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武蔵野個別指導塾の特徴

武蔵野市立第一中学校—校風と内申の付け方、定期テストと高校入試への道筋|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
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第一中は3つの観点を同じ重みで評価すると公表しています。3年の評定は1学期と2学期の合算です。考査の時期と、三者面談の前に学校で聞く質問まで、ここで押さえてください。

項目 内容
所在地 武蔵野市中町3丁目
最寄り駅 JR中央線の三鷹駅(北口側の中町にあります)
区分 武蔵野市立・男女共学
生徒数と学級数 360人・11学級(1年132人4学級、2年126人4学級、3年102人3学級)
併設 難聴通級学級(学校の呼び名はエコールーム)
創立 1947年(昭和22年)。学校は市内で一番古い中学校と紹介しています
確かめた年度 生徒数は2026年5月1日現在の市の公表、評価の方法は2026年度、学校経営計画は2025年度

よくあるのは、入学説明会の帰りの坂道で、お子さまが配られた冊子をかばんにしまいながら「先言後礼ってなに」と聞いてくる場面です。保護者のほうは、説明の途中で出てきた「評価・評定の方法は学期ごとに公表しています」という一言が気になっています。体育館では聞き流した言葉が、帰り道になって急に重みを持ちはじめます。この記事は、その二つの疑問に、学校が自分で出している資料から答えます。

学校が掲げる目標と校風

第一中の教育目標は三つです。「正しく判断し、進んで実行できる人間になろう」、思いやりのある心豊かな人間になろう、心身ともに健康で明朗な人間になろう。2025年度の学校経営計画は、この目標の下に四つの基本方針を置いています。確かな学力の向上と個性の伸長、人権尊重と心の教育、健全な心身の育成、保護者や地域から信頼される学校づくりです。

目標の言葉より、毎日の決まりのほうが学校の顔をはっきり見せます。2024年度の「学校生活の概要」という生徒向けの冊子には、学校生活の基本として、5分前行動、公共物を大切にすること、あいさつは「先言後礼」、授業に集中すること、仲間を大切にすることなどが並んでいます。先言後礼は、先に言葉であいさつをしてから礼をする、という作法です。冊子には生徒会のスローガンとして「自由と規律」「まじめはかっこいい」も載っています。自由と規律を並べて掲げる学校は、自由を規律の上に立たせる、と読むのが素直です。

冊子は授業の時間の重さを数字で生徒に見せています。1年の数学は年間140コマあり、1コマで3分ずつ失えば合計で420分、つまり7時間になる、という計算です。中学生に向けて損失を時間で示すやり方は、精神論より具体で語る学校だということを示しています。定期考査の1週間前は朝学習をしてもよい、という決まりも同じ冊子にあります。

伝統として冊子が挙げるのは、しっかりとあいさつができること、そして上級生の行動を見習って下級生が育つことです。体育祭や合唱コンクール、委員会や部活動で、上の学年が下の学年を引っぱる形をとっています。

2025年度の学校経営計画の重点には、一中フェスタや防災訓練、職場体験を続けて地域とのつながりを強くすること、総合的な学習の時間と武蔵野市民科の関係をはっきりさせること、そして「失敗を恐れない気持ち」をもたせることが書かれています。授業については、ICT機器を使ったわかりやすい授業づくりと、生徒への授業理解度調査を分析して授業を直すことを掲げています。部活動は市の方針に沿い、年間の活動計画を公表して休養日と活動時間を決め、運動と食事と睡眠の釣り合いをとる、としています。

学校のサイトの同窓会の頁では、新しい校舎での生活が始まったこと、2027年に開校80周年を迎えることが告げられています。古い学校が新しい建物に入ったところです。伝統の言葉と新しい器が同じ時期に重なっている、というのが今の第一中です。

内申(評定)の付け方

第一中は、各教科の評価と評定の方法を、学期ごと、学年ごとに学校のサイトで公表しています。2026年度は1学期と2学期の分がそれぞれ1年から3年まで出ています。これは保護者にとって大きな手がかりです。中身を順に見ます。

