
武蔵野個別指導塾の特徴
武蔵野市立第二中学校—校風と内申の付け方、定期テストと高校入試への道筋|武蔵野個別指導塾

第二中の定期考査は2026年度は期末の年3回で、中1の最初の通知表は6月の考査1回と提出物で決まります。都立入試で使う中3の評定の数え方と、面談でそのまま聞ける質問も載せています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 武蔵野市桜堤1丁目 |
| 最寄り駅 | JR中央線の武蔵境駅(北口からバスで約5分、停留所から徒歩3〜5分。学校の案内による) |
| 種別 | 武蔵野市立・男女共学 |
| 学級数と生徒数 | 通常の学級13学級・生徒420人(1年5学級141人、2年4学級142人、3年4学級137人。2026年5月1日現在、市の公表) |
| 学期と時程 | 3学期制。1日6校時で、水曜日だけ5校時で14時40分に下校(2026年度の年間行事予定と週時程表) |
| 定期考査 | 2026年度は期末考査が年3回(6月、11月、2月) |
| 確かめた年度 | 学校経営計画と部活動募集要項は2025年度版、年間行事予定と生活のきまりは2026年度版 |
よくあるのは、7月17日の終業式の夜、中1のお子さまが持ち帰った通知表を台所のテーブルで開く場面です。小学校の「よくできる」「できる」の欄とは違い、教科ごとに数字が並び、その横にABCの観点が3つずつ付いています。期末考査では数学が82点だったのに、評定は3。お子さまは「提出物、出したのに」と言い、保護者は何を基準に聞けばよいのか、その夜は言葉が見つかりません。第二中の1学期は、考査が6月の1回しかありません。最初の通知表の重さは、そこから来ています。
学校が掲げる目標と校風
第二中が自分で掲げている言葉は、短く、まっすぐです。学校経営計画(2025年度版)は、目指す学校像を「今日が楽しく、明日が待ち遠しい学校」と書き、その下に教育目標として、進んで学習する人、心身ともに健康な人、夢の実現を目指す人、という3つの人物像を置いています。図1のように、学校像が屋根で、3つの目標が柱という形で読むと、計画全体の組み立てが見えます。

計画の中で目を引くのは、授業についての書き方です。考える時間を確保した授業、ユニバーサルデザインの考え方に基づく授業、そして形成的評価の重視。形成的評価とは、単元の途中で小さく定着を測り、つまずきをその場で拾う評価のことです。計画には、授業の始めに学習目標を板書する、流れを図で示す、前の時間の復習テストを繰り返す、といった具体の手立てまで並んでいます。第二中の授業は、小さな確認を何度も挟む前提で設計されている、と読めます。
生活面では、生徒の活動に手を入れすぎない、試行錯誤の場をもつ、じっくり待つ、という方針が書かれています。その一方で、あいさつや言葉遣い、時刻を守ることなど、細かな点を見逃さず指導を徹底するとも書いています。任せる部分と、細部まで見る部分。この二本立てが、第二中の校風の骨格です。
生活のきまり(2026年度版)は、普段の服装について型を一つに決める書き方ではなく、「学びの場にふさわしい着こなし方」と清潔を心がけるよう求め、アクセサリーや化粧、染髪をしないなどの注意を並べる形です。儀式の日には上着を着た式服を求めています。自転車通学は原則禁止で、欠席や遅刻の連絡は朝8時までに保護者がアプリか電話で入れる決まりです。学習用の端末には、自宅での使用時間を保護者と家庭のルールにして守る、という項目もあります。
部活動は、2025年度の募集要項にサッカー、野球、陸上、女子硬式テニス、卓球、バレーボール、バスケットボール、吹奏楽、ギター、創作、美術が載っています。多くの部が平日3〜4日の活動と、土日の練習や試合を書き、入部の心構えとして、練習を休まない、二中のルールを守る、あいさつや出欠の連絡、提出物まで挙げる部もあります。部活の条件の中に提出物が出てくる学校だ、ということは、内申を考える上でも覚えておいて損はありません。
行事は、6月6日の運動会、5月の3年生の修学旅行、9月末から10月初めの1年生のセカンドスクール、10月20日の音楽祭、11月末の2年生の職場体験と続きます。学校公開は4月、10月末、1月の3回が予定されています。
内申(評定)の付け方
