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都立の一般入試に面接はあるか—令和9年度の第一次募集で面接をする学校と、第二次募集と追検査の面接|武蔵野個別指導塾

令和9年度の全日制第一次募集で面接の欄に印があるのはエンカレッジスクール6校と大島海洋国際です。第二次募集と追検査の面接、自己PRカードを出す条件を、別表の欄の位置から確かめられます。
令和9年度の全日制の第一次募集で、面接の欄に印があるのは7校です。エンカレッジスクールの6校(蒲田・足立東・東村山・秋留台・中野工科・練馬工科)と、大島海洋国際です。大島海洋国際の面接は2月22日(月)に行います。エンカレッジスクールは学力検査を実施しない学校なので、5教科の学力検査を受けてから面接も受ける学校は、大島海洋国際の1校だけです。学力検査を行うほかの学校の第一次募集の面接の欄は「-」になっています。
| 区分 | 面接 |
|---|---|
| 第一次募集(全日制) | エンカレッジスクール6校と大島海洋国際 |
| 第二次募集 | 個人面接か集団面接を行う学校がある |
| 追検査 | 多くの学校が個人面接を行う |
| 私立 | 学校ごとに決まる |
よくあるのは、推薦の結果を受け取った日の放課後、教室の前で担任の先生に「一般にも面接はあるの」と聞く場面です。推薦で面接の練習を重ねてきた生徒ほど、一般入試は筆記だけだと思い込んでいたり、逆にどの学校でも面接があると思っていたりします。答えは学校の表の一行で決まるので、噂で埋めずに自分の行を開いて確かめるのが近道です。
第一次募集の面接は7校—別表の「面接」欄は自分の学校の行で読む
都立の一般入試で面接があるかを調べるときに開くのは、要綱の別表4です。この表は学校ごとに、推薦に基づく選抜、第一次募集、第二次募集のそれぞれについて、学力検査の教科、調査書の扱い、面接、小論文や作文、実技検査の有無を並べています。第一次募集のまとまりの中にある「面接」の欄が、一般入試の面接の有無を示す場所です。表全体は横に長いので、最初から通して読むのではなく、自分の学校名と科の行を探してから、その行だけを左から右へたどります。
読み方で迷いやすいのは、欄の位置です。第一次募集の「面接」の欄は、学力検査と調査書とESAT-Jの満点が並んだすぐ右にあります。そこに「個人」とあれば個人面接、「集団」とあれば集団面接を行います。「-」なら、その学校のその科の第一次募集では面接を行いません。同じ学校でも科によって欄が違うことがあるので、学校名だけで判断せず、自分が受ける科の行を見ます。第2志望の科を書く場合は、その科の欄も別に見ます。
令和9年度の全日制で、第一次募集の面接の欄に印があるのは7校です。エンカレッジスクールの6校、蒲田・足立東・東村山・秋留台・中野工科・練馬工科と、大島海洋国際です。大島海洋国際の第一次募集の面接は2月22日(月)に行います。学力検査は2月21日(日)なので、検査の翌日に面接が組まれていることになります。志望する人は、この2日間を空けておくことになります。
ここで見落としやすいのが、エンカレッジスクールは学力検査を実施しない学校だという点です。要綱の第2-7-1は、エンカレッジスクールとして指定された都立高校では学力検査を実施しないと定めています。つまり、この6校の第一次募集は、5教科の筆記で選ぶのではなく、面接と作文などを組み合わせて選ぶ形になります。5教科の学力検査を受けたうえで面接も受ける全日制の第一次募集の学校は、大島海洋国際の1校だけです。この違いは、勉強の計画を立てるときに効いてきます。
エンカレッジスクールの普通科4校では、面接の一部で自己PRスピーチを行います。長さは学校ごとに決まっていて、蒲田は自己PRカードに則して2分程度、足立東は1分以上1分30秒以内、東村山は自己PRカードに則して1分程度、秋留台は2分程度です。工業に関する学科の2校、中野工科と練馬工科は、面接の一部でパーソナル・プレゼンテーションを行うと、別表の備考に書かれています。同じエンカレッジスクールでも中身が違うので、自分の受ける学校の備考まで読みます。
面接の点は、各校が満点を定めて、学力検査や調査書の得点と合わせた総合成績に使います。別表4の満点の欄に、学力検査、調査書、ESAT-J、面接、小論文や作文、実技検査の順で数字が並んでいるので、面接の列の数字を見れば、その学校が面接をどれだけ重く扱うかがわかります。ただし、自己PRカードは点数化せず、面接の資料として使う決まりです。カードの出来がそのまま点になるわけではないので、面接で話す内容と食い違わないように整えておく、という使い方になります。
