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共通テスト後にやること—私立の一般入試と国公立の二次試験までの日の組み方|武蔵野個別指導塾

月曜の1月18日は、受験票をしまい、自己採点の紙と募集要項を一つの封筒に入れる朝です。国公立の願書は2月3日に締まり、平均点の最終発表はその翌日の予定なので、待たずに私立と二次の答案へ切り替える順番を日付の帯で追えます。
共通テスト後にやることは、月曜の朝なら勉強の前に三つあります。受験票をしまう場所を決めること、自己採点の紙と志望校の募集要項と出願の書類を一つにまとめること、2月から3月の日付を一枚の紙に写すことです。三つが片付いたら、次に来る試験の形へ答案を切り替えます。私立の一般入試が先に来るなら、その大学の過去問の形へ。国公立の二次が中心なら、記述の答案へ戻します。
2027年1月16日・17日の本試験を終えた人の前に並ぶ日付のうち、答案の切り替えを左右するのは次の6つです。
| 2027年の日付 | 決まっていること | 書いてある文書 |
|---|---|---|
| 1月20日(水) | センターが平均点などを中間発表(予定) | 令和9年度 共通テスト受験案内 F |
| 1月25日(月)〜2月3日(水) | 国公立大学が一般選抜の願書を受け付ける | 国立大学協会・公立大学協会 2027年度の実施要領 |
| 2月1日(月)〜3月25日(木) | 各大学が一般選抜の個別テストを置ける期間 | 文部科学省 令和9年度大学入学者選抜実施要項 第4 |
| 2月2日(火)以降 | センターが大学へ共通テストの成績を渡す | 令和9年度 共通テスト実施要項 14 |
| 2月10日(水)まで | 前期日程で2段階選抜をする大学が第1段階の結果を出す期限 | 国立大学協会・公立大学協会 2027年度の実施要領 |
| 2月25日(木)から | 前期日程の個別学力検査が始まる | 同じ実施要領 |
よくあるのは、2日目の夜が明けた1月18日の月曜の朝、机には2日分の問題冊子が重なり、かばんの底では受験票が二つに折れている、という場面です。スマートフォンには友だちの点数の話が流れています。二次の過去問か、私立の過去問か、共通テストの解き直しか。どれにも手が伸びません。予定表の2月の欄は白いままです。手が止まる理由は、やることの多さではありません。日付が一枚に並んでいないことです。
2日目の夜から3月まで、公式の文書が置いている日付
2日目の最後の試験時間は情報Ⅰで、令和9年度の時間割では17時から18時までです。正解と配点は、各日の試験が全部終わったあとに、その日の科目の分がセンターのサイトに出ると令和9年度の受験案内は書いています。自己採点はその夜のうちにできますが、採点そのもののやり方は、特集「入試直前と冬休み」の自己採点の記事に書いてあります。この記事では採点のあとに続く日付を追います。
センターが出す数字の日付は三つあります。平均点などの中間発表が1月20日(水)、得点調整をするかどうかと段階表示の換算表が1月22日(金)、最終発表が2月4日(木)で、三つとも「予定」と添えられています。1月23日(土)・24日(日)は追試験と再試験の日で、対象になった人だけが受けます。国公立の前期・後期・公立中期に使う成績請求情報は、令和9年度の受験案内によれば、大学の出願サイトとの連携が1月22日(金)10時に始まり、2月12日(金)17時に締まります。月曜の朝の時点では、まだその操作はできません。
大学の側の枠は、文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項が決めています。一般選抜で各大学が行う教科・科目の個別テストの試験期日は、2月1日(月)から3月25日(木)までの間です。合格者の決定と発表は3月31日(水)までとされています。私立大学の一般入試の試験日も、この枠のどこかに大学ごとに置かれます。センターから大学へ共通テストの成績が渡り始めるのは2月2日(火)以降だと、共通テストの実施要項にあります。
