電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

【小6社会】世界の中の日本を図解で総まとめ—つながりの深い国々・国際連合・平和と環境への協力|武蔵野個別指導塾

【小6社会】世界の中の日本を図解で総まとめ—つながりの深い国々・国際連合・平和と環境への協力のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

日本と世界の交流を、もの・人・文化のつながりから学びます。国連と日本の年表や協力活動の比較図を使い、ユニセフと青年海外協力隊の違い、平和や環境の課題を親子で説明する練習ができます。

よくあるのは、駅のホームのベンチで社会のノートを開き、「外国から品物を買うのも、外国の子どもを支えるのも、日本と世界のつながりなのに、どう分けて説明すればよいのだろう」と手が止まる場面です。国の名前や国際機関の名前は覚えていても、それぞれが何をしているのかを文章にすると、全部が「外国と仲よくするため」になってしまいます。

この単元では、つながりの相手だけでなく、「何を通して」「何のために」関わっているかを考えます。食料を売り買いすること、旅行で訪ね合うこと、困っている人のくらしを支えることには、それぞれ違う目的があります。その違いが見えると、国際連合の役割や地球全体の課題も、身近なくらしと結びつきます。

国名と名物を組み合わせるだけで終わらせず、資料の中の人々の生活まで見てみましょう。お子さまが「だれが、だれと、何をしているか」を言えるようになることが、説明問題を解く確かな土台です。

この単元で身につけること

小5で学んだ輸出・輸入や環境を守る取り組み、小6で学んだ戦後の日本を思い出すと、国際社会が毎日の生活の延長にあることを捉えやすくなります。覚えた用語を使って、具体的な場面を説明するところまで進めましょう。

基本の考え方

日本と外国は、もの・人・文化でつながっています

日本で使う品物には、日本国内でつくられたものも、外国から運ばれてきたものもあります。外国から品物を買って国内に入れることを輸入、国内の品物を外国へ売って送り出すことを輸出といいます。両方を合わせた品物の取り引きが貿易です。同じ国との間でも、輸入と輸出の両方が行われるので、「買う国」「売る国」と固定して覚えないようにします。

たとえば、日本はアメリカから小麦などを輸入し、アメリカへ自動車などを輸出しています。オーストラリアからは鉄鉱石や石炭などを輸入しており、日本の工業ともつながっています。ただし、これらは代表的な品目の例です。相手国や品物の順位は年によって変わるため、表やグラフを読むときは、必ず資料の年と品目を確かめます。

人の移動にも目を向けましょう。観光、留学、仕事などを目的に、日本から外国へ出かける人も、外国から日本へ来る人もいます。直接行き来しなくても、映像や音楽を楽しんだり、インターネットで話したりできます。図1のように、つながりをいくつかの入口に分けると、貿易以外の交流を見落としません。

図1 日本と世界を結ぶもの・人・文化や情報の交流

図1の矢印は、ものや人などが両方向に行き来することを表しています。矢印の太さや長さは、貿易額や移動する人数を表していません。地図でもないので、左右の配置から国の位置を判断することはできません。社会の図は、何を表す図なのかを最初に押さえると、読み違いを防げます。

国の文化とくらしを比べるときは、同じ国の中にも違いがあることを忘れないでください。アメリカでは英語が広く使われますが、ほかにもさまざまな言語が使われています。中国には広い国土があり、地域によって気候や食べ物に違いがあります。韓国ではハングルを用いた表記が見られ、日本との間で観光や音楽などを通した交流もあります。国名から生活を1つに決めつけず、資料がどの地域のどんな場面を示しているかを確認します。

食事の写真であれば、「どんな食材か」「何を使って食べるか」「どんな時に食べるか」を分けて見ます。祭りの料理を見て、その国の人が毎日同じ料理を食べているとは言えません。日本にも家庭や地域による違いがあることを手がかりにすると、外国のくらしにも幅があると理解できます。違いは優劣を決める材料ではなく、相手の生活を知る入口です。

国際連合は、国々が協力するための組織です

国際連合は、第二次世界大戦への反省から、世界の平和を守り、国々の協力を進めるために1945年につくられました。略して国連といいます。日本は1956年に加盟しました。「加盟」は、その組織の一員になることです。国連ができた年と日本が加盟した年は、別の出来事として押さえましょう。

国連では、加盟国が集まって話し合う総会などを通して、世界の問題を扱います。安全保障理事会は、平和と安全を守ることについて大きな役割を担います。まずは、国連には話し合いの場とさまざまな活動があることを理解すれば十分です。国連を、すべての国を自由に動かせる「世界の政府」と考えるのは正確ではありません。国々の考えが異なり、合意や活動に向けた協力が必要になるからです。