図1のように、第一次募集の面接の欄は「印がある学校」と「-の学校」に分かれます。自分の学校がどちらかによって、直前の1週間でやることが変わります。

第二次募集と追検査にも面接がある—第一次の不合格者だけの話ではない
第二次募集の別表にも「面接」の欄があります。ここには「個人」か「集団」と書かれた学校があり、第一次募集で面接の欄が「-」だった学校でも、第二次募集では面接を行うことがあります。専門学科と総合学科に多く、普通科では一部です。第一次募集の結果が出たあとに出願先を探す人は、第一次の表だけを見て「面接はない」と決めず、第二次募集の欄を別に見ます。
第二次募集は、第一次募集で合格した人を除いた枠で行われます。募集人員や出願の条件は学校ごとに発表されるので、ここでは面接の有無だけを押さえます。同じ学校を第二次募集でも受ける場合、面接の有無が第一次と変わることもあります。同じ学校名で探すと第一次の行に目が行きやすいので、表の見出しが「第二次募集」になっていることを確かめてから欄を読みます。
追検査は3月9日(火)に行います。追検査の別表では、多くの学校が個人面接を行います。一部の学校は、社会と理科の内容を含む学校設定検査を行い、その中に個人面接や小論文が入ります。7対3の学校で学校設定検査をする場合は、学力検査の得点と学校設定検査点を合わせて700点満点に換算します。調査書の評定の満点は、原則として、学校設定検査をするなら65点、3教科だけなら75点です。追検査ではESAT-Jの結果を使いません。
追検査を受けられるのは、第一次募集で出願した学校を、決められた事情で受けられなかった人です。インフルエンザなどの学校感染症、出席停止、月経随伴症状や痴漢被害など、本人の責めによらない事情が対象になります。第一次の検査日に1教科でも受けている人は対象になりません。対象や申請の期限、出願の手順は別の記事で詳しく扱うので、ここでは面接があることだけを覚えておきます。
令和7年度以前に中学校を卒業した受検者には、面談を行う学校があります。これは面接とは呼び方が違い、入学後の学校生活への意欲を確かめるために行うもので、点数化はしません。ただし、選考に当たっては面談の結果にも十分配慮すると要綱にあります。面談の対象になった人には学校から個別に通知があり、出願時に自己PRカードを出します。卒業生として受ける人は、自分の学校が面談を行うかを別表8で確かめます。
図2のように、第二次募集と追検査は、第一次募集とは別の欄と別の表で面接の有無が決まります。第一次の表を閉じたあとにも、もう一度開く場所があると考えておくと見落としが減ります。

自己PRカードを出すのは面接のある学校だけ—推薦との違いを先に押さえる
一般推薦は志願者全員が個人面接を受けるので、自己PRカードも全員が出します。これに対して第一次募集では、面接を行う学校を志願する人と、面談の対象になる人が自己PRカードを出します。出願書類の一覧でも、面接・面談実施校の志願者の欄に印が付いています。面接も面談もない学校に出す必要はありません。
推薦の後に同じ学校の一般の入試を受けるときは、その学校に面接があれば、改めて自己PRカードを出します。推薦のときに出したカードがそのまま使われるとは考えず、出願のときに出す書類をもう一度確かめます。面接のない学校から面接のある学校へ志願変更するときも出します。このときは、志願変更先の「本校の期待する生徒の姿」を参考にして、新しくカードを作ります。
追検査で面接がある学校に出すときは、第一次募集で自己PRカードを出していなくても出します。反対に、第一次募集で出した調査書や自己PRカードは、追検査で出し直す必要はありません。追検査の出願書類には、面接を実施する学校に出す場合の自己PRカードが入っているので、自分の受ける学校の欄を見て用意します。
自己PRカードは点数化しません。面接を行う場合の面接資料になり、合格判定の資料の一部にもなり、学校生活への意欲を確かめる資料にもなります。点にならないからといって白紙に近い内容で出すと、面接で話す材料が自分になくなります。推薦で使ったカードがある人は、一般入試で面接がある学校を受けるなら、同じ出来事を短く言い直せる形に整えておきます。
出願書類の全体と、どの書類を誰が送るかは、この特集の提出書類の記事で扱っています。自己PRカードの用紙とペンの決まりは、別の記事で扱っています。ここでは、面接のある学校を受けるときだけ出す、という条件だけを押さえます。私立の面接と自己PRカードの扱いは学校ごとに違うので、都立の表と混ぜずに募集要項で確かめます。
面接の時間も質問の数も学校ごと—決める前に確かめること
