冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

ノートのまとめ方で色分けは何色までか—マーカーと色ペンの役を先に決める|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

見出しを12色で塗るうちに30分が過ぎる夜を、黒・赤・青とマーカー1色の4つの役で立て直す手順です。赤シートで消える色と残る色、マーカーを引く場所まで、今夜のペンケースから試せます。

ノートのまとめ方で色分けに迷ったら、文字を書くペンは黒・赤・青の3色、マーカーは1色、合わせて4つの役を上限にしてください。先に決めるのは色の数ではなく、それぞれの色の役です。赤は赤シートで隠して覚える語だけ、青は先生が口で言った補足と自分の気づき、マーカーは1ページに3〜5か所。「この色は何のため」と3秒で言えない色は、どれほど好きな色でも、今夜はペンケースから外します。

よくあるのは、ペンケースに12色のペンを入れ、見出しを塗るだけで30分たった中学1年の夜という場面です。理科の「花のつくり」のページで、見出しを水色で縁どり、その下にピンクの波線を引き、めしべは紫、おしべは緑で書き分けた。ページは文房具売り場の見本のように華やかです。ところが教科書は1ページも先へ進んでいません。次の朝そのページを開いても、どこを覚えればいいのか、書いた本人がすぐには言えない。色はたくさんあるのに、何も目に入ってこないページです。

なぜそうなるのか

塾でノートを見せてもらうと、色の多いノートほど、色ごとの意味を本人が説明できないことがよくあります。手を抜いたからではありません。丁寧に作ろうとした結果として、色が増えています。理由は、だいたい次の3つに分けられます。

目立つ場所が多すぎて、どこも目立たなくなる

色で目立たせるという方法は、まわりが目立たないときにだけ働きます。黒い文字の中に赤い語が1つあれば、目は自然にそこへ留まる。ところが1ページの半分に色がついていると、赤い語も緑の語も水色の枠も、同じ強さで目に飛び込んできます。見返すときに目が留まる場所が20か所あるのは、留まる場所が1つも無いのとほとんど変わりません。図1のように、12色を役なしで使ったページと、4つの役に絞ったページを並べると、違いは遠目にも見えます。左はどこを見ても色があり、右は色のついた数か所だけが浮き上がります。

図1 役のない12色のページと、役を決めた4色のページの見え方の比べ

色を選ぶ時間が、書く時間と覚える時間を食う

ペンを持ち替えるたびに、キャップを外し、どの色にするかを考え、書き、キャップを閉じます。1回は数秒でも、1ページで何十回も繰り返せば、それだけで板書に置いていかれます。家でまとめ直すときはもっと深刻で、「見出しは何色にしよう」「この語は紫と緑のどちらが合うか」と迷っているあいだ、頭は理科のことを考えていません。考えているのは色の取り合わせです。30分のうち、花のつくりについて頭が動いていたのは何分だったか。数えてみると、本人がいちばん驚きます。

色の意味が、その日の気分で変わる

役を決めずに色を使うと、選ぶ基準は「きれいに見えるか」「前のページと違う色にしたいか」になります。月曜の赤は大事な語、水曜の赤は見出し、金曜は赤のインクが切れたのでピンク。こうなると、見返すときには赤の意味を思い出すところから始めなければなりません。さらに困るのは赤シートを使う場面で、見出しまで赤で書いていると、シートをかけたときに見出しごと消えてしまいます。隠すための色と飾るための色が混ざったノートは、テスト前の道具として使えないのです。

今夜からの手順

ここからは、今夜のペンケースから始められる手順です。6つの段に分けましたが、今夜やるのは1から3まで、15〜20分で足ります。4から6は、次の授業と次の家の勉強で1つずつ試してください。

1 ペンを全部机に出して、役を言える色だけ戻す

ペンケースの中身を全部、机の上に並べます。1本ずつ手に取り、「この色は◯◯のため」と声に出して言います。3秒で言えたらペンケースに戻し、言えなかったら別の箱か引き出しにしまいます。捨てる必要はありません。しまうだけです。

