冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

都立推薦はオール4で届くか—素内申36が調査書点で何点になり、残りを何で埋めるか|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

素内申36は調査書点の満点が450点の学校で360点。内申40の人との40点の差は、面接と作文の得点率で約8.9ポイント上回れば埋まる計算を、手元の通知表で追ってみてください。

オール4の素内申は36です。都立推薦で評定を使う学校は9教科を同じ重さで数え、「評定の合計×その学校の調査書点の満点÷45」で調査書点を出します。満点が450点の学校なら360点、500点の学校なら400点です。

届くかどうかは、36という数だけでは決まりません。推薦は、調査書点に面接や作文などの点を足した総合成績の順に、取る人数の分だけ上から合格が決まるからです。調査書点が総合成績のちょうど半分の学校なら、評定1つの差は、面接と作文の得点率でおよそ2.2ポイントに当たります。

素内申 調査書点の満点450点の学校 満点500点の学校
27(オール3) 270点 300点
36(オール4) 360点 400点
40 400点 約444.4点
45(オール5) 450点 500点

よくあるのは、2学期の通知表が9教科とも4だった夜の食卓という場面です。みそ汁が冷めていくのも構わず、父親が通知表の4を指で数え、「9つで36か」とつぶやきます。息子は箸を置いて「それで推薦、いけるの」と聞き返します。母親はスマホで「オール4 都立 推薦」と打ち、出てくる学校名と数字を見比べては首をかしげます。その数字が推薦の点なのか、一般入試の目安なのか、画面からは見分けがつきません。36が何点になり、残りの何点をどこで取るのか。食卓に要るのは、その足し算の続きです。

素内申36を調査書点に直す—9教科を同じ重さで数える式

都教委の令和9年度の実施要綱では、推薦の調査書点は9教科の評定と全27観点の観点別学習状況の評価のどちらか一方から出します。評定を使う学校は、特定の教科に比重をかけません。数学の4も音楽の4も、同じ重さの4です。だから計算は短くすみます。9教科の評定を足して、その学校の調査書点の満点を掛け、45で割るだけです。45は、9教科がすべて5だったときの合計です。

図1は、オール3の27、オール4の36、5が4つと4が5つで40になる通知表の3つを、調査書点の満点が450点の学校と500点の学校の例で点に直したものです。

図1 素内申27・36・40を満点450点と500点の学校の調査書点に直した比べ

図1のように、満点450点の学校では評定の合計1つが10点に当たり、27は270点、36は360点、40は400点になります。満点500点の学校では1つが約11.1点で、27は300点、36は400点、40は約444.4点です。推薦の式の端数の扱いは都の公表に無いので、小数点以下は学校の計算に従うと考えてください(一般入試の調査書点は、募集案内のQ&Aの計算例で小数点以下を切り捨てています)。

並べてみると、差の大きさが見えてきます。オール4と素内申40の差は、満点450点の学校で40点、500点の学校で約44.4点です。オール3とオール4の差は、90点と100点に開きます。満点の大きい学校ほど、通知表の同じ差が大きな点の差になって、検査の日まで持ち越されます。

ただし、蒲田・足立東・東村山・秋留台・中野工科・練馬工科・大田桜台の7校は、評定ではなく観点別評価から調査書点を出します。この7校には、素内申36という数え方そのものが当てはまりません。また、一般入試では学力検査をしない実技4教科の評定を2倍に数えるので、同じオール4が換算内申では52になります。推薦の36と一般の52は、同じ通知表を別の物差しで測った数字です。

内申の差は、面接と作文の得点率で何ポイントか

推薦の総合成績は、調査書点に、個人面接(集団討論のある学校は討論も含む)と、小論文か作文などの検査の点を足したものです。面接や作文の点は、各校が基準を決めて点にします。令和9年度の別表では、普通科の多くの学校で、調査書点が総合成績の満点のちょうど半分です。残りの半分を、面接と作文で取り合うことになります。

たとえば、調査書点450点・面接260点・作文190点、総合900点の学校で考えます。素内申40の人は調査書点400点、オール4の人は360点で、40点の差を背負って検査の日を迎えます。素内申40の人が面接と作文でそれぞれ満点の7割を取ると、面接182点・作文133点で、総合は715点です。オール4の人がそれぞれ8割を取ると、面接208点・作文152点で、総合は720点。2人の順位は入れかわります。

