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【高2英文法】仮定法を図解で総まとめ—仮定法過去・過去完了・未来と I wish・as if・倒置(高校英語・仮定法・過去完了・混合型)|武蔵野個別指導塾

過去形なのに現在を表す理由を、現実と想像を分けた図で整理します。空所補充・並べ替え・和文英訳と2本の読解文で、混合型や倒置まで読み解く手順を確かめてください。
よくあるのは、保健室の前の長椅子で待ちながら英文を読み、動詞が過去形だからと「昨日のこと」と訳したのに、文末に now があって手が止まるという場面です。単語は知っているのに、話し手がいつの話をしているのかがつかめません。ここで必要なのは、過去形を見つけたら過去の出来事と決める読み方から一歩進むことです。
仮定法とは、現実とは違うことや、実現を控えめに考えることを、動詞の形を変えて表す方法です。「今、時間があれば」「あのとき確かめていれば」「万一、予定が変わったら」といった気持ちを英文にできます。過去形や過去完了形は、出来事の時点だけでなく、現実から離れて考えていることも示します。
読むときは、条件と結果のそれぞれに「今」「あのとき」「これから」の札を付けるつもりで進めましょう。形を覚えるだけでは見落としやすい、話し手の願い、後悔、ためらいまで読み取れるようになります。
この単元で身につけること
- 仮定法過去の過去形を、現在の現実との距離として読めるようにします。過去形があっても、必ず過去の話になるわけではありません。
- 仮定法過去完了では、条件も結果も過去の出来事として整理します。had と過去分詞、助動詞と have の組み合わせを別々に確認します。
- 混合型では条件と結果の時点を分けます。過去の選択が現在の状態に影響する文を、両方とも過去の話にしないようにします。
- should、were to、wish、as if、It is time の働きを区別します。同じ過去形でも、万一への備え、願望、見え方、促しでは伝える内容が変わります。
- without、but for、倒置から、書かれていない if の条件を読み戻します。短い英文だけでなく、段落全体で事実と想像の関係を追います。
前の比較の単元で二つの対象の違いを読んだのと同じように、仮定法では現実の状態と想像した状態の違いを捉えます。ただし、比べる相手が英文中にすべて書かれているとは限りません。前後の文から現実を補い、何を変えて考えているのかを確かめることが読解の中心になります。
基本の考え方
現在の話に過去形を使う理由
まず、通常の条件と比べます。条件を表す if の節では、未来のことでも通常は現在形を使います。節とは主語と動詞を含むまとまりで、if に導かれる部分を if 節、文の中心となる結果の部分を主節と呼びます。
If I have time tomorrow, I will help you.
訳:明日時間があれば、あなたを手伝います。
この文は、明日時間がある可能性を普通に考えています。それに対して、現在は忙しくて手伝えない状況で、条件を変えて考えると次の形になります。
If I had time now, I would help you.
訳:今時間があれば、あなたを手伝うのですが。
had は過去形ですが、now が示す時点は現在です。「if + 主語 + 過去形, 主語 + would + 動詞の原形」が仮定法過去の基本です。would の代わりに could なら「できるのに」、might なら「かもしれないのに」という意味を加えられます。助動詞とは、動詞に可能性や話し手の判断などを添える語です。
図1のように、現実の「時間がない」と、想像した「時間がある」を現在の同じ位置に置くと、過去形を使っても過去に戻っているわけではないとわかります。上下の線の違いは時点ではなく、現実か想像かの違いです。

If I were you, I would ask again.
訳:私があなたの立場なら、もう一度尋ねます。
be 動詞には、主語が I、he、she でも were を使えます。現実とは違う条件を明確に示す、学校の問題で基本となる形です。口語では主語によって was も使われますが、were しか使えないと一律に覚えるのでも、いつも was に直すのでもなく、場面に応じて捉えましょう。
If Emma lived near the library, she could visit it every day.
訳:もしエマが図書館の近くに住んでいれば、毎日そこへ行けるのですが。
could visit は「行くだろう」よりも「行くことができる」という条件つきの可能性を示します。lived から「昔住んでいた」と決めると、この意味のつながりが崩れます。ただし、仮定法過去は未来の実現しにくい条件にも使うため、「過去形なら現在」と逆向きに決めつけることも避けます。
過去の事実を変えて考える形と混合型
過去に起きたことを別の展開として考える場合は、if 節に「had + 過去分詞」を使います。過去分詞とは、動詞の活用形の一つで、完了形や受動態などにも使う形です。結果側は「would / could / might + have + 過去分詞」となり、これを仮定法過去完了と呼びます。
If Ken had checked the map, he would have found the shop.