国連の活動は、戦争を防ぐことだけに限りません。人々の権利を守ること、病気や貧困に関わる問題に取り組むこと、環境を守ることなどにも広がっています。戦争や災害で学校に通いにくくなった子どもにとって、食料や安全な水、学ぶ場所はどれも必要です。平和は、戦いがないという言葉だけでなく、人々が安心して生活を続けられる条件とも結びついています。

日本も国連の一員として、話し合いに参加したり、活動に必要なお金や人の面で協力したりしています。ほかの国と相談しながら課題に取り組むことも、日本の国際的な役割です。国内の政治と同じように、だれかに任せて終わりにせず、どのような問題にどう関わるかを考えます。

子どもへの支援と、現地の人と進める協力

ユニセフは、国連児童基金のことです。子どもの命や健康を守り、育ちや学びを支える活動を行います。たとえば、予防接種の支援、安全な水を使える環境づくり、学習に必要な物資の提供などがあります。「子ども」という対象と、「健康・水・教育」といった具体的な内容を組み合わせて覚えると、活動を説明しやすくなります。

青年海外協力隊は、日本の国際協力機構であるJICAが行う海外協力隊事業の一つです。隊員は、派遣先の人々とともに生活し、教育、農業、保健などの分野で知識や技術を生かして協力します。ユニセフの別名でも、国連から派遣される隊の名前でもありません。相手の地域が必要としていることを聞き、現地の人と一緒に取り組む点に注目します。

たとえば、野菜を育てる方法を一緒に工夫する場合、日本の方法をそのまま持ち込めばよいとは限りません。雨の降り方、手に入る道具、食生活などが違うからです。現地の人の経験を知り、その土地で続けられる方法を探すことが協力につながります。支える側と支えられる側が固定されるのではなく、活動を通して互いに学ぶこともあります。

地球温暖化や海のごみの問題などは、国境の内側だけでは解決しにくい課題です。温室効果ガスは大気に広がり、川に流れたごみが海へ運ばれることもあります。各国が共通の目標に向けて協力しながら、国内でもエネルギーの使い方やごみの扱いを見直す必要があります。持続可能な開発目標を表すSDGsも、世界の人々が将来にわたって暮らしていける社会を目指す、共通の目標です。

例題で解き方を確かめる

例題1 交流の種類を分けましょう

次の3つを「もの」「人」「文化や情報」のつながりに分けましょう。アは外国で育てられた小麦が日本に運ばれてくること、イは日本の児童が外国の児童と画面を通して互いの行事を紹介すること、ウは外国の人が旅行で日本を訪れることです。それぞれ、この問題で中心になるつながりを1つ選びます。

  1. 何が動いたり伝わったりしているかを探します。国名だけを見ても、交流の種類は決まらないためです。アは小麦、イは行事についての情報、ウは旅行する人に印を付けます。
  2. 見つけたものを分類に対応させます。小麦は品物なので「もの」、旅行する人は「人」、行事を紹介する内容は「文化や情報」です。
  3. イとウの違いを確かめます。イにも人は登場しますが、この場面で国を越えて伝わる中心は情報です。ウでは人が実際に移動しています。

現実の交流は、いくつもの種類が重なることがあります。旅行先で料理や祭りを知れば、人の移動が文化を知る機会にもなります。この問題では、文に書かれた中心の出来事を選んでいると考えてください。

答え:アはもの、イは文化や情報、ウは人のつながりです。

例題2 年表から出来事の間の年数を求めましょう

図2を見て、国際連合がつくられてから日本が加盟するまで、年の数字の差は何年か答えましょう。また、先に起こった出来事も答えます。図の目盛りは、1目盛りが1年を表しています。

図2 国際連合の成立と日本の加盟を同じ時間軸で比べる年表
  1. 2つの出来事に付いた年を読み取ります。目盛りを数える前に、何を比べる問題かをはっきりさせるためです。国連がつくられたのは1945年、日本が加盟したのは1956年です。
  2. 後の年から前の年を引きます。年の数字の差を求めるので、1956 − 1945 = 11と計算します。
  3. 図2で1945年の点から1956年の点までの区間を確かめます。間は11区間です。端の年を両方含めて年の名前を数える方法とは違います。
  4. 時間軸の左側にある出来事を答えます。この図では右へ進むほど後の年になるので、国連がつくられたことが先です。

