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【高1英文法】動名詞を図解で総まとめ—意味上の主語・完了動名詞・不定詞との意味の違い(動名詞・意味上の主語・完了動名詞・不定詞・違い)|武蔵野個別指導塾

動名詞のまとまりと時間の前後関係を3枚の図で整理し、並べ替えや空所補充、短い英文読解を通してrememberとstopの意味の違いを確かめましょう。
よくあるのは、図書館の机で英文を読んでいて、rememberの後ろのreadingを「読んでいる」と訳したために、いつの出来事なのかわからなくなる場面です。隣の行にはto readもあり、どちらも「読むこと」と置き換えると、2つの文の違いが消えてしまいます。形の見分けはできても、話の順番をつかめないと、読解問題で人物の行動を取り違えます。
動名詞は、動詞に-ingを付けて「〜すること」という名詞の働きをさせる形です。不定詞にも名詞の働きがありますが、どの動詞の後ろに置くかによって、選べる形や伝える意味が変わります。そこで、末尾の-ingだけを見るのではなく、「何をひとまとまりにするか」「誰がその動作をするか」「いつの動作か」を順に確かめます。
この3点を押さえると、人が手伝ってくれることへの気持ちや、前に終えたことへの思いを表せます。さらに「読むのをやめた」と「読むために立ち止まった」を区別して、短い物語の流れも正確に追えるようになります。
この単元で身につけること
- 動名詞のまとまりの範囲を見つけます。readingだけで区切らず、後ろの目的語まで含めて、文の中で何の役割を果たすかを見ます。
- 意味上の主語を読み取ります。これは動名詞が表す動作をする人や物のことで、文全体の主語とは別になる場合があります。
- having doneの時間関係を説明します。完了動名詞という形を使うと、文の中心になる動詞より前の出来事であることをはっきり示せます。
- rememberとstopの後ろの形を選びます。覚えている内容なのか、忘れずに実行する内容なのか、やめる行動なのか、止まる目的なのかを区別します。
- 前置詞や慣用表現と動名詞の組み合わせを使います。1語ずつ訳すと意味がつながらない表現は、まとまりで読んでから文全体に戻します。
前の不定詞の学習で扱うto + 動詞の原形と比べると、同じ名詞の位置に入る場合でも、形を自由に交換できるわけではないことが見えてきます。初めは和訳を選ぶだけでも構いませんが、最後には「この語があるから、この形になる」と英文を根拠に説明できる状態を目指します。
基本の考え方
名詞として働く範囲をつかむ
動名詞は、主語、目的語、補語になるほか、前置詞の目的語にもなります。目的語は動詞や前置詞が向かう対象を表す語句、補語は主語などの内容を説明する語句です。まず、動名詞を含むまとまりを角括弧で囲むつもりで読みましょう。
Reading books helps me relax.
日本語訳:本を読むことは、私がくつろぐ助けになります。
主語はReading booksというまとまりです。booksが複数形でも、主語全体は「本を読むこと」という1つの活動なので、現在形の動詞はhelpsになります。動詞の直前の名詞だけで単数・複数を決めず、主語の中心が何かを確かめます。
I enjoy reading books.
日本語訳:私は本を読むことを楽しんでいます。
この文ではenjoyの目的語がreading booksです。動名詞は名詞の働きをしながら、もとの動詞readと同じようにbooksを目的語として後ろに取れます。図1のように、文全体ではI、enjoy、reading booksという3つのまとまりになり、最後のまとまりの内側に「読む」と「本を」の関係があります。

図1の緑の箱を1つの名詞のかたまりとして読めれば、booksだけをenjoyの目的語にする読み違いを防げます。enjoyは「何を楽しむか」を求め、その答えが「本を読むこと」になっています。
My hobby is taking pictures.
日本語訳:私の趣味は写真を撮ることです。
taking picturesは主語のMy hobbyの内容を説明する補語です。isが前にあっても、この文は「趣味が今、写真を撮っている」という進行形ではありません。進行形なら主語自身が動作をしている関係になりますが、ここでは趣味の内容と写真を撮ることが結びついています。
Yuki is good at drawing animals.