国公立大学の一般選抜の日程は、国立大学協会と公立大学協会の2027年度の実施要領がそろえています。願書の受付は1月25日(月)に始まり、2月3日(水)に締まります。2段階選抜の第1段階の結果が出る期限は日程ごとに違い、前期日程の分は2月10日(水)、公立大学中期日程の分は2月18日(木)、後期日程の分は2月28日(日)です。前期日程の個別学力検査の初日は2月25日(木)で、中期と後期の試験は3月に入ってから、中期が8日(月)以降、後期が12日(金)以降に始まります。第1段階選抜の仕組みについては、特集「共通テストの細かい疑問」に足切りを扱った1本があります。
受験票についても、受験案内は一文を割いています。各大学の個別テストの当日や入学手続のときに要る場合があるので、共通テストが終わったあとも大切に保管するように、という求めです。もう一つ、令和10年度以降の入試で令和9年度の共通テストの成績を使う大学へ出すときにも、令和9年度の受験票が要ると書かれています。受験票を取得できるマイページの利用期間は、2027年4月30日(金)17時までです。
図1は、1月17日から2月25日までを1日ずつ同じ幅で並べた帯です。

図1のように並べると、国公立の願書を受け付ける10日間の後ろ半分に、個別テストを置ける2月1日が食い込んでいるのが見えます。出願の書類を最後の数日に回すと、私立の試験の前日と重なりうるということです。もう一つ、帯には描いていない日付ですが、平均点の最終発表は願書の受付が締まった翌日の2月4日(木)に予定されています。月曜の1月18日から前期日程の初日の2月25日までは38日。この38日を、どの答案に何日ずつ割り振るかが、共通テスト後の日の組み方の中身です。
自分の2月の並びは、受験票と募集要項と答案の束で決まる
公式の文書が決めるのは枠だけです。その枠の中で、自分の2月に何が何日に来るかは、手元の紙から拾うしかありません。見る物は四つあります。
一つ目は受験票です。令和9年度の受験票には、受験できる教科に丸が付き、地理歴史・公民と理科は登録した科目数が備考欄に出ています。試験を終えた今は、志望校が指定する教科と科目を自分が実際に受けたかを照らし合わせる紙として使います。受けなかった試験時間があるなら、その科目を求める大学での扱いを募集要項で確かめます。
二つ目は志望する国公立大学の募集要項です。文部科学省の実施要項は、大学が2026年12月15日(火)までに募集要項を発表すると定めているので、手元に無ければ月曜のうちに大学のサイトから取ります。読む欄は、個別学力検査の試験の日、教科と科目、試験時間、配点、それに解答の形です。記述で答えるのか、マークで答えるのかで、戻すべき答案の形が変わります。2段階選抜を予告しているか、出願書類に高校が作る書類(調査書など)が入っているかも、この冊子に書かれています。
三つ目は受ける私立大学の募集要項と過去問です。大学ごとに、試験日、合格発表の日、入学手続の締切の三つを書き出します。国公立の前期日程の合格発表は、公立が3月1日(月)から、国立が3月6日(土)からで、どちらも3月10日(水)までです。私立の手続の締切がその前に来るか後に来るかは、三つを書き出すと見えてきます。過去問は、何年分が手元にあり、そのうち何年分を時間どおりに解いたかを数えます。
四つ目は自分の答案の束です。秋から書いた二次の記述の答案を科目ごとに分け、最後に書いた日を表紙に書きます。12月と1月が共通テストの演習で埋まっていた人は、記述の最後の日付が11月で止まっていることがあります。止まっている科目ほど、元の速さに戻すのに日数がかかります。
四つがそろったら、日数を数えます。たとえば、私立の最初の試験が2月1日に来る人なら、1月18日から1月31日までの14日が使えます。そこから、書類の整理と国公立の出願に2日、高校での面談に半日を引くと、私立の過去問に使える日は11日と半日です。最初の私立の試験が遅い人ほどこの日数は伸び、その分だけ国公立の二次の答案に回せる日も増えます。数えた日数は、カレンダーの余白に書いておきます。