図2 総合900点の学校で内申40の人にオール4の人が面接と作文で追いつく例

図2のように、調査書点の40点の差は、面接と作文の満点450点の約8.9%に当たります。得点率で約8.9ポイント上回れば並び、それより上なら追い越せる計算です。調査書点が総合の半分の学校なら、満点が450点でも500点でも、評定1つの差は得点率で約2.2ポイントになります。45で割った1つ分が、そのまま面接と作文の満点に対する割合になるからです。

同じ物差しで、オール5の人と比べてみます。差は評定9つ分で、得点率では20ポイントです。上の学校でオール5の人が面接と作文で6割ずつ取ると、総合は720点。8割を取ったオール4の人と同じ点に並びます。同点のときは、自己PRカードなどの資料を使って順位が並ばないようにすると要綱が定めています。自己PRカードそのものは点になりませんが、こういう場面で読まれる紙でもあります。

調査書点が半分でない学校では、2.2ポイントという数が変わります。評定の差を調査書点の差に直し、面接と作文などの満点の合計で割れば、その学校での重さが出ます。集団討論のある学校では、別表で面接と討論が一つの満点として書かれているので、その数を面接の満点として使います。

推薦の倍率が高いと、オール4の席はどう動くか

都の要綱には、内申がいくつなら推薦に合格という線の定めがありません。都の要綱は、推薦で取る人数に相当する人を、総合成績の順に合格候補者として決めると定めています。線はその年に出願した人たちの点の並びで決まり、毎年動きます。

たとえば推薦で取る人数が28人の学校に84人が出願すると、応募倍率は3.0倍です。全員が受検すれば、合格するのは総合成績の上から28番目までで、56人は不合格になります。倍率が高いとは、1つの席に並ぶ人が多いということです。並ぶ人が増えれば、オール4の人が追い越さなければならない相手も増えるかもしれません。

ただ、追い越す計算そのものは変わりません。素内申40の人が何人並んでいても、その一人ずつに対して得点率で約8.9ポイント上回れば並びます。相手がオール5なら20ポイントが要る、というだけです。向きを逆にしても同じで、オール5の人でも面接と作文の得点率が低ければ追い越されます。倍率の高い推薦では、内申の高い人にとっても、それだけで安全と言える数字はありません。

推薦で取る人数は別表の推薦枠の割合から決まり、学年制の普通科は20%の学校が大半です。文化・スポーツ等特別推薦のある学校では、その合格候補者を引いた残りが一般推薦の人数になるので、一般推薦の席は推薦で取る人数より少なくなります。

学校ごとの合格ラインは、ここには書きません。塾の都立高校の入試の一覧に載せている内申の目安は、偏差値から塾が割り出した参考値で、推薦の合格ラインとは別のものです。倍率の数字は、自分の内申の数ではなく、差を得点率に直した数字と並べて読んでください。

オール3や内申が足りないとき、推薦を受けるか一般に絞るか

同じ通知表でも、推薦と一般入試では内申の重さが違います。図3は、総合900点で調査書点450点の推薦の例と、一般入試の1020点とで、調査書点が全体のどれだけを占めるかを比べたものです。

図3 推薦の例と一般入試で総合点に占める調査書点の割合の比べ

図3のように、推薦の例では調査書点が半分を占め、一般入試では1020点のうち300点で約29%です。一般入試の第一次募集は、学力検査の5教科500点を700点に換算し、調査書点300点と、令和8年度に行われる ESAT-J の結果の20点を足します。推薦では、ESAT-J の結果を点にしません。

オール3とオール4の差で比べると、違いがはっきりします。推薦の例の学校では差が90点で、総合900点の1割です。一般入試では換算内申が39と52になり、300点に換算すると180点と240点、差は60点で、1020点の約5.9%にとどまります。学力検査の素点に直せば約42.9点、5教科に分ければ1教科あたり約8.6点です。同じ評定の差でも、一般入試のほうが当日の点で取り返す道が広く開いています。

それでも、推薦を受ける意味は消えません。推薦に落ちても、第一次募集には出願できます。推薦の検査は1月26日(火)・27日(水)で、27日から2月21日(日)の学力検査までは25日あります。受けるかどうかの分かれ目は内申の数ではなく、差を得点率に直した数字が、練習で届く範囲にあるかどうかです。比べたい相手の内申との差が評定4つなら約8.9ポイント、9つなら20ポイント。時間を計って書いた作文と、録音した面接の受け答えに、家族以外の人が満点の何割を付けるかで、その距離は見積もれます。