日本語訳:ユキは動物の絵を描くのが得意です。
atは前置詞なので、その後ろに動詞を置くときはdrawingのように動名詞にします。drawing animals全体で「動物の絵を描くこと」です。atだけでなく、of、for、withoutなどの後ろでも、動作を名詞のまとまりとして扱う場面があります。
形だけで判断するのが危ないのは、-ingがほかの働きもするからです。現在分詞という、進行形の一部になったり名詞を説明したりする形もあります。動名詞かどうかは「〜している」と訳せそうかではなく、文の主語や目的語などの場所に、活動そのものが入っているかで確かめます。
動作をする人と、動作の時点を分ける
I appreciate his helping me.
日本語訳:私は彼が私を手伝ってくれることに感謝しています。
文全体の主語Iは、感謝する人です。一方、helpingという動作をする人はhisが示す「彼」です。このhisを動名詞の意味上の主語と呼びます。his helping me全体を「彼が私を手伝ってくれること」と読み、hisだけを「彼の」と訳して止まらないようにします。appreciateは、行為のありがたさを認めて感謝する意味の動詞です。
所有格とはhis、my、yourなどの「誰の」を示す形です。動名詞の意味上の主語にはこの所有格を使えますが、目的語の位置などではhim、meなどの目的格を使う言い方もあり、会話ではよく見られます。学校の並べ替えでhisが与えられたときは、勝手にhimへ直さず、そのまま動名詞につなぎましょう。
Do you mind my opening the window?
日本語訳:私が窓を開けても構いませんか。
開ける人はmyが示す私で、相手にその行為を嫌だと思うか尋ねています。mindは「嫌だと思う、気にする」という意味です。許可するときのNoは「嫌ではない」という向きになるので、日本語の「はい、どうぞ」と機械的に対応させないようにします。
Emma is happy about having finished her homework.
日本語訳:エマは宿題を終えたことを喜んでいます。
having finishedはhaving + 過去分詞の形で、完了動名詞と呼びます。宿題を終えたのが先で、それを喜んでいるのが今です。過去分詞は完了形や受動態でも使う形で、finishではfinished、makeではmadeになります。havingの後ろを動詞の原形にしないことが形の要点です。
ただし、動名詞の-ingそのものに「現在」という時制があるわけではありません。普通の動名詞でも、前後の語から過去の動作を表す場合があります。having doneは「必ず大昔のこと」という意味でもなく、基準になる動詞より前であることを明示する形です。基準の動詞が過去形なら、その過去の時点よりさらに前という関係になります。
動名詞を否定するときは、まとまりの前にnotを置きます。「〜しないこと」を1つの内容として作り、その外側の動詞と区別して読みます。
Ken apologized for not calling me.
日本語訳:ケンは私に電話しなかったことを謝りました。
謝らなかったのではなく、電話をしなかったことを謝っています。否定がどこにかかるかは意味を大きく変えるので、notからcallingまでを一緒に見ることが必要です。
後ろの形を決める語と慣用表現
enjoy、finish、mindなどの後ろでは、動作を目的語にするときに動名詞を使います。一方、wantやdecideなどの後ろではto不定詞を使います。likeなどのように両方を使える動詞もあるため、「動名詞は全部過去、不定詞は全部未来」という決め方はできません。まず、その動詞がどの形を取るかを確認します。
We finished cleaning the room before lunch.
日本語訳:私たちは昼食前に部屋の掃除を終えました。
finishの後ろはcleaningです。finishedが文全体の過去を示し、cleaningは「掃除すること」という活動を示しています。過去の話だからcleaningをhaving cleanedにしなければならない、ということではありません。
I cannot help smiling when I see this photo.
日本語訳:私はこの写真を見ると、思わずほほえんでしまいます。
cannot help doingは「〜せずにはいられない」という慣用表現です。ここでのhelpを「手伝う」と訳すとつながらないので、cannot help smilingまでをまとめて読みます。「笑えない」ではなく、笑うのを抑えられないという意味です。
This book is worth reading again.
日本語訳:この本はもう一度読む価値があります。
be worth doingは「〜する価値がある」です。読む人は文中に書かれておらず、主語の本は読まれる対象です。readingという形を見て「本が読む」と結びつけず、表現全体の関係をつかみます。
We are looking forward to seeing you.