まず、どの中学校にも共通する国と東京都の仕組みからです。各教科の成績は、知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度、という3つの観点でそれぞれA・B・Cを付け、その組み合わせを総括して1から5の評定にします。ここだけは押さえてください。評定は定期考査の点数を5段階に割り振った数字ではありません。3つの観点のうち、定期考査が主に映すのは知識・技能と思考・判断・表現の一部で、提出物、ノート、レポート、実技、授業中の発言や振り返りの記述は、観点ごとの材料として別に集められます。
たとえば理科で、考査の知識の問題はよく取れているのに、実験レポートの考察が毎回1行で終わっている生徒は、思考・判断・表現でBやCが付きやすくなります。主体的に学習に取り組む態度は、手を挙げた回数ではなく、学び方を自分で調整しようとしているかを見る観点だと国は説明しています。振り返りシートに「難しかった」とだけ書くのと、「比例の式を立てる所でつまずいたので、次は表を先に作る」と書くのとでは、同じ提出でも材料としての重さが違います。
ここから第二中の公表分です。学校経営計画は、小中9年間を見通した指導計画と評価基準に基づく授業を行い、形成的評価を重視して単元ごとの定着度を測る方法を工夫すると書いています。単元の途中の小テストや振り返りが、評価の材料として積まれていく前提だということです。一方で、教科ごとの評価規準や、各観点に何をどの割合で入れるかを示した資料は、学校のサイトには見当たりません。年間指導計画の頁はありますが、2026年11月8日に見た時点では、ファイルが掲げられていませんでした。
学校自身のアンケートにも手がかりがあります。2026年3月に載った学校評価の集計では、各教科の評価・評定について先生からわかりやすく説明を受けているか、という問いに、保護者の16.0パーセントが否定的に答えています。授業がわかりやすいかという問いへの保護者の否定は7.0パーセントで、評定の説明への否定はその倍を超えています。
塾の代表は、動画の資料で、第二中の評定は基準が外から見えにくく、定期考査の点と評定が噛み合わないと感じる声がある、と指摘しています。この記事では学校ごとの評定の数字を出しませんが、公表されている材料が少ないこと自体は、保護者が自分で確かめに行く理由になります。聞くべきは、点数と評定の差の理由を、観点のどこで説明できるかです。
市全体の数字の読み方も添えます。東京都教育委員会が2026年3月に公表した中学校ごとの評定の割合は、学校名を伏せ、番号も順不同で並べた資料です。そこから計算すると、武蔵野市の市立6校の、学校ごとの評定の平均の中央値は3.25で、都全体576校の中央値3.2648をわずかに下回ります。ただ、評定の平均は生徒の学力でも上下するので、この差だけで評価の厳しさを言い切ることはできません。どの学校の平均がいくつかも、この資料からは決められません。わかるのは、武蔵野市の中で評定を取ることが、都の真ん中より楽だとは言えない、という所までです。
定期テストと1年の流れ
2026年度の年間行事予定(7月1日改訂版)を見ると、第二中の定期考査は期末考査だけで、年3回です。図2のように、1回目が6月24日から26日、2回目が11月12日、13日、16日、3回目が2月22日、24日、25日に置かれ、どれも3日間に分けて行われます。それぞれ約1週間前に考査1週間前の日が書き込まれています。

中間考査がない分、1回の考査が受け持つ範囲は広くなります。1学期は4月の授業開始から6月半ばまで、2学期は8月27日の始業式から11月初めまで、ほぼ2か月半分の内容がまとめて出ます。さらに6月の考査の約2週間半前に運動会、11月の考査の3週間前に音楽祭があり、行事の練習と考査の準備が重なる時期があります。範囲表が配られてから始めるのでは、ワークを1周するので手一杯になります。考査の3週間前には、提出するワークの1周目を終えている、という逆算が現実的です。
3年生にはこれとは別に、5月の確認テスト、8月末と10月初めの実力テスト、9月の確認テストが予定されています。2年生も9月に確認テストがあります。全国学力調査は4月、ESAT-Jは3年生が11月22日に受け、1・2年生は2月5日に予定されています。
