冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

一般入試で出す志望理由書—点数にならないこともある書類に何を書き、どれだけ時間をかけるか|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

1月の出願の画面で志望理由の欄を見つけたら、募集要項に書かれた使い方を5通りに読み分け、下書きと見直しの時間を試験勉強と両立する形で振り分けられます。

一般入試(制度の上の名前は一般選抜)の出願で求められる志望理由書が、合否の点数に入るかどうかは、出願する大学が募集要項に書いた使い方で決まり、外から一律には言えません。点数に入ると書いてあるなら下書きを一度書き直す回を、面接の手元の資料になると書いてあるなら聞かれそうな所を声に出す回を足し、両方なら両方を足します。点数にしない、判定の参考にすると読めるなら、研究したい問い、入学後の学び、卒業後の行き先を短く入れ、学部名や文体に誤りの無い文に仕上げたところで手を止めます。どちらの場合も書く中身は削らず、かける時間を、たとえば合計2時間から3時間の中に収め、過去問に向かう時間を守ります。

よくあるのは、共通テストを終えた1月の夜、一般選抜の出願の画面で氏名や住所を打ち込んでいくと、その下に「志望理由」の入力欄が現れて手が止まる、という場面です。欄の横には字数の上限が小さく書かれていて、何に使う欄なのかは画面のどこにも見当たりません。総合型選抜で受けた友人が何週間も書き直していた話を思い出し、同じくらい時間をかけるべきか、2行で済ませてよいのかを決められないまま、解きかけの過去問が机の端で待っています。

一般選抜の志望理由書は、試験の点とどう組み合わされるのか

文部科学省の令和9年度の実施要項は、一般選抜を、学力検査や小論文などを主な資料とし、そこへ調査書、面接、受ける人本人が書く資料などを組み合わせて、能力や意欲や適性を見ていく入試の方法としています。図1のように、試験の点を生む学力検査と小論文などが主な資料の箱に入り、高校が作る調査書、面接、本人が書く資料は、組み合わせる資料の箱に入ります。一般入試で出す志望理由書は、右の箱の本人が書く資料に当たり、二つの箱を合わせて評価するときに、どこへどれだけ効くかは大学ごとに違います。

図1 一般選抜で主に使う資料と、志望理由書を組み合わせる位置

その違いを読む場所は、はっきりしています。同じ要項は、調査書や本人が書く資料をどのように使うのかを、大学が募集要項などにはっきり書くよう求めています。点数に入るのか、面接で手元に置くのか、判定の参考にするのかの答えは、出願する大学の募集要項の中にあり、先輩の話やネットの書き込みの中にはありません。令和9年度の入試では、募集要項は2026年12月15日までに発表されることになっているので、1月に出願の画面を開いた時点で、読むべき文はもう手に入ります。いまの高2が受ける令和10年度の入試は、その年の要項がまだ出ていないため、使い方はその年の要項と志望する大学の募集要項で読み直すことになります。

書く中身にも手がかりがあります。要項は、大学入学希望理由書や学修計画書を使う大学に、入学を望むわけ、入学後に学びたいことと計画、卒業した後を見すえた目標を書かせるよう求めています。一般入試の欄でも、研究したい問い、入学後の学び、卒業後の行き先が読める文にしておけば、どの使われ方をしても、中身の足りない書類には見えにくくなります。

教室で一般入試の志望理由の下書きを見ると、赤字が多く入るのは中身の深さより、出願の書類としての傷の方です。併願する別の学部の名前が残っている、です・ますとだ・であるが一つの文章に混ざっている、入力欄の上限を数十字超えている、の3つが続けて出てきます。どれも書いた本人には見えにくく、試験の点が主になる入試の中で読まれる書類では、読み手に「急いで書いた書類」と受け取られやすい傷です。要項は、不正を防ぐ手立てとして、出願の書類に書く事柄が本当であるべきことを募集要項などで知らせ、書類が適正かを確かめるよう大学に求めてもいます。点数に入らない欄でも、盛った実績や、確かめていない言い切りを書かない理由はここにあります。

反対に、点数にならないならと「貴学で学びたいと考えています」の一文で出すと、面接のある大学では、その一文がそのまま質問の入口になります。答える材料が書類の上に無いまま、問いや学びを面接の場で一から話すことになり、書類で惜しんだ数分を、当日の緊張の中で埋め合わせることになります。一般入試の志望理由書の書き方は、深く掘り下げることより、誤りが無く、学部の学びとつながる短い文を、先に決めた時間の中で仕上げることに重心を置きます。