日本語訳:私たちはあなたに会うのを楽しみにしています。
look forward toのtoは前置詞なので、後ろはseeingです。toがあれば必ず原形が続くと考えると、このような表現で止まります。「楽しみにしている対象」として動作を名詞にする、と理解したうえで語句全体を覚えましょう。
例題で使い方を確かめる
例題1 語順を組み立てる
「私たちは夕食後にトランプをすることを楽しみました。」となるように、次の語句を並べ替えましょう。文頭は大文字にし、末尾にピリオドを付けます。
語句:after dinner / cards / enjoyed / we / playing
- 「私たちは」が主語なので、Weを先頭に置きます。「楽しみました」に当たるenjoyedを続けて、文の骨組みを作ります。
- 「何を楽しんだか」は「トランプをすること」です。enjoyの目的語には動名詞を使うので、playingを置き、その目的語cardsを続けます。
- after dinnerはいつ楽しんだかを示す語句です。今回は文末に置き、playing cardsというまとまりを途中で分けないようにします。
過去を表しているのはenjoyedです。playingにさらに過去の語尾を付ける必要はありません。使った語句を消していき、cardsの前に不要なtheなどを足していないかも見直しましょう。after dinnerを文頭に置く語順も可能ですが、ここでは基本の並びを確かめます。
答え:We enjoyed playing cards after dinner.
例題2 意味上の主語を補う
「私は彼がここに滞在することを気にしません。」という意味にするため、空所にhe、hisのどちらを入れるか選びましょう。
I do not mind ( ) staying here.
日本語訳:私は彼がここに滞在することを気にしません。
- 文全体の主語Iと動詞の部分do not mindを確認します。気にしない人は私です。
- staying hereという動名詞のまとまりを見つけます。滞在する人は日本語では「彼」なので、その人をstayingの前に示します。
- 選択肢のうち、動名詞の意味上の主語に使える所有格はhisです。heは主格で、ここにそのまま置く形にはしません。
実際の会話ではhim staying hereという言い方もできますが、今回の選択肢はheとhisです。動名詞の前に人を示す語を入れる問題なのか、それとも主語と動詞のある文を完成させる問題なのかを、空所の後ろまで読んで判断します。人を表す語が見えたら常に主格にする、という選び方を避けましょう。
答え:his
例題3 出来事の順番を形にする
「私はこのケーキを作ったことを誇りに思っています。」を、作ったことが先だと明示して英語にしましょう。be proud ofと完了動名詞を使います。
- 誇りに思っているのは今の私なので、I am proud ofまでを作ります。be proud ofは「〜を誇りに思う」です。
- ofは前置詞です。その後ろに「作ったこと」を置くため、動名詞の形を選びます。
- 作る出来事は、誇りに思う時点より前です。having + 過去分詞を使い、makeの過去分詞madeを置きます。
- 作った対象のthis cakeを続けます。having madeだけで意味を切らず、対象まで含めてofの目的語として読みます。
図2のように、時間は左から右へ進みます。having madeが左、am proud ofが右にあるのは、先にケーキが完成し、その後の今、それを誇りに思っているからです。havingを「持っている」と訳すのではなく、動名詞の内部で時間の前後を示していると読みます。

図2の2点は、どれほど長い時間が空いたかを示しているわけではありません。同じ日の出来事でも、この前後関係は成り立ちます。通常のmakingでも文脈で意味が通ることはありますが、この問題では「先だと明示する」という条件に合わせてhaving madeを選びます。
答え:I am proud of having made this cake.
例題4 rememberの後ろを選ぶ
これから出かけるケンに、「図書館でその本を返すのを忘れないで。」と声をかけます。空所にreturningとto returnのどちらを入れるか選びましょう。
Remember ( ) the book at the library.
日本語訳:図書館でその本を返すのを忘れないで。
- その本をすでに返した記憶を尋ねているのか、これからする行動を促しているのかを確認します。今回は出発前なので、返すのはこれからです。
- remember to doは「忘れずに〜する」、remember doingは「〜したことを覚えている」です。必要なのは行動を忘れないように促す形です。
- to returnを入れます。命令文なので主語のyouは書かれていませんが、覚えておく人も返す人も、話しかけられているケンです。
「覚えている」という訳だけで形を決めず、行動が記憶より前か後かを考えます。過去形のremembered to doでも、基準はその過去の場面です。toがあるから現在より後と決めるのではなく、その場面で「忘れずに行う」関係を読みます。
答え:to return
つまずきやすいところと直し方
enjoyの後ろを不定詞にしてしまう
× I enjoy to cook with my family.
日本語訳の意図:私は家族と料理することを楽しんでいます。
どこが違うか:enjoyの目的語として動作を置く場合は、to不定詞ではなく動名詞を使います。
○ I enjoy cooking with my family.