気をつけたいことが二つあります。一つは、推薦は第1志望の学校に出すもので、合格すれば入学確約書を出し、第一次募集には出せないことです。中学校長の推薦も要るので、校内の手続きと時期は担任に確かめておきます。もう一つは時間の配分です。1月に作文と面接の準備へ回す時間は、学力検査の5教科から借りる時間でもあります。推薦を受けると決めたら、どの教科の何をどれだけ減らすかを、12月のうちに紙に書いておくと迷いません。

よくある質問

5と3が混ざった素内申36も、オール4と同じ点になりますか

評定を使う推薦なら同じ点です。9教科を同じ重さで足すので、どの教科に5があっても、合計が36なら調査書点は変わりません。違いが出るのは一般入試です。たとえば国数英社理が3・3・4・4・4で実技4教科が5・5・4・4なら、換算内申は54です。国数英社理が5・5・4・4・4で実技が3・3・4・4なら50になり、300点への換算では約249.2点と約230.8点に分かれます。推薦と一般の両方を考えるなら、2つの数字を並べて持っておきます。

素内申が33だと、オール4の人とどれくらい差がつきますか

たとえば調査書点の満点が360点で、総合成績がその2倍の720点の学校なら、33は264点、36は288点で、差は24点です。面接と作文などの満点360点に対して、約6.7ポイントになります。調査書点が総合の半分の学校なら、満点の大きさが違っても、評定3つ分の差はいつも約6.7ポイントです。

3学期に評定が上がれば、推薦の調査書点も上がりますか

上がりません。調査書に載る評定は、中3の12月31日現在のものです。3学期制の中学校は1学期と2学期の成績を十分に参考にしてこの評定を付けるので、2学期の通知表が手がかりになります。通知表と調査書の評定がそろうかどうかは、中学校に確かめてください。

面接と作文のどちらで差をつければよいですか

満点の大きいほうから考えます。たとえば面接330点・作文170点の学校なら、面接の1割は33点、作文の1割は17点です。同じ1割を上げる手間なら、配点の大きいほうが総合成績を大きく動かします。ただし作文や小論文は、時間内に書き切れないと点が大きく崩れることがあるので、まず最後まで書き切る練習を済ませてから、配点の重いほうへ時間を寄せます。

確かめる順番

今週、家で確かめることを順に並べます。上から順に進めれば、三者面談で聞くことが1枚の紙にまとまります。

  1. 2学期の通知表の9教科を足して素内申を出し、実技4教科を2倍にした換算内申も横に書く。
  2. 志望校の推薦の満点を、都教委の実施要綱の別表(入試実施方法一覧)か学校説明会の資料で見て、調査書点、面接(討論を含むか)、作文か小論文の満点を書き写す。
  3. 自分の調査書点を式で出し、比べたい内申との差を調査書点の差に直して、面接と作文などの満点の合計で割る。これが追いつくのに要る得点率のポイントです。
  4. 担任か進路の先生に、校内で推薦を受ける手続きと締切を聞く。校内の目安があるかどうかも中学校ごとに違います。
  5. 作文を1本、志望校の検査の時間どおりに書き、面接の受け答えを録音して、家族以外の人に満点の何割かを付けてもらう。
  6. 一般入試の調査書点(換算内申×300÷65)も出し、同じ差が推薦と一般でどれだけの重さになるかを見比べる。

個別指導で確かめること

面談では、素内申の差を得点率に直した数字を最初に机へ置きます。そのうえで作文は、段落の組み立てと、問いに答えた一文が最初の段落にあるかまで戻って読み直します。面接は志望理由を短く言い切れるかを録音で確かめ、言いよどんだ所から自己PRカードの下書きに戻ります。推薦と並行して、学力検査の5教科のうちどの教科で何点を取りにいくかも、同じ紙に書き込みます。

まとめ

素内申36は、満点450点の学校で360点、500点の学校で400点という、検査の日の出発点です。そこから先の順位は、面接と作文の得点率が動かします。食卓で足し算を終えたら、次に書く一行は、差を得点率に直した数字です。9つの4が決めたのは、検査の日に立つ位置であって、ゴールの位置ではありません。

内申が足りない?上等だ、ひっくり返そう。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

まず15分だけ電話で話したい方は、無料電話相談(15分)から。塾からお電話を差し上げます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828電話 LINE チャット
で質問