出願の画面に打ち込む前の5つの手順と、手順ごとの時間

下の5つの手順は、塾で一般入試の志望理由の欄を仕上げるときの目安で、合計120分です。大学が決めた手順ではないので、字数の上限が小さければ短く、大きければ少し長く組み替えてかまいません。

手順 すること 使う紙や画面 時間の目安
1 募集要項で志望理由の扱いと字数を探す 募集要項と白い紙1枚 15分
2 学部の授業と自分の問いをつなぐ材料を集める 授業科目の一覧と本1冊 30分
3 字数の枠を書いた紙に下書きを書く 本番と同じ字数の枠の紙 40分
4 一晩おいて声に出して読み、誤りを探す 下書きと赤ペン 20分
5 入力欄に貼り、画面の上で数え直して写しを残す 下書きの文字の写しと出願の画面 15分

図2のように、この120分は3日に分けます。1日目に手順1と2で45分、2日目に手順3で40分、3日目に手順4と5で35分です。どの日も、その日の過去問や復習を終えた後の枠に入れ、勉強の時間の代わりにはしません。たとえば出願の締め切りの5日前に1日目を置けば、3日目の後、締め切りの前日までに2日の余りが残り、画面の不具合や足りない書類に気づいても間に合います。締め切りは試験の日に合わせて大学ごとに決まるので、併願する大学の締め切りを一枚の紙に書き出し、近い順に並べてから1日目を決めます。

図2 手順ごとの時間の目安と、3日への分け方(合計120分)
  1. 募集要項で志望理由の扱いを探す(15分)。募集要項の目次から出願書類と選抜方法の頁を開き、「志望理由」「本人が記載」「面接」「評価」「判定」の言葉を探します。見つけたら、白い紙に字数の上限、入力か紙の提出か、締め切り、使い方の書き方の4つを写します。使い方の書き方が下の表のどの行に近いかで、足す手順と時間を振り分けます。
募集要項の書き方 足す手順 出願の前 出願の後
点数にしない、判定の参考にする、と読める なし 120分 なし
面接で使う、と読める 面接の準備 120分 30分
点数や段階をつける、と読める 書き直す回 150分 なし
点数をつけ、面接でも使う、と読める 書き直す回と面接の準備 150分 30分
使い方の記載が見つからない 大学の入試の問い合わせ先に聞く 120分で進めながら返事を待つ 返事しだい

書き直す回は、手順4の翌日、手順5の入力より前に30分をとり、手順2の紙に戻って、入学後に学ぶことの段を中心に書き直す回です。締め切りの5日前から始めた場合は、余りの2日のうち1日をこの回に使います。面接の準備は、出願を済ませた後、面接の日までの30分で足ります。出した文の写しを見ながら、聞かれそうな問いを3つ書き出し、1つを1分で答える練習をします。いちばん重い行でも、出願の前に使うのは150分で、面接の準備を出願の後へ回せるぶん、締め切りの前の夜を守れます。

  1. 学部の授業と自分の問いをつなぐ材料を集める(30分)。学部の教育課程の方針(カリキュラム・ポリシー)と授業科目の一覧を開き、自分の問いに近い授業を2つ選んで、名前を一字ずつ紙に写します。災害の記録と地図を調べたい人なら、地図を作る技術の授業と、地域で聞き取りをする実習のように、問いを進める道具になる授業を探します。前半の15分を授業探しに、後半の15分を、図書館の本か手元の資料で、自分の問いの言葉がどう使われているかを確かめることに使います。総合型の書類なら、問いがまだ答えの出ていないものかを本や先行の研究で何日もかけて確かめますが、一般入試の欄では、問いの言葉が独りよがりでないかを本で1か所確かめるところまでを、この15分で済ませます。併願する大学ごとに授業の名前は違うので、紙は大学ごとに分けます。

  2. 字数の枠を書いた紙に下書きを書く(40分)。入力欄の上限と同じ数の升目か、字数を数えやすい罫線の紙を用意し、4つの中身を割り振って書きます。たとえば上限が500字なら、塾では次のように割り振ります。

中身 書くこと 字数の目安
問いと学部を選ぶわけ 研究したい問いを1文、その学部の授業でなければ進めにくい理由を1文 150字
きっかけと高校での取り組み 問いを持った場面と、高校で調べたこと 100字
入学後に学ぶこと 手順2で選んだ2つの授業と、それを使って何をするか 170字
卒業後の行き先 仕事の名前と働く場所、そこで実現したいこと 80字