訳:ケンが地図を確認していれば、その店を見つけていたでしょう。
ここでは、地図を確認することも店を見つけることも過去です。had checked と would have found をひとまとまりの暗記にせず、条件側と結果側にそれぞれ過去の印があると捉えます。店を見つけられなかったという背景が与えられている場面なら、その事実を変えて想像している文だと読めます。
If Yuki had saved the file, she could have printed it yesterday.
訳:ユキがファイルを保存していれば、昨日それを印刷できたのですが。
If I had practiced more last month, I would be more confident now.
訳:先月もっと練習していれば、今はもっと自信があるのですが。
最後の文は、条件が先月、結果が今です。このように条件と結果の時点が異なる形を混合型と呼びます。結果を would have been にすると、過去に自信があっただろうという読みへ変わります。had を見た勢いで後半も完了形にするのではなく、last month と now を先に拾いましょう。
未来の仮定と、願望や見え方の表現
未来について万一の備えを述べるときは、「if + 主語 + should + 動詞の原形」を使えます。この should は「すべきだ」という義務ではありません。主節は would に限らず、will、命令文なども使えます。
If it should rain tomorrow, we will use the indoor room.
訳:万一明日雨が降ったら、私たちは屋内の部屋を使います。
If you should need a pen, please use mine.
訳:万一ペンが必要になったら、私のを使ってください。
一方、「if + 主語 + were to + 動詞の原形」は、未来の出来事を距離を置いて想定する形です。実現しにくいことにも用いますが、必ず実現不可能という意味ではありません。should と were to に固定の確率を当てはめる読み方はしません。
If the library were to close next year, we would need another study space.
訳:もし来年その図書館が閉館するようなことになれば、私たちは別の勉強場所が必要になるでしょう。
wish の後ろでは、現在の実現していない願いに過去形、過去への後悔に過去完了形を使います。wish は「願う」という動詞ですが、この形では、単なる将来の希望よりも、現実がそうではないことへの気持ちが前に出ます。
I wish I knew the answer.
訳:その答えがわかればよいのに。
I wish I had brought my notebook.
訳:ノートを持ってくればよかったのに。
I wish the rain would stop.
訳:雨がやんでくれればよいのに。
would を使う願いは、今の状態が変わることを望む表現です。現在の知識や能力について、機械的にすべて would を入れるわけではありません。「知っていれば」なら knew、「できれば」なら could など、望んでいる内容に合わせます。
as if は「まるで〜であるかのように」という見え方を表します。事実とは違う、あるいはそうとは考えにくいことを述べるときに、仮定法の形を使えます。
Tom talks as if he knew everything about the garden.
訳:トムはその庭について何でも知っているかのように話します。
Emma speaks as if she had seen the painting before.
訳:エマは以前その絵を見たことがあるかのように話します。
knew は話している現在と同じ時点の知識、had seen は今話している時点より前の経験です。as if の後ろが必ず事実に反するわけではありません。実際にそうである可能性を認めて述べるときには、普通の時制も使います。
It looks as if the bus is late.
訳:バスは遅れているようです。
また、「It is time + 主語 + 過去形」は「もう〜してよいころだ」「もう〜する時間だ」と促す表現です。過去形でも、過去に行ったことの説明にはなりません。
It is time we went home.
訳:もう家に帰る時間です。
まだ帰っていない状況で、帰るべき時点に来ている、場合によっては少し遅いという気持ちを示します。今の状態をそのまま報告するのではなく、現状を変える方向を示す表現として押さえると、wish と混同せずに読めます。
例題で使い方を確かめる
例題1 現在の条件を空所補充で組み立てる
今はカメラを持っていない、という状況です。括弧内の動詞を適切な形にして、英文を完成させましょう。
問題:If I (own) a camera, I (can) take a picture of this flower now.
訳:カメラを持っていれば、今この花の写真を撮れるのですが。
- now と状況説明から、話題の時点が現在だと確かめます。以前カメラを持っていたかどうかは、この問題では問われていません。
- 現在の事実と異なる条件なので、own を過去形の owned にします。if 節の中に would を入れるのではなく、条件の動詞自体を変えます。
- 結果は「撮るだろう」ではなく「撮れるのに」です。指定された can を could にし、その後ろの take は原形のままにします。
答え:If I owned a camera, I could take a picture of this flower now.