面談は、7月21日から27日と、12月1日から8日の2回の三者面談、そして3年生には10月末の進路面談があります。12月の三者面談は、11月の期末考査が終わり、2学期の評定がほぼ見えた後の時期です。都立高校の推薦の出願は1月8日に始まるので、この面談が受験校を決める場になります。
高校入試へのつなぎ方
都立高校の一般入試で使う調査書は、令和9年度の実施要綱では、中学3年生の12月31日時点の評定を記載し、評価に当たっては3年生の1学期と2学期の成績を十分参考にすると定めています。第二中の日程に重ねると、3年生の6月の期末考査と11月の期末考査、その間の提出物と授業での学びが、調査書の評定のほぼすべてを決めることになります。1年生と2年生の評定は、都立の一般入試の調査書点には入りません。
調査書点の計算は図3のとおりです。学力検査を行う5教科は評定をそのまま、行わない4教科は評定を2倍にして足します。5教科で25、4教科で40、合わせて65が満点です。学力検査と調査書点の比率が7対3の学校では、これを300点に換算し、学力検査の700点と合わせて1000点。そこにESAT-Jの結果を点数化した20点が加わり、総合得点は1020点満点になります。

4教科が2倍になる、という所が実務で効きます。音楽、美術、保健体育、技術・家庭は、評定が1つ上がるだけで素点で2点動きます。5教科の評定を1つ上げるより、実技教科の提出物と授業の取り組みを整える方が早く届く生徒もいます。第二中は部活動の条件にまで提出物を書く学校です。提出の習慣は、ここでもそのまま点になります。
推薦入試は事情が違い、都立高校ごとに、評定を使うか、観点別の評価を使うかを決めています。観点別を使う学校は、特定の観点の配点を高くすることもあります。志望校が観点別で見る学校なら、3年生のA・B・Cの並びがそのまま意味を持ちます。
1年生や2年生の評定が無駄になるわけではありません。私立高校の推薦や併願優遇で、どの学年のどの時点の評定を見るかは、高校ごとの募集要項で決まります。志望校が決まったら、要項のその一行を先に確かめてください。そして何より、中1と中2の評定は、その教科のどの観点でつまずいているかの記録です。3年生の6月になってから直そうとしても、考査は年3回なので、評定を動かせる機会は2回しか残っていません。
保護者が学校で確かめること
三者面談や学校公開の日に、そのまま聞ける形で並べます。
- この教科の3つの観点は、それぞれ何を材料に付けていますか。考査、提出物、小テスト、振り返りの比重を教えてください。
- 考査で80点台だったのに評定が3でした。観点のどこがBまたはCだったのか、具体的な場面で教えてください。
- 提出物は、期限、内容、やり直しのどれが評価に入りますか。遅れて出した場合はどう扱われますか。
- 単元ごとの小テストや振り返りは、どの観点の材料になりますか。点数は返却されますか。
- 主体的に学習に取り組む態度は、授業のどんな姿を見ていますか。家でできることはありますか。
- 年間指導計画や評価規準を、保護者が見られる形で示してもらうことはできますか。
- 3年生の評定は、1学期の成績をどのくらい含みますか。12月の三者面談の時点で、調査書の評定はどこまで決まっていますか。
聞いた答えは、日付と教科と答えた先生の名前を添えて、家に一枚の紙で残してください。次の学期の通知表を開いたとき、比べる物差しになります。
個別指導で確かめること
考査の答案と返却された提出物を並べ、点を落とした問題が知識の抜けか、式の立て方か、説明の書き方かを、1問ずつ分けます。つまずきが前の学年や小学校の単元にあるなら、そこまで戻って解き直し、範囲の広い第二中の期末考査に向けて、ワークの1周目を終える日を先に決めます。
まとめ
第二中の評定は、年に3回しかない期末考査と、その間に積もる提出物と振り返りで決まります。中3の11月の考査が終わったとき、調査書の数字はほぼ固まっています。最初の通知表を開いた夜に、観点のどこが足りなかったのかを学校に聞けた家庭は、残りの8回の考査を同じ問いで迎えられます。
次の定期テストまでに、どの答案のどこを直せば点が戻るかを一緒に決めたいときは、武蔵境の定期テスト対策(完全1対1の個別指導)へ。
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