月曜の朝から前期の前の週まで、共通テスト後のスケジュールを組む順番
順番は、月曜の午前で終わる片付けから始め、答案の切り替えへ進みます。図2はその流れを一枚にした物です。

図2のように、上の段の5つは試験の形に関係なく全員が通り、分かれ道の「次の試験は」で私立か国公立かを見て、下の段へ進みます。
- 受験票をしまう。受験票の折れを伸ばし、A4のクリアファイルに1枚だけで入れます。ファイルの表に付箋を貼り、「共通テスト受験票・4月より後も保管」と書きます。受験票そのものには何も書き込みません。ファイルは出願の書類を入れる箱の一番手前に立てます。個別テストの当日に共通テストの受験票も持っていくかは、志望校の募集要項か、大学から届く受験の案内で確かめます。保護者の方は、このファイルの置き場所だけをお子さまと一緒に決めておくと、2月の朝に家じゅうを探す時間がなくなります。
- 書類を一つにまとめる。科目ごとの自己採点の紙、2日分の問題冊子、志望校の募集要項の個別学力検査と出願書類のページ、私立の受験校の一覧を、一つの封筒か箱に入れます。共通テストの出願サイトのマイページに入るメールアドレスも紙に書いて入れておきます。パスワードは書きません。1月22日(金)10時に国公立の成績請求情報の連携が始まったとき、この封筒を開けば足りる形にしておくのが目当てです。
- 日付を写す。1枚の紙かカレンダーに、図1の日付と、私立の試験日・合格発表・手続の締切、国公立の個別学力検査の日を写します。色は2つで足ります。私立をオレンジ、国公立を紺にすると、重なる週が目に入ります。
- 高校に聞く。共通テストのあと、高校へ何をどう報告するか、面談で何を見せるかは学校ごとに違います。月曜のうちに担任か進路指導の先生に、報告の方法と期限、調査書などを頼む締め切り、面談の日を聞いてください。持っていく物を、科目ごとの自己採点の紙、志望校の募集要項の写し、3で写したカレンダーの三つにしておくと、話が日付から始まります。出願先をどう決めるかは、先ほど挙げた自己採点の記事の後半が順番を立てています。
- 私立の一般入試へ切り替える。共通テスト後の私立対策は、試験の形を変えるところから始めます。共通テストは解答がマーク方式で、時間割もセンターが決めた一つの形でした。私立の一般入試は、試験時間も大問の数も解答用紙も大学ごとに違うことがあります。その大学の過去問を、その大学の試験時間で、その大学の解答用紙に近い紙で解きます。記述の欄がある大学なら、欄の大きさに合わせて枠を引いた紙を作り、そこに書きます。たとえば最初の試験まで11日と半日ある人なら、前半の6日は1日に1年分を時間どおりに解き、後半は落とした大問だけを集めて解き直します。試験の前々日には、一番新しい年を本番と同じ開始時刻で解きます。2校目からは、前の大学の試験が終わった翌日に同じ組み方をくり返します。
- 国公立の二次の答案へ戻す。共通テスト後の二次対策は、戻す順番を決めてから始めます。最初に、募集要項の配点の欄で、個別学力検査の配点が大きい科目を選びます。その科目の記述を1題、時間を計らずに最後まで書き切ります。マークの演習が続いた後の手は、途中式や根拠を書く前に答えへ飛びがちだからです。書いた答案は高校の先生か塾の講師に見せ、減点されそうな書き方を一つ見つけてもらいます。2題目からは時間を計り、大問1つ、1年分と広げます。私立の試験が挟まる週は、私立の試験の前日だけ私立の形にして、終わった翌日に二次へ戻します。前期日程の試験の前の7日、2月18日(木)から24日(水)までは、志望校の試験と同じ開始時刻に過去問を解きます。
体調などで1月23日・24日の追試験を受ける人は、この順番の月曜を1月25日(月)に読み替えます。この日は国公立の願書の受付が始まる日でもあるので、片付けの三つと高校への連絡を午前にまとめると、出願に使える日が減りません。