訳:カメラを持っていれば、今この花の写真を撮れるのですが。
例題2 過去の条件を並べ替える
次の語句をすべて1回ずつ使い、文頭を大文字にして英文を作りましょう。過去の発表会で、レポートをもっと明確に説明できたのに、という振り返りです。
語句:the report / had read / would have explained / if / I / it more clearly / I / , / .
訳:そのレポートを読んでいれば、私はそれをもっと明確に説明していたでしょう。
- 条件の主語 I と動詞 had read をつなげます。read はここでは過去分詞で、つづりは原形と同じでも、発音は過去形と同じです。
- 読む対象の the report を条件側に置きます。if 節の終わりをコンマで示すと、結果側との区切りが見えます。
- もう一つの I を主節の主語にし、would have explained を続けます。説明したはずの出来事も過去なので、would explain だけではこの設問の時点に合いません。
- it more clearly を最後に置き、it が the report を受けていると確認します。代名詞の指す内容までつながれば、語順と意味の両方を点検できます。
答え:If I had read the report, I would have explained it more clearly.
訳:そのレポートを読んでいれば、私はそれをもっと明確に説明していたでしょう。
例題3 混合型を和文英訳する
「昨夜早く寝ていれば、今眠くないのに」を英語にしましょう。条件には go to bed、結果には sleepy を使います。
- 条件の「昨夜」と、結果の「今」を別々に印します。「〜していれば」という日本語だけで時制を決めないことが、最初の手順です。
- 過去の条件を had gone to bed と組み立てます。go の過去分詞は gone なので、had went にはなりません。
- 今の状態は would not be sleepy とします。sleepy は状態を説明する形容詞なので、助動詞の後ろに原形の be が必要です。
- earlier last night と now をそれぞれ対応する節に置きます。条件から結果への関係が、過去から現在へ進んでいるかを読み直します。
答え:If I had gone to bed earlier last night, I would not be sleepy now.
訳:昨夜早く寝ていれば、今眠くないのに。
図2のように、昨夜の行動と今の状態は違う位置にあります。下の線は、昨夜の行動を変えた場合の現在を示しています。図の右側が現在のままなので、主節には have を加えません。上下を見比べてから左右の時間の流れを見ると、混合型の二つの区別を同時に整理できます。

例題4 if を省略して倒置する
「If I had known the schedule, I would have arrived earlier.」の if を省略し、同じ意味の英文に書き換えましょう。
訳:予定を知っていれば、私はもっと早く到着していたでしょう。
- if 節の動詞が had known であることを確認します。この had は完了形を作る助動詞なので、if を省略したときに主語より前へ移せます。
- if を取り除き、Had I known の順にします。このように通常の語順を入れ替えることを倒置と呼びます。
- the schedule 以下を続け、主節の would have arrived はそのまま残します。倒置しても、過去の条件と過去の結果という関係は変わりません。
- 文末は疑問符ではなくピリオドにします。Had から始まっても質問ではなく、条件を表す節だからです。
答え:Had I known the schedule, I would have arrived earlier.
訳:予定を知っていれば、私はもっと早く到着していたでしょう。
倒置ができる代表は had、were、should です。普通の過去形をすべて主語の前へ出せるわけではありません。特に「持っている」という一般動詞の had を、完了形の had と同じ操作で扱わないようにします。
短い文章で条件と事実を読み分ける
読解文1は、次の発表に向けて準備を変える話です。最初に現実の出来事をつかみ、その後で「変えられなかった過去」と「これから変えられる予定」を分けて読みましょう。
Ken gave a short talk about a local garden yesterday. He had collected useful pictures, but he left them at home. If he had packed his bag the night before, he could have shown them to the class. He wishes he had checked his bag more carefully. His teacher says that the explanation was clear even without the pictures. Ken now keeps a small list beside his desk. If he follows the list next time, he will remember the materials. He cannot change yesterday’s talk, but he can change how he prepares for the next one.
訳:ケンは昨日、近所の庭について短い発表をしました。役立つ写真を集めていましたが、家に置き忘れました。前の晩にかばんの準備をしていれば、それらをクラスのみんなに見せることができたのですが。彼はもっと注意深くかばんを確認しておけばよかったと思っています。先生は、写真がなくても説明は明確だったと言っています。ケンは今、机のそばに小さな確認リストを置いています。次回そのリストに従えば、資料を忘れずに済むでしょう。昨日の発表は変えられませんが、次の発表の準備の仕方は変えられます。
第3文の had packed と could have shown は、すでに終わった発表についての条件と結果です。一方、終盤の follows と will remember は、次回に実行できることを普通の条件として述べています。if がある文をすべて同じ「もし〜だったなら」にすると、後悔から次への行動に切り替わる段落の流れを見失います。
without the pictures は「写真なしでも」という実際の説明の状況です。without があるだけで仮定法になるわけではない、という点も、この文章から確かめられます。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 wish の後ろで現在形を使ってしまう
× I wish I know how to use this camera.
