかを一行で書き、次の一手を差し替えます。この往復を三回続けても同じ場所で止まるなら、その問題は一人で抱えずに、次の指導の日に持って行きます。
次の模試が近い場合は、その模試を最初の計画の確認の場にします。前の模試で決めた一手を、次の試験場で試すのです。解く順を変えたなら、変えた順で最後まで進めたかを、試験の直後に同じ紙へ書きます。二回分の記録が並ぶと、自分の癖が一度では見えなかった形で残ります。
確かめの問題:記録カードから直す順を選ぶ
次の記録カードは、ある高1が試験の直後に書いたものです。解答を読める日になって、正誤の欄を足しました。
| 問題 | 解いた順 | 手応え | 結果 | かかった時間 |
|---|---|---|---|---|
| 問2 | 3 | すぐ | ○ | 16分 |
| 問4 | 1 | 迷った | × | 11分 |
| 問7 | 4 | 勘 | ○ | 7分 |
| 問9 | 2 | 迷った | × | 9分 |
| 問12 | 5 | すぐ | × | 5分 |
問い1。この記録から、まず直す種類を一つ選び、理由を一文で書いてください。
問い2。手応えが「勘」で結果が○の問7は、どのように扱いますか。
問い3。問12のように「すぐ」と書いたのに×だった問題は、三種類のどれに入る可能性が高いですか。理由も添えてください。
問い4。かかった時間の合計と、迷った二問に使った時間が全体に占める割合を求めてください。
解答と理由です。問い1は、まず「迷った」の二問を確かめます。すぐ解けた問題は正誤が分かれ、勘の問題は偶然が混ざるのに対し、迷った問題は原因がその問題の中に残っているからです。問い2の問7は、正解でも理解したとは扱わず、答えを伏せて解き直す対象にします。偶然の正解と理解は、白い紙で解き直すまで区別できないからです。問い3の問12は、知識ではなく手順か読み違いの可能性が高いです。すぐ解けたのに×なら、知らなかったのではなく、問いの読み方か答え方のどこかでずれています。
問い4は、16分と11分と7分と9分と5分の合計が48分です。迷った二問は問4の11分と問9の9分で20分、48分のうち約41.7パーセントになります。時間の半分近くを、迷った二問に使っていたことになります。
問い1を外したときは、最初の判断表へ戻り、手元にあるものを確かめ直してください。問い4を外したときは、時間の合計を電卓に任せず、紙に書き出してから足してください。もう一度挑むときは、記録カードを見ずに、同じ分類ができるかで判断します。
自分の記録カードでも同じことをしてみてください。五問分を選び、解いた順と手応えを書き、解答を読める日に正誤を足します。まず直す種類を一つ決めるところまでを、一回の作業にします。
個別指導で見てもらうときに持つもの
持って行くのは、記録の紙、問題用紙、自分の答案、成績表、そして模試の案内が届いたときの紙です。案内には、解答を読める日や返却の時期が書かれていることがあるので、日付を自分で決めずに、その紙を見せます。
聞くことは三つに絞ります。この印の理由を説明できるか、三種類の分け方が合っているか、決めた一手が一週間の中で実行できるかです。講師には、記録、解き直しの紙、成績表の順で見てもらいます。順番を変えると、点数から原因を推測する話になり、止まった場所の確認が抜けます。
最初に聞くのは、記録の印の意味が講師に伝わるかです。伝わらない印は、自分だけに通じる記号になっています。講師が同じ問題を指して「ここで迷ったのですね」と言えたら、その記録は次の確認に使えます。
返却を待つ間にもう始められること
返却を待つ間は、何もしない時間ではありません。答案の記憶が新しいうちに写した解いた順と迷いの印が、成績表の届いた日に、どの予定を残し、どれを捨てるかを決めます。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