試験の翌週に出やすい三つの思い込み
共通テスト後の切り替えで足を止めるのは、気持ちより先に、日付の取り違えです。月曜から次の週にかけて耳にしやすい三つを、公式の文書に照らします。
一つ目は「平均点の最終発表を見てから、国公立の出願先を決める」です。最終発表は2月4日(木)の予定で、国公立の願書の受付は前日の2月3日(水)に締まります。待っていると、出願に間に合いません。願書を出す前にセンターが出す平均点などの数字は、1月20日(水)の中間発表と、1月22日(金)に出る、得点調整をするかどうかの知らせと段階表示の換算表(どちらも予定)までです。出願は、自分の自己採点の点と、この二つの発表を手がかりに決めることになります。
二つ目は「共通テストが終われば、受験票はもう要らない」です。受験案内は、個別テストの当日と入学手続で要る場合があるとして、保管を求めています。浪人して令和10年度以降の入試で令和9年度の成績を使う大学に出すときも、令和9年度の受験票が要ります。過年度の成績を使う出願で受験票が手元に無いときは志望大学に問い合わせるよう受験案内は書いていますが、そうなる前に、月曜にしまった1枚のファイルが効きます。
三つ目は「私立対策は、共通テストの勉強の続きで足りる」です。共通テストの形は全国で一つですが、私立の一般入試の形は大学ごとに違うことがあります。同じ英語でも、試験時間、長文の本数、和訳や英作文の欄があるかどうかで、時間の使い方が変わります。共通テストで点が取れた科目でも、その大学の形で時間内に解き終わるとは限りません。最初の1年分を時間どおりに解くと、その差がはっきり出ます。
図3は、三つを「最終発表を待つ」「受験票は不要」「私立も同じ勉強」と短く書き、実際と並べた表です。

図3の右の列にある「出願は2/3まで」「要る場合がある」「大学の形で解く」は、どれも月曜の封筒とカレンダーで手が打てる物です。思い込みを一つ外すたびに、2月の欄に書ける予定が一つ増えます。
確かめる先と聞き方
2月の日付を一枚にそろえるには、読む文書と聞く相手を分けておくと速く進みます。月曜の封筒に入れる紙も、ここから集まります。
- 令和9年度の受験案内(E と F の節): 国公立の前期・後期・公立中期に使う成績請求情報の連携の期間、平均点と得点調整の発表の日(予定)、受験票を保管するよう求める一文。
- 志望する国公立大学の募集要項: 個別学力検査の日・教科・試験時間・配点・解答の形、2段階選抜の予告の有無、出願書類、入学手続の締切。
- 受ける私立大学の募集要項: 試験日、合格発表の日、入学手続の締切、入学金などを納める期限。
- 志望校の入試の窓口: 個別テストの当日に共通テストの受験票を持参するかどうか。募集要項に書かれていなければ、電話で聞きます。
- 高校の担任・進路指導の先生: 共通テストのあとの報告の方法と期限、面談の日と持っていく物、調査書などを頼む締め切り。
- 大学入試センター(受験案内の裏表紙にある問い合わせ先): マイページや成績請求情報の操作で迷ったとき。
個別指導で確かめること
塾では、志望校の募集要項の個別学力検査の配点の欄と、秋から書いた記述の答案の束を机に並べ、図1の帯のどの週にどの科目の答案を置くかを一緒に決めます。私立の過去問は、解いた日と大問ごとにかかった分数を記録しておき、試験の前々日に解く年度を一つ残しておきます。最初の授業では、受験票と自己採点の紙が出願の書類と同じ封筒に入っているかも確かめます。追試験を受ける人とは、読み替えた月曜の日付から同じ帯を引き直します。
まとめ
共通テストの答案は、日曜の夕方に手を離れました。ここから動かせるのは、2月1日から3月にかけて並ぶ個別テストの答案だけです。受験票をしまい、書類を一つにまとめ、日付を写し、高校に聞いたら、次に来る試験の形で1題目を書きます。月曜の午前に片付けを終えた机には、昼から次の試験の答案用紙が載ります。
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