意図した訳:このカメラの使い方を知っていればよいのに。
どこが違うか:今は知らないことへの願望なので、wish の後ろの know を過去形にします。
○ I wish I knew how to use this camera.
訳:このカメラの使い方を知っていればよいのに。
日本語が「今のこと」だから現在形、と判断するのが原因です。今の知識を事実として伝えるのか、今はない知識を願っているのかを先に区別します。過去のことを後悔するときだけ、さらに had と過去分詞の組み合わせへ進みます。
誤り2 過去の結果で have を落としてしまう
× If Emma had left earlier, she would arrived before noon.
意図した訳:エマがもっと早く出発していれば、正午前に到着していたでしょう。
どこが違うか:would の直後に arrived は置けず、過去の結果には have と過去分詞を続けます。
○ If Emma had left earlier, she would have arrived before noon.
訳:エマがもっと早く出発していれば、正午前に到着していたでしょう。
助動詞の直後に原形を置く原則は、仮定法でも変わりません。この文では原形の have を置き、その後ろを過去分詞 arrived にします。単に arrived を arrive に直すと、過去の結果を述べたいという設問の意図まで変わるため、意味と形の両方で確認します。
誤り3 倒置しても if を残してしまう
× If had I noticed the sign, I would have turned left.
意図した訳:その標識に気づいていれば、左に曲がっていたでしょう。
どこが違うか:条件節の had を主語の前へ出す倒置では、if を残しません。
○ Had I noticed the sign, I would have turned left.
訳:その標識に気づいていれば、左に曲がっていたでしょう。
図3は例題4の条件節を示しています。上段の if を省略し、had だけを主語 I の前へ動かします。known を一緒に先頭へ移したり、主節まで疑問文の語順にしたりしないようにしましょう。

Were I in your position, I would choose the smaller bag.
訳:私があなたの立場なら、小さいほうのかばんを選びます。
Should you have any questions, please ask me after class.
訳:もし何か質問があれば、授業後に私に尋ねてください。
were と should の倒置も、先頭の語を主語の後ろへ戻し、if を補えば意味を確かめられます。should の文は丁寧な案内にも使われ、特別な非常事態だけを指すものではありません。
if のない条件を文脈から補う
without は「〜がなければ」、but for は「〜がなかったら」という条件を表せます。but for はこの用法では「〜がなければ」に相当するまとまりです。どちらも後ろに名詞や代名詞を置き、結果側の形や時を表す語から時点を判断します。
Without this map, we would be lost now.
訳:この地図がなければ、私たちは今道に迷っているでしょう。
But for your advice, I would have chosen the wrong size.
訳:あなたの助言がなかったら、私は間違ったサイズを選んでいたでしょう。
前の文は今ある地図の助け、後の文はすでに受けた助言の助けを考えています。without なら現在、but for なら過去という使い分けではありません。たとえば後の文の But for を Without に替えても、過去の条件を表せます。
読解文2では、今の設備と、過去に受けた助けと、未来の計画を読み分けてください。条件を示す部分を見つけたら、その直後だけでなく主節の形まで視線を進めます。
Yuki is helping to plan a small reading corner. The room is quiet, but it has only two lamps. Without another lamp, some students would have trouble reading in the evening. Yuki wishes the room were brighter. Tom speaks as if he had already solved the problem, although he has not measured the room yet. Had a neighbor not lent them a table last week, they would have had no place to put their books. If the group were to receive another table, they would arrange the seats differently. For now, they will measure the room and make a simple plan.