日本語訳:私は家族と料理することを楽しんでいます。
日本語の「〜すること」だけでは、動名詞と不定詞のどちらを使うかは決まりません。前の動詞まで戻って確認する必要があります。enjoy cookingとdecide to cookのように、前後の組み合わせで記憶すると、単語だけの暗記より文を作りやすくなります。
remembered doingを「忘れずにした」と読む
「私は忘れずにドアを閉めました。」と言いたいときの訂正です。次の文は英文自体が非文なのではなく、意図した意味に合わない文として示します。
× I remembered closing the door.
この英文自体の日本語訳:私はドアを閉めたことを覚えていました。
どこが違うか:closingでは過去の行動の記憶を表すため、「忘れずに閉めた」という意図にはto closeを使います。
○ I remembered to close the door.
日本語訳:私は忘れずにドアを閉めました。
動名詞の文は、すでに閉めた場面を記憶しています。不定詞の文は、閉める必要を思い出して、その行動を実行したという意味です。どちらも最終的にドアを閉めた話になりえますが、文が注目する点が異なります。「過去形なら動名詞」という規則ではないことを、この組で確かめましょう。
stopの後ろをどちらも「やめる」と訳す
「私はその案内を読むのをやめました。」と言いたいときの訂正です。ここも英文の形自体ではなく、意図した意味との不一致を直します。
× I stopped to read the notice.
この英文自体の日本語訳:私はその案内を読むために立ち止まりました。
どこが違うか:to readは立ち止まる目的を示すため、読む行為そのものをやめる意味にはreadingを使います。
○ I stopped reading the notice.
日本語訳:私はその案内を読むのをやめました。
stop doingでは、doingがやめた行動です。stop to doでは、to doが「〜するために」という目的を示す副詞用法の不定詞です。つまり、同じ位置の目的語を取り替えているわけではなく、文の組み立て自体が違います。

図3の上段では、続いていた読書が停止の線で終わります。下段では、歩行を止めてから読書へ移ります。下段は歩いている場面を例にしていますが、stop to doがいつも歩行の停止を意味するわけではありません。何を中断するのかは前後の話から読み取り、その後の行動の目的がto doで示されると考えます。
短い英文で、記憶と行動を追う
短文で形が選べるようになったら、まとまった文章でも同じ判断を使いましょう。次の読解Aでは、何を思い出し、読書をやめた後に何をしたかに注目します。
Ken enjoys reading at the library after school. One day, he found a book about birds and sat by the window. He remembered seeing a small blue bird near his house. Reading the book helped him learn its name. After an hour, he stopped reading and looked at the clock. He had to go home soon. Before leaving, he remembered to put the book back on the shelf. He was happy about learning something new that day.
日本語訳:ケンは放課後に図書館で読書をすることを楽しんでいます。ある日、鳥についての本を見つけ、窓のそばに座りました。彼は家の近くで小さな青い鳥を見たことを覚えていました。その本を読むことが、鳥の名前を知る助けになりました。1時間後、彼は読むのをやめて時計を見ました。すぐに家に帰らなければなりませんでした。帰る前に、彼は忘れずに本を棚に戻しました。彼はその日に新しいことを学べたのを喜んでいました。
remembered seeingは、図書館で思い出すより前に鳥を見た記憶です。remembered to putは、帰る前に必要な行動を忘れずに実行したことを表します。また、stopped readingは読書の終了を示し、その後に時計を見る動作が続きます。Before leavingのleavingも前置詞の後ろの動名詞で、「帰る前に」という時間の手がかりです。文の中心になる動詞と、活動をまとめる動名詞を分けると、帰る前に本を棚へ戻した順序まで追えます。
次の読解Bでは、stopped to lookの前と後の行動を確かめます。前置詞の後ろの動名詞にも目を向けてください。
Yuki was walking home with Emma when they saw a notice near the library. They stopped to look at it. It was about making a small garden behind the building. Yuki liked the idea of growing flowers with other people. Emma suggested joining the group on Saturday. Yuki thanked her for telling her about the plan. On their way home, they talked about bringing some flowers. They were looking forward to working together in the garden.