やってみると、残るのはたいてい黒、赤、青、それにマーカーが1本か2本です。黒は鉛筆やシャープペンシルでもかまいません。マーカーが2本残ったときは、どちらかを今週の1本に決めます。迷ったら、赤シートとの相性で選ぶと決めやすくなります。黄色のマーカーは赤シートの下で色が消えて下の字が読め、緑のマーカーは上から引いた黒い字をシートの下で隠せます。目立たせたいだけなら黄色、隠して覚えたいなら緑、という分け方です。

2 色の決まりを、ノートの最初のページに4行で書く

残った色の役を、各教科のノートの表紙を開いた最初のページに書きます。1色1行、全部で4行までです。

決まりは、ノートを開くたびに目に入る場所に置くのがこつです。机の前の壁に貼っても、ノートに顔を向けているあいだは見えません。最初のページなら、開くたびに一度は視界に入ります。図2は、この決まりで1ページを書いたときの姿です。黒が大半を占め、赤は数語、青は余白に1〜2行、マーカーは数か所だけ。色のついた所が少ないほど、見返したときに目が迷いません。

図2 黒・赤・青とマーカー1色で書いたノートの1ページと色の決まり

3 授業中は黒と赤の2本だけで書く

板書は待ってくれません。4色を全部持ち替えていると、先生が次の行を書き始めたとき、まだ前の行の色を選んでいることになります。そこで、授業中は黒と赤の2本だけを机に出します。基本は全部黒で写し、先生が「ここは大事」「テストに出す」と言った語だけを赤にします。青もマーカーも、授業中は使いません。

青とマーカーを足すのは、その日の夜、家で10〜15分ノートを読み返すときです。先生が口で言っていたことを思い出して青で余白に書き、問われそうな文にマーカーを引く。色を足す作業そのものが、その日の授業の見返しになります。見出しを塗るための30分が、授業を思い出すための10分に置きかわるわけです。

4 マーカーは「問われる形」の所に、1か所1行以内で引く

マーカーを引く場所で迷ったら、テストの問題になったときの形を思い浮かべます。理科で「めしべの先の柱頭に花粉がつくことを受粉という」という文を書いたなら、マーカーを引くのは「柱頭に花粉がつく」の部分です。「受粉」の語は赤で書いて、隠す側に回します。こうすると、マーカーの部分を読んで赤の語を言う、という問いと答えの組がページの中にできあがります。

引かない方がいい所も先に決めておきます。1文まるごと、段落まるごと、そして教科書の太字そのもの。太字はもともと目立っているので、上から塗っても新しいことは何も増えません。1ページで3〜5か所を超えそうになったら、いちばん問われそうな所から順に残し、残りは引かずにおきます。引かなかった所は、黒のままでも読めば思い出せる所だと割り切ってかまいません。

5 赤シートで隠す色を1つに決め、書いたらすぐにかけて試す

赤シートで消えるのは、赤やオレンジの文字です。黒と青の文字は、シートをかけても暗く見えるだけで残ります。この性質を使うので、赤は覚える語だけに使い、見出しや飾りの線には使いません。

ペンによっては、赤でもうっすら字が透けて見えるものがあります。新しいペンを使い始める日は、ノートの最後のページの余白に1語書き、シートをかけて消えるかを確かめてください。透けて読めるなら、オレンジに替えると消えることがあります。教科書の黒い字を隠したいときは、その語の上に緑のマーカーを引くと、シートの下で黒くつぶれて読めなくなります。反対に、ピンクのマーカーはシートの下で色が消え、上から引いた黒い字はそのまま読めます。主な色の見え方は、後の図3にまとめました。

6 教科ごとに変えるのは、1つの役だけにする

4つの役は全教科で同じにしておき、教科に合わせて変えるのは1つだけにします。全部を教科ごとに変えると、ノートを持ち替えるたびに決まりを思い出すことになるからです。