訳:ユキは小さな読書スペースを計画する手伝いをしています。部屋は静かですが、照明は二つしかありません。もう一つ照明がなければ、夕方に読みにくく感じる生徒もいるでしょう。ユキは部屋がもっと明るければよいのにと思っています。トムはまだ部屋の寸法を測っていないのに、もうその問題を解決したかのように話します。先週近所の人がテーブルを貸してくれていなかったら、彼らには本を置く場所がなかったでしょう。もしグループがもう一つテーブルを受け取ることになれば、座席の配置を変えるでしょう。今のところは、部屋の寸法を測って簡単な計画を立てる予定です。
第3文は必要な照明がない場合の結果、第4文は現在の明るさへの願いです。第5文の had already solved は、今話している時点より前に解決を済ませたかのように、という順序を表します。実際にはまだ寸法を測っていないという後半が、発言と現状のずれを補っています。
第6文の Had a neighbor not lent は、否定の倒置です。if を戻すなら、主語の後ろに had not lent を置きます。not まで主語の前へ出して疑問文のように読むのではありません。さらに第7文は未来の想定なので、一つの段落の中でも、現在・過去・未来を切り替えて読む必要があります。
練習問題
解く前に、各問の条件または願いがいつのことかを決めましょう。英文が完成したら、助動詞の直後の形と、時を示す語の対応を点検します。
練習1 空所補充
現在ピアノを弾けない人の願いです。括弧の can を適切な形にしましょう。
問題:I wish I (can) play the piano.
訳:ピアノを弾ければよいのに。
練習2 並べ替え
すべての語句を1回ずつ使い、文頭を大文字にしてください。
語句:the instructions / had followed / we / if / would have finished / we / sooner / , / .
訳:その説明に従っていれば、私たちはもっと早く終えていたでしょう。
練習3 和文英訳
「去年この町に引っ越していなかったら、今エマを知らないでしょう」を、条件から始めて英語にしましょう。move to this town、know Emma、last year、now を使います。
練習4 空所補充
「万一その店が明日閉まっていたら、私に電話してください」という意味にします。万一を表す助動詞を空所に1語補いましょう。
問題:If the shop (____) be closed tomorrow, please call me.
訳:万一その店が明日閉まっていたら、私に電話してください。
答えと解説
練習1の答え:I wish I could play the piano.
訳:ピアノを弾ければよいのに。
今の能力について現実とは違う願いを述べるので、can を could にします。could の後ろは原形 play のままです。過去に弾けたと言っているのではありません。
練習2の答え:If we had followed the instructions, we would have finished sooner.
訳:その説明に従っていれば、私たちはもっと早く終えていたでしょう。
説明に従うことも、作業を終えることも過去の話です。条件は had followed、結果は would have finished とし、二つある we を各節の主語にします。
練習3の答え:If I had not moved to this town last year, I would not know Emma now.
訳:去年この町に引っ越していなかったら、今エマを知らないでしょう。
過去の引っ越しと、現在の知り合いである状態を結ぶ混合型です。条件の否定は had not moved、結果の否定は would not know となります。今エマを知っているという結果に have known を機械的に当てはめないようにします。
練習4の答え:If the shop should be closed tomorrow, please call me.
訳:万一その店が明日閉まっていたら、私に電話してください。
「万一」を表す should の後ろに原形 be が続きます。主節は命令文でも自然です。仮定法を見たら主節には必ず would が必要、という覚え方ではこの文を処理できません。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の接続詞と副詞節では、条件だけでなく、時・理由・譲歩などの関係を読みます。仮定法で条件側と結果側を分けた経験は、節の境界を見つけ、接続詞が何と何を結んでいるかを判断する土台になります。if の形だけでなく、主節まで読む習慣を持ち越しましょう。
家庭では5分を目安に、次の二つを試せます。最初の2分は例題3の英文を声に出し、last night で左、now で右を指して、図2の時点を確かめます。残りの3分は、基本の I wish の文を一つ選び、knew the answer を could swim に入れ替えて言い、意味が「答えを知っていれば」から「泳げれば」に変わると説明します。言葉を入れ替えるときも、現実にはどうなのかを日本語で添えると、形と意味が離れません。
個別指導では、混合型が難しい場合は条件と結果の時点まで戻り、have の後ろで止まる場合は動詞の過去分詞まで戻って確かめます。お子さまの復習を見守る際も、形を言えるかだけでなく「今の話か、過去の話か」を尋ねると、読み違えた場所を絞れます。
まとめ
仮定法を読むと、書き手が目の前の現実をどう捉え、どこを変えて考えているのかが見えてきます。後悔を述べる文の後ろに次回への条件が続けば、段落の視線は過去から未来へ動いています。その動きを受け取るには、動詞の名前を答えるだけでなく、条件と結果をそれぞれ時点に置く必要があります。
過去形に出会って立ち止まったら、時を表す語と話し手の現実に戻ってください。仮定法の過去形は、過ぎた時間だけでなく、今ここにはない可能性を読むための手がかりです。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