図1のように、評価の土台は三つの観点です。知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度。第一中の資料は、この三つの観点を「同等の重みづけ」で評価する、と明記しています。どれか一つが飛び抜けて重い、という扱いではありません。テストの点だけが良くても、残りの二つの観点が伸びなければ評定は上がりにくい、という意味になります。

図1 三つの観点を同じ重みでA・B・Cにし、そこから評定5〜1を出す流れ

観点ごとの評価は、十分満足できるをA、おおむね満足できるをB、努力を要するをCとして記入します。評定はこの三つを総合した5段階です。資料には、Aには評定の5と4の要素が含まれ、Cには2と1の要素が含まれる、と説明があります。そのうえで、観点がAAAなら評定が4または5になることがあり、CCCなら1か2になることがある、と書いています。「AAAなら必ず5」とは書いていません。AAAの中にも4と5の区別がある、ということです。

資料はさらに、教科ごとに、学習内容、主たる評価規準、評価方法、その方法がどの観点に当たるかを表にしています。評価方法の例として挙がっているのは、定期テスト、小テスト、レポート、ノート点検、実技テストなどです。教科の表を見ると、提出物の扱いが具体的にわかります。たとえば2026年度1学期の1年数学では、定期考査のほかに、ワークやプリントなどの提出物、テスト直しのプリント、計算などの確認テスト、単元の振り返りが評価方法として並び、それぞれに対応する観点の印が付いています。同じ学期の1年理科では、ノートやファイル、ワークの提出、課題の提出が並びます。定期考査の答案だけでなく、考査の後に出すテスト直しまで評価の材料になっている教科がある、という事実は覚えておいてください。

ここで、学校の公表と、国と東京都の一般の仕組みを分けておきます。三つの観点で評価し、それを5段階の評定にまとめるのは、学習指導要領に沿った全国共通の仕組みです。第一中に固有なのは、三つの観点を同じ重みで扱うと明言していること、そして教科ごとに評価方法と観点の対応表を学期ごとに出していることです。逆に、定期考査が何割で提出物が何割か、という割合は資料に書かれていません。割合は教科の先生に聞く項目です。

3年生には特別な一文があります。第3学年は1学期と2学期を合算して観点別の評価と評定を出す、という記述です。高校入試に使う評定は3年の2学期末の時点のものなので、3年生は1学期の結果も2学期の評定に入ってくると考えてください。

武蔵野市全体の数字も一つだけ見ておきます。東京都教育委員会が2026年3月に公表した中学校ごとの評定の資料をもとにすると、武蔵野市立の6校それぞれの評定の平均を並べたときの真ん中の値は3.25で、都全体576校の真ん中の値は3.2648です。この資料は学校名を伏せているので、第一中の値はわかりません。また評定の平均は生徒の学力でも上下するので、低いから厳しい、高いから甘い、とは言い切れません。ただ、当塾は武蔵野市立中学の内申は他の地域より取りにくいと見ています。提出物の質や期限、授業中の姿勢といった細かな点まで評価に響くからです。第一中が公表している評価方法の表は、その細かな点がどの観点に結びつくのかを読み解く地図になります。

定期テストと1年の流れ

2026年度の第一中の行事予定(学校のサイトの月ごとの予定表)を並べたのが図2です。考査は年に4回あります。

図2 2026年度の第一中の考査と主な行事を4月から3月まで並べた年表

図2のように、1学期は中間考査がなく、6月24日から26日の期末考査の1回です。そのすぐ前、6月6日が体育祭で、3年生は5月16日から18日に修学旅行に出ます。5月から6月初めは体育祭の練習と修学旅行の臨時時間割が続き、それが終わると2週間あまりで期末考査が来ます。行事の熱が冷めないうちに範囲表が配られる、という並びです。1学期の評定はこの1回の考査と、それまでの提出物や授業の記録で決まります。