英語は、赤を単語や熟語の意味、青を文法の決まりにします。「主語が3人称単数で現在の文では、一般動詞にsやesをつける」のような決まりを青で余白に書いておくと、赤の語と混ざりません。数学は色をほとんど使いません。途中の式はすべて黒で書き、赤は間違えた所の直しと公式の名前だけにします。社会は、赤を地名や用語にし、マーカーを理由と結果の部分に引きます。地理なら「赤道」「本初子午線」の語を赤で書き、「緯度0度」「経度0度」と説明した部分にマーカーを引く、という形です。理科は図の名前を黒で書き、覚える名前だけを赤にします。図そのものに色を塗るのは、2つのものを見分ける必要があるときに限ります。

学年と時期で変わるところ

中学1年は、教科ごとのノートが一気に増え、文房具をそろえる楽しさも大きい時期です。その楽しさは否定しません。ただ、1学期のうちに4つの役を決めておくと、中2と中3のノートも同じ読み方で開けます。色を増やしたくなったら、増やす前にペンケースの中の1本と入れ替える、と決めておくと、数が勝手に膨らみません。

中学2年ごろになると、理科の化学変化や、時代が下っていく歴史の流れのように、ものごとのつながりを書く場面が増えます。ここで「原因はオレンジ、結果は緑」と色を足したくなりますが、役を増やすなら色ではなく記号で足す方が崩れません。原因から結果へは矢印、大事な決まりは四角で囲む、先生の口頭の注意は余白に丸印。記号は黒1本で書けるので、持ち替えが増えません。

中学3年は、新しくまとめることより、中1と中2のノートを見返すことが中心になります。赤で書いた語が、そのまま赤シートで隠して言える語の一覧になっているはずです。入試の前に古いノートを塗り直すのはやめておきます。塗り直す時間があれば、その時間で赤い語を隠して言えるかを確かめる方が、手元に残るものがはっきりします。

高校生は授業の進み方が速くなり、授業中に色を持ち替える余裕はさらに減ります。授業中は黒1本で書き、家で青とマーカーを足す形に寄せると楽です。英語の長い文の構造や古文の助動詞のように、印をつけたい場所が多い教科では、色を増やすより下線・かっこ・矢印の記号を使い分けると、ページが静かなまま情報が増えます。

時期で言えば、ふだんは「授業中は2本、家で10〜15分で色を足す」の形を続けます。テスト前の1週間は、新しい色を足さず、塗る時間をほぼゼロにして、赤シートで隠して言う時間に回します。夏休みや冬休みのような長い休みは、色の決まりを見直すのにちょうどいい時期です。前の学期のノートを開き、決まりどおりに書けたページと崩れたページを見比べて、使わなかった色を外し、次の学期のノートの最初のページに決まりを書き直します。

よくある失敗と直し方

教科書の太字を、そのまま全部マーカーで塗る

太字の語をすべて塗った教科書は、遠目にはよく勉強したように見えます。けれど太字は、もともと教科書の側が目立たせてくれている語です。上から塗っても新しいことは何も足されず、塗った本人は「やった」という手ごたえだけを受け取ります。直し方は、太字は塗らずに赤でノートへ写して隠す側に回し、マーカーはその太字を説明している文の方に引くことです。太字の語を見て意味を言い、マーカーの文を見て語を言う。2つの向きで確かめられるようになります。

決まりを作って3日で、また色が増える

最初の夜はうまくいっても、新しいペンを買った日や、友だちのノートがきれいだった日に、決まりはあっさり崩れます。原因の多くは、決まりが細かすぎることと、決まりがノートを開いたときに見えないことです。決まりは4行までにして、最初のページに書きます。そのうえで1週間たったら、決まりを守れたページが何ページあったかを数えます。1度も使わなかった色は外し、1つの色に2つの役がついていたら、どちらかを記号に回します。色を足したくなったときは、1本足したら1本外す、という交換の決まりだけを守ります。