都の要綱でわかるのは、面接を行うかどうか、面接を点にするか、自己PRカードを資料にするか、というところまでです。面接の時間、質問の数、面接官の人数、控え室の過ごし方は、都の要綱には定めがありません。学校ごとに決まるので、数字を先に決めつけず、受検票と志望校の案内で確かめます。受検票は第一次募集なら2月15日(月)頃から出願サイトでダウンロードできます。
面接がある学校を受けると決まったら、練習の順番を決めます。塾の練習では、まず答えを1分で言い切る練習をします。次に、その答えを録音して、理由が1つ入っているか、聞かれたことに最初の一文で答えているかを聞き返します。最後に、同じ内容を別の言葉に言い換えて、もう一度1分で話します。この3つを一日10分ほど繰り返すと、本番で質問が変わっても、話す順番だけは残ります。
面接があるからといって、5教科の勉強を止める必要はありません。大島海洋国際のように学力検査と面接の両方を行う学校では、学力検査の得点も総合成績に入ります。エンカレッジスクールのように学力検査を行わない学校では、面接と作文などの準備に時間を回せます。自分の学校がどちらなのかを先に決めてから、一週間の使い方を決めます。
私立の面接は学校ごとに決まります。都立の別表には私立の欄がないので、私立を受けるときは、その学校の募集要項で面接の有無、時間、形を確かめます。都立と私立の両方を受ける人は、同じ「面接」という言葉でも決まりが違うことを前提に、それぞれの紙を見ます。
よくある質問
普通科の一般入試にも面接はありますか
令和9年度の全日制の第一次募集では、エンカレッジスクールの普通科4校を除いて、普通科の面接の欄は「-」です。ただし、第二次募集では普通科でも面接を行う学校があります。自分の受ける学校と科、そして第一次と第二次のどちらの欄かを含めて確かめます。
エンカレッジスクールの面接では何をしますか
エンカレッジスクールは学力検査を実施しないので、第一次募集でも面接と作文などで選びます。普通科4校は面接の一部で自己PRスピーチを行い、長さは蒲田が2分程度、足立東が1分以上1分30秒以内、東村山が1分程度、秋留台が2分程度です。中野工科と練馬工科はパーソナル・プレゼンテーションを行います。詳しい順番や持ち物は学校の案内で確かめます。
第二次募集や追検査で面接があるかはどこでわかりますか
第二次募集は別表4の第二次募集の欄、追検査は別表13の欄でわかります。要綱の表だけでは決めきれない場合は、学校が発表する案内と受検票を見ます。第一次募集の表を閉じたままにせず、第二次募集の見出しまで進んで欄を読みます。
私立の一般入試にも面接はありますか
私立は学校ごとに決まります。都立のように全校共通の表はないので、受験する学校の募集要項で、面接の有無、形、時間、自己PRカードに当たる書類の有無を確かめます。都立の別表の内容を私立に当てはめないようにします。
確かめる順番
図3のように、確かめる順番を4つに分けます。まず、要綱の別表4で自分の学校と科の行を探し、第一次募集の面接の欄を見ます。次に、第二次募集の欄も見て、同じ学校で面接の有無が変わらないかを確かめます。そのうえで、受検票が届いたら、集合時刻と検査会場、面接がある場合の指定を読みます。最後に、学校の案内と中学校の先生に、表に書かれていないことを聞きます。
今週やることは3つです。1つ目は、別表4の自分の行を紙に印刷するか、画面で拡大して、面接の欄に印があるかを指でなぞることです。2つ目は、出願のときに出す書類の一覧を開き、自己PRカードが必要かを確かめることです。3つ目は、家庭で1分の答えを録音し、聞き返すことです。録音では、質問に対して最初の一文で答えているか、理由が1つ入っているか、同じ言葉を繰り返していないかを見ます。
学校に聞くことは、面接の時間、待ち時間の過ごし方、持ち物、集合場所です。これらは学校ごとに決まるので、表から読み取ろうとせず、学校の案内と受検票を優先します。中学校の先生には、出願書類の締切と、学校から届いた案内の有無を確かめます。聞いた内容はメモに日付を書き、家族で同じメモを見られる場所に置きます。お子さまが自分で欄を読むのを、隣で見るだけにすると、直前に慌てません。

個別指導で確かめること
塾では、志望校の別表の行を一緒に開くところから始めます。面接の欄に印があるかを確認したうえで、講師が面接官として質問し、答えを聞き返します。返ってきた答えが1分に収まっているか、理由が1つ入っているかを見て、次の練習で言い換える場所を決めます。合格を約束するのではなく、自分の学校の決まりを自分で読める状態にすることを目指します。
まとめ
面接の有無を決めるのは噂ではなく、要綱の別表で自分の学校と科の行を指でなぞった、その一行です。
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