2学期は考査が2回です。10月1日と2日に中間考査、11月10日から12日に期末考査があります。その間に、1年生のセカンドスクール(9月14日から18日)、2年生の職場体験(9月15日から17日)、そして10月17日の合唱コンクールが入ります。9月は学年ごとに校外の学習が続き、戻ってすぐ中間考査、続けて合唱の練習、という流れです。3年生はこの時期に進路説明会と進路面談が入り、11月22日には英語のスピーキングテストがあります。

3学期は2月下旬に学年末考査です。夏休みの前、7月22日から30日には三者面談の期間が組まれています。

考査が少ない学期ほど、1回の重みが増します。第一中の1学期は考査が1回なので、6月の期末で崩れると取り返す場がありません。逆に2学期は2回あるので、10月の中間で見つかった穴を11月までに埋める時間があります。4回の考査を同じ調子で迎えるのではなく、学期ごとに考査の数で準備の濃さを変えてください。

高校入試へのつなぎ方

第一中から都立高校の一般入試を受ける場合、内申は「調査書点」として点数になります。2026年9月に東京都教育委員会が公表した令和9年度の入学者選抜実施要綱の決まりを、図3にまとめました。

図3 評定を調査書点に換算し、学力検査とスピーキングテストを合わせて1020点にする仕組み

図3のように、学力検査を行う5教科(国語、数学、英語、理科、社会)は評定をそのまま1倍、学力検査のない4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)は評定を2倍にして足します。9教科すべてが5なら、5教科で25点、4教科で40点、合わせて65点です。これを多くの学校では300点に換算し、学力検査の700点と合わせて1000点、さらに英語のスピーキングテストの結果を20点満点で加えて1020点で合否を決めます。学力検査と調査書点の比は全日制で原則7対3です。7対3と10対0の両方で計算して高いほうを使う学校もあり、令和9年度はその方式が新たに2校の普通科で加わります。

実技4教科が2倍になるので、音楽や美術や保健体育で4を5にする1点は、5教科の1点の2倍の重さを持ちます。第一中の評価の表で実技教科を見ると、ワークシートやアイデアノート、振り返りカードなどの提出物が評価方法に並んでいます。2倍される教科こそ、提出物で落とさないことが効いてきます。

どの学年の評定が使われるかも大事です。都の要綱では、中学校は2026年12月31日時点の3年生について、3年の1学期と2学期の成績を十分参考にした評定を成績一覧表に書きます。1年と2年の評定は都立の一般入試の調査書点には入りません。第一中の資料が3年は1学期と2学期を合算すると書いているのと、ちょうど噛み合っています。

推薦入試は日程も扱いも別です。令和9年度は1月26日と27日に検査があり、調査書は9教科の評定か、観点別の評価(全27観点)のどちらかを各高校が選んで点数にします。観点別を使う高校は、特定の観点の配点を高くするなど、学校ごとの特色に合わせて点数にします。一般入試の学力検査は2月21日です。1年と2年の評定は都立の入試の点にならなくても、そこで残した穴は3年の単元の土台を削ります。だから1年生のうちは評定を捨ててよい、という話にはなりません。

保護者が学校で確かめること

三者面談や保護者会で、そのまま聞ける形にしておきます。

質問は紙に書いて持っていき、答えを聞きながら書き込んでください。先生ごとに答えが違うこともあります。違ったら、それも記録しておけば次の学期の作戦になります。

個別指導で確かめること

考査の答案だけでなく、学校から返ってきたテスト直しのプリントとワークを一緒に広げます。どの単元のどの問いで止まっているかを見て、必要なら1学年前の単元まで戻って確かめます。提出物の期限は学校の予定表に合わせて逆算し、出す前に中身を一度通しで点検します。

まとめ

第一中の評価は、三つの観点を同じ重みで見ると学校自身が書いています。6月の期末1回にかかる1学期と、考査が2回ある2学期で準備の濃さを変え、テスト直しとワークを答案と同じ真剣さで仕上げた生徒が、「まじめはかっこいい」というスローガンを評定の数字で証明することになります。

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