日本語訳:ユキがエマと歩いて帰っていると、図書館の近くで案内を見かけました。2人はそれを見るために立ち止まりました。それは建物の裏に小さな庭を作ることについての案内でした。ユキはほかの人たちと花を育てるという考えを気に入りました。エマは土曜日にそのグループに参加することを提案しました。ユキはその計画について話してくれたことをエマに感謝しました。帰り道、2人はいくらか花を持っていくことについて話しました。2人は庭で一緒に作業するのを楽しみにしていました。
止めたのは歩行で、案内を見るのは停止の目的です。suggested joiningのsuggestは「提案する」で、ここでは動名詞を目的語に取っています。最後のworkingは過去の作業の記憶ではなく、この場面から先の楽しみな予定です。動名詞がいつでも過去を表すわけではないことも、この文章から確かめられます。
練習問題
練習1 空所補充
「私は間違ったバスに乗ったことを覚えています。」という意味になるように、空所にtakingかto takeを入れましょう。
I remember ( ) the wrong bus.
日本語訳:私は間違ったバスに乗ったことを覚えています。
練習2 並べ替え
「私はあなたがそのコンピューターを使うことを気にしません。」となるように並べ替えましょう。文頭を大文字にし、末尾にピリオドを付けます。
語句:your / the computer / do not mind / using / I
練習3 和文英訳
「彼女はその窓を壊したことを認めました。」を英語にしましょう。admitted、the windowを使い、壊したことが認めた時点より前だと明示するため、完了動名詞を使います。admitは「認める」という意味で、動作を目的語にするときは動名詞を取ります。
練習4 場面に合う形
トムは公園を歩いていて疲れたため、休憩を取る目的で立ち止まりました。空所にtakingかto takeを入れましょう。
Tom stopped ( ) a break in the park.
日本語訳:トムは公園で休憩するために立ち止まりました。
答えと解説
練習1の答え:taking
すでに乗った出来事を記憶しているので、remember doingです。to takeにすると「これから忘れずに乗る」という関係になり、問題の日本語が示す記憶とは合いません。wrong busという単語の印象だけでなく、行動と記憶の順番を根拠に選びます。
練習2の答え:I do not mind your using the computer.
日本語訳:私はあなたがそのコンピューターを使うことを気にしません。
気にしない人はI、使う人はyourが示すあなたです。your using the computer全体がmindの目的語です。語句をばらばらに動かす前に、your usingという「誰が何をするか」の小さな関係を作ると、残りの語順も決まります。
練習3の答え:She admitted having broken the window.
日本語訳:彼女はその窓を壊したことを認めました。
breakの過去分詞はbrokenです。認めた時点を示すadmittedより前の出来事を、having brokenで明示しています。breakingでも先に壊したと読める文脈はありますが、今回は完了動名詞を使う条件があるため、having brokenにします。
練習4の答え:to take
休憩を取るのは止まった目的なので、不定詞にします。takingを選ぶと、休憩を取ることをやめたという意味になり、疲れてこれから休む場面とは反対の流れになります。stoppedの前にしていた歩行と、その後の休憩を分けて考えましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次に分詞を学ぶと、同じ-ingが名詞の働きをする場合と、名詞の様子を説明する場合を比べることになります。動名詞では「活動そのもの」を主語や目的語に置きますが、分詞では「どんな人か、どんな物か」を説明する働きなどに注目します。語尾だけでなく、文の中の役割を見る習慣がそのまま役立ちます。
家庭では5分を2つの確認に分けられます。最初の2分は、読解Aからremembered seeingとremembered to putを含む文を声に出して読み、動作の前後を日本語で添えます。英文を速く読むことより、「見た記憶」と「忘れずに戻す行動」を別々の出来事として口で説明できるかを確かめます。
残りの3分は、例題2のhisをmyやyourへ入れ替え、誰が滞在するのかを言ってみましょう。文全体のIをそのままにしても、動名詞の動作をする人は変わります。お子さまと一緒に確認するときは、「気にしない人は誰で、滞在する人は誰か」と分けて尋ねると、訳の丸暗記になっていないかが見えます。
個別指導では、havingの形で止まる場合は過去分詞へ、hisの意味で止まる場合は代名詞と主語・目的語の区別まで戻って確かめます。答えの形が合っていても、その形が示す行動の順番を言葉で説明できるかを見ます。
まとめ
図書館の机でreadingに出会ったとき、すぐに「読んでいる」と決める必要はありません。まず名詞のまとまりを見つけ、次に動作をする人を確かめ、最後に前の動詞との時間や目的の関係を読みます。選択肢が2つとも見慣れた形でも、この順番で英文に戻れば判断の根拠を探せます。
rememberedの後ろを選ぶときに必要なのは、訳語を増やすことだけではありません。その人が思い出しているのか、忘れずに実行したのかを読み分けることです。動名詞と不定詞の違いは、登場人物が何を経験し、次に何をするかを決める手がかりです。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