年表では、間隔が同じなら同じ長さの時間を表す図と、出来事だけを順番に並べた図があります。図2は前者です。年表に示されていない期間を想像で足さず、目盛りと年のラベルを根拠に計算しましょう。

答え:年の数字の差は11年で、先に起こったのは国際連合がつくられたことです。

例題3 協力する主体を見分けましょう

アは「国連の機関が、子どもたちの予防接種や学習を支える活動」、イは「JICAの事業で日本から派遣された隊員が、現地の人々と野菜の栽培方法を工夫する活動」です。アとイに当てはまる名前を、ユニセフと青年海外協力隊から選びましょう。

  1. だれが活動しているかを探します。教育や農業という分野だけでは、活動する組織を1つに決められないことがあるためです。アには国連の機関、イにはJICAの事業で派遣された隊員と書かれています。
  2. 支える相手や進め方を読みます。アは子どもの健康と学び、イは現地の人とともに行う栽培の工夫です。
  3. 主体と活動内容を組み合わせて名前を選びます。子どもを支える国連の機関はユニセフ、ここで述べた日本の隊員による協力は青年海外協力隊に対応します。

「学校を支える活動なら、すべてユニセフ」と覚えるのは避けましょう。青年海外協力隊にも教育に関わる活動があります。同じ目的に複数の組織や人が関わるからこそ、文の中の主体を読み取る必要があります。

答え:アはユニセフ、イは青年海外協力隊です。

例題4 国々が協力する理由を説明しましょう

「海に流れ出るごみを減らすには、なぜ日本国内の取り組みに加えて、ほかの国との協力も必要なのですか」と問われました。「海」「国境」という語を使って、短く説明しましょう。

  1. 問われている内容を確かめます。「自分が何をするか」ではなく、「国々が協力する理由」を問われているため、行動を挙げるだけでは足りません。
  2. ごみの移動を考えます。陸で出たごみが川を通って海へ流れ出たり、海の流れで別の地域へ運ばれたりすることがあります。
  3. 問題が国境で区切れないことを、理由としてまとめます。海はつながっているので、1つの国だけの対策では十分でない場合があると説明できます。
  4. 理由と協力の必要性がつながっているか読み返します。「外国にもごみがあるから」だけより、どのように影響が広がるかを書いた方が、根拠が伝わります。

この説明は、すべての海のごみが外国から来るという意味ではありません。日本で出たごみも問題の一部になり得ます。自分たちの地域で減らすことと、国々が協力することは、両方とも必要です。

答え:海はつながっていて、ごみが国境を越えて運ばれることがあるため、国々が協力して減らす必要があります。

つまずきやすいところと直し方

国の特色を、その国の全員に当てはめてしまいます

誤った書き方は、「中国の人は、どの地域でも毎日同じ料理を食べています」です。どこが違うかというと、ある地域や家庭の写真で見た内容を、国全体の生活に広げている点です。正しい書き方は、「中国の食生活には地域などによる違いがあり、この写真では、この地域の料理を食べている様子が見られます」です。

直すときは、写真の説明にある地名や、撮影された場面を読みます。「この資料から言えること」と「この資料だけでは言えないこと」を分ける練習です。比較する際も、日本の特別な行事と外国の日常の食事をそのまま比べず、条件をそろえます。似ているところを1つ、違うところを1つ探すと、名物だけに目が向くのを防げます。

国際連合があれば、国々の意見は必ず一致すると考えます

誤った書き方は、「国際連合が世界のすべての国の政治を決めます」です。どこが違うかというと、国連を各国の上に立つ1つの政府と捉えている点です。正しい書き方は、「国際連合は、国々が話し合い、平和や人々のくらしのために協力する組織です」です。

国々にはそれぞれの立場や考えがあり、話し合いがすぐにまとまるとは限りません。「目的があること」と「目的がすでにすべて達成されたこと」は別です。平和を守る目的を学ぶときも、現実に課題が残っているからこそ、話し合いや協力が続いていると捉えましょう。世界の問題を1つの組織だけで解決すると書かず、関係する国や人々の協力まで考えます。

ユニセフと青年海外協力隊を同じ組織にしてしまいます

誤った書き方は、「青年海外協力隊は、ユニセフから派遣される隊です」です。どこが違うかというと、どちらも国際協力をすることから、組織のつながりまで同じだと考えている点です。正しい書き方は、「ユニセフは子どもを支える国連の機関で、青年海外協力隊はJICAの事業で派遣され、現地の人々と活動します」です。