合計は500字で、いちばん厚いのは入学後に学ぶことです。問いと学びを合わせると320字になり、全体の6割を超えます。書き出しは問いを短く示す形にし、長い前置きで場所を使いません。です・ますか、だ・であるかは、募集要項に記入例があればそれに合わせ、無ければどちらかにそろえます。本文は生成AIに書かせず、自分の言葉で書きます。

  1. 一晩おいて声に出して読み、誤りを探す(20分)。下書きを書いた翌日に、印刷するか紙のまま、声に出して読みます。見る所は次の5つです。

声に出すと、目では読み飛ばした学部名の取り違えや、文の途中で文体が変わる所で舌が止まります。止まった所に赤ペンで印を付け、その場で直します。

  1. 入力欄に貼り、画面の上で数え直して写しを残す(15分)。出願の画面に直接打ち込まず、下書きを文字の写しとして別の所に保存してから貼ります。入力の途中で画面を閉じたり、接続が切れたりしても、文が手元に残ります。貼った後は、画面に出る字数の表示で数え直します。改行や空白が字数に入るか、半角の英数字をどう数えるかは画面によって違うので、紙で数えた字数と合わないときは画面の表示に合わせて削ります。丸で囲んだ数字のような記号は、画面によっては正しく表示されないことがあるので使いません。確定の前に確認の頁で全文を読み、出した文の写しを印刷するか保存して、面接の準備に回します。

一般入試の志望理由を直す前と直した後

例は、昔の浸水の記録と地図のずれを調べたい人が、文学部の地理の専攻に出す一般入試の欄に書く想定の文です。どちらも答案らしく、だ・である調で書いています。

直す前の1つ目は次の文です。

私は小さいころから地図を眺めるのが好きで、災害のニュースにも関心を持ってきた。貴学はキャンパスが広く、図書館も充実しているので、落ち着いて学べると考えた。入学後は幅広い分野を学び、将来は人の役に立つ仕事に就きたい。

弱いのは、問い、入学後の学び、卒業後の行き先の3つが、どれも形になっていない所です。地図が好き、災害に関心がある、というところで止まっていて、何を調べたいのかという問いになっていません。キャンパスの広さや図書館の大きさは、ほかの大学にも当てはまるので、この学部を選ぶわけになりません。「幅広い分野」はどの授業か、「人の役に立つ仕事」はどこで何をする仕事かが書かれておらず、面接があれば、そこを一つずつ聞かれる形になりやすい書き方です。直した後は次のようになります。

町の公民館に残る古い浸水の記録では水が来たとされる通りの一部が、いまの浸水想定の地図では色が塗られていない。昔の記録はなぜ地図に入らなかったのか、入れると住民の避難の判断はどう変わるのかを調べたい。貴学の文学部の地理の専攻では、地図を作る技術の授業と、地域で聞き取りをする実習を両方学べるので、記録の位置を地図に起こし、住民の記憶と照らすところまで進められる。卒業後は市役所の防災の部署で、住民から集めた記録を浸水の地図に書き足し、配る地図を作り直す仕事に就きたい。

1文目の食い違いから2文目の問いが立ち、手順2で選んだ2つの授業が入学後に学ぶことになり、卒業後は部署と仕事の中身まで書かれています。施設の話は消しました。

直す前の2つ目は、併願先のために書いた文を写して直しかけた下書きです。

貴学の社会学部では、地域の記録を集める実習が多いと聞きました。私は高校の探究の時間に、公民館の浸水の記録を写した。今の地図には昔の水害がまったく反映されておらず、行政の怠慢だと思います。入学後はこの問題を研究したい。

弱いのは、出願の書類としての傷が4つ重なっている所です。この欄は文学部の地理の専攻に出すものなのに、併願先の社会学部の名前が残っています。「多いと聞きました」はうわさで、授業科目の一覧で確かめた事柄ではありません。です・ますとだ・であるが文ごとに入れ替わり、さらに、通りの一部を比べたにすぎないのに「まったく反映されておらず」と言い切り、確かめていない「怠慢」という判断まで書いています。直した後は次のようになります。

高校の探究の時間に、公民館に残る浸水の記録を写し、いまの浸水想定の地図と重ねたところ、記録にある範囲の一部が地図と食い違っていた。食い違いが記録の誤りによるのか、地図の作り方によるのかは、まだわからない。貴学の文学部の地理の専攻で、記録を読む方法と地図を作る方法の両方を学び、この食い違いの理由を確かめたい。卒業後は市役所の防災の部署で、確かめた理由を踏まえて、住民に配る地図を作り直したい。

学部名を募集要項の書き方に合わせ、うわさの一文を消し、文体をだ・である調にそろえ、見た範囲を超える言い切りを「一部」と「まだわからない」に直しました。わからないと書くと弱く見えそうですが、何がわからないのかが言えているので、そのまま入学後に調べる問いとして読めます。

一般入試の志望理由でつまずく3つの所と直し方

図3のように、一般入試の志望理由の欄でつまずく所は3つに分かれ、それぞれに直し方があります。

図3 一般入試の志望理由でつまずく3つの所と、それぞれの直し方

1つ目は、総合型や推薦のために書いた志望理由書を、そのまま貼ってしまうことです。長い書類を短い欄に押し込むと、教室の下書きでは、きっかけの思い出話が残って入学後に学ぶことが削られる形になりがちで、学部名や授業の名前も前の大学のまま残ります。こう変えます。出願先の学部名、字数の上限、問いの向きの3つを合わせて組み直します。手順3の表の4つの中身を上から順に1つずつ残し、授業の名前は手順2で出願先の一覧から写し直します。

2つ目は、書類に何晩もかけ、過去問を解く時間を削ってしまうことです。総合型で受けた友人と同じ日数をかけようとすると、一般入試の準備の中心である試験勉強がやせていきます。こう変えます。手順1の表で、募集要項の書き方から先に合計の時間を決め、その日の勉強を終えた後の枠に入れます。表の目安では、基本の120分なら3晩で終わり、点数がつくと読める大学でも、出願の前に使うのは150分です。時間を決めずに書き始めると、直す所がいくらでも見つかって終わりが来ません。

3つ目は、点数にならないならと、一文か空欄に近い形で出してしまうことです。点数にしないと書かれていても、面接のある大学では、その書類が手元に置かれて質問の種になることがあります。こう変えます。問い、入学後の学び、卒業後の行き先を、1文ずつでも書きます。字数の上限が小さい欄でも、この3つが読めれば、面接で答える材料は書類の上にそろいます。

よくある質問

一般入試で出す志望理由書は、合否に関係しないのですか

関係するかどうかは大学ごとに違い、出願する大学の募集要項の選抜方法と出願書類の頁に答えがあります。令和9年度の実施要項は、本人が書く資料をどう使うのかを募集要項などに書くよう大学に求めているので、まずそこを読みます。読んでもわからなければ、大学の入試の問い合わせ先に聞きます。先輩の話や、ほかの大学の扱いから決めつけないでください。

大学の一般入試の志望理由書は、何字くらい書けばよいですか

字数は大学が決めるもので、入力欄の横か募集要項に書かれた数が正です。「以内」と書かれた欄なら、問い、入学後の学び、卒業後の行き先、きっかけの4つが入り、誤りの無い所で止めてかまいません。字数を埋めるために同じことを言い換えて足すと、かえって読みにくくなります。上限に届かないときは、手順2で写した授業の名前と、その授業で何をするかを1文足すのが先です。

面接のある一般入試では、志望理由書に何を書き足せばよいですか

書き足すより、書いたことを自分の口で説明できるようにする方が先です。出した文の写しを見て、聞かれそうな問いを3つ書き出します。たとえば、通学路の電柱に貼られた昔の水位の印を見たのがきっかけだと書いたなら、「その印はいつの水のものか」「誰が貼ったのか」「地図に入れると誰が助かるのか」と聞かれたときに、調べた範囲と、まだわからない所を分けて答えられるようにします。面接の準備は出願の後でよいので、締め切りの前の時間を削らずに済みます。

個別指導で確かめること

出願の画面を開く前に、募集要項の該当する頁と紙の下書きを持ってきてもらい、使い方の書き方を一緒に読んで、手順1の表のどの行かを先に決めます。そのうえで、学部名と授業の名前を募集要項と一字ずつ照らし、問い、入学後の学び、卒業後の行き先の3つが読めるかを見ます。

読めない所があれば、手順2の材料集めまで戻ります。書き直しはその日のうちに一回とし、残りの時間は過去問の見直しに返します。書類に使う時間を増やすより、決めた時間の中で仕上がる形を一緒に探すのが、一般入試の欄の直し方です。

まとめ

一般入試の志望理由の欄は、試験の点と組み合わされる小さな書類で、点数に入るかどうかは募集要項が決めます。かける時間はそれを読んでから振り分け、書く中身の4つは削りません。浸水の記録を地図に重ねたいという問いが1文で立っていれば、短い欄でも、面接で話す材料は書類の上に残ります。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828電話 LINE チャット
で質問