赤シートをかけたら、消したくない所まで消えた

テストの3日前に赤シートをかけたら、見出しも先生の注意も、全部消えてしまった。逆に、覚えたい語が赤なのに透けて読めてしまう。どちらも、色の役と、赤シートでの見え方を確かめずに書いたことが原因です。図3のように、赤シートで消えるのは赤とオレンジの字で、黒と青の字は残ります。緑のマーカーを引いた上の黒い字は黒くつぶれて隠れ、ピンクのマーカーの上の黒い字はそのまま読めます。

図3 赤シートをかけたときに消える色と残る色の見え方の表

直し方は、見出しと注意を黒か青で書き、赤は覚える語だけにすることです。そして新しいペンやマーカーは、本番のページに使う前に、最後のページの余白で一度試します。テストの3日前に気づくより、買った日の夜に気づく方が、直す手間はずっと小さく済みます。

よくある質問

黒以外の文字は、何色のペンで書けばいいですか

覚えて隠したい語は赤かオレンジ、補足は青、という組み方がいちばん崩れにくい形です。ただし、ノートを提出する教科では、色の使い方を先生が決めていることがあります。提出のノートに色の指定があるかどうかは、学校の決まりを確かめてください。指定があるときはそちらを先にし、家で足す青やマーカーだけを自分の決まりにします。授業で鉛筆を使うと決まっているなら、黒を鉛筆に置きかえるだけでかまいません。

マーカーは、教科書とノートのどちらに引けばいいですか

先生が教科書を読みながら「ここが大事」と言った所は、教科書に引く方が写し間違いがありません。授業中は持ち替えを増やさないよう、その行の横に黒で短い印をつけておくだけにし、夜にノートを読み返すついでにマーカーで引き直します。ノートの方には、自分でまとめた文の中の問われそうな部分だけに引きます。両方に同じ所を引くと、見返すものが2倍になるだけなので、どちらか一方にします。やめどきもあります。テストの前にマーカーの所を読み返しても、問題の形で聞かれると答えが出てこないなら、引く量を減らし、赤シートで隠して言う練習の方へ時間を移す合図です。

色を使うと、暗記はしやすくなりますか

色そのものより、色を「隠す」ために使えるかどうかで変わります。赤い語を赤シートで隠し、見えない状態で言えるかを試すと、色は覚えるための道具になります。一方で「ピンクの枠の右上にあった」という覚え方は、テストの問題用紙がたいてい黒一色なので、本番では手がかりになりにくい。例外は地図や理科の図で、区別するための色分けは、そのまま理解の助けになります。地図の上で川と県の境を別の色でなぞると、どこが何の線かが一度で読み取れます。

保護者が手を貸すなら

色とりどりのノートを見ると、「塗ってばかりで勉強していない」と言いたくなるかもしれません。けれど、きれいに作りたい気持ちは、勉強に向かおうとしている気持ちの表れでもあります。声をかけるなら、責める言葉ではなく、役をたずねる言葉にしてみてください。「この赤は何の色」と聞いて、お子さまがすぐに答えられれば、その色は役を持っています。答えに詰まった色があれば、それを一緒に外すだけで十分です。新しいペンをそろえるのは、色の役が決まってからでも遅くありません。毎晩のぞきこむのではなく、1週間後に「決まりは続いてる」と一度だけ聞く。それくらいの距離が、ちょうどいいはずです。

個別指導で確かめること

教室では、いちばん最近の授業のノートを1ページ一緒に開き、色ごとに「これは何の役」と本人に説明してもらいます。そのうえで赤い語に赤シートをかけ、隠した語を言えるかを確かめます。言えない語が多いときは、色の付け方を直す前に、その単元の教科書のどの段落で話が見えなくなったのかまで戻ります。色の問題に見えて、実は前の単元の言葉があいまいだった、ということも少なくありません。

まとめ

色の多いノートが悪いのではありません。役の無い色が、見返す目を迷わせ、覚える時間を塗る時間に変えてしまうのです。黒・赤・青とマーカー1色に役を割りふれば、ペンケースは軽くなり、ページは静かになります。花のつくりのページに要るのは、水色の縁どりではなく、赤シートの下で消える「受粉」の2文字です。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828電話 LINE チャット
で質問