図3 ユニセフと青年海外協力隊の位置づけと活動例の比較

図3のように、上の段と下の段を分けてたどると、名前と活動を整理できます。上の段は国連に関わる機関と子どもへの支援、下の段はJICAの事業による隊員の派遣と現地の人との活動を示しています。矢印は活動へのつながりを表し、組織の大きさや力の強さを表すものではありません。

図3で示す活動は例であり、ユニセフが学びだけを支えたり、青年海外協力隊が農業だけを支えたりするわけではありません。保護者の方がお子さまに確かめるときは、「名前はどちらか」に加えて「文のどこで判断したか」を聞いてみてください。根拠を指せれば、似た問題でも混同しにくくなります。

練習問題

練習1

日本の工場でつくった製品を外国へ売って送り出すことを何といいますか。また、外国から日本へ品物を買って入れることも答えましょう。どちらも日本の側から見た言い方で答えてください。

練習2

国際連合がつくられたのは1945年、日本が加盟したのは1956年です。日本の加盟は国連の成立より何年後に当たりますか。年の数字の差を求める式と答えを書きましょう。

練習3

ア「子どもの健康や教育を支える国連の機関」、イ「JICAの事業で派遣され、現地の人々と活動する隊員」に対応する名前を答えましょう。さらに、イの活動では、現地の人の話を聞くことがなぜ必要か、土地の条件に触れて1文で説明してください。

練習4

海のごみを減らすために、自分たちの地域でできる行動を1つ、国々の協力が必要な理由を1つ書きましょう。行動と理由を別々の文にすると、何を答えているかがはっきりします。

答えと解説

練習1の答えは、外国へ売って送り出すことが輸出、外国から買って入れることが輸入です。日本を出るのか、日本に入るのかを先に確認しましょう。同じ品物の移動でも、売る側と買う側では使う言葉が違います。

練習2の答えは、1956 − 1945 = 11で、11年後です。1945年と1956年を含めて年のラベルを数えるのではなく、2つの年の間の長さを求めます。図2に戻って、点の間の区間を数える方法でも確かめられます。

練習3の答えは、アがユニセフ、イが青年海外協力隊です。説明の答えの例は、「気候や使える道具など、土地の条件に合い、現地の人が続けられる方法を一緒に考えるためです」です。「相手の困っていることを知り、その土地に合う協力をするためです」でも、現地の状況を尊重する理由が伝われば適切です。

練習4の答えの例は、「地域のごみが川や海へ流れ出ないように、決められた方法でごみを出します。海はつながっていて、ごみが国境を越えて運ばれることがあるため、国々の協力も必要です」です。行動には、使い捨ての品を必要以上に使わず、ごみを減らす工夫なども挙げられます。「気をつけます」だけで終えず、何をどうするのかを書くことがポイントです。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

この単元は、中学社会で世界の各地域の特色や、国際社会の課題を学ぶ土台になります。国の名前を知ることに加え、自然の条件、産業、歴史、文化を関係づけて見る力が必要です。小学校で学んだ貿易や政治を、世界の人々のくらしと結びつけておきましょう。

家庭で5分でできる確かめ方の1つ目は、身近な食品の表示から原産国を1つ探し、地図帳で位置を確認することです。「日本とのつながりは、もの・人・文化や情報のどれか」「日本から見ると輸入か」を話します。加工した国と原料の産地が別の場合もあるので、表示のどの欄を読んだかまで確かめると丁寧です。

2つ目は、図3を見てから隠し、ユニセフと青年海外協力隊について「だれが、何をするか」を交代で説明することです。聞く側は、活動名を言い直すのではなく、「その地域で続けられるようにするには、何を聞くとよいか」と1つ問いを足します。名称の暗記から、協力の進め方へ話を広げられます。

個別指導では、輸出と輸入の向きで迷うなら小5の貿易まで戻り、年表で迷うなら目盛り1区間の意味から確かめます。説明が曖昧な場合は、問題文の主語と活動を分けて読み、根拠のある1文に整えます。

まとめ

世界の出来事を読むとき、国名や機関名を知っているだけでは、そこで暮らす人が必要としていることまでは見えてきません。品物が届く道筋、人が訪ねる目的、支援によって変えたい生活を具体的に考えると、日本と世界の関係を自分の言葉で説明できます。

違いを見つけたときには、その背景にある気候や習慣を調べ、協力を考えるときには、相手が何に困っているのかを確かめます。国際協力の出発点は、相手のくらしを知ることです。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット